JPH07290136A - H形鋼の冷却方法および装置 - Google Patents
H形鋼の冷却方法および装置Info
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- JPH07290136A JPH07290136A JP8696094A JP8696094A JPH07290136A JP H07290136 A JPH07290136 A JP H07290136A JP 8696094 A JP8696094 A JP 8696094A JP 8696094 A JP8696094 A JP 8696094A JP H07290136 A JPH07290136 A JP H07290136A
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- cooling
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- section steel
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、H形鋼の熱間圧延製造ライン上で
材質および形状を制御することを目的として、H形鋼全
体を急速かつ均一に冷却する方法および装置である。 【構成】 圧延に引き続きH形鋼1を冷却するに際し、
該H形鋼1のフランジ内面1aおよびウェブ表面1bに
沿って壁面2を設け、フランジに対向する壁面2aにノ
ズルを内設し、該ノズルから水を噴出させ冷却する方法
および装置において、ウェブに対向する壁面2bにノズ
ルを内設し、該ノズルから空気を噴出させ冷却する。
材質および形状を制御することを目的として、H形鋼全
体を急速かつ均一に冷却する方法および装置である。 【構成】 圧延に引き続きH形鋼1を冷却するに際し、
該H形鋼1のフランジ内面1aおよびウェブ表面1bに
沿って壁面2を設け、フランジに対向する壁面2aにノ
ズルを内設し、該ノズルから水を噴出させ冷却する方法
および装置において、ウェブに対向する壁面2bにノズ
ルを内設し、該ノズルから空気を噴出させ冷却する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、H形鋼の熱間圧延製造
ライン上で材質および形状を制御することを目的とし
て、H形鋼全体を急速かつ均一に冷却する方法および装
置に関する。
ライン上で材質および形状を制御することを目的とし
て、H形鋼全体を急速かつ均一に冷却する方法および装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】建築用H形鋼に関しては、経済性追及の
面から、同一断面係数でも極力重量を小さくすることが
望まれ、この点からウェブ板厚の薄肉化(フランジとウ
ェブの板厚比増大)の要求が強くなってきた。このよう
な薄肉ウェブH形鋼を熱間圧延により製造する場合、ウ
ェブの温度がフランジの温度よりも低く推移するために
生じてくるウェブ波の問題がある。この問題を解決する
ためには、強制冷却により、ウェブの抜熱量に対するフ
ランジの抜熱量を大きくする必要がある。そのための方
法として、フランジの外面のみを水冷却する技術が特開
昭62−174326号公報等に開示されている。
面から、同一断面係数でも極力重量を小さくすることが
望まれ、この点からウェブ板厚の薄肉化(フランジとウ
ェブの板厚比増大)の要求が強くなってきた。このよう
な薄肉ウェブH形鋼を熱間圧延により製造する場合、ウ
ェブの温度がフランジの温度よりも低く推移するために
生じてくるウェブ波の問題がある。この問題を解決する
ためには、強制冷却により、ウェブの抜熱量に対するフ
ランジの抜熱量を大きくする必要がある。そのための方
法として、フランジの外面のみを水冷却する技術が特開
昭62−174326号公報等に開示されている。
【0003】一方、近年、H形鋼に要求される品質は高
強度、低降伏比、狭降伏点或いは溶接性の向上といった
材質面でますます厳格になってきている。H形鋼の製造
において材質を制御する方法としては合金添加と熱処理
が上げられるが、コストや溶接性の面からいって後者が
有効である。熱処理を行うための冷却方法および装置の
一例として、特開昭60−77924号公報記載の方法
および装置がある。この装置では形鋼のごとき圧延材の
垂直部分(フランジ)に内外から層流の水ジェットを付
与し、水平部分(ウェブ)には一部分層流の水ジェット
と一部分水の層とを付与するものである。この方法のよ
うに各部を両面から水冷却することによって、同一水量
密度で冷却する場合は、特開昭62−174326号公
報記載の方法よりも急速冷却することが可能となる。
強度、低降伏比、狭降伏点或いは溶接性の向上といった
材質面でますます厳格になってきている。H形鋼の製造
において材質を制御する方法としては合金添加と熱処理
が上げられるが、コストや溶接性の面からいって後者が
有効である。熱処理を行うための冷却方法および装置の
一例として、特開昭60−77924号公報記載の方法
および装置がある。この装置では形鋼のごとき圧延材の
垂直部分(フランジ)に内外から層流の水ジェットを付
与し、水平部分(ウェブ)には一部分層流の水ジェット
と一部分水の層とを付与するものである。この方法のよ
うに各部を両面から水冷却することによって、同一水量
密度で冷却する場合は、特開昭62−174326号公
報記載の方法よりも急速冷却することが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
特開昭60−77924号公報記載の方法および装置で
は、最近製造されるようになった薄肉ウェブH形鋼に対
してはウェブの冷却が過度に進み、断面の均一冷却が出
来ず、ウェブ波や材質の不均一が生じる。H形鋼のフラ
ンジとウェブの板厚比が大きい場合には、同一冷却面積
当たりの被冷却体積の比が、フランジとウェブを同程度
に冷却するためには冷却面における抜熱量をこの比に合
わせる必要がある。ところが前述の特開昭60−779
24号公報記載の方法および装置では、局部的な冷却強
度の制御が出来ず、H形鋼全表面をほぼ同程度の冷却強
度にしか出来ないために、この要求を満足することがで
きない。
特開昭60−77924号公報記載の方法および装置で
は、最近製造されるようになった薄肉ウェブH形鋼に対
してはウェブの冷却が過度に進み、断面の均一冷却が出
来ず、ウェブ波や材質の不均一が生じる。H形鋼のフラ
ンジとウェブの板厚比が大きい場合には、同一冷却面積
当たりの被冷却体積の比が、フランジとウェブを同程度
に冷却するためには冷却面における抜熱量をこの比に合
わせる必要がある。ところが前述の特開昭60−779
24号公報記載の方法および装置では、局部的な冷却強
度の制御が出来ず、H形鋼全表面をほぼ同程度の冷却強
度にしか出来ないために、この要求を満足することがで
きない。
【0005】本発明は、H形鋼の熱間圧延製造ライン上
で材質および形状を制御することを目的として、H形鋼
全体を急速かつ均一に冷却する方法および装置を提供す
る。
で材質および形状を制御することを目的として、H形鋼
全体を急速かつ均一に冷却する方法および装置を提供す
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、(1)圧延に
引き続きH形鋼1を冷却するに際し、該H形鋼1のフラ
ンジ内面1aおよびウェブ表面1bに沿って壁面2を設
け、前記壁面のフランジ対向部2aに内設したノズルか
らフランジ内面に向かって水を噴出させ冷却する方法に
おいて、前記壁面ウェブ対向部2bに内設したノズルか
らウェブに向かって空気を噴出させ冷却することを特徴
とするH形鋼の冷却方法である。 (2)圧延に引き続きH形鋼1を冷却するに際し、該H
形鋼1のフランジ内面1aおよびウェブ表面1bに沿っ
て壁面2を設け、前記壁面のフランジ対向部2aにフラ
ンジ内面に向かって水を噴出するノズルを内設した冷却
装置において、前記壁面のウェブ対向部2bにウェブに
向かって空気を噴出するノズルを内設したことを特徴と
するH形鋼の冷却装置である。
引き続きH形鋼1を冷却するに際し、該H形鋼1のフラ
ンジ内面1aおよびウェブ表面1bに沿って壁面2を設
け、前記壁面のフランジ対向部2aに内設したノズルか
らフランジ内面に向かって水を噴出させ冷却する方法に
おいて、前記壁面ウェブ対向部2bに内設したノズルか
らウェブに向かって空気を噴出させ冷却することを特徴
とするH形鋼の冷却方法である。 (2)圧延に引き続きH形鋼1を冷却するに際し、該H
形鋼1のフランジ内面1aおよびウェブ表面1bに沿っ
て壁面2を設け、前記壁面のフランジ対向部2aにフラ
ンジ内面に向かって水を噴出するノズルを内設した冷却
装置において、前記壁面のウェブ対向部2bにウェブに
向かって空気を噴出するノズルを内設したことを特徴と
するH形鋼の冷却装置である。
【0007】本発明の方法および装置により、薄肉ウェ
ブH形鋼のフランジの内外面を水噴流で冷却しつつ、こ
の水噴流が飛散またはウェブ上部に滞留してウェブ表面
に接触することをウェブに対向する壁面に設けたノズル
からの空気の噴出によって防ぎ、H形鋼全体を急速かつ
均一に冷却することを達成しようとするものである。
ブH形鋼のフランジの内外面を水噴流で冷却しつつ、こ
の水噴流が飛散またはウェブ上部に滞留してウェブ表面
に接触することをウェブに対向する壁面に設けたノズル
からの空気の噴出によって防ぎ、H形鋼全体を急速かつ
均一に冷却することを達成しようとするものである。
【0008】
【作用】以下、本発明を実施例の図面を参照しながら作
用とともに詳細に説明する。図1は本発明の実施態様例
を示すたて断面図、図2はH形鋼の断面および温度測定
点の説明図である。
用とともに詳細に説明する。図1は本発明の実施態様例
を示すたて断面図、図2はH形鋼の断面および温度測定
点の説明図である。
【0009】図1において、H形鋼1は搬送ロール10
により搬送されながら冷却される。前記H形鋼1のフラ
ンジ内面1aおよびウェブ表面1bに沿い、長手方向に
所要長さの壁面2を設ける。ここで、フランジ内面1a
と壁面2のフランジ対向部2aとの間隙距離d1 および
ウェブ表面1bと壁面2のウェブ対向部2bとの間隙距
離d2 は、10〜20mmが望ましい。これは、間隙距離
d1 およびd2 が10mm未満のときには材料を通過させ
るのに支障が起こり、20mmを超えるときには後述する
作用の効果が期待できないためである。間隙距離d1 は
適当なサイズの壁面を選択することにより、間隙距離d
2 は図示せぬ昇降装置を用いて壁面を適当な高さに配置
することにより調整する。
により搬送されながら冷却される。前記H形鋼1のフラ
ンジ内面1aおよびウェブ表面1bに沿い、長手方向に
所要長さの壁面2を設ける。ここで、フランジ内面1a
と壁面2のフランジ対向部2aとの間隙距離d1 および
ウェブ表面1bと壁面2のウェブ対向部2bとの間隙距
離d2 は、10〜20mmが望ましい。これは、間隙距離
d1 およびd2 が10mm未満のときには材料を通過させ
るのに支障が起こり、20mmを超えるときには後述する
作用の効果が期待できないためである。間隙距離d1 は
適当なサイズの壁面を選択することにより、間隙距離d
2 は図示せぬ昇降装置を用いて壁面を適当な高さに配置
することにより調整する。
【0010】前記壁面2のフランジ対向部2aにはフラ
ンジ内面を冷却するための水冷却用ノズル5を、前記壁
面2のウェブ対向部2bにはウェブ表面を冷却するため
の空気冷却用ノズル6を内設してあり、該ノズル5、6
は該H形鋼1の長手方向に沿い所要の個数配置されてい
る。このとき、ウェブ板厚tw の大きいH形鋼に対して
も水噴流冷却ができるように、壁面2のウェブ対向部2
bには図示せぬウェブ表面を冷却するための水冷却用ノ
ズルを内設してもよい。なお、フランジの外側には、適
宜、フランジ外面を冷却するための水冷却用ノズル7を
通常実施の方法により配設する。
ンジ内面を冷却するための水冷却用ノズル5を、前記壁
面2のウェブ対向部2bにはウェブ表面を冷却するため
の空気冷却用ノズル6を内設してあり、該ノズル5、6
は該H形鋼1の長手方向に沿い所要の個数配置されてい
る。このとき、ウェブ板厚tw の大きいH形鋼に対して
も水噴流冷却ができるように、壁面2のウェブ対向部2
bには図示せぬウェブ表面を冷却するための水冷却用ノ
ズルを内設してもよい。なお、フランジの外側には、適
宜、フランジ外面を冷却するための水冷却用ノズル7を
通常実施の方法により配設する。
【0011】ノズル5は水配管8に連接されており、水
が供給される。ノズル6は空気配管9に連接されてお
り、空気が供給される。このとき、必ずしも図1のよう
に、壁面2につながる壁面3を設けて、壁面2との間を
閉じた空間とする必要はない。しかし、図1のように壁
面2および壁面3を設けて、壁面2との間に閉じた空間
を構成し、該壁面により構成された空間に配管を連設さ
せ、この空間に水または空気を供給することにより、前
記配管8または9を省略することができる。
が供給される。ノズル6は空気配管9に連接されてお
り、空気が供給される。このとき、必ずしも図1のよう
に、壁面2につながる壁面3を設けて、壁面2との間を
閉じた空間とする必要はない。しかし、図1のように壁
面2および壁面3を設けて、壁面2との間に閉じた空間
を構成し、該壁面により構成された空間に配管を連設さ
せ、この空間に水または空気を供給することにより、前
記配管8または9を省略することができる。
【0012】冷却装置の前後部には、長手方向への水お
よび空気の流出を防止するために、図示せぬ堰を設け
る。上下対称な冷却を実現するために、前述の冷却装置
および堰は上下対称な構造に設ける。これは、冷却媒体
(水および空気)をH形鋼と壁面との狭い間隙に噴射す
るために、上下対称な構造にすることにより、後述する
冷却媒体の挙動が酷似するためである。
よび空気の流出を防止するために、図示せぬ堰を設け
る。上下対称な冷却を実現するために、前述の冷却装置
および堰は上下対称な構造に設ける。これは、冷却媒体
(水および空気)をH形鋼と壁面との狭い間隙に噴射す
るために、上下対称な構造にすることにより、後述する
冷却媒体の挙動が酷似するためである。
【0013】図1において、ノズル5から水を、ノズル
6から空気を噴出させると、噴出された水および空気は
H形鋼1に衝突したのち、H形鋼1と壁面2との間隙を
フランジ端部と壁面の開放部4に向かって流れ、開放部
4から排出される。フランジ内面に噴射された水はウェ
ブ表面に噴射された空気により移動が妨げられるため、
噴射水が飛散またはウェブ上部に滞留してウェブ表面に
接触することを防ぐことが出来る。このとき、ウェブは
空気の衝突噴流および1bに沿った空気の平行流、フラ
ンジは水の衝突噴流およびこの衝突噴流と空気噴流とに
よって形成された1aに沿った気水混合の平行流により
冷却される。このことにより、フランジとウェブの板厚
比tf /tw が2.4程度の薄肉ウェブH形鋼に対して
その板厚比と同定度の抜熱量の比が得られ、均一な冷却
が可能となる。
6から空気を噴出させると、噴出された水および空気は
H形鋼1に衝突したのち、H形鋼1と壁面2との間隙を
フランジ端部と壁面の開放部4に向かって流れ、開放部
4から排出される。フランジ内面に噴射された水はウェ
ブ表面に噴射された空気により移動が妨げられるため、
噴射水が飛散またはウェブ上部に滞留してウェブ表面に
接触することを防ぐことが出来る。このとき、ウェブは
空気の衝突噴流および1bに沿った空気の平行流、フラ
ンジは水の衝突噴流およびこの衝突噴流と空気噴流とに
よって形成された1aに沿った気水混合の平行流により
冷却される。このことにより、フランジとウェブの板厚
比tf /tw が2.4程度の薄肉ウェブH形鋼に対して
その板厚比と同定度の抜熱量の比が得られ、均一な冷却
が可能となる。
【0014】ノズル5から噴出される水量は、ノズル5
の配置、間隙距離d1 、フランジ外面の噴射水量といっ
た条件より、所望のフランジの冷却速度が得られるよう
に決めておく。ノズル6から噴出される空気の噴出圧、
噴出量は、ウェブ高h、フランジ幅w、ノズル5、6の
配置、ノズル5からの噴射水量、間隙距離d1 およびd
2 といった条件より、前述の作用の効果が得られるよう
に決めておく。本発明は、このように薄肉ウェブH形鋼
のフランジの内外面を水噴流で冷却しつつ、噴射水が飛
散またはウェブ上部に滞留してウェブ表面に接触するこ
とを防ぎ、H形鋼全体を急速かつ均一に冷却することが
できる。
の配置、間隙距離d1 、フランジ外面の噴射水量といっ
た条件より、所望のフランジの冷却速度が得られるよう
に決めておく。ノズル6から噴出される空気の噴出圧、
噴出量は、ウェブ高h、フランジ幅w、ノズル5、6の
配置、ノズル5からの噴射水量、間隙距離d1 およびd
2 といった条件より、前述の作用の効果が得られるよう
に決めておく。本発明は、このように薄肉ウェブH形鋼
のフランジの内外面を水噴流で冷却しつつ、噴射水が飛
散またはウェブ上部に滞留してウェブ表面に接触するこ
とを防ぎ、H形鋼全体を急速かつ均一に冷却することが
できる。
【0015】
【実施例】図1に示すような冷却装置を用いて、サイズ
H700×200×12/28(ウェブ高h×フランジ
幅w×ウェブ板厚tw /フランジ板厚tf )、鋼種SS
400のH形鋼1を900℃に再加熱後、フランジ内外
面を水冷却した。
H700×200×12/28(ウェブ高h×フランジ
幅w×ウェブ板厚tw /フランジ板厚tf )、鋼種SS
400のH形鋼1を900℃に再加熱後、フランジ内外
面を水冷却した。
【0016】このときの冷却装置は幅を604mm、高さ
を100mm、長さを7mとし、H形鋼1と壁面2との間
隙距離d1 およびd2 が20mmとなる位置に配置した。
壁面2のフランジ対向部2aには水冷却用ノズル5を、
壁面の高さ方向には中央に、長さ方向には200mm間隔
で配置した。壁面2のウェブ対向部2bには空気冷却用
ノズル6を50mmのノズル間隔で配置した。水冷却用ノ
ズル5からの噴射水量は1.5m3 /min、空気冷却用ノ
ズル6からの送風量は20Nm3 /minとした。なお、フ
ランジ外面には水量密度が400m3 /m2 ・min とな
るように水を噴射した。比較例として空気を全く噴出さ
せずに冷却を行った。
を100mm、長さを7mとし、H形鋼1と壁面2との間
隙距離d1 およびd2 が20mmとなる位置に配置した。
壁面2のフランジ対向部2aには水冷却用ノズル5を、
壁面の高さ方向には中央に、長さ方向には200mm間隔
で配置した。壁面2のウェブ対向部2bには空気冷却用
ノズル6を50mmのノズル間隔で配置した。水冷却用ノ
ズル5からの噴射水量は1.5m3 /min、空気冷却用ノ
ズル6からの送風量は20Nm3 /minとした。なお、フ
ランジ外面には水量密度が400m3 /m2 ・min とな
るように水を噴射した。比較例として空気を全く噴出さ
せずに冷却を行った。
【0017】冷却中は、図2に示すように、H形鋼1の
圧延姿勢でフランジ幅方向の上方から1/4部(図中1
1)、3/4(図中12)(以下フランジ1/4、3/
4幅部と称す)およびウェブ高方向の中央部(図中1
3)(以下ウェブ1/2高部と称す)を温度測定点と
し、熱電対により温度を測定した。なお、前記3測定点
とも、板圧方向の位置は中央とした。
圧延姿勢でフランジ幅方向の上方から1/4部(図中1
1)、3/4(図中12)(以下フランジ1/4、3/
4幅部と称す)およびウェブ高方向の中央部(図中1
3)(以下ウェブ1/2高部と称す)を温度測定点と
し、熱電対により温度を測定した。なお、前記3測定点
とも、板圧方向の位置は中央とした。
【0018】本発明の実施例による結果と比較例の結果
を比較して表1に示す。いずれの場合も、水冷却はH形
鋼を長手方向に往復移動させながらH形鋼の全体が40
0℃以下になるまで行い、各測定点の温度データにより
800℃から500℃までの平均冷却速度を求めたもの
を表1に示した。本発明の方法および装置を用いて冷却
することにより、各部の冷却速度は5℃/s以上と速
く、且つ、冷却速度のばらつきが0.3℃/sと小さく
なっており、全体的に急速かつ均一に冷却することがで
きた。それに対して、比較例では急速冷却は達成される
ものの、ウェブ1/2高部と冷却速度がフランジ1/
4、3/4幅部の冷却速度の差が約5℃になっており、
均一な冷却が達成されていない。
を比較して表1に示す。いずれの場合も、水冷却はH形
鋼を長手方向に往復移動させながらH形鋼の全体が40
0℃以下になるまで行い、各測定点の温度データにより
800℃から500℃までの平均冷却速度を求めたもの
を表1に示した。本発明の方法および装置を用いて冷却
することにより、各部の冷却速度は5℃/s以上と速
く、且つ、冷却速度のばらつきが0.3℃/sと小さく
なっており、全体的に急速かつ均一に冷却することがで
きた。それに対して、比較例では急速冷却は達成される
ものの、ウェブ1/2高部と冷却速度がフランジ1/
4、3/4幅部の冷却速度の差が約5℃になっており、
均一な冷却が達成されていない。
【0019】
【表1】
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
薄肉ウェブH形鋼全体を急速かつ均一に冷却し、材質や
形状の面から望ましい冷却が実現できる。
薄肉ウェブH形鋼全体を急速かつ均一に冷却し、材質や
形状の面から望ましい冷却が実現できる。
【図1】本発明の実施態様例を示すたて断面図。
【図2】H形鋼の断面および温度測定点の説明図。
1‥‥‥H形鋼 1a‥‥フランジ内面 1b‥‥ウェブ表面 2,3‥壁面 2a‥‥壁面のフランジ対向部 2b‥‥壁面のウェブ対向部 4‥‥‥解放部 5‥‥‥フランジ内面水冷却ノズル 6‥‥‥ウェブ表面空気冷却ノズル 7‥‥‥フランジ外面水冷却ノズル 8‥‥‥水配管 9‥‥‥空気配管 10‥‥‥搬送ロール 11‥‥‥フランジ1/4幅部 12‥‥‥フランジ3/4幅部 13‥‥‥ウェブ1/2高部 d1 ‥‥フランジ内面と壁面のフランジ対向部との間隙
距離 d2 ‥‥ウェブ表面と壁面のウェブ対向部との間隙距離 h‥‥‥ウェブ高 tf ‥‥フランジ板厚 tw ‥‥ウェブ板厚 w‥‥‥フランジ幅
距離 d2 ‥‥ウェブ表面と壁面のウェブ対向部との間隙距離 h‥‥‥ウェブ高 tf ‥‥フランジ板厚 tw ‥‥ウェブ板厚 w‥‥‥フランジ幅
Claims (2)
- 【請求項1】 圧延に引き続きH形鋼1を冷却するに際
し、該H形鋼1のフランジ内面1aおよびウェブ表面1
bに沿って壁面2を設け、前記壁面のフランジ対向部2
aに内設したノズルからフランジ内面に向かって水を噴
出させ冷却する方法において、壁面ウェブ対向部2bに
内設したノズルからウェブに向かって空気を噴出させ冷
却することを特徴とするH形鋼の冷却方法。 - 【請求項2】 圧延に引き続きH形鋼1を冷却するに際
し、該H形鋼1のフランジ内面1aおよびウェブ表面1
bに沿って壁面2を設け、前記壁面のフランジ対向部2
aにフランジ内面に向かって水を噴出するノズルを内設
した冷却装置において、壁面ウェブ対向部2bにウェブ
に向かって空気を噴出するノズルを内設したことを特徴
とするH形鋼の冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8696094A JPH07290136A (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | H形鋼の冷却方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8696094A JPH07290136A (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | H形鋼の冷却方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07290136A true JPH07290136A (ja) | 1995-11-07 |
Family
ID=13901448
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8696094A Withdrawn JPH07290136A (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | H形鋼の冷却方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07290136A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001219213A (ja) * | 2000-02-08 | 2001-08-14 | Nkk Corp | H形鋼の冷却方法 |
| KR101388288B1 (ko) * | 2012-01-31 | 2014-04-22 | 현대제철 주식회사 | 에이치 형강 압연용 냉각수 분사 장치 |
| KR20160014999A (ko) * | 2014-07-30 | 2016-02-12 | 현대제철 주식회사 | 가속 냉각 시험 장치 |
| JP2020105620A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-09 | 日本製鉄株式会社 | 圧延h形鋼及びその製造方法 |
-
1994
- 1994-04-25 JP JP8696094A patent/JPH07290136A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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