JPH07287174A - 携帯用双眼鏡 - Google Patents

携帯用双眼鏡

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Publication number
JPH07287174A
JPH07287174A JP10476794A JP10476794A JPH07287174A JP H07287174 A JPH07287174 A JP H07287174A JP 10476794 A JP10476794 A JP 10476794A JP 10476794 A JP10476794 A JP 10476794A JP H07287174 A JPH07287174 A JP H07287174A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
inner frame
outer frame
frame
image forming
Prior art date
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Pending
Application number
JP10476794A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Katagiri
徹 片桐
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Nippon Steel Texeng Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nisshin Koki Co Ltd filed Critical Nisshin Koki Co Ltd
Priority to JP10476794A priority Critical patent/JPH07287174A/ja
Publication of JPH07287174A publication Critical patent/JPH07287174A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯用双眼鏡において、状況に応じて倍率を
選択して使用することのできる構造を得る。 【構成】 外枠1には対物レンズ3が装着され、内枠2
には接眼レンズ4が装着されている。外枠1と内枠2と
は相互に挿嵌した状態で引出し可能に取付けられてい
る。外枠1は、係合案内面上に形成された停止凹部14
c,14d,14e,14f,15c,15d,15
e,15fを有し、内枠2に形成された屈曲係合体40
と嵌合するようになっている。この嵌合により、外枠1
内に内枠2を最大限収納した状態(a)と、内枠2を最
大限に引き出した状態(b)と、中間引出し位置にある
状態(c)と、別の中間引出し位置にある状態(d)と
が規定される。接眼レンズ4を異なる焦点距離のものに
交換することにより、それぞれの状態(b)〜(d)に
おいて結像するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯用双眼鏡に係り、特
に、携帯時には外枠の内部に内枠を収納し、使用時には
外枠から内枠を引き出して光軸距離を確保するように構
成された双眼鏡の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の双眼鏡においては、ダハプリズム
やポロプリズムを使用した正立光学系を採用したもの
と、プリズム等を使用しないガリレオ式光学系を採用し
たものとがある。前者は比較的大型且つ高価な高倍率の
ものであり、後者は所謂オペラグラスと呼ばれ、倍率も
2〜3倍程度の低倍率で安価な携帯性の良いものが多
い。前者の双眼鏡においては、倍率を変えることのでき
るズーム式のものが一部製品化されているが、後者の低
倍率の携帯用双眼鏡で倍率を変えることのできるものは
製造されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常の人が双眼鏡を使
用する場面においては、上記オペラグラスの2〜3倍で
充分足りる場合と、これよりも多少倍率を上げて5〜7
倍程度で使用する場合がほとんどである。これ以上の倍
率は視野を狭くするために非常に使用しにくく、たとえ
ズーム式であっても、ズーム式にして得られる高倍率は
不要である場合が多い。上記正立光学系を採用する双眼
鏡では倍率を可変にすることはできるが、倍率自体が高
過ぎるか又はズーム式の採用によりさらに高価なものと
なってしまう。一方、ガリレオ式の双眼鏡においてズー
ム式を採用すると、製造コストが高まるとともに製品の
大型化を招き、携帯性も悪化するという問題点がある。
そこで本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであ
り、その課題は、使用状況に適合した倍率を選択できる
とともに、携帯性を損ねることのない双眼鏡を得ること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、対物レンズ及
び接眼レンズのいずれか一方を装備した外枠と対物レン
ズ及び接眼レンズの他方を装備した内枠とを有し、外枠
と内枠とを相互に挿嵌した状態でレンズの光軸方向に引
き出し可能に取付けた携帯用双眼鏡であって、対物レン
ズと接眼レンズの少なくとも一方を焦点距離の異なる他
の代替レンズと交換可能とする着脱自在構造を設けるも
のである。
【0005】この場合に、外枠と内枠とを相互に着脱自
在に構成し、外枠と内枠の少なくとも一方と交換可能な
代替レンズを装着した代替枠を設けることが望ましい。
【0006】また、対物レンズ及び接眼レンズの組合せ
に応じた結像位置を代替レンズとの組合せに応じて複数
設定し、この複数の結像位置に対応させて外枠と内枠と
の引き出し位置を複数箇所で保持するように構成した保
持構造を設けることが好ましい。
【0007】また、対物レンズ及び接眼レンズの組合せ
に応じた結像位置を代替レンズとの組合せに応じて複数
設定し、この複数の結像位置に対応させて外枠と内枠と
の引き出し位置を複数箇所で表示するように構成した位
置表示を設けることが好ましい。
【0008】また、対物レンズ及び接眼レンズの組合せ
に応じた結像位置を代替レンズとの組合せに応じて複数
設定し、この複数の結像位置の中に、外枠から内枠を最
大限に引き出した状態に対応した結像位置を含めること
が好ましい。
【0009】さらに、対物レンズ及び接眼レンズの組合
せに応じた結像位置を代替レンズとの組合せに応じて複
数設定し、この複数の結像位置の中に、外枠に内枠を最
大限に挿入した状態に対応した結像位置を含めることが
好ましい。
【0010】
【作用】請求項1によれば、対物レンズ又は接眼レンズ
の少なくとも一方を焦点距離の異なる代替レンズに交換
することができるとともに、倍率変更に伴う焦点位置の
変化には外枠と内枠の引き出し量を変化させることによ
り対応できるから、使用状況に応じて適宜倍率を変更し
て使用することが可能である。
【0011】この場合の交換対象としては、外枠又は内
枠毎に交換する場合、接眼レンズを組み込む焦点調整用
の移動枠毎に交換する場合、接眼レンズの鏡筒毎に交換
する場合、接眼レンズのみ又は対物レンズのみを交換す
る場合等がある。また、上記着脱自在構造としては、請
求項2に示すものの他に、外枠と内枠のいずれかを開閉
自在の構造とし、内部のレンズを取り出し可能に構成す
る場合がある。特に内枠を開閉自在の構造とする場合に
は、外枠と内枠とを分離した状態でのみ内枠が開閉自在
となるように、引き出し方向に沿った分割面で分割され
た複数の部品で内枠を構成することが好ましい。
【0012】請求項2によれば、外枠と内枠とを着脱自
在に構成し、外枠又は内枠毎に代替枠と交換すればよい
ので、細かい作業等が不要で、交換作業が簡単になる。
【0013】請求項3によれば、代替レンズとの交換に
応じて発生する複数の結像位置に対応した複数位置に保
持可能な保持構造を設けたので、装着したレンズの倍率
に応じた引き出し位置を容易に得ることができ、外枠と
内枠の位置調整に手間取ることを防止できる。
【0014】請求項4によれば、代替レンズとの交換に
応じて発生する複数の結像位置に対応した複数位置を表
示する位置表示を設けたので、装着したレンズの倍率に
応じた引き出し位置を容易に得ることができ、外枠と内
枠の位置調整に手間取ることを防止できる。
【0015】請求項5によれば、複数の結像位置の中
に、外枠から内枠を最大限に引き出した状態に対応する
結像位置とを含ませることにより、使用可能な倍率のバ
リエーションに対して双眼鏡の寸法を効率的に利用する
ことができ、倍率の選択幅の向上と双眼鏡の小型化とを
両立させることができる。
【0016】請求項6によれば、複数の結像位置の中
に、外枠内に内枠を最大限に収納した状態に対応する結
像位置を含ませることにより、レンズ倍率に応じた複数
の引き出し位置のうち、引き出しの中間位置の数を低減
することができるから、引き出し位置の位置決め操作を
容易に行うことができる。
【0017】上記保持構造としては、外枠と内枠のいず
れか一方に弾性を有する係合用爪部を設け、他方には係
合用爪部に嵌合可能な係合用凹部を設ける場合があり、
この場合には、係合用爪部と係合用凹部の少なくともい
ずれか一方を複数の結像位置に対応した複数の位置に設
けることにより、倍率に応じた位置決めを行うことがで
きる。
【0018】また、上記結像位置は倍率に応じて変化す
るが、組レンズを使用することにより複数の倍率を一つ
の結像位置に対応させることも可能であり、この場合に
は引き出し位置の数を低減するか又は一つにすることが
できるから、位置決め操作をさらに容易に行うことがで
きる。
【0019】
【実施例】次に図面を参照して本発明に係る携帯用双眼
鏡の実施例を説明する。図1(a)及び(b)に示すよ
うに、本実施例は、対物レンズ3を搭載した外枠1と、
接眼レンズ4を搭載した内枠2とから概略構成され、外
枠1の内部に内枠2が挿嵌されている。不使用時には図
1(a)に示すように内枠2を外枠1内にほぼ完全に収
納して携帯性を高め、使用時には図1(b)に示すよう
に内枠2を外枠1から引き出して光軸距離を確保するよ
うになっている。
【0020】外枠1及び内枠2は、図1に示すように、
それぞれ上下一対の樹脂製品から構成されている。外枠
1は、外枠ハーフ1aと外枠ハーフ1bとからなり、外
枠ハーフ1aは外枠ハーフ1bと同一形状である。内枠
2は、内枠ハーフ2aと内枠ハーフ2bとからなり、内
枠ハーフ2aは内枠ハーフ2bと同一形状である。図2
に示すように、外枠1の収容部10には左右のレンズ部
が一体成形された樹脂製の対物レンズ3が差し込まれて
いる。外枠ハーフ1a,1b、内枠ハーフ2a,2b
は、それぞれ相互に当接する壁面14,24の当接面1
4a,24a上及び壁面16,26の当接面16a,2
6a上の左側部分に凸条又は突出軸を備え、壁面15,
25上の当接面15a,25a上及び壁面16,26の
当接面16a,26a上の右側部分に凹溝又は凹穴を備
えている。したがって、外枠ハーフ1aと1b、内枠ハ
ーフ2aと2bは、軽い圧入によりその凸条と凹溝、突
出軸と凹穴がそれぞれ嵌合して、組立られるようになっ
ている。
【0021】内枠2の内部には、背面開口部20に接眼
レンズ4が臨むように、左右の接眼レンズ4を一体に搭
載したレンズ移動枠34が配置されている。レンズ移動
枠34は、内枠に対して回転自在に収容された調整輪3
0に接続されている。調整輪30は内枠2の上下開口か
ら露出するように構成されるとともに、その表面にロー
レットが刻設された外周部31と、中心に形成された管
状軸部32とから構成される。管状軸部32の内周面に
はねじが刻設され、ここにレンズ移動枠34に固着され
た駆動軸33が螺合している。調整輪30を外部から回
転させると、駆動軸33を介してレンズ移動枠34全体
が前後に移動するようになっている。
【0022】内枠2には、その前面側の内側面から前方
へ延伸する屈曲係合体40が一体成形されており、屈曲
係合体40の先端部40aは、途中で側方に屈曲するこ
とにより、内枠2に形成された開口部41を通して外部
に突出している。先端部40aは外枠1の内側面に形成
された係合案内面14b,15bに係合した状態で、内
枠2の前後移動に伴って移動するようになっている。係
合案内面14b,15bには停止凹部14c,14d,
14e,14f,15c,15d,15e,15fが形
成され、この停止凹部に屈曲係合体40の先端部40a
が嵌合することにより、内枠2を所定位置で保持するよ
うになっている。
【0023】内枠2の屈曲係合体40は外枠1の係合案
内面14b,15bと軽い力で係合しており、外枠1に
対して内枠2を軽く前後に移動させると、屈曲係合体4
0は容易に係合案内面14b,15b上の停止凹部を乗
り越える。但し、図3に示すように、停止凹部14c,
15cは内枠2の引き出し方向に停止面Sを有するの
で、内枠2をある程度大きな力で引き出さなければ、外
枠1から内枠2を取り外すことはできないようになって
いる。一方、外枠1の開口側の側面部には、係合案内面
14b,15bに続く傾斜面17,17が形成されてお
り、一旦取り外した内枠2又は後述するように異なる焦
点距離を備えた接眼レンズを搭載した別の内枠を外枠1
に挿入する場合は、この傾斜面17に沿って屈曲係合体
40が内部に押し込まれるため、外枠1と内枠2との挿
嵌を極めて容易に行うことができる。
【0024】上記のような基本構成の携帯用双眼鏡を前
提として、以下に具体的な実施例の構成例を示す。図4
は本発明に係る実施例1の光学系を示すものである。こ
の実施例1では、図4(a)に示すように、対物レンズ
3としてレンズL1とレンズL2とからなる組レンズを
用い、また接眼レンズ4として凹レンズL7を用いるこ
とにより、全体として7倍の倍率を得ている。ここで、
レンズL1とL2からなる対物レンズ3の焦点距離は1
25mm、接眼レンズ4の焦点距離は17.9mmであ
る。対物レンズ3の主点と接眼レンズ4の主点との間の
距離P7は107.1mmである。対物レンズ3の像側
焦点の位置と接眼レンズ4の像側焦点の位置とは一致し
ている。
【0025】この7倍の倍率をもつ対物レンズ3と接眼
レンズ4の組合せを基本構成とし、さらに、交換用の接
眼レンズ4として、図4(b)に示す凹レンズL5と、
図4(c)に示す凹レンズL3とを用意する。凹レンズ
L5の焦点距離は25mmであり、上記対物レンズ3と
の組合せにより5倍の倍率が得られる。この場合、対物
レンズ3の主点と接眼レンズ4の主点との間の距離P5
は100mmである。また、凹レンズL3の焦点距離は
41,7mmであり、上記対物レンズ3との組合せによ
り3倍の倍率が得られる。この場合、対物レンズ3の主
点と接眼レンズ4の主点との間の距離P3は83.3m
mである。
【0026】このような双眼鏡セットとしては、以下の
ような態様がある。まず、交換用の接眼レンズとしての
凹レンズL5,L3を予め組み込んだ内枠2−5,2−
3を用意する場合である。この場合、内枠2を強く引き
出して外枠1から取り外し、交換用の内枠2−5,2−
3を押し込むことにより、簡単に内枠の交換が完了す
る。ここで、基本となる凹レンズL7を収容した内枠2
では、図1(b)に示すように屈曲係合体40の先端部
40aを停止凹部14c,15cに嵌合させた状態で使
用する。また、内枠2−5に交換した場合には図1
(c)に示すように停止凹部14e,15eに、内枠2
−3に交換した場合には図1(d)に示すように停止凹
部14f,15fにそれぞれ屈曲係合体40を嵌合させ
て使用する。ここで、停止凹部14c,15c,14
e,15e,14f,15fの位置は、主点間の距離P
7,P5,P3に各々対応して設けられており、それぞ
れの停止凹部で内枠の引き出し量を保持することにより
焦点の合致した拡大視野を得ることができる。
【0027】この場合、外枠1と内枠2の最大引き出し
位置は、屈曲係合体40が停止凹部14c,15cに嵌
合した図1(b)に示す位置であり、この位置に図4に
示す複数の倍率における結像位置のうち主点間距離が最
大のものを対応させることにより、双眼鏡の寸法を効率
的に使用することができる。すなわち、高倍率を得るこ
とを可能としながら、その範囲内で最大限の小型化を図
ることができる。本実施例とは異なるが、さらに、図1
(a)に示す外枠1と内枠2の最大収納位置にも、主点
間距離が最小となる結像位置を対応させることにより、
位置決め作業の必要な中間引き出し位置の数を削減する
ことができる。
【0028】双眼鏡セットとしてはレンズ移動枠34に
それぞれ凹レンズL7,L5,L3を装着したもののみ
を用意しておく場合がある。この場合、内枠2は内枠ハ
ーフ2aと2bとを接着せずに嵌合状態としておき、内
枠2を外枠1から取り外した後、内枠ハーフ2aと内枠
ハーフ2bとを分離して、レンズ移動枠34のみを交換
するものである。ここで、内枠2は挿嵌方向に沿って分
割されており、しかも通常外枠1内に挿嵌されているか
ら、例え嵌合状態のみで組み立てられていても使用時に
分解することはない。
【0029】また、この場合に、接眼レンズ4の鏡筒の
みを交換する場合もある。ここで、凹レンズL7,L
5,L3をそれぞれ取付けた鏡筒を用意し、交換時に
は、レンズ移動枠34を取り出してその左右の鏡筒のみ
を交換するものである。レンズ移動枠34に対する接眼
レンズ4の鏡筒の取付構造は、径方向に弾性変形可能な
爪と、この爪に係合する係合部との組合せ、ねじによる
螺合、或いは軽圧入等が採用され得る。
【0030】さらに、接眼レンズ4のみを交換する場合
もある。ここで、凹レンズL7,L5,L3をそれぞれ
用意し、交換時には、レンズ移動枠34を取り出してそ
の左右の鏡筒に装着されている凹レンズを交換する。鏡
筒に対する凹レンズの取付構造は、例えば、鏡筒に形成
された凹部に凹レンズを収容し、その上から鏡筒に螺合
若しくは圧入により固定されるレンズ押え部材を被せる
ように構成することができる。
【0031】次に、図5を参照して本発明に係る実施例
2を説明する。この実施例2は、接眼レンズ4を共通の
凹レンズL7とし、対物レンズ3の焦点距離を変えたも
のである。対物レンズ3としては、図5(a)に示す上
記レンズL1及びL2からなるものを基本とするが、交
換用レンズとして、焦点距離89.5mmのレンズL1
5及びL25からなる組レンズと、焦点距離53.7m
mのレンズL13及びL23からなる組レンズとを用意
する。レンズL15及びL25からなる組レンズは、接
眼レンズ4としての凹レンズL7と組み合わされて5倍
の倍率を実現する。この場合、対物レンズ3と接眼レン
ズの主点間の距離P55は71.6mmである。レンズ
L13及びL23からなる組レンズは、凹レンズL7と
組み合わされて3倍の倍率を実現する。この場合、対物
レンズ3と接眼レンズの主点間の距離P33は35.8
mmである。
【0032】このような双眼鏡セットとしては、以下の
ような態様がある。まず、交換用の対物レンズとしての
レンズL15とL25,L13とL23を予め組み込ん
だ外枠1−5,1−3を用意する場合である。この場
合、内枠2を強く引き出して外枠1から取り外し、交換
用の外枠1−5,1−3を押し込むことにより、簡単に
外枠の交換が完了する。ここで、基本となるレンズL1
とL2を収容した外枠1では、図1(b)に示すように
屈曲係合体40の先端部40aを停止凹部14c,15
cに嵌合させた状態で使用する。また、外枠1−5に交
換した場合には図1(c)に示すように停止凹部14
e,15eに、外枠1−3に交換した場合には図1
(d)に示すように停止凹部14f,15fにそれぞれ
屈曲係合体40を嵌合させて使用する。
【0033】ここで、停止凹部14c,15c,14
e,15e,14f,15fの位置は主点間の距離P
7,P55,P33に各々対応して設けられており、そ
れぞれの停止凹部で内枠の引き出し量を保持することに
より焦点の合致した拡大視野を得ることができる。この
場合、上記のように図1に示すすべての停止凹部を外枠
1,1−5,1−3のそれぞれに設けてもよいが、外枠
1には停止凹部14c,15c,14d,15dだけ
を、外枠1−5には停止凹部14d,15d,14e,
15eだけを、外枠1−3には停止凹部14d,15
d,14f,15fだけを、それぞれ設けることによ
り、複数の位置を選択することなく、それぞれの外枠に
応じた結像位置に外枠と内枠との関係を規定することが
できる。
【0034】双眼鏡セットとしては対物レンズ3のみを
交換する場合もある。この場合、外枠1は、外枠ハーフ
1aと1bとを接着せずに嵌合状態としておき、内枠2
を外枠1から取り外した後、外枠ハーフ1aと外枠ハー
フ1bとを分離する。ここでレンズL1とL2の他に、
レンズL15とL25、レンズL13とL23を用意し
ておき、外枠ハーフ1aと外枠ハーフ1bの収容部10
に差し込まれた組レンズを交換する。その後、外枠1を
嵌合させて組立て、この外枠1に内枠2を挿入する。
【0035】次に、図6を参照して本発明に係る実施例
3を説明する。この実施例3は、対物レンズ3としてレ
ンズL1とL2からなる組レンズを共通に使用する。接
眼レンズ4は、実施例1と同様に、倍率3倍の時に凹レ
ンズL3、倍率5倍の時には凹レンズ5を使用する。し
かし、倍率7倍の場合には、接眼レンズ4としての凹レ
ンズL7Bの近傍にレンズL7Aを配置する。このレン
ズL7Aにより、図6(a)に示す倍率5倍の場合とほ
ぼ同様の光軸距離で7倍の倍率が得られる。ここで、レ
ンズL7Aは、レンズL1とL2からなる対物レンズ3
と組み合わせた3枚の組レンズとしての焦点距離を70
mmとし、接眼レンズL7Bの焦点距離は10mm、対
物レンズ3(レンズL1,L2,L7Aからなる。)と
接眼レンズ4(凹レンズL7B)の主点間距離P77
は、60mmである。
【0036】実施例3では、高倍率(7倍)を得る場合
の光軸距離を低減させたので、使用時及び不使用時双方
における双眼鏡の全長を短くすることができる。また、
図6(a)と(c)に示す5倍と7倍の光学系を使用す
る場合に使用する停止凹部を共通とすることができるの
で、停止凹部の数も低減され、停止凹部の選択に迷うこ
とも少なくなる。
【0037】以上のように、上記各実施例では、対物レ
ンズと接眼レンズの少なくとも一方を異なる焦点距離の
レンズに交換できるように構成したので、状況に応じて
倍率を変えて使用できる。例えば、観劇の場合には3倍
程度、スポーツ観戦の場合には5倍程度、バードウォッ
チング等の場合には7倍程度などである。この場合、本
実施例では各倍率に応じた複数の結像位置に停止凹部を
設けているので、レンズ、鏡筒、レンズ移動枠、内枠、
外枠などを交換しても、支障なく使用できる。この場
合、上記実施例では係合体と停止凹部との嵌合を利用し
て外枠と内枠との間の位置決めをしているが、例えば、
外枠又は内枠の外表面に結像位置に対応したマークを表
示させて、このマークに合わせて位置決めするようにし
てもよい。
【0038】本実施例では、外枠と内枠を容易に着脱で
きるように構成しているので、外枠又は内枠毎に容易に
交換することができる。また、外枠と内枠を分離して、
いずれか一方を単独で使用することも可能である。例え
ば、バードウォッチングに際して本実施例を携帯した場
合、外枠のみを地図用ルーペとして単独で用いるという
使い方も可能である。ここで、上記実施例においては、
複数用意した内枠を交換する場合と、複数用意した外枠
を交換する場合とを別々に説明したが、内枠と外枠の双
方を複数用意し、これらの組合せにより異なる倍率を得
るようにしてもよい。
【0039】本実施例の外枠及び内枠は、全く同一形状
の2つのハーフで構成されているため、製造コストを低
減することが可能である。また、それぞれのハーフは壁
面の当接面に形成された凸条と凹溝、突出軸と凹穴との
嵌合で組立られているため、容易に分解と組立ができ
る。したがって、外枠及び内枠を分解して内部のレン
ズ、鏡筒、移動枠のみを交換することも簡単にできる。
この場合、壁面14,15,16,26の各当接面に
は、その外周に沿って凸条又は凹溝が形成されているの
で、当接面における歪み、光漏れなどが防止される。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、対
物レンズと接眼レンズを各々装備した外枠と内枠とを相
互に挿嵌した状態で引き出し自在に構成し、対物レンズ
と接眼レンズの少なくとも一方を交換可能にしたので、
倍率変更に伴う焦点位置の変化には外枠と内枠の引き出
し量を変化させることにより対応できるから、使用状況
に応じて適宜倍率を変更して使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯用双眼鏡の実施例における携
帯時の側面図(a)、最大引き出し時の側面図(b)、
中間引き出し時の側面図(c)、及び別の中間引き出し
時の側面図(d)である。
【図2】本発明に係る携帯用双眼鏡の実施例における内
部構造を外枠及び内枠を分解して示す断面図である。
【図3】本発明に係る携帯用双眼鏡の実施例における外
枠と内枠の係合構造を示す拡大図である。
【図4】本発明に係る携帯用双眼鏡の実施例1における
光学系を示す説明図(a)、(b)、及び(c)であ
る。
【図5】本発明に係る携帯用双眼鏡の実施例2における
光学系を示す説明図(a)、(b)、及び(c)であ
る。
【図6】本発明に係る携帯用双眼鏡の実施例3における
光学系を示す説明図(a)、(b)、及び(c)であ
る。
【符号の説明】
1 外枠 2 内枠 3 対物レンズ 4 接眼レンズ 14b,15b 係合案内面 14c,14d,14e,14f,15c,15d,1
5e,15f 停止凹部 40 屈曲係合体 40a 先端部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物レンズ及び接眼レンズのいずれか一
    方を装備した外枠と対物レンズ及び接眼レンズの他方を
    装備した内枠とを有し、外枠と内枠とを相互に挿嵌した
    状態でレンズの光軸方向に引き出し可能に取付けた携帯
    用双眼鏡であって、 前記対物レンズと前記接眼レンズの少なくとも一方を焦
    点距離の異なる他の代替レンズと交換可能とする着脱自
    在構造を備えた携帯用双眼鏡。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記外枠と前記内枠
    とを相互に着脱自在に構成し、前記外枠と前記内枠の少
    なくとも一方と交換可能な前記代替レンズを装着した代
    替枠を設けたことを特徴とする携帯用双眼鏡。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、前記対
    物レンズ及び前記接眼レンズの組合せに応じた結像位置
    を前記代替レンズとの組合せに応じて複数設定し、該複
    数の結像位置に対応させて前記外枠と前記内枠との引き
    出し位置を複数箇所で保持するように構成した保持構造
    を設けたことを特徴とする携帯用双眼鏡。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2において、前記対
    物レンズ及び前記接眼レンズの組合せに応じた結像位置
    を前記代替レンズとの組合せに応じて複数設定し、該複
    数の結像位置に対応させて前記外枠と前記内枠との引き
    出し位置を複数箇所で表示するように構成した位置表示
    を設けたことを特徴とする携帯用双眼鏡。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項2において、前記対
    物レンズ及び前記接眼レンズの組合せに応じた結像位置
    を前記代替レンズとの組合せに応じて複数設定し、該複
    数の結像位置は、前記外枠から前記内枠を最大限に引き
    出した状態に対応した結像位置を含むことを特徴とする
    携帯用双眼鏡。
  6. 【請求項6】 請求項1又は請求項2において、前記対
    物レンズ及び前記接眼レンズの組合せに応じた結像位置
    を前記代替レンズとの組合せに応じて複数設定し、該複
    数の結像位置は、前記外枠に前記内枠を最大限に挿入し
    た状態に対応した結像位置を含むことを特徴とする携帯
    用双眼鏡。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003515759A (ja) * 1999-11-24 2003-05-07 ライフ・オプティクス・ゲーエムベーハー 自動焦点合せ手段を有する望遠眼鏡の形状の視覚補助装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003515759A (ja) * 1999-11-24 2003-05-07 ライフ・オプティクス・ゲーエムベーハー 自動焦点合せ手段を有する望遠眼鏡の形状の視覚補助装置

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