JPH07290996A - ソフトパッド付き製品及びその製造方法 - Google Patents
ソフトパッド付き製品及びその製造方法Info
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- JPH07290996A JPH07290996A JP6114437A JP11443794A JPH07290996A JP H07290996 A JPH07290996 A JP H07290996A JP 6114437 A JP6114437 A JP 6114437A JP 11443794 A JP11443794 A JP 11443794A JP H07290996 A JPH07290996 A JP H07290996A
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Landscapes
- Instrument Panels (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 基材へ取付けるためのインサートが不要で、
ソフトパッドの基材への取付け作業もなしで、発泡体を
表皮で包んだソフトパッドが基材の一部に一体成形で取
着されるようにしたソフトパッド付き製品及びその製造
方法を提供する。 【構成】 発泡体とこの発泡体を被覆する表皮とを備え
るソフトパッドPを基材の一部に一体化したソフトパッ
ド付き製品Qにあって、ソフトパッドPが配設される部
分に凹所11を設け、斯る凹所11の側縁で基材1の製
品面1aを形成しながら凹所11上へ軒片12を突出さ
せ、且つ軒片12に沿って上記凹所11の底壁111を
切欠き、露出される軒片12裏面に凸部13を形成する
基材1と、凸部13に対応する凹部21を側縁に有し、
凸部13にこの凹部21を嵌合させ、上記凹所11を覆
って配設する表皮2と、表皮2で覆われた凹所11内に
注入され、発泡成形により上記表皮2,基材1と一体化
する発泡体3と、を具備する。
ソフトパッドの基材への取付け作業もなしで、発泡体を
表皮で包んだソフトパッドが基材の一部に一体成形で取
着されるようにしたソフトパッド付き製品及びその製造
方法を提供する。 【構成】 発泡体とこの発泡体を被覆する表皮とを備え
るソフトパッドPを基材の一部に一体化したソフトパッ
ド付き製品Qにあって、ソフトパッドPが配設される部
分に凹所11を設け、斯る凹所11の側縁で基材1の製
品面1aを形成しながら凹所11上へ軒片12を突出さ
せ、且つ軒片12に沿って上記凹所11の底壁111を
切欠き、露出される軒片12裏面に凸部13を形成する
基材1と、凸部13に対応する凹部21を側縁に有し、
凸部13にこの凹部21を嵌合させ、上記凹所11を覆
って配設する表皮2と、表皮2で覆われた凹所11内に
注入され、発泡成形により上記表皮2,基材1と一体化
する発泡体3と、を具備する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソフトパッドが部分的
に設けられるソフトパッド付き製品及びその製造方法に
関する。自動車のインストルメントパネル等に利用され
る。
に設けられるソフトパッド付き製品及びその製造方法に
関する。自動車のインストルメントパネル等に利用され
る。
【0002】
【従来の技術】自動車のインストルメントパネル等は、
これまで、コア材を芯にして表皮が発泡体を被覆してつ
くるソフトパッドで全体を構成することが多かった。発
泡体がソフト感をかもしだし、発泡体を包む表皮が内装
品としての高級感を供し、更に、剛性体からなるコア材
が全体を支えて固定化できることで、夫々の特性が生か
されるからである。ところが、近年、コストダウン等の
要請から大衆車,軽自動車などにおいて、ソフトパッド
を部分的に設けるソフトパッド付き製品が用いられるよ
うになってきた。例えば、インストルメントパネルで
は、インストルメントパネル本体8に、上縁のアッパグ
リル部81周りは発泡体を用いず、車室に面する製品面
だけをソフトパッドPで覆ったソフトパッド付き製品Q
が現われている。斯るソフトパッド付き製品Qは、通
常、次のごとくして造っていた。
これまで、コア材を芯にして表皮が発泡体を被覆してつ
くるソフトパッドで全体を構成することが多かった。発
泡体がソフト感をかもしだし、発泡体を包む表皮が内装
品としての高級感を供し、更に、剛性体からなるコア材
が全体を支えて固定化できることで、夫々の特性が生か
されるからである。ところが、近年、コストダウン等の
要請から大衆車,軽自動車などにおいて、ソフトパッド
を部分的に設けるソフトパッド付き製品が用いられるよ
うになってきた。例えば、インストルメントパネルで
は、インストルメントパネル本体8に、上縁のアッパグ
リル部81周りは発泡体を用いず、車室に面する製品面
だけをソフトパッドPで覆ったソフトパッド付き製品Q
が現われている。斯るソフトパッド付き製品Qは、通
常、次のごとくして造っていた。
【0003】初めに、発泡成形型の下型に表皮2をセッ
トした後、上型に離型剤を塗る。そして、予め部分的に
離型処理したインサートをその突出端部が表皮外へ突き
出すように配設し、次いで、発泡原料をキャビティに注
入して閉型し、発泡成形することでソフトパッドPを先
ず造る。その後、予め成形されたインストルメントパネ
ル本体8に設けられた取付用開口部に上記インサートに
係る突出端部を挿入し、この突出端部を裏面側で折曲げ
たり、ビス固定したりして、インストルメントパネル本
体8にソフトパッドPを部分的に形成するのである。
トした後、上型に離型剤を塗る。そして、予め部分的に
離型処理したインサートをその突出端部が表皮外へ突き
出すように配設し、次いで、発泡原料をキャビティに注
入して閉型し、発泡成形することでソフトパッドPを先
ず造る。その後、予め成形されたインストルメントパネ
ル本体8に設けられた取付用開口部に上記インサートに
係る突出端部を挿入し、この突出端部を裏面側で折曲げ
たり、ビス固定したりして、インストルメントパネル本
体8にソフトパッドPを部分的に形成するのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記製法で
は、インサートの突出端部に離型剤を塗布するのに手間
どり、また、インサートの数が多く、それらのセットに
時間がとられていた。更に、斯るインサートが後処理で
邪魔になり、バリ取り作業がはかどらなかった。加え
て、インストルメントパネル本体8へのソフトパッドP
の取付けにも時間を費やすことになった。こうしたこと
から、ソフトパッドのインストルメントパネル本体への
取付けを改善した考案(実開昭62−16523号公
報)等も案出されてはいるが、上記その他の不具合を改
善するには至ってなかった。
は、インサートの突出端部に離型剤を塗布するのに手間
どり、また、インサートの数が多く、それらのセットに
時間がとられていた。更に、斯るインサートが後処理で
邪魔になり、バリ取り作業がはかどらなかった。加え
て、インストルメントパネル本体8へのソフトパッドP
の取付けにも時間を費やすことになった。こうしたこと
から、ソフトパッドのインストルメントパネル本体への
取付けを改善した考案(実開昭62−16523号公
報)等も案出されてはいるが、上記その他の不具合を改
善するには至ってなかった。
【0005】本発明は上記問題点を解決するもので、基
材へ取付けるためのインサートが不要で、更に、ソフト
パッドの基材への取付け作業もなしで、発泡体を表皮で
包んだソフトパッドが基材の一部に一体成形で取着され
るようにしたソフトパッド付き製品及びその製造方法を
提供することを目的とする。
材へ取付けるためのインサートが不要で、更に、ソフト
パッドの基材への取付け作業もなしで、発泡体を表皮で
包んだソフトパッドが基材の一部に一体成形で取着され
るようにしたソフトパッド付き製品及びその製造方法を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本第一発明のソフトパッ
ド付き製品は、発泡体と該発泡体を被覆する表皮とを備
えるソフトパッドを基材の一部に一体化したソフトパッ
ド付き製品にあって、上記ソフトパッドが配設される部
分に凹所を有し、この凹所の側縁で基材の製品面を形成
しながら凹所上に突出させた軒片を有すると共に斯る軒
片に沿って上記凹所の底壁を所定間隔をおいて切欠き、
露出される軒片裏面の適宜位置に凸部を有する基材と、
上記凸部に対応する凹部を側縁に有し、上記凸部にこの
凹部を嵌合させることにより上記凹所を覆う表皮と、斯
る表皮で覆われた上記凹所内に注入され、発泡成形によ
り上記表皮,基材と一体化した発泡体と、を具備するこ
とを特徴とする。
ド付き製品は、発泡体と該発泡体を被覆する表皮とを備
えるソフトパッドを基材の一部に一体化したソフトパッ
ド付き製品にあって、上記ソフトパッドが配設される部
分に凹所を有し、この凹所の側縁で基材の製品面を形成
しながら凹所上に突出させた軒片を有すると共に斯る軒
片に沿って上記凹所の底壁を所定間隔をおいて切欠き、
露出される軒片裏面の適宜位置に凸部を有する基材と、
上記凸部に対応する凹部を側縁に有し、上記凸部にこの
凹部を嵌合させることにより上記凹所を覆う表皮と、斯
る表皮で覆われた上記凹所内に注入され、発泡成形によ
り上記表皮,基材と一体化した発泡体と、を具備するこ
とを特徴とする。
【0007】本第二発明のソフトパッド付き製品の製造
方法は、発泡体と該発泡体を被覆する表皮とを備えるソ
フトパッドを基材の一部に一体化したソフトパッド付き
製品の製造方法にあって、一部に凹所を設け、この凹所
上へ突出させた軒片の裏面に凸部を形成した基材に、表
皮の周縁に設けた凹部を上記凸部に嵌合させ、凹所が表
皮で覆われるようにして発泡型に係る下型上へ基材及び
表皮をセットし、その後、上記表皮内に発泡原料を注入
して閉型し、又は、閉型後、表皮内に発泡原料を注入
し、発泡成形することで、基材,表皮と一体成形される
発泡体を形成することを特徴とする。
方法は、発泡体と該発泡体を被覆する表皮とを備えるソ
フトパッドを基材の一部に一体化したソフトパッド付き
製品の製造方法にあって、一部に凹所を設け、この凹所
上へ突出させた軒片の裏面に凸部を形成した基材に、表
皮の周縁に設けた凹部を上記凸部に嵌合させ、凹所が表
皮で覆われるようにして発泡型に係る下型上へ基材及び
表皮をセットし、その後、上記表皮内に発泡原料を注入
して閉型し、又は、閉型後、表皮内に発泡原料を注入
し、発泡成形することで、基材,表皮と一体成形される
発泡体を形成することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明に係るソフトパッド付き製品及びその製
造方法によれば、ソフトパッドが必要な基材の箇所に凹
所が設けられ、この凹所上へ製品面をつくりながら突出
する軒片の裏面に形成した凸部に、表皮の凹部を嵌合さ
せると、表皮が凹所を閉塞するように敷設され、まず、
基材とソフトパッドの構成要素たる表皮とが一体化され
る。そして、この表皮内に発泡原料を注入して発泡成形
すると、発泡体の接着力によって基材,表皮と一体化固
定した発泡体が形成され、表皮と発泡体とからなるソフ
トパッドがインサート等の接続部品を要せずして基材に
取着される。
造方法によれば、ソフトパッドが必要な基材の箇所に凹
所が設けられ、この凹所上へ製品面をつくりながら突出
する軒片の裏面に形成した凸部に、表皮の凹部を嵌合さ
せると、表皮が凹所を閉塞するように敷設され、まず、
基材とソフトパッドの構成要素たる表皮とが一体化され
る。そして、この表皮内に発泡原料を注入して発泡成形
すると、発泡体の接着力によって基材,表皮と一体化固
定した発泡体が形成され、表皮と発泡体とからなるソフ
トパッドがインサート等の接続部品を要せずして基材に
取着される。
【0009】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳述する。 (1)ソフトパッド付き製品の構成 図1〜図5は、本発明に係るソフトパッド付き製品の一
実施例を示す。インストルメントパネルに適用したもの
である。図1はソフトパッド付き製品の要部断面斜視
図、図2は下型上に配設した基材と表皮の組付け状態を
示す要部断面斜視図、図3は図2のX−X線に沿う断面
図、図4は図2のY−Y線に沿う断面図、図5は表皮の
取付けを示す概略断面図である。
実施例を示す。インストルメントパネルに適用したもの
である。図1はソフトパッド付き製品の要部断面斜視
図、図2は下型上に配設した基材と表皮の組付け状態を
示す要部断面斜視図、図3は図2のX−X線に沿う断面
図、図4は図2のY−Y線に沿う断面図、図5は表皮の
取付けを示す概略断面図である。
【0010】ソフトパッド付き製品Qは、基材1と表皮
2と発泡体3とから構成される。基材1は、略インスト
ルメントパネル形状した樹脂成形品で、ソフトパッドP
が取着される部分に凹所11を形成する。凹所11の側
縁には、軒片12が製品面1aをつくりながら凹所11
上へ突出するようにしている。この軒片12と凹所11
とで、図1のような凹所11の左右の側縁で断面U字状
の溝を形成する。この溝幅は、表皮2の肉厚より大きく
して、表皮2と基材1とのセットを容易にしている。
2と発泡体3とから構成される。基材1は、略インスト
ルメントパネル形状した樹脂成形品で、ソフトパッドP
が取着される部分に凹所11を形成する。凹所11の側
縁には、軒片12が製品面1aをつくりながら凹所11
上へ突出するようにしている。この軒片12と凹所11
とで、図1のような凹所11の左右の側縁で断面U字状
の溝を形成する。この溝幅は、表皮2の肉厚より大きく
して、表皮2と基材1とのセットを容易にしている。
【0011】軒片12の裏面には、適宜間隔をおいて四
角柱の凸部13が形成されている(図4)。そして、図
2のごとく、軒片12に沿って、この凸部13を設けた
凹所11の底壁111を切欠き、開口部14を設け、こ
の凸部13及びその周りの軒片12が裏面側に露出させ
る構造にしている。表皮2に係る凹部21を凸部13へ
嵌合し易くするためである。ここで、開口部14は、図
2のように軒片12よりも中央側に大きく切込み、長口
141が形成されるようにしている。そして、本実施例
では、凹所11の底壁111の中央にも長四角の開孔1
5,15,…を形成するようにしている(図1)。発泡
原料を注入し易くするためである。尚、開孔15,長口
141の2種類を設けるが、一方のみに限定してもよ
い。
角柱の凸部13が形成されている(図4)。そして、図
2のごとく、軒片12に沿って、この凸部13を設けた
凹所11の底壁111を切欠き、開口部14を設け、こ
の凸部13及びその周りの軒片12が裏面側に露出させ
る構造にしている。表皮2に係る凹部21を凸部13へ
嵌合し易くするためである。ここで、開口部14は、図
2のように軒片12よりも中央側に大きく切込み、長口
141が形成されるようにしている。そして、本実施例
では、凹所11の底壁111の中央にも長四角の開孔1
5,15,…を形成するようにしている(図1)。発泡
原料を注入し易くするためである。尚、開孔15,長口
141の2種類を設けるが、一方のみに限定してもよ
い。
【0012】表皮2は、真空成形,パウダースラッシュ
成形等によって、予めソフトパッドPの表皮形状に付形
したものである。表皮2は、凹所11を被覆できる大き
さを有し、表皮2の周縁寄りには、上記凸部13に対応
する凹部21が形成されている(図5)。そして、凸部
13に凹部21を嵌合させると、表皮2が凹所11を塞
ぐようにして基材1に組付けられる。この組付けは、開
口部14が形成されたことで簡単にできる。軒片12に
凸部13、表皮2に凹部21を形成したのは、組付けが
容易で、更に、発泡体3によってこれらが一体化した後
は、外れることがないからである。図2は、凹所11を
覆って表皮2を配設した状態を示す(表皮2の裏側から
見た図)。
成形等によって、予めソフトパッドPの表皮形状に付形
したものである。表皮2は、凹所11を被覆できる大き
さを有し、表皮2の周縁寄りには、上記凸部13に対応
する凹部21が形成されている(図5)。そして、凸部
13に凹部21を嵌合させると、表皮2が凹所11を塞
ぐようにして基材1に組付けられる。この組付けは、開
口部14が形成されたことで簡単にできる。軒片12に
凸部13、表皮2に凹部21を形成したのは、組付けが
容易で、更に、発泡体3によってこれらが一体化した後
は、外れることがないからである。図2は、凹所11を
覆って表皮2を配設した状態を示す(表皮2の裏側から
見た図)。
【0013】発泡体3は、発泡原料を開孔15から凹所
11内(ここでは、表皮2の裏面側)に注入して、発泡
成形することで得られたものである。長口141から発
泡原料3を注入してもよい。発泡原料3には、ポリウレ
タンフォーム原料が用いられ、クッション性,ソフト感
をかもし出している。この発泡体3を前記表皮2が被覆
して、ソフトパッドPを形成する。発泡体3の成形過程
で、発泡原料の接着力によって、発泡体3は、基材1,
表皮2と互いに一体化固定する。発泡体3による基材
1,表皮2との結合状態を図3,図4に示す。発泡原料
は、上型51と軒片12がつくる空洞6を利用して表皮
2の凹部21を越え、更に、表皮2外縁を越え、基材1
のところまではみ出し、発泡硬化して発泡体3を形成す
ることで、より強固に基材1,表皮2と一体化する(図
1,図4)。尚、発泡体3は、発泡成形時に、上型51
を表皮2の凹部21及び軒片12に載置された表皮2部
分に密着させ、凹所11の部分のみに設けることもでき
る。こうして、基材1,表皮2,発泡体3とからなるソ
フトパッド付き製品Qは、表皮2が製品面1aより心持
ち前方へ張出している(図1)。見栄え良くするためで
ある。
11内(ここでは、表皮2の裏面側)に注入して、発泡
成形することで得られたものである。長口141から発
泡原料3を注入してもよい。発泡原料3には、ポリウレ
タンフォーム原料が用いられ、クッション性,ソフト感
をかもし出している。この発泡体3を前記表皮2が被覆
して、ソフトパッドPを形成する。発泡体3の成形過程
で、発泡原料の接着力によって、発泡体3は、基材1,
表皮2と互いに一体化固定する。発泡体3による基材
1,表皮2との結合状態を図3,図4に示す。発泡原料
は、上型51と軒片12がつくる空洞6を利用して表皮
2の凹部21を越え、更に、表皮2外縁を越え、基材1
のところまではみ出し、発泡硬化して発泡体3を形成す
ることで、より強固に基材1,表皮2と一体化する(図
1,図4)。尚、発泡体3は、発泡成形時に、上型51
を表皮2の凹部21及び軒片12に載置された表皮2部
分に密着させ、凹所11の部分のみに設けることもでき
る。こうして、基材1,表皮2,発泡体3とからなるソ
フトパッド付き製品Qは、表皮2が製品面1aより心持
ち前方へ張出している(図1)。見栄え良くするためで
ある。
【0014】(2)ソフトパッド付き製品の製造方法 オープン注入法によるソフトパッド付き製品の製法を説
明する。ソフトパッド付き製品Qは、以下の操作手順で
造られる。まず、ソフトパッドPがセットされる部分に
凹所11を設けた前記基材1と、ソフトパッド部分の外
形形状に付形された前記表皮2とを準備する。そして、
表皮2を下型52に載置する(図2)。下型52の段差
状凹み521に表皮2がセットされる。この段差凹み5
21があることで、表皮2ズレがない他、付形された表
皮2の形状変化が起こらなくなっている。次いで、基材
1を下型52上に配設する。そして、基材1の各凸部1
3に表皮1の各凹部21を嵌合させてセットを完了する
(図2)。これにより、表皮2は基材1への位置固定が
図られる。
明する。ソフトパッド付き製品Qは、以下の操作手順で
造られる。まず、ソフトパッドPがセットされる部分に
凹所11を設けた前記基材1と、ソフトパッド部分の外
形形状に付形された前記表皮2とを準備する。そして、
表皮2を下型52に載置する(図2)。下型52の段差
状凹み521に表皮2がセットされる。この段差凹み5
21があることで、表皮2ズレがない他、付形された表
皮2の形状変化が起こらなくなっている。次いで、基材
1を下型52上に配設する。そして、基材1の各凸部1
3に表皮1の各凹部21を嵌合させてセットを完了する
(図2)。これにより、表皮2は基材1への位置固定が
図られる。
【0015】その後、開孔15から凹所11内、具体的
には、上記表皮2のセットによって作られる表皮2の裏
面側の湾状凹み7内に発泡原料たるポリウレタンフォー
ム原料を注入する。表皮2内への所定量の原料を注入し
終えたら、今度は、上型51を閉じていく。続いて、上
型51と下型52の型閉め状態で、基材1,表皮2と一
体に発泡成形をなす(図3,図4)。発泡原料が発泡体
3へと変化していく発泡成形過程で、ウレタンフォーム
の保有する接着力によって、基材1,表皮2と一体化す
る発泡体3が造られていく。
には、上記表皮2のセットによって作られる表皮2の裏
面側の湾状凹み7内に発泡原料たるポリウレタンフォー
ム原料を注入する。表皮2内への所定量の原料を注入し
終えたら、今度は、上型51を閉じていく。続いて、上
型51と下型52の型閉め状態で、基材1,表皮2と一
体に発泡成形をなす(図3,図4)。発泡原料が発泡体
3へと変化していく発泡成形過程で、ウレタンフォーム
の保有する接着力によって、基材1,表皮2と一体化す
る発泡体3が造られていく。
【0016】ここで、上型51は、表皮2の凹部21に
係合する窪み511を有し、発泡成形時の表皮2の位置
ズレを防止する(図4)。更に、凹所11内を通り抜
け、表皮2の外縁を越えるところまで発泡原料が到達す
るよう、閉型時の軒片12と上型51との間に空洞6を
つくる。発泡原料は、上記空洞6を通って、更に表皮2
外縁を越えて発泡硬化し、斯る部分にも発泡体3を形成
して、発泡体3の基材1,表皮2との接着固定化をより
確実なものとする。
係合する窪み511を有し、発泡成形時の表皮2の位置
ズレを防止する(図4)。更に、凹所11内を通り抜
け、表皮2の外縁を越えるところまで発泡原料が到達す
るよう、閉型時の軒片12と上型51との間に空洞6を
つくる。発泡原料は、上記空洞6を通って、更に表皮2
外縁を越えて発泡硬化し、斯る部分にも発泡体3を形成
して、発泡体3の基材1,表皮2との接着固定化をより
確実なものとする。
【0017】発泡成形の終了後、上型51を開ける。そ
して、出来上ったソフトパッド付き製品Qを下型52か
ら取り出すと、一連の成形工程は完了する。かくして、
ソフトパッドPが基材1に完全一体化するソフトパッド
付き製品Qが得られる。尚、本実施例では、発泡原料の
注入法としてオープン注入を採ったが、もちろん閉型後
に注入するクローズド注入も採用できる。吐出注入によ
り発泡原料が全体に均一分散されるようになる。
して、出来上ったソフトパッド付き製品Qを下型52か
ら取り出すと、一連の成形工程は完了する。かくして、
ソフトパッドPが基材1に完全一体化するソフトパッド
付き製品Qが得られる。尚、本実施例では、発泡原料の
注入法としてオープン注入を採ったが、もちろん閉型後
に注入するクローズド注入も採用できる。吐出注入によ
り発泡原料が全体に均一分散されるようになる。
【0018】(3)実施例の効果 以上の態様からなるソフトパッド付き製品及びその製造
方法によれば、表皮2と共にソフトパッドPを構成する
発泡体3が、その発泡成形過程で表皮2のみならず、基
材1とも一体化固定するので、従来、必要としていたソ
フトパッドPの基材1への取付け作業が不要となり、省
力化に寄与した。そして、基材1へ取付けるためのイン
サート等の接続部品もいらなくなり、材料費,加工工数
の削減ができた。加えて、ソフトパッドP成形時におけ
る接続部品への離型剤の塗布、更には、ソフトパッドP
成形後のバリ取り作業等も解消されることになった。こ
うして出来上ったソフトパッドPは、基材1の凸部13
に表皮2の凹部21が嵌合しているので、種々の方向か
ら外力が加わっても外れることはなかった。
方法によれば、表皮2と共にソフトパッドPを構成する
発泡体3が、その発泡成形過程で表皮2のみならず、基
材1とも一体化固定するので、従来、必要としていたソ
フトパッドPの基材1への取付け作業が不要となり、省
力化に寄与した。そして、基材1へ取付けるためのイン
サート等の接続部品もいらなくなり、材料費,加工工数
の削減ができた。加えて、ソフトパッドP成形時におけ
る接続部品への離型剤の塗布、更には、ソフトパッドP
成形後のバリ取り作業等も解消されることになった。こ
うして出来上ったソフトパッドPは、基材1の凸部13
に表皮2の凹部21が嵌合しているので、種々の方向か
ら外力が加わっても外れることはなかった。
【0019】また、本実施例では、上型51と軒片12
でつくる空洞6通って表皮外縁を越え、はみ出した発泡
体3はバリとなるが、製品の裏面であるため、後加工で
取除く必要はなかった。逆に、はみ出した発泡体3が基
材1,表皮2との接合力を発揮するのみならず、基材1
の緩衝材にもなるため、走行中、ソフトパッド付き製品
Qが振動しても、擦れ音等の発生を防ぐのに貢献した。
でつくる空洞6通って表皮外縁を越え、はみ出した発泡
体3はバリとなるが、製品の裏面であるため、後加工で
取除く必要はなかった。逆に、はみ出した発泡体3が基
材1,表皮2との接合力を発揮するのみならず、基材1
の緩衝材にもなるため、走行中、ソフトパッド付き製品
Qが振動しても、擦れ音等の発生を防ぐのに貢献した。
【0020】尚、本発明においては、前記実施例に示す
ものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で種
々変更できる。基材1,表皮2,凹所11,凸部13,
開口部14,凹部21等の形状,大きさ等は、目的に応
じて変更される。また、ソフトパッド付き製品Qには、
インストルメントパネルに限らず、種々の製品に応用で
きる。発泡原料も、ウレタンフォーム原料の他、用途に
合わせて様々な原料を用いることができる。
ものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で種
々変更できる。基材1,表皮2,凹所11,凸部13,
開口部14,凹部21等の形状,大きさ等は、目的に応
じて変更される。また、ソフトパッド付き製品Qには、
インストルメントパネルに限らず、種々の製品に応用で
きる。発泡原料も、ウレタンフォーム原料の他、用途に
合わせて様々な原料を用いることができる。
【0021】
【発明の効果】以上のごとく、本発明に係るソフトパッ
ド付き製品及びその製造方法は、ソフトパッドがその構
成要素たる発泡体の発泡成形のなかで基材へ確実に固着
されるので、基材に固定するための接続部品やその取付
作業等から開放されることになり、省力化,低コスト化
等に優れた効果を発揮する。
ド付き製品及びその製造方法は、ソフトパッドがその構
成要素たる発泡体の発泡成形のなかで基材へ確実に固着
されるので、基材に固定するための接続部品やその取付
作業等から開放されることになり、省力化,低コスト化
等に優れた効果を発揮する。
【図1】ソフトパッド付き製品の要部断面斜視図であ
る。
る。
【図2】下型上に配設した基材と表皮の組付け状態を示
す要部断面斜視図である。
す要部断面斜視図である。
【図3】図2のX−X線に沿う断面図である。
【図4】図2のY−Y線に沿う断面図である。
【図5】表皮の取付けを示す概略断面図である。
【図6】従来技術の説明図である。
1 基材 11 開口部 12 凸部 2 表皮 21 凹部 3 発泡体 3a 発泡原料 4 カバー部材 51 上型 52 下型 Q ソフトパッド付き製品 P ソフトパッド
Claims (2)
- 【請求項1】 発泡体と該発泡体を被覆する表皮とを備
えるソフトパッドを基材の一部に一体化したソフトパッ
ド付き製品にあって、上記ソフトパッドが配設される部
分に凹所(11)を有し、該凹所の側縁で基材の製品面
を形成しながら凹所上に突出させた軒片(12)を有す
ると共に該軒片に沿って上記凹所の底壁を所定間隔をお
いて切欠き、露出される軒片裏面の適宜位置に凸部(1
3)を有する基材(1)と、上記凸部に対応する凹部
(21)を側縁に有し、上記凸部に該凹部を嵌合させる
ことにより上記凹所を覆う表皮(2)と、該表皮で覆わ
れた上記凹所内に注入され、発泡成形により上記表皮,
基材と一体化した発泡体(3)と、を具備することを特
徴とするソフトパッド付き製品。 - 【請求項2】 発泡体と該発泡体を被覆する表皮とを備
えるソフトパッドを基材の一部に一体化したソフトパッ
ド付き製品の製造方法にあって、一部に凹所を設け、該
凹所上へ突出させた軒片の裏面に凸部を形成した基材
に、表皮の周縁に設けた凹部を上記凸部に嵌合させ、該
凹所が表皮で覆われるようにして発泡型に係る下型上へ
該基材及び該表皮をセットし、その後、上記表皮内に発
泡原料を注入して閉型し、又は、閉型後、表皮内に発泡
原料を注入し、発泡成形することで、基材,表皮と一体
成形される発泡体を形成することを特徴とするソフトパ
ッド付き製品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11443794A JP3642805B2 (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | ソフトパッド付き製品及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11443794A JP3642805B2 (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | ソフトパッド付き製品及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07290996A true JPH07290996A (ja) | 1995-11-07 |
| JP3642805B2 JP3642805B2 (ja) | 2005-04-27 |
Family
ID=14637715
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11443794A Expired - Fee Related JP3642805B2 (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | ソフトパッド付き製品及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3642805B2 (ja) |
-
1994
- 1994-04-28 JP JP11443794A patent/JP3642805B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3642805B2 (ja) | 2005-04-27 |
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|---|---|---|---|
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