JPH07286752A - 3方向ダンパ - Google Patents
3方向ダンパInfo
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- JPH07286752A JPH07286752A JP7885794A JP7885794A JPH07286752A JP H07286752 A JPH07286752 A JP H07286752A JP 7885794 A JP7885794 A JP 7885794A JP 7885794 A JP7885794 A JP 7885794A JP H07286752 A JPH07286752 A JP H07286752A
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- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 14
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Air-Flow Control Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 一方向に配列されたダクトと、これに直角な
他方向ダクトの三叉連通部に設けられる3方向ダンパで
あり、気流を円滑、均等に流通して管路効率の向上を図
ると共にダンパ弁の切換回動負荷を低減する。 【構成】 ダンパ弁Vは、主ベーン14と補助ベーン1
5とを備え、主ベーン14は通気口3〜5の、ダンパ軸
11と直交する方向の幅D1 と同一寸法の曲率半径R1
をもつ湾曲面に形成され、また補助ベーン15は主ベー
ン14と同心でそれよりも小さい曲率半径R2 をもつ湾
曲面に形成され、両ベーン14,15はダンパ軸11を
隔てて対向している。
他方向ダクトの三叉連通部に設けられる3方向ダンパで
あり、気流を円滑、均等に流通して管路効率の向上を図
ると共にダンパ弁の切換回動負荷を低減する。 【構成】 ダンパ弁Vは、主ベーン14と補助ベーン1
5とを備え、主ベーン14は通気口3〜5の、ダンパ軸
11と直交する方向の幅D1 と同一寸法の曲率半径R1
をもつ湾曲面に形成され、また補助ベーン15は主ベー
ン14と同心でそれよりも小さい曲率半径R2 をもつ湾
曲面に形成され、両ベーン14,15はダンパ軸11を
隔てて対向している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内空調、排煙用等に
使用される3方向ダンパに関するものである。
使用される3方向ダンパに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に建物において、空調、排煙等に使
用されるダクト配管中、一方向に延び一方向ダクトと、
他方向に延びる他方向ダクトの三叉連通部に、3方向ダ
ンパを設け、この3方向ダンパの切換制御により他方向
ダクトを、一方向ダクトの一方あるいは他方に切換連通
させるようにしている。
用されるダクト配管中、一方向に延び一方向ダクトと、
他方向に延びる他方向ダクトの三叉連通部に、3方向ダ
ンパを設け、この3方向ダンパの切換制御により他方向
ダクトを、一方向ダクトの一方あるいは他方に切換連通
させるようにしている。
【0003】ところで従来の3方向ダンパは、図6に示
すように、そのダンパケーシング01の一方向にのびる
第1、第2ダクト019,020と、これらに鉛直な他
方向にのびる第3ダクト021の三叉連通部に接続さ
れ、そのダンパケーシング01の中央部に軸支されるダ
ンパ軸011に板状のダンパ弁V′が取付けられ、ダン
パ軸011の回転制御により、図6実線あるいは鎖線に
示すように第3ダクト021を、第1ダクト019ある
いは第2ダクト020に選択的に切換連通するようにし
たものが良く知られている。
すように、そのダンパケーシング01の一方向にのびる
第1、第2ダクト019,020と、これらに鉛直な他
方向にのびる第3ダクト021の三叉連通部に接続さ
れ、そのダンパケーシング01の中央部に軸支されるダ
ンパ軸011に板状のダンパ弁V′が取付けられ、ダン
パ軸011の回転制御により、図6実線あるいは鎖線に
示すように第3ダクト021を、第1ダクト019ある
いは第2ダクト020に選択的に切換連通するようにし
たものが良く知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来の3方向
ダンパでは、ダンパ弁V′が一枚の平坦な板材により形
成されているため、図6において第3ダクト021を第
1ダクト019あるいは第2ダクト020に連通すべ
く、ダンパ弁V′を実線あるいは鎖線位置に切換えたと
き、ダンパケーシング01内の流路断面積が第1〜3ダ
クトの流路断面積に比べて小さくなり、3方向ダンパを
流れる気流の流路抵抗が増して圧力損失が大きくなり、
その結果管路効率の低下を招くという課題があった。
ダンパでは、ダンパ弁V′が一枚の平坦な板材により形
成されているため、図6において第3ダクト021を第
1ダクト019あるいは第2ダクト020に連通すべ
く、ダンパ弁V′を実線あるいは鎖線位置に切換えたと
き、ダンパケーシング01内の流路断面積が第1〜3ダ
クトの流路断面積に比べて小さくなり、3方向ダンパを
流れる気流の流路抵抗が増して圧力損失が大きくなり、
その結果管路効率の低下を招くという課題があった。
【0005】またかかる欠点を解消すべく、ダンパケー
シング内の流路の断面積が、ダクト内の流路断面積より
小さくならないように、ダンパ軸と直交する方向の断面
形状を図6点線にて示すように湾曲状に形成したダンパ
弁V″が提案されているが、このものではダンパケーシ
ング内を流れるエア流量は、部分的な粗密により、速度
差や乱流を生じて均等な流れが生じにくく、必ずしも満
足な結果が得られるものではないという別の課題があ
る。
シング内の流路の断面積が、ダクト内の流路断面積より
小さくならないように、ダンパ軸と直交する方向の断面
形状を図6点線にて示すように湾曲状に形成したダンパ
弁V″が提案されているが、このものではダンパケーシ
ング内を流れるエア流量は、部分的な粗密により、速度
差や乱流を生じて均等な流れが生じにくく、必ずしも満
足な結果が得られるものではないという別の課題があ
る。
【0006】本発明はかかる実情に鑑みてなされたもの
で、前記課題を解決し、管路効率のきわめて良い、新規
な3方向ダンパを提供することを目的とするものであ
る。
で、前記課題を解決し、管路効率のきわめて良い、新規
な3方向ダンパを提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のため、本
発明の特徴とするところは、同一軸線上に配列される第
1、第2ダクトおよびそれらと略直角に配設される第3
ダクトとの三叉連通部に配設される3方向ダンパであっ
て、両端に前記第1、第2ダクトを、一側面に第3ダク
トをそれぞれ連通する、第1〜3通気口を開口した、角
筒状のダンパケーシングと、該ダンパケーシングに、そ
の中心軸線と直交して回転自在に支持されるダンパ軸
と、該ダンパ軸を回転駆動する駆動手段と、前記ダンパ
ケーシング内に配設されて前記ダンパ軸に取付けられる
ダンパ弁とを備え、前記ダンパ弁は、一体回動可能に連
結される主ベーンおよび補助ベーンよりなり、前記主ベ
ーンは、前記第1〜3通気口のダンパ軸と直交する方向
の幅と略同一寸法の曲率半径をもつ湾曲面に形成され、
また前記補助ベーンは前記主ベーンと同心でそれよりも
小さい曲率半径をもつ湾曲面に形成され、それら両ベー
ンは前記ダンパ軸を隔てて対設される。
発明の特徴とするところは、同一軸線上に配列される第
1、第2ダクトおよびそれらと略直角に配設される第3
ダクトとの三叉連通部に配設される3方向ダンパであっ
て、両端に前記第1、第2ダクトを、一側面に第3ダク
トをそれぞれ連通する、第1〜3通気口を開口した、角
筒状のダンパケーシングと、該ダンパケーシングに、そ
の中心軸線と直交して回転自在に支持されるダンパ軸
と、該ダンパ軸を回転駆動する駆動手段と、前記ダンパ
ケーシング内に配設されて前記ダンパ軸に取付けられる
ダンパ弁とを備え、前記ダンパ弁は、一体回動可能に連
結される主ベーンおよび補助ベーンよりなり、前記主ベ
ーンは、前記第1〜3通気口のダンパ軸と直交する方向
の幅と略同一寸法の曲率半径をもつ湾曲面に形成され、
また前記補助ベーンは前記主ベーンと同心でそれよりも
小さい曲率半径をもつ湾曲面に形成され、それら両ベー
ンは前記ダンパ軸を隔てて対設される。
【0008】
【実施例】以下、図1〜5を参照して本発明の第一実施
例について説明する。
例について説明する。
【0009】図1は、3方向ダンパの全体斜視図、図2
は、図1の2線矢視正面図、図3は、図2の3−3線に
沿う断面図、図4は、ダンパ弁の全体斜視図、図5は、
3方向ダンパの使用例を示す概略系統図である。
は、図1の2線矢視正面図、図3は、図2の3−3線に
沿う断面図、図4は、ダンパ弁の全体斜視図、図5は、
3方向ダンパの使用例を示す概略系統図である。
【0010】3方向ダンパDのダンパケーシング1は鋼
板等の金属板により角筒状に形成され、その内部に通気
路2が形成される。ダンパケーシング1の一方向両端面
には、第1、第2通気口3,4が開口され、さらに前記
一方向と直角な他方向の一端面には、第3通気口5が開
口され、それら第1,2および3通気口3,4および5
は、縦,横長さの等しい同一開口面積に形成され、それ
らの外周に外向きの接続フランジ6,7および8が一体
に形成され、それらにはそれぞれ複数の取付孔9…が開
口される。また第1〜3通気口3〜5にはそれぞれ複数
のガイド板10…が設けられる。
板等の金属板により角筒状に形成され、その内部に通気
路2が形成される。ダンパケーシング1の一方向両端面
には、第1、第2通気口3,4が開口され、さらに前記
一方向と直角な他方向の一端面には、第3通気口5が開
口され、それら第1,2および3通気口3,4および5
は、縦,横長さの等しい同一開口面積に形成され、それ
らの外周に外向きの接続フランジ6,7および8が一体
に形成され、それらにはそれぞれ複数の取付孔9…が開
口される。また第1〜3通気口3〜5にはそれぞれ複数
のガイド板10…が設けられる。
【0011】前記ダンパケーシング1の中央には、その
前後方向の中心軸線L1 −L1 と直交してダンパ軸11
が回転自在に支持されており、このダンパ軸11は、そ
の一端に前記ダンパケーシング1の一側外面に支持され
る電気モータ等の駆動手段12に連結され、この駆動手
段12の回転駆動により正逆回転される。ダンパ軸11
にはダンパケーシング1内に収容されるダンパ弁Vが固
着される。このダンパ弁Vは、同心状に湾曲する、主ベ
ーン14および補助ベーン15を備えており、前記主ベ
ーン14は前記第1〜3通気口3〜5の縦幅、すなわち
ダンパ軸11と直交する方向の幅D1 と略等しい曲率半
径R1 の湾曲面に形成され、かつその横幅、すなわちダ
ンパ軸11方向の幅D2 は、前記第1〜3通気口3〜5
の横幅と略等しい長さに形成されており、また前記補助
ベーン15は、前記主ベーン14と同心でそれよりも小
さい曲率半径R2 をもち、その主ベーン14の横幅と同
じ幅に形成されており、それら両ベーン14,15はダ
ンパ軸11を隔てて対設され、それらの左右両端は扇形
状の左、右端壁16,17により一体に連結されてい
る。そしてこのダンパ弁Vが図1,3実線に示すように
回動されるとき、前記第1通気口3と第3通気口5とが
連通され、またそれが図3鎖線位置に回動されるとき、
前記第2通気口4と第3通気口5とが連通されるように
なっている。
前後方向の中心軸線L1 −L1 と直交してダンパ軸11
が回転自在に支持されており、このダンパ軸11は、そ
の一端に前記ダンパケーシング1の一側外面に支持され
る電気モータ等の駆動手段12に連結され、この駆動手
段12の回転駆動により正逆回転される。ダンパ軸11
にはダンパケーシング1内に収容されるダンパ弁Vが固
着される。このダンパ弁Vは、同心状に湾曲する、主ベ
ーン14および補助ベーン15を備えており、前記主ベ
ーン14は前記第1〜3通気口3〜5の縦幅、すなわち
ダンパ軸11と直交する方向の幅D1 と略等しい曲率半
径R1 の湾曲面に形成され、かつその横幅、すなわちダ
ンパ軸11方向の幅D2 は、前記第1〜3通気口3〜5
の横幅と略等しい長さに形成されており、また前記補助
ベーン15は、前記主ベーン14と同心でそれよりも小
さい曲率半径R2 をもち、その主ベーン14の横幅と同
じ幅に形成されており、それら両ベーン14,15はダ
ンパ軸11を隔てて対設され、それらの左右両端は扇形
状の左、右端壁16,17により一体に連結されてい
る。そしてこのダンパ弁Vが図1,3実線に示すように
回動されるとき、前記第1通気口3と第3通気口5とが
連通され、またそれが図3鎖線位置に回動されるとき、
前記第2通気口4と第3通気口5とが連通されるように
なっている。
【0012】ダンパケーシング1の第1、第2通気口
3,4を開口した前、後方向の両端には、それぞれ第
1、第2ダクト19,20の一端が連通接続される。す
なわちダンパケーシング1の接続フランジ6が第1ダク
ト19の接続フランジ22に、またその接続フランジ7
が第2ダクト20の接続フランジ23にそれぞれ連結ボ
ルト25を介して連結される。またダンパケーシング1
の他方向の通気口5には、第3ダクト21の一端が連通
接続される。すなわちダンパケーシング1の接続フラン
ジ8が第3ダクト21の接続フランジ24に連結ボルト
25を介して連結される。
3,4を開口した前、後方向の両端には、それぞれ第
1、第2ダクト19,20の一端が連通接続される。す
なわちダンパケーシング1の接続フランジ6が第1ダク
ト19の接続フランジ22に、またその接続フランジ7
が第2ダクト20の接続フランジ23にそれぞれ連結ボ
ルト25を介して連結される。またダンパケーシング1
の他方向の通気口5には、第3ダクト21の一端が連通
接続される。すなわちダンパケーシング1の接続フラン
ジ8が第3ダクト21の接続フランジ24に連結ボルト
25を介して連結される。
【0013】次にこの実施例の作用について説明する
と、いま駆動手段12の駆動により図1,3実線位置に
ダンパ弁Vを切換回動すれば、気流は図3矢印Aあるい
はA′に示すように第1、第3ダクト19,21間を、
ダンパケーシング1の通気路2を通って流れ、また図3
鎖線位置に示すようにダンパ弁Vを切換回動すれば、気
流は図3矢印BあるいはB′に示すように、第2、第3
ダクト20,21間を通気路2を通って流れる。
と、いま駆動手段12の駆動により図1,3実線位置に
ダンパ弁Vを切換回動すれば、気流は図3矢印Aあるい
はA′に示すように第1、第3ダクト19,21間を、
ダンパケーシング1の通気路2を通って流れ、また図3
鎖線位置に示すようにダンパ弁Vを切換回動すれば、気
流は図3矢印BあるいはB′に示すように、第2、第3
ダクト20,21間を通気路2を通って流れる。
【0014】ところでダンパ弁Vは、前述したようにダ
ンパ軸11の回転方向に沿う円弧状の主ベーン14およ
び補助ベーン15を備えているので、ダンパケーシング
1内を流れる気流は、それらのベーン14,15にガイ
ドされてダンパ弁Vにより囲まれる通気路2の全域にわ
たって均等に連続的に流れる。しかも主ベーン14と補
助ベーン15とはダンパ軸11を隔てて対設されている
ことにより、ダンパ弁全体の重心をダンパ軸11の中心
に可及的に近づけることができ、ダンパ弁Vの回転負
荷、特にその起動時の回転負荷を低減することができる
とともにダンパ弁V、ダンパ軸11の偏摩耗を防止する
ことができる。
ンパ軸11の回転方向に沿う円弧状の主ベーン14およ
び補助ベーン15を備えているので、ダンパケーシング
1内を流れる気流は、それらのベーン14,15にガイ
ドされてダンパ弁Vにより囲まれる通気路2の全域にわ
たって均等に連続的に流れる。しかも主ベーン14と補
助ベーン15とはダンパ軸11を隔てて対設されている
ことにより、ダンパ弁全体の重心をダンパ軸11の中心
に可及的に近づけることができ、ダンパ弁Vの回転負
荷、特にその起動時の回転負荷を低減することができる
とともにダンパ弁V、ダンパ軸11の偏摩耗を防止する
ことができる。
【0015】ところでもし図6点線に示すような一枚の
湾曲したベーンよりなるダンパ弁V″の場合を想定する
と、ダンパケーシング1内に流入した気流はそのダンパ
弁V″の湾曲面に直接当り、該ベーンの内面に沿って流
れるエアの風量が多くなり、しかも風速が速くなるのに
対しその単一のベーンから遠ざかる、ダクトのコーナ部
近傍を流れるエアの風量が少なく、しかもその風速が遅
くなり、その結果ダンパケーシング内を流れる気流は単
一のベーン側に偏って流れて不均等になるばかりでなく
乱流を生起して、圧力損失を増大させ、管路効率の低下
を招き、さらに単一のベーンの重心とダンパ軸の回転中
心の偏りによりベーンの回転負荷を増大させ、ダンパ弁
の回転部を偏摩耗させるという不都合を生じるが、前記
実施例のものでは、前述したようにダンパ弁Vは主ベー
ン14と補助ベーン15とを備えていることにより、気
流の風量は主ベーン14と補助ベーン15との協働によ
り均等化されて通気路2内を層流をなして円滑に流れて
圧力損失を低減し、管路効率の大幅な向上を図ることが
でき、しかもダンパ弁の回転負荷、その回転部の偏摩耗
を低減することができる。
湾曲したベーンよりなるダンパ弁V″の場合を想定する
と、ダンパケーシング1内に流入した気流はそのダンパ
弁V″の湾曲面に直接当り、該ベーンの内面に沿って流
れるエアの風量が多くなり、しかも風速が速くなるのに
対しその単一のベーンから遠ざかる、ダクトのコーナ部
近傍を流れるエアの風量が少なく、しかもその風速が遅
くなり、その結果ダンパケーシング内を流れる気流は単
一のベーン側に偏って流れて不均等になるばかりでなく
乱流を生起して、圧力損失を増大させ、管路効率の低下
を招き、さらに単一のベーンの重心とダンパ軸の回転中
心の偏りによりベーンの回転負荷を増大させ、ダンパ弁
の回転部を偏摩耗させるという不都合を生じるが、前記
実施例のものでは、前述したようにダンパ弁Vは主ベー
ン14と補助ベーン15とを備えていることにより、気
流の風量は主ベーン14と補助ベーン15との協働によ
り均等化されて通気路2内を層流をなして円滑に流れて
圧力損失を低減し、管路効率の大幅な向上を図ることが
でき、しかもダンパ弁の回転負荷、その回転部の偏摩耗
を低減することができる。
【0016】図5には、本発明3方向ダンパDを、建物
における空調配管のペリメータ部27の夏季と冬季の気
流の切換に用いた場合の使用例が示されており、建物の
天井空間28には、一方向の第1,第2ダクト19,2
0およびこれと略直角な他方向の第3ダクト21の三叉
連通部に、本発明3方向ダンパDが配設される。第1ダ
クト19は居住空間29のペリメータ部27の上部吸込
口30に開口され、また第2ダクト20はそのペリメー
タ部27の下部吸込口31に開口され、さらに第3ダク
ト21は、その途中に排気送風機32を介在して図示し
ない空調機等に接続される。
における空調配管のペリメータ部27の夏季と冬季の気
流の切換に用いた場合の使用例が示されており、建物の
天井空間28には、一方向の第1,第2ダクト19,2
0およびこれと略直角な他方向の第3ダクト21の三叉
連通部に、本発明3方向ダンパDが配設される。第1ダ
クト19は居住空間29のペリメータ部27の上部吸込
口30に開口され、また第2ダクト20はそのペリメー
タ部27の下部吸込口31に開口され、さらに第3ダク
ト21は、その途中に排気送風機32を介在して図示し
ない空調機等に接続される。
【0017】3方向ダンパDのダンパ弁Vを図3実線位
置に示すように時計方向に切換回動することにより、居
住空間29のペリメータ部27の気流は上部吸込口30
より第1ダクト19を通って第3ダクト21へと吸引さ
れ、また前記ダンパ弁Vを図5鎖線位置に示すように反
時計方向に切換回動することにより、居住空間29のペ
リメータ部27の気流は下部吸込口31より第2ダクト
20を通って第3ダクト21へと吸引することができ
る。
置に示すように時計方向に切換回動することにより、居
住空間29のペリメータ部27の気流は上部吸込口30
より第1ダクト19を通って第3ダクト21へと吸引さ
れ、また前記ダンパ弁Vを図5鎖線位置に示すように反
時計方向に切換回動することにより、居住空間29のペ
リメータ部27の気流は下部吸込口31より第2ダクト
20を通って第3ダクト21へと吸引することができ
る。
【0018】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明
の範囲内で種々の実施例が可能である。たとえば主ベー
ンおよび補助ベーンは、左右の端壁により連結している
が、それらを連結ロッド等の他の連結部材により連結し
てもよく、またそれらのベーンは連続した滑らかな円弧
面に形成されているが、これらを不連続な多角湾曲面に
形成してもよい。
が、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明
の範囲内で種々の実施例が可能である。たとえば主ベー
ンおよび補助ベーンは、左右の端壁により連結している
が、それらを連結ロッド等の他の連結部材により連結し
てもよく、またそれらのベーンは連続した滑らかな円弧
面に形成されているが、これらを不連続な多角湾曲面に
形成してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば3方向ダン
パにおいて、両端に第1、第2ダクトを、一側面に第3
ダクトをそれぞれ連通する、第1〜3通気口を開口し
た、角筒状のダンパケーシングと、該ダンパケーシング
に、その中心軸線と直交して回転自在に支持されるダン
パ軸と、該ダンパ軸を回転駆動する駆動手段と、前記ダ
ンパケーシング内に配設されて前記ダンパ軸に取付けら
れるダンパ弁とを備え、前記ダンパ弁は、一体回動可能
に連結される主ベーンおよび補助ベーンよりなり、前記
主ベーンは、前記第1〜3通気口のダンパ軸と直交する
方向の幅と略同一寸法の曲率半径をもつ湾曲面に形成さ
れ、また前記補助ベーンは前記主ベーンと同心でそれよ
りも小さい曲率半径をもつ湾曲面に形成され、それら両
ベーンは前記ダンパ軸を隔てて対設されるので、ダンパ
弁により画成される通気路の全域にわたって気流を抵抗
少なく均等に流通させることができ、圧力損失を低減し
て管路効率を大幅に向上することができ、またダンパ弁
は回動負荷を少なくして円滑軽快に切換回動させること
ができ、さらにその回転部の偏摩耗を低減することがで
きる。
パにおいて、両端に第1、第2ダクトを、一側面に第3
ダクトをそれぞれ連通する、第1〜3通気口を開口し
た、角筒状のダンパケーシングと、該ダンパケーシング
に、その中心軸線と直交して回転自在に支持されるダン
パ軸と、該ダンパ軸を回転駆動する駆動手段と、前記ダ
ンパケーシング内に配設されて前記ダンパ軸に取付けら
れるダンパ弁とを備え、前記ダンパ弁は、一体回動可能
に連結される主ベーンおよび補助ベーンよりなり、前記
主ベーンは、前記第1〜3通気口のダンパ軸と直交する
方向の幅と略同一寸法の曲率半径をもつ湾曲面に形成さ
れ、また前記補助ベーンは前記主ベーンと同心でそれよ
りも小さい曲率半径をもつ湾曲面に形成され、それら両
ベーンは前記ダンパ軸を隔てて対設されるので、ダンパ
弁により画成される通気路の全域にわたって気流を抵抗
少なく均等に流通させることができ、圧力損失を低減し
て管路効率を大幅に向上することができ、またダンパ弁
は回動負荷を少なくして円滑軽快に切換回動させること
ができ、さらにその回転部の偏摩耗を低減することがで
きる。
【図1】3方向ダンパの全体斜視図
【図2】図1の2−2線矢視正面図
【図3】図2の3−3線に沿う断面図
【図4】ダンパ弁の全体斜視図
【図5】3方向ダンパの使用例を示す概略系統図
【図6】従来のダンパ弁の概略図
1・・・・・ダンパケーシング 3・・・・・第1通気口 4・・・・・第2通気口 5・・・・・第3通気口 11・・・・ダンパ軸 12・・・・駆動手段 14・・・・主ベーン 15・・・・補助ベーン 19・・・・第1ダクト 20・・・・第2ダクト 21・・・・第3ダクト D1 ・・・・幅(第1〜3通気口のダンパ軸と直交する
方向の) R1 ・・・・曲率半径(主ベーンの) R2 ・・・・曲率半径(補助ベーンの)
方向の) R1 ・・・・曲率半径(主ベーンの) R2 ・・・・曲率半径(補助ベーンの)
Claims (1)
- 【請求項1】 同一軸線上に配列される第1、第2ダク
ト(19,20)およびそれらと略直角に配設される第
3ダクト(21)との三叉連通部に配設される3方向ダ
ンパであって、 両端に前記第1、第2ダクト(19,20)を、一側面
に第3ダクト(21)をそれぞれ連通する、第1〜3通
気口(3,4,5)を開口した、角筒状のダンパケーシ
ング(1)と、 該ダンパケーシング(1)に、その中心軸線(L1 −L
1 )と直交して回転自在に支持されるダンパ軸(11)
と、 該ダンパ軸(11)を回転駆動する駆動手段(12)
と、 前記ダンパケーシング(1)内に配設されて前記ダンパ
軸(11)に取付けられるダンパ弁(V)と、 を備え、前記ダンパ弁(V)は、一体回動可能に連結さ
れる主ベーン(14)および補助ベーン(15)よりな
り、前記主ベーン(14)は、前記第1〜第3通気口
(3,4,5)のダンパ軸(11)と直交する方向の幅
(D1 )と略同一寸法の曲率半径(R1 )をもつ湾曲面
に形成され、また前記補助ベーン(15)は前記主ベー
ン(14)と同心でそれよりも小さい曲率半径(R2 )
をもつ湾曲面に形成され、それら両ベーン(14,1
5)は前記ダンパ軸(11)を隔てて対設されることを
特徴とする、3方向ダンパ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7885794A JPH07286752A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | 3方向ダンパ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7885794A JPH07286752A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | 3方向ダンパ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07286752A true JPH07286752A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=13673505
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7885794A Pending JPH07286752A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | 3方向ダンパ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07286752A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113915378A (zh) * | 2020-07-10 | 2022-01-11 | 汤钰婷 | 通道切换阀 |
-
1994
- 1994-04-18 JP JP7885794A patent/JPH07286752A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113915378A (zh) * | 2020-07-10 | 2022-01-11 | 汤钰婷 | 通道切换阀 |
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