JPH07292385A - 魚油の酸化防止剤 - Google Patents
魚油の酸化防止剤Info
- Publication number
- JPH07292385A JPH07292385A JP7063560A JP6356095A JPH07292385A JP H07292385 A JPH07292385 A JP H07292385A JP 7063560 A JP7063560 A JP 7063560A JP 6356095 A JP6356095 A JP 6356095A JP H07292385 A JPH07292385 A JP H07292385A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fish oil
- antioxidant
- green
- barley
- giv
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
- Edible Oils And Fats (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
- Anti-Oxidant Or Stabilizer Compositions (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 2″−O−グルコシルイソビテキシを有効成
分として含有する魚油の酸化防止剤。 【効果】 ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン
酸、オクタデカテトラエン酸のような不飽和度の高い脂
肪酸を含む魚油又は魚油を構成成分として含む食品の酸
化防止に有効である。
分として含有する魚油の酸化防止剤。 【効果】 ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン
酸、オクタデカテトラエン酸のような不飽和度の高い脂
肪酸を含む魚油又は魚油を構成成分として含む食品の酸
化防止に有効である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、魚油、特にドコサヘキ
サエン酸、エイコサペンタエン酸及び/又はオクタデカ
テトラエン酸のような不飽和度の高い脂肪酸を含む魚油
の酸化防止剤に関する。
サエン酸、エイコサペンタエン酸及び/又はオクタデカ
テトラエン酸のような不飽和度の高い脂肪酸を含む魚油
の酸化防止剤に関する。
【0002】
【従来の技術】魚類をはじめとする動物からの油脂の採
取(採油)は、乾式法または湿式法によつて行われる。
採油された油脂は食用に供されるために精製される。油
脂の精製は、油脂中の水分及び不溶性物質の除去、油脂
中の可溶性物質であるガム質の除去、遊離脂肪酸のアル
カリ精製による除去、色素類の除去(脱色)、減圧下で
の蒸気吹き込みによる揮発性物質の除去(脱臭)等の工
程を経て行われる。
取(採油)は、乾式法または湿式法によつて行われる。
採油された油脂は食用に供されるために精製される。油
脂の精製は、油脂中の水分及び不溶性物質の除去、油脂
中の可溶性物質であるガム質の除去、遊離脂肪酸のアル
カリ精製による除去、色素類の除去(脱色)、減圧下で
の蒸気吹き込みによる揮発性物質の除去(脱臭)等の工
程を経て行われる。
【0003】このようにして精製される油脂は、更にそ
の目的により水素添加、エステル交換反応、溶剤による
分別などにより更に精製、改良される。このような工程
により得られる魚油或いは魚油を構成成分として含有す
る食品には、通常、酸化を防止するために酸化防止剤が
添加される。
の目的により水素添加、エステル交換反応、溶剤による
分別などにより更に精製、改良される。このような工程
により得られる魚油或いは魚油を構成成分として含有す
る食品には、通常、酸化を防止するために酸化防止剤が
添加される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、精製
魚油又は魚油を構成成分として含有する食品(本発明で
は、これらを「魚油」と総称する)のための酸化防止剤
を提供することである。
魚油又は魚油を構成成分として含有する食品(本発明で
は、これらを「魚油」と総称する)のための酸化防止剤
を提供することである。
【0005】魚油が酸化されると、その風味及び栄養価
が低下するばかりではなく、魚油に含まれる不飽和脂肪
酸の酸化の連鎖反応により生成する各種の過酸化物は生
体に対する有害作用を有することが明らかにされてい
る。
が低下するばかりではなく、魚油に含まれる不飽和脂肪
酸の酸化の連鎖反応により生成する各種の過酸化物は生
体に対する有害作用を有することが明らかにされてい
る。
【0006】そのような魚油の酸化を防止するための1
つの手段として、ブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒ
ドロキシアニソール等のような合成抗酸化剤の添加が効
果的であるが、これらの合成抗酸化剤はその毒性のた
め、最近食品に対する使用が制限されはじめ、天然由来
の抗酸化剤の使用が注目されつつある。
つの手段として、ブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒ
ドロキシアニソール等のような合成抗酸化剤の添加が効
果的であるが、これらの合成抗酸化剤はその毒性のた
め、最近食品に対する使用が制限されはじめ、天然由来
の抗酸化剤の使用が注目されつつある。
【0007】現在、合成抗酸化剤に代わる天然由来の抗
酸化剤として、アスコルビン酸、トコフエロールまたは
その誘導体が使用されているが、その抗酸化性は低く、
ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン酸、オクタデ
カテトラエン酸のような高度不飽和脂肪酸を含有する魚
油等の酸化防止のためには不充分である。
酸化剤として、アスコルビン酸、トコフエロールまたは
その誘導体が使用されているが、その抗酸化性は低く、
ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン酸、オクタデ
カテトラエン酸のような高度不飽和脂肪酸を含有する魚
油等の酸化防止のためには不充分である。
【0008】本発明者らは、麦類、特に大麦の若葉に酸
化防止効果に優れた成分が含まれていること、その活性
の本体が2″−O−グルコシルイソビテキシンであるこ
とを究明し、先に提案した(特開平5−65480号公
報)。
化防止効果に優れた成分が含まれていること、その活性
の本体が2″−O−グルコシルイソビテキシンであるこ
とを究明し、先に提案した(特開平5−65480号公
報)。
【0009】そして、本発明者は、上記2″−O−グル
コシルイソビテキシンの各種物質に対する酸化防止効果
について検討した結果、ドコサヘキサエン酸、エイコサ
ペンタエン酸、オクタデカテトラエン酸などの高度不飽
和脂肪酸を含有する魚油の酸化防止のために極めて有効
であることを見い出し本発明を完成するに至つた。
コシルイソビテキシンの各種物質に対する酸化防止効果
について検討した結果、ドコサヘキサエン酸、エイコサ
ペンタエン酸、オクタデカテトラエン酸などの高度不飽
和脂肪酸を含有する魚油の酸化防止のために極めて有効
であることを見い出し本発明を完成するに至つた。
【0010】
【問題を解決するための手段】しかして、本発明によれ
ば、2″−O−グルコシルイソビテキシンを有効成分と
して含有することを特徴とする魚油の酸化防止剤が提供
される。
ば、2″−O−グルコシルイソビテキシンを有効成分と
して含有することを特徴とする魚油の酸化防止剤が提供
される。
【0011】本発明の酸化防止剤は、精製魚油それ自体
に添加配合することができ、或いは魚油を構成成分とし
て含有する食品、例えば健康食品に添加することもでき
る。
に添加配合することができ、或いは魚油を構成成分とし
て含有する食品、例えば健康食品に添加することもでき
る。
【0012】2″−O−グルコシルイソビテキシン(以
下、GIVと略称する)は、緑色植物において植物の酸
化的損傷からの防御等の役割を果す抗酸化活性物質であ
り、麦類をはじめとする各種の緑色植物中に存在し、古
くはカタバミ(Oxalis acetosella L.)から抽出した例が
報告されており[Chem. Ber., 109,2901−29
07(1976)]、本発明者らも、前述したとおり、
麦類植物の緑葉からの抽出・単離に成功している(特開
平5−65480号公報)。
下、GIVと略称する)は、緑色植物において植物の酸
化的損傷からの防御等の役割を果す抗酸化活性物質であ
り、麦類をはじめとする各種の緑色植物中に存在し、古
くはカタバミ(Oxalis acetosella L.)から抽出した例が
報告されており[Chem. Ber., 109,2901−29
07(1976)]、本発明者らも、前述したとおり、
麦類植物の緑葉からの抽出・単離に成功している(特開
平5−65480号公報)。
【0013】しかして、本発明においては、GIVを含
有する緑色植物から、その使用目的等に応じて必要な程
度まで濃縮ないし抽出・精製処理することにより得られ
るGIV含有物質を魚油の酸化防止剤として使用するこ
とができる。しかし勿論、化学合成法によって製造され
たGIVを使用することもできる。
有する緑色植物から、その使用目的等に応じて必要な程
度まで濃縮ないし抽出・精製処理することにより得られ
るGIV含有物質を魚油の酸化防止剤として使用するこ
とができる。しかし勿論、化学合成法によって製造され
たGIVを使用することもできる。
【0014】原料となるGIV含有緑色植物としては、
麦類植物が好適であるが、それ以外に、クローバー、ア
ルフアルフア、ケール、ホウレン草、レタス、パセリ、
セロリ、キヤベツ、白菜、水葉、ピーマン、ニンジン緑
葉、大根緑葉、ササ、アシタバなどの牧草類、野菜類、
山野草類植物等もまた使用することができる。
麦類植物が好適であるが、それ以外に、クローバー、ア
ルフアルフア、ケール、ホウレン草、レタス、パセリ、
セロリ、キヤベツ、白菜、水葉、ピーマン、ニンジン緑
葉、大根緑葉、ササ、アシタバなどの牧草類、野菜類、
山野草類植物等もまた使用することができる。
【0015】一方、好適に使用される麦類植物として
は、大麦が最も適しているが、その他に、小麦、裸麦、
エン麦、ハト麦、トウモロコシ、キビ、イタリアンダイ
グラスなどもまた使用することができる。
は、大麦が最も適しているが、その他に、小麦、裸麦、
エン麦、ハト麦、トウモロコシ、キビ、イタリアンダイ
グラスなどもまた使用することができる。
【0016】これら緑葉植物、殊に麦類植物の中でも成
熟期前に収穫した若い植物の新鮮な茎及び/又は葉の部
分(本明細書ではこれらを総称して「緑葉」という)が
特に適している。
熟期前に収穫した若い植物の新鮮な茎及び/又は葉の部
分(本明細書ではこれらを総称して「緑葉」という)が
特に適している。
【0017】以下、麦類植物、例えば大麦からのGIV
の抽出についてさらに詳しく説明する。
の抽出についてさらに詳しく説明する。
【0018】麦類植物の緑葉はまず、ミキサー、ジユー
サー、等の機械的破砕手段によって搾汁し、必要に応じ
て、篩別、濾過等の手段によって粗固形分を除去するこ
とにより搾汁液(以下、これを「青汁」という)を調製
する。この青汁はGIVをある程度の濃度で含有してい
るので、該青汁又はそれを凍結乾燥、噴霧乾燥等の適当
な乾燥手段で乾燥することにより得られる青汁粉末は、
本発明の酸化防止剤として、魚油を構成成分とする食品
に添加することができる。
サー、等の機械的破砕手段によって搾汁し、必要に応じ
て、篩別、濾過等の手段によって粗固形分を除去するこ
とにより搾汁液(以下、これを「青汁」という)を調製
する。この青汁はGIVをある程度の濃度で含有してい
るので、該青汁又はそれを凍結乾燥、噴霧乾燥等の適当
な乾燥手段で乾燥することにより得られる青汁粉末は、
本発明の酸化防止剤として、魚油を構成成分とする食品
に添加することができる。
【0019】次いで、上記青汁又は青汁粉末を充分量の
水又はn−ヘキサンで抽出処理する。この抽出処理は通
常室温で行なうことができ、場合によっては2回又はそ
れ以上繰り返し行なってもよく、それによつて、水可溶
性成分又はn−ヘキサンに実質的に不溶性の成分を分離
回収する。回収された抽出成分(抽出エキス)はこの段
階で前記と同様にして乾燥し固形化することができる。
この固形分はさらに精製されるが、必要に応じてそのま
ま魚油の酸化防止剤として、魚油を構成成分として含む
食品に添加してもよい。
水又はn−ヘキサンで抽出処理する。この抽出処理は通
常室温で行なうことができ、場合によっては2回又はそ
れ以上繰り返し行なってもよく、それによつて、水可溶
性成分又はn−ヘキサンに実質的に不溶性の成分を分離
回収する。回収された抽出成分(抽出エキス)はこの段
階で前記と同様にして乾燥し固形化することができる。
この固形分はさらに精製されるが、必要に応じてそのま
ま魚油の酸化防止剤として、魚油を構成成分として含む
食品に添加してもよい。
【0020】かくして得られる水可溶性成分又はn−ヘ
キサン不溶性成分を次いで含水率が0〜80%、好まし
くは10〜70%、さらに好ましくは15〜50%の無
水又は含水エタノール、例えば含水率20%の含水エタ
ノールで抽出処理を行ない、該含水エタノールに可溶性
の成分を分離回収する。
キサン不溶性成分を次いで含水率が0〜80%、好まし
くは10〜70%、さらに好ましくは15〜50%の無
水又は含水エタノール、例えば含水率20%の含水エタ
ノールで抽出処理を行ない、該含水エタノールに可溶性
の成分を分離回収する。
【0021】この含水エタノールによる抽出処理は、前
記の如くして調製される青汁もしくはそれから水不溶性
成分を完全に除去した緑葉の水溶性成分又はそれらを凍
結乾燥、噴霧乾燥等の適当な乾燥手段で乾燥して得られ
る粉末に対して直接行なうこともできる。
記の如くして調製される青汁もしくはそれから水不溶性
成分を完全に除去した緑葉の水溶性成分又はそれらを凍
結乾燥、噴霧乾燥等の適当な乾燥手段で乾燥して得られ
る粉末に対して直接行なうこともできる。
【0022】このようにして回収された無水又は含水エ
タノール可溶性成分は、そのままで或いは濃縮又は溶媒
を留去することにより、GIV粗精製物として魚油の酸
化防止のために使用することができる。
タノール可溶性成分は、そのままで或いは濃縮又は溶媒
を留去することにより、GIV粗精製物として魚油の酸
化防止のために使用することができる。
【0023】さらに所望に応じて、上記含水エタノール
可溶成分を適当な吸着剤、例えばStyrene−DVB樹脂
吸着剤(例えば、ローム・アンド・ハース社製、アンバ
ーライトR吸着剤XAD−2)等で処理し且つ含水率0
〜80%、好ましくは20〜70%、さらに好ましくは
30〜60%の無水又は含水メタノールで溶離処理を行
なうことによって、該無水又は含水メタノールに可溶性
の成分を回収することができる。これによってさらに酸
化防止活性に優れた画分を取得することができる。
可溶成分を適当な吸着剤、例えばStyrene−DVB樹脂
吸着剤(例えば、ローム・アンド・ハース社製、アンバ
ーライトR吸着剤XAD−2)等で処理し且つ含水率0
〜80%、好ましくは20〜70%、さらに好ましくは
30〜60%の無水又は含水メタノールで溶離処理を行
なうことによって、該無水又は含水メタノールに可溶性
の成分を回収することができる。これによってさらに酸
化防止活性に優れた画分を取得することができる。
【0024】さらにまた、このようにして麦類植物から
回収される無水又は含水メタノール可溶性成分は、例え
ば含水率が30〜70%、好ましくは40〃60%の含
水メタノールを用いて再結晶精製することにより、GI
Vを微黄色結晶として単離することができる。
回収される無水又は含水メタノール可溶性成分は、例え
ば含水率が30〜70%、好ましくは40〃60%の含
水メタノールを用いて再結晶精製することにより、GI
Vを微黄色結晶として単離することができる。
【0025】さらに、麦類植物を前述の如くして搾汁し
た後に搾汁粕として残る緑葉繊維にもGIVがかなり含
まれており、これはそのまま乾燥粉砕して魚油を構成成
分とする食品に添加してもよく、或いはこの緑葉繊維又
はその乾燥粉砕物を前記と同様に水で抽出するか及び/
又は無水もしくは含水エタノール又はメタノールで抽出
することによりGIV含有抽出エキス又はGIV粗精製
物、さらにはGIV単離物を得ることができる。
た後に搾汁粕として残る緑葉繊維にもGIVがかなり含
まれており、これはそのまま乾燥粉砕して魚油を構成成
分とする食品に添加してもよく、或いはこの緑葉繊維又
はその乾燥粉砕物を前記と同様に水で抽出するか及び/
又は無水もしくは含水エタノール又はメタノールで抽出
することによりGIV含有抽出エキス又はGIV粗精製
物、さらにはGIV単離物を得ることができる。
【0026】本発明の魚油の酸化防止剤の有効成分であ
るGIVは、実質的に純粋な単離物である必要はなく、
上記の如く麦類植物の緑葉の抽出処理過程で得られる搾
汁液もしくはその乾燥粉末、緑葉繊維粉末、或いはこれ
らのGIV含有抽出エキス又はGIV粗精製物の形態で
あってもよい。
るGIVは、実質的に純粋な単離物である必要はなく、
上記の如く麦類植物の緑葉の抽出処理過程で得られる搾
汁液もしくはその乾燥粉末、緑葉繊維粉末、或いはこれ
らのGIV含有抽出エキス又はGIV粗精製物の形態で
あってもよい。
【0027】また、本発明の酸化防止剤は、医薬品用又
は食品用賦形剤又は増量剤(例えば、デキストリン、デ
ンプン、プロピレングリコールなど)と共に粉末状、液
状等の形態に製剤化してもよく、また、必要に応じて、
アスコルビン酸、トコフエロールまたはその誘導体等の
他の酸化防止剤を併用してもよい。
は食品用賦形剤又は増量剤(例えば、デキストリン、デ
ンプン、プロピレングリコールなど)と共に粉末状、液
状等の形態に製剤化してもよく、また、必要に応じて、
アスコルビン酸、トコフエロールまたはその誘導体等の
他の酸化防止剤を併用してもよい。
【0028】麦類植物の緑葉の搾汁液又はその乾燥粉末
は、GIVの他に、各種ミネラル類、ビタミン類、葉緑
素、タンパク質、SOD等を豊富に含んでおり、魚油を
構成成分として含有する食品に添加することにより、該
食品中の魚油の酸化腐敗防止に有効であるのみならず、
健康維持にも役立つ。
は、GIVの他に、各種ミネラル類、ビタミン類、葉緑
素、タンパク質、SOD等を豊富に含んでおり、魚油を
構成成分として含有する食品に添加することにより、該
食品中の魚油の酸化腐敗防止に有効であるのみならず、
健康維持にも役立つ。
【0029】しかして、本発明の酸化防止剤は、精製魚
油に配合することができる(この場合には、GIVは粗
精製物又は単離物の形態のものが好ましい)のみなら
ず、例えば、カプセル剤型の食品、粉末油脂状食品等の
魚油を構成成分として含有する各種の食品にも添加する
ことができる。
油に配合することができる(この場合には、GIVは粗
精製物又は単離物の形態のものが好ましい)のみなら
ず、例えば、カプセル剤型の食品、粉末油脂状食品等の
魚油を構成成分として含有する各種の食品にも添加する
ことができる。
【0030】魚油は、空気中で酸素と魚油に含まれる不
飽和脂肪酸が反応して遊離基を生成し、この遊離基はさ
らに酸化され、過酸化物を生成する。そしてこの過酸化
物は自己触媒的に作用して酸化反応は急激に進行する。
従つて、本発明の酸化防止剤は、この過酸化が起こるよ
りも以前の段階に魚油に添加することが望ましく、例え
ば、魚油の精製工程において、脱臭操作後直ちに添加す
るか、或いは溶剤による分別時に添加するのが好適であ
る。
飽和脂肪酸が反応して遊離基を生成し、この遊離基はさ
らに酸化され、過酸化物を生成する。そしてこの過酸化
物は自己触媒的に作用して酸化反応は急激に進行する。
従つて、本発明の酸化防止剤は、この過酸化が起こるよ
りも以前の段階に魚油に添加することが望ましく、例え
ば、魚油の精製工程において、脱臭操作後直ちに添加す
るか、或いは溶剤による分別時に添加するのが好適であ
る。
【0031】また、魚油を構成成分として含有する食品
に添加する場合には、その食品の加工の任意の過程にお
いて或いは加工直後に添加配合することが望ましい。こ
の場合添加する酸化防止剤は、食品の種類、使用目的等
に応じて、前述したいずれかの形態のものを選択して使
用することができる。
に添加する場合には、その食品の加工の任意の過程にお
いて或いは加工直後に添加配合することが望ましい。こ
の場合添加する酸化防止剤は、食品の種類、使用目的等
に応じて、前述したいずれかの形態のものを選択して使
用することができる。
【0032】本発明の酸化防止剤の添加量は、厳密に制
限されるものではなく、魚油の種類等に応じて適宜変え
ることができるが、一般には、GIVとして魚油(食品
の場合にはそれに含まれる魚油)の重量を基準にして
0.005〜5%、特に0.01〜2%の範囲内が適当で
ある。
限されるものではなく、魚油の種類等に応じて適宜変え
ることができるが、一般には、GIVとして魚油(食品
の場合にはそれに含まれる魚油)の重量を基準にして
0.005〜5%、特に0.01〜2%の範囲内が適当で
ある。
【0033】
【実施例】以下、実施例により本発明についてさらに具
体的に説明する。
体的に説明する。
【0034】実施例1:タラ肝油からのマロンアルデヒ
ドのGC分析 試験管に、数種の濃度の2″−O−グルコシルイソビテ
キシンとタラ肝油、Cod Liver Oil[Sigma Chemical Co
mpany 製、約70%の(オクタデカテトラエン酸、エイ
コサペンタエン酸及びドコサヘキサエン酸)メチルエス
テルを含む]20μL及びトリス塩酸緩衝液(0.25
mmol Trizma 緩衝液、pH7.4:0.75mmo
l塩化カリウム:0.2% SDS)5mLを注加して軽
く振り混ぜた後、更にフエントン試薬(1μmol塩化
第二鉄/0.5μmol過酸化水素水)を加え、37℃
にて16時間反応させた。4%ブチルヒドロキシトルエ
ン・エタノール溶液50μLを加えて反応を停止させた
後、N−メチルヒドラジン50μLを加え室温にて1時
間反応を行い、生成物の1つであるマロンアルデヒドを
1−メチルピラゾールに誘導した。更にこれに飽和食塩
水20mLを加え、ジクロロメタン15mLで3時間、
連続抽出を行つた後、ジクロロメタン層を分取し、正確
に10mLとし、更に内部標準液(1.6mM 2−メチ
ルピラジン・ジクロロメタン溶液150μL)を加え、
ガスクロマトグラフイー分析用試料とし、比較対照には
α−トコフエロールを用いて同様に試料を調製した。1
−メチルピラゾールは窒素−リン検出器(NPD)を装
着した Hewlett-Packard Model5880 gas chromatog
raph(Avondale,PA)を用いて分析した。
ドのGC分析 試験管に、数種の濃度の2″−O−グルコシルイソビテ
キシンとタラ肝油、Cod Liver Oil[Sigma Chemical Co
mpany 製、約70%の(オクタデカテトラエン酸、エイ
コサペンタエン酸及びドコサヘキサエン酸)メチルエス
テルを含む]20μL及びトリス塩酸緩衝液(0.25
mmol Trizma 緩衝液、pH7.4:0.75mmo
l塩化カリウム:0.2% SDS)5mLを注加して軽
く振り混ぜた後、更にフエントン試薬(1μmol塩化
第二鉄/0.5μmol過酸化水素水)を加え、37℃
にて16時間反応させた。4%ブチルヒドロキシトルエ
ン・エタノール溶液50μLを加えて反応を停止させた
後、N−メチルヒドラジン50μLを加え室温にて1時
間反応を行い、生成物の1つであるマロンアルデヒドを
1−メチルピラゾールに誘導した。更にこれに飽和食塩
水20mLを加え、ジクロロメタン15mLで3時間、
連続抽出を行つた後、ジクロロメタン層を分取し、正確
に10mLとし、更に内部標準液(1.6mM 2−メチ
ルピラジン・ジクロロメタン溶液150μL)を加え、
ガスクロマトグラフイー分析用試料とし、比較対照には
α−トコフエロールを用いて同様に試料を調製した。1
−メチルピラゾールは窒素−リン検出器(NPD)を装
着した Hewlett-Packard Model5880 gas chromatog
raph(Avondale,PA)を用いて分析した。
【0035】測定条件を以下に示す。
【0036】キヤピラリーカラム:DB−WAX 30m
×0.25mmID×0.25μm カ ラ ム 温 度:60℃(保持2分)〜200℃
(保持10分) 昇温4℃/分 注 入 口 温 度:250℃ 検 出 器 温 度:300℃ キ ヤ リ ア ー ガ ス:ヘリウム 得られた結果を下記表1に示す。2″−O−グルコシル
イソビテキシンはα−トコフエロールよりも強い酸化抑
制効果を示した。
×0.25mmID×0.25μm カ ラ ム 温 度:60℃(保持2分)〜200℃
(保持10分) 昇温4℃/分 注 入 口 温 度:250℃ 検 出 器 温 度:300℃ キ ヤ リ ア ー ガ ス:ヘリウム 得られた結果を下記表1に示す。2″−O−グルコシル
イソビテキシンはα−トコフエロールよりも強い酸化抑
制効果を示した。
【0037】
【表1】
【0038】実施例2:タラ肝油からのグリオキザール
のGC分析 試験管に数種の濃度の2″−O−グルコシルイソビテキ
シンと、タラ肝油 CodLiver Oil 20μL及びトリス塩
酸緩衝液(0.25mmol Trizma 緩衝液、pH7.
4:0.75mmol塩化カリウム:0.2% SDS)
5mLを注加して軽く振り混ぜた後、更にフエントン試
薬(1μmol塩化第二鉄/0.5μmol過酸化水素
水)を加え、37℃にて16時間反応させた。4%ブチ
ルヒドロキシトルエン・エタノール溶液50μLを加え
て、反応を停止させた後、0.5M1.2−フエニレンジ
アミン塩酸塩水溶液200μLを加え室温にて1時間反
応を行い、生成物の1つであるグリオキサールをキノオ
キザリンに誘導した。更にこれに飽和食塩水20mLを
加え、ジクロロメタン15mLで3時間、連続抽出を行
つた後ジクロロメタン層を分取し、正確に10mLと
し、更に内部標準液(10mMインドール・ジクロロメ
タン溶液100μL)を加え、ガスクロマトグラフイー
分析用試料とし、実施例1と同様キノキサリンは窒素−
リン検出器(NPD)を装着した Hewlett-Packard Mod
el 5880 gas chromatograph(Avondale,PA)を用い
て分析した。
のGC分析 試験管に数種の濃度の2″−O−グルコシルイソビテキ
シンと、タラ肝油 CodLiver Oil 20μL及びトリス塩
酸緩衝液(0.25mmol Trizma 緩衝液、pH7.
4:0.75mmol塩化カリウム:0.2% SDS)
5mLを注加して軽く振り混ぜた後、更にフエントン試
薬(1μmol塩化第二鉄/0.5μmol過酸化水素
水)を加え、37℃にて16時間反応させた。4%ブチ
ルヒドロキシトルエン・エタノール溶液50μLを加え
て、反応を停止させた後、0.5M1.2−フエニレンジ
アミン塩酸塩水溶液200μLを加え室温にて1時間反
応を行い、生成物の1つであるグリオキサールをキノオ
キザリンに誘導した。更にこれに飽和食塩水20mLを
加え、ジクロロメタン15mLで3時間、連続抽出を行
つた後ジクロロメタン層を分取し、正確に10mLと
し、更に内部標準液(10mMインドール・ジクロロメ
タン溶液100μL)を加え、ガスクロマトグラフイー
分析用試料とし、実施例1と同様キノキサリンは窒素−
リン検出器(NPD)を装着した Hewlett-Packard Mod
el 5880 gas chromatograph(Avondale,PA)を用い
て分析した。
【0039】測定条件を以下に示す。
【0040】キヤピラリーカラム:DB−WAX 30m
×0.25mmID×0.25μm カ ラ ム 温 度:120℃(保持0分)〜220℃
(保持20分) 昇温10℃/分 注 入 口 温 度:250℃ 検 出 器 温 度:300℃ キ ヤ リ ア ー ガ ス:ヘリウム 得られた結果を下記表2に示す。2″−O−グルコシル
イソビテキシンはα−トコフエロールよりも強い酸化抑
制結果を示した。
×0.25mmID×0.25μm カ ラ ム 温 度:120℃(保持0分)〜220℃
(保持20分) 昇温10℃/分 注 入 口 温 度:250℃ 検 出 器 温 度:300℃ キ ヤ リ ア ー ガ ス:ヘリウム 得られた結果を下記表2に示す。2″−O−グルコシル
イソビテキシンはα−トコフエロールよりも強い酸化抑
制結果を示した。
【0041】
【表2】
【0042】実施例3 成熟期前の大麦の緑葉(若葉)を洗浄した後、搾汁して
作られた青汁を噴霧乾燥して粉末化した青汁粉末100
g及び魚油精製物150gに分散剤としてミツロウ25
gを混合し、常法により270mgを軟カプセルに充填
した。
作られた青汁を噴霧乾燥して粉末化した青汁粉末100
g及び魚油精製物150gに分散剤としてミツロウ25
gを混合し、常法により270mgを軟カプセルに充填
した。
【0043】実施例4 特開平5−65480号公報の実施例1に記載の方法に
より調製した、含水率20%のエタノール水溶液による
大麦若葉の青汁粉末の抽出物20g、デキストリン50
g、魚油精製物150g及び胚芽油30gに分散剤とし
てミツロウ25gを混合し、常法により270mgを軟
カプセルに充填した。
より調製した、含水率20%のエタノール水溶液による
大麦若葉の青汁粉末の抽出物20g、デキストリン50
g、魚油精製物150g及び胚芽油30gに分散剤とし
てミツロウ25gを混合し、常法により270mgを軟
カプセルに充填した。
【0044】実施例5 精製魚油25gとしょ糖脂肪酸エステル0.5gとの混
合物、実施例3と同様にして調製した大麦若葉の青汁粉
末28g、デキトスリン45g、クエン酸ナトリウム
0.5g、ナトリウムカゼイン0.5g及びアラビヤガム
0.5gを固形分濃度30%になるように水を加え、混
合して乳化し、入口温度160℃、出口温度100℃で
噴霧乾燥を行い、大麦若葉エキス末入り粉末油脂92℃
を製造し、顆粒状に造粒した。
合物、実施例3と同様にして調製した大麦若葉の青汁粉
末28g、デキトスリン45g、クエン酸ナトリウム
0.5g、ナトリウムカゼイン0.5g及びアラビヤガム
0.5gを固形分濃度30%になるように水を加え、混
合して乳化し、入口温度160℃、出口温度100℃で
噴霧乾燥を行い、大麦若葉エキス末入り粉末油脂92℃
を製造し、顆粒状に造粒した。
【0045】実施例6 精製魚油25gとしょ糖脂肪酸エステル0.5gとの混
合物、含水率20%のエタノール水溶液による大麦若葉
の青汁粉末の抽出物(特開平5−65480号公報の実
施例1の方法で調製)14g、デキストリン45g、還
元麦芽糖14g、クエン酸ナトリウム0.5g、ナトリ
ウムカゼイン0.5g及び(アラビヤガム0.5gを固形
分濃度30%になるように水を加え、混合して乳化し、
入口温度170℃、出口温度110℃で噴霧乾燥を行
い、大麦若葉エキス末入り粉末油脂90gを製造し、顆
粒状に造粒した。
合物、含水率20%のエタノール水溶液による大麦若葉
の青汁粉末の抽出物(特開平5−65480号公報の実
施例1の方法で調製)14g、デキストリン45g、還
元麦芽糖14g、クエン酸ナトリウム0.5g、ナトリ
ウムカゼイン0.5g及び(アラビヤガム0.5gを固形
分濃度30%になるように水を加え、混合して乳化し、
入口温度170℃、出口温度110℃で噴霧乾燥を行
い、大麦若葉エキス末入り粉末油脂90gを製造し、顆
粒状に造粒した。
【0046】実施例7 実施例3、4、5及び6で得た大麦若葉エキス末入り魚
油カプセル剤及び大麦若葉エキス末入り粒末油脂顆粒の
酸化防止効果について、日本油化学協会編「基準油脂分
析試験法 2.4.12−86」により過酸化物価を測
定することにより評価した。その結果を表3に示す。
油カプセル剤及び大麦若葉エキス末入り粒末油脂顆粒の
酸化防止効果について、日本油化学協会編「基準油脂分
析試験法 2.4.12−86」により過酸化物価を測
定することにより評価した。その結果を表3に示す。
【0047】
【表3】
【0048】(1) 20℃で暗所に保存。
【0049】(2) POV:試料中の油脂1kgを基準
とする過酸化物価。
とする過酸化物価。
【0050】(3) 大麦若葉エキス末の代りにデキスト
リンを用いた場合の対照例。
リンを用いた場合の対照例。
【0051】上記の結果から、大麦若葉の青汁粉末又は
その80%エタノール抽出物は魚油に対し顕著な抗酸化
活性を示すことがわかる。
その80%エタノール抽出物は魚油に対し顕著な抗酸化
活性を示すことがわかる。
Claims (5)
- 【請求項1】 2″−O−グルコシルイソビテキシンを
有効成分として含有することを特徴とする魚油の酸化防
止剤。 - 【請求項2】 魚油がドコサヘキサエン酸、エイコサペ
ンタエン酸及び/又はオクタデカテトラエン酸を含有す
るものである請求項1記載の酸化防止剤。 - 【請求項3】 緑葉に2″−O−グルコシルイソビテキ
シンを含む緑色植物の該緑葉の搾汁液もしくはその乾燥
粉末、緑葉繊維粉末或いはその2″−O−グルコシルイ
ソビテキシン含有抽出エキス又は粗精製物もしくは単離
物の形態で2″−O−グルコシルイソビテキシンを含有
する請求項1記載の酸化防止剤。 - 【請求項4】 緑色植物が麦類である請求項3記載の酸
化防止剤。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の酸化防
止剤が添加された魚油を構成成分として含有する食品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7063560A JPH07292385A (ja) | 1994-03-04 | 1995-02-28 | 魚油の酸化防止剤 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5834994 | 1994-03-04 | ||
| JP6-58349 | 1994-03-04 | ||
| JP7063560A JPH07292385A (ja) | 1994-03-04 | 1995-02-28 | 魚油の酸化防止剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07292385A true JPH07292385A (ja) | 1995-11-07 |
Family
ID=26399406
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7063560A Pending JPH07292385A (ja) | 1994-03-04 | 1995-02-28 | 魚油の酸化防止剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07292385A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6773715B1 (en) * | 1998-10-25 | 2004-08-10 | Yamega Ltd. | Preparation and use of solidified oils |
| JP2018134057A (ja) * | 2017-02-23 | 2018-08-30 | 株式会社日本薬業 | 粉末飲料及び、粉末飲料の風味及び/又は呈味改善方法 |
| US12325838B2 (en) | 2018-12-14 | 2025-06-10 | Dsm Ip Assets B.V. | Polyunsaturated fatty acid containing food ingredient with enhanced palatability and method for manufacturing the same |
-
1995
- 1995-02-28 JP JP7063560A patent/JPH07292385A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6773715B1 (en) * | 1998-10-25 | 2004-08-10 | Yamega Ltd. | Preparation and use of solidified oils |
| JP2018134057A (ja) * | 2017-02-23 | 2018-08-30 | 株式会社日本薬業 | 粉末飲料及び、粉末飲料の風味及び/又は呈味改善方法 |
| US12325838B2 (en) | 2018-12-14 | 2025-06-10 | Dsm Ip Assets B.V. | Polyunsaturated fatty acid containing food ingredient with enhanced palatability and method for manufacturing the same |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040513 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040525 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040817 |