JPH07294839A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07294839A
JPH07294839A JP6090121A JP9012194A JPH07294839A JP H07294839 A JPH07294839 A JP H07294839A JP 6090121 A JP6090121 A JP 6090121A JP 9012194 A JP9012194 A JP 9012194A JP H07294839 A JPH07294839 A JP H07294839A
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JP
Japan
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polygon motor
rotation speed
image forming
forming apparatus
abnormality
Prior art date
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Pending
Application number
JP6090121A
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English (en)
Inventor
Takamasa Hayashi
崇雅 林
Yoshito Tsuboi
淑人 坪井
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポリゴンモータの回転数異常発生時のダメー
ジを最小限に食い止めたり、高回転時にポリゴンモータ
を停止させる時でもモータドライバの発熱を抑えられる
ようにしたり、その回転数の異常検知を誤って行なわな
いようにする。 【構成】 タイミング変更手段Cが、回転数異常検知手
段BによるポリゴンモータAの回転数の異常を検知する
タイミングをその回転数に応じて異ならせる。なお、ポ
リゴンモータAの回転を停止させる際に、その回転数に
応じてその回転を直ちに停止させるか減速させてから停
止させるかを判断し、減速させてから停止させる場合に
はその回転数の異常検知を禁止することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レーザプリンタ等の
光プリンタ,複写機,ファクシミリ装置等の電子写真方
式の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザプリンタ等の画像形成装置は、画
像データに応じてレーザダイオードをオン・オフ発光さ
せると共に、その画像データの解像度(記録密度)に応
じた回転数でポリゴンモータを回転させることにより、
レーザダイオードから射出されるレーザ光をポリゴンモ
ータによって回転されるポリゴンミラーによって偏向走
査し、予め帯電された感光体上に照射して画像形成を行
なう。
【0003】このような画像形成装置では、ポリゴンモ
ータを駆動して所定時間経過した後、回転数が安定した
かどうかを判断するため、その回転数の異常(エラー)
の有無をポリゴンモータに流れる電流値等によってチェ
ックし、モータロック等の異常を検知した時にはそのエ
ラー処理を行なうようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな画像形成装置において、ポリゴンモータの回転数の
可変範囲が狭い場合は、そのポリゴンモータがどの回転
数で回転していてもその回転数の異常を検知するタイミ
ングが一定で問題はなかったが、ポリゴンモータの回転
数の可変範囲が広くなると、次のような問題が生じる。
【0005】すなわち、ポリゴンモータの回転数を上げ
るとその回転が安定するまで時間がかかるため、その回
転数の異常を検知するタイミングを遅らせる必要がある
が、そのタイミングを遅らせて一定にすると、その回転
数が低い時にはその異常検知のために必要以上の時間が
かかってしまい、画像形成速度を低下させたりポリゴン
モータにダメージを与える原因になっていた。
【0006】また、ポリゴンモータの回転数が低い時に
停止命令が出されてもモータドライバは発熱しないが、
回転数が高い時に停止命令が出されるとモータドライバ
は発熱してしまう。もちろん、モータドライバに熱容量
の大きいものを使用すれば問題ないが、それはコストア
ップになる。さらに、ポリゴンモータの減速制御を行な
っている時にその回転数の異常検知を行なうと、不安定
な回転のため誤検知してしまう可能性が高い。
【0007】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、ポリゴンモータの回転数異常発生時のダメージ
を最小限に食い止めると共に、画像形成速度を向上させ
ることを目的とする。また、高回転時にポリゴンモータ
を停止させる時でもモータドライバの発熱を抑えられる
ようにすることも目的とする。さらに、ポリゴンモータ
の回転数の異常検知を誤って行なわないようにすること
も目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、画像データに応じてレーザダイオードを
オン・オフ発光させると共に、その画像データの解像度
に応じた回転数でポリゴンモータを回転させることによ
り、レーザダイオードから射出されるレーザ光をポリゴ
ンモータによって回転されるポリゴンミラーによって偏
向走査し、予め帯電された感光体上に照射して画像形成
を行なうようにした画像形成装置において、図1の機能
ブロック図に示すように、ポリゴンモータAの回転数の
異常を検知する回転数異常検知手段Bと、該手段Bによ
るポリゴンモータAの回転数の異常を検知するタイミン
グをその回転数に応じて異ならせるタイミング変更手段
Cとを設けたものである(請求項1)。
【0009】なお、回転数異常検知手段Bを、ポリゴン
モータAのロック信号をモニタすることによってポリゴ
ンモータAの回転数の異常を検知する手段としたり、あ
るいは1走査毎に画像形成用レーザ光の発光開始タイミ
ングを制御するために感光体上を走査する直前のレーザ
光を検知する光同期検知器の検知信号をモニタすること
によってポリゴンモータAの回転数の異常を検知する手
段とするとよい(請求項2,3)。
【0010】また、図2の機能ブロック図に示すよう
に、ポリゴンモータAの回転を停止させる際に、そのポ
リゴンモータAの回転数に応じて、そのポリゴンモータ
Aを直ちに停止させるか減速させてから停止させるかを
判断する停止制御判断手段Dを設けた画像形成装置も提
供する(請求項4)。
【0011】なお、ポリゴンモータAの駆動電圧を一定
にするとよい(請求項5)。さらに、図2の機能ブロッ
ク図に示すように、ポリゴンモータAの回転数の異常を
検知する回転数異常検知手段Bと、停止制御判断手段D
によってポリゴンモータAを減速させてから停止させる
と判断された場合には、回転数異常検知手段Bによるポ
リゴンモータAの回転数の異常検知を禁止する回転数異
常検知禁止手段Eとを設けることが望ましい(請求項
6)。
【0012】
【作用】請求項1〜3の発明によれば、図1のタイミン
グ変更手段Cが、回転数異常検知手段Bによるポリゴン
モータAの回転数の異常を検知するタイミングをその回
転数に応じて異ならせる(低回転時の検知タイミングよ
り高回転時の検知タイミングを遅らせる)ので、ポリゴ
ンモータAの回転数異常発生時のダメージが最小限に食
い止められ、しかも画像形成速度が向上する。
【0013】なお、回転数異常検知手段Bが、ポリゴン
モータAのロック信号をモニタすることによってポリゴ
ンモータAの回転数の異常を検知したり、1走査毎に画
像形成用レーザ光の発光開始タイミングを制御するため
に感光体上を走査する直前のレーザ光を検知する光同期
検知器の検知信号をモニタすることによってポリゴンモ
ータAの回転数の異常を検知することにより、その異常
検知を容易に行なうことができる。
【0014】請求項4〜6の発明によれば、図2の停止
制御判断手段Dが、ポリゴンモータAの回転を停止させ
る際に、そのポリゴンモータAの回転数に応じてそのポ
リゴンモータAを直ちに停止させるか減速させてから停
止させるかを判断する(低回転時には直ちに停止させ、
高回転時には減速させてから停止させる)ので、高回転
時にポリゴンモータを停止させる時でもモータドライバ
の発熱を抑えることができる。
【0015】なお、ポリゴンモータAの駆動電圧を一定
にすることにより、上述の停止制御を安定して行なえ
る。また、停止制御判断手段Dによってポリゴンモータ
Aを減速させてから停止させると判断された場合には、
回転数異常検知禁止手段Eが回転数異常検知手段Bによ
るポリゴンモータAの回転数の異常検知を禁止すること
により、ポリゴンモータAの回転数が不安定な減速制御
時にその回転数の異常検知を行なうようなことがなくな
るため、その誤検知を確実に防止できる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図3は、この発明の一実施例であるレ
ーザプリンタの機構部の概略を示す構成図である。
【0017】このレーザプリンタのプリンタ本体1は、
感光体ドラム2上を画像データ(ビデオデータ)に応じ
て光学的に走査するレーザ書込ユニット3と、感光体ド
ラム2,帯電チャージャ4,現像ユニット5,転写チャ
ージャ6及びクリーニングユニット7等の画像形成プロ
セスを行なうプロセスユニットと、用紙を供給する上給
紙カセット8及び下給紙カセット9と、現像ユニット5
で現像されて用紙上に転写されたトナー像を加熱及び加
圧して定着する定着ユニット10と、定着ユニット10
で定着処理されて排紙路11を介して排紙される用紙を
受ける下排紙トレイ12及び上排紙トレイ13とを備え
ている。
【0018】また、このレーザプリンタは、プリンタ本
体1の他にオプションとして備えられた大量給紙ユニッ
ト14と、定着ユニット10で定着処理された片面に画
像が形成された用紙を裏返して再度プロセスユニットに
送り込んで両面に画像を形成するための反転ユニット1
5とを有し、プリンタ本体1は反転ユニット15上に載
置され、また大量給紙ユニット14も反転ユニット15
の側部に装着されている。
【0019】そして、上給紙カセット8,下給紙カセッ
ト9及び大量給紙ユニット14には、それぞれ用紙を順
次送出するための上給紙コロ16,下給紙コロ17及び
大量給紙コロ18を設け、またプロセスユニット内の感
光体ドラム2の手前には、用紙と感光体上の画像(トナ
ー像)との用紙送り方向の位置合わせ(縦レジスト調
整)を行なうためのレジストローラ対19を設けてい
る。
【0020】このレーザプリンタは、コンピュータやワ
ードプロセッサ等のホストコンピュータから送られてく
る文字コード等のデータを、内部のコントローラ(キャ
ラクタジェネレータ)によって画像データに変換して、
エンジンドライバによってプリンタ本体1,大量給紙ユ
ニット14及び反転ユニット15の各部を制御して用紙
上に画像を形成するものである。
【0021】つまり、プロセスユニット内の感光体ドラ
ム2を図示しないメインモータによって矢示方向に回転
させ、まず帯電チャージャ4からの放電によってその表
面を一様に帯電した後、詳細は後述するレーザ書込ユニ
ット3によって書き込み用の画像データに応じたレーザ
光を照射して、書き込み画像に応じた静電潜像を形成
し、現像ユニット5によってその静電潜像にトナーを付
着してトナー像として顕像化する。
【0022】一方、選択された用紙に対応する上給紙カ
セット8,下給紙カセット9及び大量給紙ユニット14
の給紙コロ16,17,18のうちのいずれかを駆動し
て用紙を給送し、この用紙の先端を図示しないレジスト
センサで検知すると、この検知結果に基づいて用紙の先
端をレジストローラ対19に押し当てて用紙のスキュー
を矯正し、駆動している給紙コロ16,17又は18を
一時停止して用紙を待機させる。
【0023】そして、所定のタイミングで再度一時停止
している給紙コロ16,17又は18を駆動すると共に
レジストローラ対19を駆動して、用紙をプロセスユニ
ットの転写部に送り込み、この用紙を転写位置で感光体
ドラム2に接触させてトナー像に重ね合わせ、所定のタ
イミングで転写チャージャ6に所定の電圧を印加してト
ナーを用紙側に引き付け、感光体ドラム2上のトナー像
を用紙上に転写する。
【0024】このように、上給紙カセット8,下給紙カ
セット9及び大量給紙ユニット14から給紙された用紙
をレジストローラ対19で一時停止させた後、そのレジ
ストローラ対19を再駆動して転写部に送り込むことに
よって、感光体ドラム2上の画像と用紙との相対的な位
置の内の用紙送り方向すなわち副走査方向の位置調整で
ある縦レジスト調整を行なうことができる。
【0025】したがって、縦レジスト調整は、例えば感
光体ドラム2の回転に同期して出力されるパルスをカウ
ントし、このカウント値が基準値に補正値を加算した値
になったときにレジストローラ対19を駆動することに
よって行なうことができる。
【0026】なお、感光体ドラム2から分離した用紙は
プロセスユニットから定着ユニット10に送り込まれ、
その定着ユニット10が用紙及びトナー像を加熱しなが
ら加圧してトナー像を用紙上に溶融定着する処理を施
し、この定着処理した用紙は排紙路11を介して下排紙
トレイ12又は上排紙トレイ13に排紙され、あるいは
反転ユニット15に送り込まれて再給紙される。
【0027】また、転写工程を終了した感光体ドラム2
は、クリーニングユニット7によって残留トナーが除去
され、図示しない除電ランプの照射によって残留電荷が
消去されて次の画像形成プロセスに備える。
【0028】図4はレーザ書込ユニット3の構成例を示
す斜視図である。このレーザ書込ユニット3において、
レーザダイオード(LD)22より射出されたレーザ光
は、コリメートレンズ23により平行光束とされ、次に
形成するドット(画素密度)の大きさに応じたスリットを
持つアパーチャ24により余分なレーザ光がカットされ
る。
【0029】そのアパーチャ24により整形された平行
光束は、シリンダレンズ25により主走査方向の画像形
成用のレーザ光が感光体ドラム2上で所定の大きさにな
るように集光され、ポリゴンモータ26により回転され
るポリゴンミラー27で主走査方向(感光体ドラム2の
軸方向)xに走査される。そして、一対のFθレンズ2
8により等角運動を等速運動にし、また像面湾曲を補正
する。
【0030】Fθレンズ28を通ったレーザ光は、反射
ミラー29により角度を変えられ、シリンダレンズ30
により副走査方向(感光体ドラム2の回転方向)yの集
光がなされ、感光体ドラム2上に所定ビーム径でスポッ
ト状に結像される。
【0031】なお、感光体ドラム2上を走査する直前の
レーザ光は、ミラー31及びシリンダレンズ32を介し
て光ファイバ33に入射された後、図示しないエンジン
ドライバに備えられたフォトダイオード等の光同期検知
センサ(光同期検知器)34で検知される。そして、エ
ンジンドライバが光同期検知センサ34からの検知信号
を用い、1走査毎に画像形成用レーザ光の発光開始タイ
ミングを制御する。
【0032】図5はこのレーザプリンタの制御部の構成
例を示すブロック図であり、コントローラ38とエンジ
ンドライバ40とによって構成されている。コントロー
ラ38は、パーソナルコンピュータやワードプロセッサ
等のホストコンピュータ39から送られてくる文字コー
ド等のデータを書き込み用の画像データに変換し、それ
をエンジンドライバ40へ転送する。
【0033】エンジンドライバ40は、コントローラ3
8からの画像データ及び各信号に基づいてポリゴンモー
タ26を含むレーザ書込ユニット3及び他のシーケンス
機器類を制御して用紙上に画像を形成させるものであ
り、マイクロコンピュータによって構成されている。な
お、このエンジンドライバ40は、図1,図2に示した
回転数異常検知手段B,タイミング変更手段C,停止制
御判断手段D,回転数異常検知禁止手段Eとしての機能
も果たす。
【0034】すなわち、パルスジェネレータ41,演算
器42,比較器43,カウンタ44(複数のカウンタか
らなる)等の機能を備えた中央処理装置(以下「CP
U」という)45、そのCPU45を動作させるための
プログラムを格納したROM46、CPU45の指示に
基づいてポリゴンモータ26を駆動するポリゴンモータ
ドライバ47等からなる。なお、パルスジェネレータ4
1及びカウンタ44が後述する各タイマとしての機能を
果たす。また、ポリゴンモータ26には一定の駆動電圧
Vccを与えるものとする。
【0035】ここで、この実施例のレーザプリンタで
は、CPU45の制御によって画像データの画素密度
(解像度)を変更できるようにしている。感光体ドラム
2の線速をV,ポリゴンモータ26の回転速度(回転
数)をRm,画素密度をDPIとしたとき、次式の関係
が成立する。 DPI∝Rm/V
【0036】したがって、ポリゴンモータ26の回転速
度Rmを変化させることによって画素密度DPIを変更
することができる。なお、この実施例においては、画像
データの画素密度DPIとポリゴンモータ26の回転速
度Rmとエラー(ポリゴンモータ26の異常)検知タイ
ミング時間と減速必要フラグと減速カウンタの基準値と
の関係を表1に示すように定め、そのデータをテーブル
データとして図4に示したROM46に格納している。
【0037】
【表1】
【0038】図6は、この実施例におけるエンジンドラ
イバ40のCPU45による画像形成用レーザ光の発光
開始タイミング制御を示すフローチャートである。この
ルーチンは、コントローラ38から画像データが転送さ
れてきた時に図示しないメインルーチンによってコール
されてスタートし、まずステップ1でその画像データの
画素密度を設定し、ステップ2でその画素密度に応じた
回転速度(目標回転速度)に対応する時間Tr0 及びエ
ラー検知タイミング時間(表1参照)Te0 を設定す
る。
【0039】ここで図7に示すように、ポリゴンモータ
26の回転速度が速い時(r1 )に安定する時間(t
1 )と遅い時(r2 )に安定する時間(t2 )との関係
はt1>t2 なので、ポリゴンモータ26の異常を検知
するエラー検知タイミング時間の設定を目標回転速度、
つまり画素密度に応じてt1err>t2errのように異なら
せる必要がある。
【0040】その後、ステップ3でポリゴンモータドラ
イバ47に駆動信号を送ってポリゴンモータ26の回転
をスタートさせ、その回転速度が目標回転速度になるよ
うにする。例えば、コントローラ38から400dpi
の画像データを受け取った時は、ポリゴンモータ26を
12000rpmで回転させる。
【0041】次いで、ステップ4でエラー検知タイミン
グタイマをスタートさせ(実際にはそれに先立ってリセ
ット処理も行なう)、パルスジェネレータ41の発生パ
ルスを積算することによって時間計測を行ない、ステッ
プ5で光同期検知センサ34の検知信号をモニタして、
その光同期検知センサ34によってあるタイミング(n
番目)の同期検知用のレーザ光が検知されたか否かを判
断し、そのレーザ光が検知された時に、ステップ6で回
転速度計測タイマをスタートさせて上述と同様に時間計
測を行ない、ステップ7へ移行する。
【0042】ステップ7では、光同期検知センサ34に
よって次のタイミング(n+1番目)の同期検知用のレ
ーザ光が検知されたか否かを判断し、そのレーザ光が検
知された時に、ステップ8で回転速度計測タイマをスト
ップさせる。なお、同期検知用のレーザ光はポリゴンミ
ラー27の一面に対して1回検知されるので、回転速度
計測タイマによる計測時間Tr1 はポリゴンモータ26
の回転速度に比例する。
【0043】次に、ステップ9で回転速度計測タイマに
よる計測時間Tr1と設定時間Tr0とを比較し、Tr1
<Tr0であればステップ10でエラー検知タイミング
タイマによる計測時間Te1と設定時間Te0とを比較し
て、Te1<Te0であればステップ5に戻って上述の処
理を繰り返し、Te1≧Te0になった時にはステップ1
1でエラー検知タイミングタイマをストップさせる。
【0044】さらに、ステップ12でポリゴンモータ2
6を停止させ、ステップ13でポリゴンモータ26の回
転数が異常であることをコントローラ38を介してホス
トコンピュータ39へ報知するなどのエラー処理を行な
う。一方、Te1≧Te0になる前にTr1≧Tr0になっ
た時には、ステップ14でエラー検知タイミングタイマ
をストップさせ、ステップ15でレーザダイオード22
による画像形成用レーザ光の発光をスタートさせる。
【0045】ここで、図8にポリゴンモータ26の回転
速度と定常電流との関係を示すが、この図からポリゴン
モータ26の回転速度が速いほど定常電流が大きいこと
が分かる。言い替えると、ポリゴンモータ26が高速で
回転している時にいきなり停止させられると、定常電流
がどんどん少なくなり、その分がポリゴンモータドライ
バ47の発熱になる。
【0046】つまり、ポリゴンモータ26の回転速度を
増加させるほど、その停止時のポリゴンモータドライバ
47の発熱が大きくなる。そして、その発熱が大きいと
ポリゴンモータドライバ47の破壊につながるため、そ
の発熱を抑える必要がある。そこで、高速で回転してい
るポリゴンモータ26を一度減速させてから停止させる
と、ポリゴンモータドライバ47の温度上昇はいきなり
停止させた時に比べて小さくて済むことが実験により確
認されている。
【0047】図9には高速回転中のポリゴンモータ26
をいきなり停止させる実験を行なった時のその定常電流
Iaとポリゴンモータドライバ47の温度Kとの関係
を、図10には高速回転中のポリゴンモータ26を一度
減速させてから停止させる実験を行なった時のその定常
電流Iaとポリゴンモータドライバ47の温度Kとの関
係をそれぞれ示している。なお、それらの値は実際には
電圧(mV)で示されている。
【0048】これらの図から分かるように、8740r
pmで回転中のポリゴンモータ26をいきなり停止させ
た場合のポリゴンモータドライバ47の温度上昇は78
℃(−156mV/−2mV/℃)で、8740rpm
で回転中のポリゴンモータ26を一度6992rpmに
減速させてから停止させた場合のポリゴンモータドライ
バ47の温度上昇は70℃(−140mV/−2mV/
℃)である。
【0049】図11は、この実施例におけるエンジンド
ライバ40のCPU45によるポリゴンモータの停止制
御を示すフローチャートである。このルーチンは、図示
しないメインルーチンによってコールされるとスタート
し、まずステップ21でコントローラ38からポリゴン
停止要求があったかどうかを判断する。
【0050】そして、コントローラ38からポリゴン停
止要求があった場合にのみステップ22へ進み、減速中
フラグがON状態か否かを判断して、ON状態でなけれ
ばステップ23で現在設定されている画素密度をチェッ
クして(これによってポリゴンモータ26の目標回転速
度が分かる)減速必要フラグのON/OFFをセットす
る。つまり、設定画素密度(目標回転速度)が所定値以
上の時には減速必要フラグをON(“1”)に、所定値
以上でない時にはOFF(“0”)にする。
【0051】次に、ステップ24で減速必要フラグの状
態をチェックし、減速必要フラグがON状態でなければ
直ちにポリゴンモータ26を停止させるが、ON状態で
あればステップ26で減速中フラグをONにし、ステッ
プ27でポリゴンモータ26を減速させ、ステップ28
で減速タイマをスタートさせる。
【0052】一方、ステップ22で減速中フラグがON
状態になっていると判断された場合には、ステップ29
で減速タイマによる計測時間と予め設定された所定時間
(基準時間)とを比較し、減速タイマによる計測時間が
所定時間に達していれば、ステップ30で減速中フラグ
をOFFにし、ステップ31でポリゴンモータ26を停
止させる。
【0053】図12は、この実施例におけるエンジンド
ライバ40のCPU45によるポリゴンエラーチェック
に係わる処理を示すフローチャートである。このルーチ
ンは、図示しないメインルーチンによってコールされる
とスタートし、まず電源投入時のウォーミングアップ中
でなければ減速中フラグの状態をチェックして、減速中
フラグがON状態でなければポリゴンモータ26の回転
速度が異常かどうかをチェックするポリゴンエラーチェ
ック(例えば図6のステップ4〜13に示したような処
理)を行なう。
【0054】このように、この実施例においては、ポリ
ゴンモータ26の回転速度(回転数)の異常を検知する
タイミングをその回転速度に応じて異ならせるので、ポ
リゴンモータ26の回転速度異常発生時のダメージを最
小限に食い止めることができるうえに、画像形成速度が
向上する。
【0055】また、この実施例においては、1走査毎に
画像形成用レーザ光の発光開始タイミングを制御するた
めに感光体ドラム2上を走査する直前のレーザ光を検知
する光同期検知センサ34の検知信号をモニタすること
によってポリゴンモータ26の回転速度の異常を検知す
るようにしたので、その異常検知を容易に行なうことが
できる。
【0056】なお、ポリゴンモータ26をフェーズ・ロ
ックド・ループ回路を用いて制御する場合には、ポリゴ
ンモータ26の入力クロック(基準クロック)と出力ク
ロックとを比較し、その各フェーズ(位相)がロックし
たか否かによって所定の出力信号(ロック信号)をアク
ティブ(例えば“0”)又はノンアクティブ(例えば
“1”)に切り換えられるため、そのロック信号をモニ
タすることによってその回転数の異常を検知することも
できる。
【0057】さらに、この実施例においては、ポリゴン
モータ26の回転を停止させる際に、その回転速度に応
じてポリゴンモータ26を直ちに停止させるか減速させ
てから停止させるかを判断するので、高速で回転してい
るポリゴンモータ26を停止させる時でもポリゴンモー
タドライバ47の発熱を抑えることができる。さらにま
た、ポリゴンモータ26の駆動電圧を一定にしているの
で、上述の停止制御を安定して行なえる。
【0058】また、ポリゴンモータ26を減速させてか
ら停止させると判断した場合には、ポリゴンモータ26
の回転速度の異常検知を行なわないので、ポリゴンモー
タ26の回転速度が不安定な減速制御時にその回転速度
の異常検知を行なうようなことがなくなり、その誤検知
を確実に防止することができる。
【0059】以上、この発明をレーザプリンタに適用し
た実施例について説明したが、この発明はこれに限ら
ず、LEDプリンタや液晶シャッタプリンタ等の他の光
プリンタには勿論、複写機,ファクシミリ装置等の各種
の画像形成装置に適用し得るものである。
【0060】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1〜3
の発明によれば、ポリゴンモータの回転数異常発生時の
ダメージが最小限に食い止められ、しかも画像形成速度
が向上する。さらに、請求項2又は3によれば、ポリゴ
ンモータの異常検知を容易に行なうことができる。
【0061】請求項4〜6の発明によれば、高回転時に
ポリゴンモータを停止させる時でもモータドライバの発
熱を抑えることができる。さらに、請求項6の発明によ
れば、ポリゴンモータの回転数が不安定な減速制御時に
その回転数の異常検知を行なうことがなくなるので、そ
の誤検知を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜3の発明の基本構成を示す機能ブロ
ック図である。
【図2】請求項4〜6の発明の基本構成を示す機能ブロ
ック図である。
【図3】この発明の一実施例であるレーザプリンタの機
構部の概略を示す全体構成図である。
【図4】図3に示したレーザ書込ユニットの構成例を示
す斜視図である。
【図5】同じくレーザプリンタの制御部の構成例を示す
ブロック図である。
【図6】図5に示したエンジンドライバによる画像形成
用レーザ光の発光開始タイミング制御を示すフロー図で
ある。
【図7】同じくポリゴンモータの回転速度rと時間tと
の関係を示す線図である。
【図8】同じくポリゴンモータの回転速度rと定常電流
Iaとの関係を示す線図である。
【図9】同じく高速回転しているポリゴンモータをいき
なり停止させる実験を行なった時のその定常電流Iaと
モータドライバの温度Kとの関係を示す線図である。
【図10】同じく高速回転しているポリゴンモータを一
度減速させてから停止させる実験を行なった時のその定
常電流Iaとモータドライバの温度Kとの関係を示す線
図である。
【図11】同じくエンジンドライバによるポリゴンモー
タの停止制御を示すフロー図である。
【図12】同じくエンジンドライバによるポリゴンエラ
ーチェックに係わる処理を示すフロー図である。
【符号の説明】
1:レーザプリンタ本体 2:感光体ドラム 3:レーザ書込ユニット 22:レーザダイオード 26:ポリゴンモータ 34:光同期検知センサ 38:コントローラ 39:ホストコンピュータ 40:エンジンドライバ 45:中央処理装置 46:ROM 47:ポリゴンモータドライバ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに応じてレーザダイオードを
    オン・オフ発光させると共に、前記画像データの解像度
    に応じた回転数でポリゴンモータを回転させることによ
    り、前記レーザダイオードから射出されるレーザ光を前
    記ポリゴンモータによって回転されるポリゴンミラーに
    よって偏向走査し、予め帯電された感光体上に照射して
    画像形成を行なうようにした画像形成装置において、 前記ポリゴンモータの回転数の異常を検知する回転数異
    常検知手段と、該手段による前記ポリゴンモータの回転
    数の異常を検知するタイミングを該回転数に応じて異な
    らせるタイミング変更手段とを設けたことを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記回転数異常検知手段が、前記ポリゴンモータのロッ
    ク信号をモニタすることによって前記ポリゴンモータの
    回転数の異常を検知する手段であることを特徴とする画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記回転数異常検知手段が、1走査毎に前記画像形成用
    レーザ光の発光開始タイミングを制御するために前記感
    光体上を走査する直前のレーザ光を検知する光同期検知
    器の検知信号をモニタすることによって前記ポリゴンモ
    ータの回転数の異常を検知する手段であることを特徴と
    する画像形成装置。
  4. 【請求項4】 画像データに応じてレーザダイオードを
    オン・オフ発光させると共に、前記画像データの解像度
    に応じた回転数でポリゴンモータを回転させることによ
    り、前記レーザダイオードから射出されるレーザ光を前
    記ポリゴンモータによって回転されるポリゴンミラーに
    よって偏向走査し、予め帯電された感光体上に照射して
    画像形成を行なうようにした画像形成装置において、 前記ポリゴンモータの回転を停止させる際に、該ポリゴ
    ンモータの回転数に応じて、該ポリゴンモータを直ちに
    停止させるか減速させてから停止させるかを判断する停
    止制御判断手段を設けたことを特徴とする画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の画像形成装置において、
    前記ポリゴンモータの駆動電圧が一定であることを特徴
    とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の画像形成装置において、
    前記ポリゴンモータの回転数の異常を検知する回転数異
    常検知手段と、前記停止制御判断手段によって前記ポリ
    ゴンモータを減速させてから停止させると判断された場
    合には、前記回転数異常検知手段による前記ポリゴンモ
    ータの回転数の異常検知を禁止する回転数異常検知禁止
    手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。
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