JPH07292975A - バイブレーターの引上げ装置 - Google Patents
バイブレーターの引上げ装置Info
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- JPH07292975A JPH07292975A JP11404194A JP11404194A JPH07292975A JP H07292975 A JPH07292975 A JP H07292975A JP 11404194 A JP11404194 A JP 11404194A JP 11404194 A JP11404194 A JP 11404194A JP H07292975 A JPH07292975 A JP H07292975A
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Landscapes
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 構成的に簡単でコスト的に安価であり、しか
も、必要に応じてバイブレーターの起振装置やシュート
を個々に引上げ可能としたバイブレーターの引上げ装置
を提供する。 【構成】 ケーブルの巻き取り並びに巻き戻しによって
バイブレーター4の起振装置2を昇降させるバイブレー
ター昇降装置16を、コンクリートの打設部に設置され
る可搬式のベース9に複数台設けてある。
も、必要に応じてバイブレーターの起振装置やシュート
を個々に引上げ可能としたバイブレーターの引上げ装置
を提供する。 【構成】 ケーブルの巻き取り並びに巻き戻しによって
バイブレーター4の起振装置2を昇降させるバイブレー
ター昇降装置16を、コンクリートの打設部に設置され
る可搬式のベース9に複数台設けてある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送電用のケーブルが電
気的に起振装置に連結された複数本のコンクリート締固
め用バイブレーターの引上げ装置に関するものである。
気的に起振装置に連結された複数本のコンクリート締固
め用バイブレーターの引上げ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】型枠に打設されたコンクリートを密実に
締固めるために使用されるバイブレーターの一つに、シ
ールドケース内の起振装置に送電用のケーブルを電気的
に連結して成るものがあり、コンクリート構造物の構築
に際しては、起振装置をケーブルで吊り下げてコンクリ
ート中に挿入する一方、型枠内にコンクリートを打設す
るコンクリート供給手段を配置して、コンクリートの打
設量に応じて起振装置を引上げる使用形態がとられる。
締固めるために使用されるバイブレーターの一つに、シ
ールドケース内の起振装置に送電用のケーブルを電気的
に連結して成るものがあり、コンクリート構造物の構築
に際しては、起振装置をケーブルで吊り下げてコンクリ
ート中に挿入する一方、型枠内にコンクリートを打設す
るコンクリート供給手段を配置して、コンクリートの打
設量に応じて起振装置を引上げる使用形態がとられる。
【0003】尚、上記のコンクリート供給手段として
は、例えばコンクリートポンプ車に接続されたフレキシ
ブルなコンクリート供給チューブが使用されるが、この
コンクリート供給用のフレキチューブは、太くて重たい
上に、コンクリートの圧送によって跳ねるように踊るこ
とから取り扱いが困難で、コンクリート打設口の高さ位
置を所定通りに変更させ難く、而して、本出願人が既に
提案しているところのコンクリート供給手段が好適に使
用される。
は、例えばコンクリートポンプ車に接続されたフレキシ
ブルなコンクリート供給チューブが使用されるが、この
コンクリート供給用のフレキチューブは、太くて重たい
上に、コンクリートの圧送によって跳ねるように踊るこ
とから取り扱いが困難で、コンクリート打設口の高さ位
置を所定通りに変更させ難く、而して、本出願人が既に
提案しているところのコンクリート供給手段が好適に使
用される。
【0004】即ち、このコンクリート供給手段は、長い
筒状の弾性部材に上下方向のスリットを形成したシュー
トと、前記スリットを通してシュート内にコンクリート
を供給するノズルとから成るものであって、コンクリー
ト供給チューブをノズルに接続し、かつ、このノズルを
一定位置に固定させた状態でシュートを引上げる簡単な
取り扱いによって、シュート下端のコンクリート打設口
の高さ位置を変更できるように構成されている。
筒状の弾性部材に上下方向のスリットを形成したシュー
トと、前記スリットを通してシュート内にコンクリート
を供給するノズルとから成るものであって、コンクリー
ト供給チューブをノズルに接続し、かつ、このノズルを
一定位置に固定させた状態でシュートを引上げる簡単な
取り扱いによって、シュート下端のコンクリート打設口
の高さ位置を変更できるように構成されている。
【0005】ここで、コンクリート構造物の具体的な構
築例について説明すると、従来では、構築対象が例えば
1000mm角のコンクリート柱の場合、5本程度のバ
イブレーターを図2に示すように配置して、それの起振
装置をケーブルで吊り下げてコンクリート中に挿入し、
コンクリートの打設量に応じて、各1本のバイブレータ
ーを2名のオペレーターが引上げ管理すると共に、コン
クリート打設シュートについては1名のオペレーターが
引上げ管理し、この他に指揮者1名が加わって総勢12
名の人手で1本の柱を構築していた。
築例について説明すると、従来では、構築対象が例えば
1000mm角のコンクリート柱の場合、5本程度のバ
イブレーターを図2に示すように配置して、それの起振
装置をケーブルで吊り下げてコンクリート中に挿入し、
コンクリートの打設量に応じて、各1本のバイブレータ
ーを2名のオペレーターが引上げ管理すると共に、コン
クリート打設シュートについては1名のオペレーターが
引上げ管理し、この他に指揮者1名が加わって総勢12
名の人手で1本の柱を構築していた。
【0006】しかし、狭いスペースに大勢のオペレータ
ーが集まるので、作業性ならびに作業効率が悪い上に、
オペレーターの動作のバラツキによって起振装置の引上
げが不均一になり、加えて起振装置の位置が定まり難い
ことから、コンクリート構造物の施工品質に難を生じ易
い問題があった。
ーが集まるので、作業性ならびに作業効率が悪い上に、
オペレーターの動作のバラツキによって起振装置の引上
げが不均一になり、加えて起振装置の位置が定まり難い
ことから、コンクリート構造物の施工品質に難を生じ易
い問題があった。
【0007】また、コンクリートの自由落下高さが高い
と、型枠内に打設されるコンクリートが起振装置や鉄
筋、鉄骨等に衝突して、コンクリート中の粗骨材の分離
が起こり、コンクリート品質に悪影響を与える。特に、
高強度コンクリートの場合は、粗骨材の分離に起因して
部材の強度特性が顕著に低下するので、日本建築学会の
建築工事仕様書JASS5では、コンクリートの自由落
下高さが1m以内となるように規定されているほどであ
る。このため、コンクリートの打設量に応じてコンクリ
ート打設用のシュートを引上げて、コンクリートの打設
落差を小さくする必要があるが、このシュートの引上げ
にも細心の注意を払わねばならないことは言うまでもな
く、これに加えて、バイブレーターの起振装置と一定の
相関関係を維持させるように、コンクリート打設シュー
トを引上げることも重要な事項である。
と、型枠内に打設されるコンクリートが起振装置や鉄
筋、鉄骨等に衝突して、コンクリート中の粗骨材の分離
が起こり、コンクリート品質に悪影響を与える。特に、
高強度コンクリートの場合は、粗骨材の分離に起因して
部材の強度特性が顕著に低下するので、日本建築学会の
建築工事仕様書JASS5では、コンクリートの自由落
下高さが1m以内となるように規定されているほどであ
る。このため、コンクリートの打設量に応じてコンクリ
ート打設用のシュートを引上げて、コンクリートの打設
落差を小さくする必要があるが、このシュートの引上げ
にも細心の注意を払わねばならないことは言うまでもな
く、これに加えて、バイブレーターの起振装置と一定の
相関関係を維持させるように、コンクリート打設シュー
トを引上げることも重要な事項である。
【0008】然るに従来では、一人の指揮者の勘に頼っ
て、バイブレーターのオペレーターとは別のオペレータ
ーがシュートの引上げを行っているために、起振装置と
一定の相関関係を維持させることが困難となり、この点
でもコンクリート構造物の施工品質に難が生じる問題が
あった。
て、バイブレーターのオペレーターとは別のオペレータ
ーがシュートの引上げを行っているために、起振装置と
一定の相関関係を維持させることが困難となり、この点
でもコンクリート構造物の施工品質に難が生じる問題が
あった。
【0009】以上の事柄を考慮して、本発明者らは、コ
ンクリート打設部に設置される固定ベースに対して、駆
動手段により上方に位置変更可能に可動側ベースを設
け、この可動側ベースに複数個のバイブレーター挟持装
置と、コンクリート打設用シュートの挟持装置とを設け
て、前記可動側ベースの引上げに伴って、互いに一定の
相関関係を維持させた状態で且つ振れを伴わせない所定
の位置決め状態で、複数本のバイブレーターとシュート
とを一挙に引き上げられるようにした装置を開発したの
であり、特願平5−343456号として提案してい
る。
ンクリート打設部に設置される固定ベースに対して、駆
動手段により上方に位置変更可能に可動側ベースを設
け、この可動側ベースに複数個のバイブレーター挟持装
置と、コンクリート打設用シュートの挟持装置とを設け
て、前記可動側ベースの引上げに伴って、互いに一定の
相関関係を維持させた状態で且つ振れを伴わせない所定
の位置決め状態で、複数本のバイブレーターとシュート
とを一挙に引き上げられるようにした装置を開発したの
であり、特願平5−343456号として提案してい
る。
【0010】この他に、上記構成の装置では、バイブレ
ーターとシュートの引上げ寸法が、可動側ベースの昇降
ストロークに限られることから、更に好ましい形態の装
置として、可動側ベースの上昇時にバイブレーターとシ
ュートとの挟持を解除する第1挟持装置を固定ベースに
設ける一方、可動側ベースの下降時にバイブレーターと
シュートとの挟持を解除する第2挟持装置を可動側ベー
スに設けて、可動側ベースの昇降の繰り返しに伴って、
その昇降ストローク分ずつ、バイブレーターとシュート
とを一挙に引上げられるようにした装置も開発したので
ある。
ーターとシュートの引上げ寸法が、可動側ベースの昇降
ストロークに限られることから、更に好ましい形態の装
置として、可動側ベースの上昇時にバイブレーターとシ
ュートとの挟持を解除する第1挟持装置を固定ベースに
設ける一方、可動側ベースの下降時にバイブレーターと
シュートとの挟持を解除する第2挟持装置を可動側ベー
スに設けて、可動側ベースの昇降の繰り返しに伴って、
その昇降ストローク分ずつ、バイブレーターとシュート
とを一挙に引上げられるようにした装置も開発したので
ある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】かゝる構成の装置を用
いれば、施工品質の高いコンクリート構造物を少ない人
手で安定的に構築することが可能である。しかしなが
ら、この装置にあっては、可動側ベースを昇降させるた
めの油圧設備や、構造的にやゝ複雑な各種の挟持装置な
どを要する点で装置コストが高く付き、また、必要に応
じてバイブレーターやシュートを個別的に引き上げ得な
い点で改善の余地があったのである。
いれば、施工品質の高いコンクリート構造物を少ない人
手で安定的に構築することが可能である。しかしなが
ら、この装置にあっては、可動側ベースを昇降させるた
めの油圧設備や、構造的にやゝ複雑な各種の挟持装置な
どを要する点で装置コストが高く付き、また、必要に応
じてバイブレーターやシュートを個別的に引き上げ得な
い点で改善の余地があったのである。
【0012】本発明は、上記の点を改善したものであっ
て、構成的に簡単でコスト的に安価であり、しかも、必
要に応じてバイブレーターの起振装置やシュートを個々
に引上げ可能としたバイブレーターの引上げ装置を提供
することを目的としている。
て、構成的に簡単でコスト的に安価であり、しかも、必
要に応じてバイブレーターの起振装置やシュートを個々
に引上げ可能としたバイブレーターの引上げ装置を提供
することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によるバイブレー
ターの引上げ装置は、送電用のケーブルが電気的に起振
装置に連結された複数本のコンクリート締固め用バイブ
レーターの引上げ装置であって、コンクリートの打設部
の上部に設置される可搬式のベースに、前記ケーブルの
巻き取り並びに巻き戻しによってバイブレーターの起振
装置を昇降させるバイブレーター昇降装置を設けた点に
特徴がある。
ターの引上げ装置は、送電用のケーブルが電気的に起振
装置に連結された複数本のコンクリート締固め用バイブ
レーターの引上げ装置であって、コンクリートの打設部
の上部に設置される可搬式のベースに、前記ケーブルの
巻き取り並びに巻き戻しによってバイブレーターの起振
装置を昇降させるバイブレーター昇降装置を設けた点に
特徴がある。
【0014】上記のバイブレーター昇降装置としては、
例えばロータリー式の給電手段を備えたケーブル巻き取
りドラムに、このドラムを駆動させる減速機付きのモー
タを内蔵させたもの等が採用される。また、バイブレー
ター昇降装置をベースに対して水平方向に位置変更可能
に構成したり、コンクリート打設用のシュートを昇降さ
せるシュート昇降装置をベースに設けたりすることがで
きる。
例えばロータリー式の給電手段を備えたケーブル巻き取
りドラムに、このドラムを駆動させる減速機付きのモー
タを内蔵させたもの等が採用される。また、バイブレー
ター昇降装置をベースに対して水平方向に位置変更可能
に構成したり、コンクリート打設用のシュートを昇降さ
せるシュート昇降装置をベースに設けたりすることがで
きる。
【0015】
【作用】上記の構成によれば、ケーブルの巻き取りによ
って複数個の起振装置を一斉に引き上げることが可能で
あり、かつ、シュートを備えさせた場合は、このシュー
トと起振装置とを一定の相関関係を維持させて一斉に引
上げることも可能であり、更に、起振装置の個々の引上
げはもとより、シュートの引上げも任意に行うことがで
ある。
って複数個の起振装置を一斉に引き上げることが可能で
あり、かつ、シュートを備えさせた場合は、このシュー
トと起振装置とを一定の相関関係を維持させて一斉に引
上げることも可能であり、更に、起振装置の個々の引上
げはもとより、シュートの引上げも任意に行うことがで
ある。
【0016】また、バイブレーター昇降装置を水平に移
動させることで、コンクリートに対する振動の付与位置
を変更できることは勿論、任意のケーブルを巻き取って
しまうことでバイブレーターの稼働台数を変更すること
ができ、従って、バイブレーター昇降装置を水平方向に
位置変更させたり、或いは、任意にバイブレーターの稼
働台数を変更した上で、バイブレーター昇降装置を水平
方向に位置変更させることで、この装置を構築対象のコ
ンクリート構造物に応じた規模のものに変更することが
できる。
動させることで、コンクリートに対する振動の付与位置
を変更できることは勿論、任意のケーブルを巻き取って
しまうことでバイブレーターの稼働台数を変更すること
ができ、従って、バイブレーター昇降装置を水平方向に
位置変更させたり、或いは、任意にバイブレーターの稼
働台数を変更した上で、バイブレーター昇降装置を水平
方向に位置変更させることで、この装置を構築対象のコ
ンクリート構造物に応じた規模のものに変更することが
できる。
【0017】更に、コンクリート打設面の高さ検知器
と、この高さ検知器からの設定高さにわたるコンクリー
トの打設情報に基づいて、起振装置を設定高さ分にわた
って上昇させる制御手段とを設ければ、バイブレーター
の起振位置を常に適切な位置に自動制御することがで
き、更には、前記高さ検知器からの設定高さにわたるコ
ンクリートの打設情報に基づいて、前記シュートを設定
高さ分にわたって上昇させる制御手段を設ければ、シュ
ートによるコンクリートの打設高さ位置も常に適切な位
置に自動制御することができ、勿論、高さ検知器からの
コンクリートの打設情報に基づいて、起振装置とシュー
トとを一定の相関関係を維持させて、設定高さ分にわた
って一斉に引き上げることも可能である。
と、この高さ検知器からの設定高さにわたるコンクリー
トの打設情報に基づいて、起振装置を設定高さ分にわた
って上昇させる制御手段とを設ければ、バイブレーター
の起振位置を常に適切な位置に自動制御することがで
き、更には、前記高さ検知器からの設定高さにわたるコ
ンクリートの打設情報に基づいて、前記シュートを設定
高さ分にわたって上昇させる制御手段を設ければ、シュ
ートによるコンクリートの打設高さ位置も常に適切な位
置に自動制御することができ、勿論、高さ検知器からの
コンクリートの打設情報に基づいて、起振装置とシュー
トとを一定の相関関係を維持させて、設定高さ分にわた
って一斉に引き上げることも可能である。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は例えば柱の構築に用いられるコンクリート
の打設ならびに締固め装置を示し、具体的には、シール
ドケース1内の起振装置2に送電ケーブル3を電気的に
連結したコンクリート締固め用バイブレーター4の引上
げ装置5と、この引上げ装置5に一体に備えさせたコン
クリート供給手段6とから成り、図2,3にも示すよう
に、柱型枠7のコンクリート打設部まわりの床スラブ型
枠8上に設置される。
する。図1は例えば柱の構築に用いられるコンクリート
の打設ならびに締固め装置を示し、具体的には、シール
ドケース1内の起振装置2に送電ケーブル3を電気的に
連結したコンクリート締固め用バイブレーター4の引上
げ装置5と、この引上げ装置5に一体に備えさせたコン
クリート供給手段6とから成り、図2,3にも示すよう
に、柱型枠7のコンクリート打設部まわりの床スラブ型
枠8上に設置される。
【0019】これらの図において、9は、コンクリート
打設部まわりの床スラブ型枠8上に設置される可搬式の
ベースで、固定の解除が自在の移動用車輪10を支持脚
体11に設けた固定側のベース9aと、この固定側ベー
ス9aに対してピンaの挿抜により高さ位置が変更固定
される可動側のベース9bとを備えて成り、可動側ベー
ス9bの相対峙する上部側の横フレーム12,12にわ
たっては、スリットbを上方に向けて4本の筒状レール
13…が所定の間隔を隔てて連結されている。
打設部まわりの床スラブ型枠8上に設置される可搬式の
ベースで、固定の解除が自在の移動用車輪10を支持脚
体11に設けた固定側のベース9aと、この固定側ベー
ス9aに対してピンaの挿抜により高さ位置が変更固定
される可動側のベース9bとを備えて成り、可動側ベー
ス9bの相対峙する上部側の横フレーム12,12にわ
たっては、スリットbを上方に向けて4本の筒状レール
13…が所定の間隔を隔てて連結されている。
【0020】14はコンクリート供給手段6用のスライ
ダー、15…はバイブレーター昇降装置16用のスライ
ダーで、それぞれ隣り合う一対の筒状レール13,13
にわたって載架され、かつ、コンクリート供給手段6用
のスライダー14を対象にして図4,5に示すように、
その四隅には、前記スリットbに臨むレール併設方向の
長孔cが形成されている。尚、スライダー14について
は、コンクリート供給手段6の後述するシュート17を
貫通させる抜き孔dを形成している。
ダー、15…はバイブレーター昇降装置16用のスライ
ダーで、それぞれ隣り合う一対の筒状レール13,13
にわたって載架され、かつ、コンクリート供給手段6用
のスライダー14を対象にして図4,5に示すように、
その四隅には、前記スリットbに臨むレール併設方向の
長孔cが形成されている。尚、スライダー14について
は、コンクリート供給手段6の後述するシュート17を
貫通させる抜き孔dを形成している。
【0021】18は筒状レール13の内部に挿通された
固定用部材で、この固定用部材18には、レール長手方
向で隣り合う長孔c,cと同芯状のネジ孔e,eが形成
されており、前記長孔cおよびスリットbを通してネジ
孔eにボルト19を螺合させることで、各スライダー1
4,15…ひいてはコンクリート供給手段6と5台のバ
イブレーター昇降装置16を、それぞれ水平二次元方向
に位置変更ならびに固定可能としている。
固定用部材で、この固定用部材18には、レール長手方
向で隣り合う長孔c,cと同芯状のネジ孔e,eが形成
されており、前記長孔cおよびスリットbを通してネジ
孔eにボルト19を螺合させることで、各スライダー1
4,15…ひいてはコンクリート供給手段6と5台のバ
イブレーター昇降装置16を、それぞれ水平二次元方向
に位置変更ならびに固定可能としている。
【0022】尚、上記の構成においては、コンクリート
供給手段6ならびにバイブレーター昇降装置16のそれ
ぞれを、スライダー14,15…を介して水平二次元方
向に位置調整可能に構成して、コンクリートの打設なら
びに締固め装置を、構築対象のコンクリート構造物に応
じた規模のものに変更することができるようにしている
が、その際、中央部のバイブレーター昇降装置16につ
いては、位置調整の必要が余りないことから、これを固
定的に設けてもよい。
供給手段6ならびにバイブレーター昇降装置16のそれ
ぞれを、スライダー14,15…を介して水平二次元方
向に位置調整可能に構成して、コンクリートの打設なら
びに締固め装置を、構築対象のコンクリート構造物に応
じた規模のものに変更することができるようにしている
が、その際、中央部のバイブレーター昇降装置16につ
いては、位置調整の必要が余りないことから、これを固
定的に設けてもよい。
【0023】ここで、バイブレーター昇降装置16につ
いて説明すると、このバイブレーター昇降装置16は、
前記スライダー15に一対のブラケット20,20を立
設すると共に、このブラケット20,20にわたって減
速機付きモータによる駆動手段21を設け、かつ、例え
ばロータリー式の給電手段(不図示)を備えたケーブル
巻き取りドラム22を、前記駆動手段21に回転可能に
保持させて、このドラム22の回転に伴うケーブル3の
巻き取り並びに巻き戻しによって、前記バイブレーター
4の起振装置2を任意に昇降できるようにしている。
いて説明すると、このバイブレーター昇降装置16は、
前記スライダー15に一対のブラケット20,20を立
設すると共に、このブラケット20,20にわたって減
速機付きモータによる駆動手段21を設け、かつ、例え
ばロータリー式の給電手段(不図示)を備えたケーブル
巻き取りドラム22を、前記駆動手段21に回転可能に
保持させて、このドラム22の回転に伴うケーブル3の
巻き取り並びに巻き戻しによって、前記バイブレーター
4の起振装置2を任意に昇降できるようにしている。
【0024】尚、前記バイブレーター4の送電ケーブル
3は、前記ドラム22のロータリー式給電手段の可動側
端子に接続され、かつ、この給電手段の固定側端子には
設備電源23からの送電ケーブルが接続される。
3は、前記ドラム22のロータリー式給電手段の可動側
端子に接続され、かつ、この給電手段の固定側端子には
設備電源23からの送電ケーブルが接続される。
【0025】次に、前記コンクリート供給手段6につい
て説明すると、このコンクリート供給手段6に用いられ
るコンクリート供給シュート17は、硬質合成樹脂製の
C字状部材24の開口縁部に、自由状態でほゞ閉じた状
態となるスリットfを形成するように、軟質合成樹脂製
のリップ部材25,25を連設して成るもので、このシ
ュート17をスライダー14の抜き孔dに挿通させると
共に、このシュート17を昇降させるためのシュート昇
降装置26をスライダー14に設けている。
て説明すると、このコンクリート供給手段6に用いられ
るコンクリート供給シュート17は、硬質合成樹脂製の
C字状部材24の開口縁部に、自由状態でほゞ閉じた状
態となるスリットfを形成するように、軟質合成樹脂製
のリップ部材25,25を連設して成るもので、このシ
ュート17をスライダー14の抜き孔dに挿通させると
共に、このシュート17を昇降させるためのシュート昇
降装置26をスライダー14に設けている。
【0026】そして、コンクリート圧送手段(例えばコ
ンクリートポンプ車であるが、図示はしない。)に接続
されたフレキシブルなコンクリート供給チューブ27
に、コンクリート供給ノズル28を接続すると共に、こ
のノズル28を前記シュート17のスリットfに挿通さ
せ、かつ、このノズル28をスライダー14に立設され
たブラケット29に取り付け、もって、前記シュート1
7を引き上げて、これの下端部のコンクリート打設口h
の高さ位置を変更させることで、太くて重たいコンクリ
ート供給チューブ27の取り扱いを不要にして、しか
も、所望の高さからコンクリートを飛散させることな
く、これを自由落下によって柱型枠7内に流し込むこと
ができるようにしている。
ンクリートポンプ車であるが、図示はしない。)に接続
されたフレキシブルなコンクリート供給チューブ27
に、コンクリート供給ノズル28を接続すると共に、こ
のノズル28を前記シュート17のスリットfに挿通さ
せ、かつ、このノズル28をスライダー14に立設され
たブラケット29に取り付け、もって、前記シュート1
7を引き上げて、これの下端部のコンクリート打設口h
の高さ位置を変更させることで、太くて重たいコンクリ
ート供給チューブ27の取り扱いを不要にして、しか
も、所望の高さからコンクリートを飛散させることな
く、これを自由落下によって柱型枠7内に流し込むこと
ができるようにしている。
【0027】上記のシュート昇降装置26は、例えば次
のように構成されている。即ち、図4〜6に示すよう
に、前記シュート17のC字状部材24に対してそれの
開口とは反対側の外側面に、ラックギア30を一体に連
設すると共に、このラックギア30に噛合する鍔付きピ
ニオンギア31を、スライダー14に設置した減速機付
きモータによる駆動手段32の出力軸33に連設し、か
つ、上下一対の鼓状のガイドローラ34,34を、前記
C字状部材24を両側から挟み付けるように設けて成
る。
のように構成されている。即ち、図4〜6に示すよう
に、前記シュート17のC字状部材24に対してそれの
開口とは反対側の外側面に、ラックギア30を一体に連
設すると共に、このラックギア30に噛合する鍔付きピ
ニオンギア31を、スライダー14に設置した減速機付
きモータによる駆動手段32の出力軸33に連設し、か
つ、上下一対の鼓状のガイドローラ34,34を、前記
C字状部材24を両側から挟み付けるように設けて成
る。
【0028】尚、図2に示す図中の35は、シュート1
7の振れ止め手段で、固定側ベース9aの上部フレーム
36に、水平二次元方向に位置変更ならびに固定自在に
スライドベース37を設けると共に、このベース37
に、前記シュート17を両側から挟み付ける一対の鼓状
のガイドローラ38,38を設けて構成されており、前
記スライダー14によるコンクリート供給手段6の位置
変更に際しては、ベース37の固定を解除して水平二次
元方向に移動可能と成し、かつ、位置変更後にベース3
7を固定して、シュート17の振れを防止させるように
している。図1や図2においては、コンクリート供給チ
ューブ27のノズル28とシュート17が比較的高い位
置で接続されているが、ノズル28とシュート17の接
続は、例えば、床スラブ型枠8の近くなど、もっと低位
置で行うように構成してもよい。
7の振れ止め手段で、固定側ベース9aの上部フレーム
36に、水平二次元方向に位置変更ならびに固定自在に
スライドベース37を設けると共に、このベース37
に、前記シュート17を両側から挟み付ける一対の鼓状
のガイドローラ38,38を設けて構成されており、前
記スライダー14によるコンクリート供給手段6の位置
変更に際しては、ベース37の固定を解除して水平二次
元方向に移動可能と成し、かつ、位置変更後にベース3
7を固定して、シュート17の振れを防止させるように
している。図1や図2においては、コンクリート供給チ
ューブ27のノズル28とシュート17が比較的高い位
置で接続されているが、ノズル28とシュート17の接
続は、例えば、床スラブ型枠8の近くなど、もっと低位
置で行うように構成してもよい。
【0029】図1に戻って、図中の39は例えば超音波
などによってコンクリート打設面の高さを検知する高さ
検知器で、可動側ベース9bに設けられているが、固定
側ベース9aに設けても実施可能である。40は自動制
御部で、この自動制御部40は、それぞれ高さ検知器3
9からの設定高さにわたるコンクリートの打設情報を基
にして、前記バイブレーター4の起振装置2を所定時間
にわたって駆動させ、かつ、前記ドラム22を回転させ
て起振装置2を上記の設定高さ分だけ引き上げる第1制
御手段41と、前記コンクリート供給手段6のシュート
17を上記の設定高さ分だけ引き上げる第2制御手段4
2とを有する。
などによってコンクリート打設面の高さを検知する高さ
検知器で、可動側ベース9bに設けられているが、固定
側ベース9aに設けても実施可能である。40は自動制
御部で、この自動制御部40は、それぞれ高さ検知器3
9からの設定高さにわたるコンクリートの打設情報を基
にして、前記バイブレーター4の起振装置2を所定時間
にわたって駆動させ、かつ、前記ドラム22を回転させ
て起振装置2を上記の設定高さ分だけ引き上げる第1制
御手段41と、前記コンクリート供給手段6のシュート
17を上記の設定高さ分だけ引き上げる第2制御手段4
2とを有する。
【0030】43は手元スイッチ盤で、このスイッチ盤
43は、それぞれ第1及び第2制御手段41,42に優
先して、5本のバイブレーター4の起振装置2を選択的
に手動で遠隔駆動させる第1手動制御手段44と、この
5個の起振装置2を選択的に手動で遠隔昇降させる第2
手動制御手段45と、コンクリート供給手段6のシュー
ト17を手動で遠隔昇降させる第3手動制御手段46
と、自動と手動の制御モード切り換えスイッチ47とを
備えている。
43は、それぞれ第1及び第2制御手段41,42に優
先して、5本のバイブレーター4の起振装置2を選択的
に手動で遠隔駆動させる第1手動制御手段44と、この
5個の起振装置2を選択的に手動で遠隔昇降させる第2
手動制御手段45と、コンクリート供給手段6のシュー
ト17を手動で遠隔昇降させる第3手動制御手段46
と、自動と手動の制御モード切り換えスイッチ47とを
備えている。
【0031】本発明の一実施例によるコンクリートの打
設ならびに締固め装置は、上記の構成より成り、例えば
柱一本当たりを四層に分けて、コンクリートの打設と締
固めを順次行う柱の構築例を、図7に示したコンクリー
ト打設手順の説明図と図8に示す駆動フローに基づいて
説明する。
設ならびに締固め装置は、上記の構成より成り、例えば
柱一本当たりを四層に分けて、コンクリートの打設と締
固めを順次行う柱の構築例を、図7に示したコンクリー
ト打設手順の説明図と図8に示す駆動フローに基づいて
説明する。
【0032】この柱の構築に際して、先ず、コンクリー
ト供給手段6のシュート17から供給されたコンクリー
トの打設面が、それぞれH1,H2,H3,H4のレベ
ルに達した際に、前記高さ検知器39から設定高さにわ
たるコンクリートの打設情報が発せられるように設定す
る。
ト供給手段6のシュート17から供給されたコンクリー
トの打設面が、それぞれH1,H2,H3,H4のレベ
ルに達した際に、前記高さ検知器39から設定高さにわ
たるコンクリートの打設情報が発せられるように設定す
る。
【0033】上記のコンクリート打設面のレベル差は、
日本建築学会の建築工事仕様書JASS5の規定に基づ
いて、例えば高強度コンクリートを柱型枠7に打設する
場合は、コンクリートの自由落下高さが1m以内になる
ように、前記シュート17のコンクリート打設口aの高
さを設定すればよい。
日本建築学会の建築工事仕様書JASS5の規定に基づ
いて、例えば高強度コンクリートを柱型枠7に打設する
場合は、コンクリートの自由落下高さが1m以内になる
ように、前記シュート17のコンクリート打設口aの高
さを設定すればよい。
【0034】このようにレベル設定をして後に、コンク
リート供給手段6によって、コンクリート打設面がH1
に達するまで第1層目のコンクリートの打設(Sa1)
を行い、かつ、第1手動制御手段40によってバイブレ
ーター4を選択的に駆動(Sa2)させて、コンクリー
トの打設面を均平化させる。
リート供給手段6によって、コンクリート打設面がH1
に達するまで第1層目のコンクリートの打設(Sa1)
を行い、かつ、第1手動制御手段40によってバイブレ
ーター4を選択的に駆動(Sa2)させて、コンクリー
トの打設面を均平化させる。
【0035】ここで自動制御のモードに切り換えると、
既にH1に達するコンクリートの打設が成されているの
で、この打設状態を高さ検知器39が検知(Sa3)
し、これに基づいて、5本のバイブレーター4の起振装
置2が一斉に駆動(Sa4)すると共に、所定のコンク
リート締固めの時間を経過した時点で、この起振装置2
とコンクリート供給手段6のシュート17とが設定高さ
分(H2−H1)だけ引き上げられる(Sa5),(S
a6)。
既にH1に達するコンクリートの打設が成されているの
で、この打設状態を高さ検知器39が検知(Sa3)
し、これに基づいて、5本のバイブレーター4の起振装
置2が一斉に駆動(Sa4)すると共に、所定のコンク
リート締固めの時間を経過した時点で、この起振装置2
とコンクリート供給手段6のシュート17とが設定高さ
分(H2−H1)だけ引き上げられる(Sa5),(S
a6)。
【0036】このとき、起振装置2の引上げ完了の状態
で、この起振装置2を例えば10cm程度、コンクリー
ト中に挿入させておくのであり、そして、所定の時間を
経過した時点で起振装置2の駆動を停止(Sa7)させ
ることで、第1層目のコンクリートの打設ならびに締固
めを完了する。
で、この起振装置2を例えば10cm程度、コンクリー
ト中に挿入させておくのであり、そして、所定の時間を
経過した時点で起振装置2の駆動を停止(Sa7)させ
ることで、第1層目のコンクリートの打設ならびに締固
めを完了する。
【0037】即ち、コンクリート打設(Sa1)の第1
工程と、コンクリートの打設レベル検知(Sa3)の第
2工程と、レベル検知に基づいて複数本のバイブレータ
ー4を所定範囲にわたって一斉に駆動(Sa4)させる
第3工程と、バイブレーター4の起振装置2を振動させ
ながら、この起振装置2とシュート17とを一定の相関
関係を維持させた状態で引上げ(Sa5),(Sa6)
させる第4工程をとることで、第1層目のコンクリート
の打設ならびに締固めを完了するのである。
工程と、コンクリートの打設レベル検知(Sa3)の第
2工程と、レベル検知に基づいて複数本のバイブレータ
ー4を所定範囲にわたって一斉に駆動(Sa4)させる
第3工程と、バイブレーター4の起振装置2を振動させ
ながら、この起振装置2とシュート17とを一定の相関
関係を維持させた状態で引上げ(Sa5),(Sa6)
させる第4工程をとることで、第1層目のコンクリート
の打設ならびに締固めを完了するのである。
【0038】爾後は、第2層目と第3層目および第4層
目のコンクリートを打設する度に、上記した手動制御モ
ードによるコンクリートの上面の均平化を除いて、第1
乃至第4の工程を順次繰り返し行うことで、一本のコン
クリート柱が構築されるのである。尚、上記した手動制
御モードでのコンクリート上面の均平化を自動制御で行
わせることも可能である。
目のコンクリートを打設する度に、上記した手動制御モ
ードによるコンクリートの上面の均平化を除いて、第1
乃至第4の工程を順次繰り返し行うことで、一本のコン
クリート柱が構築されるのである。尚、上記した手動制
御モードでのコンクリート上面の均平化を自動制御で行
わせることも可能である。
【0039】上記の構成によるコンクリートの自動締固
め装置によれば、複数本のバイブレーター4…の起振装
置2とシュート17とが、互いに一定の相関関係を維持
した状態で自動的に引上げられると共に、必要に応じて
手動の制御形態をとることによって、起振装置2とシュ
ート17との任意引上げはもとより、起振装置2の起振
駆動をも任意に行えることから、施工品質の高いコンク
リート構造物(この実施例では柱)を安定的に構築する
ことが可能となる。
め装置によれば、複数本のバイブレーター4…の起振装
置2とシュート17とが、互いに一定の相関関係を維持
した状態で自動的に引上げられると共に、必要に応じて
手動の制御形態をとることによって、起振装置2とシュ
ート17との任意引上げはもとより、起振装置2の起振
駆動をも任意に行えることから、施工品質の高いコンク
リート構造物(この実施例では柱)を安定的に構築する
ことが可能となる。
【0040】また、複数本のバイブレーター4とシュー
ト17を自動制御させる形態をとることで、装置の初期
セット時には数名のオペレーターを必要とするものの、
それ以後の制御に要するオペレーターは、端的には手動
制御のための手元スイッチ盤43を管理する一名で済
み、大幅なる省力化が達成される。
ト17を自動制御させる形態をとることで、装置の初期
セット時には数名のオペレーターを必要とするものの、
それ以後の制御に要するオペレーターは、端的には手動
制御のための手元スイッチ盤43を管理する一名で済
み、大幅なる省力化が達成される。
【0041】ところで、例えば第2層目のサイクル開始
時にコンクリートの供給が断続的になったような場合
は、上記の自動制御の形態をとっていると、バイブレー
ター4の駆動が大幅に遅れて柱の品質に難が生じる懸念
がある。
時にコンクリートの供給が断続的になったような場合
は、上記の自動制御の形態をとっていると、バイブレー
ター4の駆動が大幅に遅れて柱の品質に難が生じる懸念
がある。
【0042】このような場合には手動制御のモード(S
1)を選択して、例えば断続的にコンクリートが打設さ
れる都度、上記した自動制御によるコンクリートの締固
め作業と同じような作業、即ち、所定時間にわたるバイ
ブレーター4の駆動と、断続的なコンクリートの打設量
に見合ったストロークでの起振装置2とシュート17と
の引上げ作業を繰り返し行うことで、コンクリートが適
切に締固められた高品質の柱を構築することができる。
1)を選択して、例えば断続的にコンクリートが打設さ
れる都度、上記した自動制御によるコンクリートの締固
め作業と同じような作業、即ち、所定時間にわたるバイ
ブレーター4の駆動と、断続的なコンクリートの打設量
に見合ったストロークでの起振装置2とシュート17と
の引上げ作業を繰り返し行うことで、コンクリートが適
切に締固められた高品質の柱を構築することができる。
【0043】その他、手動制御のモードをとることで、
例えば起振装置2が型枠内の鉄筋に接近した際の緊急的
な起振装置2の駆動停止や、これらの起振装置2に対す
る各別な起振時間の変更、更には起振装置2とシュート
17の引上げストロークの変更などを、手動の操作で遠
隔的に行うことができ、即ち、諸般の状況に応じて手動
制御のモードをとることによって、望まれる高品質の柱
を構築することができるのである。
例えば起振装置2が型枠内の鉄筋に接近した際の緊急的
な起振装置2の駆動停止や、これらの起振装置2に対す
る各別な起振時間の変更、更には起振装置2とシュート
17の引上げストロークの変更などを、手動の操作で遠
隔的に行うことができ、即ち、諸般の状況に応じて手動
制御のモードをとることによって、望まれる高品質の柱
を構築することができるのである。
【0044】そして、構築工程の途中でコンクリートの
供給が正常に戻ったならば、即ち、この実施例では、第
4層目のコンクリートの打設時にコンクリートの供給が
正常化したものとしているが、この場合には、コンクリ
ートの供給が正常に戻った時点で、制御の形態を自動制
御のモード(S2)に切り換えて、コンクリートの自動
締固めを再開させればよいのである。
供給が正常に戻ったならば、即ち、この実施例では、第
4層目のコンクリートの打設時にコンクリートの供給が
正常化したものとしているが、この場合には、コンクリ
ートの供給が正常に戻った時点で、制御の形態を自動制
御のモード(S2)に切り換えて、コンクリートの自動
締固めを再開させればよいのである。
【0045】尚、図1に仮想線で示すように、コンクリ
ートの供給停止手段48をチューブ27に設ける一方、
図8に示した最終的なコンクリートの打設(Sd1)後
における起振装置2の駆動停止(Sd7)の情報を検知
して、上記のコンクリート供給停止手段48を供給停止
状態に切り換えさせる供給制御手段49を設けると、コ
ンクリートの打設オペレーターが不要となり、省力化に
繋がる利点がある。
ートの供給停止手段48をチューブ27に設ける一方、
図8に示した最終的なコンクリートの打設(Sd1)後
における起振装置2の駆動停止(Sd7)の情報を検知
して、上記のコンクリート供給停止手段48を供給停止
状態に切り換えさせる供給制御手段49を設けると、コ
ンクリートの打設オペレーターが不要となり、省力化に
繋がる利点がある。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるバイ
ブレーターの引上げ装置は、構成的に簡単でコスト的に
安価であり、それでいて、少ない人手で作業性よく且つ
効率的に、複数本のバイブレーターの起振装置を、所定
通りに位置決めさせた状態で一斉に引き上げることがで
き、勿論、この複数個の起振装置の引上げを任意に選択
して行えるだけでなく、起振装置の稼働台数の変更も簡
易に行うことができる。
ブレーターの引上げ装置は、構成的に簡単でコスト的に
安価であり、それでいて、少ない人手で作業性よく且つ
効率的に、複数本のバイブレーターの起振装置を、所定
通りに位置決めさせた状態で一斉に引き上げることがで
き、勿論、この複数個の起振装置の引上げを任意に選択
して行えるだけでなく、起振装置の稼働台数の変更も簡
易に行うことができる。
【0047】また、昇降シュートによるコンクリートの
供給手段を装備させる場合は、このシュートと起振装置
とを一定の相関関係を維持させて一斉に引上げ得ること
は勿論、これら起振装置やシュートを必要に応じて任意
に引上げることもでき、全体として、高品質のコンクリ
ート構造物を大幅な省力化ならびにローコストの下で構
築することができるようになった。
供給手段を装備させる場合は、このシュートと起振装置
とを一定の相関関係を維持させて一斉に引上げ得ること
は勿論、これら起振装置やシュートを必要に応じて任意
に引上げることもでき、全体として、高品質のコンクリ
ート構造物を大幅な省力化ならびにローコストの下で構
築することができるようになった。
【図1】コンクリートの打設ならびに締固め装置の構成
図である。
図である。
【図2】コンクリートの打設ならびに締固め装置の詳細
な側面図である。
な側面図である。
【図3】コンクリートの打設ならびに締固め装置の平面
図である。
図である。
【図4】コンクリート供給手段の平面図である。
【図5】コンクリート供給手段の部分的な縦断側面図で
ある。
ある。
【図6】コンクリート供給手段の部分的な斜視図であ
る。
る。
【図7】コンクリートの打設と締固めの手順説明図であ
る。
る。
【図8】バイブレーターの起振装置とシュートとの駆動
フロー図である。
フロー図である。
2…起振装置、3…ケーブル、4…バイブレーター、9
…ベース、9a…固定側ベース、9b…可動側ベース、
10…移動用車輪、11…支持脚体、16…バイブレー
ター昇降装置、17…シュート、26…シュート昇降装
置、39…高さ検知器、41…第1制御手段、42…第
2制御手段。
…ベース、9a…固定側ベース、9b…可動側ベース、
10…移動用車輪、11…支持脚体、16…バイブレー
ター昇降装置、17…シュート、26…シュート昇降装
置、39…高さ検知器、41…第1制御手段、42…第
2制御手段。
Claims (6)
- 【請求項1】 送電用のケーブルが電気的に起振装置に
連結された複数本のコンクリート締固め用バイブレータ
ーの引上げ装置であって、前記ケーブルの巻き取り並び
に巻き戻しによってバイブレーターの起振装置を昇降さ
せるバイブレーター昇降装置を、コンクリートの打設部
の上部に設置される可搬式のベースに設けてあることを
特徴とするバイブレーターの引上げ装置。 - 【請求項2】 前記バイブレーター昇降装置を、前記ベ
ースに対して水平方向に位置変更可能に構成してある請
求項1に記載されたバイブレーターの引上げ装置。 - 【請求項3】 コンクリート打設面の高さ検知器をベー
スに設け、この高さ検知器からの設定高さにわたるコン
クリートの打設情報に基づいて、前記起振装置を設定高
さ分にわたって上昇させる第1制御手段を設けてある請
求項1に記載されたバイブレーターの引上げ装置。 - 【請求項4】 前記ベースに、コンクリート打設用のシ
ュートを昇降させるシュート昇降装置を設けてある請求
項1に記載されたバイブレーターの引上げ装置。 - 【請求項5】 前記高さ検知器からの設定高さにわたる
コンクリートの打設情報に基づいて、前記シュートを設
定高さ分にわたって上昇させる第2制御手段を設けてあ
る請求項3に記載されたバイブレーターの引上げ装置。 - 【請求項6】 前記ベースを、コンクリート打設部に設
置される固定側のベースと、この固定側ベースに対して
上下に位置変更可能な可動側のベースとから構成し、か
つ、前記固定側ベースの支持脚体には、固定の解除が自
在の移動用車輪を設けてある請求項1乃至5の何れかに
記載されたバイブレーターの引上げ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11404194A JPH07292975A (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | バイブレーターの引上げ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11404194A JPH07292975A (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | バイブレーターの引上げ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07292975A true JPH07292975A (ja) | 1995-11-07 |
Family
ID=14627555
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11404194A Pending JPH07292975A (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | バイブレーターの引上げ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07292975A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000022257A1 (de) * | 1998-10-12 | 2000-04-20 | Otto Heinzle | Vorrichtung zum einfüllen von beton aus einem betonkübel in eine schalung |
| JP2013231326A (ja) * | 2012-05-01 | 2013-11-14 | Ihi Corp | コンクリートバイブレータ支持装置 |
| JP2017211341A (ja) * | 2016-05-27 | 2017-11-30 | 古河産機システムズ株式会社 | 放射性廃棄物処理用打設装置およびこれを用いた固化体打設方法、並びに放射性廃棄物処理システム |
| CN108166764A (zh) * | 2017-11-22 | 2018-06-15 | 长沙双合盛企业管理有限公司 | 一种混凝土螺旋振捣装置 |
| CN109958285A (zh) * | 2017-12-22 | 2019-07-02 | 王俞璎 | 建筑施工用混凝土振捣装置 |
| EP3964673A1 (en) * | 2020-09-02 | 2022-03-09 | Tornion Harjateräs Oy | Vibrator beam, vibrator frame and method for compacting concrete |
| KR20230007646A (ko) * | 2021-07-06 | 2023-01-13 | 경북대학교 산학협력단 | 다짐기 고정장치 |
-
1994
- 1994-04-27 JP JP11404194A patent/JPH07292975A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000022257A1 (de) * | 1998-10-12 | 2000-04-20 | Otto Heinzle | Vorrichtung zum einfüllen von beton aus einem betonkübel in eine schalung |
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| CN108166764A (zh) * | 2017-11-22 | 2018-06-15 | 长沙双合盛企业管理有限公司 | 一种混凝土螺旋振捣装置 |
| CN108166764B (zh) * | 2017-11-22 | 2019-10-18 | 合肥市日月新型材料有限公司 | 一种混凝土螺旋振捣装置 |
| CN109958285A (zh) * | 2017-12-22 | 2019-07-02 | 王俞璎 | 建筑施工用混凝土振捣装置 |
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| KR20230007646A (ko) * | 2021-07-06 | 2023-01-13 | 경북대학교 산학협력단 | 다짐기 고정장치 |
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