JPH07294251A - 障害物検出装置 - Google Patents
障害物検出装置Info
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Abstract
衝突防止を行う障害物警報装置の画像認識の計算量を少
なくすることを目的とする。 【構成】 自車両の前方視界を撮像素子により取得し、
その前方視界の画像から立体物を抽出し障害物を検出す
る障害物検出装置には、前記自車両の位置を中心にかつ
自車両の進行方向に向かって、前記前方視界を複数の危
険領域に区切り、前記自車両の位置を中心として外側に
向かって前記複数の危険領域を移動してこの移動領域で
立体物を検出する検出領域移動手段200が設けられ
る。検出停止手段201は前記複数の危険領域で最初に
立体物が検出された場合にはこの立体物を障害物として
認め前記検出領域移動手段による立体物の検出を停止さ
せる。
Description
障害物への衝突防止を行う障害物警報装置に関し、特に
本発明は自車両の走行進路上の危険を発見をするための
画像認識の計算量を少なくする技術に関する。
との間の距離を計測する装置を用いるものがある。この
距離を計測する装置には立体視法が利用される。この立
体視法は、画像を利用して距離を計算する方法である。
立体視法では二つの異なる視点からの輝度情報を用い
て、二つの輝度情報群について距離を計測する対象物間
の位置ずれ(視差)を求め、予め計測しておいた二視点
間の距離、画角、画角中の輝度情報数、視点の角度より
距離を求めるものである。以下にこの詳細を説明する。
離計測装置の構成を示す図である。本図(a)に示す物
体11は計測される対象物である。距離計測装置には二
つの視点を形成するために対象物11に対向して二つの
レンズ12及び13が設けられる。この二つのレンズ1
2及び13の後にそれらの光軸16、17がそれぞれ一
致する撮像素子14及び15が設けられる。撮像素子1
4及び15は、例えば、CCD(Charge Coupled Devic
e)で構成されている。ここに、図中の「d」はレンズ1
2及び13と対象物11との距離であり、「f」はレン
ズ12及び13の焦点距離であり、「a」、「b」はそ
れぞれ対象物11の同一点が、撮像素子14、15に投
影された位置の光軸からの距離であり、「m」は光軸間
の距離(基線長)である。本図(b)は本図(a)の右
側の撮像装置を基線長「m」だけ移動させ、左側の撮像
装置に重ねた状態にしたものである。本図(b)に示さ
れるように、三角形ABCと三角形ADEは互いに相似
である。そこで(a+b)とmとの比はfとdとの比と
同じになる。式にすると、 (a+b):m=f:d となり、これを変形すると下記式のようになる。
できれば距離dは式(1)から導ける。これを立体視法
という。図8での(a+b)を求める方法は、左右の画
像中の対象物の輝度値を少しずつずらしながら比較し、
最も一致するずらし量を求める。このずらし量が(a+
b)に相当し、このずらし量(a+b)を視差pとい
う。
として、一致度を調べる方法に相関計算を使う。以下に
相関計算の方法について、画像認識の書籍などにも紹介
されている標準的な方法を説明する。その他の方法とし
てこの標準的な方法を拡張したものがある。説明を簡素
にするために、まず一次元の輝度値列で説明する。図9
は図8の撮像素子14及び15に形成される画像の例を
示す図である。本図(a)は撮像素子14による左画像
(「左目画像」という)、撮像素子15による右画像
(「右目画像」という)を示す。
23の1行の輝度値を取り出した例を示すグラフであ
る。本図に示す参照符号24及び25はそれぞれ左目画
像、右目画像の輝度値のグラフである。この左目画像の
グラフを右目画像のグラフに重なるまでずらしたずらし
量が視差である。図11は図10から図9の対象物21
の部分を取り出した例を示すグラフである。本図の参照
符号41の左目画像の輝度値の並びを数列として扱いb
n とし、参照符号42の右目画像の輝度値も同様にan
とし、下記式の相関関数を計算する。
であり、0からSまで整数でずらし量を1ずつ増加させ
て、上記V(i)が計算される。Sは、計測装置に予め
検出範囲として設定される最も近い距離に関する視差に
依存する。wは相関計算を行う幅で、目的によって値が
設定される。例えば、図11に示されるように、参照符
号42において対象物21は画素番号1から12に対応
しているので、wを10とすると最も良い視差が得られ
る。しかし、実際にこの方法を応用する場合には、画像
上の対象物の位置と大きさが未知であることが多い。そ
こで、一般的にはwの値には経験的に最も良いとされる
値が採用される。
る。本図に示すように、参照符号51は相関値が最も小
さくなり、この時のiが視差である。また、精度をより
必要とする場合には、参照符号52のように補間計算に
よって算出した点を視差とすることも多い(補間方法は
多々ある)。以上の説明は一次元撮像装置を用いた場合
若しくは1行毎に相関計算を行う場合であったが、二次
元撮像装置を用いた場合には、一般的には1行毎に行う
のではなく、複数行をまとめた領域で相関計算を行う方
法がある。
説明する図である。本図(a)に示すように、その方法
の第1に、縦の1列毎に和を求め(射影)、1行相当の
情報にし、前述の計算を行う方法(射影方式)がある。
本図(b)に示すように、第2に、上記式(2)をその
まま二次元で行う方法(エリア方式)がある。射影方式
については、先に説明した一次元の計算をそのままでよ
いが、エリア方式については、横方向の1行についてそ
れぞれV(i)が計算され、同じiの所の和が求められ
評価される。また、射影方式は横方向の情報を圧縮する
ため、左右画面の縦方向のずれに強く、計算時間も短
い。
検出装置では一組の二次元撮像素子により取得した画像
を用いて障害物の検出を行う場合、これまでは画像全体
について処理が行われていた。しかしながら、これでは
計算量が多いため、緊急の場合には処理が間に合わなく
なり支障をきたすことがあるという問題がある。
み、効率的に障害物を検出することができる障害物検出
装置を提供することを目的とする。
解決するために、次の構成を有する障害物検出装置を提
供する。自車両の前方視界を撮像素子により取得し、そ
の前方視界の画像から立体物を抽出し障害物を検出する
障害物検出装置には、前記自車両の位置を中心にかつ自
車両の進行方向に向かって、前記前方視界を複数の危険
領域に区切り、前記自車両の位置を中心として外側に向
かって前記複数の危険領域を移動してこの移動領域で立
体物を検出する検出領域移動手段が設けられる。検出停
止手段は前記複数の危険領域で最初に立体物が検出され
た場合にはこの立体物を障害物として認め前記検出領域
移動手段による立体物の検出を停止させる。
の位置を中心にかつ自車両の進行方向に向かって、前記
前方視界が複数の危険領域に区切られ、前記自車両の位
置を中心として外側に向かって前記複数の危険領域が移
動してこの移動領域で立体物が検出される。前記複数の
危険領域で最初に立体物が検出された場合にはこの立体
物を障害物として認め前記検出領域移動手段による立体
物の検出が停止されることにより、画像全体について処
理を行わずに、最も認識したい立体物の検出ができ、計
算量が低減でき、効率的に障害物の検出が可能になる。
説明する。図1は本発明の実施例に係る障害物検出装置
の構成を示す図である。本図に示すように、障害物検出
装置には撮像装置111、112が設けられる。各撮像
装置111、112は、図8で説明したレンズ、撮像素
子を有し画像信号を出力する。各撮像装置111、11
2にそれぞれ接続されるA/D変換器113、114
(Analog to Digital Converter)は入力して得られた画
像信号を、例えば、256階調の輝度値に変換する。A
/D変換器113、114に接続される障害物検出用計
算機115は変換された輝度値を入力し、入力輝度値を
用いて立体物を抽出する立体物抽出手段116と、立体
物抽出データを基に障害物を検出する障害物検出手段1
17と、障害物との距離を視差から計算する視差計算手
段118とを具備する。距離計算機115には、得られ
た障害物に対する警告、距離等を表示する警告又は距離
表示器119が接続される。
可能にする障害物検出用計算機115について、以下に
詳細に説明する。車両の前方視界中に存在する障害物に
おいて、距離が近くかつ自分の進路上に存在するもの
が、最も危険な障害物であり、最も認識したい対象物で
ある。したがって、障害物検出用計算機115はこの最
も認識したい対象物を優先的に検出するために以下のよ
うに構成される。
の情報から区別して障害物である立体物のみを抽出する
立体物抽出手段116を具備する。ここに、立体物は、
道路の平面に垂直に立つものと定義され、以下により詳
細に説明する。図2は地面からある高さに、進行方向を
向いた撮像手段を置いて取り込んだ平面もしくはほとん
ど平面に近い二次元平面と仮定できる道路の画像を示す
図である。本図に示すように、自車両が走行する道路の
車線の前方に他の車両である対象物1が存在し、隣の車
線には他の車両である対象物2が存在し、左側の歩道に
は道路標識である対象物3が存在し、さらに電信柱であ
る対象物4が存在する。これらの対象物1、2、3及び
4が道路の平面に垂直な立体物である。以下にこの立体
物の抽出について説明する。
差分画像を形成して立体物を抽出する例を説明する図で
ある。本図(a)に示すように、車両の前方の映像は左
右の撮像装置111、112で取り込まれると、立体物
抽出手段116により重ねられる。実線が右画像であ
り、破線が左画像である。ここで、道路の平面を平坦と
みなすときは、道路面の視差は画面の垂直方向に変化す
るが、立体物の視差は変化せず一定である。そこで、片
方の画像を、画像の垂直位置毎に路面視差分を打ち消す
ように、平行移動させた後に両画像の差分画像を作成す
ると、路面の標識等を含む道路の平面の情報は消去され
る。一方、本図(b)に示すように、立体物の立体視差
は、路面視差と異なり斜線のように残り、このため立体
物が存在する領域が残る。なお、平行移動させる距離は
装置の設置条件を基に予め設定されるようにしてもよ
い。このようにして、道路の平面の情報を除去して障害
物の候補である立体物が容易に抽出される。
物抽出手段116で抽出された立体物から障害物を検出
する障害物検出手段117を具備する。該障害物検出手
段117は視界を複数の危険領域に区切り、最も認識し
たい領域から立体物の検出領域を移動していく検出領域
移動手段200と、検出領域内で最初に発見された立体
物を障害物として認識し検出を停止する検出停止手段2
01とを具備する。まず、検出領域移動手段200につ
いて説明する。
例を説明するための図である。本図に示すように、視界
中心下部より視界周辺に向かって、自車からの距離が大
きくなる。すなわち、視界中心下部は自車に近い立体物
であり、視界中心上部は自車ら遠い立体物である。道路
面上に存在する立体物は空中に浮かんでいないため、視
界下部より上部に向かって立体物を検出していけば、距
離の近い立体物から、すなわち、危険な立体物から順に
検出されることになる。さらに、自分の進行方向は中心
線上を下から上に向かっており、同じ距離にある立体物
であっても自分の進路上にある立体物、すなわち、中心
線に近い立体物の方が危険である。
危険な領域に存在する立体物を障害物として検出する例
を示す図であり、図6は図5の障害物の検出の変形を示
す図である。図5、6に示すように、検出領域移動手段
200では、自車前方の視界に対して、危険の程度を示
すために自車の位置からの距離、自車の進行する中心線
をパラメータとして、例えば、視界を複数の危険領域R
1、R2、R3、R4、R5に区切る。このような、複
数の危険領域の内から外に向かって、すなわち、危険領
域R1、R2、R3、R4、R5の順に移動して立体物
の存在が検出される。このため、危険度の高い立体物、
すなわち、認識したい立体物から順に検出されていくこ
とになる。
物の検出が一定の順序で行われるが、検出停止手段20
1は、検出領域移動手段200による最初に障害物の検
出の有無を判断し、検出されたとの判断で、検出領域移
動手段200の検出処理を停止させかつこの結果を警報
又は距離表示器119に表示させる。本発明は、車両の
走行進路上の危険を効率的に発見することが目的である
から、進行方向上にある最も危険な位置に存在する立体
物を障害物として検出すれば、目的は果たされる。すな
わち、計算量を少なくでき、効率化が図れる。
する図である。ステップS1において、立体物抽出手段
116は各撮像装置111、112からの画像を取り込
む。ステップS2において、各撮像装置111、112
からの右画像及び左画像を平行移動して両画像の差分画
像を形成し道路の平面の像を消去し、立体物の像だけを
抽出する。
00において、危険領域R=1に設定して、立体物の検
出を開始する。ステップS4において、検出停止手段2
01において、危険領域R=1に立体物すなわち立体物
が存在するかを判断する。ステップS5において、上記
判断が「YES」で、立体物が有るならばこれを障害物
として判断し、検出領域移動手段200の検出を停止さ
せる。
警告を警報又は距離表示器119により行う。ステップ
S7において、前述の式(1)により障害物までの距離
を計算する。ステップS8において、上記距離を警報又
は距離表示器119により表示して、処理を終了する。
判断が「NO」なら、立体物無しとの判断なら、危険領
域R=Rmax の成否を判断する。この判断が「YES」
なら、自車前方の視界のどの危険領域にも障害物がない
ので処理を終了する。ステップS10において、上記判
断が「NO」の場合には、Rをカウントアップして、検
出領域移動手段200により、次の危険領域で、障害物
の有無の検索を続行するため、ステップS4に戻り、上
記処理を繰り返る。
車両の位置を中心にかつ自車の進行方向に向かって、前
方視界が複数の危険領域に区切られ、自車両の位置を中
心として外側に向かって複数の危険領域が移動してこの
移動領域で立体物が検出され、複数の危険領域で最初に
立体物が検出された場合にはこの立体物を障害物として
認め立体物の検出が停止されるので、画像全体について
処理を行わずに、最も認識したい立体物の検出ができ、
計算量が低減でき、効率的に障害物の検出が可能にな
る。
示す図である。
段を置いて取り込んだ平面もしくはほとんど平面に近い
二次元面と仮定できる道路の画像を示す図である。
形成して立体物を抽出する例を説明する図である。
るための図である。
存在する立体物を障害物として検出する例を示す図であ
る。
る。
構成を示す図である。
の例を示す図である。
の輝度値を取り出した例を示すグラフである。
した例を示す図である。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 自車両の前方視界を撮像素子により取得
し、その前方視界の画像から立体物を抽出し障害物を検
出する障害物検出装置において、 前記自車両の位置を中心にかつ自車両の進行方向に向か
って、前記前方視界を複数の危険領域に区切り、前記自
車両の位置を中心として外側に向かって前記複数の危険
領域を移動してこの移動領域で立体物を検出する検出領
域移動手段と、 前記複数の危険領域で最初に立体物が検出された場合に
はこの立体物を障害物として認め前記検出領域移動手段
による立体物の検出を停止させる検出停止手段とを備え
ることを特徴とする障害物検出装置。 - 【請求項2】 前記障害物の検出の結果を警告すること
を特徴とする、請求項1に記載の障害物検出装置。 - 【請求項3】 検出された前記障害物との距離を、視差
を基に、算出することを特徴とする、請求項1に記載の
障害物検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08470094A JP3540005B2 (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | 障害物検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08470094A JP3540005B2 (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | 障害物検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07294251A true JPH07294251A (ja) | 1995-11-10 |
| JP3540005B2 JP3540005B2 (ja) | 2004-07-07 |
Family
ID=13837949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08470094A Expired - Fee Related JP3540005B2 (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | 障害物検出装置 |
Country Status (1)
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