JPH07292590A - 抄紙機ドライヤーカンバス汚れ防止法とそれに 用いる薬液散布装置と水溶性剥離剤 - Google Patents
抄紙機ドライヤーカンバス汚れ防止法とそれに 用いる薬液散布装置と水溶性剥離剤Info
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
[目的] 抄紙機ドライヤーカンバス汚れ防止法と、
それに用いる散布装置と水溶性剥離剤に関するもので、
カンバス表面に汚れ付着防止膜を形成させ、紙表面の粘
着性不純物、薬品による汚れを防止せんとするものであ
る。 [構成] 混合液送出パイプに連続する流量、濃度調
節部に水を適量送出し、エアー量、エアー圧調節部にエ
アーを供給し、該流量、濃度調節部とエアー量、エアー
圧調節部を内蔵する混合ユニットから、混合液送出パイ
プとエアー送出パイプを介して送出される混合液とエア
ーを、散布ユニットのノズルで混合し、ノズルキャップ
中央の散布口から吐出圧力により水溶性剥離剤を霧化
し、カンバス表面に散布、表面に剥離性被膜を形成し、
表面に接触する湿紙表面の塗工物及び粘着性薬品によ
る、カンバス表面の汚れを防止する方法と装置と水溶性
剥離剤である。
それに用いる散布装置と水溶性剥離剤に関するもので、
カンバス表面に汚れ付着防止膜を形成させ、紙表面の粘
着性不純物、薬品による汚れを防止せんとするものであ
る。 [構成] 混合液送出パイプに連続する流量、濃度調
節部に水を適量送出し、エアー量、エアー圧調節部にエ
アーを供給し、該流量、濃度調節部とエアー量、エアー
圧調節部を内蔵する混合ユニットから、混合液送出パイ
プとエアー送出パイプを介して送出される混合液とエア
ーを、散布ユニットのノズルで混合し、ノズルキャップ
中央の散布口から吐出圧力により水溶性剥離剤を霧化
し、カンバス表面に散布、表面に剥離性被膜を形成し、
表面に接触する湿紙表面の塗工物及び粘着性薬品によ
る、カンバス表面の汚れを防止する方法と装置と水溶性
剥離剤である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抄紙機ドライヤーカン
バス汚れ防止法と、それに用いる散布装置と水溶性剥離
剤に関するもので、カンバス表面に汚れ付着防止膜を形
成させ、紙表面の粘着性不純物、薬品による汚れを防止
せんとするものである。
バス汚れ防止法と、それに用いる散布装置と水溶性剥離
剤に関するもので、カンバス表面に汚れ付着防止膜を形
成させ、紙表面の粘着性不純物、薬品による汚れを防止
せんとするものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、抄紙機のドライヤーカンバス
は、使用日数が経過するに従って汚染されるものである
が、最近の製紙業界では古紙の利用、紙の高級機能化の
ために薬品の使用量が増加する傾向しているため、この
傾向はますます顕著で、短時間に大量の汚れが発生する
ようになっている。この汚れが成長すると、紙の品質ば
かりか、操業中の紙切れ、通気性の低下から乾燥能力の
不足等で生産性にも影響が出てくる。
は、使用日数が経過するに従って汚染されるものである
が、最近の製紙業界では古紙の利用、紙の高級機能化の
ために薬品の使用量が増加する傾向しているため、この
傾向はますます顕著で、短時間に大量の汚れが発生する
ようになっている。この汚れが成長すると、紙の品質ば
かりか、操業中の紙切れ、通気性の低下から乾燥能力の
不足等で生産性にも影響が出てくる。
【0003】対策として、カンバスの汚染処理、カンバ
ス原糸の選択、織法の改善、表面の樹脂加工、また、カ
ンバスのクリーニング法として、機上に洗浄用のブラ
シ、高圧水、エアー、蒸気の吹き付け装置が設置されて
いるが、いずれも不十分で根本的解決にはなっていな
い。
ス原糸の選択、織法の改善、表面の樹脂加工、また、カ
ンバスのクリーニング法として、機上に洗浄用のブラ
シ、高圧水、エアー、蒸気の吹き付け装置が設置されて
いるが、いずれも不十分で根本的解決にはなっていな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
がもたらしている品質と生産性の低下を解決するためば
かりか、カンバスの損傷を防止し、使用時間の延長、取
替え作業、汚れ除去作業の省力を図るために提案された
ものである。
がもたらしている品質と生産性の低下を解決するためば
かりか、カンバスの損傷を防止し、使用時間の延長、取
替え作業、汚れ除去作業の省力を図るために提案された
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来技術の欠
点を解消し、ドライヤーカンバス汚れを根本的に解決
し、効率的に品質を向上させることができる方法と装置
と薬剤を提案したものであって、カンバス表面に、常時
または間欠的に水溶性剥離剤を供給し、カンバス表面と
湿紙間に油膜を介在させ、紙表面のピッキングを防ぎ、
カンバスの汚れを防止するものである。
点を解消し、ドライヤーカンバス汚れを根本的に解決
し、効率的に品質を向上させることができる方法と装置
と薬剤を提案したものであって、カンバス表面に、常時
または間欠的に水溶性剥離剤を供給し、カンバス表面と
湿紙間に油膜を介在させ、紙表面のピッキングを防ぎ、
カンバスの汚れを防止するものである。
【0006】
【作用】以下、図面に従って詳細に説明すると、流量計
4、減圧弁3、電磁弁2で構成される流量、濃度調節部
と、圧力計29、減圧弁6、電磁弁5で構成されるエア
ー量、エアー圧調節部を内蔵する混合ユニットから混合
液送出パイプ12と、エアー送出パイプ13を介して送
出される混合液とエアーを散布ユニットのノズル15、
18で混合し、ノズルキャップ中央の散布口から吐出圧
力により水溶性剥離剤を霧化し、カンバス表面20に散
布、表面に剥離性被膜を形成し、カンバス表面20に接
触する湿紙表面、塗工物及び不純分によるカンバス表面
20の損傷を防止する抄紙機ドライヤーカンバスの汚れ
を防止する方法である。
4、減圧弁3、電磁弁2で構成される流量、濃度調節部
と、圧力計29、減圧弁6、電磁弁5で構成されるエア
ー量、エアー圧調節部を内蔵する混合ユニットから混合
液送出パイプ12と、エアー送出パイプ13を介して送
出される混合液とエアーを散布ユニットのノズル15、
18で混合し、ノズルキャップ中央の散布口から吐出圧
力により水溶性剥離剤を霧化し、カンバス表面20に散
布、表面に剥離性被膜を形成し、カンバス表面20に接
触する湿紙表面、塗工物及び不純分によるカンバス表面
20の損傷を防止する抄紙機ドライヤーカンバスの汚れ
を防止する方法である。
【0007】カンバス表面20に、水溶性剥離剤を散布
する散布ユニットは、抄紙条件に応じ濃度を連続希釈調
節する機構と散布量を調節する機構をもつ混合ユニット
と連動する装置であって、カンバス表面20に水溶性剥
離剤を均一に散布するエアーを用いたノズルユニットが
重要となっている。
する散布ユニットは、抄紙条件に応じ濃度を連続希釈調
節する機構と散布量を調節する機構をもつ混合ユニット
と連動する装置であって、カンバス表面20に水溶性剥
離剤を均一に散布するエアーを用いたノズルユニットが
重要となっている。
【0008】散布量によって、ノズル1個かドライヤー
上を走行散布往復運動するものと、ドライヤー巾にみあ
った数々のノズルを持ったものを必要に応じて使用する
ものである。
上を走行散布往復運動するものと、ドライヤー巾にみあ
った数々のノズルを持ったものを必要に応じて使用する
ものである。
【0009】第1図に示す散布ユニットには、エアーパ
イプ17があるが、このエアーは電磁弁5、減圧弁6を
介しておくられてくる。また、混合液パイプ16に圧送
されてきた混合液とエアーは並列合体散布ユニット19
のパイプ中で合流、ノズル18カラ微噴霧状となってカ
ンバス表面20に散布される。
イプ17があるが、このエアーは電磁弁5、減圧弁6を
介しておくられてくる。また、混合液パイプ16に圧送
されてきた混合液とエアーは並列合体散布ユニット19
のパイプ中で合流、ノズル18カラ微噴霧状となってカ
ンバス表面20に散布される。
【0010】第2図に示す散布ユニットには、跨設パイ
プ14があるが、その中にノズル15を駆動するモータ
ー21とタイミングプーリー22とタイミングベルト2
3があり、検知板25はタイミングベルト23上に付設
しており、近接スイッチ24が配設されていて、ノズル
15の移動を検知しながらモーター21を正逆転させ、
ノズル15をパイプ中で反復運動させるようになってい
る。
プ14があるが、その中にノズル15を駆動するモータ
ー21とタイミングプーリー22とタイミングベルト2
3があり、検知板25はタイミングベルト23上に付設
しており、近接スイッチ24が配設されていて、ノズル
15の移動を検知しながらモーター21を正逆転させ、
ノズル15をパイプ中で反復運動させるようになってい
る。
【0011】また、第3図に示す混合ユニットから送ら
れてきた混合液とエアーは、ノズル15に送られて合流
し、エアー圧力で混合液は霧化し、カンバス表面20に
散布するようになっている。
れてきた混合液とエアーは、ノズル15に送られて合流
し、エアー圧力で混合液は霧化し、カンバス表面20に
散布するようになっている。
【0012】それに用いる薬液散布装置は、第1図、第
2図に示す散布ユニット、第3図に示す混合ユニットで
構成されるもので、混合液送出パイプ12に連続する電
磁弁2、減圧弁3、流量計4を介して混合部9に水を流
入させる搬水部と、電磁弁5、減圧弁6を介して跨設パ
イプ型散布ユニット30、または並列合体型散布ユニッ
ト19へエアーを送るエアー搬送部と、運転ボタン1の
操作によって液送ポンプ7を駆動させ、水溶性剥離剤を
注入弁8を介して、薬液タンク28から、混合部9に圧
送する流量、濃度調節部とをパネルにセットした混合具
ユニットと、カンバス表面20に対応したノズルを、定
置または移動するように配置した散布ユニットと、運転
ボタンと停止ボタンと水溶性剥離剤の注入量を調節する
デジタル表示付き調節ダイヤルからなる操作盤とで構成
するものである。
2図に示す散布ユニット、第3図に示す混合ユニットで
構成されるもので、混合液送出パイプ12に連続する電
磁弁2、減圧弁3、流量計4を介して混合部9に水を流
入させる搬水部と、電磁弁5、減圧弁6を介して跨設パ
イプ型散布ユニット30、または並列合体型散布ユニッ
ト19へエアーを送るエアー搬送部と、運転ボタン1の
操作によって液送ポンプ7を駆動させ、水溶性剥離剤を
注入弁8を介して、薬液タンク28から、混合部9に圧
送する流量、濃度調節部とをパネルにセットした混合具
ユニットと、カンバス表面20に対応したノズルを、定
置または移動するように配置した散布ユニットと、運転
ボタンと停止ボタンと水溶性剥離剤の注入量を調節する
デジタル表示付き調節ダイヤルからなる操作盤とで構成
するものである。
【0013】水溶性剥離剤は、シリコーン油40〜70
%、エチレングリコール14〜26%、界面活性剤10
〜24%の比率とするものであるが、シリコーン油は、
メチルクロロシランタイプのモノマー、または、アミノ
基、エポキシ基のシラン類、さらには、メチル、ハイド
ロジェン、ポリシロキサンなどを用いてもよい。
%、エチレングリコール14〜26%、界面活性剤10
〜24%の比率とするものであるが、シリコーン油は、
メチルクロロシランタイプのモノマー、または、アミノ
基、エポキシ基のシラン類、さらには、メチル、ハイド
ロジェン、ポリシロキサンなどを用いてもよい。
【0014】使用に当たっては、抄紙、抄紙機、抄紙条
件によって最も適した濃度とするもので、500〜10
00倍の水で希釈される。最も重要なことは、この水溶
性剥離剤がカンバス表面に散布されると、水分が蒸発、
油膜が形成されるが、これが製品紙表面を汚染しない最
小薄の物であることが必要である。したがって、条件に
応じベースオイルの成分、エチレングリコール、界面活
性剤などの配合には、特にきびしいものが要求されてい
る。
件によって最も適した濃度とするもので、500〜10
00倍の水で希釈される。最も重要なことは、この水溶
性剥離剤がカンバス表面に散布されると、水分が蒸発、
油膜が形成されるが、これが製品紙表面を汚染しない最
小薄の物であることが必要である。したがって、条件に
応じベースオイルの成分、エチレングリコール、界面活
性剤などの配合には、特にきびしいものが要求されてい
る。
【0015】シリコーン油としては、アミノ基は親水性
があり、エポキシ基は、耐久性があり、エチレングリコ
ールは、ドライヤー面で水より蒸発し難く水の分子によ
る被膜が形成され、粘着物の付着を防げる。粘度指数1
20の合成油を用いてもよく、オレフィン系炭化水素の
ポリブテン(ポリブチレン)などが良い。
があり、エポキシ基は、耐久性があり、エチレングリコ
ールは、ドライヤー面で水より蒸発し難く水の分子によ
る被膜が形成され、粘着物の付着を防げる。粘度指数1
20の合成油を用いてもよく、オレフィン系炭化水素の
ポリブテン(ポリブチレン)などが良い。
【0016】界面活性剤は、界面に吸着して界面エネル
ギーを変化させるもので、陰イオン活性剤があり、本発
明では、フッ素系界面活性剤が用いられ、パーフルオロ
アルキルカルボン酸塩、パーフルオロアルキルリン酸エ
ステルなどを用いる。これは、高い界面活性を示し、高
い撥水性ばかりか発油性を有するからである。
ギーを変化させるもので、陰イオン活性剤があり、本発
明では、フッ素系界面活性剤が用いられ、パーフルオロ
アルキルカルボン酸塩、パーフルオロアルキルリン酸エ
ステルなどを用いる。これは、高い界面活性を示し、高
い撥水性ばかりか発油性を有するからである。
【0017】また、カチオン(陽イオン)系を用いるこ
とも、カンバスに付着しやすくするためには最適である
ことがわかったからである。
とも、カンバスに付着しやすくするためには最適である
ことがわかったからである。
【0018】薬液としての水溶性剥離剤は、抄紙に適し
た濃度に稀釈されるが、稀釈液をカンバス表面に散布す
ると、熱で水分が蒸発し、油膜が残ってカンバス表面を
覆うが、その膜は紙表面を汚染しない薄さを必要として
いる。したがって、高温下で油膜強度をもつ高分子合成
油ポリブテン、エチレングリコール、シリコーン油など
が効果的であることがわかった。
た濃度に稀釈されるが、稀釈液をカンバス表面に散布す
ると、熱で水分が蒸発し、油膜が残ってカンバス表面を
覆うが、その膜は紙表面を汚染しない薄さを必要として
いる。したがって、高温下で油膜強度をもつ高分子合成
油ポリブテン、エチレングリコール、シリコーン油など
が効果的であることがわかった。
【0019】
【発明の効果】従来から抄紙機ドライヤーカンバスに油
脂または油脂系の剥離剤を塗布すれば、紙剥離性も向上
し、汚れ防止に効果があることは周知の事実であった
が、ドライヤー内での火災、紙製品の汚染と、散布装置
取り付けのスペースがないことから、剥離性の外添は実
現されなかった。
脂または油脂系の剥離剤を塗布すれば、紙剥離性も向上
し、汚れ防止に効果があることは周知の事実であった
が、ドライヤー内での火災、紙製品の汚染と、散布装置
取り付けのスペースがないことから、剥離性の外添は実
現されなかった。
【0020】しかし、本発明によれば、シリコーン油、
エチレングリコール、界面活性剤をベースにしており、
この基材に水を混合すればよく、500〜1000倍の
水を添加することにより、紙表面のピッキング現象が抑
えられ、紙粉発生の防止と紙切れの防止にも役立つよう
になった。
エチレングリコール、界面活性剤をベースにしており、
この基材に水を混合すればよく、500〜1000倍の
水を添加することにより、紙表面のピッキング現象が抑
えられ、紙粉発生の防止と紙切れの防止にも役立つよう
になった。
【0021】散布装置は、ノズル駆動において液送チュ
ーブと合体したタイミングベルトを使用しないため、3
00×300mm角パイプ大のノズル走行部が60×1
20mm大に小形化できるようになって装置のコンパク
ト化にも結び付くようになった。
ーブと合体したタイミングベルトを使用しないため、3
00×300mm角パイプ大のノズル走行部が60×1
20mm大に小形化できるようになって装置のコンパク
ト化にも結び付くようになった。
【0022】さらに、ガイドレールと走行ユニット部は
簡単に脱着できるので、運転中にメンテナンスもできる
ようになった。
簡単に脱着できるので、運転中にメンテナンスもできる
ようになった。
【図1】本発明の実施に用いる散布ユニットの概要図。
【図2】散布ユニットの他の実施例図。
【図3】混合ユニットの概略図。
【図4】混合ユニットの概略図。
【図5】操作盤の正面図。
1:運転ボタン 2:電磁弁 3:減圧弁 4:流量計 5:電磁弁 6:減圧弁 7:液送ポンプ 8:注入弁 9:混合部 10:混合パイプ 11:噴出口 12:混合液送出パイプ 13:エアー送出パイプ 14:跨設パイプ 15:ノズル 16:混合液パイプ 17:エアーパイプ 18:ノズル 19:並列合体散布ユニット 20:カンバス表面 21:モーター 22:タイミングプーリー 23:タイミングベルト 24:近接スイッチ 25:検知板 26:デジタル表示付き調節ダイヤル 27:停止ボタン 28:薬液タンク 29:圧力計 30:跨設パイプ型散布ユニット
Claims (5)
- 【請求項1】混合液送出パイプに連続する流量計、減圧
弁、電磁弁、混合部で構成される流量、濃度調節部に水
を適量送出し、圧力形、減圧弁、電磁弁、エアーパイプ
で構成されるエアー量、エアー圧調節部にエアーを供給
し、該流量、濃度調節部とエアー量、エアー圧調節部を
内蔵する混合ユニットから、混合液送出パイプとエアー
送出パイプを介して送出される混合液とエアーを、散布
ユニットのノズルで混合し、ノズルキャップ中央の散布
口から吐出圧力により水溶性剥離剤を霧化し、カンバス
表面に散布、表面に剥離性被膜を形成し、表面に接触す
る湿紙表面の塗工物及び粘着性薬品によるカンバス表面
の汚れを防止する抄紙機ドライヤーカンバス汚れ防止
法。 - 【請求項2】混合液送出パイプに連続する電磁弁、減圧
弁、流量計、混合部で構成される流量、濃度調節部に水
を適量送出させる搬水部を併設する流量、濃度調節部
と、圧力計、電磁弁、減圧弁を介して散布ユニットへエ
アーを送るエアー送出パイプで構成されるエアー量、エ
アー圧調節部と、運転ボタンの操作によって液送ポンプ
を駆動させ、水溶性剥離剤を注入弁を介して薬液タンク
から、混合部に圧送する液送部とをパネルにセットした
混合ユニットと、カンバス表面に対応してノズルを定置
または移動するように配置した散布ユニットと、運転ボ
タンと停止ボタンと水溶性剥離剤の注入量を調節するデ
ジタル表示付き調節ダイヤルからなる操作盤とで構成す
る特許請求の範囲第1項記載の抄紙機カンバス汚れ防止
法に用いる薬液散布装置。 - 【請求項3】ドライヤー表面に対応し設置された跨設パ
イプに懸架され、タイミングベルト上を往復動するノズ
ルを有する散布ユニットを持つ特許請求の範囲第2項記
載の抄紙機ドライヤーカンバス汚れ防止法に用いる薬液
散布装置。 - 【請求項4】カンバスの表面より散布に最も適した距離
に、混合液パイプとエアーパイプを並列合体し、その中
に任意数のノズルを配置した散布ユニットを持つ特許請
求の範囲第2項記載の抄紙機ドライヤーカンバス汚れ防
止法に用いる薬液散布装置。 - 【請求項5】シリコーン油40〜70%、エチレングリ
コール14〜26%、界面活性剤10〜24%の比率と
する特許請求の範囲第1項記載の抄紙機ドライヤーカン
バス汚れ防止法に用いる水溶性剥離剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18708991A JPH07292590A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 抄紙機ドライヤーカンバス汚れ防止法とそれに 用いる薬液散布装置と水溶性剥離剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18708991A JPH07292590A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 抄紙機ドライヤーカンバス汚れ防止法とそれに 用いる薬液散布装置と水溶性剥離剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07292590A true JPH07292590A (ja) | 1995-11-07 |
Family
ID=16199919
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18708991A Pending JPH07292590A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 抄紙機ドライヤーカンバス汚れ防止法とそれに 用いる薬液散布装置と水溶性剥離剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07292590A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004074570A1 (ja) * | 2003-02-18 | 2004-09-02 | Maintech Co., Ltd. | 抄紙機における紙体表面のほつれ防止方法、オフセット印刷用印刷用紙及び離型剤 |
| JP2008533316A (ja) * | 2005-03-09 | 2008-08-21 | アステンジョンソン・インコーポレーテッド | 耐汚染物質性ナノ粒子コーティングを有する製紙用ファブリックおよび現場塗布の方法 |
-
1991
- 1991-04-19 JP JP18708991A patent/JPH07292590A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004074570A1 (ja) * | 2003-02-18 | 2004-09-02 | Maintech Co., Ltd. | 抄紙機における紙体表面のほつれ防止方法、オフセット印刷用印刷用紙及び離型剤 |
| JP2008533316A (ja) * | 2005-03-09 | 2008-08-21 | アステンジョンソン・インコーポレーテッド | 耐汚染物質性ナノ粒子コーティングを有する製紙用ファブリックおよび現場塗布の方法 |
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