JPH0729398U - 断熱材用被覆シート - Google Patents

断熱材用被覆シート

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JPH0729398U
JPH0729398U JP5985793U JP5985793U JPH0729398U JP H0729398 U JPH0729398 U JP H0729398U JP 5985793 U JP5985793 U JP 5985793U JP 5985793 U JP5985793 U JP 5985793U JP H0729398 U JPH0729398 U JP H0729398U
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JP
Japan
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sheet
base sheet
heat insulating
insulating material
synthetic resin
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JP5985793U
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Inventor
時彦 岡本
▼紘▲ 近山
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OKUDA CORPORATION
Original Assignee
OKUDA CORPORATION
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配管等に施した断熱材を覆う被覆シート1
を、当該被覆シートに高い難燃性と防水性とを付与した
状態のもとで、安価で、断熱材に対して作業性良く装着
でき、且つ、火災に際して有害ガスの発生を大幅に低減
できる形態にして提供する。 【構成】 少なくとも60wt%以上の水酸化アルミニ
ウムの粉末を含む混抄紙をベースシート2として、この
ベースシートの表面に、ガラス繊維又は難燃性合成樹脂
繊維製の織物状補強シート4の張り合わせにて補強され
たアルミニウム箔3を、積層状に張り合わせる一方、前
記ベースシート2の裏面に、ポリエチレン樹脂等の軟質
合成樹脂のラミネート層6を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建物の内部等に配設された配管、空調用ダクト又はタンク等の各種 機器を断熱材にて被覆する場合において、前記断熱材を覆うための被覆シートの 改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、前記断熱材に対する被覆シートは、断熱材を保護すると共に、当該断 熱材を配管等に対して密接した状態に保持するために使用するものであって、こ の被覆シートには、それ自体、前記断熱材への水分の侵入を阻止する防湿・防水 性の機能と、火災に際して燃え難いと言う難燃性の機能とを有することが必要で ある。
【0003】 そこで、本考案者は、先行技術としての実開平4−71897号公報において 、前記断熱材を覆うための被覆シートを、ポリ塩化ビニール等の合成樹脂製ベー スシートの表面に、ガラス繊維又はポリエチレン繊維製の織物状補強シートとア ルミニウム箔とを積層状に貼り合わせた、三層構造にすることを提案した。 そして、この先行技術における被覆シートは、これ自体、難燃性を有すると共 に、合成樹脂製のベートシート及びアルミニウム箔によって防水性を有すること に加えて、火災に際して、熱をアルミニウム箔によって反射することができるか ら、難燃性を更に向上できる等の利点を有するのであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記先行技術の被覆シートは、前記のような利点を有する反面、その ベースシートを、ポリ塩化ビニール等のような比較的硬い合成樹脂製にしたもの であって、曲げ難い硬い性質を有することにより、この被覆シートを、鋏等にて 適宜形状に裁断することが難しいばかりか、当該被覆シートを、配管等に施した 断熱材の表面における湾曲面に沿わせるように曲げ加工することが困難であるか ら、断熱材に対して、これに密接して覆うように装着することの作業に多大の手 数と熟練とを必要として、作業性が低いと言う問題があるばかりか、配管等に施 した断熱材との間に隙間が発生し易く、この隙間の存在によって、断熱効果が低 減すると言う問題もあった。
【0005】 しかも、ベースシートを、ポリ塩化ビニール等のような合成樹脂製とすること により、価格が可成りアップするばかりか、火災に際して、前記合成樹脂製のベ ースシートから有害ガスを発生することも問題であり、その上、被覆シートの廃 棄処理に際しても、そのベースシートが合成樹脂製であるために、多量の有害ガ スを発生すると共に燃料温度が高いから、大きな公害問題が招来するのであった 。
【0006】 本考案は、断熱材に対する被覆シートを、高い防湿・防水性と難燃性とを有す るものでありながら、安価で、断熱材に対して作業性良く装着でき、且つ、火災 に際して有害ガスの発生を大幅に低減でき、その上、廃棄処理に際しての低公害 化を有する形態にして提供することを技術的課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を達成するため本考案は、 「少なくとも60wt%以上の水酸化アルミニウムの粉末を含む混抄紙をベース シートとして、このベースシートの表面に、ガラス繊維又は難燃性合成樹脂繊維 製の織物状補強シートの貼り合わせにて補強したアルミニウム箔を、積層状に貼 り合わせる一方、前記ベースシートの裏面に、ポリエチレン樹脂等の軟質合成樹 脂のラミネート層を形成する。」 と言う構成にした。
【0008】
【作 用】 本考案は、被覆シートにおけるベースシートを、前記のように水酸化アルミニ ウムを含む混抄紙にしたことにより、被覆シートの全体が、軽くて、且つ、柔ら かくなり、換言すると、被覆シートに対して柔軟性を付与することができるから 、当該被覆シートを、配管等に施した断熱材の表面における湾曲面に沿わせるよ うに曲げ加工すること、及び、鋏等にて適宜形状に裁断することが至極容易にで きると共に、配管等に施した断熱材の表面に対して密接することが至極容易にで きるのである。
【0009】 一方、前記ベースシートにおける混抄紙に、少なくとも60wt%以上の水酸 化アルミニウムの粉末を含ませたことにより、ベースシートが、前記水酸化アル ミニウム粉末の存在によって燃え難くなるから、当該ベースシートを、安価な混 抄紙にしたものでありながら、JIS−A−1322に規格されている防災3級 以上の難燃性を確実に付与することができると共に、例え、燃焼したとしても有 害ガスが発生することを皆無にでき、その上、廃棄処分するに際しても、ベース シートが混抄紙であるために、有害ガスの発生及び燃焼温度が低いから、大きな 公害問題を招来することがないのである。
【0010】 更に、前記混抄紙製のベースシートにおける裏面に、ポリエチレン樹脂等の軟 質合成樹脂のラミネート層を形成したことにより、被覆シートの全体における柔 軟性を損なうことなく、当該ラミネート層とアルミニウム箔との両方によって、 高い防湿・防水性を確保することができるのである。
【0011】
【考案の効果】
従って、本考案によると、断熱材に対する被覆シートを、当該被覆シートに高 い難燃性と防水性とを付与した状態のもとで、安価で、断熱材に対して作業性良 く装着でき、且つ、火災に際して有害ガスの発生を大幅に低減でき、廃棄処理に 際しての低公害化を有する形態にして提供することができる効果を有する。
【0012】
【実施例】 以下、本考案の実施例を、図1及び図2の図面について説明する。 この図において符号1は、被覆シートを示し、この被覆シート1は、基本的に 、ベースシート2の表面に対して、予め裏面に積層状に貼り合わせた織物状補強 シート4にて補強して成るアルミニウム箔3を、アクリル系等の不燃性接着剤5 によって積層状に貼り合わせたものに構成されている。
【0013】 そして、前記ベースシート2として、少なくとも60wt%以上の水酸化アル ミニウムの粉末を含むようにして製紙した厚さ0.23mmの混抄紙(例えば、 リンテック株式会社より商品名「セラフォーム」として市販れているもの)を使 用する一方、このベースシート2の裏面に、ポリエチレン等の軟質合成樹脂によ る厚さ約50ミクロンのラミネート層6を形成する。
【0014】 なお、前記アルミニウム箔3は、その厚さを20ミクロン程度にすることが好 ましい。また、このアルミニウム箔3に対して、その補強のために積層状に貼り 合わせる織物状補強シート4としては、ガラス繊維製の粗い平織り布のものにす ることが難燃性向上のために最も好ましいが、難燃性の程度を下げても良い場合 には、ポリエチレン等の軟質合成樹脂繊維による粗い平織り布又は粗い不織布を 使用しても良く、このようにポリエチレン等の軟質合成樹脂繊維による粗い平織 り布又は粗い不織布を使用することにより、価格を大幅に低減できるのである。
【0015】 更にまた、前記織物状補強シート4は、前記実施例のように、アルミニウム箔 3における裏面側に対して貼り合わせることにより、アルミニウム箔3による熱 反射性を高い値に維持できるのであるが、このように、アルミニウム箔3の裏面 側に補強シート4を貼り合わせることに代えて、図3に示すように、アルミニウ ム箔3の表面側に対して貼り合わせるように構成しても良く、この図3のように 構成した場合には、被覆シート1の取扱い中において、前記アルミニウム箔3を 損傷することを、当該アルミニウム箔3に対する補強シート4によって確実に防 止することができる。
【0016】 このように、被覆シート1におけるベースシート2を、前記のように水酸化ア ルミニウムを含む混抄紙にしたことにより、被覆シート1の全体が柔らかくなり 、換言すると、被覆シート1に対して柔軟性を付与することができるから、当該 被覆シート1を、配管等に施した断熱材の表面における湾曲面に沿わせるように 曲げ加工すること、及び、鋏等にて適宜形状に裁断することが至極容易にできる 。
【0017】 一方、前記ベースシート2における混抄紙に、少なくとも60wt%以上の水 酸化アルミニウムの粉末を含ませたことにより、ベースシート2が、水酸化アル ミニウム粉末の存在によって燃え難くなるのである。 すなわち、本考案者達の実験によると、水酸化アルミニウム粉末を60wt% 以上にした場合には、JIS−A−1322に規格されている防災3級以上の難 燃性を有することが確認でき、特に、水酸化アルミニウム粉末を80wt%以上 にした場合には、JIS−A−1322に規格されている防災1級(加熱時間2 分)に相当する難燃性を有することが確認できるのであった。
【0018】 しかも、ベースシート2を前記のように水酸化アルミニウムを含む混抄紙にし たにもかかわらず、このベースシート2の裏面に、ポリエチレン等の軟質合成樹 脂による厚さ約50ミクロンのラミネート層6を形成したことにより、ベースシ ート2を、先行技術のように、ポリ塩化ビニール等の合成樹脂製にした場合と略 同等程度の防水性を付与することができる一方、被覆シート1における柔軟性の 低下を招来しないことが判った。
【0019】 なお、このように構成した本考案の被覆シート1は、配管等に対して施す断熱 材とは別体にして、これを、配管等に施した断熱材に対して、これを覆うように 装着しても良いが、被覆シート1を、図4に示すように、平板状の断熱材7の表 面に対して予め貼り付けたり、或いは、図5に示すように、配管等に合わせて半 割りパイプ状等の適宜形状に成形した断熱材8の表面に対して予め貼り付けるよ うにしても良いのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による被覆シートの一部切欠斜視図であ
る。
【図2】図1のII−II視拡大断面図である。
【図3】本考案における別の実施例を示す拡大断面図で
ある。
【図4】本考案による被覆シートの使用例を示す斜視図
である。
【図5】本考案による被覆シートの別の使用例を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 被覆シート 2 ベースシート 3 アルミニウム箔 4 補強シート 5 接着剤 6 ラミネート層
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 29/06 7421−4F

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも60wt%以上の水酸化アルミ
    ニウムの粉末を含む混抄紙をベースシートとして、この
    ベースシートの表面に、ガラス繊維又は難燃性合成樹脂
    繊維製の織物状補強シートの貼り合わせにて補強したア
    ルミニウム箔を、積層状に貼り合わせる一方、前記ベー
    スシートの裏面に、ポリエチレン樹脂等の軟質合成樹脂
    のラミネート層を形成したことを特徴とする断熱材用被
    覆シート。
JP5985793U 1993-11-08 1993-11-08 断熱材用被覆シート Withdrawn JPH0729398U (ja)

Priority Applications (1)

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JP5985793U JPH0729398U (ja) 1993-11-08 1993-11-08 断熱材用被覆シート

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JP5985793U JPH0729398U (ja) 1993-11-08 1993-11-08 断熱材用被覆シート

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JPH0729398U true JPH0729398U (ja) 1995-06-02

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