JPH07292308A - マーキングインキ組成物 - Google Patents

マーキングインキ組成物

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JPH07292308A
JPH07292308A JP11212094A JP11212094A JPH07292308A JP H07292308 A JPH07292308 A JP H07292308A JP 11212094 A JP11212094 A JP 11212094A JP 11212094 A JP11212094 A JP 11212094A JP H07292308 A JPH07292308 A JP H07292308A
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JP
Japan
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alcohol
parts
weight
acid ester
ink composition
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JP11212094A
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English (en)
Inventor
Satoshi Saito
智 斎藤
Yuichi Kobayashi
小林雄一
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Pentel Co Ltd
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Pentel Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 有機、無機、金属粉などの顔料を2〜10重
量%と、メチルアルコール、エチルアルコールなどの低
級アルコールを72〜85重量%と、前記低級アルコー
ルに可溶なポリビニルブチラールなどの樹脂を2〜10
重量%と、リノシン酸ブチル、オレイン酸エチルなどの
不飽和脂肪酸と炭素数7以下の脂肪族アルコールとから
なる不飽和脂肪酸エステルを3〜13重量%と、燐酸エ
ステルまたは亜燐酸エステル、及びそれらのアンモニウ
ム、アルカリ金属、アルカリ土類金属またはアルカノー
ルアミン塩を0.2〜4重量%よりなるもの。 【効果】 ホワイトボードなどの筆記板に筆記した文字
の消去性が、長時間放置した後でも良好である。とく
に、樹脂製の筆記板に用いた場合の消去性が良好であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面が平滑で非浸透性
である樹脂板、金属板、ホーロー板、ガラス板、焼き付
け塗装板などの筆記板上に筆記することができ、且つ、
その筆跡を必要に応じて乾いた布や柔軟な紙で軽く擦過
することにより容易に消去することができるマーキング
インキ組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような筆記板に筆記でき、且つ、
その筆跡が消去可能なマーキングインキ組成物は、顔料
と、低級アルコールと、該低級アルコールに可溶な樹脂
と、消去性を付与させる添加剤とからなっている。この
消去性付与剤は、種々提案されている。例えば、特開昭
58−42672号公報には「(A)ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテルまたはポリオキシエチレンアルキル
フェノールエーテルの燐酸エステルまたは硫酸エステ
ル、燐酸アルキルエステルまたは亜燐酸アルキルエステ
ル、及びそれらのアンモニウム、アルカリ金属、アルカ
リ土類金属またはアルカノールアミン塩からなる群から
選ばれる化合物」と「(B)炭素数6以上の脂肪族モノ
カルボン酸と炭素数8以上の脂肪族一価アルコールとの
エステルであって、全炭素数が20以上であり、分子中
に炭素鎖の分岐構造及び/または不飽和結合を有する化
合物」とを併用することが開示されている。また、特公
昭60−55553号公報には「(A)脂肪族二塩基酸
エステル」と「(B)ポリオキシエチレンアルキルエー
テルの硫酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルフェ
ニルエーテルの硫酸エステル、ポリオキシエチレンアル
キルエーテルの燐酸エステル及びポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテルの燐酸エステルの一種または二
種以上」とを併用することが開示されている。さらに、
特公62−9149号公報には「(A)脂肪族二塩基酸
エステル」と「(B)ポリオキシエチレンアルキルエー
テルの硫酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルフェ
ニルエーテルの硫酸エステル、ポリオキシエチレンアル
キルエーテルの燐酸エステル、ポリオキシエチレンアル
キルフェニルエーテルの燐酸エステル、ポリグリコール
と二塩基酸からなる分子量1000及至5000のポリ
エステル、炭素数12以下の飽和脂肪酸からなるトリグ
リセライドからなる群から選ばれる物質」と「(C)全
炭素数20以上の脂肪族一塩基酸のエステル」との3種
を併用することが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のマーキングインキ組成物は、樹脂製の筆記板に対す
る消去性が不十分であった。即ち、樹脂製の筆記板に筆
記した筆跡は、長期間放置した後はもちろん筆記した直
後であっても、消し具で何度も擦過しなければ完全に消
去できないといった問題を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、顔料と、低級
アルコールと、該低級アルコールに可溶な樹脂と、不飽
和カルボン酸の、炭素数7以下のアルキルエステルと、
燐酸エステル、亜燐酸エステルまたはそれらの塩とを少
なくとも含むマーキングインキ組成物を要旨とするもの
である。
【0005】以下に本発明の各成分について詳細に説明
する。顔料は着色材として使用するものであって、従来
公知の有機、無機及び金属粉顔料や、染料や顔料を樹脂
粉体と組み合わせた着色加工粉体及び蛍光顔料などの中
から、マーキングインキ組成物中に微粒子として安定に
分散し得るものを適宣選択して用いることができる。特
に顔料の表面を樹脂コーティングした加工顔料は、分散
性、経時安定性、作業性及びマーキングインキ組成物中
に他の樹脂を配合しなくとも良いなどの面から好ましく
用いることができる。その使用量は、顔料の種類や他の
インキ成分により異なるものの、マーキングインキ組成
物全量に対して1〜20重量%、好ましくは2〜10重
量%である。
【0006】低級アルコールは溶剤として使用するもの
で、メチルアルコール、エチルアルコール、ノルマルプ
ロピルアルコール、イソプピルアルコール、ノルマルブ
チルアルコール、イソブチルアルコール、第2ブチルア
ルコール、第3ブチルアルコール等の1種または2種以
上混合して使用可能である。2種以上混合して使用する
場合、他の成分との混和性を考慮して種々の混合比が決
定される。その使用量はマーキングインキ組成物全量に
対して65〜90重量%、好ましくは72〜85重量%
である。
【0007】樹脂は、インキに皮膜形成能を与え、被筆
記面への付着性、インキの粘性、顔料の分散安定性付与
といった目的で使用する。前記有機溶剤に可溶なもので
あれば使用可能であるが、筆記板用として通常用いられ
るマーキングインキ組成物として必要な低粘度(1〜1
0cps、25℃)を得るためには比較的低重合度の樹
脂を用いるのが好ましい。具体的には、平均重合度10
00以下のポリビニルブチラールやポリビニルピロリド
ン、酢酸ビニル樹脂、ポリアクリル酸エステル、シェラ
ック、エチルセルロース等の1種または2種以上混合し
て使用可能であり、その使用量はマーキングインキ組成
物全量に対して1〜20重量%、好ましくは2〜10重
量%である。尚、顔料として、顔料の表面を樹脂コーテ
ィングした加工顔料を用いた場合は、顔料中の樹脂にて
代替することも可能である。
【0008】不飽和カルボン酸の、炭素数7以下のアル
キルエステルは、筆跡に、擦過により容易に消去し得る
性質を付与する剥離剤として用いるものである。このエ
ステルは、不飽和カルボン酸と炭素数7以下の脂肪族ア
ルコールとを常法により反応させることによって得るこ
とができる。不飽和カルボン酸としては、オレイン酸、
リノール酸、リシノール酸、リノレン酸などが挙げら
れ、炭素数7以下の脂肪族アルコールとしては、メチル
アルコール、エチルアルコール、ノルマルプロピルアル
コール、イソプロピルアルコール、ノルマルブチルアル
コール、イソブチルアルコール、ターシャリーブチルア
ルコール、ノルマルペンチルアルコール、イソペンチル
アルコール、ノルマルヘキシルアルコール、イソヘキシ
ルアルコール、ノルマルヘプチルアルコール、イソヘプ
チルアルコールなどが挙げられる。このエステル中、特
に好ましいものは、オレイン酸エチル、リノール酸エチ
ル、リノール酸イソプロピル、リシノール酸ブチルであ
り、その使用量はマーキングインキ組成物全量に対して
0.5〜15重量%、好ましくは3〜13重量%であ
る。
【0009】燐酸エステル、亜燐酸エステルまたはそれ
らの塩は、上記不飽和脂肪酸エステルと併用することに
より、特に、樹脂製筆記板における筆跡の初期及び経時
消去性を向上する剥離助剤として用いるものである。燐
酸エステルおよびその塩としては、燐酸モノエステル
(一般式:PO(OR)(OM)2)、燐酸ジエステル
(一般式:PO(OR)2OM)、燐酸トリエステル
(一般式:PO(RO)3 )が挙げられ、亜燐酸エステ
ルおよびその塩としては、亜燐酸モノエステル(一般
式:(RO)P(OM)2 )、亜燐酸ジエステル(一般
式:(RO)POMまたは(RO)2 PM=O)、亜燐
酸トリエステル(一般式:(RO)3P)が挙げられ
る。尚、上記一般式中、Rは炭素数12以下のアルキル
基、フェニル基、アルキルフエニル基、アルコキシアル
キル基、アルコキシフェニル基、アルコキシアルキルフ
エニル基を、Mは水素、アンモニウム、アルカリ金属、
アルカリ土類金属、またはアルカノールアミンを示す。
この燐酸エステル、亜燐酸エステルまたはそれらの塩
中、特に好ましいものは燐酸トリブトキシエチル、燐酸
トリフェニル、燐酸モノブチル、燐酸2−エチルヘキシ
ルジフェニルであり、その使用量はマーキングインキ組
成物全量に対して0.1〜8重量%、好ましくは0.2
〜4重量%である。
【0010】以上に示した成分以外に必要に応じて、防
腐剤、防黴剤、湿潤剤、粘度調整剤、凍結防止剤、消泡
剤または一般の各種活性剤など、種々の添加剤を適宣選
択して使用することができる。
【0011】尚、本発明のマーキングインキ組成物は、
上記の各成分を必要量混合し、ホモミキサー、ラボミキ
サー等の高速撹拌機や、ボールミル、サンドミルまたは
ビーズミル等の分散機にて混合、分散することにより容
易に得ることができる。
【0012】
【作用】本発明のマーキングインキ組成物が何故初期及
び経時消去性に優れているかは定かではないが、以下の
ように推察する。剥離剤である不飽和脂肪酸エステル
は、筆跡と被筆記面との間に存在し、筆跡の消去性を示
すものである。本発明における不飽和脂肪酸エステル
は、樹脂を犯しにくいため、樹脂製筆記板に筆記した場
合の消去性が高い、しかも、燐酸又は亜燐酸のエステル
を併用しているため、この燐酸又は亜燐酸のエステルが
前記不飽和脂肪酸エステルと混合し、両者の相乗作用に
よって初期および経時的な消去性が向上する。
【0013】
【実施例】
実施例1 フタロロシアニングリーン 3部 ポリビニルブチラール 2部 エチルアルコール 50部 ノルマルプロピルアルコール 42部 リノシン酸ブチル 3部 燐酸トリブトキシエチル 3部 上記成分をボールミルにて6時間撹拌してマーキングイ
ンキ組成物を得た。
【0014】実施例2 フジASレッド 7部 (加工顔料、顔料;レーキレッド、50重量%、樹脂;
ポリビニルブチラール、50重量%、冨士色素(株)
製) エチルアルコール 50部 イソプロピルアルコール 37部 オレイン酸エチル 9部 燐酸ジブチルと燐酸モノブチルとの混合物 3部 上記成分を撹拌機にて4時間撹拌してマーキングインキ
組成物を得た。
【0015】実施例3 フタロシアニンブルー 4部 ポリビニルブチラール(重合度約700) 4部 エチルアルコール 44部 ノルマルブチルアルコール 43部 リノール酸イソプロピル 6部 燐酸トリフェニル 4部 上記成分をボールミルにて5時間分散してマーキングイ
ンキ組成物を得た。
【0016】実施例4 フジASブラック 8部 (黒色加工顔料、顔料;カーボンブラック、50重量
%、樹脂;ポリビニルピロリドナン、50重量%、冨士
色素(株)製) エチルアルコール 65部 ノルマルプロピルアルコール 10部 リノール酸エチル 7部 燐酸トリブトキシエチル 2部 上記成分を撹拌器にルにて3時間分散してマーキングイ
ンキ組成物を得た。
【0017】実施例5 カーボンブラック 3部 ポリビニルブチラール(重合度300) 4部 エチルアルコール 50部 イソプロピルアルコール 27部 リノレン酸エチル 9部 燐酸2−エチルヘキシルジフェニル 3部 上記成分をボールミルにて5時間分散してマーキングイ
ンキ組成物を得た。
【0018】実施例6 フジASブラック 8部 (黒色加工顔料、顔料;カーボンブック、50重量%、
樹脂;ポリビニルブチラール、50重量%、冨士色素
(株)製) エチルアルコール 65部 イソプロピルアルコール 10部 リノール酸エチル 7部 亜燐酸トリブトキシエチル 2部 上記成分を撹拌機にて3時間撹拌してマーキングインキ
組成物を得た。
【0019】実施例7 フタロシアニングリーン 3部 ポリビニルブチラール(重合度約630) 2部 エチルアルコール 50部 ノルマルプロピルアルコール 42部 リノシン酸ブチル 3部 燐酸モノブチルナトリウム 3部 上記成分をボールミルにて6時間分散してマーキングイ
ンキ組成物を得た。
【0020】実施例8 フジASレッド 7部 (加工顔料、顔料;レーキレッド、50重量%、樹脂;
ポリビニルブチラール、50重量%、冨士色素(株)
製) エチルアルコール 50部 イソプロピルアルコール 37部 オレイン酸ブチル 9部 亜燐酸ジフェニルナトリウム 3部 上記成分を撹拌機にて4時間撹拌してマーキングインキ
組成物を得た。
【0021】比較例1 実施例1においてリノシン酸ブチルをセバシン酸ジブチ
ルに、燐酸モノブチルをGafac RS−710(ポ
リオキシエチレンアルキルエーテルの燐酸エステル、東
邦化学工業(株)製)に変えた以外は実施例1と同様に
なしてマーキングインキ組成物を得た。
【0022】比較例2 実施例2においてオレイン酸エチルをカプリン酸イソス
テアリルに変えた以外は実施例2と同様になしてマーキ
ングインキ組成物を得た。
【0023】比較例3 実施例5においてリノレン酸エチルをアゼライン酸ジオ
クチルを4部とパルミチン酸イソオクダデシルを5部
に、燐酸2−エチルヘキシルジフェニルをカプリン酸ト
リグリセライドに変えた以外は実施例5と同様になして
マーキングインキ組成物を得た。
【0024】比較例4 実施例8においてオレイン酸ブチルをオレイン酸オクチ
ルに変えた以外は実施例8と同様になしてマーキングイ
ンキ組成物を得た。
【0025】以上の実施例1〜8及び比較例1〜4で得
たマーキングインキ組成物を中綿式の筆記具に充填して
試験用筆記具を作成し、消去性試験を行なった。結果を
表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】※1初期消去試験 前記試験用筆記具を用いて筆記板(ホーロー板及びアク
リル板)上に一定の大きさで文字を書き、乾燥後、その
筆跡上を乾いた布を用いて荷重500gで摩過し、筆跡
が消去するまでの回数を測定した。
【0028】※2経時消去性試験 前記試験用筆記具を用いて筆記板(ホーロー板及びアク
リル板)上に一定の大きさで文字を書き、室内に1ヶ月
間放置後、その筆跡上を乾いた布を用いて荷重500g
で摩過し、筆跡が消去するまでの回数を測定した。
【0029】
【発明の効果】以上のごとく、本発明のマーキングイン
キ組成物は表面が平滑で非浸透性である筆記板上に筆記
でき、その筆跡を乾いた布等で軽く摩過することで容易
に消去でき、しかも経時後の消去性にも優れたものであ
り、特に樹脂製の筆記板に筆記した場合であっても、そ
の消去性が良好に示されるという優れたものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顔料と、低級アルコールと、該低級アル
    コールに可溶な樹脂と、不飽和カルボン酸の、炭素数7
    以下のアルキルエステルと、燐酸エステル、亜燐酸エス
    テルまたはそれらの塩とを少なくとも含むマーキングイ
    ンキ組成物。
JP11212094A 1994-04-27 1994-04-27 マーキングインキ組成物 Pending JPH07292308A (ja)

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JP11212094A JPH07292308A (ja) 1994-04-27 1994-04-27 マーキングインキ組成物

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JP11212094A JPH07292308A (ja) 1994-04-27 1994-04-27 マーキングインキ組成物

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JPH07292308A true JPH07292308A (ja) 1995-11-07

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001098197A (ja) * 1999-09-30 2001-04-10 Toshiba Corp 記録液および記録装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001098197A (ja) * 1999-09-30 2001-04-10 Toshiba Corp 記録液および記録装置

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