JPH072924A - 均質触媒としてのチタン及びジルコニウム化合物の使用並びに新規チタン及びジルコニウム化合物 - Google Patents

均質触媒としてのチタン及びジルコニウム化合物の使用並びに新規チタン及びジルコニウム化合物

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JPH072924A
JPH072924A JP30494A JP30494A JPH072924A JP H072924 A JPH072924 A JP H072924A JP 30494 A JP30494 A JP 30494A JP 30494 A JP30494 A JP 30494A JP H072924 A JPH072924 A JP H072924A
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JP
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group
formula
general formula
carbon atoms
methyl
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JP30494A
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English (en)
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Der Linden Adrianus J Van
アドリアヌス・ヨアンネス・フアン・デル・リンデン
Colin John Schaverien
コリン・ジヨン・シヤベリーン
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Shell Internationale Research Maatschappij BV
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Shell Internationale Research Maatschappij BV
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  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 オレフィン性不飽和化合物及び末端アセチレ
ンの重合又はオリゴマー化用の均質触媒。 【構成】 触媒が一般式(I): [式中、MはTi又はZrであり;X1及びX2は独立し
てハロゲン、任意に置換された炭素原子数1〜20の脂
肪族もしくは芳香族炭化水素基、シリル基又は一般式−
OR’のアルコキシ基を表し;O−Oは一般式(II)
又は(III): {式中、R1及びR2は独立して立体障害アルキル基、ア
ルコキシ基又はシリル基を表し;R3及びR4は独立して
水素、任意に置換された炭素原子数1〜20の脂肪族も
しくは芳香族炭化水素基、シリル基又はアルコキシ基を
表し;Yはメチレン、エチレン、−S−及び−O−から
構成される群から選択される2価架橋基であり;nは0
又は1である}のキレート化アルコキシドリガンドを表
す]の化合物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は末端アセチレンの環化三
量体化を含むオレフィン重合又はオリゴマー化用均質触
媒としてのキレート化アルコキシドリガンドを有するチ
タン及びジルコニウム化合物の使用、並びにシリル基を
含むキレート化アルコキシドリガンドを有する新規チタ
ン及びジルコニウム化合物に係る。
【0002】
【従来の技術】米国特許第4,452,914号にはチ
ーグラー・ナッタ触媒中で遷移金属成分として使用可能
なチタン錯体又は化合物が開示されている。このチタン
錯体又は化合物は一般式Ti(OR)n4-n(式中、R
は炭素原子数1〜20の炭化水素基を表し、Xはハロゲ
ンを表し、nは0〜4の整数である)のチタン化合物
を、少なくとも1個のヒドロキシル基を含む少なくとも
1種の化合物と反応させることにより得られる。前記少
なくとも1種の化合物としては、任意に置換されたビス
フェノール化合物及び任意に置換されたビナフトール化
合物があり、その2個の芳香族環は例えば炭化水素基又
は硫黄含有基のような2価架橋基を介して相互に結合さ
れ得る。しかしながら、前記米国特許は少なくとも1個
のヒドロキシル基を含む化合物の芳香族環上の置換基と
してのシリル基の存在については記載していない。
【0003】ヨーロッパ特許出願第0,433,943
号には1,4−ポリブタジエンの製造用触媒が開示され
ており、該触媒は遷移金属化合物と、有機アルミニウム
化合物と、少なくとも2個のヒドロキシル基を有する有
機化合物とからなる。この有機化合物は場合により置換
されたビスフェノール又はビナフトール化合物であり
得、ヒドロキシル基を含む芳香族環は炭化水素基又は硫
黄含有基のような2価架橋基を介して相互に結合され得
る。しかしながら、前記ヨーロッパ特許出願はオレフィ
ン重合又はオリゴマー化触媒としての使用については全
く触れておらず、ヒドロキシル基を含む芳香族環上のシ
リル置換基の存在についても開示していない。
【0004】米国特許第4,798,903号は、リガ
ンドとして有用な光学的に活性な3,3’−ジシリルビ
ナフトール誘導体を開示している。より具体的には、前
記3,3’−ジシリルビナフトール誘導体はトリアルキ
ルアルミニウムと反応させ、こうしてアルデヒドと共役
ジエンとの反応における不斉不均一系ディールス・アル
ダー反応用触媒として有用な活性なアルミニウム試薬を
得るために有用であると記載されている。一般に、3,
3’−ジシリルビナフトール化合物は光学的に活性な触
媒のリガンドとして有用であると記載されている。しか
しながら、オレフィン重合又はオリゴマー化触媒として
の使用については記載されておらず、ジルコニウム又は
チタン化合物との錯体についても記載されていない。
【0005】従って、オレフィン性不飽和化合物の重合
又はオリゴマー化及び末端アセチレンの環化三量体化に
おける均質触媒としてキレート化ビスフェノール又はビ
ナフトールリガンドを有するチタン又はジルコニウム化
合物を使用することは今日まで知られていない。更に、
キレート化3,3’−ジシリルビナフトールリガンドを
有するチタン及びジルコニウム化合物もまだ知られてい
ない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで発明の目的は、
オレフィン性不飽和化合物及び末端アセチレンの重合又
はオリゴマー化用の改善された均質触媒を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は均質触
媒の存在下でオレフィン性又はアセチレン性不飽和炭化
水素を重合又はオリゴマー化するための方法に係り、該
方法は、前記触媒が一般式(I):
【0008】
【化5】
【0009】[式中、MはTi又はZrであり;X1
びX2は独立してハロゲン、任意に置換された炭素原子
数1〜20の脂肪族もしくは芳香族炭化水素基、シリル
基又は一般式−OR’(式中、R’は炭素原子数1〜2
0の脂肪族又は芳香族炭化水素基である)のアルコキシ
基を表し;O−Oは一般式(II)又は(III):
【0010】
【化6】
【0011】{式中、R1及びR2は独立して立体障害ア
ルキル基、一般式OR’(式中、R’は上記と同義であ
る)のアルコキシ基又は一般式SiRabc(式中、
a,Rb及びRcは独立して低級アルキル基、アリール
基、アリールアルキル基又はアルキルアリール基を表
す)のシリル基を表し;R3及びR4は独立して水素、任
意に置換された炭素原子数1〜20の脂肪族もしくは芳
香族炭化水素基、シリル基又は一般式OR’(式中、
R’は上記と同義である)のアルコキシ基を表し;Yは
メチレン、エチレン、−S−及び−O−から構成される
群から選択される2価架橋基であり;nは0又は1であ
る}のキレート化アルコキシドリガンドを表す]の化合
物であることを特徴とする。
【0012】前記均質触媒はエテン、プロペン又はヘキ
センの重合又はオリゴマー化に特に有用であるが、最良
の成果が得られるのはエテンの重合又はオリゴマー化で
ある。本明細書中で使用する「オレフィン性不飽和炭化
水素」なる用語は、モノ不飽和化合物及びジオレフィン
性不飽和化合物の両方を含むように広く解釈されるべき
である。ジオレフィン性不飽和化合物の例としては1,
3−ブタジエンを挙げることができる。モノオレフィン
は例えば2−ヘキセン又は3−ヘキセンにおけると同様
に末端不飽和(α−オレフィン)又は内部不飽和を有し
得る。
【0013】他方、前記チタン及びジルコニウム化合物
は末端アセチレンのオリゴマー化、より特定的には末端
アセチレンの環化三量体化における均質触媒としても有
用である。好ましくは、前記アセチレンは一般式(I
V):
【0014】
【化7】
【0015】(式中、Rはヒドロカルビルシリル基、任
意に置換されたアリール基又は第3級アルキル以外の炭
素原子数1〜20のアルキル基を表す)を有する。より
好適な態様によると、前記R基はトリメチルシリル、フ
ェニル及びp−トリルから構成される群から選択され
る。
【0016】重合又はオリゴマー化はそれ自体公知の方
法により実施され、塊状、溶液、スラリー又は気相反応
で実施され得る。通常の温度範囲は95〜150℃、圧
力は一般に1〜100bar、好ましくは3〜70ba
rである。
【0017】好ましくは式(I)中、X1及びX2は同一
であり、ハロゲン、アルキレントリアルキルシリル、ア
リール、アルキルアリール、アリールアルキル及び低級
アルキルから構成される群から選択される。好適置換基
のこの群のうちでは、塩素、ベンジル、メチレントリメ
チルシリル及びメチルが最適構成員である。
【0018】キレート化アルコキシドリガンドが一般式
(II)により表される類である場合には、nは0又は
1であり得、n=1の場合、Yは好適にはメチレン基又
は−S−である。更に、R1及びR2は同一であり、炭素
原子数1〜10の嵩高のアルキル基、好ましくは第3級
ブチルを表すことが好ましい。他方の置換基R3及びR4
は好ましくは夫々R1及びR2に対していずれもメタ位に
配置され、その場合、R3及びR4は同一であり、メトキ
シ、メチル又はエチルを表すことが好ましい。特に好ま
しいのは2,2’−(4−OMe,6−tBuC6
2O)2Ti(CH2Ph)2、2,2’−S(4−Me,
6−tBuC62O)2Ti(CH2Ph)2及び2,
2’−CH2(4−Et,6−tBuC62O)2Ti
(CH2Ph)2であり、オレフィン重合触媒として使用
するには2,2’−S(4−Me,6−tBuC6
2O)2Ti(CH2Ph)2が最適である。
【0019】一方、キレート化アルコキシドリガンドが
一般式(III)により表される類である場合には、R
1及びR2はいずれも一般式SiRabc(式中、Ra
b及びRcは独立して低級アルキル基、アリール基、ア
リールアルキル基又はアルキルアリール基を表す)のシ
リル基を表すことが好ましい。その場合、R1及びR2
トリメチルシリル、ジフェニルメチルシリル、トリフェ
ニルシリル及びジメチルフェニルシリルから選択され、
1及びR2は好ましくは同一である。
【0020】本発明は更に、一般式(V):
【0021】
【化8】
【0022】[式中、MはTi又はZrであり;X1
びX2は独立してハロゲン、任意に置換された炭素原子
数1〜20の脂肪族もしくは芳香族炭化水素基、シリル
基又は一般式−OR’(式中、R’は炭素原子数1〜2
0の脂肪族又は芳香族炭化水素基である)のアルコキシ
基を表し;Ra,Rb及びRcは独立して低級アルキル
基、アリール基、アリールアルキル基又はアルキルアリ
ール基、好ましくはメチル及びフェニルを表す]の新規
化合物にも係る。
【0023】本発明の好適態様によると、X1及びX2
同一であり、ハロゲン、アルキレントリアルキルシリ
ル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル及
び低級アルキルから構成される群から選択され、この群
のうちでは塩素、ベンジル、メチレントリメチルシリル
及びメチルが最適構成員である。
【0024】好適な新規化合物は、Ra、Rb及びRc
いずれかがメチル及びフェニルから選択されるか、M=
Zr又はTiであり、Ra=Rb=Rc=独立してメチル
又はフェニルであり且つX1=X2=Cl又はベンジル又
はメチルであるか、M=Zrであり、Ra=Rb=Rc
フェニルであり且つX1=X2=メチレントリメチルシリ
ルである式Vの化合物である。
【0025】上記のようなキレート化アルコキシドチタ
ン及びジルコニウム化合物をエテン及びプロペンのよう
なオレフィンの重合用均質触媒として使用する場合に
は、触媒を活性化させるために助触媒が必要である。原
則として当業者に公知のあらゆる助触媒を使用すること
ができるが、塩化ジエチルアルミニウム又はメチルアル
ミノキサンのような有機アルミニウム化合物を使用する
と好適である。最良の成果が得られるのはメチルアルミ
ノキサンを使用した場合である。
【0026】ベンゼンを生成するために末端アセチレン
の環化三量体化で触媒として使用する場合には、末端三
重結合が存在し、その結果、末端水素原子が酸性とな
り、チタン又はジルコニウム原子とX1及びX2基との結
合が塩基性となるので、触媒は助触媒による活性化を必
要としない。このことは更に、
【0027】
【化9】
【0028】及び内部アセチレンが環化三量体化反応を
受けないことを裏付けるものであり、即ち
【0029】
【化10】
【0030】は非常に弱い酸性でしかなく、例えばブト
−2−インのような内部アセチレンは
【0031】
【化11】
【0032】に直接結合した酸性水素原子の不在により
全く酸性ではない。環化三量体化反応は次のように行わ
れる。
【0033】
【化12】
【0034】より嵩高なビナフトール又はビスフェノー
ルリガンド、即ち嵩高なX1及びX2基を有するビナフト
ール及びビスフェノールリガンドには対称1,3,5−
トリ置換ベンゼンは不適切である。従って、1,2,4
−トリ置換ベンゼンとその1,3,5−異性体との比は
金属原子に結合したX1及びX2基の種類により制御され
得る。
【0035】以下、非限定的な実施例により本発明を更
に説明する。
【0036】
【実施例】キレート化アルコキシドチタン及びジルコニ
ウム化合物を製造するための全実験は、Schlenk
型のガラス器を使用してアルゴン雰囲気下で行うか又は
窒素雰囲気下で−40℃フリッジを備えるBraun単
一ステーションドライボックス内で行った(Schle
nk及びBraunは商標である)。
【0037】核磁気共鳴(NMR)スペクトルはVar
ian XL−200、Varian VXR−300
又はBruker−500MHzスペクトロメーター
(Varian及びBrukerは商標である)で記録
した。化学シフト(δ)はジュウテリウム置換溶媒中の
残留プロトンに対するppmで表す。結合定数JABはヘ
ルツ(Hz)で表す。溶媒はP.A.グレードとし、ナ
トリウム線で脱水後、使用前にアルゴン雰囲気下で適当
な乾燥剤(エーテル及びTHFにはナトリウムベンゾフ
ェノンケチル、ヘキサン及びトルエンにはナトリウム)
から留出させた。ジュウテリウム置換溶媒は4Å分子篩
で脱水した。
【0038】ビナフトール及びビスフェノールリガンド
はJ.Org.Chem.1981, 46, 39
3; Bull.Chem.Soc.Japan 19
88,61, 2975; Tet.Lett.198
3, 24, 5611;J.Chem.Soc.,
C 1971,1750及びJ.Org.Chem.1
983, 48, 4948に記載の方法に従って製造
した。
【0039】Zr(CH2Ph)2Cl2及びM(CH2
h)4(M=Ti,Zr)はJ.Organomet.
Chem.1981, 205, 319及びJ.Or
ganomet.Chem.1971, 26, 35
7に記載の方法に従って製造した。
【0040】ポリマーの融点は示差走査熱量測定法(D
SC)により決定した。
【0041】実施例1 M=Zr、Ra=Rb=Rc=メチル及びX1=X2=Cl
である式(V)の化合物に対応する(1,1’−{2,
2’,3,3’−OC105SiMe32)ZrCl2
次のように調製した。
【0042】Zr(CH2Ph)2Cl20.494g
(1.18mmol)を25℃でトルエン5mlに溶解
した。この溶液に3,3’−ビス(トリメチルシリル)
−1,1’−ビ−2,2’−ナフトール0.338g
(1.18mmol)をトルエン5mlに溶解してなる
溶液を加えた。20℃で16時間撹拌後、トルエンを減
圧下に除去し、赤茶色の粉末をヘキサンで洗った。−4
0℃でエーテル/ヘキサン1:1混合物から再結晶し、
黄色い粉末を得た。収量0.383g(収率73%)。
【0043】1H NMR(C66,25℃): δ
8.10(s,2H); 7.8−7.7(d,2
H); 7.2−6.95(m,4H); 6.86−
6.75(m,2H); 0.70(s,18H,Si
Me 3)。
【0044】13C NMR(C66): δ158.
1; 135.7; 129.6;128.4; 12
8.3; 128.2; 125.7; 124.7;
123.6; 111.4; −0.58(SiMe
3)。
【0045】元素分析: C26282Si2Cl2Zr
の計算値: C52.86; H4.78; Si9.
51; Cl12.00; Zr15.44。実測値:
C53.12; H5.04; Si9.20; C
l11.86; Zr15.30。
【0046】実施例2 M=Zr、Ra=メチル、Rb=Rc=フェニル及びX1
2=Clである式(V)の化合物に対応する(1,
1’−{2,2’,3,3’−OC105SiMeP
22)ZrCl2を実施例1に記載したと同様に調製
した。
【0047】1H NMR(C66,25℃): δ
7.75(br,6H); 7.62(d,2H);
7.52(d,2H); 7.43(m,6H);
7.27(m,6H); 7.17(t,2H);
7.06(t,2H); 6.73(d,2H);
1.17(s,6H,Me)。
【0048】元素分析: C46362Si2Cl2Zr
の計算値: C65.76; H5.08; Si6.
15; Cl7.76; Zr9.99。実測値: C
65.58; H5.14; Si6.19; Cl
8.00; Zr10.10。
【0049】実施例3 M=Zr、Ra=Rb=Rc=フェニル及びX1=X2=C
lである式(V)の化合物に対応する(1,1’−
{2,2’,3,3’−OC105SiPH32)Zr
Cl2を実施例1に記載したと同様に調製した。
【0050】1H NMR(C66/d8−THF,25
℃): δ8.07(s,2H);8.0(m,12
H); 7.35(d,2H); 7.25−7.15
(m,18H); 7.35(d,2H); 6.86
(t,2H,7.7Hz);6.75(t,2H,7.
7Hz)。
【0051】13C NMR(C66): δ160.
2; 142.1; 137.1;137.0; 13
5.5; 129.9; 129.8; 128.8;
127.4; 126.8; 124.5; 12
4.0; 117.9。
【0052】元素分析: C56402Si2Cl2Zr
の計算値: C69.47; H4.86; Si5.
41; Cl6.48; Zr8.79。実測値: C
69.22; H5.04; Si5.30; Cl
6.69; Zr8.61。
【0053】実施例4 M=Ti、Ra=Rb=Rc=メチル及びX1=X2=ベン
ジルである式(V)の化合物に対応する(1,1’−
{2,2’,3,3’−OC105SiMe32)Ti
(CH2Ph)2を次のように調製した。
【0054】Ti(CH2Ph)40.153g(0.3
71mmol)をトルエン10mlに溶解し、−40℃
に冷却してなる溶液に(HOC105SiMe320.
16g(0.372mmol)を加えた。溶液を撹拌下
に20℃まで昇温させ、この温度で15時間撹拌した。
トルエンを減圧下に除去し、赤色油状物を得、これを再
結晶させ、固体生成物を得た。
【0055】1H NMR(C66,25℃): δ
8.17(s,2H); 7.2−6.8(m);
2.87(2H,AB,CH2); 2.35(AB,
2H,CH2); 0.48(s,18H,Si
3)。
【0056】実施例5 Zr(CH2Ph)4を使用して、M=Zr、Ra=メチ
ル、Rb=Rc=フェニル及びX1=X2=ベンジルである
式(V)の化合物に対応する(1,1’−{2,2’,
3,3’−OC105SiMePh22)Zr(CH2
h)2を実施例4に記載したと同様に調製した。
【0057】実施例6 M=Ti、Ra=Rb=Rc=フェニル及びX1=X2=ベ
ンジルである式(V)の化合物に対応する(1,1’−
{2,2’,3,3’−OC105SiPh32)Ti
(CH2Ph)2を実施例4と同様に調製した。
【0058】1H NMR(C66,25℃): δ
8.33(s,2H); 8.0−7.92(m,12
H); 7.2−6.8(m+C65H); 6.75
(m,4H); 6.45(m,4H); 1.4(A
B,JAB=11Hz,2H,C 2); 1.05(A
B,JAB=11Hz,2H,C 2)。
【0059】元素分析: C70542Si2Tiの計算
値: C81.53; H5.28; Ti4.64。
実測値: C81.24; H5.41; Ti4.7
5。
【0060】実施例7 M=Zr、Ra=Rb=Rc=フェニル及びX1=X2=メ
チルである式(V)の化合物に対応する(1,1’−
{2,2’,3,3’−OC105SiPh32)Zr
Me2(エーテル)2を次のように調製した。
【0061】小Schlenk管内で(C1105OSi
Ph32ZrCl2・トルエン0.896g(0.83
mmol)をエーテル60mlに懸濁した。この溶液を
−40℃に冷却し、エーテル中の2当量MeLi(1.
6M溶液1.04ml)を滴下した。10分後、オレン
ジ色の懸濁液は透明な黄色い溶液となり、濁り始めた。
溶液を濾過し、減圧下に濃縮し、−40℃で結晶させ、
白色結晶質固体を得た。
【0062】1H NMR(C66,25℃): δ
8.28(s,2H); 7.92(m); 7.53
(m); 7.16(m); 6.97(m); 3.
14(q,8H,エーテル); 0.78(t,12
H,エーテル); −0.136(s,6H,Me);
6.75(t,2H,7.7Hz)。
【0063】13C NMR(C66): δ159.8
6; 142.0(d,149Hz); 138.2;
136.2; 129.3; 127.1; 12
5.8; 123.3; 118.2。
【0064】ナフチル及びフェニル共鳴: 66.1
(t,141Hz,エーテル); 46.04(q,1
18Hz,Me); 14.22(q,129Hz,エ
ーテル)。
【0065】元素分析: C56402Si2Cl2Zr
の計算値: C74.48; H5.21; Zr8.
33。実測値: C74.75; H5.32; Zr
8.60; Li0.0; Cl<0.2。
【0066】実施例8 M=Zr、Ra=Rb=Rc=フェニル及びX1=X2=ベ
ンジルである式(V)の化合物に対応する(1,1’−
{2,2’,3,3’−OC105SiPh32)Zr
(CH2Ph)2を次のように調製した。
【0067】Zr(CH2Ph)40.795g(1.7
4mmol)をトルエン30mlに溶解してなる溶液に
3,3’−ビス(トリフェニルシリル)−1,1’−ビ
−2,2’−ナフトール1.4g(1.74mmol)
を加えた。20℃で16時間撹拌後、トルエンを減圧下
に除去した。得られた黄色い油状物をヘキサンで洗い、
黄色い粉末を得た。収量1.70g(収率91%)。
【0068】1H NMR(CD2Cl2,25℃):
δ8.15(s,2H); 7.75(d,2H);
7.65(m,10H); 7.35(m,24H);
6.78(d,2H); 6.55(m,6H);
5.70(d,4H,ベンジルHo); 0.88(A
B,2H,9.8Hz); 0.64(AB,2H,
9.8Hz)。
【0069】13C NMR(CD2Cl2): δ15
7.7; 143.9; 138.9; 137.5;
137.1; 134.9; 130.9; 13
0.0;129.9; 128.3; 128.1;
127.5; 127.1;125.9; 124.
6; 124.3; 116.1; 68.1(t,
2,JCH=133Hz)。
【0070】実施例9 M=Zr、Ra=Rb=Rc=フェニル及びX1=X2=メ
チレントリメチルシリルである式(V)の化合物に対応
する(1,1’−{2,2’,3,3’−OC105
iPh32)Zr(CH2SiMe32を実施例8と同
様に調製した。
【0071】1H NMR(CD2Cl2,25℃):
δ8.35(s,2H); 8.0−7.92(m,1
2H); 7.2−6.8(m+C65H); 7.1
5(d,2H); 0.5(AB,2H,C 2);
−0.50(AB,2H,C 2); −0.4(s,
18H,SiMe 3)。
【0072】13C NMR(CD2Cl2): δ15
6.0; 142.9; 137.3; 137.0;
130.1; 130.0; 128.8; 12
8.7;128.4; 128.0; 127.0;
126.1; 124.4;117.2。
【0073】フェチル及びフェニル共鳴: 67.6
2); 1.3(SiMe 3)。
【0074】実施例10 本実施例はエテン及びプロペンの重合における数種のキ
レート化アルコキシドチタン及びジルコニウム触媒の使
用を示す。
【0075】2,2’−S(4−Me,6−tBuC6
2O)2Ti(CH2Ph)2(Cat1)の調製 本化合物は、n=1、Y=−S−、R1=R2=第3級ブ
チル及びR3=R4=メチルである式(II)のリガンド
をアルコキシドリガンドとして有する、X1=X2=ベン
ジルである式(I)の化合物に対応する。
【0076】2,2’−S(4−Me,6−tBuC6
2OH)20.21gをトルエン2mlに溶解してなる
溶液を、トルエン3ml/ヘキサン5ml中のTi(C
2Ph)40.24g(0.583mmol)の冷却
(−20℃)溶液に加えた。赤紫色の溶液を20℃で1
時間撹拌し、溶媒を減圧下に除去した。ヘキサンで抽出
し、暗赤色でヘキサンに極めて溶け易いやや油状の生成
物を得た。ヘキサンから再結晶し、分析的に純粋Cat
1を得た。
【0077】2,2’−CH2(4−Et,6−tBu
62O)2Ti(CH2Ph)2(Cat2)の調製 本化合物は、n=1、Y=メチレン、R1=R2=第3級
ブチル及びR3=R4=エチルである式(II)のリガン
ドをアルコキシドリガンドとして有する、X1=X2=ベ
ンジルである式(I)の化合物に対応する。
【0078】Ti(CH2Ph)481mg(0.20m
mol)をヘキサン5mlに溶解してなる溶液を−40
℃に冷却し、2,2’−ビス(3−t−ブチル−5−エ
チルフェノール)72mg(0.20mmol)をヘキ
サン5mlに懸濁し、同様に−40℃に冷却した懸濁液
に加えた。−40℃で加えた後、懸濁液を20℃までゆ
っくりと昇温させた。2時間20℃で撹拌後、得られた
赤色の溶液を減圧下にストリップし、赤色泡状物を得
た。濃ヘキサン溶液を−40℃で結晶させ、微結晶質C
at2を得た。
【0079】2,2’−(4−OMe,6−tBuC6
2O)2Ti(CH2Ph)2(Cat3)の調製 本化合物は、n=0、R1=R2=第3級ブチル及びR3
=R4=メトキシである式(II)のリガンドをアルコ
キシドリガンドとして有する、X1=X2=ベンジルであ
る式(I)の化合物に対応する。
【0080】トルエン5ml中のTi(CH2Ph)4
14mg(0.275mmol)をトルエン5ml中の
2,2’−ビス(3−t−ブチル−5−メトキシフェノ
ール)99mg(0.275mmol)の懸濁液に加え
た。16時間20℃で撹拌後、トルエンを減圧下に除去
した。こうして紫色の油状物を得、−40℃でヘキサン
又はエーテルから再結晶させ、赤色の塊状結晶を得た。
【0081】重合実験 表1は数種のチタン及びジルコニウム化合物のエテン重
合結果を示す。各重合実験では以下の条件を適用した。
【0082】−エチレン圧力:3bar; −重合温度:20℃、但し実施例4の触媒、Cat1及
びCat3では重合温度は40℃とした; −0.02mmol触媒; −トルエン中10%溶液として5mmolメチルアルミ
ノキサン; −200mlトルエン; −重合時間:15〜30分間、但しCat3では重合時
間は1.5時間とした。
【0083】
【表1】
【0084】上記表中、Mwは重量平均分子量、Mnは数
分子量、Pdは多分散度Mw/Mnを表す。分子量データ
はGPCにより決定した。得られたポリエチレンの融点
(m.p.)はDSCにより決定した。
【0085】実施例11 実施例1の触媒を同様にプロペンの重合に使用した。重
合温度45℃、プロペン圧力6bar及び重合時間60
分間とした以外はエテン重合中に適用したと同一の条件
下で重合を行い、速度0.43(kg/g Zr/時
間)、Mw1.2×105、Mn7600、PD15.8
のデータを得た。
【0086】実施例12 トルエン200ml中の実施例5の触媒0.02mol
に200当量の
【0087】
【化13】
【0088】(Rは表2に定義する)を20℃で加え
た。三量体化は20℃で5分間以内に完了した。実施例
8の触媒を使用して同一実験を実施した。結果を表2に
示す。
【0089】
【表2】
【0090】表2から明らかなように、嵩高な置換基R
1及びR2(SiMePh2に対してSiPh3)を使用す
ると、1,3,5−トリ置換ベンゼンの形成には不適切
である。
【0091】実施例13 1−ヘキセン重合 約2×10-5molの触媒をドライボックス中20℃で
1−ヘキセン5mlに溶解した。約100倍量のMAO
をトルエン3ml中の溶液として加えた。形成された均
質溶液を16時間20℃で撹拌した。その後、反応容器
をドライボックスから取り出し、MeOH、次いで1M
HClを加え、過剰のMAOを分解した。トルエン溶
液を傾瀉及び蒸発させた。ポリヘキセンの同定は1H及
13CNMR分光分析法並びにGPC分析に行った。モ
ル質量はGPCにより決定した。NMR分析ではポリマ
ーをCDCl3に溶解した。末端基をAPT実験により
確認した処、完全に13C NMRに結び付けられた。D
SC分析(−40℃”100℃)によるとTg又はTm
示されなかった。
【0092】表3は上記触媒に関するヘキセン重合実験
の結果を示す。
【0093】
【表3】
【0094】1,3−ブタジエン重合 25ml容オートクレーブに2×10-5mol触媒、1
00倍量MAO及びトルエン15mlを入れた。オート
クレーブを20℃で1.5barブタジエンで加圧し
た。3時間後、オートクレーブを開き、MeOH及び1
M HClを加えることにより過剰のMAOを分解し
た。有機層を傾瀉し、溶媒を蒸発させ、ゴム様ポリマー
としてポリブタジエンを得た。1H及び13C NMR分
光分析法により構造を同定した。1H NMR分光分析
法により1,2−メチレンと1,4−シストランス
位の比を決定した。ポリマーを溶解するために不活性雰
囲気下でC22Cl4で1時間還流した。1,2−メチ
レン単位は4,8及び1.3ppm、1,4−トランス
単位は1.98及び5.4ppm、1,4−シス単位は
5.32及び2.03ppmで共鳴した。比は個々のピ
ークの積分から計算することができる。E.R.San
tee, Jr.,R.Chang及びM.Morto
Polymer Lett.Ed. 1973,
11. 453。
【0095】表4は上記触媒に関するブタジエン重合の
結果を示す。
【0096】
【表4】

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 均質触媒の存在下でオレフィン性又はア
    セチレン性不飽和炭化水素を重合又はオリゴマー化する
    ための方法であって、前記触媒が一般式(I): 【化1】 [式中、MはTi又はZrであり;X1及びX2は独立し
    てハロゲン、任意に置換された炭素原子数1〜20の脂
    肪族もしくは芳香族炭化水素基、シリル基又は一般式−
    OR’(式中、R’は炭素原子数1〜20の脂肪族又は
    芳香族炭化水素基である)のアルコキシ基を表し;O−
    Oは一般式(II)又は(III): 【化2】 {式中、R1及びR2は独立して立体障害アルキル基、一
    般式OR’(式中、R’は上記と同義である)のアルコ
    キシ基又は一般式SiRabc(式中、Ra,Rb及び
    cは独立して低級アルキル基、アリール基、アリール
    アルキル基又はアルキルアリール基を表す)のシリル基
    を表し;R3及びR4は独立して水素、任意に置換された
    炭素原子数1〜20の脂肪族もしくは芳香族炭化水素
    基、シリル基又は一般式OR’(式中、R’は上記と同
    義である)のアルコキシ基を表し;Yはメチレン、エチ
    レン、−S−及び−O−から構成される群から選択され
    る2価架橋基であり;nは0又は1である}のキレート
    化アルコキシドリガンドを表す]の化合物であることを
    特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 不飽和炭化水素がエテン又はプロペンで
    あり、重合が有機アルミニウム助触媒の存在下で実施さ
    れることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 式(IV): 【化3】 (式中、Rはヒドロカルビルシリル基、任意に置換され
    たアリール基又は第3級アルキル以外の炭素原子数1〜
    20のアルキル基を表す)を有する末端アセチレンを環
    化三量体化する段階を含む請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 式(I)中、X1及びX2が同一であり、
    ハロゲン、アルキレントリアルキルシリル、アリール、
    アルキルアリール、アリールアルキル及び低級アルキル
    から構成される群から選択されることを特徴とする請求
    項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 R1及びR2が同一であり、炭素原子数4
    〜10の立体障害アルキル基を表すことを特徴とする請
    求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 R3及びR4が夫々R1及びR2に対してメ
    タ位に配置されていることを特徴とする請求項1から5
    のいずれか一項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 R3及びR4が同一であり、メトキシ、メ
    チル又はエチルを表すことを特徴とする請求項6に記載
    の方法。
  8. 【請求項8】 一般式(V): 【化4】 [式中、MはTi又はZrであり;X1及びX2は独立し
    てハロゲン、任意に置換された炭素原子数1〜20の脂
    肪族もしくは芳香族炭化水素基、シリル基又は一般式−
    OR’(式中、R’は炭素原子数1〜20の脂肪族又は
    芳香族炭化水素基である)のアルコキシ基を表し;
    a,Rb及びRcは独立して低級アルキル基、アリール
    基、アリールアルキル基又はアルキルアリール基を表
    す]の新規化合物。
  9. 【請求項9】 X1及びX2が塩素、ベンジル、メチレン
    トリメチルシリル及びメチルから構成される群から選択
    されることを特徴とする請求項8に記載の化合物。
  10. 【請求項10】 Ra,Rb及びRcがメチル及びフェニ
    ルから選択されることを特徴とする請求項8又は9に記
    載の化合物。
  11. 【請求項11】 M=Zr又はTiであり、Ra=Rb
    c=独立してメチル又はフェニルであり、X1=X2
    Cl又はベンジル又はメチルであることを特徴とする請
    求項8から10のいずれか一項に記載の化合物。
  12. 【請求項12】 M=Zrであり、Ra=Rb=Rc=フ
    ェニルであり、X1=X2=メチレントリメチルシリルで
    あることを特徴とする請求項8から10のいずれか一項
    に記載の化合物。
JP30494A 1993-01-08 1994-01-06 均質触媒としてのチタン及びジルコニウム化合物の使用並びに新規チタン及びジルコニウム化合物 Pending JPH072924A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009072666A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Mitsui Chemicals Inc オレフィン多量化用触媒およびエチレン多量体の製造方法
JP2009525855A (ja) * 2006-02-08 2009-07-16 サウディ ベーシック インダストリーズ コーポレイション エチレンをオリゴマー化するための触媒組成物およびプロセス

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