JPH07294218A - コークスケーキの幅および収縮率の測定方法 - Google Patents

コークスケーキの幅および収縮率の測定方法

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JPH07294218A
JPH07294218A JP10914194A JP10914194A JPH07294218A JP H07294218 A JPH07294218 A JP H07294218A JP 10914194 A JP10914194 A JP 10914194A JP 10914194 A JP10914194 A JP 10914194A JP H07294218 A JPH07294218 A JP H07294218A
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coke cake
coke
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measuring
cake
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JP10914194A
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English (en)
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Hiromasa Nakagawa
博雅 中川
Taiichi Kuroiwa
泰一 黒岩
Kazutoshi Sato
和利 佐藤
Toshiyuki Nagi
利幸 名木
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、コークス炉から押し出されるコ
ークスケーキの幅を正確に測定し得る方法で、この測定
値にもとづく石炭の収縮率の測定とにより、コークスケ
ーキの形状およびそれによる炉壁の状態の診断を可能と
するコークスケーキの幅および収縮率の測定方法を提供
することを目的とする。 【構成】 本発明のコークスケーキの幅および収縮率
の測定方法は、コークス炉からガイド車へ押し出される
位置で押し出し方向に直角な直線上に左右二つの反射式
レーザー光線距離計を配置し、二つの距離計間の距離L
1と距離計からコークスケーキ側面までの距離L2,L3
にもとづき、コークスケーキの幅および収縮率を測定す
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コークス製造において
コークスケーキの幅と石炭収縮率の測定および炭化室炉
壁の状態の診断に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコークス製造におけるコークスケ
ーキの幅や石炭収縮率の測定は、石炭装入後に装入口直
下の高さを測定し、乾留後に再度測定を行ないその比を
求める方法にて行なわれていた。
【0003】また、炉壁の状態は、空窯時に目視又はC
CDカメラにより観察していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のコ
ークスケーキの幅や石炭収縮率の測定方法は、高さ方向
の幅や収縮率しか測定出来ず、また測定する者が直接行
なうために危険を伴う。
【0005】又コークス炉は、炉内の焼成コークスケー
キを押し出す際に、コークスケーキの状態によっては押
し出せないことがあり、つまり窯詰まりを起こす場合が
ある。このように窯詰まりを起こすと炉壁を損傷し、コ
ークス炉の寿命を縮めることになる。
【0006】このような窯詰まりの原因として、石炭の
収縮不足と、炉壁の状態による摩擦係数の増大と、又そ
れらの複合とがある。
【0007】従来、全ての窯についてのコークスケーキ
の形状の測定を行なっていないため、定量的に管理する
方法が無く、経験により判断していた。
【0008】又炉壁の状態は、空窯時にしか観察出来な
いために対策をとるタイミングが遅れることがある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のコークスケーキ
の幅および石炭収縮率の測定方法は、コークス炉からコ
ークス炉ガイド車に押し出されるコークスケーキの両側
に反射式レーザー光線距離計を配置し、両距離計よりコ
ークスケーキまでの距離を夫々測定し、これら値と両距
離計間の距離とよりコークスケーキの幅を測定し、これ
と対応する炉壁間の距離とにより収縮率を測定するもの
である。
【0010】即ち、図1において、1はコークス炉、2
はコークスケーキ、3は左側の距離計、4は右側の距離
計である。図1において(A)はコークスケーキを押し
出す前、(B)はコークスケーキを押し出す途中、
(C)はコークスケーキの押し出し中で(B)より更に
押し出した状態を示す。ここでL1は左右の距離計間の
距離、L2およびL3は夫々左側の距離計からコークスケ
ーキ2の左側の面までの距離および右側の距離計からコ
ークスケーキ2の右側の面までの距離である。
【0011】このように左,右の距離計3,4によりL
2,L3を測定し、このL2,L3の値をもとにL1−(L2
+L3)によりコークスケーキ2の幅を測定出来又、
{L1−(L2+L3)}/D1により収縮率を求めること
が出来る。同様に図1(C)の位置での距離計での測定
値L4,L5より、コークスケーキ2の幅つまりL1
(L4+L5)およびその点での収縮率{L1−(L4+L
5)}/D2を求めることが出来る。尚D1,D2・・・
は、コークスケーキの各測定位置に対応する窯出し前に
おける窯幅である。
【0012】このように、コークス炉の各点での窯幅D
1,D2・・・と押し出し中に夫々窯幅に対応するコーク
スケーキ2の幅を順次測定出来、これによってコークス
ケーキの形状を求めることが出来る。つまりコークス炉
より、コークスケーキを押し出す際に、前記の距離計に
より連続して距離測定を行なうことによりコークスケー
キ先端より終端までの幅を連続して求めることによりコ
ークスケーキの側面の形状の変化を求めることが出来
る。又これと予め求めた基準の幅とを比較することによ
り炉壁の状態の診断が可能になる。
【0013】次に本発明の方法にて用いられる反射式レ
ーザー光線距離計の原理を図2により説明する。この距
離計は、一定間隔xをおいて配置した発光部と受光部と
を設け、発光部よりレーザー光をコークスケーキ2に向
け光を発し反射光を受光部により受け角θを求める。こ
れにより距離Lは下記のようにして求められる。
【0014】L=xtanθ 次に、コークスケーキは、ほぼコークス炉壁の形状に対
応して収縮するため、コークスケーキの形状からコーク
ス炉壁の状態を知ることが出来る。例えばコークス炉壁
のある部分に付着物がついている場合は、求められたコ
ークスケーキの幅がこの付着物のついた部分に対応する
場所で小になる。したがって、正常時におけるコークス
ケーキ幅を予め求めておきこれを標準値とし、これと測
定値とを比較することにより、コークスの製造を行ない
ながらコークス炉壁の状態を診断出来る。
【0015】
【実施例】次に本発明のコークスケーキの幅や石炭収縮
率の測定方法およびコークス炉壁の診断方法の実施例を
示す。
【0016】図3はコークス炉装置を示すもので、1は
コークス炉、12は押出機、13はガイド車、14は装
入車、15は消火電車、16は蓋熱室、17は消冷塔、
18は上昇管、19はワーフである。このようなコーク
ス炉では、周知のようにコークス炉1内に装入車4より
装入された石炭は焼成されコークスが形成される。この
ようにして形成されたコークスケーキは、押出機12に
より押し出され、ガイド車13を通って消火電車5で消
冷塔よりの消火液の搬布等により消火される。
【0017】図4は、ガイド車13の部分を示すもの
で、(A)は側面図、(B)は正面図である。これら図
において20は筒状をした格子、21は集塵フードであ
る。本発明においては、前述の通りの距離計を二つ(左
の距離計3と右の距離計4)を設けたものである。この
距離計は、図6に示すように冷却室内に設置してある。
25は、冷却室で耐熱ガラス26にて覆われた窓を有
し、その内側には高温のコークスケーキよりの赤外線を
カットしてレーザー光の検出を容易にするための熱線吸
収フィルター27が配置されている。又28は冷却室2
5の周辺を覆い冷却用エアーを流して距離計3又は4を
熱より保護するためのものである。29は距離計内の光
源を発光されるための電源に接続するためのコードや距
離計の受光器よりの信号を取り出すためのコードを通す
穴である。更に30は耐熱ガラス表面に付着する粉塵等
を除去するためにガラス表面に吹き付けるエアー吹出口
である。
【0018】本発明において、前記のように格子の左右
に設けた距離計により、押出機12により押し出されて
来るコークスケーキの厚さを連続して測定する。
【0019】図7は、コークスケーキの幅の測定結果を
示す図で、曲線aが測定値である。又bは窯幅、cおよ
びdは夫々管理値上限及び管理値下限である。この図に
おいて左側のR/S側が押し出し側右側のC/S側が炉
窯側である。図7からもわかるようにR/S側よりC/
S側が広くなっている。この図7から、コークスケーキ
幅(曲線a)と窯幅(線b)との関係がわかる。又管理
値上限,下限の線c,dから異常部分を検出できる。
【0020】図5は、距離計の配置の他の例を示す図
で、格子20に垂直方向に複数(図示するものは三つ)
配置したもので(B)に示すように夫々同一高さに左右
三つ配置してある。このように複数対の距離計を配置す
ることにより、図4におけると同様に距離計による押し
出されるコークスケーキの厚さを求めれば、コークスケ
ーキの異なる高さにおける厚さを求めることが出来る。
これによってコークスケーキの側面の形状をより正確
に、つまり面全体の形状を知ることが出来る。つまり炉
内壁面の全体の破損状態等を知ることが出来る。
【0021】又図8は、前記測定値より求めたコークス
ケーキの幅方向の収縮率を示す図である。更に図9は、
図8に示す収縮率をもとに標準コークスケーキ幅と測定
したコークスケーキ幅との差を示したものである。この
図で線c,線dは夫々管理値上限および管理値下限であ
る。この図からも炉壁の異常の検出を行なうことが出来
る。
【0022】図8および図9又はその両方から、コーク
ス炉壁は、管理値内ではあるが、C/S側からコークス
炉長の約1/4および約3/4の位置に異常が発生しつ
つあることがわかる。
【0023】以上述べたように、本発明の方法により、
測定されたコークスケーキの幅やコークスケーキの収縮
率にもとづいて、コークス炉の炉壁の状態を知ることが
出来、壁面の補修その他の管理に利用出来るが、更にコ
ークスケーキの収縮率を求めることにより、石炭の装入
量とその収縮率の関係を定量的に把握することにより、
石炭の最適な装入量の決定が可能になり、コークスの歩
留りアップを図ることが出来る。
【0024】
【発明の効果】本発明の方法によればコークスケーキの
幅をその種々の点での測定又押し出し方向の連続した測
定が可能であり、又収縮率を求めることが出来、それに
よりコークスケーキの表面の形状を正確に知ることがで
可能である。そしてこのコークスケーキの表面の形状よ
りコークス炉の炉壁の状態を把握出来、その管理、補修
作業の指標となし得る。又石炭装入量と収縮率とより適
正な石炭装入量を測定出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のコークスケーキの幅の測定の原理
を示す図
【図2】 距離計による距離測定原理を示す図
【図3】 本発明の実施例を示す図
【図4】 本発明の距離計設置位置を示す図
【図5】 本発明の他の距離計設置位置を示す図
【図6】 距離計の冷却室の構成を示す図
【図7】 本発明によるコークスケーキ幅の測定結果
を示すグラフ
【図8】 本発明によるコークスケーキの収縮率の測
定結果を示す図
【図9】 本発明による測定結果と標準値との差を示
す図
【符号の説明】 1 コークス炉 2 コークスケーキ 3,4 距離計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 名木 利幸 香川県坂出市番の州町1番地 三菱化成株 式会社坂出工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コークス炉からガイド車へのコークス
    ケーキを押し出す作業工程中において、コークスケーキ
    押し出し方向に直角な直線上で一定距離L1を設けて配
    置されている左右二つの反射式レーザー光線距離計を備
    え、前記両距離計により夫々押し出されて来るコークス
    ケーキまでの距離L2,L3を測定し、上記L1,L2,L
    3の値から押し出されて来るコークスケーキの任意の個
    所幅を求めるようにしたコークスケーキの幅の測定方
    法。
  2. 【請求項2】 押し出されて来るコークスケーキの先
    端から連続して距離L1,L2を測定し、これら測定値か
    らコークスケーキの長さ方向全ての幅を連続して求める
    ようにした請求項1のコークスケーキの幅の測定方法。
  3. 【請求項3】 左右の距離計がいずれも垂直方向に夫
    々相対して複数設けこれら距離計による測定値をもとに
    コークスケーキの側面形状を求めるようにした請求項2
    のコークスケーキの幅の測定方法。
  4. 【請求項4】 求められたコークスケーキの幅と対応
    する窯の幅とよりコークスケーキの任意の点の収縮率又
    は全体の連続しての収縮率を求めるようにした請求項
    1,2又は3の石炭の収縮率の測定方法。
  5. 【請求項5】 予め求められたコークスケーキの幅と
    求められたコークスケーキの幅との比較によりコークス
    炉壁の状態を診断する請求項2又は3の炉壁の診断方
    法。
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