JPH07287541A - 夜光塗料付き表示装置及びその製造方法 - Google Patents

夜光塗料付き表示装置及びその製造方法

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JPH07287541A
JPH07287541A JP6077553A JP7755394A JPH07287541A JP H07287541 A JPH07287541 A JP H07287541A JP 6077553 A JP6077553 A JP 6077553A JP 7755394 A JP7755394 A JP 7755394A JP H07287541 A JPH07287541 A JP H07287541A
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light
display device
luminescent coating
printing
layer
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JP6077553A
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Inventor
Takanori Kamijo
孝紀 上條
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 夜光塗料を用いた時計の文字板や看板、標識
などにおいて、明るい所での外観性の向上と表面仕上げ
の多彩化を実現し、かつ暗い所でカラフルな発色光を得
ること、またデザイン上のバラエティーを大幅に増やし
表現力の豊かで発光特性の優れた表示装置を得ることで
ある。 【構成】 メッキを施した文字板ベース1に下地印刷ま
たは下地塗装2をのせ、その上部にスクリーン印刷によ
り夜光塗料3を全面的あるいは広範囲にのせる。さら
に、その上部に光透過性の印刷用インクまたは半透明の
フィルム4を、スクリーン印刷または貼りつけによりの
せ、また、この上部に光不透過性の印刷用インク5をの
せる。明所においては夜光塗料3の色調が表面には出て
こないが、暗所においては印刷用インクまたは半透明の
フィルム4が有する色調で発光するようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示部分に夜光塗料を
用いた表示装置及びその製造方法に関する。特に、多彩
なデザインが可能で表現力の豊かな時計用文字板や看
板、標識などに好ましく用いられる表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、時計用部品や看板、標識などへの
夜光塗料の使用方法としては、例えば時計の場合、文字
板の時刻目盛り上に夜光塗料を塗布するか、針上に塗料
詰めをして表示していた。これは、時計としての機能面
を優先にしたものである。また、時計の本来の機能以外
に適用した例としては、実開昭55−139471号に
示されるように、星座部分に夜光塗料を塗布して表示す
る方法などが開示されている。しかし、従来使用される
夜光色としては、同一文字板上の中では単色設定のみで
あった。
【0003】また、夜光塗料としては放射性物質である
プロメチウムからなる自発光性夜光塗料と、硫化亜鉛を
発光基体とする蓄光性夜光塗料があった。自発光性夜光
塗料は放射性物質が減衰するまで光続け、蓄光性夜光塗
料は光を吸収してから1〜2時間の残光時間が得られ
た。さらに、最近になって、酸化アルミニウムストロン
チウムを発光体とし、ポリメチルアクリレイトをバイン
ダーとした蓄光性夜光塗料が開発され、残光時間が6〜
8時間と比較的長時間発光可能な夜光塗料が使用されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来技
術では、元々限られた色調しかない夜光塗料を時計の機
能的に使用することやごく一部の表示用に使用すること
を目的としていたため、夜光塗料の使い方が単色であ
り、デザイン上のポイントとしての夜光塗料の使用方法
はあまり考えられていなかった。すなわち、デザイン面
でのバラエテェーには乏しく、表現力のあまり豊かでな
いものしか得られていなかった。
【0005】また、夜光塗料の中には発光基体を変えず
にバインダーのみを変えることにより、明るい所では違
う夜光色に見えても暗闇の中での発光色は同じというも
のも存在するが、デザイン面の多様性を追求して使用す
る方法はこれまでには存在しなかった。さらに、広範囲
にわたって夜光塗料を塗布し、かつ長時間発光可能とい
う特性を活かした表示装置は今まであまり考慮されてい
なかった。
【0006】そこで本発明は、このような課題を解決す
るものであって、その目的とするところは、夜光塗料を
用いた時計の文字板や看板、標識などの表示装置におい
て、明るい所での外観性の向上と表面仕上げの多彩化を
実現し、かつ暗い所でカラフルな発色光を得ることであ
る。また本発明の別の目的は、デザイン上のバラエティ
ーを大幅に増やし表現力の豊かな表示装置を得ることで
ある。さらに本発明の別の目的は、広範囲にわたって夜
光塗料を塗布し、かつ長時間発光可能で、しかもデザイ
ン性、視認性に優れた表示装置を得ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の夜光塗料付き表示装置は、ベース上のほぼ
全面に形成した夜光塗料層と、前記夜光塗料層の上面に
形成した光透過層とを有することを特徴とする。さら
に、夜光塗料層と光透過層とは色調が異なること、ベー
スと夜光塗料層との間に形成した光反射層を有するこ
と、光透過層の上面の一部に形成した光不透過層を有す
ることが好ましい。
【0008】また、光透過層は光透過性の異なる複数の
物質で構成されていること、光反射層は光反射性の異な
る複数の物質で構成されていること、夜光塗料層は色調
あるいは発光色の異なる複数の夜光塗料で構成されてい
ることもより好ましい。
【0009】また表示対象物としては、時計用文字板あ
るいは標識あるいは看板に応用するのが最適である。
【0010】さらに、夜光塗料付き表示装置の製造方法
としては、ベース上に光反射層を形成した後、光反射層
のほぼ全面に夜光塗料層を形成し、さらに夜光塗料層の
上面に光透過層を形成することが望ましく、特に光透過
層の上面の一部に光不透過層を形成することや、光透過
層を印刷により形成すると共に、印刷の回数を部分的に
異なるようにすることも有効である。
【0011】
【実施例】以下、実施例に従って本発明の表示装置及び
その製造方法について詳しく説明する。なお、実施例1
〜3は時計の文字板に適用した例、実施例4は標識に適
用した例、実施例5は看板に適用した例である。
【0012】(実施例1)図1は本発明の第1の実施例
である夜光塗料付き時計用文字板の断面を示す図であっ
て、以下その構成及び製造方法について詳述する。
【0013】まず、ニッケル、クロム、銀、金などのメ
ッキ処理を施した文字板ベース1に下地印刷または下地
塗装2を載せる。これは後述するように光反射層として
の働きを有する。次に、その上部に全面的あるいは広範
囲に夜光塗料3をスクリーン印刷により載せ夜光塗料層
を形成する。さらにその上部に全面的あるいは部分的に
印刷用インクまたは半透明のフィルム4を載せる。その
方法としては、印刷用インクの場合はスクリーン印刷に
より行い、半透明のフィルムの場合は貼付けにより行
う。この印刷用インクまたは半透明のフィルム4は光透
過性の層を形成している。そして、さらにその上部に印
刷用インク5をタコ印刷により施してある。この印刷用
インク5は光不透過性の層を形成しており、後述するよ
うに時計の場合のブランド名や細線表示用として好まし
く用いられるものである。
【0014】なお、ここで「光透過性」というのは、夜
光塗料3に光蓄積を行うことができる程度の光を透過す
ると共に、夜光塗料3の色が直接文字板表面に表れない
性質を有するものと定義する。従って、完全に透明のも
のは「光透過性」の範囲には含まれない。この定義に含
まれるものは、例えば有色、無色に関わらず半透明やあ
るいは不透明のものである。また、「光不透過性」とい
うのは、「光透過性」を有しないということであって、
ほぼ完全に光を遮断するものである。
【0015】現在使用されている夜光塗料としては、発
光体に放射能を含むプロメチウムを用いた自発光性夜光
塗料と、放射能を含まない蓄光性夜光塗料がある。蓄光
性夜光塗料の発光体は、硫化亜鉛を基にした蓄光性夜光
塗料と、発光体に希土類(Eu、Dyなど)を用いた金
属酸化物から成る長寿命蓄光性夜光塗料があり、これら
の発光体を変えることにより発光色を変えることができ
る。ここで、夜光塗料3としては、本実施例のように、
使用される面積が広い場合(広範囲にわたって夜光塗料
を使用する場合)、酸化アルミニウムストロンチウムな
どを発光基体とする長寿命蓄光性夜光塗料を使用するこ
とが望ましい。すなわち、放射能を含まないので人や環
境に与える悪影響がなく、また、残光時間が長いので使
い勝手に優れるからである。
【0016】図2は図1の構造を時計用文字板に応用し
た例である。つまり、下地印刷または下地塗装2を施し
た文字板の上面にほぼ全面的に夜光塗料3を載せ、その
上部に全面的にスクリーン印刷された印刷用インクまた
は貼付けられたフィルム4を載せた物である。さらに、
その上部にブランド名及び時刻表示用のローマ数字とし
て印刷用インク5を載せてある。
【0017】図2において、文字板に当てられた外部か
らの光は、スクリーン印刷された印刷用インクまたは貼
付けられたフィルム4を透過して蓄光性を有する夜光塗
料3に蓄えられる。その後周囲を暗くすることにより、
夜光塗料3に蓄えられた光は印刷用インクまたはフィル
ム4を透過して、外部に光を放つことになる。そして、
印刷用インク5は光不透過性を有しているので、この部
分が浮き上がって視認されることになる。
【0018】さて、上述した下地印刷または下地塗装2
は、夜光塗料3に十分光を蓄積させる働きを有するもの
である。すなわち、外部からの光は印刷用インクまたは
フィルム4を透過して夜光塗料3に伝達されるが、さら
に夜光塗料3を通過する光も存在する。この光を夜光塗
料3側に反射して、夜光塗料3に蓄積させようとするも
のである。このため、下地印刷または下地塗装2として
は白色または白色に近い色が望ましい。このようにする
ことにより、光は十分に拡散反射され夜光塗料3の発光
性能を高めることができる。なお、下地印刷または下地
塗装2は必須のものではない。文字板ベース1が下地印
刷または下地塗装2と同じような光反射性能を有してい
ればよい。この場合は、下地印刷または下地塗装2の工
程が省略できるので製造の合理化を図ることができる。
【0019】本実施例1の特徴として、明るい所に文字
板を置いた時の外観は、夜光塗料3の上部にスクリーン
印刷またはフィルム4が載っていることにより、直接夜
光塗料3の色調が表面に出ないことにある。つまり、ほ
ぼ全面的に夜光塗料3を載せた文字板の表面は、従来は
必ずその夜光塗料の色であったが、本発明によれば、夜
光塗料の上にスクリーン印刷またはフィルムを載せるこ
とにより、様々な色調を持つ文字板を作ることができ
る。さらにもう一つの特徴として、暗闇の中で発光させ
た時に、夜光塗料3から出た光はスクリーン印刷された
印刷用インクまたは貼付けられたフィルム4を通ること
により、本来の夜光塗料が持つ発光色とは違った光を簡
単な手段により作り出すことができることである。
【0020】ただし、これらの効果の反面、光を蓄える
ときも、光を放射するときも、夜光塗料3の上面にある
印刷用インクやフィルム4により光をある程度妨げられ
ることから、本実施例に示した文字板の光を放つ強さ
は、夜光塗料本来の光を放つ強さに比べてやや劣る。と
ころが、上述した様に文字板に塗られた夜光塗料の上面
に印刷用インクやフィルムを載せることにより、発光す
る光の強さが変わることを次のようにデザイン面で有効
に利用することができる。
【0021】(実施例2)図3は本発明の第2の実施例
である夜光塗料付き時計用文字板の断面を示す図であっ
て、以下その構成及び製造方法について詳述する。ただ
し、基本的な構成及び製造方法は実施例1と類似してい
るので、重複する部分についての説明は簡単に行う。
【0022】まず、実施例1と同様に、メッキ処理を施
した文字板ベース1に下地印刷または下地塗装2を載
せ、その上面にほぼ全面的に夜光塗料3をスクリーン印
刷により載せる。本実施例2の特徴は、さらにその上面
に印刷色の異なる印刷用インク6、7を載せたことにあ
る。ここで、印刷用インク6の色は印刷用インク7の色
に比べて淡い色であり、濃い色である印刷用インク7に
比べて光を透過し易い特徴を持つ。この文字板を暗闇の
中へ置くと、文字板から発光する光は、夜光塗料3が直
接表面に出ている部分(印刷用インク6、7が載ってい
ない部分)が最も強い光を放つ。その次には淡い色の印
刷用インク6が施されている部分が、そしてその次には
濃い色の印刷用インク7が施されている部分という順に
光の強度を変化させて発光させることができる。つま
り、印刷用インク6と印刷用インク7とでは光透過性が
異なるということであり、色の濃淡とは光透過性の強弱
を表していることになる。
【0023】図4は、図3に示す構造を応用した例であ
り、文字板のほぼ全面に夜光塗料3を塗布した後に、淡
い色の印刷用インク6と濃い色の印刷用インク7を施し
た物である。この文字板を暗闇に置くと、夜光塗料3が
表面に出ている部分が最も強く光を放つので、淡い色の
印刷用インク6を施してある地図の部分が薄く浮きだ
し、濃い色の印刷用インク7を施してある部分のブラン
ド名と時刻を示すローマ数字が濃く黒に近い色で浮き出
すことになる。
【0024】この様に夜光塗料の上面に浮き上がる文字
や絵柄の強さ(発光強度)を変えることにより、表現力
豊かで、デザインに優れ、さらにバラエティーに富んだ
表示装置を得ることができる。
【0025】また、夜光塗料の上面に浮き上がる文字や
絵柄の強さ(発光強度)を変える方法として、上述した
印刷色を変える方法の他に次のことが考えられる。それ
は、印刷用インクの印刷回数を変える方法である。すな
わち、図3の断面図に示す印刷用インク6、7として同
じ色調のインクを使い、印刷用インク6の部分は一回の
印刷で終わらせるのに対して、印刷用インク7の部分に
は印刷を複数回施すものである。これにより、光の透過
率を変えさせるのである。すると同じ色調のインクを使
用したにもかかわらず、複数数回インクを盛られた部分
は、夜光塗料から発光される光をより強く遮ることがで
きるのである。なお、印刷用インク6、7の印刷回数は
上述したように1回と複数回に限られるわけではなく、
回数が異なっていればよい。
【0026】さらに、夜光塗料は自発光性夜光塗料や蓄
光性夜光塗料などの種類に関係なく、下地印刷または下
地塗装が白いほど強く光を放つこと(下地の色調によっ
て発光強度が変わること)を利用することもできる。す
なわち、例えば、図1の下地印刷または下地塗装2の部
分を一色ではなく、多色に印刷することである。このこ
とにより、暗闇の中で文字板が発光する時に、光の強度
を変えた、コントラストを付けることができる。
【0027】また、夜光塗料は半透明の塗料が多いとい
う特徴を活かすこともできる。つまり、明るい所におい
ては、半透明の夜光塗料の下部に多色に印刷された下地
を視認することができる。このため、下地印刷または下
地塗装2を明るい所におけるデザインとして活用するの
である。そして、暗闇の中においては発光強度の変化し
たコントラストを得ることができるので、より一層表現
力、デザイン性を高めることができる。
【0028】以上実施例1、2で述べたように、広範囲
に夜光塗料を塗られた文字板上面や下地に印刷を施した
り、文字板上面にフィルムを貼ることにより、発光色や
光の強さを自在に変えて光のコントラストを付けること
ができる。しかも、比較的簡便な方法で実現することが
できるので、製造時間、コストなどの生産面において非
常に有効である。
【0029】(実施例3)図5は本発明の第3の実施例
である夜光塗料付き時計用文字板の断面を示す図であっ
て、以下その構成及び製造方法について詳述する。ただ
し、基本的な構成及び製造方法は実施例1、2と類似し
ているので、重複する部分についての説明は簡単に行
う。
【0030】まず、メッキ処理をした文字板ベース1に
下地印刷または下地塗装2を載せる。本実施例3の特徴
は、その上面に色調あるいは発光色の異なる夜光塗料
8、9、10をスクリーン印刷または手付け作業により
載せた物である。ここで、夜光塗料8、9、10には実
施例1で述べたように、人や環境に与える影響を考える
と発光体には放射能を含まず、しかも長時間の残光時間
が得られる酸化アルミニウムストロンチウムなどを発光
基体とする長寿命蓄光性夜光塗料を使用することが望ま
しい。そして、下地印刷または下地塗装2の上面に、ブ
ランド名やデザイン上の細線を出すための印刷用インク
5が施されている。
【0031】図6は図5に示す構造を応用した文字板の
使用例である。一例として夜光塗料8、9、10の夜光
色または発光色を青色、黄色、赤色にすると、交通信号
機をイメージした文字板を作ることができる。また、同
様にして、キャラクターやシンボルマークなどに様々な
夜光色や発光色を持つ夜光塗料を使用することも可能で
ある。このことにより、従来の夜光塗料の使われ方であ
る機能的な使用方法からは外れた、遊び感覚をセールス
ポイントとする文字板及びこの文字板を使用した時計な
どの表示装置を市場に提供することができる。
【0032】また、図5の構造を応用した文字板の別の
例としては次のようなものが考えられる。例えば、・夜
輝く繁華街のネオンを、多色に発光する夜光塗料を使用
して表示する例・世界各地の有名な夜景を、同様に表示
する例などである。このような文字板を使用した時計な
どは、ネオンや夜景を売り物にしている地域でのお土産
用商品として大変効果的である。
【0033】以上述べた実施例1〜3については、単独
で実施しても十分その性能を発揮することができる。そ
して、これらを互いに組み合わせることにより、さらに
多様性を有する表示装置を得ることができる。
【0034】(実施例4)図7は本発明の第4の実施例
である夜光塗料付き標識を示す平面図である。特に夜光
塗料の特性を活かした交通標識(止まれ)の例である。
【0035】具体的な細かい装置構成は、今まで述べて
きた実施例1〜3と同様であるので省略するが、標識の
外枠部分と「止まれ」という文字の部分が鮮明に発光し
て視認しやすくなるように構成したものである。すなわ
ち、標識の外枠部分と「止まれ」という文字の部分は、
夜光塗料3がそのまま外部から視認できる状態かもしく
は淡い色の印刷用インク6で覆われた状態にある。一
方、上記以外の部分は濃い色の印刷用インク7で覆われ
ている。従って、外枠部分と「止まれ」という文字の部
分を明るく浮き出すことができる。
【0036】なお、本実施例においては「止まれ」の交
通標識について説明したがもちろんこれ以外の交通標識
にも適用することができる。交通標識にはいくつかの色
が使用されている。本発明の表示装置は、印刷用インク
6の色調を変えることによりこれらの要求にも簡単に応
えることができるので非常に有効である。
【0037】さらに、本実施例の場合は、従来のような
標識表示用の照明設備が不要となるので、省エネルギー
や小型・軽量化・メインテナンス性の向上など、様々な
利点がある。
【0038】また、交通標識以外にも、家庭やオフィス
内での案内・誘導標識など、明るい状態と暗い状態で使
用されるものであればどんな標識にも有効である。
【0039】(実施例5)図8は本発明の第5の実施例
である夜光塗料付き看板を示す平面図である。特に夜光
塗料の特性を活かした営業案内看板の例である。
【0040】本実施例5の場合も実施例4と同様の構成
である。すなわち、「営業中」という文字が明るく発光
するように構成したものである。具体的には、営業中と
いう文字の部分は、淡い色の印刷用インク6で覆われた
状態にある。一方、上記以外の部分は濃い色の印刷用イ
ンク7で覆われている。
【0041】特に、本実施例のような誘客・案内用の看
板の場合は、視認性・識別性・訴求性が要求される。本
発明の表示装置は、印刷用インク6の色調を変えること
により、表現力が豊かで、デザイン性に優れ、かつバラ
エティー富んでいるためこの様な用途には最適である。
また、印刷用インク6の色調を変える方法以外にも、下
地印刷または下地塗装の色調を変える方法、夜光塗料の
色調あるいは発光色を変える方法、など上述した様々な
手法を用いることができる。
【0042】なお、本実施例においては「営業中」とい
う案内看板について説明したがもちろんこれ以外の看板
にも適用することができる。一例としては、社名・表札
・街頭広告・行き先案内などがあげられる。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、以
下のような効果を有する。
【0044】すなわち、請求項1、2に記載された発明
によれば、明るい所においては、夜光塗料の外観を隠し
てバリエーション豊かな様々な表面仕上げを生み出すこ
とができる。そして暗い所においては、本来の夜光塗料
が持つ発光色とは違った光を簡単な手段により作り出す
ことができる。特に、単一色の夜光塗料を文字板に使用
しても、多色に発光する表示装置を得ることができると
いう効果を有する。
【0045】請求項3に記載された発明によれば、光を
十分に反射して夜光塗料の発光性能を著しく高めること
ができる。
【0046】請求項4に記載された発明によれば、多彩
なデザインやバリエーション豊かな外観を得ることがで
きることに加えて、視認性を大きく高めることができ
る。
【0047】請求項5、6に記載された発明によれば、
光にコントラストを付けることができ、文字や絵が浮き
出るユニークな表示装置を作ることができる。これによ
り、一層表現力豊かで、デザインに優れ、さらにバラエ
ティーに富んだ、特に商品性に優れた表示装置を得るこ
とができる。
【0048】請求項7に記載された発明によれば、暗い
所において、カラフルな多色に光り輝く表示装置を得る
ことができる。従って、従来の表示装置で使用されてい
る単一色の夜光塗料を使うものとは異なり、明らかにデ
ザイン上のバラエティーを増やすことが可能となる。特
にファッション性が高く、遊び心を有しているので、今
までにはない商品価値を有する表示装置を市場に送るこ
とができる様になる。
【0049】以上述べてきた請求項1〜7記載の発明
は、特に、請求項8に記載された表示用途には最適であ
り、実用性、安全性、省エネルギー性、注目性等の面に
おいて飛躍的な性能の向上を図ることができる。
【0050】さらに、請求項9、10、11に記載され
た発明によれば、明るい所での外観性の向上と表面仕上
げの多彩化を実現し、かつ暗い所でカラフルな発色光を
得ることができ、またデザイン上のバラエティーを大幅
に増やし表現力の豊かで発光特性が優れるという効果を
有しつつ、短時間でしかも低いコストで生産することが
できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を示す断面図。
【図2】 本発明の第1の実施例を示す平面図。
【図3】 本発明の第2の実施例を示す断面図。
【図4】 本発明の第2の実施例を示す平面図。
【図5】 本発明の第3の実施例を示す断面図。
【図6】 本発明の第3の実施例を示す平面図。
【図7】 本発明の第4の実施例を示す平面図。
【図8】 本発明の第5の実施例を示す平面図。
【符号の説明】
1・・・文字板ベース 2・・・下地印刷または下地塗装 3・・・夜光塗料 4・・・印刷用インク(広範囲用のスクリーン印刷)ま
たは半透明のフィルム 5・・・印刷用インク(細線用) 6・・・印刷用インク(淡い色) 7・・・印刷用インク(濃い色) 8・・・夜光塗料(色調A) 9・・・夜光塗料(色調B) 10・・・夜光塗料(色調C)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース上のほぼ全面に形成した夜光塗料
    層と、前記夜光塗料層の上面に形成した光透過層とを有
    することを特徴とする夜光塗料付き表示装置。
  2. 【請求項2】 前記夜光塗料層と前記光透過層とは色調
    が異なることを特徴とする請求項1記載の夜光塗料付き
    表示装置。
  3. 【請求項3】 前記ベースと前記夜光塗料層との間に形
    成した光反射層を有することを特徴とする請求項1また
    は2記載の夜光塗料付き表示装置。
  4. 【請求項4】 前記光透過層の上面の一部に形成した光
    不透過層を有することを特徴とする請求項1または2ま
    たは3記載の夜光塗料付き表示装置。
  5. 【請求項5】 前記光透過層は光透過性の異なる複数の
    物質で構成されていることを特徴とする請求項1〜4の
    いずれか一つに記載の夜光塗料付き表示装置。
  6. 【請求項6】 前記光反射層は光反射性の異なる複数の
    物質で構成されていることを特徴とする請求項3記載の
    夜光塗料付き表示装置。
  7. 【請求項7】 前記夜光塗料層は色調あるいは発光色の
    異なる複数の夜光塗料で構成されていることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれか一つに記載の夜光塗料付き表
    示装置。
  8. 【請求項8】 表示対象物が、時計用文字板あるいは標
    識あるいは看板であることを特徴とする請求項1〜7の
    いずれか一つに記載の夜光塗料付き表示装置。
  9. 【請求項9】 ベース上に光反射層を形成した後、前記
    光反射層のほぼ全面に夜光塗料層を形成し、さらに前記
    夜光塗料層の上面に光透過層を形成することを特徴とす
    る夜光塗料付き表示装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記光透過層の上面の一部に光不透過
    層を形成することを特徴とする請求項9記載の夜光塗料
    付き表示装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記光透過層を印刷により形成すると
    共に、前記印刷の回数を部分的に異なるようにしたこと
    を特徴とする請求項9記載の夜光塗料付き表示装置の製
    造方法。
JP6077553A 1994-04-15 1994-04-15 夜光塗料付き表示装置及びその製造方法 Pending JPH07287541A (ja)

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