JPH07295199A - リトグラフ用原版の作製方法 - Google Patents
リトグラフ用原版の作製方法Info
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- JPH07295199A JPH07295199A JP10615594A JP10615594A JPH07295199A JP H07295199 A JPH07295199 A JP H07295199A JP 10615594 A JP10615594 A JP 10615594A JP 10615594 A JP10615594 A JP 10615594A JP H07295199 A JPH07295199 A JP H07295199A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 原稿に忠実な高品質のリトグラフの印刷に用
いる刷版を作製するための原版を、特別な技能を求める
こと無く容易かつ短時間で作成することができるリトグ
ラフ用原版の作製方法を提供する。 【構成】 原稿をカラーフィルム撮影して白黒のポジフ
ィルムを作成し(工程1,2)、このポジフィルムを用
いてマットフィルムにブルーインキで原画の絵柄模様を
必要枚数印刷し(工程3)、次いで、絵柄がブルーイン
キで印刷されたマットフィルムに赤系染料で原稿と対応
した絵柄を描画してポジフィルム原版を作製し(工程
4)、この後、ポジフィルム原版を介しPS版に紫外線
を露光させて刷版を作製するようにした(工程5)。
いる刷版を作製するための原版を、特別な技能を求める
こと無く容易かつ短時間で作成することができるリトグ
ラフ用原版の作製方法を提供する。 【構成】 原稿をカラーフィルム撮影して白黒のポジフ
ィルムを作成し(工程1,2)、このポジフィルムを用
いてマットフィルムにブルーインキで原画の絵柄模様を
必要枚数印刷し(工程3)、次いで、絵柄がブルーイン
キで印刷されたマットフィルムに赤系染料で原稿と対応
した絵柄を描画してポジフィルム原版を作製し(工程
4)、この後、ポジフィルム原版を介しPS版に紫外線
を露光させて刷版を作製するようにした(工程5)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、リトグラフ用原版の
作製方法に関する。
作製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】リトグラフは、同じ版画の領域に属する
木版画が版材に木材を用いる凸版形式、銅版画が版材に
金属(銅)を用いる凹版形式であるのに対して版材に石
版石を用いる石版画を基として発展した平版印刷形式の
版画であり、現在は金属版を主に用いる。このようなリ
トグラフ用原版の作製方法としては、従来、石版や金属
版等に脂肪性の解墨で描画した後に描画面に硝酸ゴム液
を塗布し、版面の描画部分に脂肪との親和性および水に
対する反撥性を、また、描画部分以外の部分に親水性を
付与するようにしたものが知られる。
木版画が版材に木材を用いる凸版形式、銅版画が版材に
金属(銅)を用いる凹版形式であるのに対して版材に石
版石を用いる石版画を基として発展した平版印刷形式の
版画であり、現在は金属版を主に用いる。このようなリ
トグラフ用原版の作製方法としては、従来、石版や金属
版等に脂肪性の解墨で描画した後に描画面に硝酸ゴム液
を塗布し、版面の描画部分に脂肪との親和性および水に
対する反撥性を、また、描画部分以外の部分に親水性を
付与するようにしたものが知られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のリトグラフ用原版の作製方法にあっては、本来
は作家自身が石版に直接に描画する高度に芸術的な創作
作業であり、工業的なものではなかった。したがって、
従来、極めて専門的な技能が求められ、高品質の原版や
刷版を得ることが困難であり、また、原版およびそのた
めの刷版の作製に極めて多くの時間を要するという問題
があった。この発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、原画のもつ色彩、濃度、光沢などを忠実に再現した
リトグラフ複製画を作るための原版が、専門的な技能を
要すること無く、かつ、短時間で作製することができる
作製方法を提供することを目的とする。
た従来のリトグラフ用原版の作製方法にあっては、本来
は作家自身が石版に直接に描画する高度に芸術的な創作
作業であり、工業的なものではなかった。したがって、
従来、極めて専門的な技能が求められ、高品質の原版や
刷版を得ることが困難であり、また、原版およびそのた
めの刷版の作製に極めて多くの時間を要するという問題
があった。この発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、原画のもつ色彩、濃度、光沢などを忠実に再現した
リトグラフ複製画を作るための原版が、専門的な技能を
要すること無く、かつ、短時間で作製することができる
作製方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明にかかるリトグラフ用原版の作
製方法は、原画のカラーフィルムより制作するサイズと
同寸法の版を作製し、該版を用いて透明フィルムに青色
系の透明インクで印刷してマットフィルムを作製し、該
マットフィルムに印刷された図柄を赤色系または黒色系
の染料で図柄の濃度や色に応じて印刷する色に相当する
部分を色ごとに塗り分けて原版を作製する。そして、こ
の原版をPS版に焼き付けて刷版を作製する。
め、請求項1記載の発明にかかるリトグラフ用原版の作
製方法は、原画のカラーフィルムより制作するサイズと
同寸法の版を作製し、該版を用いて透明フィルムに青色
系の透明インクで印刷してマットフィルムを作製し、該
マットフィルムに印刷された図柄を赤色系または黒色系
の染料で図柄の濃度や色に応じて印刷する色に相当する
部分を色ごとに塗り分けて原版を作製する。そして、こ
の原版をPS版に焼き付けて刷版を作製する。
【0005】そして、請求項1記載のリトグラフ用原版
の作製方法は、前記マットフィルムを複数枚作製し、各
マットフィルムの塗り分けを色別の筆記具を用いて行う
態様(請求項2)に構成することができる。
の作製方法は、前記マットフィルムを複数枚作製し、各
マットフィルムの塗り分けを色別の筆記具を用いて行う
態様(請求項2)に構成することができる。
【0006】また、請求項3記載の発明にかかるリトグ
ラフ用原版の作製方法は、原画のカラーフィルムから所
望サイズの連続階調のネガフィルムを作製し、該連続階
調のネガフィルムから光量変化によりリスフィルムによ
るポジフィルムを作製して原版とする。そして、この原
版をPS版に焼き付けて刷版を作製する。
ラフ用原版の作製方法は、原画のカラーフィルムから所
望サイズの連続階調のネガフィルムを作製し、該連続階
調のネガフィルムから光量変化によりリスフィルムによ
るポジフィルムを作製して原版とする。そして、この原
版をPS版に焼き付けて刷版を作製する。
【0007】そして、請求項3記載の発明にかかるリト
グラフ用原版の作製方法は、原画のカラーフィルムから
連続階調の4色分解ネガフィルムを色別に作製し、これ
ら各色の色分解ネガフィルムからそれぞれ光量変化によ
りリスフィルムで原版を作製する態様(請求項4)に構
成することができる。
グラフ用原版の作製方法は、原画のカラーフィルムから
連続階調の4色分解ネガフィルムを色別に作製し、これ
ら各色の色分解ネガフィルムからそれぞれ光量変化によ
りリスフィルムで原版を作製する態様(請求項4)に構
成することができる。
【0008】
【作用】請求項1記載のリトグラフ用原版の作製方法に
よれば、マットフィルムには青色の透明インクで図柄が
印刷され、この絵柄を基にして赤色系染料や墨等の黒色
系染料を塗ることができる。したがって、その赤色系染
料の塗りの作業も容易であり、特に専門的技能を要せ
ず、しかも、短時間で行える。次いで、赤色系染料が塗
られた原版を基にPS版から刷版を作製するが、青色の
透明インクは紫外線を通して原版に形成される模様に影
響を与えないため、赤色系染料を塗った部分に対応した
絵柄模様の原版が作製される。
よれば、マットフィルムには青色の透明インクで図柄が
印刷され、この絵柄を基にして赤色系染料や墨等の黒色
系染料を塗ることができる。したがって、その赤色系染
料の塗りの作業も容易であり、特に専門的技能を要せ
ず、しかも、短時間で行える。次いで、赤色系染料が塗
られた原版を基にPS版から刷版を作製するが、青色の
透明インクは紫外線を通して原版に形成される模様に影
響を与えないため、赤色系染料を塗った部分に対応した
絵柄模様の原版が作製される。
【0009】そして、請求項2記載のリトグラフ用原版
の作製方法によれば、複数のマットフィルムを作製し、
これらを色別の筆記具を用いて塗り分けて色別の原版を
作製し、該原版を用いて刷版が作製されるため、これら
色別の刷版を用い製作する図柄に合わせた色で必要色数
を印刷することでカラーのリトグラフが作製でき、色数
の多いカラーのリトグラフの作製も容易に行える。
の作製方法によれば、複数のマットフィルムを作製し、
これらを色別の筆記具を用いて塗り分けて色別の原版を
作製し、該原版を用いて刷版が作製されるため、これら
色別の刷版を用い製作する図柄に合わせた色で必要色数
を印刷することでカラーのリトグラフが作製でき、色数
の多いカラーのリトグラフの作製も容易に行える。
【0010】また、請求項3記載のリトグラフ用原版の
作製方法によれば、連続階調のネガフィルムを介してリ
スフィルムを露光させて前記ネガフィルム版の階調に応
じたポジフィルムによる複数の原版を作製し、このポジ
フィルム原版を介してPS版を露光させて印刷板、すな
わち刷版を作製するため、原稿の色濃度等に応じた原版
が作製され、作業者の描画作業を機械化させ、工程を簡
略化することもでき、刷版が容易、かつ、短時間で作製
できる。
作製方法によれば、連続階調のネガフィルムを介してリ
スフィルムを露光させて前記ネガフィルム版の階調に応
じたポジフィルムによる複数の原版を作製し、このポジ
フィルム原版を介してPS版を露光させて印刷板、すな
わち刷版を作製するため、原稿の色濃度等に応じた原版
が作製され、作業者の描画作業を機械化させ、工程を簡
略化することもでき、刷版が容易、かつ、短時間で作製
できる。
【0011】さらに、請求項4記載のリトグラフ用原版
の作製方法によれば、連続階調の4色分解ネガフィルム
を色別に作製し、これら各色の色分解ネガフィルムから
それぞれ光量変化によりリスフィルムで色別の原版を作
製し、これら原版から刷版が作製されるため、図柄に合
わせて色別に濃度に応じた複数の刷版を作製でき、色数
の多いカラーのリトグラフの作製も容易である。
の作製方法によれば、連続階調の4色分解ネガフィルム
を色別に作製し、これら各色の色分解ネガフィルムから
それぞれ光量変化によりリスフィルムで色別の原版を作
製し、これら原版から刷版が作製されるため、図柄に合
わせて色別に濃度に応じた複数の刷版を作製でき、色数
の多いカラーのリトグラフの作製も容易である。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1は請求項1記載の発明にかかるリトグラフ
用原版の作製方法の一実施例を示す工程図である。同図
に示すように、この作製方法にあっては、原画をカラー
フィルム撮影して白黒ポジフィルムを作製し(工程1,
2)、ブルーインキにて透明マットフィルムに必要枚数
印刷し(工程3)、赤または墨で色の塗り分けを行って
原版を作製し(工程4)、刷版を作製する(工程5)。
そして、この刷版を用いて厚手のリトグラフ用紙に各色
を刷り分ける多色印刷を行う。
明する。図1は請求項1記載の発明にかかるリトグラフ
用原版の作製方法の一実施例を示す工程図である。同図
に示すように、この作製方法にあっては、原画をカラー
フィルム撮影して白黒ポジフィルムを作製し(工程1,
2)、ブルーインキにて透明マットフィルムに必要枚数
印刷し(工程3)、赤または墨で色の塗り分けを行って
原版を作製し(工程4)、刷版を作製する(工程5)。
そして、この刷版を用いて厚手のリトグラフ用紙に各色
を刷り分ける多色印刷を行う。
【0013】工程3においては、白黒のポジフィルムを
用い原画の絵柄模様を透明な必要枚数のマットフィルム
にブルーインキ(青色系インキ)で印刷する。この工程
3においては、後に刷版を用いて各色の印刷を行うた
め、色の数に応じた枚数のマットフィルムに印刷する。
用い原画の絵柄模様を透明な必要枚数のマットフィルム
にブルーインキ(青色系インキ)で印刷する。この工程
3においては、後に刷版を用いて各色の印刷を行うた
め、色の数に応じた枚数のマットフィルムに印刷する。
【0014】次の工程4においては、作業者が原画を見
ながら墨や赤色系の染料を用いてポジフィルムを着色
し、色別の原版、例えば、シアン(C)、マゼンタ
(M)、イエロウ(Y)および墨(B)の各色の原版を
作製する。ここで、ポジフィルムには青色インクで絵柄
模様が表されているため、赤色系の染料の着色作業も容
易かつ正確に行うことができ、特別な技能も必要とせ
ず、また、短時間で行える。
ながら墨や赤色系の染料を用いてポジフィルムを着色
し、色別の原版、例えば、シアン(C)、マゼンタ
(M)、イエロウ(Y)および墨(B)の各色の原版を
作製する。ここで、ポジフィルムには青色インクで絵柄
模様が表されているため、赤色系の染料の着色作業も容
易かつ正確に行うことができ、特別な技能も必要とせ
ず、また、短時間で行える。
【0015】なお、工程2においてシアン(C)、マゼ
ンタ(M)、イエロウ(Y)および墨(B)の色分解フ
ィルムを作製し、これら色分解フィルムを用いて色別に
ブルーインキでマットフィルムに印刷し、これら透明フ
ィルムを墨や赤色系染料で該当する色に応じ着色して各
色の原版を色別に作製するようにすることも可能であ
る。
ンタ(M)、イエロウ(Y)および墨(B)の色分解フ
ィルムを作製し、これら色分解フィルムを用いて色別に
ブルーインキでマットフィルムに印刷し、これら透明フ
ィルムを墨や赤色系染料で該当する色に応じ着色して各
色の原版を色別に作製するようにすることも可能であ
る。
【0016】続いて、工程5において、PS版に上記各
原版を重ねて紫外線を照射し、色別の刷版を作製する。
ここで、原版にはブルーインキによる絵柄と赤色色素等
による絵柄模様とが描かれているが、紫外線はブルーイ
ンキを透過し赤色染料により遮蔽されるため、PS版は
ポジフィルムの赤色染料塗布部分以外の部分のみが露光
する。したがって、刷版は赤色系染料による着色部分に
対応した絵柄模様を有する。
原版を重ねて紫外線を照射し、色別の刷版を作製する。
ここで、原版にはブルーインキによる絵柄と赤色色素等
による絵柄模様とが描かれているが、紫外線はブルーイ
ンキを透過し赤色染料により遮蔽されるため、PS版は
ポジフィルムの赤色染料塗布部分以外の部分のみが露光
する。したがって、刷版は赤色系染料による着色部分に
対応した絵柄模様を有する。
【0017】この後は、上記色別の刷版を用いてリトグ
ラフ用紙に各色を印刷し、リトグラフを得る。すなわ
ち、刷版にインクや染料を付着させ、この原版にリトグ
ラフ用紙を重ねてローラ等で押圧する。
ラフ用紙に各色を印刷し、リトグラフを得る。すなわ
ち、刷版にインクや染料を付着させ、この原版にリトグ
ラフ用紙を重ねてローラ等で押圧する。
【0018】上述のように、この実施例によれば、原画
のカラーフィルム撮影によって得られた白黒のポジフィ
ルムを用いてマットフィルムにブルーインクで原画の絵
柄模様を印刷し、この原画の絵柄模様がブルーインクで
表されたマットフィルムに墨や赤色染料を塗布着色して
原版を得、この原版をPS版に焼き付けて刷版を作製す
るため、原画に忠実な原版(刷版)を特別な技能を求め
ること無く容易に作製でき、また、その作製に要する時
間を大幅に短縮することができる。
のカラーフィルム撮影によって得られた白黒のポジフィ
ルムを用いてマットフィルムにブルーインクで原画の絵
柄模様を印刷し、この原画の絵柄模様がブルーインクで
表されたマットフィルムに墨や赤色染料を塗布着色して
原版を得、この原版をPS版に焼き付けて刷版を作製す
るため、原画に忠実な原版(刷版)を特別な技能を求め
ること無く容易に作製でき、また、その作製に要する時
間を大幅に短縮することができる。
【0019】図2には請求項3記載の発明にかかるリト
グラフ用原版の作製方法の一実施例を示す工程図であ
る。この実施例にあっては、原画をカラーフィルム撮影
した後(工程A)、4色分解ネガフィルム(コンベンシ
ョナルフィルム)を作製し(工程B)、各色分解ネガフ
ィルムを用い露光を変化させてリスフィルムによりポジ
フィルム原版を作製し(工程C)、刷版を作製する(工
程D)。なお、工程Aと工程Dは上述した実施例の工程
1および工程5と同一の処理であるため、その省略す
る。
グラフ用原版の作製方法の一実施例を示す工程図であ
る。この実施例にあっては、原画をカラーフィルム撮影
した後(工程A)、4色分解ネガフィルム(コンベンシ
ョナルフィルム)を作製し(工程B)、各色分解ネガフ
ィルムを用い露光を変化させてリスフィルムによりポジ
フィルム原版を作製し(工程C)、刷版を作製する(工
程D)。なお、工程Aと工程Dは上述した実施例の工程
1および工程5と同一の処理であるため、その省略す
る。
【0020】工程Bにおいては、撮影カラーフィルムか
らシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロウ(Y)およ
び墨(B)の各4色についてそれぞれ連続階調の分解ネ
ガフィルムを作製する。次いで、工程Cにおいて、各分
解ネガフィルムにリスフィルムを密着させ分解ネガフィ
ルムを介し露光させてポジフィルム原版を各色別に作製
する。このポジフィルム原版の作製に際しては、光の照
射時間等を変化させることで積算光量を段階的に変化さ
せ、分解ネガフィルム版から濃度階調別の複数のポジフ
ィルム原版、例えば、原画の濃度階調に対応した2〜1
0段階のポジフィルム原版を作製する。
らシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロウ(Y)およ
び墨(B)の各4色についてそれぞれ連続階調の分解ネ
ガフィルムを作製する。次いで、工程Cにおいて、各分
解ネガフィルムにリスフィルムを密着させ分解ネガフィ
ルムを介し露光させてポジフィルム原版を各色別に作製
する。このポジフィルム原版の作製に際しては、光の照
射時間等を変化させることで積算光量を段階的に変化さ
せ、分解ネガフィルム版から濃度階調別の複数のポジフ
ィルム原版、例えば、原画の濃度階調に対応した2〜1
0段階のポジフィルム原版を作製する。
【0021】なお、このような写真法による複数の濃度
階調別のポジフィルム原版の作製方法に変えて、電子的
に操作することで同様の原版を作製することができる。
例えば、レイアウトスキャナー(サイテックス社.レス
ポンスシステム)等を用い電子的な処理により作製する
ことができる。また、上述したポジフィルム原版はオペ
ーク等で不要部分の塗り潰しを行うなどの修正を必要に
応じて加えることも可能である。
階調別のポジフィルム原版の作製方法に変えて、電子的
に操作することで同様の原版を作製することができる。
例えば、レイアウトスキャナー(サイテックス社.レス
ポンスシステム)等を用い電子的な処理により作製する
ことができる。また、上述したポジフィルム原版はオペ
ーク等で不要部分の塗り潰しを行うなどの修正を必要に
応じて加えることも可能である。
【0022】続いて、工程Dにおいて、上述した実施例
の工程5と同様にして上記ポジフィルム原版をそれぞれ
PS版に焼き付けて階調に応じた複数の刷版(印刷板)
を色別に作製する。そして、これら色別の刷版を用いて
リトグラフ用紙に多色印刷を行う。
の工程5と同様にして上記ポジフィルム原版をそれぞれ
PS版に焼き付けて階調に応じた複数の刷版(印刷板)
を色別に作製する。そして、これら色別の刷版を用いて
リトグラフ用紙に多色印刷を行う。
【0023】上述したように、この実施例あっては、撮
影カラーフィルムを基にシアン(C)、マゼンタ
(M)、イエロウ(Y)および墨(B)の各4色につい
て連続階調のネガフィルムを作製し、このネガフィルム
からリスフィルムを用いて濃度階調が異なる複数のポジ
フィルム原版を色別に作製し、このポジフィルム原版を
PS版に焼き付けて色別の刷版を作製するため、品質が
安定した原版を特別な技能を求めること無く容易に作製
でき、かつ、その作製に要する時間を大幅に短縮するこ
とができる。
影カラーフィルムを基にシアン(C)、マゼンタ
(M)、イエロウ(Y)および墨(B)の各4色につい
て連続階調のネガフィルムを作製し、このネガフィルム
からリスフィルムを用いて濃度階調が異なる複数のポジ
フィルム原版を色別に作製し、このポジフィルム原版を
PS版に焼き付けて色別の刷版を作製するため、品質が
安定した原版を特別な技能を求めること無く容易に作製
でき、かつ、その作製に要する時間を大幅に短縮するこ
とができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のリトグ
ラフ用原版の作製方法によれば、原画をカラーフィルム
撮影して白黒のポジフィルムを作製し、このポジフィル
ムを用いてマットフィルムにブルーインキで原画の絵柄
模様を印刷し、この絵柄がブルーインキで印刷されたマ
ットフィルムに原画に対応した絵柄を赤系染料で描画し
てポジフィルム原版を作製し、このポジフィルム原版を
介しPS版に紫外線を露光させて刷版を作製するように
したため、原画に忠実な高品質なリトグラフを印刷でき
る刷版が特別な技能を求めること無く容易に作製でき、
また、その作製に要する時間も短縮することができると
いう効果が得られる。
ラフ用原版の作製方法によれば、原画をカラーフィルム
撮影して白黒のポジフィルムを作製し、このポジフィル
ムを用いてマットフィルムにブルーインキで原画の絵柄
模様を印刷し、この絵柄がブルーインキで印刷されたマ
ットフィルムに原画に対応した絵柄を赤系染料で描画し
てポジフィルム原版を作製し、このポジフィルム原版を
介しPS版に紫外線を露光させて刷版を作製するように
したため、原画に忠実な高品質なリトグラフを印刷でき
る刷版が特別な技能を求めること無く容易に作製でき、
また、その作製に要する時間も短縮することができると
いう効果が得られる。
【0025】そして、請求項2記載のリトグラフ用原版
の作製方法は、上記効果に加えて、色別の原版が作製さ
れるため、これら色別の原版を用い刷版を色別に作製
し、これら色別の刷版を用いて順次色分けされた各色を
順次印刷することでカラーのリトグラフが作製でき、カ
ラーのリトグラフの作製も容易に行えるという効果も得
られる。
の作製方法は、上記効果に加えて、色別の原版が作製さ
れるため、これら色別の原版を用い刷版を色別に作製
し、これら色別の刷版を用いて順次色分けされた各色を
順次印刷することでカラーのリトグラフが作製でき、カ
ラーのリトグラフの作製も容易に行えるという効果も得
られる。
【0026】また、請求項3記載のリトグラフ用原版の
作製方法は、原画をカラーフィルム撮影して連続階調の
ネガフィルムを作製し、このネガフィルムを介してリス
フィルムを露光させ、その積算光量を段階的に変化させ
て階調が異なる複数のポジフィルム原版を作製し、この
ポジフィルム原版を基にPS版を用いて刷版を作製する
ようにしたため、一定の品質の原版が特別な技能を要す
ること無く容易かつ短時間で作製できるようになるとい
う効果が得られる。
作製方法は、原画をカラーフィルム撮影して連続階調の
ネガフィルムを作製し、このネガフィルムを介してリス
フィルムを露光させ、その積算光量を段階的に変化させ
て階調が異なる複数のポジフィルム原版を作製し、この
ポジフィルム原版を基にPS版を用いて刷版を作製する
ようにしたため、一定の品質の原版が特別な技能を要す
ること無く容易かつ短時間で作製できるようになるとい
う効果が得られる。
【0027】さらに、請求項4記載のリトグラフ用原版
の作製方法は、複数の色分解ネガフィルムを作製し、こ
れら色分解ネガフィルムのそれぞれについてリスフィル
ムにより階調が異なる複数のポジフィルム原版を作製
し、これらポジフィルム原版から色別に複数の刷版を作
製するため、カラーのリトグラフの作製も容易になると
いう効果が得られる。
の作製方法は、複数の色分解ネガフィルムを作製し、こ
れら色分解ネガフィルムのそれぞれについてリスフィル
ムにより階調が異なる複数のポジフィルム原版を作製
し、これらポジフィルム原版から色別に複数の刷版を作
製するため、カラーのリトグラフの作製も容易になると
いう効果が得られる。
【図1】請求項1記載の発明の一実施例にかかるリトグ
ラフ用原版の作製方法の工程図である。
ラフ用原版の作製方法の工程図である。
【図2】請求項3記載の発明の一実施例にかかるリトグ
ラフ用原版の作製方法の工程図である。
ラフ用原版の作製方法の工程図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 原画のカラーフィルムより制作するサイ
ズと同寸法の版を作製し、該版を用いて透明フィルムに
青色系の透明インクで印刷してマットフィルムを作製
し、該マットフィルムに印刷された図柄を赤色系または
黒色系の染料で図柄の濃度や色に応じて印刷する色に相
当する部分を色ごとに塗り分けて原版を作製し、該原版
をPS版に焼き付けて刷版を作製するようにしたことを
特徴とするリトグラフ用原版の作製方法。 - 【請求項2】 前記マットフィルムを複数枚作製し、各
マットフィルムの塗り分けを原画に応じて色別の筆記具
を用いて行う請求項1記載のリトグラフ用原版の作製方
法。 - 【請求項3】 原画のカラーフィルムから所望サイズの
連続階調のネガフィルムを作製し、該連続階調のネガフ
ィルムから光量変化によりリスフィルムによるポジフィ
ルム原版を作製し、該ポジフィルム原版をPS版に焼き
付けて印刷板を作製し、これを刷版とすることを特徴と
するリトグラフ用原版の作製方法。 - 【請求項4】 原画のカラーフィルムから連続階調の多
色分解ネガフィルムを作製し、これら各色の色分解ネガ
フィルムからそれぞれ光量変化によりリスフィルムによ
るポジフィルム原版を作製する請求項3記載のリトグラ
フ用原版の作製方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10615594A JPH07295199A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | リトグラフ用原版の作製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10615594A JPH07295199A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | リトグラフ用原版の作製方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07295199A true JPH07295199A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=14426427
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10615594A Pending JPH07295199A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | リトグラフ用原版の作製方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07295199A (ja) |
-
1994
- 1994-04-22 JP JP10615594A patent/JPH07295199A/ja active Pending
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