JPH0729196U - コンクリート孔形成用円筒体 - Google Patents
コンクリート孔形成用円筒体Info
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- JPH0729196U JPH0729196U JP57694U JP57694U JPH0729196U JP H0729196 U JPH0729196 U JP H0729196U JP 57694 U JP57694 U JP 57694U JP 57694 U JP57694 U JP 57694U JP H0729196 U JPH0729196 U JP H0729196U
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Abstract
(57)【要約】
[目的] 規定通りの深さの孔を形成することができ、
キャップの取り付けや各種の作業を容易にし得るコンク
リート孔形成用円筒体を提供すること。 [構成] 円筒本体21は紙で成りその下開口端部21
bを閉塞するキャップ32は充分に剛性のあるプラスチ
ックで成り円筒状であって、該円筒状のキャップ32の
周壁部23の外壁面に多数の断面が鋸歯状の溝23aを
形成させており、該周壁部23を前記円筒本体21の下
端部の内壁面に嵌着させ、該キャップ32を前記円筒本
体21の前記下開口端部21bに取りつけるようにし
た。。
キャップの取り付けや各種の作業を容易にし得るコンク
リート孔形成用円筒体を提供すること。 [構成] 円筒本体21は紙で成りその下開口端部21
bを閉塞するキャップ32は充分に剛性のあるプラスチ
ックで成り円筒状であって、該円筒状のキャップ32の
周壁部23の外壁面に多数の断面が鋸歯状の溝23aを
形成させており、該周壁部23を前記円筒本体21の下
端部の内壁面に嵌着させ、該キャップ32を前記円筒本
体21の前記下開口端部21bに取りつけるようにし
た。。
Description
【0001】
本考案はコンクリート擁壁やコンクリート構造物にガードレールや防護柵の支 柱や電柱を設置するために該コンクリートに孔を形成するためのコンクリート孔 形成用円筒体(いわゆるボイド)に関するものである。
【0002】
第3図は従来技術を示すものであるが、図において道路1は土質2とアスファ ルト3とから成るが、この両側に(図では一方のみ図示)コンクリート擁壁4が 形成され、この中に紙製の円筒体であるボイド5が埋め込まれている。このボイ ド5はコンクリートが固まっていないときに、すなわち生コンクリートのときに 埋め込まれるのであるが、その下端開口をそのままにして生コンクリート4内に に埋め込んでは、生コンクリートがボイド5内に侵入し、規定の孔深さl(エル )が得られない。従って、従来は第3図に示すように下端開口をビニールシート 6や新聞紙などで覆っていた。然しながら、これでも図示するように生コンクリ ート4を図示の高さ位置まで増大させて行くと生コンクリート4の静圧力により 生コンクリートがビニールシート6を押し上げてボイド5の下端より上方へと侵 入する。この状態でコンクリート4が固まると第3図に示すようにボイド5を外 部に除去したときにコンクリート4内に形成される孔4aの深さは規定の寸法l (エル)より△1(エル)だけ小さくなる。このような場合、この孔に挿入する 構造物、例えば支柱の端部を切断したりコンクリートを削ったりしなければなら ない。又、ビニールシート6や新聞紙を下端開口に取り付ける作業は大変手間が かかった。
【0003】 又、ボイド5の上端開口は開放されたままであるので、生コンクリートの打設 作業中に生コンクリートがボイド5内に入ったり、コンクリート養生中や、特に 長期間、ガードレールの支柱などの構造物を挿入設置しないで放置した場合には 、ボイド5内に雨水7や泥が入ったり、空き缶8などが投入されたりするので、 後日、構造物を設置する際、面倒な作業を必要とした。あるいは、冬期で雨水が 入った場合には凍結によりコンクリート擁壁4に亀裂などの破損を生じたりする こともある。
【0004】 又、上端開口が開放しているので作業員がこのボイド5内に足を突っ込んでけ がをする恐れもあった。
【0005】
本考案は上記の問題に鑑みてなされ、規定通りの深さの孔を形成することがで き、キャップの取り付けや各種の作業を容易にし得るコンクリート孔形成用円筒 体を提供することを目的とする。
【0006】
以上の目的は、生コンクリート中に上端側が部分的に外部に突出するように埋 め込まれるコンクリート孔形成用円筒体において、円筒本体は紙で成りその下開 口端部を閉塞するキャップは充分に剛性のあるプラスチックで成り円筒状であっ て、該円筒状のキャップの周壁部の外壁面に多数の断面が鋸歯状の溝を形成させ ており、該周壁部を前記円筒本体の下端部の内壁面に嵌着させ、該キャップを前 記円筒本体の前記下開口端部に取付けるようにしたことを特徴とするコンクリー ト孔形成用円筒体、によって達成される。
【0007】
円筒本体(ボイド)の下開口端部は充分に剛性のあるプラスチックのキャップ で閉塞されているので、生コンクリート内に埋め込まれたときに下端側で静圧力 を受けてもボイドの下端より上方のボイド内空間に生コンクリートが侵入するこ とはなく規定通りの深さの孔がコンクリート内に形成される。
【0008】 又、キャップは外壁面を円筒本体の内壁面に嵌着させるだけで取り付けられて いるので、更に、外壁面の鋸歯状の溝(山)が紙製の円筒本体の内壁面に食い込 むので、確実に取り付けることができる。又、ワンタッチ取り付けも可能である 。
【0009】 又、上開口端部にも同じキャップを取り付けた場合には、コンクリート打設中 や養生中、又、特に長期間、構造物を設置しないで放置したときにもボイド内に 生コンクリートが入ったり、雨水、空き缶などが入ったりすることがないので、 構造物挿入設置時の作業が従来より一段と簡単になる。
【0010】 又、冬期にボイド内に雨水が入って凍結し、これによってコンクリートに亀裂 などのような破損が生ずることが防止される。更に作業員の安全を保証すること ができる。
【0011】
以下、本考案の実施例につき、第1図及び第2図を参照して説明する。
【0012】 第1図においてボイドは全体として20で示され、紙製の円筒本体21と、こ の上下開口端21a、21bを閉塞するプラスチック製のキャップ22、32か ら成っている。
【0013】 上下のキャップ22、32は同一構成であるので、キャップ22の詳細につい て説明すると(キャップ32の対応する部分には同一の符号を付すものとする) 、内側には径方向に補強用リブ26が一体的に形成され、これによりキャップ2 2の剛性を向上させている。
【0014】 キャップ22の周壁部23より外方に外周縁部24が突出している。周壁部2 3の外面には多数の環状溝23aが形成されている。これらの断面は鋸歯状であ る。周壁部23の外径は紙製の円筒本体21の内径にほぼ等しいが、円筒本体2 1の内径に多少の誤差があっても溝23aによるたわみ易さを利用して嵌着可能 となっている。そしてこれら多数の鋸歯状の溝23aにより紙製の円筒本体21 の内周面にくい込んで固着するようになっている、図示せずとも外周縁部24に は等角度間隔で複数のねじ挿通孔が形成され、図示のようにキャップ22を円筒 本体21の開口端部21aに嵌着した上で木ねじ25をこれら孔に挿通し、紙製 の円筒本体21にねじ込むことによりキャップ22は円筒本体21と一体化され るようになっている。
【0015】 以上では、上側のキャップ22について説明したが、下側のキャップ32も全 く同様に構成され、同様にして円筒本体21の下端開口部21bに取り付けられ る。
【0016】 第2図は以上のように構成されるボイド20の現場への適用状況を示すもので あるが、第3図に対応する部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は 省略する。
【0017】 本実施例のボイド22は上下に全く対称的であるので、どちらを上方にしても よく、例えばキャップ32側を下方にして生コンクリート4中に埋め込まれる。 上端側は従来技術と同様、若干、外方に突出させられる。ボイド20の下端は路 面より規定の深さ1(エル)にあり、生コンクリート4の静圧力を受けるが、キ ャップ32は十分な剛性を有するので、これによって変形することなく生コンク リート4は図示の状態で固まる。よってコンクリート4内に規定の深さ1(エル )の孔4aが得られる。構造物、例えばガイドレールの支柱がこの孔4aに挿入 、設置されるときには従来と同様に、ボイド20は孔4aから取り除かれる。
【0018】 生コンクリート4が固まるまでは、又は構造物を設置するまでは図2に示す状 態でボイド20が放置されるのであるが、上端開口はキャップ22によって閉塞 されているので、ボイド20内に雨水や泥が侵入することもない。又、生コンク リートがこのボイド20の中へ入ってしまうこともない。よって構造物設置時の 作業を容易なものとする。更に、作業員がボイドの中に足を突っ込んでけがをす るということも防止される。なお、本実施例ではキャップ22、32は十分な強 度を有し、この上に作業員が乗っても破壊しないものとされている。
【0019】 なお、キャップがプラスチックで成るので、軽量であり、材料コストも安価で ある。又、成型加工できるので製作コストを安価にすることができる。
【0020】 以上、本考案の各実施例について説明したが、勿論、本考案はこれに限定され ることなく、本考案の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0021】 例えば以上の実施例では、キャップをプラスチック製とし、木ねじ17、25 で円筒本体21に取り付けるようにしたが、これを省略しプラスチックの弾性を 利用して弾性的に円筒本体21に嵌着取り付けるようにしてもよい。この場合に はキャップを円筒本体にワンタッチで嵌着させることができる。
【0022】 又、以上の実施例では、円筒本体21の上下開口端部にキャップを取り付ける ようにしたが、下方の開口端にのみ取り付けるようにしてもよい。この場合には 、上方から雨水などが入り込むことは防止されないが規定深さ寸法の孔は形成す ることができる。上下にキャップを取り付けたボイドの使用後でも上方のキャッ プは再度そのまま用いることができる。
【0023】
本考案のコンクリート孔形成用円筒体によればコンクリートに正確に規定通り の深さの孔を形成することができ、キャップの取り付け作業を容易にし、かつ確 実なものにできる。円筒本体の上方開口端にもキャップを取り付けた場合には、 更に各種の作業を容易にすると共に作業員の安全をも保証することができる。
【図1】図1は本考案の実施例によるボイドの部分破断
側面図である。
側面図である。
【図2】図2は第1図のボイドを実際にコンクリート内
に埋め込んだ状況を路面と共に示す断面図である。
に埋め込んだ状況を路面と共に示す断面図である。
【図3】図3は従来のボイドを実際にコンクリート内に
埋め込んだ状況を示す断面図である。
埋め込んだ状況を示す断面図である。
20 ボイド 22 キャップ 32 キャップ
Claims (2)
- 【請求項1】 生コンクリート中に上端側が部分的に外
部に突出するように埋め込まれるコンクリート孔形成用
円筒体において、円筒本体は紙で成りその下開口端部を
閉塞するキャップは充分に剛性のあるプラスチックで成
り円筒状であって、該円筒状のキャップの周壁部の外壁
面に多数の断面が鋸歯状の溝を形成させており、該周壁
部を前記円筒本体の下端部の内壁面に嵌着させ、該キャ
ップを前記円筒本体の前記下開口端部に取付けるように
したことを特徴とするコンクリート孔形成用円筒体。 - 【請求項2】 前記円筒本体の上開口端部にも、前記キ
ャップと同一の構成のキャップを同様にして取付けるよ
うにした請求項1に記載のコンクリート孔形成用円筒
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1994000576U JP2540291Y2 (ja) | 1994-01-17 | 1994-01-17 | 垂直方向のコンクリート孔形成用円筒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1994000576U JP2540291Y2 (ja) | 1994-01-17 | 1994-01-17 | 垂直方向のコンクリート孔形成用円筒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0729196U true JPH0729196U (ja) | 1995-06-02 |
| JP2540291Y2 JP2540291Y2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=11477546
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1994000576U Expired - Lifetime JP2540291Y2 (ja) | 1994-01-17 | 1994-01-17 | 垂直方向のコンクリート孔形成用円筒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2540291Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200454926Y1 (ko) * | 2008-09-25 | 2011-08-04 | 주식회사 경동하이테크 | 슬리브 커버 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5932051U (ja) * | 1982-08-23 | 1984-02-28 | 積水化成品工業株式会社 | 貫通スリ−ブ用小口塞ぎ蓋 |
| JPS59177471U (ja) * | 1983-05-14 | 1984-11-27 | 斎藤 道子 | 水上歩行器 |
| JPS6344943U (ja) * | 1986-09-09 | 1988-03-26 |
-
1994
- 1994-01-17 JP JP1994000576U patent/JP2540291Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5932051U (ja) * | 1982-08-23 | 1984-02-28 | 積水化成品工業株式会社 | 貫通スリ−ブ用小口塞ぎ蓋 |
| JPS59177471U (ja) * | 1983-05-14 | 1984-11-27 | 斎藤 道子 | 水上歩行器 |
| JPS6344943U (ja) * | 1986-09-09 | 1988-03-26 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200454926Y1 (ko) * | 2008-09-25 | 2011-08-04 | 주식회사 경동하이테크 | 슬리브 커버 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2540291Y2 (ja) | 1997-07-02 |
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