JPH07287889A - 光磁気記録装置及び磁気ヘッド駆動装置 - Google Patents
光磁気記録装置及び磁気ヘッド駆動装置Info
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- JPH07287889A JPH07287889A JP7855294A JP7855294A JPH07287889A JP H07287889 A JPH07287889 A JP H07287889A JP 7855294 A JP7855294 A JP 7855294A JP 7855294 A JP7855294 A JP 7855294A JP H07287889 A JPH07287889 A JP H07287889A
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- Japan
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- magnetic head
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気ヘッドに高周波交流信号を供給すること
により、スイッチ素子を高速でスイッチングさせること
なく、光スポットの直径よりも幅の小さい微小ドメイン
を記録して多値の情報信号を記録できるようにする。 【構成】 磁気ヘッド3に記録周波数よりも高い高周波
交流信号を供給する高周波発振回路9を設け、スイッチ
素子SW1,SW2に情報信号S1,S2を供給し、ス
イッチ素子SW1,SW2を情報信号S1、S2の状態
に応じて制御することにより、磁気ヘッド3に正、逆の
駆動信号、及び高周波発振回路9から高周波交流電流を
供給して光磁気ディスク1に多値の情報信号を記録す
る。
により、スイッチ素子を高速でスイッチングさせること
なく、光スポットの直径よりも幅の小さい微小ドメイン
を記録して多値の情報信号を記録できるようにする。 【構成】 磁気ヘッド3に記録周波数よりも高い高周波
交流信号を供給する高周波発振回路9を設け、スイッチ
素子SW1,SW2に情報信号S1,S2を供給し、ス
イッチ素子SW1,SW2を情報信号S1、S2の状態
に応じて制御することにより、磁気ヘッド3に正、逆の
駆動信号、及び高周波発振回路9から高周波交流電流を
供給して光磁気ディスク1に多値の情報信号を記録す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多値の情報信号を光磁
気記録媒体に記録する光磁気記録装置及びそれに用いる
磁気ヘッド駆動装置に関するものである。
気記録媒体に記録する光磁気記録装置及びそれに用いる
磁気ヘッド駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は一般的な磁界変調方式の光磁気記
録再生装置を示した構成図である。図中1は情報記録媒
体であるところの光磁気ディスク、1aはディスク上に
設けられた記録層である。光磁気ディスク1はスピンド
ルモータ2の駆動により所定の速度で回転する。光磁気
ディスク1の上面には、記録用バイアス磁界を発生する
磁気ヘッド3が配設され、下面には磁気ヘッド3と相対
向して光ヘッド4が配設されている。磁気ヘッド3は磁
芯3aとこれに巻回されたコイルLHから構成され、磁
気ヘッド駆動回路5からコイルLHに記録情報信号に応
じて駆動電流を供給することで、光磁気ディスク1に上
向きまたは下向きの磁界が印加される。
録再生装置を示した構成図である。図中1は情報記録媒
体であるところの光磁気ディスク、1aはディスク上に
設けられた記録層である。光磁気ディスク1はスピンド
ルモータ2の駆動により所定の速度で回転する。光磁気
ディスク1の上面には、記録用バイアス磁界を発生する
磁気ヘッド3が配設され、下面には磁気ヘッド3と相対
向して光ヘッド4が配設されている。磁気ヘッド3は磁
芯3aとこれに巻回されたコイルLHから構成され、磁
気ヘッド駆動回路5からコイルLHに記録情報信号に応
じて駆動電流を供給することで、光磁気ディスク1に上
向きまたは下向きの磁界が印加される。
【0003】光ヘッド4は光源の半導体レーザ4a、そ
のレーザビームを微小光スポットに絞って記録層1a上
に集光する対物レンズ(図示せず)、光磁気ディスク1
からの反射光を検出する光センサ(図示せず)などの光
学素子から構成され、レーザ駆動回路6から半導体レー
ザ4aに駆動電流を供給することで、光磁気ディスク1
に一定強度の光ビームが照射される。なお、通常光ビー
ムは直径1μm程度の光スポットに収束して記録層1a
上に照射される。レーザ駆動回路6の駆動電流は図示し
ない主制御回路から送られる制御信号により記録時と再
生時で記録パワーと再生パワーに制御される。また、光
センサの検出信号は、再生回路7へ送られ、所定の信号
処理を行うことで、記録情報が再生される。
のレーザビームを微小光スポットに絞って記録層1a上
に集光する対物レンズ(図示せず)、光磁気ディスク1
からの反射光を検出する光センサ(図示せず)などの光
学素子から構成され、レーザ駆動回路6から半導体レー
ザ4aに駆動電流を供給することで、光磁気ディスク1
に一定強度の光ビームが照射される。なお、通常光ビー
ムは直径1μm程度の光スポットに収束して記録層1a
上に照射される。レーザ駆動回路6の駆動電流は図示し
ない主制御回路から送られる制御信号により記録時と再
生時で記録パワーと再生パワーに制御される。また、光
センサの検出信号は、再生回路7へ送られ、所定の信号
処理を行うことで、記録情報が再生される。
【0004】情報を記録する場合は、磁気ヘッド駆動回
路5から磁気ヘッド3のコイルLHに情報信号に応じて
変調された駆動電流が供給される。これにより、磁気ヘ
ッド3では情報信号に応じて変調された記録用磁界を発
生し、光磁気ディスク1に印加する。一方、光ヘッド4
内の半導体レーザ4aにはレーザ駆動回路6から直流電
流が供給され、半導体レーザ5aでは連続した光ビーム
を記録層1a上に照射する。この光ビームの照射により
記録層1aはキュリー温度以上に加熱され、記録層1a
の磁化は磁気ヘッド3の印加磁界の方向に配向する。そ
して、光磁気ディスク1の回転に伴ない、光ビーム照射
位置が情報記録位置から遠ざかって冷却されると、磁化
方向は固化され、2値の情報信号に対応した上向きまた
は下向きの磁化方向をもつ磁化領域(ドメイン)が記録
される。こうして記録層1a上にドメインの列を記録し
て一連の情報が記録される。
路5から磁気ヘッド3のコイルLHに情報信号に応じて
変調された駆動電流が供給される。これにより、磁気ヘ
ッド3では情報信号に応じて変調された記録用磁界を発
生し、光磁気ディスク1に印加する。一方、光ヘッド4
内の半導体レーザ4aにはレーザ駆動回路6から直流電
流が供給され、半導体レーザ5aでは連続した光ビーム
を記録層1a上に照射する。この光ビームの照射により
記録層1aはキュリー温度以上に加熱され、記録層1a
の磁化は磁気ヘッド3の印加磁界の方向に配向する。そ
して、光磁気ディスク1の回転に伴ない、光ビーム照射
位置が情報記録位置から遠ざかって冷却されると、磁化
方向は固化され、2値の情報信号に対応した上向きまた
は下向きの磁化方向をもつ磁化領域(ドメイン)が記録
される。こうして記録層1a上にドメインの列を記録し
て一連の情報が記録される。
【0005】一方、記録情報を再生する場合は、レーザ
駆動回路6に制御信号が送られ、半導体レーザ4aの光
強度が記録時よりも小さい再生パワーに切り換えられ
る。これにより、光ヘッド4から光磁気ディスク1に記
録ができない程度の再生パワーの光ビームが照射され、
その反射光は光ヘッド4内の光センサで検出される。光
センサの検出信号は再生回路7へ送られ、記録情報の再
生が行われる。ここで、光磁気ディスク1から反射され
た光の偏光面はカー効果によりドメインの磁化方向によ
って回転するので、そのカー効果を利用して再生信号が
生成され、更に所定の信号処理を行うことによって2値
の情報信号が再生される。
駆動回路6に制御信号が送られ、半導体レーザ4aの光
強度が記録時よりも小さい再生パワーに切り換えられ
る。これにより、光ヘッド4から光磁気ディスク1に記
録ができない程度の再生パワーの光ビームが照射され、
その反射光は光ヘッド4内の光センサで検出される。光
センサの検出信号は再生回路7へ送られ、記録情報の再
生が行われる。ここで、光磁気ディスク1から反射され
た光の偏光面はカー効果によりドメインの磁化方向によ
って回転するので、そのカー効果を利用して再生信号が
生成され、更に所定の信号処理を行うことによって2値
の情報信号が再生される。
【0006】図10は図9の磁気ヘッド駆動回路5の一
例を示した回路図である。図10において、L1及びL
2は補助コイル、SW1及びSW2は補助コイルL1,
L2にそれぞれ直列に接続されたスイッチ素子、Vは直
流電源である。スイッチ素子SW1,SW2としては、
例えば電界効果トランジスタが使用される。補助コイル
L1とスイッチ素子SW1の接続点と補助コイルL2と
スイッチSW2の接続点の間には、図9の磁気ヘッド3
のコイルLHが接続されている。なお、補助コイルL
1,L2のインダクタンスはコイルLHのそれよりも十
分に大きく設定されている。情報信号はスイッチ素子S
W1の制御端子に出力され、また情報信号は反転回路8
を介して他方のスイッチ素子SW2の制御端子に出力さ
れる。従って、スイッチ素子SW1とSW2の制御端子
には位相の反転した情報信号が入力される。
例を示した回路図である。図10において、L1及びL
2は補助コイル、SW1及びSW2は補助コイルL1,
L2にそれぞれ直列に接続されたスイッチ素子、Vは直
流電源である。スイッチ素子SW1,SW2としては、
例えば電界効果トランジスタが使用される。補助コイル
L1とスイッチ素子SW1の接続点と補助コイルL2と
スイッチSW2の接続点の間には、図9の磁気ヘッド3
のコイルLHが接続されている。なお、補助コイルL
1,L2のインダクタンスはコイルLHのそれよりも十
分に大きく設定されている。情報信号はスイッチ素子S
W1の制御端子に出力され、また情報信号は反転回路8
を介して他方のスイッチ素子SW2の制御端子に出力さ
れる。従って、スイッチ素子SW1とSW2の制御端子
には位相の反転した情報信号が入力される。
【0007】図11は情報信号とスイッチ素子SW1,
SW2のオン、オフの状態、コイルLHの駆動電流の関
係を示した図である。また、図12は情報信号と駆動電
流及びディスク上に記録されるドメインとそれを再生し
たときの再生信号を示した図である。まず、図示しない
主制御回路から図12(a)のようにハイレベル(H)
の情報信号が送られた場合は、スイッチ素子SW1はオ
ン、スイッチ素子SW2はオフし、磁気ヘッド3のコイ
ルLHに図12(b)のように+で示す方向の駆動電流
が供給される。このとき、磁気ヘッド3は上向きの磁界
を発生し、光磁気ディスク1の記録層1a上に図12
(c)のように上向きの磁化のドメイン(+で示す)が
記録される。もちろん、情報の記録時には図12(c)
のように光ヘッド4から照射された円形の光スポットA
が走査しており、光スポットによる加熱作用と磁界の印
加によって記録層1a上にドメインが記録される。ま
た、情報信号が図12(a)のようにローレベル(L)
になると、スイッチ素子SW1はオフ、スイッチ素子S
W2はオンし、図12(b)のようにコイルLHに−の
方向の駆動電流が供給される。このとき、磁気ヘッド3
は下向きの磁界を発生し記録層1a上に図12(c)の
ように下向きの磁化のドメイン(斜線で示す)が記録さ
れる。
SW2のオン、オフの状態、コイルLHの駆動電流の関
係を示した図である。また、図12は情報信号と駆動電
流及びディスク上に記録されるドメインとそれを再生し
たときの再生信号を示した図である。まず、図示しない
主制御回路から図12(a)のようにハイレベル(H)
の情報信号が送られた場合は、スイッチ素子SW1はオ
ン、スイッチ素子SW2はオフし、磁気ヘッド3のコイ
ルLHに図12(b)のように+で示す方向の駆動電流
が供給される。このとき、磁気ヘッド3は上向きの磁界
を発生し、光磁気ディスク1の記録層1a上に図12
(c)のように上向きの磁化のドメイン(+で示す)が
記録される。もちろん、情報の記録時には図12(c)
のように光ヘッド4から照射された円形の光スポットA
が走査しており、光スポットによる加熱作用と磁界の印
加によって記録層1a上にドメインが記録される。ま
た、情報信号が図12(a)のようにローレベル(L)
になると、スイッチ素子SW1はオフ、スイッチ素子S
W2はオンし、図12(b)のようにコイルLHに−の
方向の駆動電流が供給される。このとき、磁気ヘッド3
は下向きの磁界を発生し記録層1a上に図12(c)の
ように下向きの磁化のドメイン(斜線で示す)が記録さ
れる。
【0008】ここで、以上のように情報を記録する場
合、光スポットで加熱された領域が磁界に応じて上向き
または下向きに磁化されるので、図12(c)のように
ドメインの境界は光スポットの形状と同じ円弧状とな
る。また、通常ドメインの長さは最も短いもので光スポ
ットの直径(1μm程度)と同じか、あるいはそれより
もやや小さくてせいぜい0.7μm程度である。一方、
このように記録されたドメインを再生回路7で再生する
と、図12(d)のように磁化方向に応じたレベルの再
生信号が得られ、更にこれをBで示す信号振幅の中間レ
ベルで2値化すると図12(a)の元の情報信号を再生
することができる。
合、光スポットで加熱された領域が磁界に応じて上向き
または下向きに磁化されるので、図12(c)のように
ドメインの境界は光スポットの形状と同じ円弧状とな
る。また、通常ドメインの長さは最も短いもので光スポ
ットの直径(1μm程度)と同じか、あるいはそれより
もやや小さくてせいぜい0.7μm程度である。一方、
このように記録されたドメインを再生回路7で再生する
と、図12(d)のように磁化方向に応じたレベルの再
生信号が得られ、更にこれをBで示す信号振幅の中間レ
ベルで2値化すると図12(a)の元の情報信号を再生
することができる。
【0009】
【発明が解決しようとしている課題】ところで、最近で
は、例えば特開平4−123341号公報に提案されて
いるように、更に高密度で情報信号の記録、再生を行う
ために、短い連続した磁化ドメインが光スポット内に複
数存在するように記録を行い、再生の際には2つ以上の
閾値を設けるという、いわゆる多値の情報記録再生方式
が知られている。こうした多値の情報記録再生を行う場
合は、、光スポットの直径よりも幅の短いドメインを連
続して記録する必要があるので、情報信号の最高周波数
を従来の2倍以上に高くしなければならない。
は、例えば特開平4−123341号公報に提案されて
いるように、更に高密度で情報信号の記録、再生を行う
ために、短い連続した磁化ドメインが光スポット内に複
数存在するように記録を行い、再生の際には2つ以上の
閾値を設けるという、いわゆる多値の情報記録再生方式
が知られている。こうした多値の情報記録再生を行う場
合は、、光スポットの直径よりも幅の短いドメインを連
続して記録する必要があるので、情報信号の最高周波数
を従来の2倍以上に高くしなければならない。
【0010】しかしながら、図9の従来装置では、磁気
ヘッド駆動回路5でそのまま記録周波数を高くしようと
すると、次の2つの問題点が生じる。まず、第1に記録
周波数を上げると、コイルLHのインダクタンス成分に
より周波数の増大に比例して負荷が増大するため、コイ
ルLHの駆動電流が減少し、磁気ヘッド3の磁界強度が
不足する問題が挙げられる。これは、直流電源Vの電圧
を高くすれば、コイルLHの電流の減少を解決できるの
であるが、それでは回路の消費電力が増大するので、実
用的ではない。第2に記録周波数を上げると、スイッチ
素子SW1,SW2のスイッング損失が増大するので、
記録周波数はスイッチ素子の許容電力損失によって制限
されるという問題点がある。従って、記録周波数を上げ
ようとしても、実際にはスイッチ素子の電力損失によっ
て制限されるので、十分に小さい微小ドメインを記録す
るにも限界があった。
ヘッド駆動回路5でそのまま記録周波数を高くしようと
すると、次の2つの問題点が生じる。まず、第1に記録
周波数を上げると、コイルLHのインダクタンス成分に
より周波数の増大に比例して負荷が増大するため、コイ
ルLHの駆動電流が減少し、磁気ヘッド3の磁界強度が
不足する問題が挙げられる。これは、直流電源Vの電圧
を高くすれば、コイルLHの電流の減少を解決できるの
であるが、それでは回路の消費電力が増大するので、実
用的ではない。第2に記録周波数を上げると、スイッチ
素子SW1,SW2のスイッング損失が増大するので、
記録周波数はスイッチ素子の許容電力損失によって制限
されるという問題点がある。従って、記録周波数を上げ
ようとしても、実際にはスイッチ素子の電力損失によっ
て制限されるので、十分に小さい微小ドメインを記録す
るにも限界があった。
【0011】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たもので、その目的は磁気ヘッドに高周波交流信号を供
給することにより、スイッチ素子を高速でスイッチング
させることなく、光スポットの直径よりも幅の小さい微
小ドメインを記録して多値の情報信号を記録できるよう
にした光磁気記録装置及び磁気ヘッド駆動装置を提供す
ることにある。
たもので、その目的は磁気ヘッドに高周波交流信号を供
給することにより、スイッチ素子を高速でスイッチング
させることなく、光スポットの直径よりも幅の小さい微
小ドメインを記録して多値の情報信号を記録できるよう
にした光磁気記録装置及び磁気ヘッド駆動装置を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、光磁気
記録媒体に光ビームを照射する光ヘッドと、前記記録媒
体の光ビーム照射部位に磁界を印加する磁気ヘッドと、
少なくとも一対のスイッチ素子を備え、該スイッチ素子
の電流制御動作により前記磁気ヘッドに情報信号に応じ
た駆動電流を供給する磁気ヘッド駆動手段とを有する光
磁気記録装置において、前記磁気ヘッドに記録周波数よ
りも高い高周波交流信号を供給する高周波交流信号発生
手段を設け、前記スイッチ素子に複数の情報信号を供給
し、該スイッチ素子を複数の情報信号の状態に応じて制
御することにより、前記磁気ヘッドに正、逆の駆動電
流、及び前記高周波交流信号発生手段から高周波交流電
流を供給して前記記録媒体に多値の情報信号を記録する
ことを特徴とする光磁気記録装置によって達成される。
記録媒体に光ビームを照射する光ヘッドと、前記記録媒
体の光ビーム照射部位に磁界を印加する磁気ヘッドと、
少なくとも一対のスイッチ素子を備え、該スイッチ素子
の電流制御動作により前記磁気ヘッドに情報信号に応じ
た駆動電流を供給する磁気ヘッド駆動手段とを有する光
磁気記録装置において、前記磁気ヘッドに記録周波数よ
りも高い高周波交流信号を供給する高周波交流信号発生
手段を設け、前記スイッチ素子に複数の情報信号を供給
し、該スイッチ素子を複数の情報信号の状態に応じて制
御することにより、前記磁気ヘッドに正、逆の駆動電
流、及び前記高周波交流信号発生手段から高周波交流電
流を供給して前記記録媒体に多値の情報信号を記録する
ことを特徴とする光磁気記録装置によって達成される。
【0013】また、本発明の目的は、少なくとも一対の
スイッチ素子を有し、該スイッチ素子の電流制御動作に
より磁気ヘッドに情報信号に応じた駆動電流を供給する
磁気ヘッド駆動装置において、前記磁気ヘッドに記録周
波数よりも高い高周波交流信号を供給する高周波交流信
号発生手段を設け、前記スイッチ素子を複数の情報信号
の状態に応じて制御することにより、前記磁気ヘッドに
正、逆の駆動電流、及び前記高周波交流信号発生手段か
ら高周波交流信号を供給することを特徴とする磁気ヘッ
ド駆動装置によって達成される。
スイッチ素子を有し、該スイッチ素子の電流制御動作に
より磁気ヘッドに情報信号に応じた駆動電流を供給する
磁気ヘッド駆動装置において、前記磁気ヘッドに記録周
波数よりも高い高周波交流信号を供給する高周波交流信
号発生手段を設け、前記スイッチ素子を複数の情報信号
の状態に応じて制御することにより、前記磁気ヘッドに
正、逆の駆動電流、及び前記高周波交流信号発生手段か
ら高周波交流信号を供給することを特徴とする磁気ヘッ
ド駆動装置によって達成される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。まず、本発明の第1実施例について
説明する。図1は本発明の光磁気記録装置に用いられる
磁気ヘッド駆動回路の一例を示した回路である。光磁気
記録装置は図9と同じ構成とし、その中の磁気ヘッド駆
動回路5に図1の磁気ヘッド駆動回路が設けられている
ものとする。なお、図1では図10の従来装置と同一部
分は同一符号を付してある。
て詳細に説明する。まず、本発明の第1実施例について
説明する。図1は本発明の光磁気記録装置に用いられる
磁気ヘッド駆動回路の一例を示した回路である。光磁気
記録装置は図9と同じ構成とし、その中の磁気ヘッド駆
動回路5に図1の磁気ヘッド駆動回路が設けられている
ものとする。なお、図1では図10の従来装置と同一部
分は同一符号を付してある。
【0015】図1において、L1及びL2は補助コイ
ル、SW1及びSW2は電界効果トランジスタなどのス
イッチ素子、LHは磁気ヘッド3のコイル、Vは直流電
源である。これらはいずれも図10のものと同じであ
る。また、9はコイルLHに直列に接続された高周波発
振回路であり、記録する情報信号の最高周波数よりも高
い周波数の交流信号を発生する。なお、補助コイルL
1,L2のインダクタンスはコイルLHのインダクタン
スよりも充分に大きく設定されている。スイッチ素子S
W1,SW2の制御端子には、図示しない主制御回路か
ら情報信号S1,S2が送られ、情報信号S1,S2で
スイッチ素子SW1,SW2が駆動される。なお、本実
施例では、光磁気ディスク1に記録する情報信号は3値
の信号であり、詳しく後述するように2値の情報信号S
1,S2の状態に応じてスイッチ素子SW1,SW2を
制御することで、コイルLHに正方向または負方向の駆
動電流、あるいは高周波発振回路9から高周波の交流信
号を供給することによって、3値の情報信号の記録が行
われる。
ル、SW1及びSW2は電界効果トランジスタなどのス
イッチ素子、LHは磁気ヘッド3のコイル、Vは直流電
源である。これらはいずれも図10のものと同じであ
る。また、9はコイルLHに直列に接続された高周波発
振回路であり、記録する情報信号の最高周波数よりも高
い周波数の交流信号を発生する。なお、補助コイルL
1,L2のインダクタンスはコイルLHのインダクタン
スよりも充分に大きく設定されている。スイッチ素子S
W1,SW2の制御端子には、図示しない主制御回路か
ら情報信号S1,S2が送られ、情報信号S1,S2で
スイッチ素子SW1,SW2が駆動される。なお、本実
施例では、光磁気ディスク1に記録する情報信号は3値
の信号であり、詳しく後述するように2値の情報信号S
1,S2の状態に応じてスイッチ素子SW1,SW2を
制御することで、コイルLHに正方向または負方向の駆
動電流、あるいは高周波発振回路9から高周波の交流信
号を供給することによって、3値の情報信号の記録が行
われる。
【0016】図2は情報信号S1,S2とスイッチ素子
SW1,SW2の駆動状態及びコイルLHの駆動電流の
関係を示した図である。情報信号S1,S2の組み合わ
せは3通りあり、この3つの状態によって3値の情報信
号が記録される。まず、第1の状態は情報信号S1がハ
イレベル(H)、情報信号S2がローレベル(L)のと
きであり、このときはスイッチ素子SW1はオン、スイ
ッチ素子SW2はオフし、磁気ヘッド3のコイルLHに
は+で示す方向の駆動電流が供給される。第2の状態は
情報信号S1がローレベル、情報信号S2がハイレベル
のときであり、この状態ではスイッチ素子SW1はオ
フ、スイッチ素子SW2はオンし、コイルLHには−で
示す方向に駆動電流が供給される。また、第3の状態は
情報信号S1,S2がともにハイレベルのときであり、
このときはスイッチ素子SW1,SW2がともにオン
し、コイルLHには高周波発振回路9から高周波の交流
電流が供給される。但し、情報信号S1,S2がともに
ローレベルの状態はとらないものとする。
SW1,SW2の駆動状態及びコイルLHの駆動電流の
関係を示した図である。情報信号S1,S2の組み合わ
せは3通りあり、この3つの状態によって3値の情報信
号が記録される。まず、第1の状態は情報信号S1がハ
イレベル(H)、情報信号S2がローレベル(L)のと
きであり、このときはスイッチ素子SW1はオン、スイ
ッチ素子SW2はオフし、磁気ヘッド3のコイルLHに
は+で示す方向の駆動電流が供給される。第2の状態は
情報信号S1がローレベル、情報信号S2がハイレベル
のときであり、この状態ではスイッチ素子SW1はオ
フ、スイッチ素子SW2はオンし、コイルLHには−で
示す方向に駆動電流が供給される。また、第3の状態は
情報信号S1,S2がともにハイレベルのときであり、
このときはスイッチ素子SW1,SW2がともにオン
し、コイルLHには高周波発振回路9から高周波の交流
電流が供給される。但し、情報信号S1,S2がともに
ローレベルの状態はとらないものとする。
【0017】次に、上記実施例の具体的な動作を図3に
基づいて説明する。図3(a)は情報信号S1、図3
(b)は情報信号S2である。情報信号S1がハイレベ
ル、情報信号S2がローレベルのときは、前述のように
スイッチ素子SW1はオン、スイッチ素子SW2はオフ
するので、図3(c)のようにコイルLHに+方向の駆
動電流が供給され、磁気ヘッド3はそれに対応して上向
きの磁界を発生する。この場合、直流電源Vから補助コ
イルL2、コイルLH、高周波発振回路9、スイッチ素
子SW1の経路で電流が流れるのであるが、補助コイル
L2のインダクタンスは充分に大きいので、先の電流経
路はインピーダンスが高い状態になっている。従って、
高周波発振回路9は定電圧の交流信号発生源であり、常
時高周波交流信号を発生しているが、電流経路のインピ
ーダンスが高いときは、高周波発振回路9の高周波交流
信号はコイルLHに供給されず、図3(c)のように直
流電源Vから+方向の電流がコイルLHに供給され、光
磁気ディスク1に磁気ヘッド3から上向きの磁界が印加
される。一方、光ヘッド4から光磁気ディスク1に光ビ
ームが照射されており、光ビームによる加熱作用と磁気
ヘッド4からの磁界の印加によって図3(d)に示すよ
うに情報トラック上に上向き磁化のドメイン(+で示
す)が記録される。図3(d)のAは情報トラック上を
走査する光スポットである。
基づいて説明する。図3(a)は情報信号S1、図3
(b)は情報信号S2である。情報信号S1がハイレベ
ル、情報信号S2がローレベルのときは、前述のように
スイッチ素子SW1はオン、スイッチ素子SW2はオフ
するので、図3(c)のようにコイルLHに+方向の駆
動電流が供給され、磁気ヘッド3はそれに対応して上向
きの磁界を発生する。この場合、直流電源Vから補助コ
イルL2、コイルLH、高周波発振回路9、スイッチ素
子SW1の経路で電流が流れるのであるが、補助コイル
L2のインダクタンスは充分に大きいので、先の電流経
路はインピーダンスが高い状態になっている。従って、
高周波発振回路9は定電圧の交流信号発生源であり、常
時高周波交流信号を発生しているが、電流経路のインピ
ーダンスが高いときは、高周波発振回路9の高周波交流
信号はコイルLHに供給されず、図3(c)のように直
流電源Vから+方向の電流がコイルLHに供給され、光
磁気ディスク1に磁気ヘッド3から上向きの磁界が印加
される。一方、光ヘッド4から光磁気ディスク1に光ビ
ームが照射されており、光ビームによる加熱作用と磁気
ヘッド4からの磁界の印加によって図3(d)に示すよ
うに情報トラック上に上向き磁化のドメイン(+で示
す)が記録される。図3(d)のAは情報トラック上を
走査する光スポットである。
【0018】次に、図3(a)のように情報信号S1が
ローレベル、図3(b)のように情報信号S2がハイレ
ベルになると、スイッチ素子SW1はオフ、スイッチ素
子SW2はオンするので、図3(c)のようにコイルL
Hに−方向の駆動電流が供給され、磁気ヘッド3は下向
きの磁界を発生する。このときは、直流電源Vから補助
コイルL1、高周波発振回路9、コイルLH、スイッチ
素子SW2の経路で電流が供給されるのであるが、補助
コイルL1のインピーダンスが高いので、同様に高周波
発振回路9の高周波交流信号がコイルLHに供給される
ことはなく、コイルLHには直流電源Vからのみ電流が
供給される。こうして光磁気ディスク1上に下向きの磁
界が印加され、光ヘッド4からの光ビームによる加熱作
用と相まって図3(d)のように情報トラック上に下向
きに磁化のドメイン(−で示す)が記録される。図3
(d)では下向き磁化のドメインを上向き磁化との区別
を明確にするために斜線で示してある。
ローレベル、図3(b)のように情報信号S2がハイレ
ベルになると、スイッチ素子SW1はオフ、スイッチ素
子SW2はオンするので、図3(c)のようにコイルL
Hに−方向の駆動電流が供給され、磁気ヘッド3は下向
きの磁界を発生する。このときは、直流電源Vから補助
コイルL1、高周波発振回路9、コイルLH、スイッチ
素子SW2の経路で電流が供給されるのであるが、補助
コイルL1のインピーダンスが高いので、同様に高周波
発振回路9の高周波交流信号がコイルLHに供給される
ことはなく、コイルLHには直流電源Vからのみ電流が
供給される。こうして光磁気ディスク1上に下向きの磁
界が印加され、光ヘッド4からの光ビームによる加熱作
用と相まって図3(d)のように情報トラック上に下向
きに磁化のドメイン(−で示す)が記録される。図3
(d)では下向き磁化のドメインを上向き磁化との区別
を明確にするために斜線で示してある。
【0019】更に、図3(a),(b)のように情報信
号S1,S2がともにハイレベルになると、スイッチ素
子SW1,SW2はともにオンするので、直流電源Vか
らの電流はそれぞれ補助コイルL1,L2を介してスイ
ッチ素子SW1,SW2へ供給され、直流電源Vからコ
イルLHへの電流経路は遮断された状態となる。そし
て、このようにスイッチ素子SW1とSW2がオンする
と、図3(c)のように高周波発振回路9からコイルL
Hに高周波交流信号が供給され、磁気ヘッド3はそれに
応じて高周波の交流磁界を発生する。このとき、高周波
発振回路9からコイルLHに電流を供給する経路に補助
コイルL1,L2は存在せず、電流経路は低インピーダ
ンスとなっているので、高周波発振回路9からコイルL
Hに高周波交流電流が供給されることになる。こうして
磁気ヘッド3は高周波交流磁界を発生し、図3(d)の
ように情報トラック上に上向き磁化のドメインと下向き
磁化のドメインが交互に繰り返し記録され、微小ドメイ
ンが連続した状態で記録される。このとき、記録される
微小ドメインの長さは高周波交流信号の略半周期に相当
するので、光スポットAの直径よりも短く、その光スポ
ットの直径を1μmとすると、0.5μm以下にするこ
とが可能である。従って、微小ドメインの長さは信号再
生時の光スポットの光学的分解能よりも小さくすること
ができる。このように情報信号S1,S2の3つの状態
に応じて磁気ヘッド3は上向き磁界、下向き磁界、ある
いは高周波交流磁界を発生し、この3種類の磁界によっ
て光磁気ディスク1上に3値の情報が記録される。
号S1,S2がともにハイレベルになると、スイッチ素
子SW1,SW2はともにオンするので、直流電源Vか
らの電流はそれぞれ補助コイルL1,L2を介してスイ
ッチ素子SW1,SW2へ供給され、直流電源Vからコ
イルLHへの電流経路は遮断された状態となる。そし
て、このようにスイッチ素子SW1とSW2がオンする
と、図3(c)のように高周波発振回路9からコイルL
Hに高周波交流信号が供給され、磁気ヘッド3はそれに
応じて高周波の交流磁界を発生する。このとき、高周波
発振回路9からコイルLHに電流を供給する経路に補助
コイルL1,L2は存在せず、電流経路は低インピーダ
ンスとなっているので、高周波発振回路9からコイルL
Hに高周波交流電流が供給されることになる。こうして
磁気ヘッド3は高周波交流磁界を発生し、図3(d)の
ように情報トラック上に上向き磁化のドメインと下向き
磁化のドメインが交互に繰り返し記録され、微小ドメイ
ンが連続した状態で記録される。このとき、記録される
微小ドメインの長さは高周波交流信号の略半周期に相当
するので、光スポットAの直径よりも短く、その光スポ
ットの直径を1μmとすると、0.5μm以下にするこ
とが可能である。従って、微小ドメインの長さは信号再
生時の光スポットの光学的分解能よりも小さくすること
ができる。このように情報信号S1,S2の3つの状態
に応じて磁気ヘッド3は上向き磁界、下向き磁界、ある
いは高周波交流磁界を発生し、この3種類の磁界によっ
て光磁気ディスク1上に3値の情報が記録される。
【0020】次に、以上のように記録された3値の情報
信号を再生する場合は、情報トラック上を記録時より弱
い再生パワーの光スポットAが走査される。そして、そ
の反射光は光ヘッド4内の光センサで検出され、再生回
路7ではその検出信号をもとに記録された情報信号の再
生が行われる。図3(e)は図3(d)のように3値の
情報信号が記録された情報トラック上に光スポットAを
走査して得られた再生信号である。図3(e)から明ら
かなように、上向き磁化のドメインでは正の再生信号、
下向き磁化のドメインでは負の再生信号が得られ、それ
ぞれドメインの磁化方向に対応した再生信号が生成され
る。これに対し、微小ドメインの連続した領域では、前
述のように微小ドメインの長さは信号再生時の光スポッ
トの光学的分解能よりも小さいので、図3(e)のよう
に微小ドメインの磁化に対応した信号の変化はほとんど
検出されず、平均的に先の上向き磁化と下向き磁化に対
応した再生信号レベルのほぼ中間レベルの再生信号が生
成される。従って、3値の情報信号に対応してそれぞれ
レベルの異なる再生信号が生成される。
信号を再生する場合は、情報トラック上を記録時より弱
い再生パワーの光スポットAが走査される。そして、そ
の反射光は光ヘッド4内の光センサで検出され、再生回
路7ではその検出信号をもとに記録された情報信号の再
生が行われる。図3(e)は図3(d)のように3値の
情報信号が記録された情報トラック上に光スポットAを
走査して得られた再生信号である。図3(e)から明ら
かなように、上向き磁化のドメインでは正の再生信号、
下向き磁化のドメインでは負の再生信号が得られ、それ
ぞれドメインの磁化方向に対応した再生信号が生成され
る。これに対し、微小ドメインの連続した領域では、前
述のように微小ドメインの長さは信号再生時の光スポッ
トの光学的分解能よりも小さいので、図3(e)のよう
に微小ドメインの磁化に対応した信号の変化はほとんど
検出されず、平均的に先の上向き磁化と下向き磁化に対
応した再生信号レベルのほぼ中間レベルの再生信号が生
成される。従って、3値の情報信号に対応してそれぞれ
レベルの異なる再生信号が生成される。
【0021】図4は以上のように3値の情報信号を再生
する再生回路の具体例を示したブロック図である。図4
において、10及び11はそれぞれ閾値電圧発生回路、
12及び13はそれぞれ比較回路、14は反転回路であ
る。閾値電圧発生回路10では図3(e)に示すような
閾値電圧B1を発生し、比較回路12では再生信号と閾
値電圧B1を比較して再生信号レベルがB1以下のとき
に検出信号が出力される。また、閾値電圧発生回路11
では図3(e)の閾値電圧B2を発生し、比較回路13
では再生信号レベルがB2以上のときに検出信号が出力
される。ここで比較回路12の出力信号は情報信号S1
の再生信号となり、比較回路13の出力信号を反転回路
14で反転した信号が情報信号S2の再生信号となる。
こうして再生信号と2つの閾値を比較することで、3値
の情報信号を再生することができる。なお、再生回路と
しては、これに限ることなく、様々の再生回路があるこ
とは言うまでもない。
する再生回路の具体例を示したブロック図である。図4
において、10及び11はそれぞれ閾値電圧発生回路、
12及び13はそれぞれ比較回路、14は反転回路であ
る。閾値電圧発生回路10では図3(e)に示すような
閾値電圧B1を発生し、比較回路12では再生信号と閾
値電圧B1を比較して再生信号レベルがB1以下のとき
に検出信号が出力される。また、閾値電圧発生回路11
では図3(e)の閾値電圧B2を発生し、比較回路13
では再生信号レベルがB2以上のときに検出信号が出力
される。ここで比較回路12の出力信号は情報信号S1
の再生信号となり、比較回路13の出力信号を反転回路
14で反転した信号が情報信号S2の再生信号となる。
こうして再生信号と2つの閾値を比較することで、3値
の情報信号を再生することができる。なお、再生回路と
しては、これに限ることなく、様々の再生回路があるこ
とは言うまでもない。
【0022】以上のように本実施例においては、磁気ヘ
ット3のコイルLHと直列に高周波発振回路9を接続
し、2つの情報信号S1,S2の状態に応じて2つのス
イッチ素子SW1,SW2のオン、オフを制御すること
により、コイルLHに+または−の駆動電流あるいは高
周波交流信号の3つの電流を供給することができる。従
って、磁気ヘッド3に記録すべき情報信号に応じて上向
き磁界、下向き磁界あるいは高周波発振回路9からの高
周波交流信号の供給による高周波交流磁界を発生せるこ
とによって、上向き磁化のドメイン、下向き磁化のドメ
イン及び連続した微小ドメインによる3値の情報信号を
記録することができる。よって、このような情報信号の
記録では、スイッチ素子を高い周波数でスイッチングす
る必要がないので、周波数の増大による負荷の増加のた
めにコイルLHの駆動電流が不足したり、スイッチング
損失の増大によって記録周波数が制限されたりすること
がなく、多値記録を行う上での課題を効果的に解決する
ことができる。
ット3のコイルLHと直列に高周波発振回路9を接続
し、2つの情報信号S1,S2の状態に応じて2つのス
イッチ素子SW1,SW2のオン、オフを制御すること
により、コイルLHに+または−の駆動電流あるいは高
周波交流信号の3つの電流を供給することができる。従
って、磁気ヘッド3に記録すべき情報信号に応じて上向
き磁界、下向き磁界あるいは高周波発振回路9からの高
周波交流信号の供給による高周波交流磁界を発生せるこ
とによって、上向き磁化のドメイン、下向き磁化のドメ
イン及び連続した微小ドメインによる3値の情報信号を
記録することができる。よって、このような情報信号の
記録では、スイッチ素子を高い周波数でスイッチングす
る必要がないので、周波数の増大による負荷の増加のた
めにコイルLHの駆動電流が不足したり、スイッチング
損失の増大によって記録周波数が制限されたりすること
がなく、多値記録を行う上での課題を効果的に解決する
ことができる。
【0023】なお、高周波発振回路9からコイルLHに
高周波交流信号を供給する場合、図3(c)に示すよう
にコイルLHに供給される−方向の駆動電流及び+方向
の駆動電流と各々連続となるように供給するのが望まし
い。即ち、高周波発振回路9の交流電流の周波数を情報
信号の最高周波数または基準クロックの周波数の整数倍
とし、その位相の0度または180度を情報信号の変化
点に一致させることによって、コイルLHの高周波交流
電流がその前後の電流と連続となるようにするのが望ま
しい。また、補助コイルL1,L2の代わりに定電流性
を有する素子または回路を使用してもよい。
高周波交流信号を供給する場合、図3(c)に示すよう
にコイルLHに供給される−方向の駆動電流及び+方向
の駆動電流と各々連続となるように供給するのが望まし
い。即ち、高周波発振回路9の交流電流の周波数を情報
信号の最高周波数または基準クロックの周波数の整数倍
とし、その位相の0度または180度を情報信号の変化
点に一致させることによって、コイルLHの高周波交流
電流がその前後の電流と連続となるようにするのが望ま
しい。また、補助コイルL1,L2の代わりに定電流性
を有する素子または回路を使用してもよい。
【0024】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。図5は本発明の第2実施例を示した回路図である。
図5の回路も図9の光磁気記録装置に磁気ヘッド駆動回
路として設けられている。以下の実施例も同様である。
図5の実施例は、高周波発振回路9の高周波交流電流を
トランスTを介してコイルLHに供給する例である。そ
の他の構成は図1と同じで、情報信号S1,S2の3つ
の状態によって3値の情報信号を記録するものである。
る。図5は本発明の第2実施例を示した回路図である。
図5の回路も図9の光磁気記録装置に磁気ヘッド駆動回
路として設けられている。以下の実施例も同様である。
図5の実施例は、高周波発振回路9の高周波交流電流を
トランスTを介してコイルLHに供給する例である。そ
の他の構成は図1と同じで、情報信号S1,S2の3つ
の状態によって3値の情報信号を記録するものである。
【0025】ここで、トランスTの高周波発振回路9側
の1次巻線の巻数をN1 、コイルLH側の2次巻線の巻
数をN2 とし、この巻数比をN1 >N2 とすれば、高周
波発振回路9の出力電流を第1実施例よりも小さくする
ことができる。また、巻数比をN2 >N1 とすると、高
周波発振回路9の出力電圧を第1実施例よりも小さくす
ることができる。このように本実施例では、トランスT
の巻数比を目的に応じて設定することができる。
の1次巻線の巻数をN1 、コイルLH側の2次巻線の巻
数をN2 とし、この巻数比をN1 >N2 とすれば、高周
波発振回路9の出力電流を第1実施例よりも小さくする
ことができる。また、巻数比をN2 >N1 とすると、高
周波発振回路9の出力電圧を第1実施例よりも小さくす
ることができる。このように本実施例では、トランスT
の巻数比を目的に応じて設定することができる。
【0026】図6は本発明の第3の実施例を示した回路
図である。この実施例は、図5の実施例の高周波発振回
路9と直列に共振用のコンデンサC1を設けた例であ
る。その他の構成は図5の実施例と同じである。この実
施例では、コンデンサC1とコイルLHで直列共振回路
が構成され、コンデンサC1の容量をC1 、コイルLH
のインダクタンスをL1 、トランスTの巻線をN1 =N
2 とすると、共振周波数f1 は、 f1 =1/[2π√(L1 ・C1 )] …(1) となる。ここで、共振周波数f1 が高周波発振回路9の
交流信号の周波数に一致するようにコンデンサC1の容
量を設定すれば、高周波発振回路9の負荷は最小になる
ので、高周波発振回路9の出力電圧を小さくでき、また
消費電力も低減することができる。
図である。この実施例は、図5の実施例の高周波発振回
路9と直列に共振用のコンデンサC1を設けた例であ
る。その他の構成は図5の実施例と同じである。この実
施例では、コンデンサC1とコイルLHで直列共振回路
が構成され、コンデンサC1の容量をC1 、コイルLH
のインダクタンスをL1 、トランスTの巻線をN1 =N
2 とすると、共振周波数f1 は、 f1 =1/[2π√(L1 ・C1 )] …(1) となる。ここで、共振周波数f1 が高周波発振回路9の
交流信号の周波数に一致するようにコンデンサC1の容
量を設定すれば、高周波発振回路9の負荷は最小になる
ので、高周波発振回路9の出力電圧を小さくでき、また
消費電力も低減することができる。
【0027】図7は本発明の第4実施例を示した回路図
である。図6の実施例は高周波発振回路9と直列に共振
用のコンデンサC1を設けたが、この実施例は高周波発
振回路9と並列に共振用のコンデンサC2を設けた例で
ある。その他の構成は、図5と同じである。コンデンサ
C2とコイルLHの並列共振回路における共振周波数f
2 は、コンデンサC2の容量をC2 、コイルLHのイン
ダクタンスをL1 、トランスTの巻数をN1 =N2 とす
ると、 f2 =1/[2π√(L1 ・C2 )] …(2) となる。本実施例では、共振周波数f2 が高周波発振回
路9の周波数に一致するようにコンデンサC2の容量を
設定すれば、高周波発振回路9の負荷は最大となるの
で、高周波発振回路9の出力電流を小さくでき、また消
費電力を低減することができる。
である。図6の実施例は高周波発振回路9と直列に共振
用のコンデンサC1を設けたが、この実施例は高周波発
振回路9と並列に共振用のコンデンサC2を設けた例で
ある。その他の構成は、図5と同じである。コンデンサ
C2とコイルLHの並列共振回路における共振周波数f
2 は、コンデンサC2の容量をC2 、コイルLHのイン
ダクタンスをL1 、トランスTの巻数をN1 =N2 とす
ると、 f2 =1/[2π√(L1 ・C2 )] …(2) となる。本実施例では、共振周波数f2 が高周波発振回
路9の周波数に一致するようにコンデンサC2の容量を
設定すれば、高周波発振回路9の負荷は最大となるの
で、高周波発振回路9の出力電流を小さくでき、また消
費電力を低減することができる。
【0028】図8は本発明の第5実施例を示した回路図
である。この実施例は、高周波発振回路9と直列に共振
用のコンデンサC1、並列に共振用のコンデンサC2を
それぞれ接続した例である。その他の構成は図5と同じ
である。コイルLHとコンデンサC1,C2の共振回路
における共振周波数f3 は、コンデンサC1,C2の容
量をそれぞれC1 ,C2 、コイルLHのインダクタンス
をL1、、トランスTの巻数をN1 =N2 とすると、 f3 =1/{2π√[(L1 C1 C2 )/(C1 +C2 )]} …(3) となる。従って、本実施例では、共振周波数f3 が高周
波発振回路9の周波数に一致するようにコンデンサC
1,C2の容量を設定すれば、高周波発振回路9の出力
電圧、出力電流を小さくでき、消費電力を低減すること
ができる。
である。この実施例は、高周波発振回路9と直列に共振
用のコンデンサC1、並列に共振用のコンデンサC2を
それぞれ接続した例である。その他の構成は図5と同じ
である。コイルLHとコンデンサC1,C2の共振回路
における共振周波数f3 は、コンデンサC1,C2の容
量をそれぞれC1 ,C2 、コイルLHのインダクタンス
をL1、、トランスTの巻数をN1 =N2 とすると、 f3 =1/{2π√[(L1 C1 C2 )/(C1 +C2 )]} …(3) となる。従って、本実施例では、共振周波数f3 が高周
波発振回路9の周波数に一致するようにコンデンサC
1,C2の容量を設定すれば、高周波発振回路9の出力
電圧、出力電流を小さくでき、消費電力を低減すること
ができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、磁気ヘッ
ドに高周波交流電流を供給することにより、スイッチ素
子の高速スイッチングを必要とすることなく、光スポッ
トの直径よりも長さの短い微小ドメインを連続して記録
することができる。従って、コイルのインダクタンス成
分の増加によって磁気ヘッドの駆動電流が不足したり、
スイッチ素子のスイッチング損失によって記録周波数が
制限されたりすることがなく、多値の情報信号の記録を
効果的に行うことができる。
ドに高周波交流電流を供給することにより、スイッチ素
子の高速スイッチングを必要とすることなく、光スポッ
トの直径よりも長さの短い微小ドメインを連続して記録
することができる。従って、コイルのインダクタンス成
分の増加によって磁気ヘッドの駆動電流が不足したり、
スイッチ素子のスイッチング損失によって記録周波数が
制限されたりすることがなく、多値の情報信号の記録を
効果的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示した回路図である。
【図2】図1の実施例の情報信号S1,S2と、スイッ
チ素子SW1,SW2の駆動状態、及びコイルLHの駆
動電流の関係を示した図である。
チ素子SW1,SW2の駆動状態、及びコイルLHの駆
動電流の関係を示した図である。
【図3】図1の実施例の多値情報信号の記録動作を示し
た図である。
た図である。
【図4】図1の実施例で記録された多値情報信号を再生
する再生回路の具体例を示したブロック図である。
する再生回路の具体例を示したブロック図である。
【図5】本発明の第2実施例を示した回路図である。
【図6】本発明の第3実施例を示した回路図である。
【図7】本発明の第4実施例を示した回路図である。
【図8】本発明の第5実施例を示した回路図である。
【図9】磁界変調方式の光磁気記録装置の概略構成を示
した図である。
した図である。
【図10】図9の装置の磁気ヘッド駆動回路を示した回
路図である。
路図である。
【図11】図10の磁気ヘッド駆動回路の情報信号とス
イッチ素子SW1,SW2の駆動状態及びコイルLHの
駆動電流の関係を示した図である。
イッチ素子SW1,SW2の駆動状態及びコイルLHの
駆動電流の関係を示した図である。
【図12】図9の装置の情報記録動作を示した図であ
る。
る。
1 光磁気ディスク 1a 記録層 3 磁気ヘッド 4 光ヘッド 4a 半導体レーザ 5 磁気ヘッド駆動回路 7 再生回路 9 高周波発振回路 10,11 閾値電圧発生回路 12,13 比較回路 14 反転回路 L1,L2 補助コイル LH コイル SW1,SW2 スイッチ素子 T トランス C1,C2 コンデンサ
Claims (10)
- 【請求項1】 光磁気記録媒体に光ビームを照射する光
ヘッドと、前記記録媒体の光ビーム照射部位に磁界を印
加する磁気ヘッドと、少なくとも一対のスイッチ素子を
備え、該スイッチ素子の電流制御動作により前記磁気ヘ
ッドに情報信号に応じた駆動電流を供給する磁気ヘッド
駆動手段とを有する光磁気記録装置において、前記磁気
ヘッドに記録周波数よりも高い高周波交流信号を供給す
る高周波交流信号発生手段を設け、前記スイッチ素子に
複数の情報信号を供給し、該スイッチ素子を複数の情報
信号の状態に応じて制御することにより、前記磁気ヘッ
ドに正、逆の駆動電流、及び前記高周波交流信号発生手
段から高周波交流電流を供給して前記記録媒体に多値の
情報信号を記録することを特徴とする光磁気記録装置。 - 【請求項2】 前記高周波交流信号発生手段は、トラン
スを介して前記磁気ヘッドのコイルに電流を供給するこ
とを特徴とする請求項1の光磁気記録装置。 - 【請求項3】 前記高周波交流信号発生手段と直列に共
振用のコンデンサが接続され、該コンデンサと磁気ヘッ
ドのコイルの直列共振回路における共振周波数は、前記
高周波交流信号発生手段の交流信号の周波数と略一致す
るように設定されていることを特徴とする請求項1の光
磁気記録装置。 - 【請求項4】 前記高周波交流信号発生手段と並列に共
振用のコンデンサが接続され、該コンデンサと磁気ヘッ
ドのコイルの並列共振回路における共振周波数は、前記
高周波交流信号発生手段の交流信号の周波数と略一致す
るように設定されていることを特徴とする請求項1の光
磁気記録装置。 - 【請求項5】 前記高周波交流信号発生手段と直列及び
並列にそれぞれに共振用のコンデンサが接続され、該2
つのコンデンサと磁気ヘッドのコイルの共振回路におけ
る共振周波数は、前記高周波交流信号発生手段の交流信
号の周波数と略一致するように設定されていることを特
徴とする請求項1の光磁気記録装置。 - 【請求項6】 少なくとも一対のスイッチ素子を有し、
該スイッチ素子の電流制御動作により磁気ヘッドに情報
信号に応じた駆動電流を供給する磁気ヘッド駆動装置に
おいて、前記磁気ヘッドに記録周波数よりも高い高周波
交流信号を供給する高周波交流信号発生手段を設け、前
記スイッチ素子を複数の情報信号の状態に応じて制御す
ることにより、前記磁気ヘッドに正、逆の駆動電流、及
び前記高周波交流信号発生手段から高周波交流信号を供
給することを特徴とする磁気ヘッド駆動装置。 - 【請求項7】 前記高周波交流信号発生手段は、トラン
スを介して前記磁気ヘッドのコイルに電流を供給するこ
とを特徴とする請求項6の磁気ヘッド駆動装置。 - 【請求項8】 前記高周波交流信号発生手段と直列に共
振用のコンデンサが接続され、該コンデンサと磁気ヘッ
ドのコイルの直列共振回路における共振周波数は、前記
高周波交流信号発生手段の交流信号の周波数と略一致す
るように設定されていることを特徴とする請求項6の磁
気ヘッド駆動装置。 - 【請求項9】 前記高周波交流信号発生手段と並列に共
振用のコンデンサが接続され、該コンデンサと磁気ヘッ
ドのコイルの並列共振回路における共振周波数は、前記
高周波交流信号発生手段の交流信号の周波数と略一致す
るように設定されていることを特徴とする請求項6の磁
気ヘッド駆動装置。 - 【請求項10】 前記高周波交流信号発生手段と直列及
び並列にそれぞれに共振用のコンデンサが接続され、該
2つのコンデンサと磁気ヘッドのコイルの共振回路にお
ける共振周波数は、前記高周波交流信号発生手段の交流
信号の周波数と略一致するように設定されていることを
特徴とする請求項6の磁気ヘッド駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7855294A JPH07287889A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | 光磁気記録装置及び磁気ヘッド駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7855294A JPH07287889A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | 光磁気記録装置及び磁気ヘッド駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07287889A true JPH07287889A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=13665089
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7855294A Pending JPH07287889A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | 光磁気記録装置及び磁気ヘッド駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07287889A (ja) |
-
1994
- 1994-04-18 JP JP7855294A patent/JPH07287889A/ja active Pending
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