JPH07294152A - 台車式焼成炉におけるサンドシール板の保護装置 - Google Patents

台車式焼成炉におけるサンドシール板の保護装置

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JPH07294152A
JPH07294152A JP11363594A JP11363594A JPH07294152A JP H07294152 A JPH07294152 A JP H07294152A JP 11363594 A JP11363594 A JP 11363594A JP 11363594 A JP11363594 A JP 11363594A JP H07294152 A JPH07294152 A JP H07294152A
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JP
Japan
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sand
seal plate
sand seal
furnace
duct
Prior art date
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Pending
Application number
JP11363594A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Mizuno
克彦 水野
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Takasago Industry Co Ltd
Original Assignee
Takasago Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 台車式焼成炉においてサンドシール板が酸化
したり変形するのを防止する。 【構成】 砂粒sを充填する溝16を形成する鋼板15
の、炉体1の側壁1aの下縁から延出した部分の隅部に
沿って、鋼製の角形パイプからなるダクト20が取り付
けられている。ダクト20のサンドシール板17と対応
する面には、複数の噴出口21が一列に並んで形成さ
れ、鋼板15の噴出口21と対応する位置ごとに通口2
2が開口されている。ダクト20の一方の開放端が冷却
空気の供給源と接続されている。焼成時にダクト20に
冷却空気を供給すると、その噴出口21から通口22を
通ってサンドシール板17に向けて冷却空気が吹き付け
られ、サンドシール板17が低温に維持されることによ
って、その酸化や変形が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、台車式焼成炉において
台車の上面の高温ガスが下面側に流出するのを阻止する
ために台車に設けられたサンドシール板を保護する装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】台車式シャトル炉は、被焼成物を積載し
た台車を炉外から敷設したレール上を走行させて炉内に
搬入し、炉体の側壁に設けたバーナからの燃焼炎により
台車の上方を加熱して被焼成物を焼成したのち、台車を
炉外に搬出するようになっている。その焼成時、台車の
上面の高温ガスが下面側に流出すると、レール、車輪あ
るいは軸受などが高温度に曝されて耐久性が著しく低下
するばかりでなく、焼成に関与しない台車の下面を加熱
することとなって熱効率が低下する。
【0003】そのため、台車のフレーム上に耐火物製の
断熱体を設けて上面から下面への熱伝導を阻止し、か
つ、その断熱体の両側面とこれに対向する炉体の側壁と
を互いに整合する凹凸面としてその間に上下方向に屈曲
した狭い間隙を構成することにより、台車の上面から下
面への高温ガスの流出を抑制するのに加え、炉体の側壁
の底部に沿って設けた溝内に砂粒を充填し、その砂粒内
に、台車のフレームの両側面に垂下して設けたサンドシ
ール板の下端を差し込んで、台車の側面下部と台車の下
面とを遮断するようにした、いわゆるサンドシールが一
般に採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記したサン
ドシール板は鋼板で形成されており、サンドシール板自
体は高温ガスに曝されることから酸化したり変形したり
し、それらが進むと、シール機能が良好に果たせなくな
ったり、サンドシール板が溝と接触して台車の走行の妨
げとなったり溝を損傷させるおそれがあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した課題を
解決するために完成されたものであって、請求項1の発
明は、被焼成物を積載した台車を軌道上を走行させて炉
体内に搬入し、台車の上方を加熱して被焼成物を焼成す
るとともに、その台車の側面に垂下して設けたサンドシ
ール板の下端を、炉体の側壁に沿って設けた溝に充填さ
れた砂粒内に差し込むことにより、台車の上面の高温ガ
スがその台車の下面側に流出するのを阻止するようにし
た台車式焼成炉のサンドシール板の保護装置であって、
炉体の側壁に、サンドシール板に向けて噴出口を開口し
た冷却空気のダクトを設けた構成となっている。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の構成におい
て、ダクトが、炉体の側壁に設けられた補強用の管材を
利用して形成されている構成となっている。
【0007】請求項3の発明は、請求項1または2の構
成において、ダクトを流通する冷却空気の流量を炉内温
度に対応して制御する制御手段を備えている構成となっ
ている。
【0008】
【発明の作用及び効果】請求項1の発明によれば、ダク
トに冷却空気を流通させると、噴出口からサンドシール
板に向かって冷却空気が吹き付けられ、サンドシール板
が低温に維持されることによって、その酸化や変形が防
止される。それにより、長期間にわたってシール機能を
期することができ、また、台車の走行を妨げたり溝を損
傷させるのを未然に防止することができる効果がある。
【0009】請求項2の発明によれば、サンドシール板
と対応する位置に炉体の補強用の管材が設けられている
場合に、管材に噴出口を開口することによりそのままダ
クトに兼用でき、安価に対応することができる。
【0010】請求項3の発明によれば、焼成の開始時か
らすぐに冷却空気を流通するのではなくて、制御手段に
よりサンドシール板に悪影響を与えるような炉内温度の
上昇を見てから冷却空気を流すようにすれば、冷却空気
の消費量が必要最小限に抑えられて、ランニングコスト
の低減を図ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3に基づ
いて説明する。図1、2において、符号1はシャトル炉
の炉体であって、正面に開口された出入口にドア2が開
閉可能に装置されており、その炉体1とドア2は、耐火
煉瓦やセラミックファイバ等の耐火物を鋼板製の外殻で
被って形成されている。炉体1の左右の側壁1aには、
複数のバーナ3が取り付けられているとともに、炉体1
内の底面に、レール5が出入口から炉外に延出して敷設
されている。
【0012】台車7は鋼製のフレーム8の上面に耐火物
製の断熱体9が載置された構造であって、フレーム8の
下面に突設された軸受10に車輪11が支持され、断熱
体9の上に図示しない支柱等を介して被焼成物xを積載
し、レール5に沿って走行して炉体1内に搬出入される
ようになっている。
【0013】台車7の断熱体9の側面とそれと対向する
炉体1の側壁1aには互いに整合する凹凸面が形成さ
れ、その間に上下方向に屈曲した狭い間隙13が構成さ
れている。また、炉体1の左右の側壁1aの内面側の下
縁からは、その側壁1aの下面を被った外殻の鋼板15
が下方に屈曲して延出され、その延出端が内方と続いて
上方へと直角に二度曲げされることにより、各側壁1a
の内面側の下縁に沿って、台車7のフレーム8の左右の
側面の直下に対応する溝16がそれぞれ形成され、各溝
16内に砂粒sが充填されているとともに、台車7のフ
レーム8の左右の側面に鋼板製のサンドシール板17が
垂下して固着されて、その下端が上記の溝16に充填さ
れた砂粒s内に差し込まれるようになっている。
【0014】以上は公知の構造であって、本実施例では
特に、図3に示すように、上記の溝16を形成する鋼板
15の側壁1aの下縁から延出した部分の隅部に沿っ
て、長さ方向の奥面を閉塞した鋼製の角形パイプからな
るダクト20が取り付けられており、そのダクト20の
サンドシール板17と対応する面に、図2に示すように
複数の噴出口21が一列に並んで形成され、溝16を形
成する鋼板15の噴出口21と対応する位置ごとに通口
22が開口されている。そのダクト20の開放端は、図
示しない冷却空気の供給源と接続されている。
【0015】本実施例は上記のような構造であって、被
焼成物xを積載した台車7をレール5に沿って炉内に搬
入し、ドア2を閉めたのちバーナ3を点火すると、その
燃焼炎により台車7の上方が加熱されて被焼成物xが焼
成され、焼成完了後は、ドア2を開けて台車7が炉外に
搬出される。
【0016】その焼成の間、断熱体9により台車7の上
面から下面への熱伝導が阻止され、また、断熱体8と炉
体1の側壁1aとの間に上下方向に屈曲した狭い間隙1
3が構成されていることで、台車7の上面から下面への
高温ガスの流出が抑制されるのに加えて、サンドシール
板17により台車7の側面下部と台車7の下面とが遮断
され、それにより、台車7の下面側が高温に曝されるの
が阻止されて、レール5、車輪11あるいは軸受10な
どの耐久性の低下が防止され、また、熱効率の低下が防
止される。
【0017】その間、鋼板製のサンドシール板17には
間隙13を通った高温ガスの一部が当たって高温に曝さ
れるおそれがあるが、同時にダクト20に冷却空気を供
給すると、ダクト20の噴出口21から溝16を形成す
る鋼板15の通口22を通ってサンドシール板17に向
けて冷却空気が吹き付けられ、サンドシール板17が低
温に維持されることによって、その酸化や変形が防止さ
れる。それにより、長期間にわたってシール機能を期す
ることができ、また、サンドシール板17が溝16と接
触して台車7の走行を妨げたり溝16を損傷させるのが
未然に防止される。
【0018】なお、炉によっては、上記の実施例におい
てダクト20を設けた位置に、炉体1の側壁1aあるい
は溝16の補強用として角形パイプを取り付ける場合が
あり、その場合は、角形パイプのサンドシール板17と
の対応面に噴出口を、溝16を形成する鋼板15に通口
を形成するだけでそのまま冷却空気のダクトに兼用で
き、安価に対応することができる。
【0019】また、ダクト20と冷却空気の供給源との
間に、炉内温度に対応して冷却空気の供給量を制御する
制御手段を設け、焼成の開始時からすぐに冷却空気を流
通するのではなくて、サンドシール板17に悪影響を与
えるような炉内温度の上昇を見てから冷却空気を流すよ
うにすれば、冷却空気の消費量が必要最小限に抑えられ
て、ランニングコストの低減が図られる。
【0020】また、本発明は、台車がローラ群等の他の
軌道上を走行する形式のものにも適用でき、さらに、単
独式に限らず、トンネル炉のような連続式の台車式焼成
炉にも同様に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の横断面図である。
【図2】その一部切欠縦断面図である。
【図3】ダクト配設部分の詳細を示す拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1:炉体 1a:(炉体1の)側壁 3:バーナ 5:
レール 7:台車 11:車輪 15:鋼板 16:溝
17:サンドシール板 20:ダクト 21:噴出口
22:通口 x:被焼成物 s:砂粒

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被焼成物を積載した台車を軌道上を走行
    させて炉体内に搬入し、前記台車の上方を加熱して被焼
    成物を焼成するとともに、該台車の側面に垂下して設け
    たサンドシール板の下端を、前記炉体の側壁に沿って設
    けた溝に充填された砂粒内に差し込むことにより、前記
    台車の上面の高温ガスが該台車の下面側に流出するのを
    阻止するようにした台車式焼成炉の前記サンドシール板
    の保護装置であって、前記炉体の側壁に、前記サンドシ
    ール板に向けて噴出口を開口した冷却空気のダクトを設
    けたことを特徴とする台車式焼成炉におけるサンドシー
    ル板の保護装置。
  2. 【請求項2】 前記ダクトが、前記炉体の側壁に設けら
    れた補強用の管材を利用して形成されていることを特徴
    とする請求項1記載の台車式焼成炉におけるサンドシー
    ル板の保護装置。
  3. 【請求項3】 前記ダクトを流通する冷却空気の流量を
    炉内温度に対応して制御する制御手段を備えていること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の台車式焼成
    炉におけるサンドシール板の保護装置。
JP11363594A 1994-04-27 1994-04-27 台車式焼成炉におけるサンドシール板の保護装置 Pending JPH07294152A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005206327A (ja) * 2004-01-23 2005-08-04 Fuji Electric Systems Co Ltd モールドコンベヤ
CN101806538A (zh) * 2009-02-17 2010-08-18 扬州冶金机械有限公司 一种高温台车式加热炉
CN111043859A (zh) * 2019-12-17 2020-04-21 湖南金炉科技股份有限公司 用于微波铁氧体烧结的气氛钟罩炉
CN112944915A (zh) * 2021-02-20 2021-06-11 康立巧 一种拍打式封窑装置
CN116351331A (zh) * 2022-12-20 2023-06-30 苏州工业园区姑苏科技有限公司 一种台车式催化剂氧化炉

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