JPH0729290B2 - コンクリート二次製品の養生方法 - Google Patents

コンクリート二次製品の養生方法

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JPH0729290B2
JPH0729290B2 JP4272260A JP27226092A JPH0729290B2 JP H0729290 B2 JPH0729290 B2 JP H0729290B2 JP 4272260 A JP4272260 A JP 4272260A JP 27226092 A JP27226092 A JP 27226092A JP H0729290 B2 JPH0729290 B2 JP H0729290B2
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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明はコンクリート二次製品
を型枠に充填して成型するときの養生方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】 従来よりコンクリート二次製品の製造
工場では、低周波振動機や高周波振動機で振動を与えな
がら生コンクリートを型枠に投入し、この充填成型の終
了後、型枠を養生室に搬入するか、型枠を遮蔽シートで
覆い、蒸気で養生室内や保護シート内包空間の雰囲気温
度を常圧で60〜85℃に高めて、コンクリートの促進
養生を行っている。
【0003】 しかしながら、このように型枠を遮蔽シ
ートで覆う方法や養生室に収納する方法は、いずれも大
きな空間に蒸気を吹き込むので、大量の熱量を必要と
し、熱的なロスも多かった。更に、空間における温度の
バラツキや型枠内部の厚さや容積の違いによって、コン
クリート二次製品の表面部と内部との間には、大きな温
度差(10〜60℃)を生じる。
【0004】 この温度差によって、コンクリートの硬
化促進が同一型枠内でありながら、脱型に必要な強度
が、最小厚さの箇所では100%にまで達しているの
に、最大厚さの箇所では20〜60%にしか達していな
いことがある。このため強度不足となって脱型時にクラ
ックやひび割れ、破損等が発生してしまう。外気温が低
い季節には、表面部と内部との温度差によるヘアークラ
ックが更に多発する。
【0005】 これらの防止策として、一般に養生時間
を長くして硬化促進を行うことが行われる。しかし、こ
れには更に大量の熱量を必要とするため、養生コストが
上昇し、生産効率を大幅に損なう結果となっている。ま
た、過大な熱を既に硬化した部分に与え続ける結果とも
なり、コンクリート二次製品の品質を大きく害する。
【0006】 一方、中空型枠に蒸気等の発熱物質を充
填して、コンクリート二次製品の養生を行う方法が、特
公昭61−6029号公報や特公平2−15518号公
報に開示されている。
【0007】 しかしながら、これらの方法では、型枠
内部の厚さや容積の違いを考慮せずに発熱物質を一律に
供給するので、コンクリートの表面部と内部とで温度差
が生じ、製品の部位によって硬化促進の度合いに差が生
じることは不可避であり、部分的に強度不足となり、脱
型時にクラック等が発生する危険性は軽視できない。ま
た、これらの方法でもエネルギーロスの問題は十分には
解決されていない。
【0008】
【発明が解決しようとする問題点】 したがって、本発
明の目的は、対象とする部位の厚さや容積に応じて必要
最小限の発熱物質や加熱媒体を型枠の二重構造の空間に
供給することによって、養生効率の向上とエネルギーの
節減を行い、必要な強度を確保するコンクリート二次製
品の養生方法を提供することである。
【0009】
【問題点を解決するための手段】 木発明のコンクリー
ト二次製品の養生方法では、コンクリート二次製品の成
型用型枠の起立壁部位や平面部位、斜形部位その他のコ
ンクリートに接する部位の一部または全部を、単独また
は独立した複数の空間を形成する二重構造とし、該空間
に発熱材や発熱剤を充填したり、高圧蒸気や熱風、温
風、加熱した水やオイル等の加熱媒体を流通ないし滞留
させたり、該空間に充填した水やオイルなどの発熱物質
を電熱その他の方法で加熱ないし加温することによっ
て、コンクリートに接する片面または両面から硬化促進
用熱をコンクリートに与える養生機能を該型枠に具備さ
せ、コンクリート二次製品の厚さや容積が相異なる各部
分を同一時間内に均一に硬化させるために、コンクリー
ト二次製品の相異なる部材断面に応じて調整変更された
必要最小限の熱量を該空間に与えてコンクリートを促進
養生する
【0010】
【作用】 このコンクリート二次製品の養生方法では、
型枠は対象とする製品の形状に対応して単一体で構成さ
れるか、あるいは複数の型枠部分2,3,4,5、13
に分割して構成される。単一体の型枠あるいは複数の型
枠部分2,3,4,5、13には、コンクリートに接す
る部分を二重構造とすることによって、単独の空間11
または複数の空間が形成される。
【0011】 各空間11に対する発熱物質や加熱媒体
の供給は、当該型枠または型枠部分が成型しようとする
製品の各部分の厚さや容積、体積に対応して調整され
る。片面または両面からなされるコンクリートの加熱
は、好ましくは、表面部と内部の温度差(図3のイ円の
A点温度とB点温度の差やロ円のC点温度とD点温度の
差)が3時間以内に同一温度(60〜80℃)となるよ
うに行われる。
【0012】 製品表面部の温度上昇曲線と製品内部の
温度上昇曲線がクロスした後、製品の肉厚等に対応して
0〜120分間そのまま放置することにより、製品1に
は脱型に必要十分な強度が確保され、クラックや破損等
を発生せずに脱型される。
【0013】
【実施例】 図示した実施例では、コンクリート二次製
品1はU字形の側溝用ブロックであり、型枠は製品1の
起立壁部の外側面の上半分を形成する左右2個の型枠部
分2と、該起立壁の外側面の下半分を形成する左右2個
の型枠部分12と、該起立壁部の内側面の上部を形成す
る型枠部分4と、起立壁部の主体部分の内側面と底壁部
の上面を形成する左右2個の型枠部分3と、製品1の底
壁部の下面を形成する型枠部分5とに分割して構成され
ている。
【0014】 これらの型枠部分2,3,4,5,12
は全幅と全高さにわたって中空の二重構造であり、各型
枠部分には単一の空間11が形成されている。各型枠部
分には、空間11に連通して加熱媒体の注入口3と排出
口14を1個または複数個設ける。内容積が比較的大き
い型枠部分2,3,12の空間11には、養生効果を高
めるために分配用パイプ8,9,10を内部に設置して
あり、注入口13は分配用パイプ8,9,10に接続し
てある。各分配用パイプには周側壁に加熱媒体の吹き出
し孔を設けてある。
【0015】 コンクリートの硬化促進用熱の供給態様
としては、空間11に発熱材や発熱剤を充填する方式、
高圧蒸気や熱風、温風、加熱した水やオイル等の加熱媒
体を流通ないし滞留させる方式、空間11に充填した水
やオイルなどの発熱物質を電熱その他の方法で加熱ない
し加温する方式等が適宜選択される。この注入口13と
排出口14の口径は同等にするか、一方を他方より小さ
くすることによって、加熱媒体の流通速度や滞留状態を
変更することができる。
【0016】 型枠や型枠部分の二重構造の空間11の
寸法は、製品の形状、大きさ、重さ等、加熱面積、加熱
媒体や発熱物質の温度、加熱媒体の使用量等によって適
宜決定される。また、二重構造の外気に接する側の外部
覆材は、鋼板等の単独材料または複合材料によって構成
されるが、加熱効果とエネルギーロスを最小にするため
各種の保温処理を施すこともできる。また、型枠の補強
用横リブや縦リブには、空間内の加熱媒体の流通性を向
上させるために、補強作用を損なうことがない程度に所
要数の透孔を設けることができる。
【0017】 排出された蒸気等の加熱媒体のロスを最
小にするため、再度注入口に送給して再利用することも
できる。また、排出された加熱媒体を隣接の型枠部分に
接続し、その余熱を再利用することもできる。この再利
用は複数の型枠間でも行なうことができる。また、養生
効果をより高めるため、遮蔽シートを併用することもで
きる。
【0018】 養生温度の調整は、加熱媒体の供給量を
手動もしくは自動制御して行なう。この一方式として
は、型枠の二重構造の空間に加熱媒体を注入する管路に
コントロール装置を設け、流量計や温度計等のセンサー
を該コントロール装置に接続し、外気温、コンクリート
練り上がり温度、製品の各部分の厚さや体積によって各
部分の表面部と中心部の温度が予め設定された値に等し
くなるまで、それぞれの空間に加熱媒体を調整しながら
注入し、更に表面部と中心部の温度が等しくなった時点
より0〜120分間同じ温度を維持する方法がある。
【0019】 なお、型枠のコンクリート投入用開口部
における加熱については、開閉式その他の有効な方法で
行う。型枠に塗布した型枠油(剥離剤)を型枠の事前加
熱によって乾燥させた後、生コンクリートを型枠に充填
して成型すると、製品表面の気泡が大幅に減少し、より
良質のコンクリート二次製品が製造できる。
【0020】
【発明の効果】 以上のように、本発明のコンクリート
二次製品の養生方法では、成型用型枠の起立壁部位や平
面部位、斜形部位その他のコンクリートに接する部位の
一部または全部を、単独または独立した複数の空間を形
成する二重構造とし、発熱物質や加熱媒体の供給相手を
該空間に限定し、かつ、コンクリート二次製品の厚さや
容積が相異なる各部分を同一時間内に均一に硬化させる
ために、加熱対象の各部分の厚さや容積に応じて調整変
更された必要最小限の熱量を該空間に与えて、該空間に
接する片面または両面からコンクリートを加熱して促進
養生するため、養生効率の大幅な向上とエネルギーの節
減が可能であり、また、製品の表面部と内部とで温度差
が生じないため、ヘアクラックや破損等の恐れなく、良
質のコンクリート二次製品を効率良く製造することがで
きる。
【0021】 また、この養生方法は、従来から行われ
ている充填成型方式による型枠を一部改造することによ
って直ちに実施できるため、型枠に関する設備投資を軽
減することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明方法の実施に使用されるコンクリート
二次製品の成型用型枠の一例を示す正面図である。
【図2】 該型枠の縦断面図である。
【図3】 該型枠により成型されたコンクリート二次製
品の縦断面図である。
【符号の説明】
1 コンクリート二次製品 2 型枠 3 型枠部分 4 型枠部分 5 型枠部分 6 吊り手 7 吊り手 8 分配用パイプ 9 分配用パイプ 10 分配用パイプ 11 加熱媒体等の供給用空間 12 型枠部分 13 注入口 14 排出口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート二次製品の成型用型枠の起
    立壁部位や平面部位、斜形部位その他のコンクリートに
    接する部位の一部または全部を、単独または独立した複
    数の空間を形成する二重構造とし、該空間に発熱材や発
    熱剤を充填したり、高圧蒸気や熱風、温風、加熱した水
    やオイル等の加熱媒体を流通ないし滞留させたり、該空
    間に充填した水やオイルなどの発熱物質を電熱その他の
    方法で加熱ないし加温することによって、コンクリート
    に接する片面または両面から硬化促進用熱をコンクリー
    トに与える養生機能を該型枠に具備させ、コンクリート
    二次製品の厚さや容積が相異なる各部分を同一時間内に
    均一に硬化させるために、コンクリート二次製品の各部
    分の厚さや容積に応じて調整変更された必要最小限の熱
    量を該空間に与えて促進養生することを特徴とするコン
    クリート二次製品の養生方法。
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