JPH07294582A - クエンチ検出装置 - Google Patents

クエンチ検出装置

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JPH07294582A
JPH07294582A JP8844494A JP8844494A JPH07294582A JP H07294582 A JPH07294582 A JP H07294582A JP 8844494 A JP8844494 A JP 8844494A JP 8844494 A JP8844494 A JP 8844494A JP H07294582 A JPH07294582 A JP H07294582A
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築志 原
Masahiko Nakade
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Takeshi Okuma
武 大熊
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良市 菅原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】交流電流路にパワーリードとして介挿された酸
化物超電導体リードのクエンチを検出するためのクエン
チ検出装置を提供する。 【構成】パワーリード3における外部リード11に近接
させてピックアップコイル22を設け、このピックアッ
プコイル22に誘起された誘起電圧で酸化物超電導体リ
ード6の両端間に現れる誘導性起電圧を打消すようにピ
ックアップコイル22と酸化物超電導体リード6とを計
測線23,24で直列に接続している。この直列回路の
両端を増幅器25の入力端に接続し、増幅器25の出力
電圧V1 と基準電圧V0 とを比較器27で比較し、出力
電圧V1 が基準電圧V0 を越えたときに比較器27から
クエンチ発生信号Sを出力させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交流電流路にパワーリ
ードとして介挿された酸化物超電導体リードのクエンチ
を検出するクエンチ検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、最近の超電導技術の発展
は目覚ましく、直流超電導磁石の高性能化、小型化を実
現するとともに交流機器への応用へと進んでいる。超電
導を利用した直流機器と交流機器との大きな違いは、直
流機器では永久電流モードで運転できるが、交流機器で
はそれができない点にある。
【0003】すなわち、直流超電導機器では、一度励磁
し、その状態で永久電流スイッチを閉成することによっ
て永久電流モードに移行できる。したがって、永久電流
モードに移行した後は、励磁時に用いた電力導入リード
(以後、パワーリードと呼ぶ。)を必要としないため、
これを取り外すことができる。このため、パワーリード
としては、銅などで形成された金属製リードが広く使用
されている。しかし、交流超電導機器においては永久電
流モードに移行できないので、パワーリードを取り外す
ことはできない。
【0004】超電導機器は、通常、クライオスタット内
に収容され、極低温に保たれた状態で運転される。パワ
ーリードは、クライオスタット内の超電導機器と外部電
源あるいは外部回路とを接続する役目を果たす。したが
って、交流超電導機器のようにパワーリードを取り外す
ことができないものにおいて、熱伝導性のよい金属製の
パワーリードを用いると、このパワーリードを介してク
ライオスタット内に侵入する熱量が増大し、冷却媒体に
多大なロスを与えることになる。
【0005】このような不具合を解消するために、交流
超電導機器に用いられるパワーリードの一部、たとえば
パワーリードのうちのクライオスタット内に位置してい
る部分の一部を最近開発が進んでいる高温超電導物質で
ある酸化物超電導体で構成することが考えられている。
酸化物超電導体は、熱伝導特性が金属に比べて非常に悪
く、また超電導物質であるため臨界温度以下で電気抵抗
が零になるという特性を合せ持ち、パワーリードには最
適な特性を有している。
【0006】しかし、酸化物超電導体リードにあって
も、臨界電流以上の電流が流れたり、臨界磁界を越える
磁場が印加されたりした場合には、超電導状態から常電
導状態に転移(クエンチ)する。このようにクエンチが
起こると、酸化物超電導体リードに発生した抵抗成分R
と流れている電流Iおよび印加時間tで決定されるジュ
ール熱(I2 ・R・t)が酸化物超電導体リード自身に
加わり、この結果として溶断事故や酸化物超電導体リー
ド自身の特性劣化等の悪影響が現れる可能性がある。し
たがって、このような事故や特性劣化を防止するには、
何らかの手段で酸化物超電導体リードにクエンチが発生
したことを検出し、速やかに電源を遮断する等の処置を
講じる必要がある。
【0007】そこで、酸化物超電導体リードの両端間電
圧を監視してクエンチの発生を検出することが考えられ
る。しかし、酸化物超電導体リードに流れている電流は
交流電流であるため、電気抵抗が如何に零であっても酸
化物超電導体リード自身が持っているインダクタンスL
(H) によって酸化物超電導体リードの両端間に誘導性起
電圧(ωLI)が発生し、この誘導性起電圧が邪魔にな
ってクエンチを検出できない問題がった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、途中に酸
化物超電導体リードを介在させた交流用パワーリードの
需要が今後ますます伸びる傾向にあり、このようなパワ
ーリードを使用するときの安全性を確保するためにも酸
化物超電導体リードのクエンチを検出できるクエンチ検
出装置の出現が望まれている。そこで本発明は、構成の
複雑化を招くことなく、上述した要望を満たすことがで
きるクエンチ検出装置を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、交流電流路にパワーリードとして介挿さ
れた酸化物超電導体リードのクエンチを検出するための
ものであって、前記酸化物超電導体リードの両端間電圧
を検出する電圧検出手段と、前記交流電流路に流れてい
る電流に感応して上記電流に対して位相が90゜推移した
電圧を発生する電圧発生手段と、この電圧発生手段で発
生した電圧を使って前記電圧検出手段で検出された検出
電圧中の誘導性起電圧分を打消し、抵抗性起電圧分を抽
出する電圧抽出手段と、この手段で抽出された抵抗性起
電圧が所定の閾値を越えたときにクエンチ発生信号を出
力する判定手段とを備えている。
【0010】なお、前記電圧検出手段としては、交流電
流路に近接させて前記誘導性起電圧を打消す位置に配置
されたピックアップコイルを主体に構成されたものや、
交流電流路の周囲に発生する磁界に感応して出力信号を
送出し、この出力信号の位相が前記誘導性起電圧を打消
すように調整されたホール素子内蔵の検出器を主体に構
成されたものが好ましい。
【0011】
【作用】電圧発生手段で発生した電圧を使って電圧検出
手段で検出された検出電圧中の誘導性起電圧分を打消
し、抵抗性起電圧分のみを抽出するようにしているの
で、酸化物超電導体リードが有しているインダクタンス
の影響を受けずにクエンチの発生を高感度に検出するこ
とが可能となる。
【0012】なお、電圧検出手段として、交流電流路に
近接させて前記誘導性起電圧を打消す位置に配置された
ピックアップコイルを主体に構成されたものや、交流電
流路の周囲に発生する磁界に感応して出力信号を送出
し、この出力信号の位相が前記誘導性起電圧を打消すよ
うに調整されたホール素子内蔵の検出器を主体に構成さ
れたものを用いれば、酸化物超電導体リードの両端間に
発生している誘導性起電圧に対して逆相で、かつレベル
の等しい電圧を簡単に発生させることができ、構成の単
純化に寄与できる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明す
る。図1には本発明の一実施例に係るクエンチ検出装置
を付設した交流超電導装置が示されている。
【0014】同図において、1はクライオスタットを示
し、2はクライオスタット1内に収容された限流器等の
交流超電導機器を示し、3は交流超電導機器2とクライ
オスタット1外の電源回路とを接続するためのパワーリ
ードを示している。この図では、1本のパワーリードし
か示していないが、交流超電導機器2が単相の場合には
2本のパワーリードが設けられ、交流超電導機器2が三
相の場合には3本あるいは6本のパワーリードが設けら
れる。
【0015】交流超電導機器2は、図示しない冷凍機や
冷媒によって、使用している超電導線の臨界温度以下、
たとえば15K以下の温度に冷却されている。一方、パ
ワーリード3は、交流超電導機器2の入力端子4を銅ブ
ロック5などを介して酸化物超電導体リード6の一端側
に接続し、この酸化物超電導リード6の他端側を銅ブロ
ック7などを介して銅リード8の一端側に接続し、この
銅リード8の他端側をクライオスタット1の壁に気密に
設けられたブッシング9の中心導体10を介して銅製の
外部リード11に接続したものとなっている。そして、
外部リード11が図示しない交流電源や交流回路に接続
される。なお、この例では外部リード11の途中に回路
遮断機12を挿設している。
【0016】酸化物超電導体リード6は、イットリウム
系、ビスマス系、Tl系などのように臨界温度が100K程
度のもので形成されている。そして、この酸化物超電導
体リード6は図中上端部、つまり銅ブロック7の部分が
図示しない冷凍機によって液体窒素温度レベル(77K) に
冷却されている。
【0017】このように構成された交流超電導装置に酸
化物超電導リード6のクエンチを検出するクエンチ検出
装置21が付設されている。このクエンチ検出装置21
は、パワーリード3における外部リード11に近接させ
てピックアップコイル22を設け、このピックアップコ
イル22に誘起された誘起電圧で酸化物超電導体リード
6の両端間に現れる誘導性起電圧を打消すようにピック
アップコイル22と酸化物超電導体リード6とを計測線
23,24で直列に接続し、この直列回路の両端を増幅
器25の入力端に接続している。そして、増幅器25の
出力電圧V1 と基準電圧発生器26で得られた基準電圧
0 とを比較器27で比較し、出力電圧V1 が基準電圧
0 を越えたときに比較器27からクエンチ発生信号S
を出力させるようにしている。なお、クエンチ発生信号
Sは、回路遮断機12のトリップ信号として与えられる
とともに図示しないアラーム系の入力信号として与えら
れる。
【0018】ここで、酸化物超電導体リード6の両端間
に現れる誘導性起電圧、ピックアップコイル22に誘起
される電圧、ピックアップコイル22の設け方について
詳しく説明する。
【0019】今、パワーリード3に周波数fで、Iなる
交流電流が流れているとし、酸化物超電導体リード6の
インダクタンスがLであるとすると、酸化物超電導体リ
ード6の両端にはeL = 2πfLなる誘導性起電圧が発
生する。この電圧eL は流れている交流電流Iに対して
ベクトル的に位相が90゜進んでいる。
【0020】一方、パワーリード3における外部リード
11の回りには、H=I/ 2πr(AT/m) なる磁界が発
生している。ここで、rは外部リード11の中心からの
距離である。
【0021】実施例のように、外部リード11に近接さ
せ、かつ外部リード11に対して直交するようにピック
アップコイル22を設けると、ピックアップコイル22
の両端間にe=n・dφ/dt(V)なる電圧が誘起さ
れる。ここで、nはピックアップコイル22の巻数、φ
は磁束である。この誘起電圧eは流れている交流電流I
に対して90゜位相がずれて発生する。すなわち、誘起電
圧eは前述した誘導性起電圧eL と同相または逆相の関
係に発生する。
【0022】誘導性起電圧eL を誘起電圧eで打消すに
は、eL =eの関係に設定し、かつ両者を逆相の関係に
設定する必要がある。そこで、本実施例では、図2に示
すように、外部リード11に対して直交するようにピッ
クアップコイル22を配置するとともに非磁性絶縁材製
の補助具28を使って外部リード11の中心とピックア
ップコイル22の中心との相対位置を図中実線矢印aで
示す方向に調整可能にしている。
【0023】このようにピックアップコイル22を設け
ているので、外部リード11の中心にピックアップコイ
ル22の中心を合わせると、ピックアップコイル22の
誘起電圧eは零(V)となり、左右にピックアップコイ
ル22をスライドさせると、右側スライド時と左側スラ
イド時とでは誘起電圧eの位相が180 ゜反転する。ま
た、誘起電圧eのレベルは外部リード11の中心線にピ
ックアップコイル22の巻線が重ならない最小位置で最
大となり、この位置を境にして外部リード11から離れ
ても、接近しても減少する。
【0024】図3には外部リード11の中心に対してピ
ックアップコイル22をaなる方向へスライドさせたと
きのピックアップコイル22の誘起電圧波形が示されて
いる。図中、一点鎖線が外部リード11に流れている電
流Iを示し、実線および点線がピックアップコイル22
に誘起される電圧eを示している。
【0025】図2に示すようにピックアップコイル22
が外部リード11の中心から図中左側にあるときを図3
中の実線で示す誘起電圧波形であるとすると、ピックア
ップコイル22を外部リード11の中心方向へ移動させ
るにしたがって誘起電圧eのレベルが減少し、外部リー
ド11の中心で零となり、さらに移動させると位相が反
転して当初の位相とは180 ゜異なる電圧が誘起される。
【0026】本実施例では、ピックアップコイル22の
外部リード11に対する位置を調整することによってe
L =eの関係を満たし、かつeL に対してeを逆位相に
している。
【0027】このように、ピックアップコイル22の誘
起電圧eで酸化物超電導体リード6の両端間に発生して
いる誘導性起電圧eL を打消し、酸化物超電導体リード
6に発生した抵抗性起電圧、つまり酸化物超電導体リー
ド6がクエンチしたときだけ現れる電圧を抽出し、この
抽出電圧が所定レベル以上のときに比較器27からクエ
ンチ発生信号Sを出力させるようにしている。したがっ
て、酸化物超電導体リード6の両端間に発生している誘
導性起電圧eL の影響を受けずにクエンチを検出するこ
とができる。
【0028】なお、ピックアップコイル22は誘導性起
電圧eL を打消す位置に固定して使用されるので、補助
具28のような位置調整手段は格別設けなくてもよい。
図4には本発明の別の実施例に係るクエンチ検出装置2
1aを付設した交流超電導装置が示されている。なお、
この図では図1と同一部分が同一符号で示されている。
したがって、重複する部分の詳しい説明は省略する。
【0029】この実施例に係るクエンチ検出装置21a
が図1に示されるクエンチ検出装置と異なる点は、ホー
ル素子を用いた電流検出器31と位相調整回路32との
組合せによって図1に示されるピックアップコイル22
を代替えしたものとなっている。
【0030】ピックアップコイルの使用は、パワーリー
ドに流れる交流電流が数10〜数100(A)の範囲で有効であ
る。しかし、パワーリードに流れる交流電流が数1000
(A) にまでおよぶ場合には、外部リード11として通電
電流に見合った断面積を持ち、太くて、大重量のものを
用いる必要があるので、外部リード11に近接させて設
けなければならないピックアップコイルの取付けや操作
性が悪くなる。この問題を解決したのが本実施例であ
る。
【0031】電流検出器31は、図5に示すように、磁
気鉄心41と磁気センサ(ホール素子)42との組合せ
によって構成され、優れた絶縁性を持つ。この電流検出
器31は、外部リード11に流れている電流Iに比例し
て外部リード11の周囲に発生する磁束を磁気鉄心41
で収束して磁気ギャップに挿入された磁気センサ42に
通し、この磁気センサ42のホール効果で(1) 式にした
がったホール電圧Vh を出力する。
【0032】 Vh =K・Ic ・B …(1) ただし、Kは積感度定数、Ic は制御電流、Bは磁束密
度である。出力されたホール電圧Vh は、外部リード1
1に流れている電流Iと同位相である。
【0033】そこで、本実施例では、位相調整回路32
でホール電圧Vh の位相を90゜推移させ、酸化物超電導
体リード6の両端間に現れる誘導性起電圧eL に対して
逆相で、かつeL と等しいレベルの信号を作るようにし
ている。すなわち、位相調整回路32は、図6に示する
ように、一定ゲイン移相回路43によって電流検出器3
1から出力されたホール電圧Vh の位相を90゜推移させ
ている。そして、反転増幅器44および非反転増幅器4
5と、位相切換スイッチ46と、レベル調整用可変抵抗
47とを組合せて、誘導性起電圧eL に対して逆相で、
かつeL と等しいレベルの信号V2 を出力させるように
している。
【0034】したがって、図1に示したクエンチ検出装
置と同じ機能を発揮させることができる。そして、この
場合には、電流検出器31の磁気鉄心41を大きくする
ことで設置も容易となり、一定ゲイン移相回路43内の
レベル調整用可変抵抗47を可変するだけの簡単な操作
で、酸化物超電導体リード6に発生する誘導性起電圧e
L を相殺できる。
【0035】なお、誘導性起電圧eL を打消すようにホ
ール電圧Vh の位相が調整された磁気センサ42を用い
れば、位相調整回路32のような位相調整手段を省略で
きる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
酸化物超電導体リードのクエンチを検出する際に外乱要
素となる酸化物超電導体リードの両端間に発生する誘導
性起電圧を簡単に除去でき、酸化物超電導体リードのク
エンチを確実に検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るクエンチ検出装置を付
設した交流超電導装置の模式図
【図2】同クエンチ検出装置に組込まれピックアップコ
イルの設置例を説明するための図
【図3】同ピックアップコイルの位置と誘起電圧との関
係を説明するための図
【図4】本発明の別の実施例に係るクエンチ検出装置を
付設した交流超電導装置の模式図
【図5】同クエンチ検出装置に組込まれた電流検出器の
概略構成図
【図6】同クエンチ検出装置に組込まれた位相調整回路
の構成図
【符号の説明】
1…クライオスタット 2…交流超電導
機器 3…パワーリード 6…酸化物超電
導体リード 9…ブッシング 11…外部リー
ド 12…回路遮断機 21,21a…
クエンチ検出装置 22…ピックアップコイル 23,24…計
測線 25…増幅器 26…基準電圧
発生器 27…比較器 28…補助具 31…電流検出器 32…位相調整
回路 S…クエンチ発生信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大熊 武 東京都調布市西つつじケ丘2丁目4番1号 東京電力株式会社技術研究所内 (72)発明者 菅原 良市 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電流路にパワーリードとして介挿され
    た酸化物超電導体リードのクエンチを検出するためのも
    のであって、前記酸化物超電導体リードの両端間電圧を
    検出する電圧検出手段と、前記交流電流路に流れている
    電流に感応して上記電流に対して位相が90゜推移した電
    圧を発生する電圧発生手段と、この電圧発生手段で発生
    した電圧を使って前記電圧検出手段で検出された検出電
    圧中の誘導性起電圧を打消し、抵抗性起電圧を抽出する
    電圧抽出手段と、この手段で抽出された抵抗性起電圧が
    所定の閾値を越えたときにクエンチ発生信号を出力する
    判定手段とを具備してなることを特徴とするクエンチ検
    出装置。
  2. 【請求項2】前記電圧検出手段は、前記交流電流路に近
    接させて前記誘導性起電圧を打消す位置に配置されたピ
    ックアップコイルを主体に構成されていることを特徴と
    する請求項1に記載のクエンチ検出装置。
  3. 【請求項3】前記電圧検出手段は、前記交流電流路の周
    囲に発生する磁界に感応して出力信号を送出し、この出
    力信号の位相が前記誘導性起電圧を打消すように調整さ
    れたホール素子内蔵の検出器を主体に構成されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のクエンチ検出装置。
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