JPH0729147Y2 - 運転室前面窓開閉機構 - Google Patents
運転室前面窓開閉機構Info
- Publication number
- JPH0729147Y2 JPH0729147Y2 JP15836387U JP15836387U JPH0729147Y2 JP H0729147 Y2 JPH0729147 Y2 JP H0729147Y2 JP 15836387 U JP15836387 U JP 15836387U JP 15836387 U JP15836387 U JP 15836387U JP H0729147 Y2 JPH0729147 Y2 JP H0729147Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front window
- slider
- guide
- driver
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Window Of Vehicle (AREA)
Description
この考案は、開閉が容易な運転室前面窓開閉機構に関す
る。
る。
【従来の技術】 建設機械、産業機械等の運転室において天井側を前面窓
の格納用とした開閉機構では、従来、前面窓を開閉する
のに、運転者の人力だけで開閉操作していた。 この前面窓の開放、閉鎖は十分に広いとはいえない運転
室内で中腰の状態で不安定な姿勢での操作を要すること
となる。 また、前面窓を上方へ持ち上げる開放時には、前面窓の
全重量と摺動の摩擦に抗して前面窓を持ち上げなければ
ならないので多大な労力を要する煩わしい操作となって
いる。 また前面窓を閉じるときは前面窓の自重や加速度により
前面窓が急激に落下しないように支えながら操作しなけ
ればならず、更に落下する前面窓が運転者に打当った
り、下枠と運転室側の固定枠との間に指を挟む等の虞れ
がある。
の格納用とした開閉機構では、従来、前面窓を開閉する
のに、運転者の人力だけで開閉操作していた。 この前面窓の開放、閉鎖は十分に広いとはいえない運転
室内で中腰の状態で不安定な姿勢での操作を要すること
となる。 また、前面窓を上方へ持ち上げる開放時には、前面窓の
全重量と摺動の摩擦に抗して前面窓を持ち上げなければ
ならないので多大な労力を要する煩わしい操作となって
いる。 また前面窓を閉じるときは前面窓の自重や加速度により
前面窓が急激に落下しないように支えながら操作しなけ
ればならず、更に落下する前面窓が運転者に打当った
り、下枠と運転室側の固定枠との間に指を挟む等の虞れ
がある。
この考案は、上記事情に鑑みて鋭意研究の結果創案され
たものであって、その主たる課題は、前面窓を開方向に
付勢し、閉方向に緩衝して前面窓の開閉操作を容易化す
る前面窓開閉機構を提供するにある。
たものであって、その主たる課題は、前面窓を開方向に
付勢し、閉方向に緩衝して前面窓の開閉操作を容易化す
る前面窓開閉機構を提供するにある。
上記課題を解決するためにこの考案は、 (a).運転室の正面の窓用開口部の左右両側に上下に
設けられた立設構成部と該立設構成部の上端と連接し運
転室の前後へ延びる前面窓格納用の横設構成部とから形
成された一対のガイドレールを設ける、 (b).ガイドレールに沿って摺動するガイドローラを
上下離間して左右両側に有する前面窓を設ける、 (c).前記ガイドレールの立設構成部に沿ってガイド
バーを上下に設ける、 (d).前記ガイドバーにスライダを連結し、該スライ
ダを上下に摺動する、 (e).該スライダに一端が連結され、他端がスライダ
最上昇位置より上方に連結されて、立設構成部を摺動す
る前面窓を開方向に付勢し、閉方向に緩衝するコイルス
プリングを設ける、 (f).上記スライダに設けられ、前記ガイドレールの
立設構成部を摺動する前面窓を閉方向に拘束して連動可
能に支持し、開方向には拘束しない掛止手段を設ける、 という技術的手段を講じている。
設けられた立設構成部と該立設構成部の上端と連接し運
転室の前後へ延びる前面窓格納用の横設構成部とから形
成された一対のガイドレールを設ける、 (b).ガイドレールに沿って摺動するガイドローラを
上下離間して左右両側に有する前面窓を設ける、 (c).前記ガイドレールの立設構成部に沿ってガイド
バーを上下に設ける、 (d).前記ガイドバーにスライダを連結し、該スライ
ダを上下に摺動する、 (e).該スライダに一端が連結され、他端がスライダ
最上昇位置より上方に連結されて、立設構成部を摺動す
る前面窓を開方向に付勢し、閉方向に緩衝するコイルス
プリングを設ける、 (f).上記スライダに設けられ、前記ガイドレールの
立設構成部を摺動する前面窓を閉方向に拘束して連動可
能に支持し、開方向には拘束しない掛止手段を設ける、 という技術的手段を講じている。
前面窓は、その左右両側に上下離間して設けたガイドロ
ーラによってガイドレール内を摺動することができる。 上記ガイドレールは、立設構成部と横設構成部との一連
構成からなっているので、前面窓の全てのガイドローラ
がガイドレールの立設構成部にある閉位置と、それらが
横設構成部にある格納用の開位置との二位置に前面窓を
開閉移動することができる。 この前面窓は、コイルスプリングにより上昇方向に付勢
されたスライダと掛止手段を介して連動可能に掛止めら
れている。 この掛止手段は前面窓を閉方向に拘束して連動可能に支
持し、開方向には拘束しないので、前面窓を閉位置側に
移動すると、フック9の最上昇位置であるコイルスプリ
ングの自由長で前面窓は掛止手段との係合から解放さ
れ、天井側の横設構成部に格納される。 また、前面窓を横設構成部から閉方向に移動する場合に
は、上記掛止手段に前面窓が掛止められて立設構成部に
沿って降下する。 従って、前面窓を開放する場合は、コイルスプリングの
開方向の付勢力により軽く持ち上げて天井側へ格納する
ことができ、閉じる場合はコイルスプリングの閉方向の
緩衝力により徐々に窓を閉めることができる。
ーラによってガイドレール内を摺動することができる。 上記ガイドレールは、立設構成部と横設構成部との一連
構成からなっているので、前面窓の全てのガイドローラ
がガイドレールの立設構成部にある閉位置と、それらが
横設構成部にある格納用の開位置との二位置に前面窓を
開閉移動することができる。 この前面窓は、コイルスプリングにより上昇方向に付勢
されたスライダと掛止手段を介して連動可能に掛止めら
れている。 この掛止手段は前面窓を閉方向に拘束して連動可能に支
持し、開方向には拘束しないので、前面窓を閉位置側に
移動すると、フック9の最上昇位置であるコイルスプリ
ングの自由長で前面窓は掛止手段との係合から解放さ
れ、天井側の横設構成部に格納される。 また、前面窓を横設構成部から閉方向に移動する場合に
は、上記掛止手段に前面窓が掛止められて立設構成部に
沿って降下する。 従って、前面窓を開放する場合は、コイルスプリングの
開方向の付勢力により軽く持ち上げて天井側へ格納する
ことができ、閉じる場合はコイルスプリングの閉方向の
緩衝力により徐々に窓を閉めることができる。
以下に、この考案に係る運転室前面窓開閉機構の好適実
施例を図面に基づいて説明する。 第1図及び第2図に示す運転室前面窓開閉機構1は、ガ
イドレール3に沿って摺動する前面窓5と、該前面窓5
を掛止めるフック9を有してガイドバー6上をコイルス
プリング8で付勢されながら摺動するスライダ7とから
なっている。 即ち、運転室正面側の窓用開口部の両側には縁部を横断
面略L状とした竪枠2がその開口を内側にして立設され
ている。 この竪枠2内に沿ってガイドレール3が固着されてい
る。 該ガイドレール3は、竪枠2に沿って後方へわずかに傾
斜して上下に延びる立設構成部3aと、該立設構成部3aの
上端と連接し運転室の天井4の内壁に沿って前後へ水平
に延びる前面窓格納用の横設構成部3bとからなってい
る。 本実施例では立設構成部3aと横設構成部3bとの連設部分
は折曲しているが湾曲状に形成してもよい。 また、横設構成部3bの後端は漸次下方に下がるテーパ状
に形成しておいてもよく、開位置に変位した前面窓5の
上段のガイドローラ5aを下段のガイドローラ5bより低く
して前面窓を後方が下がる姿勢で格納することになり、
開位置(格納位置)で前面窓を拘束することができ好ま
しい。 また閉位置に引き出すには、前面窓5をやや強く引き出
すだけで上記テーパを上段のガイドローラ5aで水平位置
まで登らせることができ、特別の操作を必要としない。 この考案では、前面窓を格納位置で拘束する構成は特に
採らなくてもよいが、格納位置で前面窓を拘束する公知
拘束手段またはロック手段を付加してもよいこと勿論で
ある。 また前面窓5は、矩形のガラスとそれを囲む窓枠から形
成されており、該窓枠の左右両側で上下両段側に丸棒の
シャフト5a′、5b′を突出し、それぞれの先端にガイド
ローラ5a、5bを回転自在に軸支している。 そして、該上段及び下段のガイドローラ5a、5bは前記ガ
イドレール3の溝に嵌込まれて滑動しうる構成となって
いる。 また、前記竪枠2内には、前記ガイドレール3の立設構
成部3aより前方に配設されこれと並列して丸棒から成る
ガイドバー6が上下に延びて固設されている。 該ガイドバー6には、スライダ7が貫挿されている。 このスライダ7は略四角柱からなって中央に上下方向に
貫通する孔6aを有しており、前記ガイドバー6が該孔6a
に貫挿されている。 前記ガイドバー6の上方には上部ボス10が突設されてコ
イルスプリング8の上端フックが掛止められており、そ
のコイルスプリング8の下端フックは上記スライダ7の
上端部に設けられた下部ボス11に掛止められて、スライ
ダ7を上昇方向に付勢している。 また、前記スライダ7の下部には本実施例で掛止手段と
なる略L状のフック9の基端が固着されている。 該フック9は斜め内側に延び、その先端の屈曲部が前記
前面窓5の下段側のシャフト5b′に下から係合してい
る。 これにより、前面窓5は、上記シャフト5b′とフック9
の係合を介して、スライダ7と連動可能となる。 このスライダ7は前記コイルスプリング8の上昇方向の
付勢力によってガイドレール3の立設構成部3aに沿って
上下に摺動する前面窓5を開方向に付勢し、閉方向に緩
衝する。 尚、前面窓5の窓枠の下枠で内面側には左右に把手(図
示せず)を設けておけば運転者が前面窓を開閉しやすく
望ましい。 上記構成となっているので、前面窓5の開閉は以下に述
べる作用で行われる(第3図参照)。 前面窓5を開く場合に、コイルスプリング8の引張力が
働いているので、運転者Aは前面窓5をその重量に比し
軽く持上げることができる。 前面窓5に加わる上昇力によって、前面窓5は上下段の
ガイドローラ5a,5bをガイドレール3の立設構成部3aに
沿って滑動させる。 上段のガイドローラ5aは本実施例では立設構成部3aの上
端、即ち横設構成部3bの基端に位置しているのでそのま
ま後方へ転動するが、上段カイドローラ5aが立設構成部
3aに沿って上昇する場合は横設構成部3bとの連設部分を
湾曲状に形成することが好ましい。 このようにして上段のガイドローラ5aは連設部分を転動
しながら横設構成部3bに移行し、下段のガイドローラ5b
は立設構成部3aに沿って上昇するので、前面窓5は図示
の如く、起立姿勢から徐々に傾斜角度を広げる。 そして、前面窓5と連動するフック9はコイルスプリン
グ8の自由長である最上昇位置、即ち立設構成部3aの上
方中途位置で上昇動を停止するので、それと係合してい
たシャフト5b′は、運転者Aによってなお持ち上げられ
る前面窓5の上昇力によってフック9と分離する。 これによって、コイルスプリング8は前面窓5の負荷か
ら解放され自由長で待機する。 そして、更に下段のガイドローラ5bが立設構成部3aの上
端位置まで上昇することにより前面窓5は略横倒(水
平)姿勢に変位する(第5図参照)。 このように前面窓5は天井4の内壁面に沿って水平姿勢
で格納されるものであってもよいが、前述の如く横設構
成部3bの後端を漸次下降するテーパ状に形成しておけ
ば、上段のガイドローラ5aは該テーパ部分に沿って下降
するので、前面窓5を下段ローラ5b側が高くなり僅かに
傾斜する姿勢で格納することができ、閉方向への不意の
移動を防ぐことができる。 次に、上記前面窓5を閉じる場合、運転者Aはガイドレ
ール3に沿って前面窓5を前方に引き出せばよい。 即ち、横設構成部3bの後端がテーパに傾斜している場合
は、その上り傾斜面を上段のガイドローラ5aが登坂すべ
く強く引出し、上段及び下段のガイドローラ5a,5bをガ
イドレール3の横設構成部3bに沿って滑動させる。 下段のガイドローラ5bは連設部分で向きを変え立設構成
部3aに沿って下降し、上段のガイドローラ5aも連動して
横設構成部3bを前方に移動する。 この際、立設構成部3aの上方中途位置で待機していたフ
ック9に前面窓5の下段側のシャフト5b′が掛止められ
るので、前面窓に上記フック9を介してコイルスプリン
グ8の反発力が働き緩衝されながら閉位置まで下降す
る。 これにより、前面窓5は急激に落下することなく、静か
に閉じられることになる(第4図参照)。 尚、本実施例ではフック9の掛止用に下段のシャフト5
b′を用いたが、別途に受部材を設けてもよい。 また、本実施例ではフック9がスライダ7に固着される
構成となっているが、フック9は下段のシャフト5b′側
に固着されスライダ7に掛け止用の受部材(ボス)を設
ける構成であってもよい。 更に、ガイドレール3は立設構成部分と横設構成部分に
分割して取付けてもよく、上端のガイドローラ5aは横設
構成部3aを前後に移動し、下段のガイドローラ5bは立設
構成部3bを上下に移動するものでもよい。
施例を図面に基づいて説明する。 第1図及び第2図に示す運転室前面窓開閉機構1は、ガ
イドレール3に沿って摺動する前面窓5と、該前面窓5
を掛止めるフック9を有してガイドバー6上をコイルス
プリング8で付勢されながら摺動するスライダ7とから
なっている。 即ち、運転室正面側の窓用開口部の両側には縁部を横断
面略L状とした竪枠2がその開口を内側にして立設され
ている。 この竪枠2内に沿ってガイドレール3が固着されてい
る。 該ガイドレール3は、竪枠2に沿って後方へわずかに傾
斜して上下に延びる立設構成部3aと、該立設構成部3aの
上端と連接し運転室の天井4の内壁に沿って前後へ水平
に延びる前面窓格納用の横設構成部3bとからなってい
る。 本実施例では立設構成部3aと横設構成部3bとの連設部分
は折曲しているが湾曲状に形成してもよい。 また、横設構成部3bの後端は漸次下方に下がるテーパ状
に形成しておいてもよく、開位置に変位した前面窓5の
上段のガイドローラ5aを下段のガイドローラ5bより低く
して前面窓を後方が下がる姿勢で格納することになり、
開位置(格納位置)で前面窓を拘束することができ好ま
しい。 また閉位置に引き出すには、前面窓5をやや強く引き出
すだけで上記テーパを上段のガイドローラ5aで水平位置
まで登らせることができ、特別の操作を必要としない。 この考案では、前面窓を格納位置で拘束する構成は特に
採らなくてもよいが、格納位置で前面窓を拘束する公知
拘束手段またはロック手段を付加してもよいこと勿論で
ある。 また前面窓5は、矩形のガラスとそれを囲む窓枠から形
成されており、該窓枠の左右両側で上下両段側に丸棒の
シャフト5a′、5b′を突出し、それぞれの先端にガイド
ローラ5a、5bを回転自在に軸支している。 そして、該上段及び下段のガイドローラ5a、5bは前記ガ
イドレール3の溝に嵌込まれて滑動しうる構成となって
いる。 また、前記竪枠2内には、前記ガイドレール3の立設構
成部3aより前方に配設されこれと並列して丸棒から成る
ガイドバー6が上下に延びて固設されている。 該ガイドバー6には、スライダ7が貫挿されている。 このスライダ7は略四角柱からなって中央に上下方向に
貫通する孔6aを有しており、前記ガイドバー6が該孔6a
に貫挿されている。 前記ガイドバー6の上方には上部ボス10が突設されてコ
イルスプリング8の上端フックが掛止められており、そ
のコイルスプリング8の下端フックは上記スライダ7の
上端部に設けられた下部ボス11に掛止められて、スライ
ダ7を上昇方向に付勢している。 また、前記スライダ7の下部には本実施例で掛止手段と
なる略L状のフック9の基端が固着されている。 該フック9は斜め内側に延び、その先端の屈曲部が前記
前面窓5の下段側のシャフト5b′に下から係合してい
る。 これにより、前面窓5は、上記シャフト5b′とフック9
の係合を介して、スライダ7と連動可能となる。 このスライダ7は前記コイルスプリング8の上昇方向の
付勢力によってガイドレール3の立設構成部3aに沿って
上下に摺動する前面窓5を開方向に付勢し、閉方向に緩
衝する。 尚、前面窓5の窓枠の下枠で内面側には左右に把手(図
示せず)を設けておけば運転者が前面窓を開閉しやすく
望ましい。 上記構成となっているので、前面窓5の開閉は以下に述
べる作用で行われる(第3図参照)。 前面窓5を開く場合に、コイルスプリング8の引張力が
働いているので、運転者Aは前面窓5をその重量に比し
軽く持上げることができる。 前面窓5に加わる上昇力によって、前面窓5は上下段の
ガイドローラ5a,5bをガイドレール3の立設構成部3aに
沿って滑動させる。 上段のガイドローラ5aは本実施例では立設構成部3aの上
端、即ち横設構成部3bの基端に位置しているのでそのま
ま後方へ転動するが、上段カイドローラ5aが立設構成部
3aに沿って上昇する場合は横設構成部3bとの連設部分を
湾曲状に形成することが好ましい。 このようにして上段のガイドローラ5aは連設部分を転動
しながら横設構成部3bに移行し、下段のガイドローラ5b
は立設構成部3aに沿って上昇するので、前面窓5は図示
の如く、起立姿勢から徐々に傾斜角度を広げる。 そして、前面窓5と連動するフック9はコイルスプリン
グ8の自由長である最上昇位置、即ち立設構成部3aの上
方中途位置で上昇動を停止するので、それと係合してい
たシャフト5b′は、運転者Aによってなお持ち上げられ
る前面窓5の上昇力によってフック9と分離する。 これによって、コイルスプリング8は前面窓5の負荷か
ら解放され自由長で待機する。 そして、更に下段のガイドローラ5bが立設構成部3aの上
端位置まで上昇することにより前面窓5は略横倒(水
平)姿勢に変位する(第5図参照)。 このように前面窓5は天井4の内壁面に沿って水平姿勢
で格納されるものであってもよいが、前述の如く横設構
成部3bの後端を漸次下降するテーパ状に形成しておけ
ば、上段のガイドローラ5aは該テーパ部分に沿って下降
するので、前面窓5を下段ローラ5b側が高くなり僅かに
傾斜する姿勢で格納することができ、閉方向への不意の
移動を防ぐことができる。 次に、上記前面窓5を閉じる場合、運転者Aはガイドレ
ール3に沿って前面窓5を前方に引き出せばよい。 即ち、横設構成部3bの後端がテーパに傾斜している場合
は、その上り傾斜面を上段のガイドローラ5aが登坂すべ
く強く引出し、上段及び下段のガイドローラ5a,5bをガ
イドレール3の横設構成部3bに沿って滑動させる。 下段のガイドローラ5bは連設部分で向きを変え立設構成
部3aに沿って下降し、上段のガイドローラ5aも連動して
横設構成部3bを前方に移動する。 この際、立設構成部3aの上方中途位置で待機していたフ
ック9に前面窓5の下段側のシャフト5b′が掛止められ
るので、前面窓に上記フック9を介してコイルスプリン
グ8の反発力が働き緩衝されながら閉位置まで下降す
る。 これにより、前面窓5は急激に落下することなく、静か
に閉じられることになる(第4図参照)。 尚、本実施例ではフック9の掛止用に下段のシャフト5
b′を用いたが、別途に受部材を設けてもよい。 また、本実施例ではフック9がスライダ7に固着される
構成となっているが、フック9は下段のシャフト5b′側
に固着されスライダ7に掛け止用の受部材(ボス)を設
ける構成であってもよい。 更に、ガイドレール3は立設構成部分と横設構成部分に
分割して取付けてもよく、上端のガイドローラ5aは横設
構成部3aを前後に移動し、下段のガイドローラ5bは立設
構成部3bを上下に移動するものでもよい。
この考案は上記構成からなっているので、以下の如き特
段の効果を奏する。 (1).ガイドレールの立設構成部にある前面窓を上方
へ開ける時、前面窓にはコイルスプリングの付勢力が上
方、即ち開方向に働いているので小さい力で前面窓を持
上げることができる。 (2).前面窓を閉じる時にコイルスプリングの緩衝作
用により、前面窓が急激に落下することなく、その閉位
置で衝撃的に閉じることがないので手足を挟む等の危険
を防止することができる。 (3).開方向に移動する際に、フックはコイルスプリ
ングの自由長である最上昇位置で前面窓と離れるので、
コイルスプリングは前面窓格納中は何等規制されず、そ
の寿命を延ばすことができる。
段の効果を奏する。 (1).ガイドレールの立設構成部にある前面窓を上方
へ開ける時、前面窓にはコイルスプリングの付勢力が上
方、即ち開方向に働いているので小さい力で前面窓を持
上げることができる。 (2).前面窓を閉じる時にコイルスプリングの緩衝作
用により、前面窓が急激に落下することなく、その閉位
置で衝撃的に閉じることがないので手足を挟む等の危険
を防止することができる。 (3).開方向に移動する際に、フックはコイルスプリ
ングの自由長である最上昇位置で前面窓と離れるので、
コイルスプリングは前面窓格納中は何等規制されず、そ
の寿命を延ばすことができる。
第1図はこの考案の運転室前面窓開閉機構の好適実施例
を示す要部側面図、第2図は第1図のII-II線断面図、
第3図は前面窓の開放状態を示す全体の側面図、第4図
は前面窓の閉位置を示す側断面図、第5図は前面窓の開
位置で前面窓を格納した状態を示す側断面図である。 1……運転室前面窓開閉機構 3……ガイドレール 3a……立設構成部 3b……横設構成部 4……天井 5……前面窓 5a……上段のガイドローラ 5b……下段のガイドローラ 5b′……下段のシャフト 6……ガイドバー 7……スライダ 8……コイルスプリング 9……フック
を示す要部側面図、第2図は第1図のII-II線断面図、
第3図は前面窓の開放状態を示す全体の側面図、第4図
は前面窓の閉位置を示す側断面図、第5図は前面窓の開
位置で前面窓を格納した状態を示す側断面図である。 1……運転室前面窓開閉機構 3……ガイドレール 3a……立設構成部 3b……横設構成部 4……天井 5……前面窓 5a……上段のガイドローラ 5b……下段のガイドローラ 5b′……下段のシャフト 6……ガイドバー 7……スライダ 8……コイルスプリング 9……フック
Claims (3)
- 【請求項1】運転室の正面の窓用開口部の左右両側に上
下に設けられた立設構成部と、該立設構成部の上端と連
接し運転席の天井側で前後へ延びる前面窓格納用の横設
構成部とから形成された一対のガイドレールと、 該ガイドレールに沿って摺動するガイドローラを上下離
間して左右両側に設けた前面窓と、 前記ガイドレールの立設構成部に沿って上下に設けられ
たガイドバーと、 該ガイドバーに沿って上下に摺動自在に連結されたスラ
イダと、該スライダに一端が連結され、他端がスライダ
最上昇位置より上方に連結されて立設構成部を摺動する
前面窓を開方向に付勢し、閉方向に緩衝するコイルスプ
リングと、 上記スライダに設けられ、前記ガイドレールの立設構成
部を摺動する前面窓を閉方向に拘束して連動可能に支持
し、開方向には拘束しない掛止手段とからなる運転席前
面窓開閉機構。 - 【請求項2】コイルスプリングの他端がガイドバーの上
端に連結されていることを特徴とする実用新案登録請求
の範囲第1項記載の運転室前面窓開閉機構。 - 【請求項3】掛止手段が、スライダに固設されたフック
と、前面窓の下段に設けられたガイドローラのシャフト
との掛止からなることを特徴とする実用新案登録請求の
範囲第1項記載の運転室前面窓開閉機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15836387U JPH0729147Y2 (ja) | 1987-10-16 | 1987-10-16 | 運転室前面窓開閉機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15836387U JPH0729147Y2 (ja) | 1987-10-16 | 1987-10-16 | 運転室前面窓開閉機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0164581U JPH0164581U (ja) | 1989-04-25 |
| JPH0729147Y2 true JPH0729147Y2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=31438622
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15836387U Expired - Lifetime JPH0729147Y2 (ja) | 1987-10-16 | 1987-10-16 | 運転室前面窓開閉機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0729147Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-16 JP JP15836387U patent/JPH0729147Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0164581U (ja) | 1989-04-25 |
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