JPH07290724A - インクジェットヘッドのクリーニング方法及びその装置 - Google Patents
インクジェットヘッドのクリーニング方法及びその装置Info
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- JPH07290724A JPH07290724A JP6106104A JP10610494A JPH07290724A JP H07290724 A JPH07290724 A JP H07290724A JP 6106104 A JP6106104 A JP 6106104A JP 10610494 A JP10610494 A JP 10610494A JP H07290724 A JPH07290724 A JP H07290724A
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- ink
- nozzle
- nozzle surface
- inkjet head
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/165—Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
- B41J2/16517—Cleaning of print head nozzles
- B41J2/1652—Cleaning of print head nozzles by driving a fluid through the nozzles to the outside thereof, e.g. by applying pressure to the inside or vacuum at the outside of the print head
- B41J2/16523—Waste ink transport from caps or spittoons, e.g. by suction
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
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- B41J2/16505—Caps, spittoons or covers for cleaning or preventing drying out
- B41J2/16508—Caps, spittoons or covers for cleaning or preventing drying out connected with the printer frame
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インクジェットヘッドのノズルをクリーニン
グするインクジェットヘッドのクリーニング方法及びそ
の装置に関し、全てのノズルの目詰まりを容易に復旧さ
せる。 【構成】 記録媒体にインクを噴出して、記録を行うた
めの複数のノズル23を有するインクジェットヘッドの
クリーニング方法において、前記インクジェットヘッド
の前記複数のノズル23を設けたノズル面21をキャッ
プ4により覆うステップと、前記ノズル23からインク
を吸引するため、前記ノズル面21と前記キャップ4と
の間に形成された空間を減圧手段36により、減圧する
ステップと、前記減圧により前記ノズル23から噴出さ
れたインクを毛管力により前記ノズル面21全体に濡れ
広がらせるステップとを有する。
グするインクジェットヘッドのクリーニング方法及びそ
の装置に関し、全てのノズルの目詰まりを容易に復旧さ
せる。 【構成】 記録媒体にインクを噴出して、記録を行うた
めの複数のノズル23を有するインクジェットヘッドの
クリーニング方法において、前記インクジェットヘッド
の前記複数のノズル23を設けたノズル面21をキャッ
プ4により覆うステップと、前記ノズル23からインク
を吸引するため、前記ノズル面21と前記キャップ4と
の間に形成された空間を減圧手段36により、減圧する
ステップと、前記減圧により前記ノズル23から噴出さ
れたインクを毛管力により前記ノズル面21全体に濡れ
広がらせるステップとを有する。
Description
【0001】(目次) 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用 実施例 (a)一実施例の説明(図2乃至図8) (b)キャップの変形例の説明(図9乃至図12) (c)動作方法の変形例の説明(図13乃至図20) (d)他の実施例の説明 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェットヘッド
のノズルをクリーニングするインクジェットヘッドのク
リーニング方法及びその装置に関する。
のノズルをクリーニングするインクジェットヘッドのク
リーニング方法及びその装置に関する。
【0003】複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の
画像形成装置では、インクジェット印刷機構が盛んに利
用されている。このインクジェット印刷機構は、インク
ジェットヘッドのノズルから圧力又は熱によりインクを
噴出して、記録媒体上に画像を形成するものである。
画像形成装置では、インクジェット印刷機構が盛んに利
用されている。このインクジェット印刷機構は、インク
ジェットヘッドのノズルから圧力又は熱によりインクを
噴出して、記録媒体上に画像を形成するものである。
【0004】このようなインクジェットヘッドでは、目
詰まりを有効に復旧させる方法が必要となる。
詰まりを有効に復旧させる方法が必要となる。
【0005】
【従来の技術】インクジェットヘッドでは、ノズル部分
でインクの溶媒の蒸発が生じる。その結果、色材などの
溶質の比率が増加し、インク粘度の増加や溶質の析出や
固体化が生じる。このため、ノズルを閉塞させ、ノズル
からのインクの噴出を阻害する、所謂ノズルの目詰まり
が生じる。
でインクの溶媒の蒸発が生じる。その結果、色材などの
溶質の比率が増加し、インク粘度の増加や溶質の析出や
固体化が生じる。このため、ノズルを閉塞させ、ノズル
からのインクの噴出を阻害する、所謂ノズルの目詰まり
が生じる。
【0006】この目詰まりを復旧するために、ノズルか
らインクを吸引して、排出するインク吸引排出機構が設
けられている。従来のインク吸引排出機構は、ヘッドの
ノズルから強制的にインクを吸引して排出させる。この
インクの流れに乗せて、ノズル閉塞物を除去するもので
あった。
らインクを吸引して、排出するインク吸引排出機構が設
けられている。従来のインク吸引排出機構は、ヘッドの
ノズルから強制的にインクを吸引して排出させる。この
インクの流れに乗せて、ノズル閉塞物を除去するもので
あった。
【0007】即ち、ヘッドのノズル面をキャップで覆
い、キャップ内を減圧ポンプで減圧する。この減圧によ
り、ノズルからインクが排出される。この時、複数のノ
ズル間の目詰まり状態に差異がある場合が多い。例え
ば、溶質が部分的に析出した比較的目詰まりの軽いノズ
ルと、溶質が完全に固体化している重い目詰まりのノズ
ルとがある。
い、キャップ内を減圧ポンプで減圧する。この減圧によ
り、ノズルからインクが排出される。この時、複数のノ
ズル間の目詰まり状態に差異がある場合が多い。例え
ば、溶質が部分的に析出した比較的目詰まりの軽いノズ
ルと、溶質が完全に固体化している重い目詰まりのノズ
ルとがある。
【0008】このようなノズル間の目詰まりに差異があ
る時は、前述の減圧動作により、先ず、比較的目詰まり
の軽いノズルからインクの排出が行われる。この時、比
較的目詰まりの重いノズルからはインクの排出が行われ
ない。そして、最終的には、比較的目詰まりの重いノズ
ルからもインクの排出が行われて、復旧される。
る時は、前述の減圧動作により、先ず、比較的目詰まり
の軽いノズルからインクの排出が行われる。この時、比
較的目詰まりの重いノズルからはインクの排出が行われ
ない。そして、最終的には、比較的目詰まりの重いノズ
ルからもインクの排出が行われて、復旧される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、次の問題があった。最初に、目詰まりの軽いノ
ズルからインクの排出が行われる時点では、目詰まりの
重いノズルからインクの排出は行われない。この状態で
は、目詰まりの軽いノズルからのインクの排出に伴い、
キャップ内の圧力が上昇するため、吸引効率が低下す
る。
術では、次の問題があった。最初に、目詰まりの軽いノ
ズルからインクの排出が行われる時点では、目詰まりの
重いノズルからインクの排出は行われない。この状態で
は、目詰まりの軽いノズルからのインクの排出に伴い、
キャップ内の圧力が上昇するため、吸引効率が低下す
る。
【0010】このため、益々重い目詰まりのノズルは、
復旧できなくなる。このような完全にインクが固体化し
て、目詰まったノズルも含めて全部のノズルを復旧する
ためには、減圧を大きくしたり、長時間吸引し続ける必
要がある。
復旧できなくなる。このような完全にインクが固体化し
て、目詰まったノズルも含めて全部のノズルを復旧する
ためには、減圧を大きくしたり、長時間吸引し続ける必
要がある。
【0011】このため、強力な吸引手段を必要とする問
題があった。又、復旧時間が長くなるという問題もあっ
た。更に、吸引排出の総インク量が多くなり、インクの
消費量が増加するという問題もあった。
題があった。又、復旧時間が長くなるという問題もあっ
た。更に、吸引排出の総インク量が多くなり、インクの
消費量が増加するという問題もあった。
【0012】本発明の目的は、全てのノズルの目詰まり
を容易に復旧させるためのインクジェットヘッドのクリ
ーニング方法及びその装置を提供するにある。
を容易に復旧させるためのインクジェットヘッドのクリ
ーニング方法及びその装置を提供するにある。
【0013】本発明の他の目的は、少ない吸引インク量
で全てのノズルの目詰まりを復旧させるためのインクジ
ェットヘッドのクリーニング方法及びその装置を提供す
るにある。
で全てのノズルの目詰まりを復旧させるためのインクジ
ェットヘッドのクリーニング方法及びその装置を提供す
るにある。
【0014】本発明の更に他の目的は、短い復旧時間で
全てのノズルの目詰まりを復旧させるためのインクジェ
ットヘッドのクリーニング方法及びその装置を提供する
にある。
全てのノズルの目詰まりを復旧させるためのインクジェ
ットヘッドのクリーニング方法及びその装置を提供する
にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。本発明の請求項1は、記録媒体にインクを噴出し
て、記録を行うための複数のノズル23を有するインク
ジェットヘッドのクリーニング方法において、前記イン
クジェットヘッドの前記複数のノズル23を設けたノズ
ル面21をキャップ4により覆うステップと、前記ノズ
ル23からインクを吸引するため、前記ノズル面21と
前記キャップ4との間に形成された空間を減圧手段36
により、減圧するステップと、前記減圧により前記ノズ
ル23から噴出されたインクを毛管力により前記ノズル
面21全体に濡れ広がらせるステップとを有することを
特徴とする。
ある。本発明の請求項1は、記録媒体にインクを噴出し
て、記録を行うための複数のノズル23を有するインク
ジェットヘッドのクリーニング方法において、前記イン
クジェットヘッドの前記複数のノズル23を設けたノズ
ル面21をキャップ4により覆うステップと、前記ノズ
ル23からインクを吸引するため、前記ノズル面21と
前記キャップ4との間に形成された空間を減圧手段36
により、減圧するステップと、前記減圧により前記ノズ
ル23から噴出されたインクを毛管力により前記ノズル
面21全体に濡れ広がらせるステップとを有することを
特徴とする。
【0016】本発明の請求項2は、請求項1において、
前記インクと前記キャップ内面との接触角θ1 と、前記
インクと前記ノズル面21との接触角θ2 とが90°以
下であり、且つθ2 ≦θ1 としたことを特徴とする。
前記インクと前記キャップ内面との接触角θ1 と、前記
インクと前記ノズル面21との接触角θ2 とが90°以
下であり、且つθ2 ≦θ1 としたことを特徴とする。
【0017】本発明の請求項3は、請求項2において、
前記複数のノズル23の全てを被う最小範囲の面積をS
とし、この範囲とこの範囲に対向する前記キャップ内面
との平均間隔をlとし、前記キャップ4で前記複数のノ
ズルを被った時のキャップ内容量をVとした時、前記減
圧圧力P0 を1−(S・l/V)以下に設定したことを
特徴とする。
前記複数のノズル23の全てを被う最小範囲の面積をS
とし、この範囲とこの範囲に対向する前記キャップ内面
との平均間隔をlとし、前記キャップ4で前記複数のノ
ズルを被った時のキャップ内容量をVとした時、前記減
圧圧力P0 を1−(S・l/V)以下に設定したことを
特徴とする。
【0018】本発明の請求項4は、請求項3において、
前記複数のノズル23の全てを被う最小範囲の面積をS
とし、この範囲とこの範囲に対向する前記キャップ内面
との平均間隔をlとし、前記キャップ4で前記複数のノ
ズルを被った時のキャップ内容量をVとした時、前記空
間内の圧力Pが下記式を満足する時まで、前記キャップ
4で前記ノズル面21を覆うことを特徴とする。 P≧P1 但し、P1=P0+(S・l/V)
前記複数のノズル23の全てを被う最小範囲の面積をS
とし、この範囲とこの範囲に対向する前記キャップ内面
との平均間隔をlとし、前記キャップ4で前記複数のノ
ズルを被った時のキャップ内容量をVとした時、前記空
間内の圧力Pが下記式を満足する時まで、前記キャップ
4で前記ノズル面21を覆うことを特徴とする。 P≧P1 但し、P1=P0+(S・l/V)
【0019】本発明の請求項5は、請求項3において、
前記複数のノズル23の全てを被う最小範囲の面積をS
とし、この範囲とこの範囲に対向する前記キャップ内面
との平均間隔をlとし、前記キャップ4で前記複数のノ
ズルを被った時のキャップ内容量をVとした時、前記空
間内の圧力Pが下記式を満足した後、保持時間Tが経過
するまで、前記キャップ4で前記ノズル面21を覆うこ
とを特徴とする。 P≧P1 但し、P1=P0+(S・l/V)
前記複数のノズル23の全てを被う最小範囲の面積をS
とし、この範囲とこの範囲に対向する前記キャップ内面
との平均間隔をlとし、前記キャップ4で前記複数のノ
ズルを被った時のキャップ内容量をVとした時、前記空
間内の圧力Pが下記式を満足した後、保持時間Tが経過
するまで、前記キャップ4で前記ノズル面21を覆うこ
とを特徴とする。 P≧P1 但し、P1=P0+(S・l/V)
【0020】本発明の請求項6は、請求項1又は2又は
3又は4又は5において、前記ノズル面21をインクで
覆うステップの後に、前記ノズル面21から前記キャッ
プ4を退避するステップと、前記ノズル面のノズルの目
詰まりが復旧しない場合に、前記キャップ4で前記ノズ
ル面21を覆い、前記インクを吸引するステップを繰り
返すステップを有することを特徴とする。
3又は4又は5において、前記ノズル面21をインクで
覆うステップの後に、前記ノズル面21から前記キャッ
プ4を退避するステップと、前記ノズル面のノズルの目
詰まりが復旧しない場合に、前記キャップ4で前記ノズ
ル面21を覆い、前記インクを吸引するステップを繰り
返すステップを有することを特徴とする。
【0021】本発明の請求項7は、請求項6において、
前記繰り返すステップは、前記減圧手段36の減圧圧力
を順次高めて、前記インクを吸引するステップであるこ
とを特徴とする。
前記繰り返すステップは、前記減圧手段36の減圧圧力
を順次高めて、前記インクを吸引するステップであるこ
とを特徴とする。
【0022】本発明の請求項8は、請求項5において、
前記ノズル面21をインクで覆うステップの後に、前記
ノズル面21から前記キャップ4を退避するステップ
と、前記ノズル面21のノズルの目詰まりが復旧しない
場合に、前記キャップ4で前記ノズル面21を覆い、前
記インクを吸引するステップと前記保持時間Tを順次長
くして、インクを保持するステップを繰り返すステップ
を有することを特徴とする。
前記ノズル面21をインクで覆うステップの後に、前記
ノズル面21から前記キャップ4を退避するステップ
と、前記ノズル面21のノズルの目詰まりが復旧しない
場合に、前記キャップ4で前記ノズル面21を覆い、前
記インクを吸引するステップと前記保持時間Tを順次長
くして、インクを保持するステップを繰り返すステップ
を有することを特徴とする。
【0023】本発明の請求項9は、記録媒体にインクを
噴出して、記録を行うための複数のノズルを有するイン
クジェットヘッドのクリーニング装置において、前記イ
ンクジェットヘッドの前記複数のノズル23を設けたノ
ズル面21を覆うためのキャップ4と、前記ノズル23
からインクを吸引するため、前記ノズル面21と前記キ
ャップ4との間に形成された空間を減圧するための減圧
手段36とを有し、前記減圧により前記ノズルから噴出
されたインクを毛管力により前記ノズル面21に濡れ広
がらせるため、前記インクと前記キャップ内面との接触
角θ1 と、前記インクと前記ノズル面21との接触角θ
2 とが90°以下とし、且つθ2 ≦θ1としたことを特
徴とする。
噴出して、記録を行うための複数のノズルを有するイン
クジェットヘッドのクリーニング装置において、前記イ
ンクジェットヘッドの前記複数のノズル23を設けたノ
ズル面21を覆うためのキャップ4と、前記ノズル23
からインクを吸引するため、前記ノズル面21と前記キ
ャップ4との間に形成された空間を減圧するための減圧
手段36とを有し、前記減圧により前記ノズルから噴出
されたインクを毛管力により前記ノズル面21に濡れ広
がらせるため、前記インクと前記キャップ内面との接触
角θ1 と、前記インクと前記ノズル面21との接触角θ
2 とが90°以下とし、且つθ2 ≦θ1としたことを特
徴とする。
【0024】本発明の請求項10は、請求項9におい
て、前記ノズル面21と前記キャップ内面が、前記イン
クと前記キャップ内面との接触角θ1 と、前記インクと
前記ノズル面21との接触角θ2 とが90°以下であ
り、且つθ2 ≦θ1 となるように構成されたことを特徴
とする。
て、前記ノズル面21と前記キャップ内面が、前記イン
クと前記キャップ内面との接触角θ1 と、前記インクと
前記ノズル面21との接触角θ2 とが90°以下であ
り、且つθ2 ≦θ1 となるように構成されたことを特徴
とする。
【0025】本発明の請求項11は、請求項9におい
て、前記インクが、前記インクと前記キャップ内面との
接触角θ1 と、前記インクと前記ノズル面21との接触
角θ2とが90°以下であり、且つθ2 ≦θ1 となるよ
うに構成されたことを特徴とする。
て、前記インクが、前記インクと前記キャップ内面との
接触角θ1 と、前記インクと前記ノズル面21との接触
角θ2とが90°以下であり、且つθ2 ≦θ1 となるよ
うに構成されたことを特徴とする。
【0026】本発明の請求項12は、請求項9又は10
又は11において、前記キャップ4は、前記キャップ内
面の前記ノズル面21の対向する位置に設けられ、前記
キャップ内面と前記ノズル面21との間隔を狭くするた
めの部材43を更に有することを特徴とする。
又は11において、前記キャップ4は、前記キャップ内
面の前記ノズル面21の対向する位置に設けられ、前記
キャップ内面と前記ノズル面21との間隔を狭くするた
めの部材43を更に有することを特徴とする。
【0027】本発明の請求項13は、請求項9又は10
又は11又は12において、前記キャップ4は、前記ノ
ズル面21に対向する面が閉じた面であることを特徴と
する。
又は11又は12において、前記キャップ4は、前記ノ
ズル面21に対向する面が閉じた面であることを特徴と
する。
【0028】本発明の請求項14は、請求項9又は10
又は11又は12又は13において、前記ノズル面21
と前記ノズル面21の周囲の面のインクとの接触角を異
ならしめたことを特徴とする。
又は11又は12又は13において、前記ノズル面21
と前記ノズル面21の周囲の面のインクとの接触角を異
ならしめたことを特徴とする。
【0029】本発明の請求項15は、請求項9又は10
又は11又は12又は13又は14において、前記キャ
ップ4内の空間の圧力を検出するための圧力検出手段4
5と、前記圧力検出手段45の検出出力に応じて、前記
減圧手段36を制御する制御回路38とを更に設けたこ
とを特徴とする。
又は11又は12又は13又は14において、前記キャ
ップ4内の空間の圧力を検出するための圧力検出手段4
5と、前記圧力検出手段45の検出出力に応じて、前記
減圧手段36を制御する制御回路38とを更に設けたこ
とを特徴とする。
【0030】
【作用】本発明は、重い目詰まりの原因となっている析
出し、且つ固体化した溶質は、元来インクの溶媒に溶解
し易い性質を有することに着目したものである。即ち、
比較的目詰まりの軽いノズルから排出されたインクによ
り、積極的に目詰まりの重いノズルの析出し、固体化し
た溶質を溶解するものである。これにより、この重い目
詰まりのノズルからのインクの排出を容易にし、ノズル
の目詰まりの復旧を図るものである。
出し、且つ固体化した溶質は、元来インクの溶媒に溶解
し易い性質を有することに着目したものである。即ち、
比較的目詰まりの軽いノズルから排出されたインクによ
り、積極的に目詰まりの重いノズルの析出し、固体化し
た溶質を溶解するものである。これにより、この重い目
詰まりのノズルからのインクの排出を容易にし、ノズル
の目詰まりの復旧を図るものである。
【0031】このため、比較的目詰まりの軽いノズルか
ら排出されたインクをノズル面全体に濡れ広がらせる。
従って、軽い目詰まりのノズルから排出されたインク
が、重い目詰まりのノズルに到達することができる。こ
れにより、重い目詰まりのノズルの析出及び固体化した
溶質を、このインクにより溶解する。従って、重い目詰
まりのノズルのインクの排出が容易となり、ノズルの目
詰まりの復旧が容易となる。
ら排出されたインクをノズル面全体に濡れ広がらせる。
従って、軽い目詰まりのノズルから排出されたインク
が、重い目詰まりのノズルに到達することができる。こ
れにより、重い目詰まりのノズルの析出及び固体化した
溶質を、このインクにより溶解する。従って、重い目詰
まりのノズルのインクの排出が容易となり、ノズルの目
詰まりの復旧が容易となる。
【0032】又、目詰まりの軽いノズルから排出された
インクがノズル面に濡れ広がるため、比較的少ないイン
ク量で復旧が可能となる。これにより、無駄にインクを
消費することを防止できる。又、復旧時間も短くでき
る。更に、減圧圧力を少なくできる。
インクがノズル面に濡れ広がるため、比較的少ないイン
ク量で復旧が可能となる。これにより、無駄にインクを
消費することを防止できる。又、復旧時間も短くでき
る。更に、減圧圧力を少なくできる。
【0033】この目詰まりの軽いノズルから排出された
インクをノズル面に濡れ広がらせるためには、接触角が
小さい程良い。即ち、インクとノズル面及びキャップ内
面との接触角が小さい程、濡れ性が大きい。このため、
ノズル面全体にインクを濡れ広がらせることができる。
インクをノズル面に濡れ広がらせるためには、接触角が
小さい程良い。即ち、インクとノズル面及びキャップ内
面との接触角が小さい程、濡れ性が大きい。このため、
ノズル面全体にインクを濡れ広がらせることができる。
【0034】特に、接触角が90°以下であると、少な
いインクでノズル面全体に濡れ広がらせることができ
る。又、ノズル面とインクとの接触角θ2 が、キャップ
内面とインクとの接触角θ1 以下であると、ノズル面に
インクがより広がる。このため、より少ないインク量で
ノズル面全体を濡れ広がらせることができる。
いインクでノズル面全体に濡れ広がらせることができ
る。又、ノズル面とインクとの接触角θ2 が、キャップ
内面とインクとの接触角θ1 以下であると、ノズル面に
インクがより広がる。このため、より少ないインク量で
ノズル面全体を濡れ広がらせることができる。
【0035】
(a)一実施例の説明 図2は本発明の一実施例プリンタの斜視図、図3は図2
のプリンタの断面図、図4は図3のクリーニング機構の
断面図、図5(A)及び図5(B)は図4のキャップの
構成図である。
のプリンタの断面図、図4は図3のクリーニング機構の
断面図、図5(A)及び図5(B)は図4のキャップの
構成図である。
【0036】図2に示すように、プリンタ本体1に、用
紙挿入ガイド10と、用紙排出ガイド16とが設けられ
ている。用紙挿入ガイド10は、未印刷用紙をプリンタ
1に挿入する際のガイドとなるものである。用紙排出ガ
イド16は、排出された用紙を収容するものである。従
って、用紙挿入ガイド10にセットされた用紙は、プリ
ンタ本体1を通り、用紙排出ガイド16に排出される。
紙挿入ガイド10と、用紙排出ガイド16とが設けられ
ている。用紙挿入ガイド10は、未印刷用紙をプリンタ
1に挿入する際のガイドとなるものである。用紙排出ガ
イド16は、排出された用紙を収容するものである。従
って、用紙挿入ガイド10にセットされた用紙は、プリ
ンタ本体1を通り、用紙排出ガイド16に排出される。
【0037】図3に示すように、ピックアップローラ1
1は、用紙挿入ガイド10上の用紙をピックアップす
る。シートガイド12は、ピックアップされた用紙をガ
イドする。シート押さえローラ13は、ヘッド20の手
前で用紙を押さえる。送りローラ14は、ヘッド20の
後方で用紙を送る。シート押さえローラ15は、送りロ
ーラ14との間に用紙を挟み込む。
1は、用紙挿入ガイド10上の用紙をピックアップす
る。シートガイド12は、ピックアップされた用紙をガ
イドする。シート押さえローラ13は、ヘッド20の手
前で用紙を押さえる。送りローラ14は、ヘッド20の
後方で用紙を送る。シート押さえローラ15は、送りロ
ーラ14との間に用紙を挟み込む。
【0038】インクジェットヘッド20は、ノズル面2
1を下にして設けられる。インクジェットヘッド20
は、図の奥行き方向に延びるシャフト22に沿って移動
する。クリーニング機構3は、インクジェットヘッド2
0のノズル面21をクリーニングするものである。この
クリーニング機構3は、インクジェットヘッド20の印
刷領域の外で且つインクジェットヘッド20のノズル面
20の下部に設けられる。
1を下にして設けられる。インクジェットヘッド20
は、図の奥行き方向に延びるシャフト22に沿って移動
する。クリーニング機構3は、インクジェットヘッド2
0のノズル面21をクリーニングするものである。この
クリーニング機構3は、インクジェットヘッド20の印
刷領域の外で且つインクジェットヘッド20のノズル面
20の下部に設けられる。
【0039】図4に示すように、クリーニング機構3
は、ヘッド20のノズル面21を覆うキャップ4を有す
る。固定部30は、キャップ4に接続されたアーム31
と、アーム31を上下動するための電磁石32と、スプ
リングコイル33とを有する。
は、ヘッド20のノズル面21を覆うキャップ4を有す
る。固定部30は、キャップ4に接続されたアーム31
と、アーム31を上下動するための電磁石32と、スプ
リングコイル33とを有する。
【0040】チューブ34は、キャップ4と減圧ポンプ
36を接続するものである。チューブ34には、一方向
弁35が設けられている。減圧ポンプ36は、チューブ
34を介してキャップ4内を減圧する。廃インク溜め3
7は、減圧ポンプ36が吸引したインクを溜めるための
ものである。制御回路38は、マイクロプロセッサで構
成され、電磁石32と、減圧ポンプ36とを駆動制御す
る。
36を接続するものである。チューブ34には、一方向
弁35が設けられている。減圧ポンプ36は、チューブ
34を介してキャップ4内を減圧する。廃インク溜め3
7は、減圧ポンプ36が吸引したインクを溜めるための
ものである。制御回路38は、マイクロプロセッサで構
成され、電磁石32と、減圧ポンプ36とを駆動制御す
る。
【0041】インクジェットヘッド20のクリーニング
に際しては、ヘッド20を、クリーニグ機構3の位置に
位置付ける。次に、電磁石32を駆動して、アーム31
により、キャップ4をインクジェットヘッド20のノズ
ル面21を覆うように、インクジェットヘッド20に密
着させる。次に、減圧ポンプ36を動作して、キャップ
4内面を減圧する。そして、減圧ポンプ36の減圧停止
後、電磁石32の駆動を停止して、アーム31を復帰さ
せる。これにより、キャップ4をインクジェットヘッド
4から退避させる。
に際しては、ヘッド20を、クリーニグ機構3の位置に
位置付ける。次に、電磁石32を駆動して、アーム31
により、キャップ4をインクジェットヘッド20のノズ
ル面21を覆うように、インクジェットヘッド20に密
着させる。次に、減圧ポンプ36を動作して、キャップ
4内面を減圧する。そして、減圧ポンプ36の減圧停止
後、電磁石32の駆動を停止して、アーム31を復帰さ
せる。これにより、キャップ4をインクジェットヘッド
4から退避させる。
【0042】図5(A)に示すように、キャップ4は、
ガラスで構成された基板40と、基板40上に内部空間
を形成するように設けられた側壁41とを有する。基板
40のほぼ中央には、チューブ34が接続される開口4
2が設けられている。図5(B)に示すように、この開
口42は、ノズル面21に対向した位置に設けられてい
る。
ガラスで構成された基板40と、基板40上に内部空間
を形成するように設けられた側壁41とを有する。基板
40のほぼ中央には、チューブ34が接続される開口4
2が設けられている。図5(B)に示すように、この開
口42は、ノズル面21に対向した位置に設けられてい
る。
【0043】ノズル面21には、1列12ドットのノズ
ル23が2列設けられている。この2列のノズル列の間
に、開口42が位置する。ここで、図5(B)に示すよ
うに、ノズル面21は、ノズル23の配置された領域の
みを示す。一方、側壁41は、ブチルゴム等の弾性体で
構成されている。これにより、キャップ4をインクジェ
ットヘッド20の壁面に密着させることができる。ここ
で、インクジェットヘッド20のノズル面21は、ガラ
スで形成されている。
ル23が2列設けられている。この2列のノズル列の間
に、開口42が位置する。ここで、図5(B)に示すよ
うに、ノズル面21は、ノズル23の配置された領域の
みを示す。一方、側壁41は、ブチルゴム等の弾性体で
構成されている。これにより、キャップ4をインクジェ
ットヘッド20の壁面に密着させることができる。ここ
で、インクジェットヘッド20のノズル面21は、ガラ
スで形成されている。
【0044】図6(A)及び図6(B)は接触角の説明
図である。接触角θは、静止液体の自由表面が固体壁に
会する場所での液面と固体面とのなす角をいう。ここ
で、図6(A)に示すように、接触角θが鋭角である場
合には、液体が固体を濡らす性質を持ち、一方、図6
(B)に示すように、接触角が鈍角であると、液体は固
体を濡らさずに、固体上で球状となる。
図である。接触角θは、静止液体の自由表面が固体壁に
会する場所での液面と固体面とのなす角をいう。ここ
で、図6(A)に示すように、接触角θが鋭角である場
合には、液体が固体を濡らす性質を持ち、一方、図6
(B)に示すように、接触角が鈍角であると、液体は固
体を濡らさずに、固体上で球状となる。
【0045】ここで、前述の例では、インクとノズル面
21との接触角θ2 とインクとキャップ4内面との接触
角θ1 とも鋭角であり、充分な濡れ性を有していた。即
ち、接触角θ2 と接触角θ1 とも、約15°であった。
21との接触角θ2 とインクとキャップ4内面との接触
角θ1 とも鋭角であり、充分な濡れ性を有していた。即
ち、接触角θ2 と接触角θ1 とも、約15°であった。
【0046】図7はキャップ内圧力の説明図、図8は動
作説明図である。尚、図8において、図の左側の系列
が、本発明の場合であり、図の右側の系列が従来の場合
を図示している。
作説明図である。尚、図8において、図の左側の系列
が、本発明の場合であり、図の右側の系列が従来の場合
を図示している。
【0047】先ず、時刻t0 において、ヘッド20にキ
ャップ4を密着させる。そして、その後、時刻t1 にお
いて、減圧ポンプ36を動作させ、ヘッド20とキャッ
プ4内面で形成される空間を減圧する。
ャップ4を密着させる。そして、その後、時刻t1 にお
いて、減圧ポンプ36を動作させ、ヘッド20とキャッ
プ4内面で形成される空間を減圧する。
【0048】所定の減圧圧力となった時刻t2 になる
と、減圧ポンプ36を停止させる。この間に、目詰まり
の軽いノズル23からインクの排出が行われる。そし
て、インクとノズル面23との接触角θ2 は、90°以
下のため、インクをノズル面21に付着して、ノズル面
21を濡らす。
と、減圧ポンプ36を停止させる。この間に、目詰まり
の軽いノズル23からインクの排出が行われる。そし
て、インクとノズル面23との接触角θ2 は、90°以
下のため、インクをノズル面21に付着して、ノズル面
21を濡らす。
【0049】図7に示すように、このインクの排出とと
もに、キャップ内圧力は上昇する。この間に、吸引排出
されたインクの量が増加していき、ノズル面21とキャ
ップ4内面の間隙が、インクで埋められる。インクとキ
ャップ4内面の接触角θ1 も90°以下であるため、イ
ンクに濡れやすい。このこめ、排出インクは、毛管力に
より、より濡れ易いノズル面21上を間隙に沿って濡れ
広がる。そして、インクの吸引及び排出が行われない目
詰まりの重いノズル23も覆うようになる。
もに、キャップ内圧力は上昇する。この間に、吸引排出
されたインクの量が増加していき、ノズル面21とキャ
ップ4内面の間隙が、インクで埋められる。インクとキ
ャップ4内面の接触角θ1 も90°以下であるため、イ
ンクに濡れやすい。このこめ、排出インクは、毛管力に
より、より濡れ易いノズル面21上を間隙に沿って濡れ
広がる。そして、インクの吸引及び排出が行われない目
詰まりの重いノズル23も覆うようになる。
【0050】そして、所定量のインク排出完了する時刻
t3 の経過後の時刻t4 に、キャップ4を退避させる。
この間に、インクの吸引及び排出が行われない目詰まり
の重いノズル23では、排出インクにより、析出又は固
体化した溶質が溶かされ、目詰まりが復旧される。
t3 の経過後の時刻t4 に、キャップ4を退避させる。
この間に、インクの吸引及び排出が行われない目詰まり
の重いノズル23では、排出インクにより、析出又は固
体化した溶質が溶かされ、目詰まりが復旧される。
【0051】このようにして、軽い目詰まりのノズルか
ら排出されたインクが、毛管力により、ノズル面に濡れ
広がるため、重い目詰まりのノズルを排出インクで覆う
ことができる。このため、軽い目詰まりのノズルから排
出されたインクにより、目詰まりの重いノズル23の析
出又は固体化した溶質を溶かすことができる。これによ
り、目詰まりの重いノズル23の復旧が容易となる。
ら排出されたインクが、毛管力により、ノズル面に濡れ
広がるため、重い目詰まりのノズルを排出インクで覆う
ことができる。このため、軽い目詰まりのノズルから排
出されたインクにより、目詰まりの重いノズル23の析
出又は固体化した溶質を溶かすことができる。これによ
り、目詰まりの重いノズル23の復旧が容易となる。
【0052】これに対し、接触角が鈍角の従来のもので
は、図8の右列に示すように、排出されたインクが、ノ
ズル面21で玉状になる。このため、減圧しても、排出
インクが、ノズル面21を広がりにくい。むしろ、排出
インクが目詰まりの重いノズル23に到達する前に、減
圧ポンプ36に吸引されてしまう。このため、目詰まり
の重いノズルを排出インクで覆うことにより、目詰まり
の重いノズルを復旧させることは困難である。
は、図8の右列に示すように、排出されたインクが、ノ
ズル面21で玉状になる。このため、減圧しても、排出
インクが、ノズル面21を広がりにくい。むしろ、排出
インクが目詰まりの重いノズル23に到達する前に、減
圧ポンプ36に吸引されてしまう。このため、目詰まり
の重いノズルを排出インクで覆うことにより、目詰まり
の重いノズルを復旧させることは困難である。
【0053】次に、接触角について説明する。先ず、サ
ンプル(1) として、キャップ側壁の素材をブチルゴムと
したガラス製のキャップ4と、ノズル面21をガラスと
したヘッド20を用意した。ヘッド20のノズル23
は、直径が60μmの凡そ円形であり、長さは150μ
mであった。この時のインクは、C.I Direct Black 154
の染料を、ジエチレングリコール10%水溶液に、3%
溶解したものを用いた。この例の接触角θ1 とθ2 は、
ほぼ15°であった。
ンプル(1) として、キャップ側壁の素材をブチルゴムと
したガラス製のキャップ4と、ノズル面21をガラスと
したヘッド20を用意した。ヘッド20のノズル23
は、直径が60μmの凡そ円形であり、長さは150μ
mであった。この時のインクは、C.I Direct Black 154
の染料を、ジエチレングリコール10%水溶液に、3%
溶解したものを用いた。この例の接触角θ1 とθ2 は、
ほぼ15°であった。
【0054】次に、比較サンプル(2) として、サンプル
(1) のヘッド20のノズル面21とキャップ4の内面と
に、フッ素系表面処理剤スミフルノンFP−91(住友
化学製)を塗布したものを用いた。この場合の接触角θ
1 とθ2 は、ほぼ130°であった。又、比較サンプル
(3) として、サンプル(1) のヘッド20のノズル面21
にのみスミフルノンFP−91(住友化学製)を塗布し
たものを用いた。この場合の接触角θ1 は、ほぼ15
°、θ2 は、130°であった。更にサンプル(4) とし
て、ヘッド20のノズル面をステンレスで製造したヘッ
ドと、アクリル樹脂で製造したキャップ4とを用いた。
この接触角θ1 は、ほぼ70°、θ2 は、ほぼ35°で
あった。
(1) のヘッド20のノズル面21とキャップ4の内面と
に、フッ素系表面処理剤スミフルノンFP−91(住友
化学製)を塗布したものを用いた。この場合の接触角θ
1 とθ2 は、ほぼ130°であった。又、比較サンプル
(3) として、サンプル(1) のヘッド20のノズル面21
にのみスミフルノンFP−91(住友化学製)を塗布し
たものを用いた。この場合の接触角θ1 は、ほぼ15
°、θ2 は、130°であった。更にサンプル(4) とし
て、ヘッド20のノズル面をステンレスで製造したヘッ
ドと、アクリル樹脂で製造したキャップ4とを用いた。
この接触角θ1 は、ほぼ70°、θ2 は、ほぼ35°で
あった。
【0055】この各サンプル(1) 〜(4) のそれぞれ2組
のヘッド20を、25°C、20%RHの環境下に48
時間放置し、ほぼ同等の目詰まり状態を実現した。これ
により、各ノズルでは、約8〜10個前後のノズルで、
溶質の析出及び固体化が生じた。これらのヘッド20の
各々をクリーニング機構4を用いてクリーニングした。
このクリーニングにおいて、同一条件で行い、且つ0.
5気圧でインクを吸引した。
のヘッド20を、25°C、20%RHの環境下に48
時間放置し、ほぼ同等の目詰まり状態を実現した。これ
により、各ノズルでは、約8〜10個前後のノズルで、
溶質の析出及び固体化が生じた。これらのヘッド20の
各々をクリーニング機構4を用いてクリーニングした。
このクリーニングにおいて、同一条件で行い、且つ0.
5気圧でインクを吸引した。
【0056】その結果、サンプル(1) では、目詰まりの
軽いノズルから排出したインクが、ノズル面とキャップ
間隙とを埋め、ノズル面全体に濡れ広がった。サンプル
(2)では、目詰まりの軽いノズルから排出したインク
は、目詰まりの重いノズルに到達する前に、開口から排
出された。サンプル(3) では、目詰まりの軽いノズルか
ら排出したインクが、ノズル面とキャップ間隙とを埋め
た。しかし、ノズル面全体に広がらなかった。サンプル
(4) では、目詰まりの軽いノズルから排出したインク
が、ノズル面とキャップ間隙とを埋め、ノズル面全体に
濡れ広がった。しかし、サンプル(1) 程濡れ広がること
はなかった。
軽いノズルから排出したインクが、ノズル面とキャップ
間隙とを埋め、ノズル面全体に濡れ広がった。サンプル
(2)では、目詰まりの軽いノズルから排出したインク
は、目詰まりの重いノズルに到達する前に、開口から排
出された。サンプル(3) では、目詰まりの軽いノズルか
ら排出したインクが、ノズル面とキャップ間隙とを埋め
た。しかし、ノズル面全体に広がらなかった。サンプル
(4) では、目詰まりの軽いノズルから排出したインク
が、ノズル面とキャップ間隙とを埋め、ノズル面全体に
濡れ広がった。しかし、サンプル(1) 程濡れ広がること
はなかった。
【0057】そして、このクリーニング後、ノズルの状
態を顕微鏡で観察した。サンプル(1) 、(4) は、全ての
ノズルが復旧していた。これに対し、サンプル(2) 、
(3) では、各々ノズル8個、6個で目詰まりが復旧して
いないことを観測した。
態を顕微鏡で観察した。サンプル(1) 、(4) は、全ての
ノズルが復旧していた。これに対し、サンプル(2) 、
(3) では、各々ノズル8個、6個で目詰まりが復旧して
いないことを観測した。
【0058】従って、サンプル(1) と(4) とが、良好な
状態であることが判った。又、一般に、部材と液体との
接触角が90°を越える場合には、液体は、部材を濡ら
すことが困難であると言われている。又、接触角が90
°以下の場合には、液体の排出力等により、容易に部材
を濡らすことができると言われている。
状態であることが判った。又、一般に、部材と液体との
接触角が90°を越える場合には、液体は、部材を濡ら
すことが困難であると言われている。又、接触角が90
°以下の場合には、液体の排出力等により、容易に部材
を濡らすことができると言われている。
【0059】以上の事から、インクをノズル面に濡れ広
がらせて、排出インクにより重い目詰まりのノズルを復
旧させる条件は、両接触角θ1 とθ2 とも90°以下で
ある必要がある。そして、ノズル面側に濡れ広がらせる
には、θ2 ≦θ1 であることも必要である。特に、θ2
とθ1 はより小さく、0に近い程効果は大きくなる。
がらせて、排出インクにより重い目詰まりのノズルを復
旧させる条件は、両接触角θ1 とθ2 とも90°以下で
ある必要がある。そして、ノズル面側に濡れ広がらせる
には、θ2 ≦θ1 であることも必要である。特に、θ2
とθ1 はより小さく、0に近い程効果は大きくなる。
【0060】又、ここでは、インクに接するノズル面及
びキャップ部材の種類、状態により、接触角を種々変え
ているが、インクの組成を変えても、本発明を実現する
ことができる。例えば、インクに添加する染料量を増加
することにより、接触角は小さくなる。同様に、溶媒中
の湿潤剤(例えば、ジエチレングリコール)の量を増加
することによっても、接触角は小さくなる。又、染料の
種類を変えることにより、接触角は小さくなる。
びキャップ部材の種類、状態により、接触角を種々変え
ているが、インクの組成を変えても、本発明を実現する
ことができる。例えば、インクに添加する染料量を増加
することにより、接触角は小さくなる。同様に、溶媒中
の湿潤剤(例えば、ジエチレングリコール)の量を増加
することによっても、接触角は小さくなる。又、染料の
種類を変えることにより、接触角は小さくなる。
【0061】係る接触角を小さくするための染料とし
て、例えば、酸性染料では、C.I.アシッドブラック
24、C.I.アシッドブラック26、C.I.アシッ
ドブラック107、C.I.アシッドブラック110、
C.I.アシッドブラック139、C.I.アシッドイ
エロ3、C.I.アシッドイエロ23、C.I.アシッ
ドイエロ29、C.I.アシッドイエロ38、C.I.
アシッドイエロ65、C.I.アシッドレッド27、
C.I.アシッドレッド35、C.I.アシッドレッド
42、C.I.アシッドレッド92、C.I.アシッド
レッド106、C.I.アシッドレッド122、C.
I.アシッドレッド131、C.I.アシッドレッド1
45、C.I.アシッドレッド161、C.I.アシッ
ドレッド276、C.I.アシッドレッド128、C.
I.アシッドレッド249、C.I.アシッドブルー9
がある。また、直接染料では、C.I.ダイレクトブラ
ック19、C.I.ダイレクトブラック154、C.
I.ダイレクトイエロ12、C.I.ダイレクトイエロ
86、C.I.ダイレクトイエロ132、C.I.ダイ
レクトイエロ142、C.I.ダイレクトイエロ15
7、C.I.ダイレクトブルー86、C.I.ダイレク
トブルー199が挙げられる。更に、反応性染料では、
C.I.リアクティブレッド24、C.I.リアクティ
ブレッド120、C.I.リアクティブレッド141、
C.I.リアクティブレッド180が挙げられる。
て、例えば、酸性染料では、C.I.アシッドブラック
24、C.I.アシッドブラック26、C.I.アシッ
ドブラック107、C.I.アシッドブラック110、
C.I.アシッドブラック139、C.I.アシッドイ
エロ3、C.I.アシッドイエロ23、C.I.アシッ
ドイエロ29、C.I.アシッドイエロ38、C.I.
アシッドイエロ65、C.I.アシッドレッド27、
C.I.アシッドレッド35、C.I.アシッドレッド
42、C.I.アシッドレッド92、C.I.アシッド
レッド106、C.I.アシッドレッド122、C.
I.アシッドレッド131、C.I.アシッドレッド1
45、C.I.アシッドレッド161、C.I.アシッ
ドレッド276、C.I.アシッドレッド128、C.
I.アシッドレッド249、C.I.アシッドブルー9
がある。また、直接染料では、C.I.ダイレクトブラ
ック19、C.I.ダイレクトブラック154、C.
I.ダイレクトイエロ12、C.I.ダイレクトイエロ
86、C.I.ダイレクトイエロ132、C.I.ダイ
レクトイエロ142、C.I.ダイレクトイエロ15
7、C.I.ダイレクトブルー86、C.I.ダイレク
トブルー199が挙げられる。更に、反応性染料では、
C.I.リアクティブレッド24、C.I.リアクティ
ブレッド120、C.I.リアクティブレッド141、
C.I.リアクティブレッド180が挙げられる。
【0062】更に、湿潤剤の種類によっても、接触角を
小さくできる。例えば、ジエチレングリコールに比べ、
エチレングリコール、グリセリンでは、接触角が大きく
なる。又、ジエチレングリコールに比べ、ヘキシレング
リコール、ポリエチレングリコール、グリコール類のア
ルキルエーテル類等では、接触角が小さくなる。しか
も、界面活性剤等の添加剤によっても、接触角を調整で
きる。
小さくできる。例えば、ジエチレングリコールに比べ、
エチレングリコール、グリセリンでは、接触角が大きく
なる。又、ジエチレングリコールに比べ、ヘキシレング
リコール、ポリエチレングリコール、グリコール類のア
ルキルエーテル類等では、接触角が小さくなる。しか
も、界面活性剤等の添加剤によっても、接触角を調整で
きる。
【0063】次に、減圧圧力について説明する。インク
の吸引排出動作によって、排出されるインクは、図5
(B)に示すノズル23が存在するノズル面21である
全ノズル域を完全に濡らすだけの量が必要である。この
排出インク量は、初期キャップ内圧力により決まる。つ
まり、全ノズル域を完全に濡らすだけの量をノズルから
排出して、全ノズル域を濡らせば、インクの消費を最小
にできる。
の吸引排出動作によって、排出されるインクは、図5
(B)に示すノズル23が存在するノズル面21である
全ノズル域を完全に濡らすだけの量が必要である。この
排出インク量は、初期キャップ内圧力により決まる。つ
まり、全ノズル域を完全に濡らすだけの量をノズルから
排出して、全ノズル域を濡らせば、インクの消費を最小
にできる。
【0064】そこで、全ノズル域を完全に濡らすだけの
量に対応して、キャップ内の空気を排気すれば、ノズル
からインクの排出が行われ、キャップ内圧力が安定状態
である1atm に達した時、全ノズル域を完全に濡らすだ
けの量のインクが排出されている。
量に対応して、キャップ内の空気を排気すれば、ノズル
からインクの排出が行われ、キャップ内圧力が安定状態
である1atm に達した時、全ノズル域を完全に濡らすだ
けの量のインクが排出されている。
【0065】従って、全ノズル域(ノズル面)21を完
全に濡らすだけのインク量は、全ノズル域21の面積S
とこれに対応したキャップ内面との距離lで規定される
体積S・lに等しい。これに相当するキャップ内の空気
を排出すると、キャップ内圧力P0 は、1−(S・l/
V)となる。但し、Vは、ヘッドとキャップ4との間隙
の体積である。
全に濡らすだけのインク量は、全ノズル域21の面積S
とこれに対応したキャップ内面との距離lで規定される
体積S・lに等しい。これに相当するキャップ内の空気
を排出すると、キャップ内圧力P0 は、1−(S・l/
V)となる。但し、Vは、ヘッドとキャップ4との間隙
の体積である。
【0066】ここで、図5(B)における全ノズル域2
1の長さを3.3mmとし、幅を1.3mmとすると、
全ノズル域21の面積Sは、1.3×3.3=4.3m
m2となる。キャップ内の長さを5.1mmとし、キャ
ップ内面とノズル面の平均間隔lを0.7mmとする
と、キャップ内容積は、1.3×5.1×0.7=4.
6mm2 である。従って、キャップ内圧力P0 は、前記
式から、1−(4.3×0.7/4.6)=0.35at
m となる。
1の長さを3.3mmとし、幅を1.3mmとすると、
全ノズル域21の面積Sは、1.3×3.3=4.3m
m2となる。キャップ内の長さを5.1mmとし、キャ
ップ内面とノズル面の平均間隔lを0.7mmとする
と、キャップ内容積は、1.3×5.1×0.7=4.
6mm2 である。従って、キャップ内圧力P0 は、前記
式から、1−(4.3×0.7/4.6)=0.35at
m となる。
【0067】初期キャップ内圧力を、0.35atm でイ
ンクを吸引排出したところ、約5秒で全ノズル域をほぼ
濡らし、インクの排出を完了した。一方、初期キャップ
内圧力を0.65atm として、インクを吸引排出したと
ころ、約8秒で全インク域の約半分を濡らし、インクの
排出を完了した。ノズルの状態を観察すると、前者で
は、全ノズルで、析出・固体化が観察できなかった。一
方、後者では、インクで濡れなかった部分のノズル9個
で固体化が観察された。
ンクを吸引排出したところ、約5秒で全ノズル域をほぼ
濡らし、インクの排出を完了した。一方、初期キャップ
内圧力を0.65atm として、インクを吸引排出したと
ころ、約8秒で全インク域の約半分を濡らし、インクの
排出を完了した。ノズルの状態を観察すると、前者で
は、全ノズルで、析出・固体化が観察できなかった。一
方、後者では、インクで濡れなかった部分のノズル9個
で固体化が観察された。
【0068】次に、初期キャップ内圧力を0.35atm
より小さい0.25atm でインク吸引排出を行ったとこ
ろ、約2秒で全ノズル域を完全に濡らした。この時点
で、強制的にキャップを退避させて、大気圧に開放し
て、インクの排出を完了させた。ノズル状態を観察する
と、全ノズルで、析出・固体化しているノズルが観察で
きなかった。
より小さい0.25atm でインク吸引排出を行ったとこ
ろ、約2秒で全ノズル域を完全に濡らした。この時点
で、強制的にキャップを退避させて、大気圧に開放し
て、インクの排出を完了させた。ノズル状態を観察する
と、全ノズルで、析出・固体化しているノズルが観察で
きなかった。
【0069】このように、キャップ内圧力P0 は、1−
(S・l/V)より以下であることが必要である。又、
初期キャップ内圧力P0 が低い程、インクの排出速度が
速く、確実に全ノズル域を濡らすことができる。しか
し、その分インクの消費量が多くなり、且つ減圧のため
の吸引機構も高性能なものが必要となる。
(S・l/V)より以下であることが必要である。又、
初期キャップ内圧力P0 が低い程、インクの排出速度が
速く、確実に全ノズル域を濡らすことができる。しか
し、その分インクの消費量が多くなり、且つ減圧のため
の吸引機構も高性能なものが必要となる。
【0070】(b)キャップの変形例の説明 図9(A)及び図9(B)はキャップの変形例構成図で
ある。図9(A)及び図9(B)に示すように、キャッ
プ4の基板40上のノズル面21に対応した位置に、開
口42を設けた補助板43を設けた。この補助板43
は、ガラスで構成されている。そして、この補助板43
は、キャップ4内の間隙を、ノズル面21の部分だけ狭
くするためのものである。
ある。図9(A)及び図9(B)に示すように、キャッ
プ4の基板40上のノズル面21に対応した位置に、開
口42を設けた補助板43を設けた。この補助板43
は、ガラスで構成されている。そして、この補助板43
は、キャップ4内の間隙を、ノズル面21の部分だけ狭
くするためのものである。
【0071】クリーニング機構4の吸引排出動作により
排出されたインクは、間隔の狭い全ノズル域(ノズル
面)21と補助板43との間隙を埋めた後、この間隙か
ら溢れだし、間隔の広いキャップ内を下方から埋めてい
く。つまり、最も速く、少量の排出インクで全ノズル域
を濡らすことができる。
排出されたインクは、間隔の狭い全ノズル域(ノズル
面)21と補助板43との間隙を埋めた後、この間隙か
ら溢れだし、間隔の広いキャップ内を下方から埋めてい
く。つまり、最も速く、少量の排出インクで全ノズル域
を濡らすことができる。
【0072】図10(A)及び図10(B)はキャップ
の他の変形例構成図である。図10(A)及び図10
(B)に示すように、減圧のための開口42を、基板4
0の全ノズル域21に対向する位置以外の位置に設けて
いる。即ち、開口42を、基板40の端の位置に設けて
いる。
の他の変形例構成図である。図10(A)及び図10
(B)に示すように、減圧のための開口42を、基板4
0の全ノズル域21に対向する位置以外の位置に設けて
いる。即ち、開口42を、基板40の端の位置に設けて
いる。
【0073】これにより、減圧ポンプ36により排出さ
れたインクが開口42から吸引しにくくなる。このた
め、キャップ4内に、インクをより多く保持することが
できる。従って、全ノズル域21を少ないインクで完全
に濡らすことができる。又、短時間で全ノズル域21を
濡らすことができる。
れたインクが開口42から吸引しにくくなる。このた
め、キャップ4内に、インクをより多く保持することが
できる。従って、全ノズル域21を少ないインクで完全
に濡らすことができる。又、短時間で全ノズル域21を
濡らすことができる。
【0074】図11(A)及び図11(B)はキャップ
の更に他の変形例構成図である。図11(A)及び図1
1(B)に示すように、全ノズル域21及び基板40の
全ノズル域21に対向する面に、石鹸等の親水性処理剤
24及び44を塗布した。
の更に他の変形例構成図である。図11(A)及び図1
1(B)に示すように、全ノズル域21及び基板40の
全ノズル域21に対向する面に、石鹸等の親水性処理剤
24及び44を塗布した。
【0075】これにより、排出されたインクは、選択的
に濡れやすい全ノズル域21とこれに対向したキャップ
4内面を埋める。これにより、より少ないインクで全ノ
ズル域21を濡らすことができる。又、短時間で全ノズ
ル域21を濡らすことができる。
に濡れやすい全ノズル域21とこれに対向したキャップ
4内面を埋める。これにより、より少ないインクで全ノ
ズル域21を濡らすことができる。又、短時間で全ノズ
ル域21を濡らすことができる。
【0076】これとは逆に、全ノズル域21以外及び基
板40の全ノズル域21に対向する面以外の面に、ワッ
クス、油等の撥水性処理剤を塗布しても良い。
板40の全ノズル域21に対向する面以外の面に、ワッ
クス、油等の撥水性処理剤を塗布しても良い。
【0077】図12(A)及び図12(B)はキャップ
の別の変形例構成図である。図12(A)及び図12
(B)に示すように、基板40に、キャップ内の圧力を
測定するための圧力センサ45を設けた。この圧力セン
サ45は、圧電フィルムから成る。そして、圧力センサ
45は、キャップ4内の圧力の大きさに応じて変形し、
その変形量に応じた微電圧信号を出力する。
の別の変形例構成図である。図12(A)及び図12
(B)に示すように、基板40に、キャップ内の圧力を
測定するための圧力センサ45を設けた。この圧力セン
サ45は、圧電フィルムから成る。そして、圧力センサ
45は、キャップ4内の圧力の大きさに応じて変形し、
その変形量に応じた微電圧信号を出力する。
【0078】この信号をアンプ46で増幅して、制御回
路38(図4参照)に入力する。制御回路38は、その
値からキャップ内圧力を検出する。従って、制御回路3
8は、キャップ内圧力を検出して、減圧ポンプ36を制
御することができる。
路38(図4参照)に入力する。制御回路38は、その
値からキャップ内圧力を検出する。従って、制御回路3
8は、キャップ内圧力を検出して、減圧ポンプ36を制
御することができる。
【0079】即ち、減圧ポンプ36の動作中は、キャッ
プ内圧力が減少して、圧力センサ45は、高い電圧を示
す。減圧ポンプ36が停止しても、キャップ内は、一方
向弁35(図4参照)により大気圧に開放されず、減圧
状態が維持される。従って、インクの吸引排出が続き、
キャップ内圧力は、インクの排出とともに、上昇してい
く。目詰まりの復旧には、全ノズル域を濡らすまで、イ
ンクを排出すれば良く、それ以上のインクの排出は、イ
ンクの無駄となる。そこで、圧力センサ45の圧力を監
視して、減圧ポンプ36を制御することにより、最小量
のインクで且つ最小時間で、ノズルを復旧させることが
できる。
プ内圧力が減少して、圧力センサ45は、高い電圧を示
す。減圧ポンプ36が停止しても、キャップ内は、一方
向弁35(図4参照)により大気圧に開放されず、減圧
状態が維持される。従って、インクの吸引排出が続き、
キャップ内圧力は、インクの排出とともに、上昇してい
く。目詰まりの復旧には、全ノズル域を濡らすまで、イ
ンクを排出すれば良く、それ以上のインクの排出は、イ
ンクの無駄となる。そこで、圧力センサ45の圧力を監
視して、減圧ポンプ36を制御することにより、最小量
のインクで且つ最小時間で、ノズルを復旧させることが
できる。
【0080】(c)動作方法の変形例の説明 図13は本発明の第1の変形例動作フロー図である。こ
の変形例では、図12のキャップ4を使用している。
の変形例では、図12のキャップ4を使用している。
【0081】(S1)ユーザーが、印字等によりノズル
の目詰まりを認識すると、オペレーションパネル等のイ
ンクのクリーニング動作開始のスイッチを投入する。こ
れにより、動作がスタートする。始めに、ヘッド20の
ノズル面21をキャップ4で覆うキャッピング動作が行
われる。
の目詰まりを認識すると、オペレーションパネル等のイ
ンクのクリーニング動作開始のスイッチを投入する。こ
れにより、動作がスタートする。始めに、ヘッド20の
ノズル面21をキャップ4で覆うキャッピング動作が行
われる。
【0082】(S2)次に、制御回路38は、減圧ポン
プ36を動作させ、キャップ内圧力を低下させる。制御
回路38は、所定時間毎に、圧力センサ45の出力を読
み取り、キャップ内圧力を検出する。制御回路38は、
キャップ内圧力Pが予定の減圧停止圧力P0 =1−S・
l/V(Sは全ノズル域面積、lは全ノズル域とこれに
対向するキャップ内面との平均間隔、Vはキャップ内容
量)以下になったかを判定する。
プ36を動作させ、キャップ内圧力を低下させる。制御
回路38は、所定時間毎に、圧力センサ45の出力を読
み取り、キャップ内圧力を検出する。制御回路38は、
キャップ内圧力Pが予定の減圧停止圧力P0 =1−S・
l/V(Sは全ノズル域面積、lは全ノズル域とこれに
対向するキャップ内面との平均間隔、Vはキャップ内容
量)以下になったかを判定する。
【0083】(S3)制御回路38は、キャップ内圧力
PがP0 以下になったと判定すると、減圧ポンプ36の
動作を停止する。減圧ポンプ36の経路に設けられた一
方向弁35により、この経路からの圧力上昇は生じな
い。しかし、ノズルからインクが排出されるため、キャ
ップ内圧力Pは上昇する。制御回路38は、所定時間毎
に、圧力センサ45の出力を読み取り、キャップ内圧力
を検出する。そして、制御回路38は、キャップ内圧力
Pが予定の終了圧力P1 =P0 +S・l/V以上になっ
たかを判定する。
PがP0 以下になったと判定すると、減圧ポンプ36の
動作を停止する。減圧ポンプ36の経路に設けられた一
方向弁35により、この経路からの圧力上昇は生じな
い。しかし、ノズルからインクが排出されるため、キャ
ップ内圧力Pは上昇する。制御回路38は、所定時間毎
に、圧力センサ45の出力を読み取り、キャップ内圧力
を検出する。そして、制御回路38は、キャップ内圧力
Pが予定の終了圧力P1 =P0 +S・l/V以上になっ
たかを判定する。
【0084】(S4)制御回路38は、キャップ内圧力
PがP1 以上になったと判定すると、キャップ4をノズ
ル面から退避させ、キャッピングを解除する。この時点
では、キャップ内に排出されたインクは、全ノズル域を
濡らすのに必要な量以上となっている。そして、各ノズ
ルから、インクを噴出するテスト印字を行い、クリーニ
ングをストップする。ユーザーは、このテスト印字の結
果を見て、目詰まり復旧を確認する。
PがP1 以上になったと判定すると、キャップ4をノズ
ル面から退避させ、キャッピングを解除する。この時点
では、キャップ内に排出されたインクは、全ノズル域を
濡らすのに必要な量以上となっている。そして、各ノズ
ルから、インクを噴出するテスト印字を行い、クリーニ
ングをストップする。ユーザーは、このテスト印字の結
果を見て、目詰まり復旧を確認する。
【0085】このようにして、キャップ内圧力を監視し
ながら、クリーニングを行うことにより、排出インクの
ノズル面への濡れ具合を間接的に検出している。このた
め、より少ない排出インク量で、クリーニングすること
ができる。
ながら、クリーニングを行うことにより、排出インクの
ノズル面への濡れ具合を間接的に検出している。このた
め、より少ない排出インク量で、クリーニングすること
ができる。
【0086】図14は本発明の第2の変形例動作フロー
図である。この変形例でも、図12のキャップ4を使用
している。
図である。この変形例でも、図12のキャップ4を使用
している。
【0087】(S1)ユーザーが、印字等によりノズル
の目詰まりを認識すると、オペレーションパネル等のイ
ンクのクリーニング動作開始のスイッチを投入する。こ
れにより、動作がスタートする。回数パラメータnを
「1」に初期化する。
の目詰まりを認識すると、オペレーションパネル等のイ
ンクのクリーニング動作開始のスイッチを投入する。こ
れにより、動作がスタートする。回数パラメータnを
「1」に初期化する。
【0088】(S2)制御回路38は、回数パラメータ
nが制限回数N以下かを判定する。回数パラメータnが
制限回数N以下でないと、回数オーバーのため、アラー
ムを発して、停止する。
nが制限回数N以下かを判定する。回数パラメータnが
制限回数N以下でないと、回数オーバーのため、アラー
ムを発して、停止する。
【0089】(S3)回数パラメータnが制限回数N以
下であると、始めに、ヘッド20のノズル面21をキャ
ップ4で覆うキャッピング動作が行われる。
下であると、始めに、ヘッド20のノズル面21をキャ
ップ4で覆うキャッピング動作が行われる。
【0090】(S4)次に、制御回路38は、減圧ポン
プ36を動作させ、キャップ内圧力を低下させる。制御
回路38は、所定時間毎に、圧力センサ45の出力を読
み取り、キャップ内圧力を検出する。制御回路38は、
キャップ内圧力Pが予定の減圧停止圧力P0 =1−S・
l/V(Sは全ノズル域面積、lは全ノズル域とこれに
対向するキャップ内面との平均間隔、Vはキャップ内容
量)以下になったかを判定する。
プ36を動作させ、キャップ内圧力を低下させる。制御
回路38は、所定時間毎に、圧力センサ45の出力を読
み取り、キャップ内圧力を検出する。制御回路38は、
キャップ内圧力Pが予定の減圧停止圧力P0 =1−S・
l/V(Sは全ノズル域面積、lは全ノズル域とこれに
対向するキャップ内面との平均間隔、Vはキャップ内容
量)以下になったかを判定する。
【0091】(S5)制御回路38は、キャップ内圧力
PがP0 以下になったと判定すると、減圧ポンプ36の
動作を停止する。減圧ポンプ36の経路に設けられた一
方向弁35により、この経路からの圧力上昇は生じな
い。しかし、ノズルからインクが排出されるため、キャ
ップ内圧力Pは上昇する。制御回路38は、所定時間毎
に、圧力センサ45の出力を読み取り、キャップ内圧力
を検出する。そして、制御回路38は、キャップ内圧力
Pが予定の終了圧力P1 =P0 +S・l/V以上になっ
たかを判定する。
PがP0 以下になったと判定すると、減圧ポンプ36の
動作を停止する。減圧ポンプ36の経路に設けられた一
方向弁35により、この経路からの圧力上昇は生じな
い。しかし、ノズルからインクが排出されるため、キャ
ップ内圧力Pは上昇する。制御回路38は、所定時間毎
に、圧力センサ45の出力を読み取り、キャップ内圧力
を検出する。そして、制御回路38は、キャップ内圧力
Pが予定の終了圧力P1 =P0 +S・l/V以上になっ
たかを判定する。
【0092】(S6)制御回路38は、キャップ内圧力
PがP1 以上になったと判定すると、キャップ4をノズ
ル面から退避させ、キャッピングを解除する。この時点
では、キャップ内に排出されたインクは、全ノズル域を
濡らすのに必要な量以上となっている。そして、各ノズ
ルから、インクを噴出するテスト印字を行う。ユーザー
は、このテスト印字の結果を見て、目詰まり復旧を確認
する。
PがP1 以上になったと判定すると、キャップ4をノズ
ル面から退避させ、キャッピングを解除する。この時点
では、キャップ内に排出されたインクは、全ノズル域を
濡らすのに必要な量以上となっている。そして、各ノズ
ルから、インクを噴出するテスト印字を行う。ユーザー
は、このテスト印字の結果を見て、目詰まり復旧を確認
する。
【0093】(S7)目詰まりが復旧していない時は、
再度クリーニングを行う。この例では、ユーザーが再ク
リーニングスイッチを押す。これにより、回数パラメー
タnをn+1に更新して、ステップS2に戻る。一方、
目詰まりが復旧している場合には、クリーニングを停止
する。
再度クリーニングを行う。この例では、ユーザーが再ク
リーニングスイッチを押す。これにより、回数パラメー
タnをn+1に更新して、ステップS2に戻る。一方、
目詰まりが復旧している場合には、クリーニングを停止
する。
【0094】この実施例では、ノズルの目詰まり状態が
比較的重い場合に、1回のインク吸引排出動作では、全
てのノズルが復旧しない場合も生じる。そこで、所定の
回数Nを定め、この回数の範囲で自動的に、インク吸引
排出動作を繰り返すものである。
比較的重い場合に、1回のインク吸引排出動作では、全
てのノズルが復旧しない場合も生じる。そこで、所定の
回数Nを定め、この回数の範囲で自動的に、インク吸引
排出動作を繰り返すものである。
【0095】尚、目詰まりの判断は、ユーザーが行う例
で示したが、これ以外にも、テスト印字の状態を自動的
にスキャニングする光学センサを設けて確認する方法を
採用できる。同様に、ノズルからのインクを電極板に噴
射して、インクの電荷量を測定することにより、全ノズ
ルの復旧を検出しても良い。
で示したが、これ以外にも、テスト印字の状態を自動的
にスキャニングする光学センサを設けて確認する方法を
採用できる。同様に、ノズルからのインクを電極板に噴
射して、インクの電荷量を測定することにより、全ノズ
ルの復旧を検出しても良い。
【0096】図15は本発明の第3の変形例動作フロー
図である。この変形例でも、図12のキャップ4を使用
している。
図である。この変形例でも、図12のキャップ4を使用
している。
【0097】この変形例は、図14の変形例と殆ど同一
である。但し、ステップS4、S5において、キャップ
内圧力Pと比較する予定の圧力例をP0 、P1 を回数n
に応じて変化させるものである。即ち、ステップS4に
おいて、予定の減圧停止圧力P0 をP0(n)とする。
但し、P0(n)は、P0(n−1)より小さくする。
これにより、減圧圧力を次第に小さくして、吸引力を大
きくする。
である。但し、ステップS4、S5において、キャップ
内圧力Pと比較する予定の圧力例をP0 、P1 を回数n
に応じて変化させるものである。即ち、ステップS4に
おいて、予定の減圧停止圧力P0 をP0(n)とする。
但し、P0(n)は、P0(n−1)より小さくする。
これにより、減圧圧力を次第に小さくして、吸引力を大
きくする。
【0098】同様に、ステップS5において、予定の終
了圧力P1をP1(n)とする。但し、P1(n)は、
P1(n−1)より小さくする。これにより、終了圧力
を次第に小さくする。
了圧力P1をP1(n)とする。但し、P1(n)は、
P1(n−1)より小さくする。これにより、終了圧力
を次第に小さくする。
【0099】この実施例では、ノズルの目詰まり状態が
比較的重い場合に、1回のインク吸引排出動作では、全
てのノズルが復旧しない場合も生じる。そこで、所定の
回数Nを定め、この回数の範囲で自動的に、インク吸引
排出動作を繰り返すものである。更に、より大きな吸引
力で2回目以降の動作を行うものである。
比較的重い場合に、1回のインク吸引排出動作では、全
てのノズルが復旧しない場合も生じる。そこで、所定の
回数Nを定め、この回数の範囲で自動的に、インク吸引
排出動作を繰り返すものである。更に、より大きな吸引
力で2回目以降の動作を行うものである。
【0100】図16は本発明の第4の変形例動作フロー
図である。この変形例では、図12のキャップ4を使用
している。
図である。この変形例では、図12のキャップ4を使用
している。
【0101】(S1)ユーザーが、印字等によりノズル
の目詰まりを認識すると、オペレーションパネル等のイ
ンクのクリーニング動作開始のスイッチを投入する。こ
れにより、動作がスタートする。始めに、ヘッド20の
ノズル面21をキャップ4で覆うキャッピング動作が行
われる。
の目詰まりを認識すると、オペレーションパネル等のイ
ンクのクリーニング動作開始のスイッチを投入する。こ
れにより、動作がスタートする。始めに、ヘッド20の
ノズル面21をキャップ4で覆うキャッピング動作が行
われる。
【0102】(S2)次に、制御回路38は、減圧ポン
プ36を動作させ、キャップ内圧力を低下させる。制御
回路38は、所定時間毎に、圧力センサ45の出力を読
み取り、キャップ内圧力を検出する。制御回路38は、
キャップ内圧力Pが予定の減圧停止圧力P0 =1−S・
l/V(Sは全ノズル域面積、lは全ノズル域とこれに
対向するキャップ内面との平均間隔、Vはキャップ内容
量)以下になったかを判定する。
プ36を動作させ、キャップ内圧力を低下させる。制御
回路38は、所定時間毎に、圧力センサ45の出力を読
み取り、キャップ内圧力を検出する。制御回路38は、
キャップ内圧力Pが予定の減圧停止圧力P0 =1−S・
l/V(Sは全ノズル域面積、lは全ノズル域とこれに
対向するキャップ内面との平均間隔、Vはキャップ内容
量)以下になったかを判定する。
【0103】(S3)制御回路38は、キャップ内圧力
PがP0 以下になったと判定すると、減圧ポンプ36の
動作を停止する。減圧ポンプ36の経路に設けられた一
方向弁35により、この経路からの圧力上昇は生じな
い。しかし、ノズルからインクが排出されるため、キャ
ップ内圧力Pは上昇する。制御回路38は、所定時間毎
に、圧力センサ45の出力を読み取り、キャップ内圧力
を検出する。そして、制御回路38は、キャップ内圧力
Pが予定の終了圧力P1 =P0 +S・l/V以上になっ
たかを判定する。
PがP0 以下になったと判定すると、減圧ポンプ36の
動作を停止する。減圧ポンプ36の経路に設けられた一
方向弁35により、この経路からの圧力上昇は生じな
い。しかし、ノズルからインクが排出されるため、キャ
ップ内圧力Pは上昇する。制御回路38は、所定時間毎
に、圧力センサ45の出力を読み取り、キャップ内圧力
を検出する。そして、制御回路38は、キャップ内圧力
Pが予定の終了圧力P1 =P0 +S・l/V以上になっ
たかを判定する。
【0104】(S4)制御回路38は、キャップ内圧力
PがP1 以上になったと判定すると、保持時間tcを
「0」に初期化する。
PがP1 以上になったと判定すると、保持時間tcを
「0」に初期化する。
【0105】(S5)制御回路38は、保持時間tcを
tc+Δtに更新する。 (S6)制御回路38は、保持時間tcが制限時間T以
上かを判定する。保持時間tcが制限時間T以上でない
と、ステップS5に戻る。
tc+Δtに更新する。 (S6)制御回路38は、保持時間tcが制限時間T以
上かを判定する。保持時間tcが制限時間T以上でない
と、ステップS5に戻る。
【0106】(S7)制御回路38は、保持時間tcが
制限時間T以上になると、キャップ4をノズル面から退
避させ、キャッピングを解除する。この時点では、キャ
ップ内に排出されたインクは、全ノズル域を濡らすのに
必要な量以上となっている。そして、各ノズルから、イ
ンクを噴出するテスト印字を行い、クリーニングをスト
ップする。ユーザーは、このテスト印字の結果を見て、
目詰まり復旧を確認する。
制限時間T以上になると、キャップ4をノズル面から退
避させ、キャッピングを解除する。この時点では、キャ
ップ内に排出されたインクは、全ノズル域を濡らすのに
必要な量以上となっている。そして、各ノズルから、イ
ンクを噴出するテスト印字を行い、クリーニングをスト
ップする。ユーザーは、このテスト印字の結果を見て、
目詰まり復旧を確認する。
【0107】この変形例では、ノズルの目詰まりの原因
である析出・固体化物がインクに溶解するまで時間がか
かる。析出・固体化の状態にもよるが、粘度の増加や、
部分的な析出、薄膜を張った程度の固体化等の軽度の目
詰まりの場合は、一瞬濡れただけで、溶解する。一方、
ノズルの内部まで、固体化が進んだ場合には、濡れた状
態を数分程度保持する必要がある。そこで、インク排出
動作をスタートして、キャップ内を減圧して、キャップ
内に吸引排出したインクが、全ノズル域を濡らすのに必
要な量となった時点から、一定時間濡れた状態を保持し
て、目詰まり復旧をより確実にしたものである。
である析出・固体化物がインクに溶解するまで時間がか
かる。析出・固体化の状態にもよるが、粘度の増加や、
部分的な析出、薄膜を張った程度の固体化等の軽度の目
詰まりの場合は、一瞬濡れただけで、溶解する。一方、
ノズルの内部まで、固体化が進んだ場合には、濡れた状
態を数分程度保持する必要がある。そこで、インク排出
動作をスタートして、キャップ内を減圧して、キャップ
内に吸引排出したインクが、全ノズル域を濡らすのに必
要な量となった時点から、一定時間濡れた状態を保持し
て、目詰まり復旧をより確実にしたものである。
【0108】図17及び図18は本発明の第5の変形例
動作フロー図である。この変形例でも、図12のキャッ
プ4を使用している。
動作フロー図である。この変形例でも、図12のキャッ
プ4を使用している。
【0109】(S1)ユーザーが、印字等によりノズル
の目詰まりを認識すると、オペレーションパネル等のイ
ンクのクリーニング動作開始のスイッチを投入する。こ
れにより、動作がスタートする。回数パラメータnを
「1」に初期化する。
の目詰まりを認識すると、オペレーションパネル等のイ
ンクのクリーニング動作開始のスイッチを投入する。こ
れにより、動作がスタートする。回数パラメータnを
「1」に初期化する。
【0110】(S2)制御回路38は、回数パラメータ
nが制限回数N以下かを判定する。回数パラメータnが
制限回数N以下でないと、回数オーバーのため、アラー
ムを発して、停止する。
nが制限回数N以下かを判定する。回数パラメータnが
制限回数N以下でないと、回数オーバーのため、アラー
ムを発して、停止する。
【0111】(S3)回数パラメータnが制限回数N以
下であると、始めに、ヘッド20のノズル面21をキャ
ップ4で覆うキャッピング動作が行われる。
下であると、始めに、ヘッド20のノズル面21をキャ
ップ4で覆うキャッピング動作が行われる。
【0112】(S4)次に、制御回路38は、減圧ポン
プ36を動作させ、キャップ内圧力を低下させる。制御
回路38は、所定時間毎に、圧力センサ45の出力を読
み取り、キャップ内圧力を検出する。制御回路38は、
キャップ内圧力Pが予定の減圧停止圧力P0 =1−S・
l/V(Sは全ノズル域面積、lは全ノズル域とこれに
対向するキャップ内面との平均間隔、Vはキャップ内容
量)以下になったかを判定する。
プ36を動作させ、キャップ内圧力を低下させる。制御
回路38は、所定時間毎に、圧力センサ45の出力を読
み取り、キャップ内圧力を検出する。制御回路38は、
キャップ内圧力Pが予定の減圧停止圧力P0 =1−S・
l/V(Sは全ノズル域面積、lは全ノズル域とこれに
対向するキャップ内面との平均間隔、Vはキャップ内容
量)以下になったかを判定する。
【0113】(S5)制御回路38は、キャップ内圧力
PがP0 以下になったと判定すると、減圧ポンプ36の
動作を停止する。減圧ポンプ36の経路に設けられた一
方向弁35により、この経路からの圧力上昇は生じな
い。しかし、ノズルからインクが排出されるため、キャ
ップ内圧力Pは上昇する。制御回路38は、所定時間毎
に、圧力センサ45の出力を読み取り、キャップ内圧力
を検出する。そして、制御回路38は、キャップ内圧力
Pが予定の終了圧力P1 =P0 +S・l/V以上になっ
たかを判定する。
PがP0 以下になったと判定すると、減圧ポンプ36の
動作を停止する。減圧ポンプ36の経路に設けられた一
方向弁35により、この経路からの圧力上昇は生じな
い。しかし、ノズルからインクが排出されるため、キャ
ップ内圧力Pは上昇する。制御回路38は、所定時間毎
に、圧力センサ45の出力を読み取り、キャップ内圧力
を検出する。そして、制御回路38は、キャップ内圧力
Pが予定の終了圧力P1 =P0 +S・l/V以上になっ
たかを判定する。
【0114】(S6)制御回路38は、キャップ内圧力
PがP1 以上になったと判定すると、保持時間tcを
「0」に初期化する。
PがP1 以上になったと判定すると、保持時間tcを
「0」に初期化する。
【0115】(S7)制御回路38は、保持時間tcを
tc+Δtに更新する。 (S8)制御回路38は、保持時間tcが制限時間T以
上かを判定する。保持時間tcが制限時間T以上でない
と、ステップS7に戻る。
tc+Δtに更新する。 (S8)制御回路38は、保持時間tcが制限時間T以
上かを判定する。保持時間tcが制限時間T以上でない
と、ステップS7に戻る。
【0116】(S9)制御回路38は、保持時間tcが
制限時間T以上になると、キャップ4をノズル面から退
避させ、キャッピングを解除する。この時点では、キャ
ップ内に排出されたインクは、全ノズル域を濡らすのに
必要な量以上となっている。そして、各ノズルから、イ
ンクを噴出するテスト印字を行う。ユーザーは、このテ
スト印字の結果を見て、目詰まり復旧を確認する。
制限時間T以上になると、キャップ4をノズル面から退
避させ、キャッピングを解除する。この時点では、キャ
ップ内に排出されたインクは、全ノズル域を濡らすのに
必要な量以上となっている。そして、各ノズルから、イ
ンクを噴出するテスト印字を行う。ユーザーは、このテ
スト印字の結果を見て、目詰まり復旧を確認する。
【0117】(S10)目詰まりが復旧していない時
は、再度クリーニングを行う。この例では、ユーザーが
再クリーニングスイッチを押す。これにより、回数パラ
メータnをn+1に更新して、ステップS2に戻る。一
方、目詰まりが復旧している場合には、クリーニングを
停止する。
は、再度クリーニングを行う。この例では、ユーザーが
再クリーニングスイッチを押す。これにより、回数パラ
メータnをn+1に更新して、ステップS2に戻る。一
方、目詰まりが復旧している場合には、クリーニングを
停止する。
【0118】この実施例は、図14の変形例に、図16
の保持時間を追加したものである。従って、両者を組み
合わせた効果を奏する。
の保持時間を追加したものである。従って、両者を組み
合わせた効果を奏する。
【0119】図19及び図20は本発明の第6の変形例
動作フロー図である。この変形例でも、図12のキャッ
プ4を使用している。
動作フロー図である。この変形例でも、図12のキャッ
プ4を使用している。
【0120】(S1)ユーザーが、印字等によりノズル
の目詰まりを認識すると、オペレーションパネル等のイ
ンクのクリーニング動作開始のスイッチを投入する。こ
れにより、動作がスタートする。回数パラメータnを
「1」に初期化する。
の目詰まりを認識すると、オペレーションパネル等のイ
ンクのクリーニング動作開始のスイッチを投入する。こ
れにより、動作がスタートする。回数パラメータnを
「1」に初期化する。
【0121】(S2)制御回路38は、回数パラメータ
nが制限回数N以下かを判定する。回数パラメータnが
制限回数N以下でないと、回数オーバーのため、アラー
ムを発して、停止する。
nが制限回数N以下かを判定する。回数パラメータnが
制限回数N以下でないと、回数オーバーのため、アラー
ムを発して、停止する。
【0122】(S3)回数パラメータnが制限回数N以
下であると、始めに、ヘッド20のノズル面21をキャ
ップ4で覆うキャッピング動作が行われる。
下であると、始めに、ヘッド20のノズル面21をキャ
ップ4で覆うキャッピング動作が行われる。
【0123】(S4)次に、制御回路38は、減圧ポン
プ36を動作させ、キャップ内圧力を低下させる。制御
回路38は、所定時間毎に、圧力センサ45の出力を読
み取り、キャップ内圧力を検出する。制御回路38は、
キャップ内圧力Pが予定の減圧停止圧力P0 =1−S・
l/V(Sは全ノズル域面積、lは全ノズル域とこれに
対向するキャップ内面との平均間隔、Vはキャップ内容
量)以下になったかを判定する。
プ36を動作させ、キャップ内圧力を低下させる。制御
回路38は、所定時間毎に、圧力センサ45の出力を読
み取り、キャップ内圧力を検出する。制御回路38は、
キャップ内圧力Pが予定の減圧停止圧力P0 =1−S・
l/V(Sは全ノズル域面積、lは全ノズル域とこれに
対向するキャップ内面との平均間隔、Vはキャップ内容
量)以下になったかを判定する。
【0124】(S5)制御回路38は、キャップ内圧力
PがP0 以下になったと判定すると、減圧ポンプ36の
動作を停止する。減圧ポンプ36の経路に設けられた一
方向弁35により、この経路からの圧力上昇は生じな
い。しかし、ノズルからインクが排出されるため、キャ
ップ内圧力Pは上昇する。制御回路38は、所定時間毎
に、圧力センサ45の出力を読み取り、キャップ内圧力
を検出する。そして、制御回路38は、キャップ内圧力
Pが予定の終了圧力P1 =P0 +S・l/V以上になっ
たかを判定する。
PがP0 以下になったと判定すると、減圧ポンプ36の
動作を停止する。減圧ポンプ36の経路に設けられた一
方向弁35により、この経路からの圧力上昇は生じな
い。しかし、ノズルからインクが排出されるため、キャ
ップ内圧力Pは上昇する。制御回路38は、所定時間毎
に、圧力センサ45の出力を読み取り、キャップ内圧力
を検出する。そして、制御回路38は、キャップ内圧力
Pが予定の終了圧力P1 =P0 +S・l/V以上になっ
たかを判定する。
【0125】(S6)制御回路38は、キャップ内圧力
PがP1 以上になったと判定すると、保持時間tcを
「0」に初期化する。
PがP1 以上になったと判定すると、保持時間tcを
「0」に初期化する。
【0126】(S7)制御回路38は、保持時間tcを
tc+Δtに更新する。 (S8)制御回路38は、保持時間tcが制限時間Tn
以上かを判定する。制限時間Tnは、回数nをパラメー
タとして、変化する。即ち、回数nの増加に伴い保持時
間Tnを長くする。保持時間tcが制限時間Tn以上で
ないと、ステップS7に戻る。
tc+Δtに更新する。 (S8)制御回路38は、保持時間tcが制限時間Tn
以上かを判定する。制限時間Tnは、回数nをパラメー
タとして、変化する。即ち、回数nの増加に伴い保持時
間Tnを長くする。保持時間tcが制限時間Tn以上で
ないと、ステップS7に戻る。
【0127】(S9)制御回路38は、保持時間tcが
制限時間Tn以上になると、キャップ4をノズル面から
退避させ、キャッピングを解除する。この時点では、キ
ャップ内に排出されたインクは、全ノズル域を濡らすの
に必要な量以上となっている。そして、各ノズルから、
インクを噴出するテスト印字を行う。ユーザーは、この
テスト印字の結果を見て、目詰まり復旧を確認する。
制限時間Tn以上になると、キャップ4をノズル面から
退避させ、キャッピングを解除する。この時点では、キ
ャップ内に排出されたインクは、全ノズル域を濡らすの
に必要な量以上となっている。そして、各ノズルから、
インクを噴出するテスト印字を行う。ユーザーは、この
テスト印字の結果を見て、目詰まり復旧を確認する。
【0128】(S10)目詰まりが復旧していない時
は、再度クリーニングを行う。この例では、ユーザーが
再クリーニングスイッチを押す。これにより、回数パラ
メータnをn+1に更新して、ステップS2に戻る。一
方、目詰まりが復旧している場合には、クリーニングを
停止する。
は、再度クリーニングを行う。この例では、ユーザーが
再クリーニングスイッチを押す。これにより、回数パラ
メータnをn+1に更新して、ステップS2に戻る。一
方、目詰まりが復旧している場合には、クリーニングを
停止する。
【0129】この実施例は、図17及び図18の例に、
保持時間Tnを回数に応じて長くしたものである。従っ
て、より重い目詰まりも復旧することができる。
保持時間Tnを回数に応じて長くしたものである。従っ
て、より重い目詰まりも復旧することができる。
【0130】(d)他の実施例の説明 上述の実施例の他に、本発明は、次のような変形が可能
である。 種々の変形例を説明したが、これらの変形例を2つ以
上組み合わせて適用することも可能である。
である。 種々の変形例を説明したが、これらの変形例を2つ以
上組み合わせて適用することも可能である。
【0131】ヘッドをシリアルタイプのヘッドで説明
したが、ラインタイプのものやカラータイプのものにも
適用できる。
したが、ラインタイプのものやカラータイプのものにも
適用できる。
【0132】インクジェットヘッドを圧電素子駆動の
もので説明したが、バブルタイプ、サーマル駆動タイ
プ、静電駆動タイプのもの等にも適用できる。
もので説明したが、バブルタイプ、サーマル駆動タイ
プ、静電駆動タイプのもの等にも適用できる。
【0133】インクも、水性インク、非水性非油性イ
ンク、油性インク等を適用できる。以上、本発明を実施
例により説明したが、本発明の主旨の範囲内で種々の変
形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するも
のではない。
ンク、油性インク等を適用できる。以上、本発明を実施
例により説明したが、本発明の主旨の範囲内で種々の変
形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するも
のではない。
【0134】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果を奏する。 比較的目詰まり状態の軽いノズルから吸引排出したイ
ンクで複数のノズル全体を濡らし、且つこのインクで目
詰まりのノズルの析出物・固体化物を溶解するため、目
詰まり復旧に必要なインクの消費量を最小にすることが
できる。
次の効果を奏する。 比較的目詰まり状態の軽いノズルから吸引排出したイ
ンクで複数のノズル全体を濡らし、且つこのインクで目
詰まりのノズルの析出物・固体化物を溶解するため、目
詰まり復旧に必要なインクの消費量を最小にすることが
できる。
【0135】又、吸引圧力が小さくて済み、減圧ポン
プを小さくできる。 更に、動作時間も短くできる。
プを小さくできる。 更に、動作時間も短くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明のプリンタの斜視図である。
【図3】図2のプリンタの断面図である。
【図4】図3のクリーニング機構の断面図である。
【図5】図4のキャップの構成図である。
【図6】接触角の説明図である。
【図7】本発明のキャップ内圧力説明図である。
【図8】本発明の動作説明図である。
【図9】本発明のキャップの変形例構成図である。
【図10】本発明のキャップの他の変形例構成図であ
る。
る。
【図11】本発明のキャップの更に他の変形例構成図で
ある。
ある。
【図12】本発明のキャップの別の変形例構成図であ
る。
る。
【図13】本発明の第1の変形例動作フロー図である。
【図14】本発明の第2の変形例動作フロー図である。
【図15】本発明の第3の変形例動作フロー図である。
【図16】本発明の第4の変形例動作フロー図である。
【図17】本発明の第5の変形例動作フロー図(その
1)である。
1)である。
【図18】本発明の第5の変形例動作フロー図(その
2)である。
2)である。
【図19】本発明の第6の変形例動作フロー図(その
1)である。
1)である。
【図20】本発明の第6の変形例動作フロー図(その
2)である。
2)である。
20 インクジェットヘッド 21 ノズル面(全ノズル域) 23 ノズル 3 クリーニング機構 4 キャップ 36 減圧ポンプ 38 制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 明野 京太 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 梅宮 茂良 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 山岸 康男 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内
Claims (15)
- 【請求項1】 記録媒体にインクを噴出して、記録を行
うための複数のノズル(23)を有するインクジェット
ヘッドのクリーニング方法において、 前記インクジェットヘッドの前記複数のノズル(23)
を設けたノズル面(21)をキャップ(4)により覆う
ステップと、 前記ノズル(23)からインクを吸引するため、前記ノ
ズル面(21)と前記キャップ(4)との間に形成され
た空間を減圧手段(36)により、減圧するステップ
と、 前記減圧により前記ノズル(23)から噴出されたイン
クを毛管力により前記ノズル面(21)全体に濡れ広が
らせるステップとを有することを特徴とするインクジェ
ックヘッドのクリーニング方法。 - 【請求項2】 請求項1のインクジェットヘッドのクリ
ーニング方法において、 前記インクと前記キャップ内面との接触角θ1 と、前記
インクと前記ノズル面(21)との接触角θ2 とが90
°以下であり、且つθ2 ≦θ1 としたことを特徴とする
インクジェットヘッドのクリーニング方法。 - 【請求項3】 請求項2のインクジェットヘッドのクリ
ーニング方法において、 前記複数のノズル(23)の全てを被う最小範囲の面積
をSとし、この範囲とこの範囲に対向する前記キャップ
内面との平均間隔をlとし、前記キャップ(4)で前記
複数のノズルを被った時のキャップ内容量をVとした
時、前記減圧圧力P0 を1−(S・l/V)以下に設定
したことを特徴とするインクジェットヘッドのクリーニ
ング方法。 - 【請求項4】 請求項3のインクジェットヘッドのクリ
ーニング方法において、 前記複数のノズル(23)の全てを被う最小範囲の面積
をSとし、この範囲とこの範囲に対向する前記キャップ
内面との平均間隔をlとし、前記キャップ(4)で前記
複数のノズルを被った時のキャップ内容量をVとした
時、前記空間内の圧力Pが下記式を満足する時まで、前
記キャップ(4)で前記ノズル面(21)を覆うことを
特徴とするインクジェットヘッドのクリーニング方法。 P≧P1 但し、P1=P0+(S・l/V) - 【請求項5】 請求項3のインクジェットヘッドのクリ
ーニング方法において、 前記複数のノズル(23)の全てを被う最小範囲の面積
をSとし、この範囲とこの範囲に対向する前記キャップ
内面との平均間隔をlとし、前記キャップ(4)で前記
複数のノズルを被った時のキャップ内容量をVとした
時、前記空間内の圧力Pが下記式を満足した後、保持時
間Tが経過するまで、前記キャップ(4)で前記ノズル
面(21)を覆うことを特徴とするインクジェットヘッ
ドのクリーニング方法。 P≧P1 但し、P1=P0+(S・l/V) - 【請求項6】 請求項1又は2又は3又は4又は5のイ
ンクジェットヘッドのクリーニング方法において、 前記ノズル面(21)をインクで覆うステップの後に、
前記ノズル面(21)から前記キャップ(4)を退避す
るステップと、 前記ノズル面のノズルの目詰まりが復旧しない場合に、
前記キャップ(4)で前記ノズル面(21)を覆い、前
記インクを吸引するステップを繰り返すステップを有す
ることを特徴とするインクジェットヘッドのクリーニン
グ方法。 - 【請求項7】 請求項6のインクジェットヘッドのクリ
ーニング方法において、 前記繰り返すステップは、前記減圧手段(36)の減圧
圧力を順次高めて、前記インクを吸引するステップであ
ることを特徴とするインクジェックヘッドのクリーニン
グ方法。 - 【請求項8】 請求項5のインクジェットヘッドのクリ
ーニング方法において、 前記ノズル面(21)をインクで覆うステップの後に、
前記ノズル面(21)から前記キャップ(4)を退避す
るステップと、 前記ノズル面(21)のノズルの目詰まりが復旧しない
場合に、前記キャップ(4)で前記ノズル面(21)を
覆い、前記インクを吸引するステップと前記保持時間T
を順次長くして、インクを保持するステップを繰り返す
ステップを有することを特徴とするインクジェックヘッ
ドのクリーニング方法。 - 【請求項9】 記録媒体にインクを噴出して、記録を行
うための複数のノズルを有するインクジェットヘッドの
クリーニング装置において、 前記インクジェットヘッドの前記複数のノズル(23)
を設けたノズル面(21)を覆うためのキャップ(4)
と、 前記ノズル(23)からインクを吸引するため、前記ノ
ズル面(21)と前記キャップ(4)との間に形成され
た空間を減圧するための減圧手段(36)とを有し、 前記減圧により前記ノズルから噴出されたインクを毛管
力により前記ノズル面(21)に濡れ広がらせるため、
前記インクと前記キャップ内面との接触角θ1と、前記
インクと前記ノズル面(21)との接触角θ2 とが90
°以下とし、且つθ2 ≦θ1 としたことを特徴とするイ
ンクジェットヘッドのクリーニング装置。 - 【請求項10】 請求項9のインクジェットヘッドのク
リーニング装置において、 前記ノズル面(21)と前記キャップ内面が、前記イン
クと前記キャップ内面との接触角θ1 と、前記インクと
前記ノズル面(21)との接触角θ2 とが90°以下で
あり、且つθ2 ≦θ1 となるように構成されたことを特
徴とするインクジェックヘッドのクリーニング装置。 - 【請求項11】 請求項9のインクジェットヘッドのク
リーニング装置において、 前記インクが、前記インクと前記キャップ内面との接触
角θ1 と、前記インクと前記ノズル面(21)との接触
角θ2 とが90°以下であり、且つθ2 ≦θ1となるよ
うに構成されたことを特徴とするインクジェックヘッド
のクリーニング装置。 - 【請求項12】 請求項9又は10又は11のインクジ
ェットヘッドのクリーニング装置において、 前記キャップ(4)は、前記キャップ内面の前記ノズル
面(21)の対向する位置に設けられ、前記キャップ内
面と前記ノズル面(21)との間隔を狭くするための部
材(43)を更に有することを特徴とするインクジェッ
トヘッドのクリーニング装置。 - 【請求項13】 請求項9又は10又は11又は12の
インクジェットヘッドのクリーニング装置において、 前記キャップ(4)は、前記ノズル面(21)に対向す
る面が閉じた面であることを特徴とするインクジェット
ヘッドのクリーニング装置。 - 【請求項14】 請求項9又は10又は11又は12又
は13のインクジェットヘッドのクリーニング装置にお
いて、 前記ノズル面(21)と前記ノズル面(21)の周囲の
面との接触角を異ならしめたことを特徴とするインクジ
ェットヘッドのクリーニング装置。 - 【請求項15】 請求項9又は10又は11又は12又
は13又は14のインクジェットヘッドのクリーニング
装置において、 前記キャップ(4)内の空間の圧力を検出するための圧
力検出手段(45)と、前記圧力検出手段(45)の検
出出力に応じて、前記減圧手段(36)を制御する制御
回路(38)とを更に設けたことを特徴とするインクジ
ェックヘッドのクリーニング装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6106104A JPH07290724A (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | インクジェットヘッドのクリーニング方法及びその装置 |
| US08/409,094 US5784081A (en) | 1994-04-21 | 1995-03-23 | Method of and apparatus for cleaning ink jet head |
| EP95302670A EP0678389B1 (en) | 1994-04-21 | 1995-04-21 | Method of and apparatus for cleaning ink jet head |
| DE69504739T DE69504739T2 (de) | 1994-04-21 | 1995-04-21 | Verfahren und Gerät zur Reinigung eines Tintenstrahlkopfes |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6106104A JPH07290724A (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | インクジェットヘッドのクリーニング方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07290724A true JPH07290724A (ja) | 1995-11-07 |
Family
ID=14425200
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6106104A Pending JPH07290724A (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | インクジェットヘッドのクリーニング方法及びその装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5784081A (ja) |
| EP (1) | EP0678389B1 (ja) |
| JP (1) | JPH07290724A (ja) |
| DE (1) | DE69504739T2 (ja) |
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