JPH0729202B2 - 鉄材とアルミニウム材とのろう付方法 - Google Patents
鉄材とアルミニウム材とのろう付方法Info
- Publication number
- JPH0729202B2 JPH0729202B2 JP8710490A JP8710490A JPH0729202B2 JP H0729202 B2 JPH0729202 B2 JP H0729202B2 JP 8710490 A JP8710490 A JP 8710490A JP 8710490 A JP8710490 A JP 8710490A JP H0729202 B2 JPH0729202 B2 JP H0729202B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brazing
- aluminum
- iron
- joint
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Ceramic Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、例えば風呂釜、給湯器、暖房器等の熱交換
器や、一般産業用継手等において、鉄材とアルミニウム
材との接合に用いられる、鉄材とアルミニウム材とのろ
う付方法に関する。
器や、一般産業用継手等において、鉄材とアルミニウム
材との接合に用いられる、鉄材とアルミニウム材とのろ
う付方法に関する。
なお、この明細書において、鉄の語は純鉄のみならずス
テンレス鋼、普通鋼その他鉄系合金を含む意味で用い
る。また、アルミニウムの語はその合金を含む意味で用
いる。
テンレス鋼、普通鋼その他鉄系合金を含む意味で用い
る。また、アルミニウムの語はその合金を含む意味で用
いる。
従来の技術 鉄材例えばステンレス鋼とアルミニウム材とのろう付
は、通常のアルミニウム材相互のろう付に用いられるAl
-Si系ろう材を用いて一応これを行いうることは知られ
ている。
は、通常のアルミニウム材相互のろう付に用いられるAl
-Si系ろう材を用いて一応これを行いうることは知られ
ている。
発明が解決しようとする課題 ところが、このような従来のAl-Si系ろう材を用いた場
合、ろう材の融点が概して高いことから、ろう付温度が
600℃以上の高温にならざるを得ない。しかるに、ろう
付温度が高いと鉄材とアルミニウム材との接合界面に厚
さ20〜40μm程度のFeAl3系の脆い合金層が形成され、
これが原因で接合面の十分な強度が得られないという欠
点があった。従って、かかるろう付方法を適用できる製
品は自ずと限定されるものであった。殊に風呂釜、給湯
器、冷熱繰返し継手等のように加熱冷却が繰返して行わ
れるものでは、特に優れた接合強度が要求されるため、
鉄材とアルミニウム材との接合にろう付を適用すること
は問題が大きく、他の煩雑な接合方法によらざるを得な
いのが実情である。
合、ろう材の融点が概して高いことから、ろう付温度が
600℃以上の高温にならざるを得ない。しかるに、ろう
付温度が高いと鉄材とアルミニウム材との接合界面に厚
さ20〜40μm程度のFeAl3系の脆い合金層が形成され、
これが原因で接合面の十分な強度が得られないという欠
点があった。従って、かかるろう付方法を適用できる製
品は自ずと限定されるものであった。殊に風呂釜、給湯
器、冷熱繰返し継手等のように加熱冷却が繰返して行わ
れるものでは、特に優れた接合強度が要求されるため、
鉄材とアルミニウム材との接合にろう付を適用すること
は問題が大きく、他の煩雑な接合方法によらざるを得な
いのが実情である。
この発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたも
のであって、鉄材とアルミニウム材とのろう付に際し、
接合界面の脆い合金層の形成を抑制しえて十分な接合強
度を実現できるろう付方法の提供を目的とする。
のであって、鉄材とアルミニウム材とのろう付に際し、
接合界面の脆い合金層の形成を抑制しえて十分な接合強
度を実現できるろう付方法の提供を目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的は、鉄材とアルミニウム材とをろう付するに際
し、ろう材としてAl-Si-高Zn系のろう材を使用するとと
もに、570℃以下の温度でろう付することを特徴とする
鉄材とアルミニウム材とのろう付方法によって達成され
る。
し、ろう材としてAl-Si-高Zn系のろう材を使用するとと
もに、570℃以下の温度でろう付することを特徴とする
鉄材とアルミニウム材とのろう付方法によって達成され
る。
この発明に用いる鉄材はその組成が具体的に限定される
ことはなく、用途に応じて炭素鋼、オーステナイト系あ
るいはフェライト系ステンレス鋼等を適宜用いれば良
い。またアルミニウム材の組成も限定されるものではな
く、純アルミニウムの外、Al-Mn系その他の各種合金を
用いうる。
ことはなく、用途に応じて炭素鋼、オーステナイト系あ
るいはフェライト系ステンレス鋼等を適宜用いれば良
い。またアルミニウム材の組成も限定されるものではな
く、純アルミニウムの外、Al-Mn系その他の各種合金を
用いうる。
この発明に用いるろう材は、Siを0.5〜12wt%程度、Zn
を15〜80wt%程度含有するAl-Si-高Zn系ろう材である。
このように、高Zn含有ろう材を用いることによりろう材
の低融点化が可能となり、ひいては接合界面にFeAl3系
の脆い合金層を形成しない低温度でのろう付が可能とな
る。ろう材の具体的組成の一例を挙げると次のとおりで
ある。
を15〜80wt%程度含有するAl-Si-高Zn系ろう材である。
このように、高Zn含有ろう材を用いることによりろう材
の低融点化が可能となり、ひいては接合界面にFeAl3系
の脆い合金層を形成しない低温度でのろう付が可能とな
る。ろう材の具体的組成の一例を挙げると次のとおりで
ある。
即ち、基本的には、Si:0.5〜12wt%、Zn:15〜80wt%を
含有し、残部アルミニウム及び不可避不純物からなるろ
う材を用いれば良い。上記において、Siはろう材の融点
を低下させるとともに流動性を高めるのに必要なもので
ある。しかしその含有量が0.5wt%未満ではそれらの効
果に乏しくなる虞れがある。一方、12wt%を超えて含有
されると却って融点の急激な増大を招き、ろう材として
使用できなくなる虞れがある。Siの特に好ましい含有量
は4wt%以上殊に5〜8wt%である。前記Znはろう材の低
融点化に極めて有効な元素である。しかし、その含有量
が15wt%未満ではその効果に乏しくなる虞れがあり、一
方80wt%を超えると加工性の悪化を来す虞れがある。特
に好ましいZnの含有量は55wt%以下殊に20〜50wt%程度
である。
含有し、残部アルミニウム及び不可避不純物からなるろ
う材を用いれば良い。上記において、Siはろう材の融点
を低下させるとともに流動性を高めるのに必要なもので
ある。しかしその含有量が0.5wt%未満ではそれらの効
果に乏しくなる虞れがある。一方、12wt%を超えて含有
されると却って融点の急激な増大を招き、ろう材として
使用できなくなる虞れがある。Siの特に好ましい含有量
は4wt%以上殊に5〜8wt%である。前記Znはろう材の低
融点化に極めて有効な元素である。しかし、その含有量
が15wt%未満ではその効果に乏しくなる虞れがあり、一
方80wt%を超えると加工性の悪化を来す虞れがある。特
に好ましいZnの含有量は55wt%以下殊に20〜50wt%程度
である。
また、他の高Zn含有ろう材として、上記Si、Znに加えて
Beを0.02〜1.0wt%の範囲で含有したものを用いても良
い。BeはSi、Znの低融点効果を損うことなくろう材の強
度、伸び等の機械的性質の向上に寄与するものであり、
ひいてはろう付後におけるろう付接合部(フィレット)
の機械的性質を向上させる作用効果がある。しかし、0.
02wt%未満では上記効果を発揮できない虞れがあり、一
方1.0wt%を超えても効果が飽和することから経済的な
無駄を招く虞れがある。Beを含有する場合の特に好まし
い範囲は0.10〜0.5wt%である。
Beを0.02〜1.0wt%の範囲で含有したものを用いても良
い。BeはSi、Znの低融点効果を損うことなくろう材の強
度、伸び等の機械的性質の向上に寄与するものであり、
ひいてはろう付後におけるろう付接合部(フィレット)
の機械的性質を向上させる作用効果がある。しかし、0.
02wt%未満では上記効果を発揮できない虞れがあり、一
方1.0wt%を超えても効果が飽和することから経済的な
無駄を招く虞れがある。Beを含有する場合の特に好まし
い範囲は0.10〜0.5wt%である。
さらに、他の高Zn含有ろう材として、上記Si、Znに加え
て、Cu:0.2〜2.0wt%を含有したものを用いても良い。C
uはZnの高濃度含有によりろう付後においてフィレット
の自然電極電位が卑となるのを防止し、電位を貴側にシ
フトさせることにより接合部の腐食を防止する役割を果
す。しかし、その含有量が0.2wt%未満では上記効果に
乏しくなる虞れがあり、2.0wt%を超えると加工性の劣
化を派生する危険がある。Cuを含有する場合の好ましい
範囲は0.5〜1.5wt%である。なお、Cuを含有する場合、
接合部の機械的性質の改善のために1wt%程度以下の範
囲でBeを含有せしめても良い。
て、Cu:0.2〜2.0wt%を含有したものを用いても良い。C
uはZnの高濃度含有によりろう付後においてフィレット
の自然電極電位が卑となるのを防止し、電位を貴側にシ
フトさせることにより接合部の腐食を防止する役割を果
す。しかし、その含有量が0.2wt%未満では上記効果に
乏しくなる虞れがあり、2.0wt%を超えると加工性の劣
化を派生する危険がある。Cuを含有する場合の好ましい
範囲は0.5〜1.5wt%である。なお、Cuを含有する場合、
接合部の機械的性質の改善のために1wt%程度以下の範
囲でBeを含有せしめても良い。
さらに他の高Zn含有ろう材として、上記Si、Znとともに
In:0.02〜0.2wt%、Sn:0.05〜0.4wt%、Bi:0.05〜0.4wt
%の1種または2種以上を含有するものを挙げうる。上
記において、In、Sn、Biはろう付時に溶融したろう材が
濡れ拡がるとき、表面の酸化膜を弱く欠陥あるものにし
て良好なろう付を達成するのに有効な元素である。かか
る効果の点でこれらはいずれも均等物として評価される
ものであり、少なくとも1種が含有されれば足りる。し
かし、Inが0.02wt%未満、Snが0.05wt%未満、Biが0.05
wt%未満では上記効果を発揮できない虞れがある。一
方、Inが0.2wt%を超え、Snが0.4wt%を超え、Biが0.4w
t%を超えても効果が飽和することから経済的な無駄を
招く危険がある。In、Sn、Biの1種または2種以上を含
有する場合の特に好ましい含有範囲はIn:0.03〜0.15wt
%、Sn:0.10〜0.30wt%、Bi:0.10〜0.30wt%である。
In:0.02〜0.2wt%、Sn:0.05〜0.4wt%、Bi:0.05〜0.4wt
%の1種または2種以上を含有するものを挙げうる。上
記において、In、Sn、Biはろう付時に溶融したろう材が
濡れ拡がるとき、表面の酸化膜を弱く欠陥あるものにし
て良好なろう付を達成するのに有効な元素である。かか
る効果の点でこれらはいずれも均等物として評価される
ものであり、少なくとも1種が含有されれば足りる。し
かし、Inが0.02wt%未満、Snが0.05wt%未満、Biが0.05
wt%未満では上記効果を発揮できない虞れがある。一
方、Inが0.2wt%を超え、Snが0.4wt%を超え、Biが0.4w
t%を超えても効果が飽和することから経済的な無駄を
招く危険がある。In、Sn、Biの1種または2種以上を含
有する場合の特に好ましい含有範囲はIn:0.03〜0.15wt
%、Sn:0.10〜0.30wt%、Bi:0.10〜0.30wt%である。
なお、ろう材の製造方法については特に限定するもので
はなく、例えば常法に従う押出法によって線材に押出し
ても良く、常法に従う熱間圧延、冷間圧延によって板材
等に製作しても良く、その他任意の製造手段を適用でき
る。
はなく、例えば常法に従う押出法によって線材に押出し
ても良く、常法に従う熱間圧延、冷間圧延によって板材
等に製作しても良く、その他任意の製造手段を適用でき
る。
ろう付に際し、上記ろう材はこれを鉄材とアルミニウム
材との接合予定部位の近傍に置きろう材の形で配置し、
あるいはアルミニウム材を心材として、ろう材を皮材と
するブレージングシートの形で供給する。そして、必要
に応じてフラックスを塗布したのち、鉄材とアルミニウ
ム材の組立物を加熱することによりろう付接合が達成さ
れる。ここに、ろう付は570℃以下の温度で行う必要が
ある。ろう付温度が570℃を超えると鉄材とアルミニウ
ム材との接合界面にFeAl3系の脆い合金層が形成され、
接合部の強度を劣化させるからである。もとより、ろう
材の融点よりも低い温度ではろう付自体が不可能となる
ことから、ろう付温度はろう材の融点以上かつ570℃以
下の範囲に設定しなければならない。また、合金層は時
間と共に成長するため、ろう付時の加熱保持時間は良好
な接合が得られる範囲で極力短くするのが好ましい。特
に540〜570℃の高温側では、保持時間を10分以下好まし
くは5分以下にするのが良い。
材との接合予定部位の近傍に置きろう材の形で配置し、
あるいはアルミニウム材を心材として、ろう材を皮材と
するブレージングシートの形で供給する。そして、必要
に応じてフラックスを塗布したのち、鉄材とアルミニウ
ム材の組立物を加熱することによりろう付接合が達成さ
れる。ここに、ろう付は570℃以下の温度で行う必要が
ある。ろう付温度が570℃を超えると鉄材とアルミニウ
ム材との接合界面にFeAl3系の脆い合金層が形成され、
接合部の強度を劣化させるからである。もとより、ろう
材の融点よりも低い温度ではろう付自体が不可能となる
ことから、ろう付温度はろう材の融点以上かつ570℃以
下の範囲に設定しなければならない。また、合金層は時
間と共に成長するため、ろう付時の加熱保持時間は良好
な接合が得られる範囲で極力短くするのが好ましい。特
に540〜570℃の高温側では、保持時間を10分以下好まし
くは5分以下にするのが良い。
次にこの発明の実施例を説明する。
実施例 第1図に示すように、SUS304からなる肉厚0.4mmのステ
ンレスチューブ(1)とアルミニウム製のコレゲートフ
ィン(2)とを仮組した。コルゲートフィン(2)とし
ては、A3003からなる肉厚0.5mmのアルミニウム心材の両
面にろう材をクラッドしたブレージングシートを用い
た。そして、ろう材として第1表に示すように各種のも
のを用いることにより、複数種類の組立物を製作した。
なお、ろう材の肉厚はいずれも片面0.1mmとした。ま
た、ろう材単体の液相線温度を調べたところ、第1表の
とおりであった。
ンレスチューブ(1)とアルミニウム製のコレゲートフ
ィン(2)とを仮組した。コルゲートフィン(2)とし
ては、A3003からなる肉厚0.5mmのアルミニウム心材の両
面にろう材をクラッドしたブレージングシートを用い
た。そして、ろう材として第1表に示すように各種のも
のを用いることにより、複数種類の組立物を製作した。
なお、ろう材の肉厚はいずれも片面0.1mmとした。ま
た、ろう材単体の液相線温度を調べたところ、第1表の
とおりであった。
次いで、塩素系フラックスを用いた炉中ろう付により、
雰囲気温度を第1表のように設定して上記各組立物をろ
う付した。
雰囲気温度を第1表のように設定して上記各組立物をろ
う付した。
ろう付後、チューブ(1)とフィン(2)の接合部
(3)を目視観察した。また、各組立物につきチューブ
(1)とフィン(2)との接合界面のFeAl3系合金層の
有無を顕微鏡で調べた。それらの結果を併せて第1表に
示す。
(3)を目視観察した。また、各組立物につきチューブ
(1)とフィン(2)との接合界面のFeAl3系合金層の
有無を顕微鏡で調べた。それらの結果を併せて第1表に
示す。
また、各組立物に、漸増引張荷重を付与して接合強度の
強弱を調べたところ、本発明実施品はいずれもチューブ
(1)とフィン(2)との接合面の剥離よりも前にフィ
ン(2)が切断されたのに対し、比較品ではフィン
(2)の切断前に接合面で剥離を生じた。
強弱を調べたところ、本発明実施品はいずれもチューブ
(1)とフィン(2)との接合面の剥離よりも前にフィ
ン(2)が切断されたのに対し、比較品ではフィン
(2)の切断前に接合面で剥離を生じた。
また、Al-8wt%Si-20wt%Zn、Al-7wt%Si-30wt%Zn-1wt
%Be、Al-10wt%Si-25wt%Zn-0.5wt%Cu、Al-4wt%Si-5
0wt%Zn-0.15wt%Snの各組成からなるろう材を用いて54
0〜550℃の温度で上記と同様のろう付を行ったところ、
接合界面のFeAl3系合金層はやはり認められなかった。
%Be、Al-10wt%Si-25wt%Zn-0.5wt%Cu、Al-4wt%Si-5
0wt%Zn-0.15wt%Snの各組成からなるろう材を用いて54
0〜550℃の温度で上記と同様のろう付を行ったところ、
接合界面のFeAl3系合金層はやはり認められなかった。
以上の試験結果から、本発明によれば、接合界面におけ
るFeAl3系合金層の形成を抑制でき、接合部の強度を向
上できることを確認しえた。
るFeAl3系合金層の形成を抑制でき、接合部の強度を向
上できることを確認しえた。
発明の効果 この発明は上述の次第で、まず、ろう材としてAl-Si-高
Zn系のものを用いるから、良好なろう付性はこれを維持
しつつろう材の融点のみを従来のAl-Si系のものに較べ
て格段に低くすることができる。しかも、ろう材中に高
濃度のZnが含有されているため、鉄材との濡れが良く、
良好な接合が可能となる。そして、このように良好なろ
う付性を確保しかつろう材の低融点化を図ったうえで、
570℃以下の温度でろう付を行うから、鉄材とアルミニ
ウム材との接合界面におけるFeAl3系の脆い合金層の形
成を抑制ないしはなくすことができ、従って該合金層の
存在による両部材の接合強度の低下を防止しえて、強度
に優れたろう付品の提供が可能となる。その結果、従来
では適用が困難であった風呂釜、給湯器等の各種製品に
おいて、ろう付による鉄材とアルミニウム材との接合が
十分可能となり、ろう付適用範囲を拡大することができ
る。
Zn系のものを用いるから、良好なろう付性はこれを維持
しつつろう材の融点のみを従来のAl-Si系のものに較べ
て格段に低くすることができる。しかも、ろう材中に高
濃度のZnが含有されているため、鉄材との濡れが良く、
良好な接合が可能となる。そして、このように良好なろ
う付性を確保しかつろう材の低融点化を図ったうえで、
570℃以下の温度でろう付を行うから、鉄材とアルミニ
ウム材との接合界面におけるFeAl3系の脆い合金層の形
成を抑制ないしはなくすことができ、従って該合金層の
存在による両部材の接合強度の低下を防止しえて、強度
に優れたろう付品の提供が可能となる。その結果、従来
では適用が困難であった風呂釜、給湯器等の各種製品に
おいて、ろう付による鉄材とアルミニウム材との接合が
十分可能となり、ろう付適用範囲を拡大することができ
る。
第1図は実施例で用いたろう付試験片の正面図である。 (1)……ステンレスチューブ、(2)……アルミニウ
ムフィン。
ムフィン。
Claims (1)
- 【請求項1】鉄材とアルミニウム材とをろう付するに際
し、ろう材としてAl-Si−高Zn系のろう材を使用すると
ともに、570℃以下の温度でろう付することを特徴とす
る鉄材とアルミニウム材とのろう付方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8710490A JPH0729202B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 鉄材とアルミニウム材とのろう付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8710490A JPH0729202B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 鉄材とアルミニウム材とのろう付方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03285761A JPH03285761A (ja) | 1991-12-16 |
| JPH0729202B2 true JPH0729202B2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=13905639
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8710490A Expired - Fee Related JPH0729202B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 鉄材とアルミニウム材とのろう付方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0729202B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007023311A (ja) * | 2005-07-13 | 2007-02-01 | Showa Denko Kk | クラッド材およびその製造方法 |
| JP4640995B2 (ja) * | 2006-03-17 | 2011-03-02 | 株式会社神戸製鋼所 | アルミニウム系材料とのロウ付け接合用鋼板、その鋼板を用いた接合方法および接合継手 |
| JP2008093714A (ja) * | 2006-10-13 | 2008-04-24 | Nippon Light Metal Co Ltd | ステンレス鋼材とアルミニウム合金材とのろう付け接合体及びろう付け接合方法 |
| JP2009148772A (ja) * | 2007-12-19 | 2009-07-09 | Nisshin Steel Co Ltd | ステンレス鋼とアルミニウム合金のろう付け接合構造およびろう付け方法 |
| EP2614916A1 (en) * | 2008-04-21 | 2013-07-17 | Honda Motor Co., Ltd. | Method for joining metallic members and brazing filler metal |
| JP5237231B2 (ja) * | 2008-09-29 | 2013-07-17 | 本田技研工業株式会社 | ろう材、金属部材の接合構造、および、金属部材の接合方法 |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP8710490A patent/JPH0729202B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03285761A (ja) | 1991-12-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN100581700C (zh) | 用于硬钎焊的铝合金带 | |
| JP7262476B2 (ja) | アルミニウム合金ブレージングシート及びその製造方法 | |
| JP3780380B2 (ja) | アルミニウム合金ブレ−ジングシ−ト、それを用いたろう付け方法、およびろう付け製品 | |
| EP2323805A1 (en) | Aluminium brazing sheet material | |
| JP2011202285A (ja) | ろう付け用シート | |
| JP7262477B2 (ja) | アルミニウム合金ブレージングシート及びその製造方法 | |
| JP3224440B2 (ja) | 熱交換器ろう付用アルミニウム合金ろう材および熱交換器用アルミニウム合金ブレージングシート | |
| JP7267898B2 (ja) | アルミニウム合金ブレージングシート及びその製造方法 | |
| JP7240978B2 (ja) | アルミニウム合金ブレージングシート及びその製造方法 | |
| JP2001300762A (ja) | アルミニウム合金ブレ−ジングシ−ト | |
| JPH0729202B2 (ja) | 鉄材とアルミニウム材とのろう付方法 | |
| JP3533434B2 (ja) | アルミニウム合金製熱交換器用ブレージングシート | |
| JP7290222B2 (ja) | 銀ろう材及び該銀ろう材を用いた接合方法 | |
| CN108779520A (zh) | 铝合金制钎焊板 | |
| JP3360026B2 (ja) | 熱交換器用アルミニウム合金ブレージングシートのろう付け方法 | |
| JP7240979B2 (ja) | アルミニウム合金ブレージングシート及びその製造方法 | |
| JP7603002B2 (ja) | アルミニウム合金ブレージングシート及びその製造方法 | |
| JPH06218575A (ja) | ろう付け用合金 | |
| JP2013086103A (ja) | アルミニウム合金ブレージングシート | |
| JPH081373A (ja) | Sn基低融点ろう材 | |
| JP2009148772A (ja) | ステンレス鋼とアルミニウム合金のろう付け接合構造およびろう付け方法 | |
| JP5159709B2 (ja) | 熱交換器用チューブ向けアルミニウム合金クラッド材およびそれを用いた熱交換器コア | |
| WO2020085488A1 (ja) | アルミニウム合金ブレージングシート及びその製造方法 | |
| JPH09184038A (ja) | アルミニウム合金ブレージングシート条の製造方法 | |
| JP5576662B2 (ja) | アルミニウム合金ブレージングシート及びアルミニウム合金ブレージングシートの製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |