JPH0729210Y2 - ブロ−バイガス還流装置 - Google Patents

ブロ−バイガス還流装置

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JPH0729210Y2
JPH0729210Y2 JP1986175261U JP17526186U JPH0729210Y2 JP H0729210 Y2 JPH0729210 Y2 JP H0729210Y2 JP 1986175261 U JP1986175261 U JP 1986175261U JP 17526186 U JP17526186 U JP 17526186U JP H0729210 Y2 JPH0729210 Y2 JP H0729210Y2
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Isuzu Motors Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はブローバイガス還流装置に係り、特にシリンダ
ヘッドカバからブローバイガスを還流させるようにした
ブローバイガス還流装置に関する。
[従来の技術] ブローバイガス還流装置は第3図乃至第6図に示すよう
に、クランクケース内に連通するシリンダヘッドカバ1
と圧力開放系としての吸気管とをパイプ材7により連通
させると共に、このパイプ材7のヘッドカバ1内開口部
にPCV弁3を設け、機関内圧力が一定値以上になったらP
CV弁3を開放させてブローバイガスを吸気管側へ還流さ
せることにより、機関内圧力を略一定に調節するように
したものである(特開昭59-513号公報等)。
ここに、ブローバイガス中には、多量のオイルミストが
含まれており、このオイルミストがそのまま吸気管内に
流入して吸気管内面に付着すると管内面を汚損し、また
カーボン付着の原因になると共に、他方オイル消費量の
悪化の原因ともなる。
このため、ヘッドカバ1内の上部には、バッフルプレー
ト4によってPCV空間6が区画形成されており、この空
間6に連通するパイプ材7の開口部にPCV弁3が設けら
れている。PCV空間6は、バッフルプレート4に形成し
た切欠開口5(第5図)から流入してくるブローバイガ
スの流速を減速させて気液分離させると共に、分離され
た液体分としての油分を回収するようになっている。即
ち、PCV空間6内で分離した油分は、図5及び図6のよ
うに、バッフルプレート4内底部に凹設した溝部10内を
流れ、その先に形成した間隙11から機関内に戻される。
[考案が解決しようとする問題点] ところで第3図に示すように、シリンダヘッドカバ1に
は、PCV弁3の設置位置と略同じ高さ位置にオイル注入
口12が形成されており、オイル交換時等にはこの注入口
12より油が注入される。これに際し、急激な油の注入等
により油がヘッドカバ1内に充満すると、PCV空間6に
も切欠開口5から油が流入し、PCV弁3を強制的に開放
させる場合があった。このようにPCV弁3が開放される
と油は吸気管内へと流入し、入り込んだ油は機関始動時
にシリンダ内へ流入してオイル燃焼やオイルハンマの原
因となるおそれがあった。
本考案の目的は、機関運転時のブローバイガス還流性能
を良好に維持しつつ、オイル交換時など注油時にはPCV
弁の開放を阻止できるブローバイガス還流装置を提供す
ることにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、シリンダヘッドカバ内の上部にバッフルプレ
ートにより区画されてブローバイガスを気液分離させる
PCV空間を形成すると共に、該PCV空間にブローバイガス
を吸気系に導くパイプ材を連通させ、該パイプ材のPCV
空間への連通口にPCV弁を設けたブローバイガス還流装
置であって、上記PCV空間をバッフルプレートにより液
密に区画し、このバッフルプレートの底部にその上下の
空間を連通させる連通孔をPCV弁から離間させて形成
し、この連通孔の下方開口を覆うように略有底筒体状の
弁ケースを上記バッフルプレートの外側下面より垂下さ
せ、この弁ケース内に油に浮くフロート弁を昇降自在に
設けると共に、弁ケースの底部に小径の油導入孔を、弁
ケースのフロート弁上方の側部にはこれより大径のガス
導入孔をそれぞれ形成したものである。
[作用] 上記構成によれば、オイル交換時などの注油時、シリン
ダヘッドカバ内の油位が上昇しても、弁ケース内に油導
入孔から油が導入され、フロート弁が浮上してバッフル
プレート底部の連通孔を閉じる。このため、注油時、ヘ
ッドカバ内に油が充満するような事態が生じても、PCV
空間に油が流入することなく、PCV弁を閉状態に保つこ
とができる。
また、機関運転時、ヘッドカバ内に漏出したブローバイ
ガスは、弁ケース内、連通孔を通ってPCV空間に導入さ
れ、PCV弁の開放によってパイプ材を通って吸気系に還
流される。ここに、弁ケース底部の油導入孔より側部の
ガス導入孔を大径としているので、ブローバイガスはフ
ロート弁上方のガス導入孔を通って弁ケース内に導入さ
れた後、弁ケース内から連通孔を通ってPCV空間内に導
入されることとなり、このブローバイガス流によってフ
ロート弁は下方に押し付けられる。このため、弁ケース
内でのフロート弁の上昇が防止され、ブローバイガスは
円滑に還流される。
[実施例] 以下に本考案の好適一実施例を添付図面に従って詳述す
る。
第1図及び第2図に示すように、クランクケースに連通
されるシリンダヘッドカバ21内には、その上部にバッフ
ルプレート22に区画させてPCV空間23が形成され、このP
CV空間23内には、吸気管(図示せず)に連通されるパイ
プ材24が配設されると共に、このパイプ材24のPCV空間
側開口部には、従来と同様にPCV空間23とパイプ材24の
管路とを遮断するPCV弁25が設けられる。殊にバッフル
プレート22は、従来における切欠開口並びに溝部が廃止
され、PCV空間23をヘッドカバ21内から液密に区画する
ように構成されている。
このようにしてPCV空間23を区画形成するバッフルプレ
ート22には、PCV弁25の設置位置から離隔させた位置
に、ヘッドカバ21内とPCV空間23とを連通させる連通孔2
8が形成される。そしてこの連通孔28により、PCV空間2
3、パイプ材24を介してシリンダヘッドカバ1内と圧力
開放系としての吸気管とを連通してブローバイガスを還
流させるようになっている。
このように構成された連通孔28の下方位置には、これを
PCV空間23外側から塞ぐように弁ケース30が設けられ
る。弁ケース30は、略有底筒体状に形成されており、バ
ッフルプレート22の外側下面に油位上昇方向(鉛直方
向)に沿って垂下されている。そして、この弁ケース30
内には、油位の上昇により弁ケース30内で浮上されて連
通孔28を閉じる樹脂製等の球状のフロート弁31が昇降自
在に設けられる。弁ケース30は、その底部に油導入孔32
が形成され、フロート弁31はこの油導入孔32から弁ケー
ス30内に流入する油によって上昇されるように構成され
る。また弁ケース30には、シリンダヘッドカバ21内とバ
ッフルプレート22の連通孔28とを連通させてブローバイ
ガスを流通させるための油導入孔32よりも孔径の大きな
ガス導入孔33が形成される。このガス導入孔33は、弁ケ
ース30の底部に着座して油導入孔32を閉じているフロー
ト弁31の高さ位置よりも上方に、弁ケース30の周方向に
沿って適宜間隔を隔てて複数形成されており、フロート
弁31に妨げられることなくブローバイガスをPCV空間23
へと導けると共に、フロート弁31を上方から押し付けて
浮上しないようになっている。
尚、バッフルプレート22は、連通孔28の開口部周縁が上
昇してくる球状のフロート弁31の曲率に相応させて湾曲
させて形成され、フロート弁31の着座部34を構成するよ
うになっている。またバッフルプレート22は、PCV空間2
3で回収された油分を、連通孔28、弁ケース30を介して
機関内に円滑に戻すように、連通孔28に向かって傾斜さ
れた板面で形成される。
次に実施例の作用について述べる。
第1図及び第2図に示すように、機関通常運転時のブロ
ーバイガスの還流に際しては、クランクケース側から導
入されるブローバイガスは弁ケース30のガス導入孔33か
ら連通孔28を介してPCV空間23に流入し、相当の圧力に
達したときにPCV弁25を開放してパイプ材24から吸気管
へと導出されることになる。ここに、連通孔28はPCV弁2
5から離間した位置に形成されているので、ブローバイ
ガス中に含まれるオイルミストは従来と同様、PCV空間2
3で回収され、回収された油分は連通孔28から弁ケース3
0を介して機関内へと戻される。このブローバイガスの
還流時にあっては、ガス導入孔33よりも孔径が小さく、
且つフロート弁31に閉成される油導入孔32よりも、開放
された孔径の大きなガス導入孔33へとブローバイガスは
流入することとなり、フロート弁31が上昇してガス導入
孔33や連通孔28を塞ぐことはなく円滑にブローバイガス
を流通させることができる。これにより、確実なブロー
バイガスの還流機能を保持することができる。
他方、機関停止時における注油作業に際し、油がヘッド
カバ21内に充満してきた場合には、この油は弁ケース30
の最下部に位置された油導入孔32から弁ケース30内に進
入し、フロート弁31を浮上させる。その後、油位の上昇
によってガス導入孔33からも油が導入されるが、既にそ
の孔33のレベルにまでフロート弁31が浮上しているため
に、フロート弁31は、孔33からの油によって下方に押し
下げられることなく、油位の上昇に伴って更に浮上し、
連通孔28の着座部34に着座して連通孔28を閉じることに
なる。これによりPCV空間23は、油が充満するシリンダ
ヘッドカバ21から遮断されることとなり、PCV空間23へ
の油の侵入に伴うPCV弁25の強制的な開放を防止でき
る。また、注油作業後、機関を始動したときには、PCV
空間23内に油が残留していることがないので、PCV空間2
3による気液分離性を良好に維持することもできる。
尚、上記実施例のフロート弁31に加えて、従来構成(第
5図参照)における切欠開口5に格子枠状のセルメット
板を取り付け、ブローバイガスの導入系を2系統として
構成するようにしても良い。このようにすれば、一方が
還流機能を失っても、他方でブローバイガスの還流を保
証することができる。
[考案の効果] 以上要するに本考案によれば、次のような優れた効果を
発揮する。
(1) バッフルプレートの外側下面に連通孔を覆うよ
う弁ケースを垂下させ、この弁ケース内にフロート弁を
設けたので、注油時に弁ケースにより連通孔を閉じてPC
V空間をシリンダヘッドカバ内から遮断することができ
る。このため、ヘッドカバ内に充満した油によるPCV弁
の開放を阻止でき、オイル燃焼やオイルハンマの発生を
抑止できる。しかも、注油作業後、PCV空間に油が残留
するおそれもないから、注油後の機関始動時には、直ち
にブローバイガスを適切に還流できる。
(2) バッフルプレート外側下面に弁ケースを垂下さ
せ、この弁ケースの底部に油導入孔を、側部にこれより
大径のガス導入孔を形成したので、機関運転時、ブロー
バイガス流によりフロート弁を下方に押し付けて浮上を
防止することができる。このため、ブローバイガスの還
流機能を良好に保ち、機関内圧力の上昇を確実に防止で
きる。
(3) バッフルプレートの底部にPCV弁から離間させ
て連通孔を形成したので、PCV空間での気液分離性を確
保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の好適一実施例を示す側断面図、第2図
はシリンダヘッドカバ全体の構成を示す正面断面図、第
3図は従来例を示す正面断面図、第4図はその側断面
図、第5図はその底面図、第6図は第5図におけるVI-V
I線矢視断面図である。 図中、21はシリンダヘッドカバ、25はPCV弁、28はヘッ
ドカバ内導入口として例示された連通孔、29はブローバ
イガス通路、31はフロート弁である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダヘッドカバ内の上部にバッフルプ
    レートにより区画されてブローバイガスを気液分離させ
    るPCV空間を形成すると共に、該PCV空間にブローバイガ
    スを吸気系に導くパイプ材を連通させ、該パイプ材のPC
    V空間への連通口にPCV弁を設けたブローバイガス還流装
    置であって、上記PCV空間をバッフルプレートにより液
    密に区画し、このバッフルプレートの底部にその上下の
    空間を連通させる連通孔をPCV弁から離間させて形成
    し、この連通孔の下方開口を覆うように略有底筒体状の
    弁ケースを上記バッフルプレートの外側下面より垂下さ
    せ、この弁ケース内に油に浮くフロート弁を昇降自在に
    設けると共に、弁ケースの底部に小径の油導入孔を、弁
    ケースのフロート弁上方の側部にはこれより大径のガス
    導入孔をそれぞれ形成したブローバイガス還流装置。
JP1986175261U 1986-11-17 1986-11-17 ブロ−バイガス還流装置 Expired - Lifetime JPH0729210Y2 (ja)

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