JPH0729478Y2 - 腐食促進試験機の排液処理装置 - Google Patents
腐食促進試験機の排液処理装置Info
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- JPH0729478Y2 JPH0729478Y2 JP2583793U JP2583793U JPH0729478Y2 JP H0729478 Y2 JPH0729478 Y2 JP H0729478Y2 JP 2583793 U JP2583793 U JP 2583793U JP 2583793 U JP2583793 U JP 2583793U JP H0729478 Y2 JPH0729478 Y2 JP H0729478Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、腐食促進試験機の排気
及び排水の処理装置に関わり、特に排液中に含まれる腐
食性物質を固形物として処理する装置に関する。
及び排水の処理装置に関わり、特に排液中に含まれる腐
食性物質を固形物として処理する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】試験槽内を一定の温度(例えば35゜
C)に維持し、濃度5%の塩溶液を微細な霧状にして試
料に噴霧する塩水噴霧試験を行うための塩水噴霧試験機
や、同一試験槽内で塩水噴霧試験、乾燥試験、湿潤試験
等を任意の順序で繰り返し行うことのできる複合腐食試
験機等の腐食促進試験機で、塩水噴霧試験時の塩霧の排
気は、一般に試験槽の排気口に屋外に至る排気管を接続
して、塩霧を直接屋外に排出する方法が採られているた
め、排出された塩霧により建物の外壁、屋根等が腐食さ
れたり、花木が枯れたり等の悪影響を生じる場合があっ
た。
C)に維持し、濃度5%の塩溶液を微細な霧状にして試
料に噴霧する塩水噴霧試験を行うための塩水噴霧試験機
や、同一試験槽内で塩水噴霧試験、乾燥試験、湿潤試験
等を任意の順序で繰り返し行うことのできる複合腐食試
験機等の腐食促進試験機で、塩水噴霧試験時の塩霧の排
気は、一般に試験槽の排気口に屋外に至る排気管を接続
して、塩霧を直接屋外に排出する方法が採られているた
め、排出された塩霧により建物の外壁、屋根等が腐食さ
れたり、花木が枯れたり等の悪影響を生じる場合があっ
た。
【0003】こうした悪影響を排除するために、塩霧を
含む空気から塩分を取り除き清浄な空気として排出す
る、図2に示すような塩霧処理装置31が用いられてい
る。
含む空気から塩分を取り除き清浄な空気として排出す
る、図2に示すような塩霧処理装置31が用いられてい
る。
【0004】図2において塩霧処理装置31は、円筒5
の上下端を塞いだ形状の本体と、その側周上方に設けた
排気取入れ口6に腐食促進試験機2の排気口7に接続し
た排気配管8が接続してあり、その下方の円筒5側周に
円筒5内の空気を排出するための排気管9が接続してあ
る。又、円筒5内部の天井部に複数個のシャワーノズル
20が配置されていて、図示しない水道栓等の給水部に
連絡した配管が接続してある。又、本体底部には排水管
15が接続してある。
の上下端を塞いだ形状の本体と、その側周上方に設けた
排気取入れ口6に腐食促進試験機2の排気口7に接続し
た排気配管8が接続してあり、その下方の円筒5側周に
円筒5内の空気を排出するための排気管9が接続してあ
る。又、円筒5内部の天井部に複数個のシャワーノズル
20が配置されていて、図示しない水道栓等の給水部に
連絡した配管が接続してある。又、本体底部には排水管
15が接続してある。
【0005】この装置は、腐食促進試験機2の排気塩霧
を円筒5内部に導き、シャワーノズル20から水を拡散
噴射して塩霧を水に吸収し、清浄な空気として排気管9
より排出し、同時に塩霧を吸収した水をそのまま排水管
15から排水溝等に排水するものである。
を円筒5内部に導き、シャワーノズル20から水を拡散
噴射して塩霧を水に吸収し、清浄な空気として排気管9
より排出し、同時に塩霧を吸収した水をそのまま排水管
15から排水溝等に排水するものである。
【0006】又、図2の塩霧処理装置31は塩霧を吸着
した後の水をそのまま排水するために、水使用量が多
く、省資源に反しかつ非経済的であるため、図3に示す
ように、図2の塩霧処理装置31で給水部からシャワー
ノズル20に供給する水の代わりに、円筒5の底部に一
定量の水を蓄えて、この水をポンプ22を用いてシャワ
ーノズル20に圧送し拡散噴射して塩分を吸着させ、そ
の水を排水しないで循環再使用する、省資源かつ経済的
な循環形塩霧処理装置32も用いられている。又、この
装置では水に溶け込んだ塩の濃度が高くなり析出しない
ように、塩霧の処理中に時々又は常時少量ずつ水を供給
してオーバーフロー管13からオーバーフローさせ、水
を入れ換えるようになっている。又、排水管15にはス
トップバルブ33が備えてあり、必要に応じて貯水部1
4の水を排水できるようになっている。
した後の水をそのまま排水するために、水使用量が多
く、省資源に反しかつ非経済的であるため、図3に示す
ように、図2の塩霧処理装置31で給水部からシャワー
ノズル20に供給する水の代わりに、円筒5の底部に一
定量の水を蓄えて、この水をポンプ22を用いてシャワ
ーノズル20に圧送し拡散噴射して塩分を吸着させ、そ
の水を排水しないで循環再使用する、省資源かつ経済的
な循環形塩霧処理装置32も用いられている。又、この
装置では水に溶け込んだ塩の濃度が高くなり析出しない
ように、塩霧の処理中に時々又は常時少量ずつ水を供給
してオーバーフロー管13からオーバーフローさせ、水
を入れ換えるようになっている。又、排水管15にはス
トップバルブ33が備えてあり、必要に応じて貯水部1
4の水を排水できるようになっている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】さて、上記図2の塩霧
処理装置又は図3の循環形塩霧処理装置を用いた場合、
腐食促進試験機2の試験槽17からの排気中に含まれる
腐食性物質(例えば塩分)は除去されて、その排気(塩
霧)は清浄な空気とすることができるが、この塩霧を清
浄な空気にする過程で用いる水に塩分が溶け込みそのま
ま排出されている。
処理装置又は図3の循環形塩霧処理装置を用いた場合、
腐食促進試験機2の試験槽17からの排気中に含まれる
腐食性物質(例えば塩分)は除去されて、その排気(塩
霧)は清浄な空気とすることができるが、この塩霧を清
浄な空気にする過程で用いる水に塩分が溶け込みそのま
ま排出されている。
【0008】又、腐食促進試験機2の試験槽17内で噴
霧された腐食性溶液、例えば塩溶液は試料に付着すると
共に多くは試験槽17内底部に溜まるため、試験槽17
底部にドレイン管18を接続してこれを排水溝等に導き
常時排出するようになっている。又、試験中は塩溶液の
試料への付着が不均一になるため、排気はファン等を用
いた強制排気ができないため、若干ではあるが塩霧はド
レイン管18からも排出されることになる。
霧された腐食性溶液、例えば塩溶液は試料に付着すると
共に多くは試験槽17内底部に溜まるため、試験槽17
底部にドレイン管18を接続してこれを排水溝等に導き
常時排出するようになっている。又、試験中は塩溶液の
試料への付着が不均一になるため、排気はファン等を用
いた強制排気ができないため、若干ではあるが塩霧はド
レイン管18からも排出されることになる。
【0009】従って、空気中に排出される排気中の腐食
性物質(例えば塩霧の塩分)を除去するために用いる
水、試験槽17内に溜まった腐食性溶液(例えば塩溶
液)がそのまま排出されるため、排水溝周辺及び排水設
備を腐食することになり、ドレイン管18からの腐食性
物質を含む排気(例えば塩霧)は排水溝及びその周辺の
機器を腐食することにもなっていた。
性物質(例えば塩霧の塩分)を除去するために用いる
水、試験槽17内に溜まった腐食性溶液(例えば塩溶
液)がそのまま排出されるため、排水溝周辺及び排水設
備を腐食することになり、ドレイン管18からの腐食性
物質を含む排気(例えば塩霧)は排水溝及びその周辺の
機器を腐食することにもなっていた。
【0010】このように、腐食促進試験機2を使用する
上で、空気中に排出される腐食性物質(塩霧)を処理す
るだけでは不完全であり、処理するために用いる水や試
験槽17からドレイン管18を経て排出される腐食性溶
液及び腐食性物質を含む排気(例えば塩溶液及び塩霧)
も完全に処理できる装置の開発が斯界の課題であった。
上で、空気中に排出される腐食性物質(塩霧)を処理す
るだけでは不完全であり、処理するために用いる水や試
験槽17からドレイン管18を経て排出される腐食性溶
液及び腐食性物質を含む排気(例えば塩溶液及び塩霧)
も完全に処理できる装置の開発が斯界の課題であった。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、上下端面を塞いだ形状の筒体の上方側面に設けた
腐食促進試験機からの排気を導入するための排気取入れ
口と、排気取入れ口下方の筒体側面に接続した筒体内の
空気を排気するための第1の排気管と、第1の排気管下
方の筒体に設けた給水口と、給水口に接続し筒体内に一
定流量の水を供給するための水量調整バルブを備えた給
水管と、筒体底部から第1の排気管の接続位置下方まで
の間で一定の水位を保つ貯水部を形成するために設けた
オーバーフロー管と、筒体底部に接続し貯水部の水を一
定流量で排水するための排水量調整バルブを備えた排水
管と、筒体内部で排気取入れ口上方に設けた水を噴射す
るためのシャワーノズルと、貯水部とシャワーノズルと
を連結し貯水部の水を圧送循環するためのポンプを備え
た循環配管とからなる排気処理装置と、箱体内の下方に
設けた加熱ヒーターと、加熱ヒーター上方に箱体内部を
水平に仕切るように配した耐食性金属製又は耐熱耐食コ
ーティング鋼板製の蒸発皿と、箱体の上面又は蒸発皿で
仕切った箱体の上方側面に設けた第2の排気管と排液取
入れ口とからなる排液蒸発装置とからなり、腐食促進試
験機のドレイン管と排気処理装置の排水管及びオーバー
フロー管とを一体に連結してなる排液管を排液蒸発装置
の排液取入れ口に接続して構成した腐食促進試験機の排
液処理装置をその手段とした。
めに、上下端面を塞いだ形状の筒体の上方側面に設けた
腐食促進試験機からの排気を導入するための排気取入れ
口と、排気取入れ口下方の筒体側面に接続した筒体内の
空気を排気するための第1の排気管と、第1の排気管下
方の筒体に設けた給水口と、給水口に接続し筒体内に一
定流量の水を供給するための水量調整バルブを備えた給
水管と、筒体底部から第1の排気管の接続位置下方まで
の間で一定の水位を保つ貯水部を形成するために設けた
オーバーフロー管と、筒体底部に接続し貯水部の水を一
定流量で排水するための排水量調整バルブを備えた排水
管と、筒体内部で排気取入れ口上方に設けた水を噴射す
るためのシャワーノズルと、貯水部とシャワーノズルと
を連結し貯水部の水を圧送循環するためのポンプを備え
た循環配管とからなる排気処理装置と、箱体内の下方に
設けた加熱ヒーターと、加熱ヒーター上方に箱体内部を
水平に仕切るように配した耐食性金属製又は耐熱耐食コ
ーティング鋼板製の蒸発皿と、箱体の上面又は蒸発皿で
仕切った箱体の上方側面に設けた第2の排気管と排液取
入れ口とからなる排液蒸発装置とからなり、腐食促進試
験機のドレイン管と排気処理装置の排水管及びオーバー
フロー管とを一体に連結してなる排液管を排液蒸発装置
の排液取入れ口に接続して構成した腐食促進試験機の排
液処理装置をその手段とした。
【0012】
【作用】腐食促進試験機の排気口から排気処理装置内に
導入された排気(例えば塩霧)に含まれる腐食性物質
(塩)は、シャワーノズルから拡散噴射される水に吸収
されることになり、この排気(塩霧)は清浄な空気とな
って第1の排気管から空気中に排出される。一方、腐食
性物質を吸収した水は貯水部に戻り、再度循環使用され
ることになる。
導入された排気(例えば塩霧)に含まれる腐食性物質
(塩)は、シャワーノズルから拡散噴射される水に吸収
されることになり、この排気(塩霧)は清浄な空気とな
って第1の排気管から空気中に排出される。一方、腐食
性物質を吸収した水は貯水部に戻り、再度循環使用され
ることになる。
【0013】給水管から水量調整節バルブによって一定
量の水が常時供給されることで、貯水部の水は一定量ず
つオーバーフローされる。又、腐食促進試験機の試験槽
からはドレイン管を通じて腐食性物質(塩溶液)が排出
される。
量の水が常時供給されることで、貯水部の水は一定量ず
つオーバーフローされる。又、腐食促進試験機の試験槽
からはドレイン管を通じて腐食性物質(塩溶液)が排出
される。
【0014】ここで、オーバーフロー管とドレイン管は
排液管に接続されて一体となって排液蒸発装置の蒸発皿
に導かれる。蒸発皿はヒーターによって熱せられている
ため、蒸発皿上でその水分だけが蒸発され、腐食性物質
(塩)は固形物として残ることになる。又、排液管には
排気処理装置の排水管も接続してあり、必要に応じて貯
水部の水を排水量調整バルブによって一定量ずつ蒸発皿
に導けば、同様に腐食性物質(塩)が固形物として蒸発
皿上に残ることになる。
排液管に接続されて一体となって排液蒸発装置の蒸発皿
に導かれる。蒸発皿はヒーターによって熱せられている
ため、蒸発皿上でその水分だけが蒸発され、腐食性物質
(塩)は固形物として残ることになる。又、排液管には
排気処理装置の排水管も接続してあり、必要に応じて貯
水部の水を排水量調整バルブによって一定量ずつ蒸発皿
に導けば、同様に腐食性物質(塩)が固形物として蒸発
皿上に残ることになる。
【0015】
【実施例】以下、図面を用いて本考案の1実施例を説明
する。図1は本考案の排液処理装置1の全体の構成図で
ある。又、本実施例では腐食促進試験機2で、塩水噴霧
試験を行った場合についての詳細を説明する。
する。図1は本考案の排液処理装置1の全体の構成図で
ある。又、本実施例では腐食促進試験機2で、塩水噴霧
試験を行った場合についての詳細を説明する。
【0016】本実施例の排液処理装置1は、腐食促進試
験機2からの排気(塩霧)を清浄な空気にするための排
気処理装置3と、排気処理装置3からの排水と腐食促進
試験機2からの排液(塩溶液)をまとめて導入し、溶解
している腐食性物質(塩)を固形物にするための排液蒸
発装置4とから構成されている。
験機2からの排気(塩霧)を清浄な空気にするための排
気処理装置3と、排気処理装置3からの排水と腐食促進
試験機2からの排液(塩溶液)をまとめて導入し、溶解
している腐食性物質(塩)を固形物にするための排液蒸
発装置4とから構成されている。
【0017】排気処理装置3は、上下の端面を塞いだ円
筒5の側周上方に排気取入れ口6があり、腐食促進試験
機2の排気口7に接続する排気配管8が接続してある。
又、その下方側周に円筒5内の空気を排気するための第
1の排気管9が接続してある。第1の排気管9の下方側
周には給水口10があり、円筒5内底部に水を供給する
ために図示しない給水部に連なる給水管11が接続して
ある。給水管11の途中には水量を調節するための水量
調整バルブ12が設けてある。さらに、給水口10の下
方側周にオーバーフロー管13が接続してあり、給水管
11からの水はオーバーフロー管13位置まで蓄えられ
ることになり、この位置までが貯水部14となってい
る。又、円筒5の底部(貯水部底部)には、貯水部14
の水を排水するための排水管15が接続してあり、この
管15の途中に排水量を調節するための排水量調整バル
ブ16が設けてある。又、オーバーフロー管13、排水
管15及び腐食促進試験機2の試験槽17内の溶液を排
出するためのドレイン管18はそれぞれ排液管19に接
続してある。
筒5の側周上方に排気取入れ口6があり、腐食促進試験
機2の排気口7に接続する排気配管8が接続してある。
又、その下方側周に円筒5内の空気を排気するための第
1の排気管9が接続してある。第1の排気管9の下方側
周には給水口10があり、円筒5内底部に水を供給する
ために図示しない給水部に連なる給水管11が接続して
ある。給水管11の途中には水量を調節するための水量
調整バルブ12が設けてある。さらに、給水口10の下
方側周にオーバーフロー管13が接続してあり、給水管
11からの水はオーバーフロー管13位置まで蓄えられ
ることになり、この位置までが貯水部14となってい
る。又、円筒5の底部(貯水部底部)には、貯水部14
の水を排水するための排水管15が接続してあり、この
管15の途中に排水量を調節するための排水量調整バル
ブ16が設けてある。又、オーバーフロー管13、排水
管15及び腐食促進試験機2の試験槽17内の溶液を排
出するためのドレイン管18はそれぞれ排液管19に接
続してある。
【0018】さらに、円筒5内の天井部には水を拡散噴
射するためのシャワーノズル20が8個同一平面上に設
けてある。これらのシャワーノズル20には貯水部14
と接続した循環配管21が接続してある。循環配管21
の途中にはポンプ22が設けてあり、貯水部14の水を
シャワーノズル20から約1.5Kgf/cm2で噴射できる
ように加圧して、シャワーノズル20に送るようになっ
ている。
射するためのシャワーノズル20が8個同一平面上に設
けてある。これらのシャワーノズル20には貯水部14
と接続した循環配管21が接続してある。循環配管21
の途中にはポンプ22が設けてあり、貯水部14の水を
シャワーノズル20から約1.5Kgf/cm2で噴射できる
ように加圧して、シャワーノズル20に送るようになっ
ている。
【0019】排液蒸発装置4は直方体形状の箱体23
で、その内部下方に0.6Kwの加熱ヒーター24が2
本、同一平面上に水平かつ平行に配してある。箱体23
の上面には前記排液管19を接続するための排液取入れ
口25と蒸気を排出するための第2の排気管26が設け
てある。又、箱体23の内部周囲で加熱ヒーター24の
上方に額縁状の枠27が水平に固定してある。箱体23
の内平面とほぼ同じ大きさのステンレス製バット状の蒸
発皿28がこの枠27上に載置されており、箱体23内
は蒸発皿28によって水平に二つに仕切られるようにな
っている。又、箱体23の一側面が開閉可能な扉29と
なっており、蒸発皿28の出し入れが簡単にできるよう
になっている。
で、その内部下方に0.6Kwの加熱ヒーター24が2
本、同一平面上に水平かつ平行に配してある。箱体23
の上面には前記排液管19を接続するための排液取入れ
口25と蒸気を排出するための第2の排気管26が設け
てある。又、箱体23の内部周囲で加熱ヒーター24の
上方に額縁状の枠27が水平に固定してある。箱体23
の内平面とほぼ同じ大きさのステンレス製バット状の蒸
発皿28がこの枠27上に載置されており、箱体23内
は蒸発皿28によって水平に二つに仕切られるようにな
っている。又、箱体23の一側面が開閉可能な扉29と
なっており、蒸発皿28の出し入れが簡単にできるよう
になっている。
【0020】ここで、排液管19を排液取り入れ口25
に接続することで排気処理装置3と排液蒸発装置4が一
体になり、本実施例の排液処理装置1を構成するように
なる。
に接続することで排気処理装置3と排液蒸発装置4が一
体になり、本実施例の排液処理装置1を構成するように
なる。
【0021】さて、本実施例排液処理装置1の排液蒸発
装置4の加熱ヒーター24の総容量1.2Kwは1時間
に約1.2から1.5リットルの水を蒸発できる容量で
ある。これを例えば1時間当たり約0.3から0.4リ
ットルの噴霧量の腐食促進試験機2に用いる場合、貯水
部14への給水量を水量調整バルブ12で約0.5リッ
トルに調整すると、オーバーフロー量に試験槽17内か
らの排液を加えた量は最大約0.9リットルとなり、十
分に排液を蒸発でき、腐食性物質を固形物30とするこ
とができる。
装置4の加熱ヒーター24の総容量1.2Kwは1時間
に約1.2から1.5リットルの水を蒸発できる容量で
ある。これを例えば1時間当たり約0.3から0.4リ
ットルの噴霧量の腐食促進試験機2に用いる場合、貯水
部14への給水量を水量調整バルブ12で約0.5リッ
トルに調整すると、オーバーフロー量に試験槽17内か
らの排液を加えた量は最大約0.9リットルとなり、十
分に排液を蒸発でき、腐食性物質を固形物30とするこ
とができる。
【0022】又、円筒5内部を洗浄する場合などで、腐
食促進試験が中断されていれば、貯水部14の排水を、
例えば1時間当たり約1リットル流れるように排水管1
5途中に設けた排水量調整バルブ16を調節すればこれ
も確実に蒸発でき、溶け込んでいる腐食性物質を固形物
30とすることができる。
食促進試験が中断されていれば、貯水部14の排水を、
例えば1時間当たり約1リットル流れるように排水管1
5途中に設けた排水量調整バルブ16を調節すればこれ
も確実に蒸発でき、溶け込んでいる腐食性物質を固形物
30とすることができる。
【0023】尚、蒸発皿28の材質はステンレス製に限
らず、耐食性かつ耐熱性であればよく、例えば鋼板にテ
フロン(登録商標)コーティングを施したもの等を用いて
もよい。又、貯水部14への給水量は貯水部14の水を
循環使用するために、水に溶け込む腐食性物質の濃度が
上がり、腐食性物質が析出しない程度の量を給水すれば
よく、排液蒸発装置4の加熱ヒーター24の容量は、腐
食促進試験機2の噴霧量と貯水部14からのオーバーフ
ロー量との関係から最適な容量とすればよい。
らず、耐食性かつ耐熱性であればよく、例えば鋼板にテ
フロン(登録商標)コーティングを施したもの等を用いて
もよい。又、貯水部14への給水量は貯水部14の水を
循環使用するために、水に溶け込む腐食性物質の濃度が
上がり、腐食性物質が析出しない程度の量を給水すれば
よく、排液蒸発装置4の加熱ヒーター24の容量は、腐
食促進試験機2の噴霧量と貯水部14からのオーバーフ
ロー量との関係から最適な容量とすればよい。
【0024】
【効果】本考案の排液処理装置を腐食促進試験機を使用
する際に用いることにより、従来、空気中に排出される
排気中に含まれる腐食性物質だけを処理する不完全な処
理装置であったものを、排気を処理するために用いる
水、試験槽から排出される腐食性溶液及び腐食性物質を
含む排気も、周囲の環境に害を与えずに、容易に処理で
きる固形物にできる装置となった。このため、設置場所
に制限がなくなり、例えば通常のオフィスビル等でも腐
食促進試験機を使用することができるようになった。
する際に用いることにより、従来、空気中に排出される
排気中に含まれる腐食性物質だけを処理する不完全な処
理装置であったものを、排気を処理するために用いる
水、試験槽から排出される腐食性溶液及び腐食性物質を
含む排気も、周囲の環境に害を与えずに、容易に処理で
きる固形物にできる装置となった。このため、設置場所
に制限がなくなり、例えば通常のオフィスビル等でも腐
食促進試験機を使用することができるようになった。
【0025】又、排液蒸発装置は箱体内にヒーターを配
して、その上に蒸発皿を載置するという簡単な構成であ
るため底価格で製作でき、さらに簡単な配管の追加で既
存の循環形塩霧装置にも取り付けることができるもので
ある。
して、その上に蒸発皿を載置するという簡単な構成であ
るため底価格で製作でき、さらに簡単な配管の追加で既
存の循環形塩霧装置にも取り付けることができるもので
ある。
【図1】本考案の実施例の排液処理装置の全体の構成
図。
図。
【図2】従来より用いられている塩霧処理装置の構成
図。
図。
【図3】従来より用いられている循環形塩霧処理装置の
構成図。
構成図。
1 排液処理装置 2 腐食促進試験機 3 排気処理装置 4 排液蒸発装置 5 円筒 6 排気取入れ口 7 排気口 8 排気配管 9 第1の排気管 10 給水口 11 給水管 12 水量調整バルブ 13 オーバーフロー管 14 貯水部 15 排水管 16 排水調整バルブ 18 ドレイン管 19 排液管 20 シャワーノズル 21 循環配管 22 ポンプ 23 箱体 24 加熱ヒーター 25 排液取入れ口 26 第2の排気管 28 蒸発皿 30 固形物
Claims (1)
- 【請求項1】 試験槽内で腐食性溶液を噴霧して試料の
腐食を促進する腐食促進試験機から排出される排気及び
排水を処理する装置であって、 上下端面を塞いだ形状の筒体の上方側面に設けた腐食促
進試験機からの排気を導入するための排気取入れ口と、
排気取入れ口下方の筒体側面に接続した筒体内の空気を
排気するための第1の排気管と、第1の排気管下方の筒
体に設けた給水口と、給水口に接続し筒体内に一定流量
の水を供給するための水量調整バルブを備えた給水管
と、筒体底部から第1の排気管の接続位置下方までの間
で一定の水位を保つ貯水部を形成するために設けたオー
バーフロー管と、筒体底部に接続し貯水部の水を一定流
量で排水するための排水量調整バルブを備えた排水管
と、筒体内部で排気取入れ口上方に設けた水を噴射する
ためのシャワーノズルと、貯水部とシャワーノズルとを
連結し貯水部の水を圧送循環するためのポンプを備えた
循環配管とからなる排気処理装置と、 箱体内の下方に設けた加熱ヒーターと、加熱ヒーター上
方に箱体内部を水平に仕切るように配した耐食性金属製
又は耐熱耐食コーティング鋼板製の蒸発皿と、箱体の上
面又は蒸発皿で仕切った箱体の上方側面に設けた第2の
排気管及び排液取入れ口とからなる排液蒸発装置とから
なり、腐食促進試験機のドレイン管と排気処理装置の排
水管及びオーバーフロー管とを一体に連結してなる排液
管を排液蒸発装置の排液取入れ口に接続して構成し、 排気処理装置に腐食試験機の排気を導入し排気に含まれ
ている腐食性物質を水に溶解させて除去し清浄な空気と
して排気すると共に排液蒸発装置で腐食促進試験機の排
液及び排気処理装置からの腐食性物質を含む排水を蒸発
させ腐食性物質を固形物として処理可能とすることを特
徴とする腐食促進試験機の排液処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2583793U JPH0729478Y2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 腐食促進試験機の排液処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2583793U JPH0729478Y2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 腐食促進試験機の排液処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0680165U JPH0680165U (ja) | 1994-11-08 |
| JPH0729478Y2 true JPH0729478Y2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=12176975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2583793U Expired - Lifetime JPH0729478Y2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 腐食促進試験機の排液処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0729478Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016130651A (ja) * | 2015-01-13 | 2016-07-21 | スガ試験機株式会社 | 排気排液回収処理装置および該装置を用いた腐食促進試験機 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109827895A (zh) * | 2019-03-14 | 2019-05-31 | 贵州大学 | 一种用于材料金属实验的盐雾腐蚀实验装置及其操作方法 |
| CN112014301B (zh) * | 2020-08-26 | 2023-06-23 | 和鸿电气股份有限公司 | 一种投光灯的防水实验喷淋箱 |
| CN116609249B (zh) * | 2023-05-18 | 2023-10-27 | 浙江湖州森富机电有限责任公司 | 一种门体快速控制电机负载盐雾试验机及测试方法 |
| CN119086415A (zh) * | 2024-09-04 | 2024-12-06 | 合隆新材料科技(江苏)有限公司 | 一种铜覆钢接地棒耐腐蚀测试装置 |
-
1993
- 1993-04-20 JP JP2583793U patent/JPH0729478Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016130651A (ja) * | 2015-01-13 | 2016-07-21 | スガ試験機株式会社 | 排気排液回収処理装置および該装置を用いた腐食促進試験機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0680165U (ja) | 1994-11-08 |
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