JPH07288468A - フィードフォワード制御型位相同期回路 - Google Patents

フィードフォワード制御型位相同期回路

Info

Publication number
JPH07288468A
JPH07288468A JP6101963A JP10196394A JPH07288468A JP H07288468 A JPH07288468 A JP H07288468A JP 6101963 A JP6101963 A JP 6101963A JP 10196394 A JP10196394 A JP 10196394A JP H07288468 A JPH07288468 A JP H07288468A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
signal
circuit
frequency
oscillator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6101963A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Taniguchi
安弘 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UNITEC DENSHI KK
Original Assignee
UNITEC DENSHI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UNITEC DENSHI KK filed Critical UNITEC DENSHI KK
Priority to JP6101963A priority Critical patent/JPH07288468A/ja
Priority to KR1019950008805A priority patent/KR950030484A/ko
Publication of JPH07288468A publication Critical patent/JPH07288468A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/099Details of the phase-locked loop concerning mainly the controlled oscillator of the loop
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/353Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of field-effect transistors with internal or external positive feedback
    • H03K3/354Astable circuits

Landscapes

  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な回路構成で外部からの入力信号に高精
度で位相同期可能な位相同期回路を提供する。 【構成】 外部入力信号に位相同期した発振信号を提供
するフィードフォワード制御型位相同期回路である。該
位相同期回路は、制御電圧に応じて発振周波数が変化す
る電圧制御マルチバイブレータ発振器(VCM)(3
1)、該VCMの出力信号または該出力信号を分周した
信号と入力信号との間の周波数差に応じた信号を発生す
る周波数比較器(27)、該周波数比較器から出力され
る信号に基づき前記VCMに供給するための制御電圧を
生成するループフィルタ(29)、および前記VCMの
発振出力信号の位相を前記入力信号によって規制する位
相制御回路を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィードフォワード制
御型位相同期回路に関し、特に電圧制御発振器としてマ
ルチバイブレータ発振器を使用し、高い周波数の発振器
を使用することなく、残留時間時軸誤差を実質的にゼロ
として高精度の位相同期を可能にする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来より使用されている一般
的なフィードバック制御型の位相同期回路の基本的な構
成を示す。同図の回路は、位相比較器1、ループフィル
タ3、電圧制御発振器(VCO)5および分周器7を備
えている。VCO5の出力信号を入力パルスの位相に同
期させるために、VCO5の発振出力はまず分周器7で
分周され周波数を入力パルスの周波数に対応させる。次
に、位相比較器1において入力パルスと分周器7からの
分周信号との位相比較を行ない、両者の位相差に対応し
た電圧を発生してループフィルタ3に入力する。ループ
フィルタ3は通常低域通過フィルタ作用および増幅作用
を持ち、位相比較器1から入力された誤差信号の不要高
周波成分を除去すると共に、位相同期回路が所望の同期
特性および応答特性を持つよう前記誤差信号を処理して
VCO5に与える。これによって、VCO5は入力パル
スに位相同期した信号を発振することになる。
【0003】ところが、このようなフィードバック制御
型の位相同期回路は、低域通過フィルタであるループフ
ィルタによって同期特性や応答特性が決定されるため、
位相同期回路の応答速度が遅くなる。
【0004】このようなフィードバック制御型の位相同
期回路に対して、応答速度を速めるためにフィードフォ
ワード制御型のデジタル的な位相同期回路が使用されて
いる。図13はそのようなフィードフォワード制御型の
位相同期回路の一例を示す。同図の回路は、入力パルス
とは非同期の信号を発振する発振器9、縦続接続された
2個のD型フリップフロップ(D−FF1,D−FF
2)11,13、NANDゲート15、そして分周器1
7を備えている。入力パルスは第1のD型フリップフロ
ップ11のデータ入力に印加され、該フリップフロップ
11の出力は第2のD型フリップフロップ13のデータ
入力に供給されている。第1および第2のD型フリップ
フロップ11および13の出力はそれぞれNANDゲー
ト15の第1および第2の入力に供給されている。NA
NDゲート15の出力は分周器17のリセット入力に供
給されている。また、発振器9の出力は第1および第2
のD型フリップフロップ11および13のクロック入
力、および分周器17の入力に供給されている。
【0005】図14は、このような図13の位相同期回
路の各部の信号波形を示す。図14を参照して図13の
位相同期回路の動作を説明する。なお、図14におい
て、各信号波形(a)〜(f)は、それぞれ図13の回
路の同じ符号で説明された点における信号波形を示して
いる。
【0006】発振器9が図14の(a)に示される非同
期の発振器出力信号を発振しており、入力パルスとして
(b)に示される信号が入力されたものとする。この入
力パルスは第1のD型フリップフロップ11によって図
14の(c)に示されるような発振器9の出力波形の次
の立上り時点で立ち上がる信号となる。また、第2のD
型フリップフロップ13の出力は(d)に示されるよう
に、発振器9の出力信号のさらに次の立上り時点で立ち
下がる信号となる。NANDゲート15はこのような第
1のD型フリップフロップ11の出力(c)と第2のD
型フリップフロップ13の出力(d)のAND演算を行
ない、かつそれを反転した波形となり、図14の(e)
に示される。このNANDゲート15の出力信号は分周
器17のリセット信号となり、該リセット信号の立下り
時点で分周器17のリセットが行なわれ、このリセット
時点から分周器17は発振器9の出力信号の分周を開始
する。したがって、分周器17の出力信号(f)は入力
パルスに位相同期した信号となる。なお、図13および
図14では分周器17の分周比Nは4であるとしてい
る。また、図14において、斜線部分は極性不確定の領
域である。
【0007】また、図14において、発振器出力波形
(a)はデューティーサイクルが50%として示されて
おり、t0はこの発振器出力信号の半周期の時間を示し
ている。また、Δtは入力パルスの立上りから発振器出
力信号の立上りまでの時間であり、位相同期回路の時間
遅れに対応する。この時間Δtは、入力パルスと発振器
9の出力とが非同期であるため、その最大値は発振器出
力信号の1周期分、すなわち2t0となり、この値2t
0は制御不能な残留位相誤差となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図14に示されるよう
な位相同期回路では、前述のように残留位相誤差は最大
発振器9の発振信号の1周期分となる。したがって、残
留位相誤差を低減して高精度の位相同期を行なうために
は発振器の発振周波数を高める必要がある。例えば残留
位相誤差を半分にするには発振器9の発振周波数を2倍
にすることが必要となる。
【0009】しかしながら、発振器の周波数をあまり高
くすると、発振器を構成するハードウェアが高価にな
り、消費電力が増大し、かつ発振器および該発振器に電
力を供給する電源の発熱量が増大するという不都合が生
じる。また、発振周波数が高くなると機器外部への妨害
電波の発生が多くなり、あるいは経済的に発振器を構成
する集積回路(IC)が入手不能な場合も生じる。
【0010】さらに、図13の位相同期回路では、入力
パルスと非同期の発振器の出力またはこれに代るパルス
の立上りまたは立下りで入力パルスをラッチするという
方法で位相同期を行なっているため、発振器の発振周波
数を高めても必ずいくらかの位相誤差は残ることにな
る。
【0011】なお、図13に示される回路において、出
力信号の残留位相誤差すなわち残留時間軸誤差をさらに
低減して高精度の位相同期を行なうためには、図15に
示されるような回路をさらに使用することができる。図
15の回路は、基準発振器の出力を1/4周期遅延させ
る遅延回路21、2/4周期だけ遅延させる遅延回路2
3、3/4周期だけ遅延させる遅延回路25と、これら
の各遅延回路21,23,25の出力および基準発振器
の出力を受け入れ、切替制御信号に応じてこれらの信号
のうちの1つを切替出力する切替回路19とを含む。切
替制御信号は、基準発振器出力と同期させるべき入力信
号との位相差を図示しない検出器によって検出し、該位
相差に応じて切替回路19の4つの入力のうちのいずれ
か1つを選択出力させるものである。
【0012】しかしながら、図15の回路を使用すると
装置のハードウェア構成がさらに複雑になると共に、こ
のような回路を使用しても残留時間軸誤差をゼロとする
ことはできない。
【0013】したがって、本発明の目的は、高い周波数
の信号を発生する発振器を使用することなく、残留時間
軸誤差が実質的にゼロとなる位相同期回路を提供するこ
とにある。
【0014】本発明の他の目的は、上述のような残留時
間軸誤差が実質的にゼロの位相同期回路を極めて簡単な
回路構成でかつ低価格の回路で実現することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の態様によれば、制御電圧に応じて発
振周波数が変化する電圧制御マルチバイブレータ発振器
を使用し、該発振器の出力信号または該出力信号を分周
した信号と入力信号との間の周波数差に応じた信号を周
波数比較器で発生し、該周波数比較器から出力される信
号をループフィルタを介して制御電圧として前記電圧制
御マルチバイブレータ発振器に供給する。そして、前記
電圧制御マルチバイブレータ発振器の発振信号の位相を
前記入力信号によって直接的に規制する位相制御回路が
用いられる。
【0016】前記電圧制御マルチバイブレータ発振器
は、コレクタとベースが互いに実質的に交差結合され、
エミッタ間に容量が接続された一対のトランジスタを備
えた非安定マルチバイブレータ発振器とすることがで
き、かつ前記位相制御回路は、例えばスイッチングトラ
ンジスタを使用し、前記入力信号より生成した位相同期
パルスにより外部から直接前記容量の充電または放電サ
イクルを規制する。
【0017】さらに、前記周波数比較器から出力され電
圧制御マルチバイブレータ発振器に印加される制御電圧
の変化範囲を制限する周波数安定化回路を設けると好都
合である。
【0018】また、本発明の第2の態様によれば、制御
電圧に応じて発振周波数が変化する電圧制御マルチバイ
ブレータ発振器が使用され、該電圧制御マルチバイブレ
ータ発振器の出力信号または該出力信号を分周した信号
と基準周波数信号との間の周波数差に応じた信号が周波
数比較器によって発生される。該周波数比較器から出力
される信号はループフィルタを介して前記電圧制御マル
チバイブレータ発振器に供給される。そして、位相制御
回路により、位相制御用入力信号によって前記電圧制御
マルチバイブレータ発振器の発振信号の位相が直接規制
される。
【0019】この場合、前記第1の態様の回路と同様
に、電圧制御マルチバイブレータ発振器はコレクタとベ
ースが互いに実質的に交差結合され、エミッタ間に容量
が接続された一対のトランジスタを備えた非安定マルチ
バイブレータ発振器とすることができ、かつ前記位相制
御回路は前記位相制御用入力信号より生成した位相同期
パルスにより外部から直接前記容量の充電または放電サ
イクルを規制するよう構成できる。
【0020】さらに、前記周波数比較器から出力され電
圧制御マルチバイブレータ発振器に印加される制御電圧
の変化範囲を制限する周波数安定化回路を設けると好都
合である。
【0021】さらに、本発明の第3の態様では、発振周
波数を決める容量を備えた非安定マルチバイブレータ発
振器が使用され、位相制御回路によって入力信号より生
成した位相同期パルスにより外部から直接前記非安定マ
ルチバイブレータ発振器の前記容量の充電または放電サ
イクルを規制することにより該非安定マルチバイブレー
タ発振器の発振信号の位相を入力信号の位相と同期させ
る構成とすることができる。
【0022】
【作用】上記第1の態様に係る位相同期回路では、電圧
制御マルチバイブレータ発振器と周波数比較器とループ
フィルタからなる回路によってフィードバック形の周波
数同期回路が構成され入力信号と少なくとも周波数が同
期した出力信号が得られる。そして、この場合前記位相
制御回路がさらに前記入力信号によって電圧制御マルチ
バイブレータ発振器の発振信号の位相を直接規制する。
具体的には、前記電圧制御マルチバイブレータ発振器は
一対のトランジスタおよび発振周波数を決定する容量を
備えた非安定マルチバイブレータとし、前記位相制御回
路は前記入力信号から生成した位相同期パルスにより外
部から直接前記容量の充電または放電サイクルを規制す
る。
【0023】したがって、発振器の発振周波数はフィー
ドバック制御により入力信号の周波数と同じになるよう
制御され、一方発振位相は電圧制御マルチバイブレータ
発振器の各トランジスタのオンまたはオフ動作を直接入
力信号の立上りまたは立下りエッジから開始するように
制御することによって入力信号と同期するよう制御され
る。このため、電圧制御マルチバイブレータ発振器の出
力信号の位相が入力パルスによって直接規制され、極め
て迅速に位相制御が行なわれると共に残留時間軸誤差が
原理的に発生しないことになる。また、従来のように残
留時間軸誤差を小さくするために発振器の発振周波数を
必要以上に高くする必要はない。したがって、上記周波
数比較器において入力信号と比較される信号は発振器の
出力そのままでもよく、必ずしも発振器の出力信号を分
周して周波数比較器に供給する必要はない。
【0024】また、前記周波数比較器から出力され電圧
制御マルチバイブレータ発振器に印加される制御電圧の
変化範囲を周波数安定化回路で制限することにより電圧
制御マルチバイブレータ発振器の発振周波数の変化範囲
を縮小することができ、位相同期回路による位相規制動
作をより的確なものとすることができる。
【0025】また、上記本発明の第2の態様では、電圧
制御マルチバイブレータ発振器は基準周波数信号に基づ
き周波数制御される。そして、このような基準周波数信
号によって周波数制御された電圧制御マルチバイブレー
タ発振器の発振信号の位相が前記基準周波数信号とは別
の位相制御用入力信号によって位相規制される。これに
よって、周波数が基準周波数信号と同期しかつ位相が位
相制御用入力信号に同期した信号を得ることができる。
【0026】この場合も、電圧制御マルチバイブレータ
発振器としては一対のトランジスタおよび発振周波数を
決定する容量を備えた非安定マルチバイブレータとする
ことができ、かつ前記位相制御回路は位相制御用入力信
号より生成した位相同期パルスにより外部から直接前記
容量の充電または放電サイクルを規制することによって
位相同期を行なうことができる。
【0027】さらに、周波数比較器から出力され電圧制
御マルチバイブレータ発振器に印加される制御電圧の変
化範囲を制限する周波数安定化回路を使用することによ
り、電圧制御マルチバイブレータ発振器の発振周波数の
変化範囲を縮小し、的確な位相同期を行なうことが可能
になる。
【0028】さらに、本発明の第3の態様による位相同
期回路では、発振周波数を決める容量を備えた非安定マ
ルチバイブレータ発振器によってある発振周波数の信号
を出力しておき、このような非安定マルチバイブレータ
発振器の発振信号の位相を位相制御回路によって規制す
ることにより、少なくとも位相が入力信号によって規制
された、すなわち位相が入力信号の位相と同期した発振
信号を簡単な回路で得ることが可能になる。
【0029】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につき
説明する。図1は、本発明の一実施例による位相同期回
路のブロック図である。同図の回路は、周波数比較器2
7、ループフィルタ29、電圧制御発振器31、分周器
33を含むフィードバック形の周波数同期回路を含んで
いる。ループフィルタ29、分周器33は、それぞれ、
前記図11の位相同期回路のループフィルタ3、分周器
7と同様のものでよい。図1の電圧制御発振器31は、
図11の電圧制御発振器5と同様のものであるが、特に
図1の回路では電圧制御型マルチバイブレータによって
構成したものを使用している。
【0030】図1の位相同期回路は、さらに入力パルス
を受けて位相同期用のパルスを発生し電圧制御発振器
(VCM)31に入力する位相同期パルス発生器35、
および周波数比較器27とVCM31との間の回路に接
続された安定化回路37を備えている。
【0031】図1の位相同期回路においては、周波数比
較器27、ループフィルタ29、VCM31、分周器3
3によって構成されるフィードバック型周波数同期回路
は入力パルスと周波数同期した出力信号を生成する。ま
た、本発明では、入力パルスが位相同期パルス発生器3
5に入力され、該位相同期パルス発生器35は入力パル
スの立上りまたは立下り時点から所定のパルス幅を有す
る位相同期用パルスが生成される。この位相同期用パル
スはVCM31に印加されて該VCM31を該位相同期
用パルスに同期して発振させる。これによって、VCM
31の出力信号は入力パルスと残留時間軸誤差ゼロで位
相同期することになる。さらに、安定化回路37は後に
詳細に説明するように周波数比較器27から出力されル
ープフィルタ29を介してVCM31に入力される制御
電圧の変化範囲を適切な値に制限しVCM31の発振周
波数範囲を制限して安定化する。これによって、電圧制
御発振器としてマルチバイブレータを使用した場合にも
適切な位相同期を行なうことが可能になる。
【0032】なお、前記分周器33のような分周器を通
さないで、発振器(VCM31)出力と入力信号との直
接の位相比較をする場合は、両者の位相が同期してしま
うので、更に外部から位相同期をかけることができな
い。このため、位相比較器ではなく、周波数比較器が必
要である。
【0033】分周器を通した場合も、基本的には周波数
比較器が必要であるが、両信号の位相の直接の比較では
ないため、周波数比較器として位相比較器を使用しても
実用的に問題がなく、位相比較器が周波数比較器として
使用されることが多い。
【0034】次に、図2を参照して図1の回路に使用さ
れているVCM31などの詳細な構成につき説明する。
図2では、(a)において一般的なエミッタ結合形のマ
ルチバイブレータの基本回路を示し、(b)において本
発明による位相同期回路に使用されるマルチバイブレー
タ回路の一例を示す。
【0035】図2の(a)に示されるマルチバイブレー
タ回路は、ベースおよびコレクタが互いに交差結合され
た一対のスイッチングトランジスタQ1,Q2と、これ
らの各トランジスタQ1およびQ2のコレクタと電源V
cc間にそれぞれ接続された負荷抵抗R1およびR2、
各トランジスタQ1,Q2のエミッタ間に結合されたコ
ンデンサC、そして各トランジスタQ1およびQ2の各
エミッタとグランド間にそれぞれ接続された可変電流源
I1およびI2を備えている。可変電流源I1およびI
2は制御電圧に応じて流れる電流が調節できるものであ
り、図ではこれらの電流源を流れる電流もそれぞれI1
およびI2で示している。
【0036】このようなエミッタ結合型マルチバイブレ
ータ回路は、周知のように、トランジスタQ1およびQ
2のコレクタ−ベース間の交差結合により発振し、その
発振周波数はコンデンサCの容量と該コンデンサCへの
充放電電流I1およびI2で決定される。電流I1およ
びI2は制御電圧で決定されるから、このマルチバイブ
レータ回路の発振周波数は制御電圧で調節できることに
なる。
【0037】図2の(b)は、本発明の位相同期回路に
使用されるVCM31の原理的な構成を示す。この回路
は、前記図2(a)に示されたマルチバイブレータ回路
にさらにスイッチングトランジスタQ3および電流制限
用の抵抗R3を接続したものである。トランジスタQ3
のコレクタは電源Vccに接続され、エミッタはトラン
ジスタQ2のエミッタ、すなわちコンデンサCの一方の
端子に接続されている。また、トランジスタQ3のベー
スには抵抗R3を介して前記位相同期パルス発生器35
によって生成される位相同期パルスが印加される。その
他の部分は図2(a)と同じである。
【0038】図2(b)の回路においては、トランジス
タQ3および抵抗R3の部分を除く回路は前記図2
(a)のマルチバイブレータ回路と同様の発振動作を行
ない、その発振出力すなわちVCM出力はトランジスタ
Q1またはQ2のコレクタから取り出される。このよう
な発振動作を行なう際に、前記位相同期パルス発生器3
5から例えば正極性の位相同期パルスが抵抗R3を介し
てトランジスタQ3のベースに印加されると、マルチバ
イブレータの発振周期を決定しているコンデンサCの一
端に該位相同期パルスが強制的に加えられる。これによ
って、マルチバイブレータの各トランジスタQ1,Q2
のオン/オフ動作を位相同期パルスによって規制するこ
とができる。位相同期パルスは後に詳細に説明するよう
に、入力パルスと所定の位相関係で位相同期しているか
ら、結局このマルチバイブレータの出力、すなわちVC
M出力は入力パルスに位相同期することになる。
【0039】これによって、本発明による位相同期回路
は入力パルスに対し残留時間軸誤差なしに位相同期する
ことが可能になり、しかも従来の回路のように残留時間
軸誤差を小さくするため発振器の周波数を高くする必要
はない。
【0040】図3は、前記図2(b)と同様の回路を集
積回路(IC)を使用して構成する場合の一例を示す。
図3の回路は、ICとしてモトローラ社のMC1658
型の電圧制御マルチバイブレータ用集積回路を使用して
いる。この集積回路の1番ピン(VCC1)および5番
ピン(VCC2)は共に所定の電源電圧Vccに接続さ
れ、かつ8番ピンはグランドに接続される。11番ピン
および14番ピンの間には発振周波数を決定するための
容量Cが接続され、14番ピンは更にスイッチングトラ
ンジスタQ3のエミッタに接続されている。トランジス
タQ3のコレクタは電源Vccに接続され、ベースは抵
抗R3を介して位相同期パルス入力に接続される。2番
ピン(VCX)は図1の回路におけるループフィルタ2
9の出力に接続され、発振周波数を変えるための制御電
圧が印加される。12番ピンおよび13番ピンはそれぞ
れバイアスフィルタ端子および入力フィルタ端子であっ
て所定のフィルタ容量がグランドとの間に接続されてい
る。6番ピンおよび4番ピンはそれぞれ電圧制御マルチ
バイブレータの非反転出力および反転出力を取り出すた
めの出力端子となる。このように、本発明による位相同
期回路の電圧制御マルチバイブレータを含む基本的な回
路部分は汎用のICを使用して容易に構成することがで
きる。
【0041】次に、図4および図5を参照して図1の位
相同期回路における位相同期パルス発生器35につき詳
細に説明する。前記図2の(b)に示すようなマルチバ
イブレータ回路(VCM)を使用した場合には、該VC
Mに印加される位相同期パルスはVCMの発振出力信号
のデューティーサイクルが50%の場合には、後に述べ
る例外を除き、VCMの発振信号の発振周期の50%以
上、100%未満とすることが必要である。したがっ
て、VCMの周波数に応じて最適なパルス幅を有する位
相同期パルスを発生させる必要がある。
【0042】図4は、VCMの発振周波数がかなり高
く、一般的なモノステーブルマルチバイブレータ(図4
ではMM1,MM2)の発生可能な最小パルス幅よりも
狭い位相同期パルスを発生させる必要がある場合の構成
を示す。図4の位相同期パルス発生回路は、入力パルス
を受ける2個のモノステーブルマルチバイブレータ(M
M1,MM2)38,39と、各モノステーブルマルチ
バイブレータ38,39の出力を受ける排他的ORゲー
ト(EX−OR)41を備えている。排他的ORゲート
41の出力は位相同期パルスとしてVCM31の位相同
期パルス入力に印加される。
【0043】図5は図4の回路の各部の信号波形を示
し、図4の(a)〜(e)の部分の信号波形をそれぞれ
対応する符号を付した波形で示している。図5の(a)
に示されるような入力パルスが各モノステーブルマルチ
バイブレータ38,39に入力され、それぞれの時定数
で(b)および(c)に示すようなパルス幅を有する信
号が各モノステーブルマルチバイブレータ38および3
9から出力される。モノステーブルマルチバイブレータ
38および39の出力は排他的ORゲート41で排他的
OR演算されて(d)に示すような信号が生成され、こ
の信号がVCM31の位相同期パルス入力に印加され
る。これによって、VCM31は、排他的ORゲート4
1の出力パルスに同期した発振信号を出力することにな
る。すなわち、各モノステーブルマルチバイブレータ3
8および39の発生可能な最小パルス幅よりも広いパル
スの時間的差分を利用して各モノステーブルマルチバイ
ブレータ38,39で発生可能な最小パルス幅より狭い
位相同期パルスを発生させることができる。
【0044】なお、上記排他的ORゲート41の出力パ
ルスが位相同期パルスとして、前記図2の(b)に示さ
れる抵抗R3を介してトランジスタQ3のベースに供給
されると、位相同期パルスが高レベルの間トランジスタ
Q2のエミッタを流れていた電流は、トランジスタQ3
のエミッタに吸収されて、トランジスタQ2は非導通状
態、すなわち、オフとなる。このときトランジスタQ1
は導通状態、すなわち、オンとなっている。その後位相
同期パルス、すなわち排他的ORゲート41の出力パル
スが立下ると、トランジスタQ3はオフとなり、トラン
ジスタQ2の電流が流れ始める。この時点が発振の開始
点となり、排他的ORゲート41のパルス(d)の立下
り、すなわち、位相同期パルスの立下りが発振の開始点
と一致し、したがって位相同期における残留時間軸誤差
は本質的に発生しない、すなわちゼロとなる。但し、入
力パルスの立上りからモノステーブルマルチバイブレー
タ37(MM1)の出力パルス幅に相当する時間分の遅
れは発生する。
【0045】次に、図6は、VCMの発振周波数が比較
的低く、モノステーブルマルチバイブレータの発生可能
な最小パルス幅より広い位相同期パルスでよい場合の位
相同期パルス発生器35の構成を示す。図6の回路は、
入力パルスを受けるモノステーブルマルチバイブレータ
43を備えている。モノステーブルマルチバイブレータ
43は、VCMの発振周期の50%以上100%未満の
位相同期パルスを発生し、VCMの位相同期パルス入力
に印加する。
【0046】図7は図6の位相同期回路の各部の信号波
形を示す。この場合は、モノステーブルマルチバイブレ
ータ43の出力(b)は、入力パルス(a)の立上り時
点から内部時定数によって決定される所定のパルス幅を
有する位相同期パルスを発生する。この位相同期パルス
の幅は、前述のようにVCM出力の周期の50%以上1
00%未満とされる。
【0047】なお、上述においては、位相同期パルスの
幅がVCMの発振周期(デューティーサイクル50%の
場合)の半分より狭い場合は残留時間軸誤差はゼロとな
らない。したがって、位相同期パルスの幅は重要であ
り、発振周期の半分以上が必要である。また、位相同期
パルスの幅が発振周期の1周期分を超えると、発振器出
力の波形でパルス数の不足が生じる。このことが問題と
ならない場合は、位相同期パルスの幅がVCMの発振周
期の100%以上でもよい。問題となる場合は、位相同
期パルスの幅は前述のようにVCMの発振周期の50%
以上、100%未満を満足させることが必要である。
【0048】また、VCMの出力波形のデューティーサ
イクルが50%でない場合には、位相同期パルスを注入
する側のスイッチングトランジスタ、図2(b)ではト
ランジスタQ2、のオフ期間の時間幅が最小パルス幅と
なる。したがって、このことを利用すれば、位相同期パ
ルスの幅をある程度自由に変えて設定することができ
る。
【0049】以上のように、図1に示した位相同期回路
では、電圧制御マルチバイブレータ(VCM)を、電圧
制御端子ではなく、位相同期パルスにより直接位相同期
させることができる。すなわち、入力パルスに対し残留
時間軸誤差ゼロでVCMの出力信号を同期させることが
可能になる。
【0050】なお、残留時間軸誤差が、入力パルスに対
してゼロであっても、現実には入力パルス自体の時間軸
情報が正確でない場合があり、結果として、残留時間軸
誤差が大きくなる場合がある。映像信号の時間軸補正を
例にとると、入力パルスとしては、映像信号から分離し
た同期信号であり、これは映像信号のS/N(信号対雑
音比)の良さに応じて時間軸の情報としての正確さが左
右される。このため、同期信号とは別に映像信号中のカ
ラー信号の基準情報(カラーバースト信号と呼び、同期
信号よりも時間軸の情報が正確である)からも時間軸の
情報を取り出して時間軸補正を行なっている。
【0051】このような映像信号の場合のように2種類
の時間軸の情報がある場合、入力パルスとして、1種類
ずつ順に2回入力することによってより精密な位相同期
を行なうことができる。前記図5および図7の入力パル
ス波形(a)においてAおよびBなる記号はこのように
2回入力する場合のそれぞれの入力パルス信号を示して
いる。この場合、Aは例えば映像信号から分離した同期
信号に対応するパルスであり、Bは前記カラーバースト
信号に対応する入力パルスとすることができる。なお、
2回目のBのパルスはあってもなくても良いが、Bのパ
ルスがある場合にはBのパルスの時間軸の情報がAのパ
ルスのそれよりも正確であることが必要である。なぜな
ら、時間的に後の位相同期状態がその後継続するからで
ある。したがって、時間軸の情報として、2種類以上の
入力パルスを用いることも可能であり、最後のパルスと
して最も精密な位相情報を有するものを使用すると好都
合である。
【0052】次に、前記図1の位相同期回路に使用され
ている安定化回路37につき説明する。図1に示される
位相同期回路においては、VCM31として電圧制御マ
ルチバイブレータ発振器が使用されている。このマルチ
バイブレータ発振器は、制御電圧の変化量に対する発振
周波数の変化量が極めて大きいため、発振周波数の変化
範囲を制限する安定化回路を使用することが望ましい。
【0053】図8に、一般的な時間軸補正用に使用され
ている、可変容量ダイオードを使用したVCOの制御電
圧−発振周波数特性(点線)および本発明の位相同期回
路で使用されるVCMの制御電圧−発振周波数特性(実
線)を示す。この図から明らかなように、制御電圧がV
lからVh(例えば概略1.0V)の範囲で変化する
と、制御電圧Vs時の発振周波数の中心値に対して、可
変容量ダイオード使用のVCOの場合は変化量は約±3
%であるのに対し、本発明で使用のVCMの場合は約±
50%にも達する。このため、制御電圧の変化に対する
発振周波数の変化範囲を制限して発振周波数を安定化す
ることが必要となる。
【0054】図9は、このような発振周波数の安定化を
行なうための安定化回路の一例を示す。同図の回路で
は、周波数比較器の出力を受けてVCM31に制御電圧
を印加するまでの回路を示しループフィルタ29と安定
化回路37とを含んでいる。ループフィルタ29は第1
の演算増幅器OP1と、抵抗R4,R5,R6と、容量
C1,C2とによって構成される。安定化回路37を使
用しない場合には演算増幅器OP1の正極性端子(+)
には固定電圧が加えられる。安定化回路37は、演算増
幅器OP2と、抵抗R7,R8と、容量C3と、基準電
圧源Vsとを備えている。演算増幅器OP2の出力端子
は前記演算増幅器OP1の正極性入力端子に接続され、
かつ抵抗R7と容量C3の並列回路を介して演算増幅器
OP2の負極性入力端子(−)に接続されている。演算
増幅器OP2の負極性端子は抵抗R8を介して、演算増
幅器OP1の出力端子と共に、VCM31の制御電圧入
力に接続されている。演算増幅器OP2の正極性入力端
子はVCM31の発振周波数の中心値に対応する制御電
圧Vsの基準電圧源に接続されている。
【0055】図9の回路において、安定化回路37がな
い場合は、演算増幅器OP1の出力の制御電圧はVlよ
り低い電圧からVhより高い電圧まで変化することがで
き、入力パルスがない時などにこのような広い範囲のう
ちのいずれかの制御電圧を発生している状態となる。こ
の状態から、入力パルスが加えられても、VCM31の
発振周波数があまりにも中心周波数から離れているた
め、正規の発振周波数に同期しない場合が生じる。これ
を防止するため、演算増幅器OP1の出力すなわちVC
M31の制御電圧がほぼVsとなるように演算増幅器O
P2の回路で、演算増幅器OP1の正極性入力端子にフ
ィードバックをかける。すなわち、演算増幅器OP2の
正極性入力端子に前記電圧Vsを与え、VCM31の制
御電圧と比較しその比較結果に対応する信号を演算増幅
器OP1の正極性入力端子にフィードバックする。フィ
ードバックの強さ、すなわち利得、はR7/R8で決定
され、応答速度は主に容量C3によって決定される。こ
れによって、入力パルスの有無などの状態にかかわらず
VCM31の制御電圧はVs付近から大幅に離れること
はなくなり、極めて的確に正規の発振周波数に対する同
期が得られる。
【0056】図10は、本発明の他の実施例に係わる位
相同期回路の構成を示す。同図の回路では、VCM31
と周波数比較器45とループフィルタ29とによってフ
ィードバック型の周波数同期回路が構成されている。周
波数比較器45の入力としては、基準発振器47からの
発振信号およびVCM31の出力信号が印加されてい
る。基準発振器47は、例えば放送局などの大規模なシ
ステムで他の機器と同期をとる場合などに使用されるも
のでよい。周波数比較器45の出力からループフィルタ
29を介してVCM31に至る回路にはループフィルタ
と共に安定化回路37が設けられている。ループフィル
タ29および安定化回路37は、前記図1のものと同じ
でよい。また、VCM31も前記図1のものと同じでよ
い。周波数比較器45は、2つの信号の位相差ではな
く、周波数の差を検出してその差に対応した電圧を出力
するものである。このようなフィードバック回路を構成
することにより、VCM31の出力信号の周波数は基準
発振器47のそれと一致する。さらに、VCM31には
前記図1のものと同様の位相同期パルス発生器35が接
続されており、入力パルスとVCM31の発振信号との
位相同期を行なう。したがって、このような構成におい
ても、複雑な回路を使用することなく残留時間軸誤差ゼ
ロで位相同期がかけられ、高精度の位相同期信号を得る
ことが可能になる。
【0057】図11は、周波数の同期は必要ないが、入
力パルスに位相同期をかけたい場合の回路構成を示す。
この場合には、VCM31の制御電圧は基準電圧源49
から供給される固定の電圧でよく、したがってVCM3
1は固定周波数で発振する。したがって、この場合周波
数安定化回路は必要ない。そして、VCM31には図1
と同様の位相同期パルス発振器35が接続され、入力パ
ルスによってVCM31に高精度の位相同期をかけるこ
とができる。この回路では、VCM31の発振出力周波
数を所望の値に容易に設定可能であり、しかも設定され
た周波数で入力パルスによって位相同期がかけられる。
したがって、各種デジタル回路のクロック発生器として
使用できる。
【0058】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、簡
単な回路構成により以下のような優れた効果が得られ
る。
【0059】(1)入力信号に対し基本的に残留時間軸
誤差ゼロで高精度の位相同期を行なうことができる。
【0060】(2)フィードフォワード制御のため、入
力信号が印加されてからVCMの1〜数周期程度で位相
同期し、同期引き込みが極めて迅速に行なわれ高速応答
が可能である。
【0061】(3)残留時間軸誤差を低減するために発
振器の周波数を高くする必要がないから、回路が低価格
で作製でき、消費電力や発熱量が少なく、しかも強い妨
害電波を発生することもなくなる。
【0062】(4)前記各実施例に示したように、周辺
回路の追加、削除により要求される精度に合わせた回路
構成とすることができるので、汎用性が高く、複数の用
途に対し回路の共通化を推進できる。
【0063】(5)従来アナログ回路により行なわれて
きた高精度の残留時間軸誤差を必要とする回路、例え
ば、タイムベースコレクタや、VTRにおける高速再生
などの映像信号の時間軸変動補正回路において適切に使
用でき、またデジタル回路を使用する機器などの外部同
期可能な汎用のクロック発生器として使用でき、簡単な
回路構成により高精度のクロック発生器が実現できる。
特に、上記タイムベースコレクタなど、残留時間軸誤差
が重要な場合に、本回路を使用することにより簡単な構
成で高速応答かつ高精度の時間軸補正ができる。さら
に、VTRなどの高速順方向再生、高速逆方向再生など
で、画像の時間軸歪みを補正する装置に利用すれば、同
様に簡単な構成によって高速応答かつ高精度の時間軸補
正が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる位相同期回路の概略
の構成を示すブロック図である。
【図2】一般的なエミッタ結合型マルチバイブレータの
基本構成を示す電気回路図(a)、および図1の位相同
期回路に使用可能な電圧制御マルチバイブレータ発振器
の構成を示す電気回路図(b)である。
【図3】図1の位相同期回路に使用可能な電圧制御マル
チバイブレータ発振器を集積回路で実現した場合の構成
を示す電気回路図である。
【図4】図1の位相同期パルス発生器の構成を示すブロ
ック図である。
【図5】図4の回路の動作を説明するための信号波形図
である。
【図6】図1の位相同期パルス発生器の他の構成例を示
すブロック図である。
【図7】図6の回路の動作を説明するための信号波形図
である。
【図8】電圧制御発振器の制御電圧に対する発振周波数
変化量の関係を示す説明図である。
【図9】図1の回路に使用される安定化回路の構成例を
示す電気回路図である。
【図10】本発明の他の実施例に係わる位相同期回路の
概略の構成を示すブロック図である。
【図11】本発明のさらに他の実施例に係わる位相同期
回路の概略の構成を示すブロック図である。
【図12】従来の一般的な位相同期回路の基本的構成を
示すブロック図である。
【図13】従来の一般的なデジタル位相同期回路の構成
を示すブロック図である。
【図14】図13の回路の動作を説明するための信号波
形図である。
【図15】従来より使用されているデジタル的に残留時
間軸誤差を低減する回路の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
27 周波数比較器 29 ループフィルタ 31 電圧制御発振器(VCM) 33 分周器 35 位相同期パルス発生器 37 安定化回路 38,39,43 モノステーブルマルチバイブレータ 41 排他的ORゲート Q1,Q2,Q3 トランジスタ R1,R2,…,R8 抵抗 I1,I2 可変電流源 C,C1,C2 容量 OP1,OP2 演算増幅器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御電圧に応じて発振周波数が変化する
    電圧制御マルチバイブレータ発振器と、 前記電圧制御マルチバイブレータ発振器の出力信号また
    は該出力信号を分周した信号と入力信号の間の周波数差
    に応じた信号を発生する周波数比較器と、 前記周波数比較器から出力される信号にもとづき前記電
    圧制御マルチバイブレータ発振器に供給するための制御
    電圧を生成するループフィルタと、 前記電圧制御マルチバイブレータ発振器の発振信号の位
    相を前記入力信号によって規制して前記発振信号の位相
    を前記入力信号の位相に同期させる位相制御回路と、 を具備することを特徴とするフィードフォワード制御型
    位相同期回路。
  2. 【請求項2】 前記電圧制御マルチバイブレータ発振器
    はコレクタとベースが互いに実質的に交差結合され、エ
    ミッタ間に容量が接続された1対のトランジスタを備え
    た非安定マルチバイブレータ発振器であり、かつ前記位
    相制御回路は前記入力信号より生成した位相同期用パル
    スにより外部から直接前記容量の充電または放電サイク
    ルを規制することを特徴とする請求項1に記載のフィー
    ドフォワード制御型位相同期回路。
  3. 【請求項3】 さらに、前記周波数比較器から出力され
    前記電圧制御マルチバイブレータ発振器に印加される制
    御電圧の変化範囲を制限する周波数安定化回路を備えた
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のフィードフ
    ォワード制御型位相同期回路。
  4. 【請求項4】 制御電圧に応じて発振周波数が変化する
    電圧制御マルチバイブレータ発振器と、 前記電圧制御マルチバイブレータ発振器の出力信号また
    は該出力信号を分周した信号と基準周波数信号との間の
    周波数差に応じた信号を発生する周波数比較器と、 前記周波数比較器から出力される信号にもとづき前記電
    圧制御マルチバイブレータ発振器に供給するための制御
    電圧を生成するループフィルタと、 前記電圧制御マルチバイブレータ発振器の発振信号の位
    相を位相制御用入力信号によって規制して前記発振信号
    の位相を前記位相制御用入力信号の位相に同期させる位
    相制御回路と、 を具備することを特徴とするフィードフォワード制御型
    位相同期回路。
  5. 【請求項5】 前記電圧制御マルチバイブレータ発振器
    はコレクタとベースが互いに実質的に交差結合され、エ
    ミッタ間に容量が接続された1対のトランジスタを備え
    た非安定マルチバイブレータ発振器であり、かつ前記位
    相制御回路は前記位相制御用入力信号より生成した位相
    同期用パルスにより外部から直接前記容量の充電または
    放電サイクルを規制することを特徴とする請求項4に記
    載のフィードフォワード制御型位相同期回路。
  6. 【請求項6】 さらに、前記周波数比較器から出力され
    前記電圧制御マルチバイブレータ発振器に印加される制
    御電圧の変化範囲を制限する周波数安定化回路を備えた
    ことを特徴とする請求項4または5に記載のフィードフ
    ォワード制御型位相同期回路。
  7. 【請求項7】 発振周波数を決める容量を備えた非安定
    マルチバイブレータ発振器と、 入力信号より生成した位相同期パルスにより外部から直
    接前記非安定マルチバイブレータ発振器の前記容量の充
    電または放電サイクルを規制することにより前記非安定
    マルチバイブレータ発振器の発振信号の位相を前記入力
    信号によって規制して前記発振信号の位相を前記入力信
    号の位相と同期させる位相制御回路と、 を具備することを特徴とするフィードフォワード制御型
    位相同期回路。
JP6101963A 1994-04-14 1994-04-14 フィードフォワード制御型位相同期回路 Pending JPH07288468A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6101963A JPH07288468A (ja) 1994-04-14 1994-04-14 フィードフォワード制御型位相同期回路
KR1019950008805A KR950030484A (ko) 1994-04-14 1995-04-14 피드 포워드(Feed Forward) 제어형 위상 동기 회로

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6101963A JPH07288468A (ja) 1994-04-14 1994-04-14 フィードフォワード制御型位相同期回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07288468A true JPH07288468A (ja) 1995-10-31

Family

ID=14314529

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6101963A Pending JPH07288468A (ja) 1994-04-14 1994-04-14 フィードフォワード制御型位相同期回路

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH07288468A (ja)
KR (1) KR950030484A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002353784A (ja) * 2001-05-28 2002-12-06 Sony Corp 発振回路
JP2008072276A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Fujitsu Access Ltd 位相同期回路
WO2008047692A1 (en) * 2006-10-18 2008-04-24 Niigata Seimitsu Co., Ltd. Voltage control oscillation circuit
CN114301394A (zh) * 2021-12-28 2022-04-08 努比亚技术有限公司 一种双发射极时钟振荡器及移动终端

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002353784A (ja) * 2001-05-28 2002-12-06 Sony Corp 発振回路
JP2008072276A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Fujitsu Access Ltd 位相同期回路
WO2008047692A1 (en) * 2006-10-18 2008-04-24 Niigata Seimitsu Co., Ltd. Voltage control oscillation circuit
JP2008103888A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Niigata Seimitsu Kk 電圧制御発振回路
CN114301394A (zh) * 2021-12-28 2022-04-08 努比亚技术有限公司 一种双发射极时钟振荡器及移动终端

Also Published As

Publication number Publication date
KR950030484A (ko) 1995-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0283275B1 (en) Phase comparator circuit
JP3191212B2 (ja) 周波数倍加回路
US7177611B2 (en) Hybrid control of phase locked loops
US7312663B2 (en) Phase-locked loop having a bandwidth related to its input frequency
JPS639409B2 (ja)
JPH0322736B2 (ja)
JPH1168559A (ja) 位相同期ループ回路
JPH05211413A (ja) 位相比較回路
JPH07288468A (ja) フィードフォワード制御型位相同期回路
JP2811994B2 (ja) 位相同期回路
CN115603710A (zh) 占空比校正电路
JPS58107727A (ja) 位相同期回路
JP3008938B1 (ja) Pll回路
JPH1188126A (ja) 振幅制御発振器
JP2987974B2 (ja) 位相同期回路
JP2004343636A (ja) リング発振回路及びpll回路
JP3560696B2 (ja) Pll回路
JP3385577B2 (ja) 電圧制御発振器及びpll回路
JPH0758635A (ja) 周波数シンセサイザ
JP3411120B2 (ja) Pll回路
JPH0787368B2 (ja) 外部制御型原子発振器
JP2837592B2 (ja) 位相ロックループ回路の制御発振回路
KR0154849B1 (ko) 전압제어발진기의 이득조절회로
JP3299367B2 (ja) パルス発生回路
JP2592675B2 (ja) フェーズロックループ回路調整方法