JPH07291082A - 助手席用エアバッグ装置 - Google Patents
助手席用エアバッグ装置Info
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- JPH07291082A JPH07291082A JP6092516A JP9251694A JPH07291082A JP H07291082 A JPH07291082 A JP H07291082A JP 6092516 A JP6092516 A JP 6092516A JP 9251694 A JP9251694 A JP 9251694A JP H07291082 A JPH07291082 A JP H07291082A
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Landscapes
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 蓋の開放作動時においても、フロントウイン
ドパネルの破損を防止し、エアバッグを円滑に膨張作動
させる。 【構成】 インストルメントパネル2の開口部4両側に
はガイド溝5が形成され、ガイド溝に対して蓋8がスラ
イド可能に配置されている。蓋8の両側部のピン9はガ
イド溝の横L字状のロック部6に係入されている。イン
ストルメントパネル2下面に設けられたレバー12はひ
ねりコイルバネ14により常時反時計回り方向に回動付
勢され、レバー12の先端部は蓋8の両側部に対して回
動可能に連結されている。インフレータ19内の発火装
置が発火し、ガスが発生すると、ガスはエアバッグ21
を膨張させ、エアバッグ21は上方にある蓋8を押し上
げる。蓋8のピン9はガイド溝5のロック部6から外
れ、ひねりコイルバネの付勢力によりレバー12が反時
計回り方向へ回動されて、蓋8は助手席方向へ駆動され
る。
ドパネルの破損を防止し、エアバッグを円滑に膨張作動
させる。 【構成】 インストルメントパネル2の開口部4両側に
はガイド溝5が形成され、ガイド溝に対して蓋8がスラ
イド可能に配置されている。蓋8の両側部のピン9はガ
イド溝の横L字状のロック部6に係入されている。イン
ストルメントパネル2下面に設けられたレバー12はひ
ねりコイルバネ14により常時反時計回り方向に回動付
勢され、レバー12の先端部は蓋8の両側部に対して回
動可能に連結されている。インフレータ19内の発火装
置が発火し、ガスが発生すると、ガスはエアバッグ21
を膨張させ、エアバッグ21は上方にある蓋8を押し上
げる。蓋8のピン9はガイド溝5のロック部6から外
れ、ひねりコイルバネの付勢力によりレバー12が反時
計回り方向へ回動されて、蓋8は助手席方向へ駆動され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車両に設けられ、車両
衝突時にエアバッグが膨らんで助手席の乗員の保護を行
う助手席用エアバッグ装置に関するものである。
衝突時にエアバッグが膨らんで助手席の乗員の保護を行
う助手席用エアバッグ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、車両に乗車した乗員を車両の衝突
時に保護するために、運転席や助手席にエアバッグ装置
が装着されるようになっている。特に助手席に座った乗
員を保護するための助手席用エアバッグ装置はインスト
ルメントパネル側に設ける必要がある。従来から提案さ
れている助手席用エアバッグ装置はインストルメントパ
ネル内に埋設し、インストルメントパネルの上面側にエ
アバッグ装置を構成するモジュールの蓋を配設するもの
と、インストルメントパネルの座席側に面した箇所にモ
ジュールの蓋を配置したものとがある。そして、この蓋
はモジュールケース内に配置したエアバッグが膨張し
て、同エアバッグに押圧されることにより開放される。
時に保護するために、運転席や助手席にエアバッグ装置
が装着されるようになっている。特に助手席に座った乗
員を保護するための助手席用エアバッグ装置はインスト
ルメントパネル側に設ける必要がある。従来から提案さ
れている助手席用エアバッグ装置はインストルメントパ
ネル内に埋設し、インストルメントパネルの上面側にエ
アバッグ装置を構成するモジュールの蓋を配設するもの
と、インストルメントパネルの座席側に面した箇所にモ
ジュールの蓋を配置したものとがある。そして、この蓋
はモジュールケース内に配置したエアバッグが膨張し
て、同エアバッグに押圧されることにより開放される。
【0003】後者はインストルメントパネルの助手席側
に通常設けられるグローブボックスを配置するための容
積が犠牲になることから、前者のようにインストルメン
トパネルの上面に蓋が配置されたものが好ましい。
に通常設けられるグローブボックスを配置するための容
積が犠牲になることから、前者のようにインストルメン
トパネルの上面に蓋が配置されたものが好ましい。
【0004】そこで、この種のものとして特開平1−2
04838号の技術が提案されている(図5参照)。こ
の従来の技術ではインストルメントパネル31上面に設
けられたモジュールケース32の蓋33はインストルメ
ントパネル31の上部側に配置され、膨張作動するエア
バッグ34が、開いた状態の蓋33に干渉されず、円滑
に助手席の乗員側に向かってエアバッグ34を膨張させ
るようにしている。一方、エアバッグ34の膨張による
押圧で作動する蓋33が勢いよくフロントウインドパネ
ル35に当たり、フロントウインドパネル35が破損し
て破損したガラスにてエアバッグ34が傷付くことが考
えられる。このため、前記従来技術では、モジュールケ
ース32と、蓋33との間をバンド36にて連結し、蓋
33の開放角度を抑制するようにしている。
04838号の技術が提案されている(図5参照)。こ
の従来の技術ではインストルメントパネル31上面に設
けられたモジュールケース32の蓋33はインストルメ
ントパネル31の上部側に配置され、膨張作動するエア
バッグ34が、開いた状態の蓋33に干渉されず、円滑
に助手席の乗員側に向かってエアバッグ34を膨張させ
るようにしている。一方、エアバッグ34の膨張による
押圧で作動する蓋33が勢いよくフロントウインドパネ
ル35に当たり、フロントウインドパネル35が破損し
て破損したガラスにてエアバッグ34が傷付くことが考
えられる。このため、前記従来技術では、モジュールケ
ース32と、蓋33との間をバンド36にて連結し、蓋
33の開放角度を抑制するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
蓋33をバンド36によりその回動角度を抑制する構成
は蓋開放時の衝撃に耐える程度の引張強度をバンド36
の特性として求められる。このため、バンド36に特別
の品質が要求されることから、コスト高となる問題があ
った。このため、蓋をフロントウインドパネルに衝接す
ることなしに、エアバッグを円滑に膨張作動する構造の
ものが要望されている。
蓋33をバンド36によりその回動角度を抑制する構成
は蓋開放時の衝撃に耐える程度の引張強度をバンド36
の特性として求められる。このため、バンド36に特別
の品質が要求されることから、コスト高となる問題があ
った。このため、蓋をフロントウインドパネルに衝接す
ることなしに、エアバッグを円滑に膨張作動する構造の
ものが要望されている。
【0006】この発明の目的は前記問題点を解消するた
めになされたものであって、バンドのような蓋の開放回
動規制を行うことなく、蓋の開放作動時においても、フ
ロントウインドパネルの破損を防止し、エアバッグを円
滑に膨張作動させることができる助手席用エアバッグ装
置を提供することにある。
めになされたものであって、バンドのような蓋の開放回
動規制を行うことなく、蓋の開放作動時においても、フ
ロントウインドパネルの破損を防止し、エアバッグを円
滑に膨張作動させることができる助手席用エアバッグ装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、イン
ストルメントパネル内に設けられ、モジュールケースを
開く蓋をインストルメントパネル上面側に臨ませ、モジ
ュールケース内で膨張するエアバッグにて前記蓋が開放
される助手席用エアバッグ装置において、蓋をスライド
可能に設け、同蓋に対して開放方向へ付勢する付勢手段
を連結し、蓋を常には前記付勢手段の付勢力に抗して閉
成状態に保持するとともに、膨張作動するエアバッグに
て押圧されたときロックが解除されるロック手段を設け
た助手席用エアバッグ装置であることを要旨としてい
る。
ストルメントパネル内に設けられ、モジュールケースを
開く蓋をインストルメントパネル上面側に臨ませ、モジ
ュールケース内で膨張するエアバッグにて前記蓋が開放
される助手席用エアバッグ装置において、蓋をスライド
可能に設け、同蓋に対して開放方向へ付勢する付勢手段
を連結し、蓋を常には前記付勢手段の付勢力に抗して閉
成状態に保持するとともに、膨張作動するエアバッグに
て押圧されたときロックが解除されるロック手段を設け
た助手席用エアバッグ装置であることを要旨としてい
る。
【0008】請求項2の発明は、蓋は助手席側へスライ
ド可能に設けられている請求項1に記載の助手席用エア
バッグ装置であることを要旨としている。
ド可能に設けられている請求項1に記載の助手席用エア
バッグ装置であることを要旨としている。
【0009】
【作用】請求項1の発明は、モジュールケース内でエア
バッグが膨張すると、モジュールケースの蓋がエアバッ
グに押圧される。この押圧によりロック手段のロックが
解除され、蓋が付勢手段の付勢力により開放される。エ
アバッグは開放されたモジュールケースから外方へ膨張
する。
バッグが膨張すると、モジュールケースの蓋がエアバッ
グに押圧される。この押圧によりロック手段のロックが
解除され、蓋が付勢手段の付勢力により開放される。エ
アバッグは開放されたモジュールケースから外方へ膨張
する。
【0010】請求項2の発明は、ロック手段のロックが
解除されると、蓋は助手席側へスライド移動する。
解除されると、蓋は助手席側へスライド移動する。
【0011】
【実施例】以下、本発明を自動車の助手席用エアバッグ
装置に具体化した一実施例を図1及至図4に従って説明
する。
装置に具体化した一実施例を図1及至図4に従って説明
する。
【0012】図1に示すように自動車1の助手席側の前
方には軟質塩化ビニル樹脂等の合成樹脂からなるインス
トルメントパネル2が設けられている。インストルメン
トパネル2の前方上方には合わせガラスからなるフロン
トウインドパネル3が配置されている。インストルメン
トパネル2の上面には開口部4が形成されている。
方には軟質塩化ビニル樹脂等の合成樹脂からなるインス
トルメントパネル2が設けられている。インストルメン
トパネル2の前方上方には合わせガラスからなるフロン
トウインドパネル3が配置されている。インストルメン
トパネル2の上面には開口部4が形成されている。
【0013】開口部4に臨んだ自動車の進行方向に沿っ
た両側には図2に示すようにガイド溝5が形成されてい
る。ガイド溝5は前部(図2において左側)に設けられ
た横L字状をなすロック部6と、同ロック部6に連通さ
れてインストルメントパネル2の上面と平行に沿って形
成された摺接部7とを備えている。前記ロック部6がロ
ック手段を構成している。前記ロック部6の下端には若
干後方へ凹設された凹部6aが形成されている。又、前
記摺接部7の後端部は若干下方に斜状に延出されてい
る。前記ロック部6により本発明のロック手段が構成さ
れている。開口部4には四角板状をなす蓋8が配置され
ている。蓋8の前端両側部にはそれぞれ円柱状のピン9
が突設され、前記ガイド溝5内を摺動可能に係入されて
いる。従って、蓋8は開口部4の両側部においてスライ
ド可能に支持されている。又、蓋8は常にはピン9がロ
ック部6に係入されている。すなわち、ピン9はその後
部が後記付勢手段としてのひねりコイルバネ14により
付勢されて図3に示すように凹部6a内に係入され、蓋
8の閉成状態を保持している。
た両側には図2に示すようにガイド溝5が形成されてい
る。ガイド溝5は前部(図2において左側)に設けられ
た横L字状をなすロック部6と、同ロック部6に連通さ
れてインストルメントパネル2の上面と平行に沿って形
成された摺接部7とを備えている。前記ロック部6がロ
ック手段を構成している。前記ロック部6の下端には若
干後方へ凹設された凹部6aが形成されている。又、前
記摺接部7の後端部は若干下方に斜状に延出されてい
る。前記ロック部6により本発明のロック手段が構成さ
れている。開口部4には四角板状をなす蓋8が配置され
ている。蓋8の前端両側部にはそれぞれ円柱状のピン9
が突設され、前記ガイド溝5内を摺動可能に係入されて
いる。従って、蓋8は開口部4の両側部においてスライ
ド可能に支持されている。又、蓋8は常にはピン9がロ
ック部6に係入されている。すなわち、ピン9はその後
部が後記付勢手段としてのひねりコイルバネ14により
付勢されて図3に示すように凹部6a内に係入され、蓋
8の閉成状態を保持している。
【0014】開口部4の両側部に沿ってインストルメン
トパネル2の下面には一対の段部11が形成され、各段
部11の互いに対向した内側面にはレバー12が回動可
能に軸支されている。レバー12を回動可能に軸支する
軸部13にはひねりコイルバネ14が巻装され、ひねり
コイルバネ14の一端はレバー12に掛止めされ、他端
は段部11に係止されている。従って、レバー12はひ
ねりコイルバネ14により図1において常時反時計回り
方向に回動付勢されている。前記蓋8の後部両側面には
軸10がそれぞれ突設されている。レバー12の先端部
は軸10に対して回動可能に連結されている。従って、
蓋8はレバー12の回動方向への付勢により開放方向
(図1において右方向)へ付勢された状態で開口部4を
閉成している。
トパネル2の下面には一対の段部11が形成され、各段
部11の互いに対向した内側面にはレバー12が回動可
能に軸支されている。レバー12を回動可能に軸支する
軸部13にはひねりコイルバネ14が巻装され、ひねり
コイルバネ14の一端はレバー12に掛止めされ、他端
は段部11に係止されている。従って、レバー12はひ
ねりコイルバネ14により図1において常時反時計回り
方向に回動付勢されている。前記蓋8の後部両側面には
軸10がそれぞれ突設されている。レバー12の先端部
は軸10に対して回動可能に連結されている。従って、
蓋8はレバー12の回動方向への付勢により開放方向
(図1において右方向)へ付勢された状態で開口部4を
閉成している。
【0015】又、蓋8の後端面(助手席側端面)には係
止凹部8aが形成されている。蓋8の後端面に対応して
インストルメントパネル2の開口部4の端面には図3
(b)に示すように係止段部2aが形成され、蓋8が開
口部4を閉成している状態では互いに凹凸の関係で係止
されている。従って、蓋8の後端部はひねりコイルバネ
14の付勢力により下方へ押圧されているが、この両者
2a,8aとの係合により下方への移動が阻止されてい
る。そして、両者2a,8aの係合量は図3(a)に示
すピン9と凹部6aとの係合量と略同等とされ、ピン9
がロック部6の凹部6aとの係合が解除されるべく前方
へ移動すると、係止段部2aと係止凹部8aとの係合も
解除されるようになっている。
止凹部8aが形成されている。蓋8の後端面に対応して
インストルメントパネル2の開口部4の端面には図3
(b)に示すように係止段部2aが形成され、蓋8が開
口部4を閉成している状態では互いに凹凸の関係で係止
されている。従って、蓋8の後端部はひねりコイルバネ
14の付勢力により下方へ押圧されているが、この両者
2a,8aとの係合により下方への移動が阻止されてい
る。そして、両者2a,8aの係合量は図3(a)に示
すピン9と凹部6aとの係合量と略同等とされ、ピン9
がロック部6の凹部6aとの係合が解除されるべく前方
へ移動すると、係止段部2aと係止凹部8aとの係合も
解除されるようになっている。
【0016】前記開口部4に対応してインストルメント
パネル2内にはエアバッグ装置15が配置され、図4に
示すように閉成状態の蓋8の下方に位置されている。エ
アバッグ装置15はモジュールケース16を備えてい
る。モジュールケース16は金属製からなり、有底四角
箱状をなしている。なお、モジュールケース16の助手
席側側板は蓋8の開放軌跡と干渉しないように一部に切
欠16bが形成されている。インストルメントパネル2
の内部にはステー17が車体本体に固定され、同ステー
17に対してモジュールケース16の下部がブラケット
18を介して固定されている。
パネル2内にはエアバッグ装置15が配置され、図4に
示すように閉成状態の蓋8の下方に位置されている。エ
アバッグ装置15はモジュールケース16を備えてい
る。モジュールケース16は金属製からなり、有底四角
箱状をなしている。なお、モジュールケース16の助手
席側側板は蓋8の開放軌跡と干渉しないように一部に切
欠16bが形成されている。インストルメントパネル2
の内部にはステー17が車体本体に固定され、同ステー
17に対してモジュールケース16の下部がブラケット
18を介して固定されている。
【0017】モジュールケース16内にはその底部中央
の取付孔16aを介してインフレータ19が挿入され、
取付孔16aの周縁に対してインフレータ19がボルト
20にて取付固定されている。インフレータ19は発火
装置を備え、発火装置の作動によりガス発生剤が急速に
分解して窒素ガスを発生するようになっている。このイ
ンフレータ19の外周にはエアバッグ21の下部開口部
がリテーナ22により、前記ボルト20にて締付け固着
され、同エアバッグ21は折り畳まれてモジュールケー
ス16内に収納されている。そして、エアバッグ21は
インフレータ19の発火装置が作動した際に発生した窒
素ガスにより膨らむようになっている。
の取付孔16aを介してインフレータ19が挿入され、
取付孔16aの周縁に対してインフレータ19がボルト
20にて取付固定されている。インフレータ19は発火
装置を備え、発火装置の作動によりガス発生剤が急速に
分解して窒素ガスを発生するようになっている。このイ
ンフレータ19の外周にはエアバッグ21の下部開口部
がリテーナ22により、前記ボルト20にて締付け固着
され、同エアバッグ21は折り畳まれてモジュールケー
ス16内に収納されている。そして、エアバッグ21は
インフレータ19の発火装置が作動した際に発生した窒
素ガスにより膨らむようになっている。
【0018】さて、上記のように構成された助手席用エ
アバッグ装置の作用について説明する。自動車の衝突が
感知されてインフレータ19内の発火装置が発火し、ガ
ス発生剤が燃焼することにより窒素ガスが発生する。こ
の窒素ガスはエアバッグ21内に噴出される。その結
果、折り畳まれたエアバッグ21は膨張し、その上方位
置にある蓋8を押し上げる。そのため、蓋8のピン9は
ロック部6の凹部6aから若干前方へ移動して摺接部7
の始端側へ移動する。このピン9の若干の前方への移動
により、蓋8の係合凹部8aと開口部4の係止段部2a
との係合が解除され、蓋8の後端部は下方への移動が許
容される。前記ピン9が摺接部7の始端に移動すると、
ひねりコイルバネ14の付勢力によりレバー12が図1
において反時計回り方向へ回動され、それに伴って蓋8
は図1の二点鎖線で示すように後端が追従して、蓋8は
後方(助手席方向)へ駆動される。この結果、蓋8はピ
ン9が摺接部7の終端に係止されるまで移動する(図2
参照)。なお、図2においてはエアバッグ21は説明の
便宜上非膨張時、すなわち折り畳まれた状態で図示され
ている。この蓋8の移動はひねりコイルバネ14の付勢
力により瞬時に行われる。この蓋8の移動によりモジュ
ールケース16の上方は開放され、エアバッグ21がイ
ンストルメントパネル2の外方へ膨らむ。
アバッグ装置の作用について説明する。自動車の衝突が
感知されてインフレータ19内の発火装置が発火し、ガ
ス発生剤が燃焼することにより窒素ガスが発生する。こ
の窒素ガスはエアバッグ21内に噴出される。その結
果、折り畳まれたエアバッグ21は膨張し、その上方位
置にある蓋8を押し上げる。そのため、蓋8のピン9は
ロック部6の凹部6aから若干前方へ移動して摺接部7
の始端側へ移動する。このピン9の若干の前方への移動
により、蓋8の係合凹部8aと開口部4の係止段部2a
との係合が解除され、蓋8の後端部は下方への移動が許
容される。前記ピン9が摺接部7の始端に移動すると、
ひねりコイルバネ14の付勢力によりレバー12が図1
において反時計回り方向へ回動され、それに伴って蓋8
は図1の二点鎖線で示すように後端が追従して、蓋8は
後方(助手席方向)へ駆動される。この結果、蓋8はピ
ン9が摺接部7の終端に係止されるまで移動する(図2
参照)。なお、図2においてはエアバッグ21は説明の
便宜上非膨張時、すなわち折り畳まれた状態で図示され
ている。この蓋8の移動はひねりコイルバネ14の付勢
力により瞬時に行われる。この蓋8の移動によりモジュ
ールケース16の上方は開放され、エアバッグ21がイ
ンストルメントパネル2の外方へ膨らむ。
【0019】以上のように、この実施例では蓋8が助手
席側の方向へ開放移動されるため、蓋8がフロントウイ
ンドパネル3へ開放回動する従来技術と異なり、フロン
トウインドパネル3が蓋8により衝接して破損すること
が防止できる。このため、膨らんだ状態のエアバッグ2
0が蓋8によって破損したフロントウインドパネル3に
より傷が付くことはない。
席側の方向へ開放移動されるため、蓋8がフロントウイ
ンドパネル3へ開放回動する従来技術と異なり、フロン
トウインドパネル3が蓋8により衝接して破損すること
が防止できる。このため、膨らんだ状態のエアバッグ2
0が蓋8によって破損したフロントウインドパネル3に
より傷が付くことはない。
【0020】なお、この発明は前記実施例に限定される
ものではなく、下記のようにすることも可能である。 (1)前記実施例ではひねりコイルバネ14を付勢手段
とし、レバー12により蓋8を開放方向へ付勢するよう
にしたが、この代わりに、図1の二点鎖線で示すように
蓋8の後端部に付勢手段として1個或いは2個以上の引
張りコイルバネ25を係止し、その引張コイルバネ25
の他端をインストルメントパネル側に係止しても良い。
この場合には、前記実施例の構成中、レバー12、軸部
13及びモジュールケース16の切欠16aが省略でき
る。 (2)前記実施例では蓋8のガイド溝5をインストルメ
ントパネル2の開口部4の両側部に設けたが、その代わ
りにモジュールケース16の上部開口部の側壁にガイド
溝を形成しても良い。 (3)前記実施例ではフロントウインドパネル3を合わ
せガラスとしたが、強化ガラス製のフロントウインドパ
ネル3を備えた自動車に具体化しても良い。 (4)前記実施例では蓋8を助手席側へスライド可能に
配置したが、その代わりに車体の進行方向に直交する左
右方向へスライド可能にし、上記(1)で述べたように
引張りコイルバネで蓋8を横スライド可能にしても良
い。
ものではなく、下記のようにすることも可能である。 (1)前記実施例ではひねりコイルバネ14を付勢手段
とし、レバー12により蓋8を開放方向へ付勢するよう
にしたが、この代わりに、図1の二点鎖線で示すように
蓋8の後端部に付勢手段として1個或いは2個以上の引
張りコイルバネ25を係止し、その引張コイルバネ25
の他端をインストルメントパネル側に係止しても良い。
この場合には、前記実施例の構成中、レバー12、軸部
13及びモジュールケース16の切欠16aが省略でき
る。 (2)前記実施例では蓋8のガイド溝5をインストルメ
ントパネル2の開口部4の両側部に設けたが、その代わ
りにモジュールケース16の上部開口部の側壁にガイド
溝を形成しても良い。 (3)前記実施例ではフロントウインドパネル3を合わ
せガラスとしたが、強化ガラス製のフロントウインドパ
ネル3を備えた自動車に具体化しても良い。 (4)前記実施例では蓋8を助手席側へスライド可能に
配置したが、その代わりに車体の進行方向に直交する左
右方向へスライド可能にし、上記(1)で述べたように
引張りコイルバネで蓋8を横スライド可能にしても良
い。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明は
バンドのような蓋の開放回動規制を行うことなく、蓋の
開放作動時においても、フロントウインドパネルの破損
を防止し、エアバッグを円滑に膨張作動させることがで
きる。
バンドのような蓋の開放回動規制を行うことなく、蓋の
開放作動時においても、フロントウインドパネルの破損
を防止し、エアバッグを円滑に膨張作動させることがで
きる。
【0022】請求項2の発明は、ロック手段のロックが
解除されると、蓋は助手席側へスライド移動することに
より、エアバッグの膨張作動を円滑に行うことができ
る。
解除されると、蓋は助手席側へスライド移動することに
より、エアバッグの膨張作動を円滑に行うことができ
る。
【図1】本発明の一実施例のエアバッグ装置の配置状態
を示す側断面面図である。
を示す側断面面図である。
【図2】同じくエアバッグ装置の拡大側断面図である。
【図3】(a)は同じくガイド溝の始端を示す要部拡大
図、(b)は蓋と開口部の端面との係合関係を示す要部
拡大断面図である。
図、(b)は蓋と開口部の端面との係合関係を示す要部
拡大断面図である。
【図4】同じく蓋を開放駆動する各部材の配置を示す説
明図である。
明図である。
【図5】従来例を示す概略側面図である。
1…自動車、2…インストルメントパネル、3…フロン
トウインドパネル、4…開口部、5…ガイド溝、6…係
止手段としてのロック部、7…摺接部、8…蓋、11…
段部、12…レバー、14…付勢手段としてのひねりコ
イルバネ、15…エアバッグ装置、16…モジュールケ
ース、19…インフレータ、21…エアバッグ。
トウインドパネル、4…開口部、5…ガイド溝、6…係
止手段としてのロック部、7…摺接部、8…蓋、11…
段部、12…レバー、14…付勢手段としてのひねりコ
イルバネ、15…エアバッグ装置、16…モジュールケ
ース、19…インフレータ、21…エアバッグ。
Claims (2)
- 【請求項1】 インストルメントパネル内に設けられ、
モジュールケースを開く蓋をインストルメントパネル上
面側に臨ませ、モジュールケース内で膨張するエアバッ
グにて前記蓋が開放される助手席用エアバッグ装置にお
いて、 蓋をスライド可能に設け、同蓋に対して開放方向へ付勢
する付勢手段を連結し、蓋を常には前記付勢手段の付勢
力に抗して閉成状態に保持するとともに、膨張作動する
エアバッグにて押圧されたときロックが解除されるロッ
ク手段を設けた助手席用エアバッグ装置。 - 【請求項2】 蓋は助手席側へスライド可能に設けられ
ている請求項1に記載の助手席用エアバッグ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6092516A JPH07291082A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 助手席用エアバッグ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6092516A JPH07291082A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 助手席用エアバッグ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07291082A true JPH07291082A (ja) | 1995-11-07 |
Family
ID=14056495
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6092516A Pending JPH07291082A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 助手席用エアバッグ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07291082A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1059210A3 (de) * | 1999-06-09 | 2001-03-07 | Inova GmbH Technische Entwicklungen | Airbagvorrichtung und Auslöseverfahren dafür |
| US6651998B1 (en) * | 1999-06-18 | 2003-11-25 | Sai Automotive Sal Gmbh | Safety covering for an airbag |
-
1994
- 1994-04-28 JP JP6092516A patent/JPH07291082A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1059210A3 (de) * | 1999-06-09 | 2001-03-07 | Inova GmbH Technische Entwicklungen | Airbagvorrichtung und Auslöseverfahren dafür |
| US6651998B1 (en) * | 1999-06-18 | 2003-11-25 | Sai Automotive Sal Gmbh | Safety covering for an airbag |
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