JPH0728719B2 - エステルの連続合成装置並にその連続合成法 - Google Patents

エステルの連続合成装置並にその連続合成法

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JPH0728719B2
JPH0728719B2 JP3337502A JP33750291A JPH0728719B2 JP H0728719 B2 JPH0728719 B2 JP H0728719B2 JP 3337502 A JP3337502 A JP 3337502A JP 33750291 A JP33750291 A JP 33750291A JP H0728719 B2 JPH0728719 B2 JP H0728719B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定化リパーゼを用い
てアルコール、特にグリセリン、グリコール類、糖類な
どの多価アルコールと酸とのエステル化反応を段階的に
進行させてエステルの連続合成を行うに特に好ましく使
用し得る装置及び方法に関するもので、油化学工業、食
品工業、製薬工業などに利用される。
【0002】
【従来の技術】従来、固定化リパーゼを用いてエステル
を連続的に合成する方法として、複数個の固定化リパー
ゼカラムに、水分を0〜0.02%と低く抑えたオレイ
ック油脂とステアリン酸をメリーゴーランドのように通
過させてカカオバター脂用油脂を製造することが報告さ
れている。〔橋本征雄:油脂、41(10)62(19
88)〕。又、固定床型連続反応を行う場合、固定床リ
アクターから排出される水分濃度の上昇した反応油を、
反応器外で脱水剤充填塔、減圧脱水槽、不活性ガス脱水
塔のいずれか1つ又は2つ以上を組合わせて用いて脱水
してリアクター入口に戻しリサイクルさせてエステルを
合成する方法は公知である。(特開昭64−258
8)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の前者の合成
法では、水を生成しないエステル交換反応には有効であ
るが、反応と同時に水を生成するエステル合成には収率
が極めて悪い。上記従来の後者の合成法では、脱水はで
きるが、1つの固定床リアクターでエステル合成を行う
ため、即ち、1種類のリパーゼでエステル化反応を行う
必要があるため、その1つのリアクターに反応液を長時
間に亘り多数回リサイクルしなければならず、相当の時
間がかゝり、特に多段階反応を行う場合、生産性が悪い
ばかりでなく又リパーゼに相当の負担がかゝり、活性の
低下が早くおこるなどの不都合をもたらす。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願の第1発明は、上記
の従来の事情に鑑み、上記の不都合を解消すると共に、
固定化リパーゼの負担を軽減し得られ、且つ収率を向上
し得る生産性の高いエステルの連続合成装置を提供する
もので、固定化リパーゼを内蔵した固定床リアクターと
脱水槽とを循環用ポンプを介してループ状に連結して成
る反応系を少なくとも2段に配設すると共に、相隣る反
応系を転送用ポンプを介入した転送パイプにより接続
し、酸とアルコールの供給源を第1反応系に接続し、最
終の反応系に生産物の取出口を備えて成る。更に、本願
の第2発明は、上記の本発明装置を利用し、高収率にエ
ステルの連続合成を行うことができるエステルの連続合
成法を提供するもので、上記の第1発明の装置によりエ
ステルの連続合成を行うに当たり、その夫々の段階の反
応系に用いる夫々の固定化リパーゼを適当に選択するこ
とを特徴とする。更に、本願の第3発明は、上記の本発
明装置を利用し、高収率にエステルの連続合成を行うこ
とができるエステルの連続合成法を提供するもので、上
記の第1発明の装置によりエステルの連続合成を行うに
当たり、夫々の反応系における反応条件を至適に調節す
ることを特徴とする。
【0005】
【作用】本装置を用いエステルの連続合成を行うには、
アルコールと酸とを第1反応系に供給し、これらの基質
を循環用ポンプを駆動してループ状にリサイクルして固
定床リアクターとによるエステル化反応と脱水槽による
脱水処理とを繰り返し、かくして得られた反応液を転送
用ポンプにより次の段階の追加の反応系に転送し、該反
応系において、反応液につき循環用ポンプを駆動して、
前記と同様に固定床リアクターによるエステル化と脱水
槽による脱水処理を繰り返し行い、最終の反応液即ち、
生産物を第2反応系より或いはその後の反応系より該生
産物を取り出す。このように、各反応系においてエステ
ル合成反応により副生する水は、夫々の反応系で反応系
外に除去されるので、エステル合成を段階的に進行させ
ることができ、各反応系の反応液組成はほぼ一定となり
反応管理が容易になるばかりでなく、最終の反応系から
目的とするエステルを連続的に取得することができる。
かくして、本装置は、複数段に反応系を設けたので、一
定量の酸とアルコールからエステル合成するに当たり、
複数段の固定床リアクターで夫々エステル化を行うこと
が可能であり、各固定化リパーゼの負担量は軽減し、長
期に亘り良好な活性を維持することができる。更に又、
夫々の反応系の反応条件を最適状態に夫々設定すること
が可能となる。而して、第2発明のように、その夫々の
反応系の固定床リアクターに内蔵せしめる固定化リパー
ゼの種類を適宜選択して使用することにより、例えば、
多価アルコールと酸とのエステル合成に当たっては、夫
々の反応段階に適した特性を有するもの及び量を選択使
用し、或いは、第3発明のように、夫々の反応系におけ
る反応液の水分含有量、脱水処理条件、反応温度などの
反応条件を、夫々の固定床リアクターの固定化リパーゼ
に合せたものに夫々調節するときは、生産物、例えばト
リグリセリドを高収率に得ることができる。
【0006】
【実施例】次に、本発明のエステル連続合成装置とその
連続合成法の実施例を添付図面に基いて説明する。
【0007】図1は、本発明実施の1例のエステル化連
続合成装置を示し、固定化リパーゼを内蔵した固定床リ
アクター1と脱水槽2とを循環用ポンプ3を介入した循
環用接続管3aを介してループ状に連結して成る反応系
を少なくとも2個に配設し、相隣る反応系を転送用ポン
プ4を介入した転送用パイプ5により接続する。図示の
例では、2段の反応系A,Bを設置した場合を示し、そ
の第1反応系Aの流入口、図示の例では、該脱水槽2の
上端蓋板に設けた流入口6,7に、酸とアルコール供給
源として、例えば、酸と多価アルコールの供給源タンク
8,9を夫々の接続管10,11を介し接続し、最終の
反応系、即ち図示の例では、第2反応系Bに生産物の取
出口12として該固定床1の下部に接読する管状取出口
12を備えたものである。
【0008】該装置には、その第1反応系Aと第2反応
系Bとの中間に、その夫々の脱水槽2,2に共通の不活
性ガス乾燥塔13を設け、その上端から導出したガス供
給管14に循環用エアポンプ15を介入すると共に、そ
の基部から左右に分岐したガス供給管14a,14bの
先端をその左右の脱水槽2,2の下部に接続し、且つそ
のガス供給管14a,14bにニードル式流量調節バル
ブ15a,15bを介入せしめ、夫々の脱水槽2,2へ
の不活性ガス供給量を夫々各別に調節し得るようにし
た。該不活性ガス乾燥塔13の下端は、Nガスボンベ
などから成る不活性ガス供給源16に接続管17を介し
て接続されている。尚、該接続管17には、コールドラ
ップ作用をもつ不活性ガス集積容器18を介入させ、左
右の脱水槽2,2から排出される不活性ガスを、夫々の
接続管19,19を介して該容器18に集積せしめ、凝
固水の捕集を行い、再び該不活性ガス乾燥塔13に戻
り、リサイクル使用できるようにした。20は酸供給用
液送ポンプ、21はアルコール供給用液送ポンプ、22
は生産物取出用調節バルブ、23は左右の各循環用接続
管19に介入させた三方コックを示す。尚、転送用パイ
プ5には、その転送用ポンプ4の上流に調節用バルブ5
aを介入させることが好ましい。
【0009】このように構成した本発明のエステル連続
合成装置は、次のように作動させエステルの連続合成を
行う。即ち、供給源タンク8,9内の例えば酸及び多価
アルコールを夫々の液送ポンプ20,21を駆動し、エ
ステル合成に必要な化学量論量又はその近傍の配合割合
で第1反応系Aに供給すると共に、該循環用ポンプ3と
転送用ポンプ4、第2反応系Bの循環用ポンプ3を駆動
して供給された酸及び多価アルコールの基質で反応系A
及びBを満たした後、転送用ポンプ4を止め、この状態
で反応系A,Bの夫々の循環用ポンプ3,3を駆動して
夫々の反応系の基質をループ状に連結された該固定床リ
アクター1と該脱水槽2を通し循環させて該リアクター
1内の固定化リパーゼによりエステル化反応を行わせる
一方、三方弁23,23を一旦、図示の循環用接属管1
9,19を外気に連通するように切換えて、不活性ガス
供給源16からの不活性ガスを、該不活性ガス集積容器
18を介し不活性ガス乾燥塔13、ガス供給管14a,
14b、脱水塔2,2を通して該三方弁23,23から
反応系A,B外に排出させ、該系A,B内の空気を該不
活性ガスと置換させた後、該三方弁23,23を図示の
ように切換えて、その後は不活性乾燥ガスを循環用接続
管19,19内を循環させるようにして、その夫々の脱
水槽2,2内に、該不活性ガス乾燥塔13から乾燥不活
性ガスを連続的に吹き込み、夫々の脱水槽2,2内の反
応液と接触させてバブリング脱水処理を行い、エステル
化を進行させ、夫々の第1,第2反応系A,B内のほぼ
滞留時間に相当する時間、バッチ法でエステル合成を行
った後、該酸及びアルコール原料を一定速度で該第1反
応系に供給すると共に、転送用ポンプ4を駆動して該第
1反応系の反応液を、該基質の供給量に見合つた転送量
で該第2反応系に転送すると同時に、該生産物取出用調
節バルブ22を開いて、第2反応系B内の反応液、即ち
エステル生産物を前記の転送量に見合う量取出すように
し、以後は、本発明に従い第1反応系と第2反応系に夫
々設定した定常状態でエステル化が段階的に進行して目
的とするエステルの連続合成が得られるようにした。
【0010】図示の実施例は、2段の反応系A,Bを通
してエステル合成、例えばトリグリセリドの合成を完了
するようにしたが、勿論、3段又はそれ以上の反応系を
配設して、順次、エステル化反応を段階的に進行させ、
その第1反応系には所定の供給速度で酸及び多価アルコ
ールの供給を行いつゝ最終の反応系からは所定の流出速
度でエステル生産物を取り出すようにエステルの連絖合
成を行うことができることは勿論である。
【0011】従って、本発明の上記装置は、上記構成の
反応系を複数段に具備しているので、従来1つの固定化
リパーゼを内蔵した固定床リアクターによりエステルの
合成を行っていたものに比し、一定量の酸・アルコール
のエステル合成を行う場合に、夫々の固定化リパーゼに
分担させることができ、各固定化リパーゼに対する負担
処理量を軽減することができ、生産物中に、反応にあず
からない酸やアルコールが混入することを防止できて有
利である。更に、本発明の上記装置は、反応系を複数段
に設けてあるので、その夫々の反応系に、必ずしも同じ
種類の固定化リパーゼを用いることなく、夫々のエステ
ル化特性を有する異種或いは異量の固定化リパーゼを選
択して夫々の各段の反応に適した夫々の固定床リアクタ
ーを構成でき、この場合、その夫々の反応条件も又種々
のものが選択できるため、迅速且つ高能率にエステルの
連続合成が得られる。
【0012】次に、上記の装置の構成を有効に利用した
本発明のエステルの連続合成法につき詳述する。即ち、
第2発明の合成法に従い、夫々の反応系に適したリパー
ゼを使用することである。即ち、例えば、前記の第1反
応系の固定床リアクター1としては、反応液の水分含有
量が100ppm以下で活性を維持できるリパーゼ、例
えば1,3グリセリドに特異性を有するムコール属のリ
パーゼを弱塩基性陰イオン交換樹脂に固定化したものを
使用し、第2反応系の固定床リアクター1としては、
1,3特異性を有しないキャンディダ属のリパーゼをア
クリル樹脂に固定化したものを使用することである。こ
れにより、第1反応系でジグリセリドを主成分とする反
応液が得られ、第2反応系でトリグリセリドを高濃度に
含む生産物を効率良く生産できる。
【0013】又、第3発明の合成法に従い、第1反応系
の反応条件と第2反応系の反応条件を変える方法であ
る。即ち、例えば、ムコール属のリパーゼを用いてトリ
グリセリド合成を行う場合、第1反応系の反応液の水分
濃度を100〜1000ppm、好ましくは150〜3
00ppmに定常維持し、最後の反応系、即ち、図示の
例では第2反応系の反応液の水分濃度を100ppm以
下に定常維持することにより、効率良く連続的にトリグ
リセリドのエステル合成ができる。更に他の夫々の反応
系の反応条件を夫々設定する例として、第1反応系のム
コール属のリパーゼを内蔵した固定床リアクター1を6
0℃の温度で使用し、最終の反応系である第2反応系に
キャンディダ属のリパーゼを内蔵した固定床リアクター
1を70℃の温度で使用することにより、夫々の酵素の
至適温度を保つので、効率良く且つ高収率トリグリセリ
ド生産物を得ることができる。
【0014】図1の装置において、該不活性ガス乾燥塔
13からの左右のガス供給管14a,14bに介在させ
た夫々の調節弁15a,15bの開度を異にさせ、夫々
の左右の脱水槽2,2への不活性ガスの吹込み量をその
夫々の反応系エステル合成に最適となるように調節する
ことにより、夫々の反応系の反応液の水分濃度を変える
ことができる。
【0015】尚、酸とアルコールの供給速度は、回分処
理時に、本エステルの連続合成装置内における固定化リ
パーゼがエステルを合成するための時間をほぼ滞留時間
にすることを基本とする。尚、酸或いはアルコールが不
安定な場合、反応中に失われる量を換算し、その量だけ
余分に供給するようにすれば、収率が向上する。
【0016】次に、更に詳細な実施例を説明する。図1
に示す本装置を、35℃の恒温室に設置し、アルコール
供給源タンク8にはグリセリンを用意し、酸供給源タン
ク9には精製米ぬか油とオレイン酸を1;1に混合した
モデル高酸価油を用意した。第1反応系Aの固定化リパ
ーゼ固定床リアクター1は、カラムに、ムコール属のリ
パーゼを陰イオン交換樹脂に固定化したリポザイムIM
60 1.25gを充填したものを使用し、これを60
℃に維持した。第2反応系B、こゝでは最終の反応系B
の固定化リパーゼ固定床リアクター1は、カラムに、キ
ャンディダ属のリパーゼを陰イオン交換樹脂に固定化し
たもの5.00gを使用し、これを60℃に維持した。
第1反応系Aの脱水槽2は直径20mm、高さ250m
mで約25cc、60℃の第1反応液に該不活性ガス乾
燥塔13からのNガスを吹き込みバブリング脱水し
た。第2反応系Bの脱水槽2は、直径35mm、高さ2
50mmで約100cc、60℃の第2反応液に、該不
活性ガス乾燥塔13からのNガスを吹き込みバブリン
グ脱水した。この場合、ガス流量調節バルブ15bの開
度を該バルブ15aの開度に比し大きくし、第2反応系
の脱水槽2への吹込み量を大きくした。該不活性ガス乾
燥塔13は、約250gのモレキュラーシーブ5Aを充
填したもので、これによりNガスを乾燥するようにし
た。グリセリンは、液送ポンプ20で0.228g/時
間の割合で、モデル高酸価油は、液送ポンプ11で4.
2g/時間の割合で夫々第1反応系Aに供給した。第1
反応系Aの循環ポンプ3は、6ml/分で第1反応液を
循環する一方、転送ポンプ4は4.22g/時間で該第
1反応系Aよりの反応液を第2反応系Bに転送した。該
第2反応系Bの流出口12から生産物回収用バルブ22
を開き、4.22g/時間でエステル生産物、即ち、ト
リグリセリド生産物を連続的に取得した。作動中、点線
示の不活性ガス循環系全体は、Nガスの陽圧下に維持
した。上記の試験の結果、第1反応系において、反応液
の水分含有量150〜200ppmとしたときに、2F
A(脂肪酸)+G(グリセリン)→DG(ジグリセリ
ド)の主反応が急速に進み、ジグリセリドが25〜30
%生成され、その反応液は、第2反応系において、反応
系の水分含有量150ppm以下とするとき、DG+F
A→TG(トリグリセリド)の主反応が促進され、定常
状態が保たれていることが認められた。かくして、第1
反応系Aと第2反応系Bにおいて夫々の段階に適した固
定化リパーゼを使用すると共に、夫々の反応系に適した
上記の水分含有量を維持することにより、夫々の反応系
の組成を一定に保つことができ、トリグリセリドを高収
率に連続製造することができた。その結果は、トリグリ
セリド80%近傍乃至それ以上を含む生産物を連続的に
得ることができた。
【0017】図2は、本発明の他の実施例の装置を示
す。この場合は、先の実施例と相異する点は、第1反応
系Aと第2反応系Bには、夫々独立した不活性ガス乾燥
塔13を具備し且つ各一対の乾燥塔13を用意し、その
いずれか一方を使用している間に、その他方を200〜
350℃に加熱して再生ができるようにし、連続運転を
可能としたこと、夫々のガス供給管14,14に不活性
ガス流量計24,24を介入させたこと、第2反応系の
循環ポンプ3とは別個に生産物回収用のポンプ25を設
けたことであり、第1並に第2反応系A,Bのリアクタ
ー1、脱水槽2の大きさを同一にしたことである。26
は、開閉弁を示す。実施例と同じ構成部材には同じ参照
番号を付した。
【0018】この装置を用いて第1反応系Aと第2反応
系Bの夫々の固定床リアクター2,2に内蔵する固定化
リパーゼ及びその夫々の反応系A,Bの夫々を最適の条
件下に保つように、乾燥ガス吹込み量、リアクターの温
度、供給量、循環速度、転送量などを適当に撰択して運
転する。
【0019】
【発明の効果】このように本発明によるときは、固定化
リパーゼを内蔵した固定床リアクターと脱水槽とを循環
用ポンプを介してルーブ状に連続して成る反応系を複数
段を配設すると共に相隣る反応系を転送用ポンプを介入
した転送パイプにより接続し、酸とアルコールの供給源
を該第1反応系に接続し、最終の反応系に生産物の取出
口を備えたエステルの連続合成装置を構成したので、各
段階における各固定化リパーゼのエステル合成の負担を
軽減でき、その使用寿命を延長でき、長期に亘り良好な
エステルの連続合成がなし得られるばかりでなく、夫々
の反応系に所望の固定化リパーゼを選択使用でき、或い
は、夫々の反応系における反応条件を適当に設定できる
便利をもたらす。
【0020】而して、該装置の夫々の反応系に最適の固
定化リパーゼを使用し或いは最適の反応条件を設定する
ときは、目的とするエステルを高収率に合成できる効果
をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の1例のエステルの連続合成装置
の全体図である。
【図2】本発明の変形例のエステルの連続合成装置の全
体図である。
【符号の説明】
A 第1反応系 B 追加の反応
系、第2反応系 1 固定床リアクター 2 脱水槽 3 循環用ポンプ 3a ループ状
接続管 4 転送用ポンプ 5 転送用接続
管 6,7 流入口 8 アルコール
供給源 9 酸供給源 12 流出口 13 不活性ガス乾燥塔 14,14
a,14b ガス供給管 16 不活性ガス供給源 19 循環用
接続管
フロントページの続き (72)発明者 東 直輝 千葉県船橋市日の出2丁目17番1号 ボー ソー油脂株式会社内 審査官 加藤 浩 (56)参考文献 特開 平4−335881(JP,A) 特開 平2−142485(JP,A)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定化リパーゼを内蔵した固定床リアク
    ターと脱水槽とを循環用ポンプを介してループ状に連結
    して成る反応系を少なくとも2段に配設すると共に、相
    隣る反応系を転送用ポンプを介入した転送用パイプによ
    り接続し、酸とアルコールの供給源を第1反応系に接続
    し、最終の反応系に生産物の取出口を備えて成るエステ
    ルの連続合成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置によりエステルの連
    続合成を行うに当たり、その夫々の段階の反応系に用い
    る夫々の固定化リパーゼを適当に選択することを特徴と
    するエステルの連続合成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のエステルの連続合成装置
    によりエステルの連続合成を行うに当たり、夫々の反応
    系における反応条件を至適に調節することを特徴とする
    エステルの連続合成法。
JP3337502A 1991-10-22 1991-10-22 エステルの連続合成装置並にその連続合成法 Expired - Lifetime JPH0728719B2 (ja)

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