JPH0729085B2 - 分岐管の樹脂ライニング終了検知方法 - Google Patents
分岐管の樹脂ライニング終了検知方法Info
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- JPH0729085B2 JPH0729085B2 JP12278788A JP12278788A JPH0729085B2 JP H0729085 B2 JPH0729085 B2 JP H0729085B2 JP 12278788 A JP12278788 A JP 12278788A JP 12278788 A JP12278788 A JP 12278788A JP H0729085 B2 JPH0729085 B2 JP H0729085B2
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Description
本発明は、ガス配管や水道管のように道路下に敷設され
ている導管路より需要先に通じる供給管(分岐管)が分
岐されている形態の既設管路を対象として分岐管の側
を、その末端側より導管路側へライニング補修する場
合、分岐管の全長に対してのライニング完了時点を検知
する方法に関する。
ている導管路より需要先に通じる供給管(分岐管)が分
岐されている形態の既設管路を対象として分岐管の側
を、その末端側より導管路側へライニング補修する場
合、分岐管の全長に対してのライニング完了時点を検知
する方法に関する。
一般に、ガス配管,水道配管などの地下に布設されてい
る既設配管は、経年によって管に腐蝕孔や継手部の弛み
が生じて漏洩が起る恐れがあることから、その漏洩予
防、保全のため、敷設後、所要の時期に既設配管に対し
布設状態のまま管内面に樹脂ライニングを施す補修が行
なわれている。 この補修工法として、特開昭63−65983号公報所載のよ
うに既設配管の一端側より管内に、その管内を充満する
ように液状樹脂をプラグ状に導入し、管内に圧力差を起
させて樹脂プラグを流動させ、管内面に所要膜厚のライ
ニングを行なう工法が提唱されている。 この先行技術では、開放された既設配管の一端にランチ
ャを接続し、ランチャに接続された樹脂タンクからライ
ニング用の樹脂を充填してランチャ内に樹脂プラグを形
成し、これをランチャの自由端側から供給した低圧気体
により既設配管内へと供給している。そして既設配管内
を樹脂プラグが流動進行することにより管内面に対する
ライニングが施工され、ライニングの進行により樹脂が
消費されて吹き抜けを起すと、再び樹脂タンクからラン
チャに樹脂を充填してランチャ内に形成した樹脂プラグ
を、再び低気圧体により既設配管内へと供給する。この
ような注入作業を繰返すことにより所定長さにわたる既
設配管の管内面全域に対して樹脂によるライニング補修
が行われる。
る既設配管は、経年によって管に腐蝕孔や継手部の弛み
が生じて漏洩が起る恐れがあることから、その漏洩予
防、保全のため、敷設後、所要の時期に既設配管に対し
布設状態のまま管内面に樹脂ライニングを施す補修が行
なわれている。 この補修工法として、特開昭63−65983号公報所載のよ
うに既設配管の一端側より管内に、その管内を充満する
ように液状樹脂をプラグ状に導入し、管内に圧力差を起
させて樹脂プラグを流動させ、管内面に所要膜厚のライ
ニングを行なう工法が提唱されている。 この先行技術では、開放された既設配管の一端にランチ
ャを接続し、ランチャに接続された樹脂タンクからライ
ニング用の樹脂を充填してランチャ内に樹脂プラグを形
成し、これをランチャの自由端側から供給した低圧気体
により既設配管内へと供給している。そして既設配管内
を樹脂プラグが流動進行することにより管内面に対する
ライニングが施工され、ライニングの進行により樹脂が
消費されて吹き抜けを起すと、再び樹脂タンクからラン
チャに樹脂を充填してランチャ内に形成した樹脂プラグ
を、再び低気圧体により既設配管内へと供給する。この
ような注入作業を繰返すことにより所定長さにわたる既
設配管の管内面全域に対して樹脂によるライニング補修
が行われる。
上述の補修に際し、道路下に敷設された導管路より分岐
されている供給管(分岐管)を対象として、その分岐管
の末端側より導管路の側へライニング補修する場合に、
ここで問題になるのは、導管路に連通する分岐管の長さ
が不明な場合があり、どの時点で分岐管の全長に対する
ライニング補修が完了したか確認できないことである。 本発明は、上述の問題に対処したもので、管内を進行す
る樹脂プラグが、ライニングの進行により消費されて吹
き抜けを起す時、管内の内部圧力が急激に低下する点に
着目し、これと、予め演算で予測した吹き抜けまでの時
間と圧力から補修が完了したか否かを検知できるように
した分岐管の樹脂ライニング終了検知方法を提供するこ
とを目的とするものである。
されている供給管(分岐管)を対象として、その分岐管
の末端側より導管路の側へライニング補修する場合に、
ここで問題になるのは、導管路に連通する分岐管の長さ
が不明な場合があり、どの時点で分岐管の全長に対する
ライニング補修が完了したか確認できないことである。 本発明は、上述の問題に対処したもので、管内を進行す
る樹脂プラグが、ライニングの進行により消費されて吹
き抜けを起す時、管内の内部圧力が急激に低下する点に
着目し、これと、予め演算で予測した吹き抜けまでの時
間と圧力から補修が完了したか否かを検知できるように
した分岐管の樹脂ライニング終了検知方法を提供するこ
とを目的とするものである。
本発明は、上記の目的を達成する前提として、導管路よ
り分岐された分岐管の末端開口部より液状樹脂を管内に
充填するようにプラグ状に注入し、樹脂プラグの前後の
管内に圧力差を正起させて樹脂プラグを進行させ、樹脂
プラグが所要距離進行して吹き抜けを起すと注入回数を
積回してライニング形成区間を順次延長するように施工
する管内面のライニング補修工法において、 上記分岐管の末端開口部側に、予め定めたライニング条
件に基づき所要のライニングが達成できるように樹脂流
動速度を算出して維持するように流量調整弁等の開度制
御を行うためのコントロールユニットを有し、 上記コントロールユニットにより注入回数ごとに樹脂プ
ラグが吹き抜けを起す時点を演算で予測し、コントロー
ルユニットが備える圧力計の検知によって管内圧力の低
下が起る時点が、上記予測時点より短い時、施工する分
岐管に対しての樹脂ライニングが完了したと判定するこ
とを特徴とするものである。
り分岐された分岐管の末端開口部より液状樹脂を管内に
充填するようにプラグ状に注入し、樹脂プラグの前後の
管内に圧力差を正起させて樹脂プラグを進行させ、樹脂
プラグが所要距離進行して吹き抜けを起すと注入回数を
積回してライニング形成区間を順次延長するように施工
する管内面のライニング補修工法において、 上記分岐管の末端開口部側に、予め定めたライニング条
件に基づき所要のライニングが達成できるように樹脂流
動速度を算出して維持するように流量調整弁等の開度制
御を行うためのコントロールユニットを有し、 上記コントロールユニットにより注入回数ごとに樹脂プ
ラグが吹き抜けを起す時点を演算で予測し、コントロー
ルユニットが備える圧力計の検知によって管内圧力の低
下が起る時点が、上記予測時点より短い時、施工する分
岐管に対しての樹脂ライニングが完了したと判定するこ
とを特徴とするものである。
このような検知方法によると、コントロールユニットで
予想した吹き抜けの時点よりも短い時間で、管内の圧力
低下が起れば、その時点で、樹脂プラグが分岐管より導
管路の開口部(分岐口)に到達したことが判定できるの
で、分岐管の長さが不明であっても、分岐管の全長に対
するライニング完了時点を的確に検知することができ
る。 これにより分岐管と導管路との接続部(道路下)にライ
ニング到達検知のための掘削開口等を設けなくてもよく
なり、作業性が向上できると同時に、分岐管内に未ライ
ニング部分の発生も無くなり、また樹脂が導管路内に流
れ込む等の不都合も併せて解消できるようになる。
予想した吹き抜けの時点よりも短い時間で、管内の圧力
低下が起れば、その時点で、樹脂プラグが分岐管より導
管路の開口部(分岐口)に到達したことが判定できるの
で、分岐管の長さが不明であっても、分岐管の全長に対
するライニング完了時点を的確に検知することができ
る。 これにより分岐管と導管路との接続部(道路下)にライ
ニング到達検知のための掘削開口等を設けなくてもよく
なり、作業性が向上できると同時に、分岐管内に未ライ
ニング部分の発生も無くなり、また樹脂が導管路内に流
れ込む等の不都合も併せて解消できるようになる。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して具体的に説明
する。 図において、符号1は本発明の補修工法において使用さ
れる樹脂供給装置であり、2は上記樹脂供給装置1から
既設配管の補修個所へ供給したライニング樹脂を低気気
体で流動させる時に用いる低圧気体供給装置である。 上記樹脂供給装置1は、樹脂注入器3と、上記樹脂注入
器3の底部に連通する供給管4と、上記供給管4に電磁
開放弁5を介して連通するランチャ6とを具備してお
り、上記電磁開放弁5が開放されている時、上記樹脂注
入器3内のライニング樹脂を上記ランチャ6に供給,充
填し、樹脂プラグEを形成するのである。上記樹脂注入
器3にはプランジャ3aが設けてあり、また頂部には、後
述のような手段で、加圧空気などの加圧気体が供給され
るようになっていて樹脂の押出しができるようにしてあ
る。 このランチャ6に充填されるライニング用樹脂は、例え
ば主剤と硬化剤とを調合した常温2液硬化型の樹脂であ
り、このうち主剤は不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエ
ステル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂などを主体と
した組成物であり、これに顔料、揺変剤などを添加して
チクソトロピー性を向上している(例えば250,000〜30
0,000cpsでTI値が6)。 一方、上記低圧気体供給装置2は、コンプレッサ7、エ
アタンク8,流量調整弁9,10および上記ランチャ6の端に
接続される気体供給管11に電磁開放弁12を取付けたもの
で、各流量調整弁9,10に対応して流量計13,14および圧
力計15,16を具備している。更に要すれば、三方切換弁1
7を上記コンプレッサ7の出口側に設けて加圧気体を管
路18へ分岐できるようにしてあり、上記管路18および流
量調整弁19を介して上述の樹脂注入器3の頂部に連通さ
せている。 上記流量計13,14、圧力計15,16からの出力情報を受けて
所要のプログラムにしたがって演算を行い、上記流量調
整弁9,10を調節制御するコントロールユニット20が上記
低圧気体供給装置2に設けてある。 上記コントロールユニット20では、流量調整弁19の開度
調節と、電磁開閉弁5の開放時間から、ランチャ6への
充填樹脂量を演算し、メモリに記憶すると共に電磁開閉
弁5の開放時間、その後の時々刻々の流量計13,14およ
び圧力計15,16の出力情報とから、予め定めた膜厚での
樹脂ライニングを達成するための樹脂流動速度Vを算出
し、この速度を維持するように流動調整弁9,10の開度を
制御する働きをする。 一方、本発明によりライニング補修すべき対象の既設配
管は、道路下の地下に埋設されている本音または支管と
称される導管路Aより分岐されて需要先に引き込まれた
供内管B(分岐管)であり、供内管Bはその末端が地上
に突出されてメータ類に接続されている そしてライニング補修は、まず、供内管Bについて行な
われ、次いで導管路Aについて行なわれるが、それに先
立って、次のような補修のための準備がなされる。すな
わち、導管路Aについては、所定長さの補修区間に区切
ってその両端を開放するため、対応する個所に第2図に
示すようなピットC,Dを形成し、そこで導管路Aの端を
切断によって開放する。更にこの導管路Aに連通する供
内管Bについては、メータ類を取外し、地上端を開放す
る。そして導管路Aおよび供内管Bに圧力空気を通して
内部の塵埃を除去する。 しかして、まず、供内管Bの開放端にランチャ6を接続
し、電磁開閉弁5を開いて、樹脂注入器3から加圧気体
でライニング樹脂をランチャ6内に供給,充填し、樹脂
プラグを形成する。そして電磁開閉弁5を閉じ、電磁開
閉弁12の開放で調圧された低圧気体を上記ランチャ6を
介して上記樹脂プラグに供給し、これを流動させて、上
記供内管Bへと送り、管内面に対して所定厚さのライニ
ング膜を形成するのである。 この時、コントロールユニット20では、樹脂の流動調整
弁9,10の開度調節がなされる。 この場合、上記コントロールユニット20の演算基礎は下
記の算式に依存している。 まず、供内管Bに流入した低圧気体の量Q1,圧力P1(例
えば0.6kg/cm2)とすれば、 π/4・D2・l1・P1=Q1・PO…(1) の関係にあるので、低圧気体による樹脂プラグの送り開
始の時刻T1におけるQ1,PO,P1を測定すれば、(1)式
よりl1を知ることができる。なおここで供内管Bに流入
した気体の量Q1とは流量計13,14の各計測値F1およびF2
の差で得られる。この場合、上記流量計13,14に質量流
量計を使用すると、気体の温度の影響がないので、演算
し易い。また、ここでl1は時刻T1における樹脂プラグの
位置、PO,P1は圧力計15,16の計測値、Dは上記供内管
Bのライニング内径である。 同様にして、時刻T2における圧力P2および流入量Q2を計
測し、演算して得られる樹脂プラグの位置をl2とすれ
ば、樹脂プラグの流動速度Vは、 V=Δl/Δtとなる。 但し、Δl=l2−l1 Δt=T2−T1とする。 したがって所定時間間隔Δtをコントロールユニット20
内の発振器のクロックで設定し、その都度、流量計13,1
4から管内に流入した流入気体量と圧力計15,16からそれ
ぞれの圧力を計測し、各瞬時の樹脂流動速度Vが一定の
所定値に保持されるように、流動調整弁9,10を制御する
のである。 供内管B内では、樹脂プラグの長さは管内面へのライニ
ングに消費されるために減少するが、流動速度が一定で
あるので、押圧気体の圧力は略直線的に降下する(第4
図参照)。 供内管Bの内面の樹脂ライニングが管の全長にわたって
完了しないうちに樹脂プラグの樹脂が消費されると、樹
脂プラグ長は漸次、短かくなると同時に、樹脂流動速度
を一定に保持するための押圧気体の圧力も略直線的に低
くなり、樹脂プラグ長が0になれば吹き抜けを起して圧
力も大気圧となる。 このときまでの圧力気体の流入量Q,樹脂ライニングが終
了した位置までの長さl,経過時間tOなどをメモリに記憶
し、電磁開閉弁12を閉じる。一方コントロールユニット
20では押圧が大気圧にまで低下したことを検知し、電磁
開閉弁5,12を開き、樹脂注入器3から次回のライニング
樹脂をランチャ6内に供給,充填して所定量の樹脂プラ
グを形成する。そして電磁開閉弁5,19を閉じ、電磁開閉
弁12を開放して、再び前と同様に樹脂プラグの速度Vを
コントロールしながら供内管Bをライニングする。 このとき、ライニング樹脂プラグが前回ライニングされ
た管の中を所定の速度Vで移動する間は管内のライニン
グの膜厚は変化なく、したがって樹脂プラグの長さも減
少することなく、押圧気体の圧力も略一定値に保持され
る。 しかして樹脂プラグが管のBの未だライニングされてい
ない位置に到達した後はここよりライニングが延長され
て樹脂が消費され、樹脂プラグの長さが減少し、押圧気
体の圧力も漸次低下しながらライニングが進行すること
は前述と同様である。この場合、樹脂プラグ長さ略0に
なり、押圧気体の圧力が再び大気圧になるが、このとき
までの経過時間は略2tOとなり、またライニングの終了
位置までの長さも略2lとなる。 このようにして、樹脂の充填と進行によるライニングを
繰返しながら逐次ライニング長さ延長してゆく。 供内管Bのライニングが終了し、樹脂プラグの長さがま
だ残ったまま導管路Aとの接続部(分岐口)に到達する
と、樹脂プラグは導管路A内に流入して流動抵抗が急激
に減少するので、コントロールユニット20で制御される
押圧力も急激に減少して大気圧になる。また押圧力が大
気圧に低下するまでの経過時間も、予定された(n×
t)よりも短い(n−1)t+t′(但しt′<t)に
なる(第4図参照)。即ち、押圧力の急激な低下と経過
時間と予測経過時間の差から、樹脂プラグが導管路内に
到達したと判定して当該の供内管Bの全長についてのラ
イニング補修を終了する。 このようにして、供内管Bの補修ライニングが終了した
ことが判定できるが、更にもう一度、樹脂の注入と押圧
気体によるライニングを行えば、導管路到達までの所要
時間は、前回と同一の(n−1)t+t′となる。この
ように、各回の補修ライニング時間が同一になったこと
で、樹脂プラグの導管路到達を判定することもできる。 このようにして供内管Bについての樹脂ライニングを順
次、行った後、各供内管Bに対して適当な樹脂侵入防止
策を講じ、その上で導管路Aについて第5図に示すよう
に、口径の合うランチャ6を接続して、供内管Bの場合
と同じように管内面の樹脂ライニングを実現するのであ
る。 なお図中、符号21は導管路Aの反対端に接続されるレシ
ーバ、22は樹脂ライニング終了段階でレシーバ21へ排出
されてきた残余樹脂のためのレシーバタンクである。
する。 図において、符号1は本発明の補修工法において使用さ
れる樹脂供給装置であり、2は上記樹脂供給装置1から
既設配管の補修個所へ供給したライニング樹脂を低気気
体で流動させる時に用いる低圧気体供給装置である。 上記樹脂供給装置1は、樹脂注入器3と、上記樹脂注入
器3の底部に連通する供給管4と、上記供給管4に電磁
開放弁5を介して連通するランチャ6とを具備してお
り、上記電磁開放弁5が開放されている時、上記樹脂注
入器3内のライニング樹脂を上記ランチャ6に供給,充
填し、樹脂プラグEを形成するのである。上記樹脂注入
器3にはプランジャ3aが設けてあり、また頂部には、後
述のような手段で、加圧空気などの加圧気体が供給され
るようになっていて樹脂の押出しができるようにしてあ
る。 このランチャ6に充填されるライニング用樹脂は、例え
ば主剤と硬化剤とを調合した常温2液硬化型の樹脂であ
り、このうち主剤は不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエ
ステル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂などを主体と
した組成物であり、これに顔料、揺変剤などを添加して
チクソトロピー性を向上している(例えば250,000〜30
0,000cpsでTI値が6)。 一方、上記低圧気体供給装置2は、コンプレッサ7、エ
アタンク8,流量調整弁9,10および上記ランチャ6の端に
接続される気体供給管11に電磁開放弁12を取付けたもの
で、各流量調整弁9,10に対応して流量計13,14および圧
力計15,16を具備している。更に要すれば、三方切換弁1
7を上記コンプレッサ7の出口側に設けて加圧気体を管
路18へ分岐できるようにしてあり、上記管路18および流
量調整弁19を介して上述の樹脂注入器3の頂部に連通さ
せている。 上記流量計13,14、圧力計15,16からの出力情報を受けて
所要のプログラムにしたがって演算を行い、上記流量調
整弁9,10を調節制御するコントロールユニット20が上記
低圧気体供給装置2に設けてある。 上記コントロールユニット20では、流量調整弁19の開度
調節と、電磁開閉弁5の開放時間から、ランチャ6への
充填樹脂量を演算し、メモリに記憶すると共に電磁開閉
弁5の開放時間、その後の時々刻々の流量計13,14およ
び圧力計15,16の出力情報とから、予め定めた膜厚での
樹脂ライニングを達成するための樹脂流動速度Vを算出
し、この速度を維持するように流動調整弁9,10の開度を
制御する働きをする。 一方、本発明によりライニング補修すべき対象の既設配
管は、道路下の地下に埋設されている本音または支管と
称される導管路Aより分岐されて需要先に引き込まれた
供内管B(分岐管)であり、供内管Bはその末端が地上
に突出されてメータ類に接続されている そしてライニング補修は、まず、供内管Bについて行な
われ、次いで導管路Aについて行なわれるが、それに先
立って、次のような補修のための準備がなされる。すな
わち、導管路Aについては、所定長さの補修区間に区切
ってその両端を開放するため、対応する個所に第2図に
示すようなピットC,Dを形成し、そこで導管路Aの端を
切断によって開放する。更にこの導管路Aに連通する供
内管Bについては、メータ類を取外し、地上端を開放す
る。そして導管路Aおよび供内管Bに圧力空気を通して
内部の塵埃を除去する。 しかして、まず、供内管Bの開放端にランチャ6を接続
し、電磁開閉弁5を開いて、樹脂注入器3から加圧気体
でライニング樹脂をランチャ6内に供給,充填し、樹脂
プラグを形成する。そして電磁開閉弁5を閉じ、電磁開
閉弁12の開放で調圧された低圧気体を上記ランチャ6を
介して上記樹脂プラグに供給し、これを流動させて、上
記供内管Bへと送り、管内面に対して所定厚さのライニ
ング膜を形成するのである。 この時、コントロールユニット20では、樹脂の流動調整
弁9,10の開度調節がなされる。 この場合、上記コントロールユニット20の演算基礎は下
記の算式に依存している。 まず、供内管Bに流入した低圧気体の量Q1,圧力P1(例
えば0.6kg/cm2)とすれば、 π/4・D2・l1・P1=Q1・PO…(1) の関係にあるので、低圧気体による樹脂プラグの送り開
始の時刻T1におけるQ1,PO,P1を測定すれば、(1)式
よりl1を知ることができる。なおここで供内管Bに流入
した気体の量Q1とは流量計13,14の各計測値F1およびF2
の差で得られる。この場合、上記流量計13,14に質量流
量計を使用すると、気体の温度の影響がないので、演算
し易い。また、ここでl1は時刻T1における樹脂プラグの
位置、PO,P1は圧力計15,16の計測値、Dは上記供内管
Bのライニング内径である。 同様にして、時刻T2における圧力P2および流入量Q2を計
測し、演算して得られる樹脂プラグの位置をl2とすれ
ば、樹脂プラグの流動速度Vは、 V=Δl/Δtとなる。 但し、Δl=l2−l1 Δt=T2−T1とする。 したがって所定時間間隔Δtをコントロールユニット20
内の発振器のクロックで設定し、その都度、流量計13,1
4から管内に流入した流入気体量と圧力計15,16からそれ
ぞれの圧力を計測し、各瞬時の樹脂流動速度Vが一定の
所定値に保持されるように、流動調整弁9,10を制御する
のである。 供内管B内では、樹脂プラグの長さは管内面へのライニ
ングに消費されるために減少するが、流動速度が一定で
あるので、押圧気体の圧力は略直線的に降下する(第4
図参照)。 供内管Bの内面の樹脂ライニングが管の全長にわたって
完了しないうちに樹脂プラグの樹脂が消費されると、樹
脂プラグ長は漸次、短かくなると同時に、樹脂流動速度
を一定に保持するための押圧気体の圧力も略直線的に低
くなり、樹脂プラグ長が0になれば吹き抜けを起して圧
力も大気圧となる。 このときまでの圧力気体の流入量Q,樹脂ライニングが終
了した位置までの長さl,経過時間tOなどをメモリに記憶
し、電磁開閉弁12を閉じる。一方コントロールユニット
20では押圧が大気圧にまで低下したことを検知し、電磁
開閉弁5,12を開き、樹脂注入器3から次回のライニング
樹脂をランチャ6内に供給,充填して所定量の樹脂プラ
グを形成する。そして電磁開閉弁5,19を閉じ、電磁開閉
弁12を開放して、再び前と同様に樹脂プラグの速度Vを
コントロールしながら供内管Bをライニングする。 このとき、ライニング樹脂プラグが前回ライニングされ
た管の中を所定の速度Vで移動する間は管内のライニン
グの膜厚は変化なく、したがって樹脂プラグの長さも減
少することなく、押圧気体の圧力も略一定値に保持され
る。 しかして樹脂プラグが管のBの未だライニングされてい
ない位置に到達した後はここよりライニングが延長され
て樹脂が消費され、樹脂プラグの長さが減少し、押圧気
体の圧力も漸次低下しながらライニングが進行すること
は前述と同様である。この場合、樹脂プラグ長さ略0に
なり、押圧気体の圧力が再び大気圧になるが、このとき
までの経過時間は略2tOとなり、またライニングの終了
位置までの長さも略2lとなる。 このようにして、樹脂の充填と進行によるライニングを
繰返しながら逐次ライニング長さ延長してゆく。 供内管Bのライニングが終了し、樹脂プラグの長さがま
だ残ったまま導管路Aとの接続部(分岐口)に到達する
と、樹脂プラグは導管路A内に流入して流動抵抗が急激
に減少するので、コントロールユニット20で制御される
押圧力も急激に減少して大気圧になる。また押圧力が大
気圧に低下するまでの経過時間も、予定された(n×
t)よりも短い(n−1)t+t′(但しt′<t)に
なる(第4図参照)。即ち、押圧力の急激な低下と経過
時間と予測経過時間の差から、樹脂プラグが導管路内に
到達したと判定して当該の供内管Bの全長についてのラ
イニング補修を終了する。 このようにして、供内管Bの補修ライニングが終了した
ことが判定できるが、更にもう一度、樹脂の注入と押圧
気体によるライニングを行えば、導管路到達までの所要
時間は、前回と同一の(n−1)t+t′となる。この
ように、各回の補修ライニング時間が同一になったこと
で、樹脂プラグの導管路到達を判定することもできる。 このようにして供内管Bについての樹脂ライニングを順
次、行った後、各供内管Bに対して適当な樹脂侵入防止
策を講じ、その上で導管路Aについて第5図に示すよう
に、口径の合うランチャ6を接続して、供内管Bの場合
と同じように管内面の樹脂ライニングを実現するのであ
る。 なお図中、符号21は導管路Aの反対端に接続されるレシ
ーバ、22は樹脂ライニング終了段階でレシーバ21へ排出
されてきた残余樹脂のためのレシーバタンクである。
【発明の効果】 本発明は以上詳述したようになり、コントロールユニッ
トで予想した吹き抜けの時点よりも短い時間で、管内の
圧力低下が起れば、その時点で、樹脂プラグが分岐管よ
り導管路の開口部(分岐口)に到達したことが判定でき
るので、分岐管の長さが不明であっても、分岐管の全長
に対するライニング完了時点を的確に検知することがで
きる。 これにより分岐管と導管路との接続部(道路下)にライ
ニング到達検知のための掘削開口等を設けなくてもよく
なり、作業性が向上できると同時に、分岐管内に未ライ
ニング部分の発生も無くなり、また樹脂が導管路内に流
れ込む等の不都合も併せて解消できるようになる。
トで予想した吹き抜けの時点よりも短い時間で、管内の
圧力低下が起れば、その時点で、樹脂プラグが分岐管よ
り導管路の開口部(分岐口)に到達したことが判定でき
るので、分岐管の長さが不明であっても、分岐管の全長
に対するライニング完了時点を的確に検知することがで
きる。 これにより分岐管と導管路との接続部(道路下)にライ
ニング到達検知のための掘削開口等を設けなくてもよく
なり、作業性が向上できると同時に、分岐管内に未ライ
ニング部分の発生も無くなり、また樹脂が導管路内に流
れ込む等の不都合も併せて解消できるようになる。
第1図は本発明の一実施例を示す概略構成図、第2図は
補修すべき既設管の状況を示す説明図、第3図は供内管
の樹脂ライニング状況を示す説明図、第4図は樹脂ライ
ニングの繰返し状況を示すタイムチャート、第5図は導
管路の樹脂ライニング状況を示す説明図である。 1…樹脂供給装置、2…低圧気体供給装置、5…電磁開
閉弁、6…ランチャ、7…コンプレッサ、8…エアタン
ク、9,10…流量調整弁、12…電磁開閉弁、13,14…流量
計、15,16…圧力計、20…コントロールユニット。
補修すべき既設管の状況を示す説明図、第3図は供内管
の樹脂ライニング状況を示す説明図、第4図は樹脂ライ
ニングの繰返し状況を示すタイムチャート、第5図は導
管路の樹脂ライニング状況を示す説明図である。 1…樹脂供給装置、2…低圧気体供給装置、5…電磁開
閉弁、6…ランチャ、7…コンプレッサ、8…エアタン
ク、9,10…流量調整弁、12…電磁開閉弁、13,14…流量
計、15,16…圧力計、20…コントロールユニット。
Claims (1)
- 【請求項1】導管路より分岐された分岐管の末端開口部
より液状樹脂を管内に充満するようにプラグ状に注入
し、樹脂プラグの前後の管内に圧力差を生起させて樹脂
プラグを進行させ、樹脂プラグが所要距離進行して吹き
抜けを起すと注入回数を積回してライニング形成区間を
順次延長するように施工する管内面のライニング補修工
法において、 上記分岐管の末端開口部側に、予め定めたライニング条
件に基づき所要のライニングが達成できるように樹脂流
動速度を算出して維持するように流量調整弁等の開度制
御を行うためのコントロールユニットを有し、 上記コントロールユニットにより注入回数ごとに樹脂プ
ラグが吹き抜けを起す時点を演算で予測し、コントロー
ルユニットが備える圧力計の検知によって管内圧力の低
下が起る時点が、上記予測時点より短い時、施工する分
岐管に対しての樹脂ライニングが完了したと判定するこ
とを特徴とする分岐管の樹脂ライニング終了検知方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12278788A JPH0729085B2 (ja) | 1988-05-18 | 1988-05-18 | 分岐管の樹脂ライニング終了検知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12278788A JPH0729085B2 (ja) | 1988-05-18 | 1988-05-18 | 分岐管の樹脂ライニング終了検知方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01293169A JPH01293169A (ja) | 1989-11-27 |
| JPH0729085B2 true JPH0729085B2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=14844610
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12278788A Expired - Lifetime JPH0729085B2 (ja) | 1988-05-18 | 1988-05-18 | 分岐管の樹脂ライニング終了検知方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0729085B2 (ja) |
-
1988
- 1988-05-18 JP JP12278788A patent/JPH0729085B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01293169A (ja) | 1989-11-27 |
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