JPH07295307A - 両面画像形成装置並びに反転給紙装置 - Google Patents

両面画像形成装置並びに反転給紙装置

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JPH07295307A
JPH07295307A JP6090257A JP9025794A JPH07295307A JP H07295307 A JPH07295307 A JP H07295307A JP 6090257 A JP6090257 A JP 6090257A JP 9025794 A JP9025794 A JP 9025794A JP H07295307 A JPH07295307 A JP H07295307A
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reversing
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治 涌田
Toshihiro Okabashi
俊裕 岡橋
Osamu Hashimoto
橋本  修
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  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 用紙面に画像を形成するレーザプリンタ部1
2と、用紙の搬送方向の前端部と後端部とを反転させる
前後反転部53と、この前後反転部53とレーザプリン
タ部12との間に各々並列に設けられ、用紙の表裏面を
反転させてレーザプリンタ部12に搬送する上および下
表裏反転搬送路54・55と、前後反転部53から送出
された用紙を上または下表裏反転搬送路54・55に案
内する用紙案内装置56とを備え、複数枚の用紙の片面
にレーザプリンタ部12による画像形成が行われ、これ
ら各用紙が上および下表裏反転搬送路54・55に保持
された後、レーザプリンタ部12にて用紙の反対面に画
像形成が行われる装置。 【効果】 同じ用紙枚数を保持可能な表裏反転搬送路が
一本設けられている場合と比較して、構造を簡略化かつ
小型化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、両面複写が可能な複写
機およびレーザプリンタ等の両面画像形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特公平3−42543号、特公平
4−31871号および特公平4−37425号に開示
されているように、記憶装置に記憶されている画像デー
タに基づいて用紙の両面に画像形成を行うディジタル複
写機およびレーザプリンタ等の両面画像形成装置が知ら
れている。この種の両面画像形成装置では、先ず、上記
の記憶装置から読み出された例えば裏面となるべき画像
データに基づいて、画像形成部により用紙の一方の面に
画像形成が行われ、その後、この用紙が表裏反転搬送路
により用紙面を反転された状態で再度上記の画像形成部
に供給され、上記の記憶装置から読み出された表面とな
るべき画像データに基づいて用紙の他方の面に画像形成
が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の両面画像形成装
置において、連続的に両面画像形成動作を行う場合での
処理速度を高めるには、画像形成部を連続稼働させるた
めに、先ず、各用紙の片面についての画像形成を順次行
うとともに、この片面画像形成済の用紙を上記表裏反転
搬送路に保持していき、その後、表裏反転搬送路から片
面画像形成済の用紙を順次送り出し、この用紙の反対面
に画像形成を行うのが良い。そして、このような順序に
より高い処理速度で画像形成動作を実行するには、長い
表裏反転搬送路を備える必要がある。
【0004】しかしながら、上記従来の両面画像形成装
置において、表裏反転搬送路を単に延長させることによ
り長くする場合には、表裏反転搬送路を蛇行させる必要
があり、このような構造では、搬送路に湾曲部が多く発
生することになる。このため、両面画像形成装置は構造
が複雑となり、かつ大型化するといった問題点を有して
いる。
【0005】尚、特公平3−42543号には、2本の
表裏反転搬送路を備えた構造が開示されているものの、
この構造では、用紙の搬送方向における前端部と後端部
とを反転させる前後反転部が各表裏反転搬送路毎に設け
られたものとなっているので、構造が複雑となってい
る。また、片面画像形成済の用紙を中間トレイに一旦収
容し、この中間トレイから順次用紙を送り出して反対面
の画像形成を行う従来の構成では、中間トレイから用紙
を送り出すピックアップローラが必要であるので構造が
複雑かつ大型となること、および用紙反対面への画像形
成の際に中間トレイから順次用紙を送り出すものである
ため、処理速度が遅くなるといった問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1の発明の両面画像形成装置は、用紙面に
画像を形成する画像形成部と、この画像形成部を通過後
の用紙の搬送方向における前端部と後端部とを反転させ
る前後反転部と、この前後反転部と画像形成部との間に
各々並列に設けられ、前後反転部から送出された用紙の
表裏面を反転させて上記画像形成部に搬送する複数の表
裏反転搬送路と、上記前後反転部から送出された用紙
を、上記の各表裏反転搬送路に案内する用紙案内手段
と、複数枚の用紙の片面に対して画像形成部による画像
形成が行われ、これら各用紙が各表裏反転搬送路に順次
保持された後、各表裏反転搬送路から用紙が画像形成部
に順次供給されて、用紙の反対面に対しての画像形成が
行われるように上記画像形成部、前後反転部、表裏反転
搬送路および用紙案内手段を制御する制御手段とを備え
ていることを特徴としている。
【0007】また、請求項2の発明の両面画像形成装置
は、請求項1の発明の両面画像形成装置において、上記
複数の表裏反転搬送路が、上記前後反転部の上方に設け
られた1本の上表裏反転搬送路と、前後反転部の下方に
設けられた一本の下表裏反転搬送路とからなることを特
徴としている。
【0008】また、請求項3の発明の両面画像形成装置
は、請求項1または2の発明の両面画像形成装置におい
て、上記前後反転部が、正逆転駆動される正逆転ロー
ラ、およびこの正逆転ローラに対する圧接動作および離
間動作が可能な離接ローラからなり、これら正逆転ロー
ラおよびこれに圧接された離接ローラにより用紙搬入位
置への用紙の搬入と用紙搬入位置からの用紙の搬出とを
行う入出紙手段と、用紙搬入位置に搬入された用紙を用
紙搬入位置の所定位置に整合させる整合手段とを有する
一方、上記入出紙手段により用紙搬入位置へ用紙が搬入
されたときに、この用紙の後端部が正逆転ローラと離接
ローラとにより挟み込まれている状態で正逆転ローラが
停止し、離接ローラが正逆転ローラから離間した後、上
記整合手段による整合動作が行われ、その後、離接ロー
ラが正逆転ローラに圧接されるように、上記整合手段と
入出紙手段とを制御する前後反転部制御手段を備えてい
ることを特徴としている。
【0009】また、請求項4の発明の両面画像形成装置
は、請求項1または2の発明の両面画像形成装置におい
て、上記前後反転部が、正逆転駆動される正逆転ロー
ラ、およびこの正逆転ローラに対する圧接動作および離
間動作が可能な離接ローラからなり、これら正逆転ロー
ラおよびこれに圧接された離接ローラにより用紙搬入位
置への用紙の搬入と用紙搬入位置からの用紙の搬出とを
行う入出紙手段と、用紙搬入位置に搬入された用紙を用
紙搬入位置の所定位置に整合させる整合手段とを有する
一方、上記入出紙手段により用紙搬入位置へ用紙が搬入
されたときに、この用紙の後端部が正逆転ローラと離接
ローラとにより挟み込まれている状態で正逆転ローラが
停止し、次に離接ローラが正逆転ローラから離間し、次
に上記整合手段が上記整合動作を行ってこの整合動作状
態で停止し、次に離接ローラが正逆転ローラに圧接さ
れ、次に入出紙手段による用紙搬入位置からの出紙動作
が開始され、その後、整合手段が整合動作状態を解除す
るように、上記整合手段と入出紙手段とを制御する前後
反転部制御手段を備えていることを特徴としている。
【0010】また、請求項5の発明の反転給紙装置は、
正逆転駆動される正逆転ローラおよびこの正逆転ローラ
の上下位置に設けられた上下補助ローラからなるととも
に、これら正逆転ローラおよび上下補助ローラにより、
正逆転ローラの一方側の入出紙位置から正逆転ローラの
他方側の用紙搬入位置への用紙の搬入とこの用紙搬入位
置から上記入出紙位置への用紙の搬出とを行う入出紙手
段を有し、用紙の搬送方向における前端部と後端部とを
反転させる前後反転部と、この前後反転部の上記入出紙
位置に配された始端部から互いに上下に分岐されて、そ
れぞれ前後反転部の上方位置と下方位置とに設けられ、
前後反転部から送出された用紙を保持するとともに、そ
の表裏面を反転させて搬送する各1本の上表裏反転搬送
路および下表裏反転搬送路と、これら上表裏反転搬送路
と下表裏反転搬送路との上記分岐部分の間に終端部が設
けられ、上記前後反転部の入出紙位置に用紙を供給する
入紙路と、上記上および下表裏反転搬送路の始端部並び
に入紙路の終端部と上記入出紙手段との間に設けられ、
上記入紙路からの上記上補助ローラと正逆転ローラとの
間への入紙、および下補助ローラと正逆転ローラとの間
からの下表裏反転搬送路への出紙を案内する第1案内状
態、並びに上記入紙路からの下補助ローラと正逆転ロー
ラとの間への入紙、および上補助ローラと正逆転ローラ
との間からの上表裏反転搬送路への出紙を案内する第2
案内状態とに設定可能な用紙案内手段とを備えているこ
とを特徴としている。
【0011】また、請求項6の発明の反転給紙装置は、
正逆転駆動される正逆転ローラおよびこの正逆転ローラ
の上下位置に設けられた上下補助ローラからなるととも
に、これら正逆転ローラおよび上下補助ローラにより正
逆転ローラの一方側の入出紙位置から正逆転ローラの他
方側の用紙搬入位置への用紙の搬入とこの用紙搬入位置
から上記入出紙位置への用紙の搬出とを行う入出紙手段
を有し、用紙の搬送方向における前端部と後端部とを反
転させる前後反転部と、この前後反転部の上記入出紙位
置に配された始端部から互いに上下に分岐されて、それ
ぞれ前後反転部の上方位置と下方位置とに設けられ、前
後反転部から送出された用紙を保持するとともに、その
表裏面を反転させて搬送する各1本の上表裏反転搬送路
および下表裏反転搬送路と、これら上表裏反転搬送路と
下表裏反転搬送路との上記分岐部分の間に終端部が設け
られ、上記前後反転部の入出紙位置に用紙を供給する入
紙路と、上記上および下表裏反転搬送路の始端部並びに
入紙路の終端部と上記入出紙手段との間に設けられ、正
逆転ローラ側の位置を支点として回動する1個の案内部
材を有し、この案内部材が、上記入紙路からの上記上補
助ローラと正逆転ローラとの間への入紙、および下補助
ローラと正逆転ローラとの間からの下表裏反転搬送路へ
の出紙を案内する第1案内位置、並びに上記入紙路から
の下補助ローラと正逆転ローラとの間への入紙、および
上補助ローラと正逆転ローラとの間からの上表裏反転搬
送路への出紙を案内する第2案内位置とに回動可能であ
る用紙案内手段とを備えていることを特徴としている。
【0012】また、請求項7の発明の反転給紙装置は、
請求項5または6の発明の反転給紙装置において、上記
上および下表裏反転搬送路が用紙を挟持して搬送する搬
送手段を有し、上記上および下補助ローラが正逆転ロー
ラに対する圧接動作および離間動作が可能な離接ローラ
からなる一方、上記入出紙手段により用紙を送り込むべ
き上または下表裏反転搬送路の前方に他の用紙が存在し
ているとき、搬出すべき上記用紙が上記搬送手段により
挟持された状態で、正逆転ローラと共に用紙を搬出して
いる離接ローラが正逆転ローラから離間されるように入
出紙手段を制御する制御手段を備えていることを特徴と
している。
【0013】また、請求項8の発明の両面画像形成装置
は、請求項1、2、3または4発明の両面画像形成装置
において、上記案内手段が、前後反転部からの用紙1枚
の出紙毎に用紙を異なる表裏反転搬送路に案内するもの
であることを特徴としている。
【0014】また、請求項9の発明の両面画像形成装置
は、請求項1、2、3、4または8の発明の両面画像形
成装置において、上記の各表裏反転搬送路が同一長さに
設定され、各表裏反転搬送路には、それらの始端部から
同一の路長位置に用紙搬送手段、および用紙検出手段が
設けられていることを特徴としている。
【0015】また、請求項10の発明の両面画像形成装
置は、請求項1、2、3、4、8または9の発明の両面
画像形成装置において、上記上および下表裏反転搬送路
が対称形状となっていることを特徴としている。
【0016】また、請求項11の発明の両面画像形成装
置は、請求項1、2、3、4、8、9または10の発明
の両面画像形成装置において、上記上および下表裏反転
搬送路が、前後反転部側に位置する固定部材、およびこ
の固定部材と対向するとともに、固定部材に対して開閉
可能な開閉部材を有する一方、上記上および下表裏反転
搬送路における用紙搬送手段が駆動ローラと従動ローラ
とのローラ対からなり、上記駆動ローラが上記固定部材
側に設けられ、上記従動ローラが上記開閉部材側に設け
られていることを特徴としている。
【0017】また、請求項12の発明の両面画像形成装
置は、請求項1、2、3、4、8、9、10または11
の発明の両面画像形成装置において、上記各表裏反転搬
送路が、保持可能枚数の用紙を完全に内部に収容可能な
長さよりも短く設定される一方、上記の制御手段が、各
表裏反転搬送路で保持可能な最終枚目の用紙が入紙する
ときに、少なくともこの最終枚目の用紙の前部を搬送可
能な状態で保持するのに必要な量だけ、先に表裏反転搬
送路に保持されている用紙が搬送方向に送り出されるよ
うに各表裏反転搬送路を制御するものであることを特徴
としている。
【0018】
【作用】請求項1の構成によれば、両面画像形成が複数
枚の用紙に対して行われる場合、先ず、画像形成部は上
記各用紙の片面に対しての画像形成を連続して行う。こ
れら用紙は、用紙案内手段に案内されて各表裏反転搬送
路に順次送られ、表裏反転搬送路で表裏を反転させられ
るとともに順次保持される。その後、再び各用紙は順次
画像形成部に送られ、画像形成部は用紙の反対面に対し
ての画像形成を連続して行う。
【0019】上記のように、本両面画像形成装置では、
表裏反転搬送路が複数本並列に設けられているので、同
じ用紙枚数を保持可能な表裏反転搬送路が一本設けられ
ている場合と比較して、表裏反転搬送路を直線的に形成
することができる。従って、表裏反転搬送路の湾曲部が
少なくなり、両面画像形成装置は構造を簡略化、かつ小
型化することができる。
【0020】請求項2の構成によれば、表裏反転搬送路
が、前後反転部の上方に設けられた1本の上表裏反転搬
送路と、前後反転部の下方に設けられた一本の下表裏反
転搬送路とからなるので、前後反転部の上方と下方とに
分散されたものとなっている。従って、各表裏反転搬送
路における搬送ローラ等の付帯機構が集中せず、スペー
スの有効利用が可能となり、構造の簡略化が容易であ
る。
【0021】請求項3の構成によれば、入出紙手段によ
り用紙搬入位置へ用紙が搬入されたときに、この用紙の
後端部が正逆転ローラと離接ローラとにより挟み込まれ
ている状態で正逆転ローラが停止し、離接ローラが正逆
転ローラから離間した後、上記整合手段による整合動作
が行われ、その後、離接ローラが正逆転ローラに圧接さ
れる。従って、正逆転ローラおよび離接ローラにて用紙
搬入位置に対する入出紙動作を行う構成、即ち用紙搬入
位置からの出紙のためのピックアップローラを不要とし
た簡単な構成において、用紙の送り不良を防止する整合
手段による整合動作が可能となる。また、整合後におけ
る用紙の位置ずれを防止することができる。
【0022】請求項4の構成によれば、入出紙手段によ
り用紙搬入位置へ用紙が搬入されたときに、この用紙の
後端部が正逆転ローラと離接ローラとにより挟み込まれ
ている状態で正逆転ローラが停止し、次に離接ローラが
正逆転ローラから離間し、次に上記整合手段が上記整合
動作を行ってこの整合動作状態で停止し、次に離接ロー
ラが正逆転ローラに圧接され、次に入出紙手段による用
紙搬入位置からの出紙動作が開始され、その後、整合手
段が整合動作状態を解除する。従って、正逆転ローラお
よび離接ローラにて用紙搬入位置に対する入出紙動作を
行う構成、即ち用紙搬入位置からの出紙のためのピック
アップローラを不要とした簡単な構成において、用紙の
送り不良を防止する整合手段による整合動作が可能とな
る。また、前後反転部からの出紙時における用紙の斜め
送り等の送り不良を防止することができる。
【0023】請求項5の構成によれば、用紙案内手段が
第1案内状態に設定されているとき、入紙路から前後反
転部の入出紙位置に供給された用紙は、用紙案内手段に
より上補助ローラと正逆転ローラとの間へ案内され、一
方向への正逆転ローラの回転により用紙搬入位置に搬入
される。また、このとき同時に、上記一方向への正逆転
ローラの回転により、用紙搬入位置の用紙は、下補助ロ
ーラと正逆転ローラとの間から用紙案内手段に案内され
て下表裏反転搬送路へ送り込まれる。
【0024】一方、用紙案内手段が第2案内状態に設定
されているとき、入紙路から上記搬入位置に供給された
用紙は、用紙案内手段により下補助ローラと正逆転ロー
ラとの間へ案内され、上記一方向とは反対の他方向への
正逆転ローラの回転により用紙搬入位置に搬入される。
また、このとき同時に、上記他方向への正逆転ローラの
回転により、用紙搬入位置の用紙は、上補助ローラと正
逆転ローラとの間から、用紙案内手段に案内されて上表
裏反転搬送路へ送り込まれる。
【0025】上記のように、本反転給紙装置では、入紙
路から前後反転部への入紙、および前後反転部から上ま
たは下表裏反転搬送路への出紙を同時に行うことができ
るので、用紙を反転させて給紙する際の処理速度を高め
ることができる。
【0026】請求項6の構成によれば、用紙案内部材が
第1案内位置に移動しているとき、入紙路から前後反転
部の入出紙位置に供給された用紙は、用紙案内部材によ
り上補助ローラと正逆転ローラとの間へ案内され、一方
向への正逆転ローラの回転により用紙搬入位置に搬入さ
れる。また、このとき同時に、上記一方向への正逆転ロ
ーラの回転により、用紙搬入位置の用紙は、下補助ロー
ラと正逆転ローラとの間から用紙案内部材に案内されて
下表裏反転搬送路へ送り込まれる。
【0027】一方、用紙案内部材が第2案内位置に移動
しているとき、入紙路から上記搬入位置に供給された用
紙は、用紙案内部材により下補助ローラと正逆転ローラ
との間へ案内され、上記一方向とは反対の他方向への正
逆転ローラの回動により用紙搬入位置に搬入される。ま
た、このとき同時に、上記他方向への正逆転ローラの回
転により、用紙搬入位置の用紙は、上補助ローラと正逆
転ローラとの間から、用紙案内部材に案内されて上表裏
反転搬送路へ送り込まれる。
【0028】上記のように、本反転給紙装置では、入紙
路から前後反転部への入紙、および前後反転部から上ま
たは下表裏反転搬送路への出紙を同時に行うことができ
るので、用紙を反転させて給紙する際の処理速度を高め
ることができる。さらに、用紙に対する上記入出紙の案
内を1個の用紙案内部材の回転により行う構成であるか
ら、構造が簡単になっている。
【0029】請求項7の構成によれば、入出紙手段によ
り用紙を送り込むべき表裏反転搬送路の前方に他の用紙
が存在しているとき、この搬出すべき用紙が表裏反転搬
送路の搬送手段により挟持された状態で、正逆転ローラ
と共に用紙を搬出している離接ローラが正逆転ローラか
ら離間される。これにより、用紙を送り込むべき上また
は下表裏反転搬送路の前方に他の用紙が存在しているた
めに、前後反転部の用紙搬入位置から表裏反転搬送路へ
の用紙の搬出を停止すべき場合であっても、正逆転ロー
ラの回転を継続させて、離間させた上記離接ローラとは
別の離接ローラと正逆転ローラとにより、用紙搬入位置
への用紙の搬入を継続して行うことができる。従って、
用紙を反転させて給紙する際の処理速度を高めることが
できる。
【0030】請求項8の構成によれば、前後反転部から
の用紙1枚の出紙毎に用紙が異なる表裏反転搬送路に案
内されるので、即ち前後反転部からの用紙1枚の出紙毎
に異なる表裏反転搬送路が使用されるので、各表裏反転
搬送路同士において、搬送ローラ等の搬送手段における
摩耗状態が異なる事態を防止することができる。
【0031】請求項9の構成によれば、各表裏反転搬送
路が同一長さに設定され、各表裏反転搬送路には、それ
らの始端部から同一の路長位置に搬送ローラ等の用紙搬
送手段、および用紙検出手段が設けられているので、各
表裏反転搬送路の搬送ローラ等の搬送手段についての制
御を同様に行うことができ、各表裏反転搬送路の制御が
容易になる。
【0032】請求項10の構成によれば、上および下表
裏反転搬送路が対称形状となっているので、上および下
表裏反転搬送路の製造に共通の部材を使用することがで
き、コストダウンを図り得る。
【0033】請求項11の構成によれば、上および下表
裏反転搬送路における用紙搬送手段が駆動ローラと従動
ローラとのローラ対からなり、上記駆動ローラが表裏反
転搬送路の固定部材側に設けられ、上記従動ローラが表
裏反転搬送路の固定部材に対して開閉可能な開閉部材側
に設けられているので、表裏反転搬送路での紙詰まり処
理のために上および下表裏反転搬送路の開放が必要な構
造において、表裏反転搬送路周りの構造を簡素化し得る
とともに、紙詰まり処理を容易に行うことができる。
【0034】即ち、画像形成面を保護するという一般的
な考え方からすれば、上記駆動ローラが上および下表裏
反転搬送路を形成する下側の部材に設けられ、駆動ロー
ラが用紙の画像形成面と接しないようにするのが良い。
しかしながら、このような構造を本両面画像形成装置に
採用した場合、下表裏反転搬送路において、駆動ローラ
が開閉部材側に設けられることになり、駆動ローラへの
駆動力伝達機構が複雑になってしまうとともに、開閉部
材側が大幅な重量増となって、開閉を行い難くなる。そ
こで、本両面画像形成装置では、構造の簡略化および紙
詰まり処理の容易さを優先し、上記の構成を採用してい
る。
【0035】請求項12の構成によれば、各表裏反転搬
送路で保持可能な最終枚目の用紙が入紙するときに、少
なくともこの最終枚目の用紙の前部を搬送可能な状態で
保持するのに必要な量だけ、先に表裏反転搬送路に保持
されている用紙が搬送方向に送り出される。従って、表
裏反転搬送路は、保持可能枚数の用紙を完全に内部に収
容可能な長さよりも短く設定されていても、入紙した保
持可能枚数の用紙を搬送可能な状態で保持することがで
きる。これにより、本両面画像形成装置では、小型化が
可能である。
【0036】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図39に基づ
いて以下に説明する。図1に示すように、本実施例の両
面画像形成装置としてのディジタル複写機10は、スキ
ャナ部11、画像形成部としてのレーザプリンタ部1
2、多段給紙ユニット13およびソータ14を備えてい
る。
【0037】スキャナ部11は、透明ガラスからなる原
稿載置台15、両面対応の自動原稿送り装置(RDF:
Recirculating Document Feeder )16、およびスキャ
ナユニット17からなる。
【0038】上記RDF16は、複数枚の原稿を一度に
セットしておき、自動的に原稿を1枚ずつスキャナユニ
ット17へ送り、オペレータの選択に応じて原稿の片面
または両面をスキャナユニット17に読み取らせる。ス
キャナユニット17は原稿に光を照射するランプリフレ
クタアセンブリ21、光電変換素子であるCCD(Charg
e Coupled Device) 22、原稿からの反射光をCCD2
2に導くための複数の反射ミラー23、および原稿から
の反射光像をCCD22に結像させるためのレンズ24
を備えている。
【0039】原稿画像をスキャナユニット17にて読み
取ることにより得られた画像データは、ディジタル複写
機10が備える図示しない画像処理部によって各種処理
が施された後、この画像処理部が備えるメモリに一旦記
憶される。その後、上記メモリ内の画像データは、出力
指令に応じてレーザプリンタ部12に与えられ、用紙上
に複写画像として出力される。尚、上記メモリには、外
部装置であるワードプロセッサ、あるいはマイクロコン
ピュータ等の情報機器から転送される画像データも記憶
され、この場合には上記情報機器の画像データが用紙上
に出力される。
【0040】レーザプリンタ部12は、手差し給紙トレ
イ25、レーザ書込みユニット26、および画像を形成
するための電子写真プロセス部27を備えている。
【0041】レーザ書込みユニット26は、上記画像処
理部のメモリから得られる画像データに応じたレーザ光
を出射する半導体レーザ(図示せず)、レーザ光を等角
速度偏向するポリゴンミラー(図示せず)、および等角
速度偏向されたレーザ光が電子写真プロセス部27の感
光体ドラム27a上で等速度偏向されるように補正する
f−θレンズ(図示せず)等を有している。
【0042】電子写真プロセス部27は、周知の態様に
従い、感光体ドラム27aの周囲に帯電器27b、現像
器27c、転写器27d、剥離器27e、クリーニング
器27fおよび除電器27gを備えるとともに、定着器
32を備えている。用紙搬送方向における定着器32の
下流側には搬送路33が設けられ、この搬送路33は排
紙トレイ14へ通じる搬送路34と多段給紙ユニット1
3へ通じる搬送路35とに分岐されている。また、感光
体ドラム27aと転写器27dとの間の入紙側には、こ
の間に所定のタイミングで用紙を供給するレジストロー
ラ40が設けられている。
【0043】上記のレーザプリンタ部12においては、
上記画像処理部のメモリから読み出された画像データが
レーザ書込みユニット26からレーザ光として出力さ
れ、このレーザ光により帯電器27bにて所定電位に帯
電されている感光体ドラム27aが走査され、その表面
上に静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像器2
7cから供給されるトナーにより可視像化され、このト
ナー像は転写器27dにより多段給紙ユニット13から
レジストローラ40を経て供給された用紙上に転写され
る。この用紙は剥離器27eにより感光体ドラム27a
表面から剥離され、感光体ドラム27a表面の残留トナ
ーはクリーニング器27fにより回収され、感光体ドラ
ム27aの残留電位は除電器27gにより除去される。
上記の用紙上に転写されたトナー像は、その後、定着器
32にて用紙上に定着され、搬送路33、切換えゲート
36および搬送路34によりソータ14へ送られ、ある
いは搬送路33、切換えゲート36および搬送路35に
より多段給紙ユニット13の反転給紙装置であるループ
デュープレックスユニット(以下、LDUと称する)2
8へ送られる。
【0044】多段給紙ユニット13は、LDU28、第
1カセット29、第2カッセト30、および選択により
追加可能な第3カセット31を有している。これら第1
ないし第3カセット29〜31に収容された用紙は上か
ら1枚ずつ送り出され、レーザプリンタ部12の電子写
真プロセス部27へ供給される。
【0045】第1および第2カセット29・30から送
出された用紙は共通搬送路37に取り込まれ、一方、第
3カセット31から送出された用紙は搬送路38に取り
込まれて搬送される。上記搬送路37・38は合流し、
搬送路39の後端部とつながっている。この搬送路39
の先端部は、上記レジストローラ40に対する入紙側の
合流点42にて、手差し給紙トレイ25につながる搬送
路41と合流している。また、上記合流点42には、L
DU28の出紙路52に接続された搬送路43が接続さ
れている。
【0046】上記のLDU28は、図示しない把手部を
操作することにより図1の紙面と直交する方向へ移動可
能であり、これによって多段給紙ユニット13に対し、
出し入れ自在となっている。このLDU28は、図2に
示すように、上記搬送路35に接続された入紙路51、
上記搬送路43に接続された出紙路52、入紙路51に
よる用紙の搬入方向に設けられた前後反転部53、表裏
反転搬送路である上表裏反転搬送路54と下表裏反転搬
送路55、および用紙案内手段としての用紙案内装置5
6を備えている。
【0047】入紙路51には前後反転部53へ用紙を搬
入する一対のローラ57a・57bからなる入紙ローラ
57が設けられている。
【0048】前後反転部53は、入紙路51を通じて供
給された用紙の搬送方向における前端部と後端部とをス
イッチバック動作にて反転させるものである。この前後
反転部53は、図3に示すように、支持板58上に設け
られた整合装置59、およびこの整合装置59と入紙路
51との間に設けられた入出紙装置60を有している。
この入出紙装置60における整合装置59側位置は前後
反転部53の入出紙位置となっている。
【0049】上記整合装置59は、入出紙装置60にて
支持板58の用紙搬入位置61に搬入された用紙を、入
出紙装置60による前後反転部53からの出紙後に斜め
送りされることがないように、適正な位置に整合させる
ものである。この整合装置59は、図4に示すように、
用紙の搬送方向と直交する方向へ移動自在に設けられた
一対の整合板141・141と、これら整合板141・
141を駆動して上記整合動作を行わせる整合モータ1
42とを有している。整合モータ142の駆動力は、ギ
ヤ143、ギヤ144、3個のスプロケット145、歯
付きベルト146、ピニオンギヤ147、各整合板14
1・141に取り付けられたラックギヤ148・148
を介して整合板141・141に伝達される。即ち、整
合板141・141は、整合モータ142の一方向への
回転、例えば正転により、互いに接近する方向へ直線移
動し、整合モータ142の逆転により、互いに離間する
方向へ直線移動する。このような整合板141・141
の移動は、支持板58に形成された長穴58aに整合板
141に取り付けられたピン149が配された構造によ
り案内される。また、整合板141・141が離間方向
へ移動して待機位置へ到達した状態は、整合板ホームポ
ジションセンサ150にて検出される。この検出は、整
合板141に設けられた板状のセンサアクチュエータ1
51を整合板ホームポジションセンサ150が検出する
ことにより行われる。
【0050】入出紙装置60は、図3に示すように、入
紙路51における前後反転部53側端部との対向位置に
設けられた正逆転ローラ71、およびこの正逆転ローラ
71の上下位置に設けられ、正逆転ローラ71に対して
離接可能な上および下補助ローラとしての上および下離
接ローラ72・73を有している。
【0051】上記正逆転ローラ71は、図5に示すよう
に、駆動軸74に取り付けられ、この駆動軸74は、図
示しないローラ駆動モータによって回転駆動される。上
および下離接ローラ72・73は、それぞれ、ローラ軸
75・76に取り付けられ、正逆転ローラ71に圧接さ
れたときに、回転する正逆転ローラ71により回転駆動
される。上記ローラ軸75・76は、上下移動自在に設
けられ、それぞれ、複数の引張りばね77…により上お
よび下離接ローラ72・73が正逆転ローラ71に圧接
される方向へ引っ張られている。正逆転ローラ71に対
する上および下離接ローラ72・73の離間動作はそれ
ぞれ離間駆動装置78・79によって行われる。離間駆
動装置78は、回転軸78a、この回転軸78aに設け
られた離間駆動レバー78b、ON動作により、離間駆
動レバー78bにて上離接ローラ72が正逆転ローラ7
1から離間されるように、回転軸78aを回転させる上
離間ソレノイド78cを有している。離間駆動装置79
も、離間駆動装置78と同様の回転軸79a、離間駆動
レバー79bおよび下離間ソレノイド79cを有してい
る。
【0052】また、入出紙装置60では、図3に示すよ
うに、正逆転ローラ71の上下位置に設けられた中用紙
ガイド80と上離接ローラ72の下部位置に設けられた
上用紙ガイド81とにより上用紙通路82が形成され、
上記中用紙ガイド80と下離接ローラ73の上部位置に
設けられた下用紙ガイド83とにより下用紙通路84が
形成されている。
【0053】用紙案内装置56は、図5に示すように、
用紙案内部材としての切換えゲート91とゲート駆動装
置92とを備えている。切換えゲート91は、入出紙装
置60側端部を中心として、図3に実線で示す、第1案
内状態および第1案内位置としての上入紙−下出紙位置
と、二点鎖線で示す、第2案内状態および第2案内位置
としての下入紙−上出紙位置とに回動可能である。上記
の上入紙−下出紙位置は、入紙路51から供給された用
紙を上用紙通路82に案内し、かつ下用紙通路84を通
じて前後反転部53から出紙される用紙を下表裏反転搬
送路55に案内する位置である。また、下入紙−上出紙
位置は、入紙路51から供給された用紙を下用紙通路8
4に案内し、かつ上用紙通路82を通じて前後反転部5
3から出紙される用紙を上表裏反転搬送路54に案内す
る位置である。
【0054】上記ゲート駆動装置92は、図5に示すよ
うに、切換えゲート91が設けられている回転軸92
a、切換えゲート91が上記上入紙−下出紙位置に配さ
れるように、引っ張り動作により回転軸92aを回転さ
せる引張りばね92b、およびON動作により、引張り
ばね92bの引っ張り力に抗して切換えゲート91を下
入紙−上出紙位置に回転させるゲート駆動ソレノイド9
2cを有している。尚、切換えゲート91は、引張りば
ね92bに駆動される場合、図示しないストッパにて上
入紙−下出紙位置に位置決めされる。
【0055】上表裏反転搬送路54と下表裏反転搬送路
55とは、図2に示すように、入紙路51の終端部を始
端部としてそれぞれ上記終端部に対する上下方向へ分岐
し、前後反転部53の上下位置を通過して、出紙路52
の始端部で合流している。上表裏反転搬送路54は、搬
送路前部101、搬送路中間部102および搬送路後部
103からなる。
【0056】搬送路前部101は、円弧状用紙ガイド1
01a、およびこの円弧状用紙ガイド101の内方に設
けられた大径のターンローラ107aとの間に形成さ
れ、円弧状となっている。このターンローラ107aに
は、これと対をなす補助ローラ107bが圧接され、こ
れらローラ107a・107bにより搬送手段としての
上第1搬送ローラ107が構成されている。この上第1
搬送ローラ107の構造は図5に示されており、ターン
ローラ107aと補助ローラ107bがそれぞれローラ
軸107c・107dに設けられ、補助ローラ107b
側のローラ軸107eに設けられた引張りばね107e
・107eにより補助ローラ107bがターンローラ1
07aに圧接されている。
【0057】搬送路中間部102は、搬送路前部101
の終端部から搬送路後部103の始端部まで延びる開閉
部材としての中間部上用紙ガイド102a、この中間部
上用紙ガイド102aと対向する固定部材としての中間
部下前部用紙ガイド102b、および固定部材としての
中間部下後部用紙ガイド102cにて形成されている。
この搬送路中間部102には、搬送路中間部102の前
部側から後部側に向かって、搬送手段としての上第2な
いし上第4搬送ローラ108〜110が設けられてい
る。上第2搬送ローラの駆動ローラ108aは中間部下
前部用紙ガイド102bに設けられ、上第3および上第
4搬送ローラ109・110の駆動ローラ109a・1
10aは中間下後部用紙ガイド102cに設けられてい
る。また、上第2ないし上第4搬送ローラ108〜11
0の従動ローラ108b〜110bは、中間部上用紙ガ
イド102aに設けられている。
【0058】中間部上用紙ガイド102aは、図6に示
すように、搬送路後部103側の端部を中心として、上
記中間部下前部用紙ガイド102bおよび中間部下後部
用紙ガイド102cに対して、回動可能となっている。
従って、上表裏反転搬送路54において紙詰まりが発生
したとき、中間部上用紙ガイド102aを開いて搬送路
中間部102を開放することにより、紙詰まりの処理が
可能となる。この場合、上第2ないし上第4搬送ローラ
108〜110の従動ローラ108b〜110bも中間
部上用紙ガイド102aと共に移動する。
【0059】搬送路後部103は、後部上用紙ガイド1
03aおよび後部下用紙ガイド103bにて形成され、
搬送路中間部102の終端部から出紙路52の始端部に
達している。この搬送路後部103には、駆動ローラ1
11aおよび従動ローラ111bからなる上第5搬送ロ
ーラ111が設けられている。
【0060】下表裏反転搬送路55は、上表裏反転搬送
路54と同様、搬送路前部104、搬送路中間部105
および搬送路後部106からなる。搬送路前部104
は、前記円弧状用紙ガイド101aに対応する円弧状用
紙ガイド104aを有している。この搬送路前部104
には、ターンローラ112aと補助ローラ112bとか
らなり、前記上第1搬送ローラ107に対応する下第1
搬送ローラ112が設けられている。この上第1搬送ロ
ーラ112の構造も、図5に示されており、ターンロー
ラ112aと補助ローラ112bがそれぞれローラ軸1
12c・112dに設けられ、補助ローラ112b側の
ローラ軸112eに設けられた引張りばね112eによ
り補助ローラ112bがターンローラ112aに圧接さ
れている。
【0061】搬送路中間部105は、中間部上用紙ガイ
ド102aに対応する開閉部材としての中間部下用紙ガ
イド105a、中間部下前部用紙ガイド102bに対応
する固定部材としての中間部上前部用紙ガイド105
b、および中間部下後部用紙ガイド102cに対応する
固定部材としての中間部上後部用紙ガイド105cにて
形成されている。搬送路中間部105には、前記上第2
ないし上第4搬送ローラ108〜110に対応する下第
2ないし下第4搬送ローラ113〜116が設けられて
いる。中間部下用紙ガイド105aは、前記中間部上用
紙ガイド102aと同様、中間部上前部用紙ガイド10
5bおよび中間部上後部用紙ガイド105cに対して回
動可能である。尚、この中間部下用紙ガイド105a
は、図2の紙面と直交する方向の奥側の端部を中心と
し、手前側部分から開くようにして、下方へ回動可能で
ある。
【0062】上記下第2ないし下第4搬送ローラ113
〜116は、駆動ローラ113a〜116aが中間部上
前部用紙ガイド105bおよび中間部上後部用紙ガイド
105cに設けられ、従動ローラ113b〜116bが
中間部下用紙ガイド105aに設けられている。搬送路
後部106は、後部下用紙ガイド106aおよび後部上
用紙ガイド106bにて形成され、駆動ローラ116a
および従動ローラ116bからなる下第5搬送ローラ1
16が設けられている。
【0063】上記の上表裏反転搬送路54の搬送路前部
101および搬送路中間部102は、下表裏反転搬送路
55の搬送路前部104および搬送路中間部105と、
前後反転部53を中心として線対称となっている。ま
た、上表裏反転搬送路54の全長と下表裏反転搬送路5
5の全長とは同一長さに設定されている。
【0064】また、例えば上記の上第4搬送ローラ11
0において、図7に示すように、駆動ローラ110aは
回転軸117に取り付けられ、この回転軸117に設け
られたギヤ118を通じて駆動力が入力されることによ
り回転する。一方、従動ローラ110bは、ローラ軸1
20に回転自在に設けられ、ローラ軸120は図示しな
い構造により中間部上用紙ガイド102aに支持されて
いる。従動ローラ110bはローラ軸120を付勢する
板ばね119により駆動ローラ110aに圧接されてい
る。従って、中間部上用紙ガイド102aを開放して上
表裏反転搬送路54の紙詰まり処理を行った後、中間部
上用紙ガイド102aを閉じたときには、駆動ローラ1
10aに対して従動ローラ110bを適切に圧接させる
ことができる。また、紙詰まり処理のために開放される
中間部上用紙ガイド102aに従動ローラ110bが設
けられていることにより、上第4搬送ローラ110の取
り付け構造を上記のように簡単なものとすることができ
る。また、上記の構造は、上第2および上第3搬送ロー
ラ108〜109、並びに下第2ないし下第4搬送ロー
ラ113〜116においても同様に採用されている。
【0065】また、LDU28には、入紙路51に入紙
路用紙センサ121が設けられ、前後反転部53におけ
る上用紙通路82と下用紙通路84との合流部に前後反
転部用紙センサ122が設けられ、上表裏反転搬送路5
4の搬送路中間部102と搬送路後部103にそれぞれ
上中間部用紙センサ123と上後部用紙センサ124が
設けられ、下表裏反転搬送路55の搬送路中間部105
と搬送路後部106にそれぞれ下中間部用紙センサ12
5と下後部用紙センサ126が設けられている。
【0066】そして、上表裏反転搬送路54の上第1な
いし上第5搬送ローラ107〜111と、これらに対応
する下表裏反転搬送路55の下第1ないし下第5搬送ロ
ーラ112〜116、並びに上表裏反転搬送路54の上
中間部用紙センサ123および上後部用紙センサ124
と、これらに対応する下表裏反転搬送路55の下中間部
用紙センサ125および下後部用紙センサ126は、対
応するもの同士が上および下表裏反転搬送路54・55
の始端部から同一の路長位置に設けられている。
【0067】また、LDU28は、後述の本体部コント
ローラとともに制御手段を構成する図8に示すLDUコ
ントローラ131を備えている。このLDUコントロー
ラ131は、図示しないCPU(Central Processing Un
it) 、このCPUの制御プログラムを記憶するROM(R
ead Only Memory)、およびCPUの制御動作と伴う各種
情報の記憶領域となるRAM(Random Access Memory)を
備えている。
【0068】上記LDUコントローラ131には、前記
入紙路用紙センサ121、前後反転部用紙センサ12
2、上中間部用紙センサ123、上後部用紙センサ12
4、下中間部用紙センサ125および下後部用紙センサ
126が接続されている。さらに、LDUコントローラ
131には、LDU28の各ローラの駆動源となるロー
ラ駆動モータ132、上第1クラッチ133、上第2ク
ラッチ134、下第1クラッチ135、下第2クラッチ
136、前記離間駆動装置78の上離間ソレノイド78
c、離間駆動装置79の下離間ソレノイド79c、正転
クラッチ137、逆転クラッチ138、整合モータ14
2および本体部コントローラ161が接続されている。
【0069】上記ローラ駆動モータ132の駆動力は、
上記上第1クラッチ133を介して上第1搬送ローラ1
07のターンローラ107aと上第2および上第3搬送
ローラ108・109の駆動ローラ108a・109a
に伝達され、上第2クラッチ134を介して、上第4お
よび上第5搬送ローラ110・111に伝達される。同
様に、ローラ駆動モータ132の駆動力は、上記下第1
クラッチ135を介して下第1搬送ローラ112のター
ンローラ112aと下第2および下第3搬送ローラ11
3・114の駆動ローラ113a・114aに伝達さ
れ、下第2クラッチ136を介して、下第4および下第
5搬送ローラ115・116に伝達される。また、ロー
ラ駆動モータ132の駆動力は正転クラッチ137ある
いは逆転クラッチ138を介して正逆転ローラ71に伝
達される。正転クラッチ137は、正逆転ローラ71が
図2における時計周り方向へ回転、即ち正転するよう
に、ローラ駆動モータ132の駆動力を正逆転ローラ7
1に伝達するものである。一方、逆転クラッチ138
は、正逆転ローラ71が図2における反時計周り方向へ
回転、即ち逆転するように、ローラ駆動モータ132の
駆動力を正逆転ローラ71に伝達するものである。上記
整合モータ142は、整合板141を駆動し、整合板1
41に整合動作を行わせるものである。
【0070】上記の構成において、先ず、LDU28の
動作を理解し易くするために、その基本動作について簡
単に説明する。図9に示すように、入紙路51から入紙
した1枚目の用紙は、上入紙−下出紙位置に切り換えら
れている切換えゲート91により、上用紙通路82に案
内される。この用紙は、正逆転ローラ71に圧接されて
いる上離接ローラ72と、同図において時計回り方向へ
回転、即ち正転している正逆転ローラ71とにより、用
紙搬入位置61に搬入され、その後、正逆転ローラ71
が停止する。この停止状態において、用紙の後端部は、
図10に示すように、正逆転ローラ71と上離接ローラ
72とにより挟み込まれた状態である。
【0071】上記正逆転ローラ71の停止制御は、入紙
路51の入紙路用紙センサ121にて用紙の先端が検出
されてから用紙サイズに応じた所定時間後に正逆転ロー
ラ71を停止させるものである。上記所定時間の設定
は、第1ないし第3カセット29〜31あるいは手差し
給紙トレイ25から供給された用紙サイズと入出紙装置
60での搬送速度とに基づいてLDUコントローラ13
1により行われる。
【0072】次に、図11に示すように、上離接ローラ
72が用紙の固定状態を解除するために正逆転ローラ7
1から数mm離間した後、整合装置59が作動する。これ
により、整合装置59の整合板141にて斜め送りされ
ていた用紙が所定位置に整合される。
【0073】次に、図12に示すように、上離接ローラ
72が正逆転ローラ71に圧接されるとともに、切換え
ゲート91が下入紙−上出紙位置に切り換えられる。そ
の後、整合板141が待機位置に復帰する。
【0074】次に、図13に示すように、正逆転ローラ
71が同図において反時計回り方向に回転、即ち逆転
し、用紙搬入位置61の用紙が、切換えゲート91に案
内されて、上表裏反転搬送路54に搬入される。この用
紙は、さらに上第1ないし上第3搬送ローラ107〜1
09の回転により、上表裏反転搬送路54内に取り込ま
れる。その後、上記用紙は、上第4および上第5搬送ロ
ーラ110・111の回転により所定のタイミングで出
紙路52から出紙され、レーザプリンタ部12へ供給さ
れる。
【0075】一方、次の2枚目の用紙は、処理速度の向
上、および特定の各ローラ等の摩耗防止のため、切換え
ゲート91、および正逆転ローラ71と下離接ローラ7
3により用紙搬入位置61に搬入された後、下表裏反転
搬送路55を経てレーザプリンタ部12に供給される。
【0076】この場合には、先ず、切換えゲート91が
上記のように下入紙−上出紙位置に切り換えられている
状態において、図14に示すように、入紙路51から入
紙した用紙が、下用紙通路84に案内される。この用紙
は、正逆転ローラ71に圧接されている下離接ローラ7
3と逆転している正逆転ローラ71とにより、用紙搬入
位置61に搬入され、その後、正逆転ローラ71が停止
する。この停止状態において、用紙の後端部は、図15
に示すように、正逆転ローラ71と下離接ローラ73と
により挟み込まれた状態である。この場合の正逆転ロー
ラ71の停止制御は前述の場合と同様である。
【0077】次に、図16に示すように、上離接ローラ
72が正逆転ローラ71から数mm離間した後、整合装置
59の整合板141が整合位置に移動して用紙が所定位
置に整合される。
【0078】次に、図17に示すように、上離接ローラ
72が正逆転ローラ71に圧接されるとともに、切換え
ゲート91が上入紙−下出紙位置に切り換えられる。そ
の後、整合板141が待機位置に復帰する。
【0079】次に、図18に示すように、正逆転ローラ
71が正転し、用紙搬入位置61の用紙が、切換えゲー
ト91に案内されて、下表裏反転搬送路55に搬入され
る。この用紙は、さらに下第1ないし下第3搬送ローラ
112〜114の回転により、下表裏反転搬送路55内
に取り込まれる。その後、上記の用紙は、下第4および
下第5搬送ローラ115・116の回転により所定のタ
イミングで出紙路52から出紙され、レーザプリンタ部
12へ供給される。
【0080】また、3枚目の用紙は、図19に示すよう
に、上用紙通路82を通って用紙搬入位置61へ入紙さ
れる。この動作は図9に示す動作と同一であり、以下、
前述の動作が繰り返される。即ち、入紙路51から順次
供給される用紙は、切換えゲート91の切り換え動作に
伴って、それぞれ、上用紙通路82と下用紙通路84と
を交互に通って用紙搬入位置61に取り込まれ、この用
紙搬入位置61から上表裏反転搬送路54と下表裏反転
搬送路55とに交互に出紙される。
【0081】次に、LDUコントローラ131の制御に
よる上記整合装置59の動作について、図20のフロー
チャートにより説明する。
【0082】整合装置59においては、電源スイッチ
(図示せず)あるいはドアスイッチ(図示せず)がON
されることにより整合モータ142が回転し、整合板1
41・141が整合板ホームポジションセンサ150に
て検出される待機位置に移動する。この動作はLDUコ
ントローラ131の制御による。上記ドアスイッチは、
ディジタル複写機10の前面に設けられた保守および点
検用の前面ドアの位置に設けられ、この前面ドアが閉じ
られることによりONするものである。
【0083】次に、操作パネル(図示せず)への入力あ
るいは原稿サイズセンサ(図示せず)の検出動作によ
り、コピーに使用すべき用紙サイズがLDUコントロー
ラ131へ入力され、その後、コピースタートスイッチ
がONされて給紙が開始されると、LDUコントローラ
131は、整合モータ142を正転させて、整合板14
1・141を待機位置に移動させる。この位置は、整合
時に用紙の側縁部と当接する整合板141・141の図
5に示す立上り部141a・141a間の距離を、用紙
搬入位置61に搬入されてくる用紙の幅に対し、各立上
り部141a側において5mmずつ広くした位置である。
【0084】上記の動作により、整合装置59はその後
の整合動作を迅速に行うことができる。また、上記の待
機位置は、用紙幅に対して余裕をみた位置となっている
ので、用紙搬入位置61に対して用紙が斜めに送り込ま
れた場合や、若干ずれた位置に送り込まれた場合に、用
紙が整合板141・141の端部に引っ掛かって紙詰ま
りを生じるといったことがない。
【0085】次に、入紙路用紙センサ121により用紙
が検出され、正逆転ローラ71の正転または逆転により
用紙搬入位置61に用紙が搬入されると、図20に示す
ように、LDUコントローラ131は、正転または逆転
クラッチ137・138をOFFにして、正逆転ローラ
71を停止させる(S201)。これにより、用紙は待
機位置にある整合板141・141間に配された状態で
停止する。また、LDUコントローラ131は、S20
1の動作と同時に上または下離間ソレノイド78c・7
9cをONにして、このときに用紙を搬入した上または
下離接ローラ72・73を正逆転ローラ71と離間させ
る(S202)。これにより、用紙は自由に移動可能な
状態となる。
【0086】次に、LDUコントローラ131は、内部
に備えているタイマに、上記S201およびS202に
よる正逆転ローラ71、および上または下離接ローラ7
2・73の動作が完了するのに要する時間T1 をセット
する(S203)。そして、LDUコントローラ131
は、これがタイムアップすると(S204)、整合モー
タ142を正転させて、整合板141・141をその用
紙のサイズに応じた整合位置に移動させる(S20
5)。これにより、用紙が所定位置に整合される。即ち
用紙の位置が、その後に用紙搬入位置61から良好な搬
出を行うための適正な位置に補正される。このとき、整
合モータ142がパルスモータであって、1パルス分の
回転で整合板141が例えば0.25mm移動する場合に
は、整合モータ142を20パルス分回転させる。
【0087】次に、整合位置への整合板141の移動が
終了すると、LDUコントローラ131は、直ちにS2
02にてONにした上または下離間ソレノイド78c・
79cをOFFにして、上または下離接ローラ72・7
3を正逆転ローラ71に圧接させる(S206)。この
とき、LDUコントローラ131は、S206の動作に
より上または下離接ローラ72・73が正逆転ローラ7
1に圧接されるまでの所定時間T2 をタイマにセットす
る(S207)。これがタイムアップしたとき、図12
または図17に示すように、用紙搬入位置61の用紙
は、所定位置に整合されて用紙搬入位置61から正確に
搬出可能な状態で固定される。
【0088】上記タイマがタイムアップすると(S20
8)、LDUコントローラ131は、正転または逆転ク
ラッチ137・138をONにして用紙が出紙される方
向に正逆転ローラ71を回転させ、下または上離間ソレ
ノイド79c・78cをOFFにして、用紙を搬出しな
い側の下または上離接ローラ73・72を正逆転ローラ
71から離間させる。さらに、LDUコントローラ13
1は、上または下第1クラッチ133・135をONに
して、用紙を搬送する側の上または下表裏反転搬送路5
4・55における上第1ないし上第3搬送ローラ107
〜109または下第1ないし下第3搬送ローラ112〜
114を回転させる(S209)。また、LDUコント
ローラ131は、タイマに所定時間T3 を設定し(S2
10)、整合板141・141を上記待機位置に移動さ
せる(S211)。
【0089】上記S209において、用紙を搬出しない
側の下または上離接ローラ73・72を正逆転ローラ7
1から離間させるのは、その側の下または上離接ローラ
73・72と正逆転ローラ71との間に搬出待機状態で
用紙が挟み込まれて停止している場合にこの用紙の搬送
を防止するためである。尚、この場合にこの用紙は、後
述するように、前部が上第1または下第1搬送ローラ1
07・108に挟み込まれているので、回転する正逆転
ローラ71と接することにより送り方向が斜めになって
しまうことがない。また、上記S211の動作において
は、整合モータ142が20パルス分逆転する。これに
より、整合板141・141は用紙搬入位置61への次
の用紙の搬入に対する待機状態となる。
【0090】次に、上記タイマがタイムアップすると
(S212)、LDUコントローラ131は、正転また
は逆転クラッチ137・138をOFFにして正逆転ロ
ーラ71を停止させ、上または下第1クラッチ133・
135をOFFにして、用紙を搬送する側の上または下
表裏反転搬送路54・55における上第1ないし上第3
搬送ローラ107〜109または下第1ないし下第3搬
送ローラ112〜114を停止させる。また、LDUコ
ントローラ131は、上または下離間ソレノイド78c
・79cをONにして、用紙を搬出した上または下離接
ローラ72・73を正逆転ローラ71から離間させる
(S213)。この動作の結果、用紙は上第1または下
第1搬送ローラ107・112に挟み込まれた状態で停
止する。また、以上の動作タイミングは、図21に示す
ものとなる。
【0091】次に、図8に示したLDUコントローラ1
31の制御動作に基づくLDU28の全体的な動作を、
図22ないし図30のフローチャート、および図31な
いし図34のタイミングチャートに基づいて、詳細に説
明する。
【0092】LDU28において、用紙は図35(a)
(b)に示すように保持され、その後、順次搬送される
ものとする。尚、図31ないし図34は、図35(a)
に示すように、用紙が上および下表裏反転搬送路54・
55に順次6枚保持される場合について示している。
尚、図31の(a)に示す動作タイミングのレジストロ
ーラクラッチは、図示しない駆動源の駆動力をレジスト
ローラ40に伝達するものであり、ON動作によってレ
ジストローラ40を回転させるものである。また、同図
の(b)に示す動作タイミグの剥離部用紙センサ(図示
せず)は、剥離器27eにおける用紙搬送方向側に設け
られ、用紙の通過を検出するものである。また、図22
におけるS9〜S22の動作は、前述の図20に示した
動作に対応するものである。
【0093】ディジタル複写機10では、両面複写が設
定されている場合、先ず、図1に示すレーザプリンタ部
12において、感光体ドラム27aの表面に所定の複写
プロセスにてトナー像が形成されると、図31に示すよ
うに、レジストローラクラッチがONされるとともに
(図31の(a))、整合装置59の整合板141が待
機位置に戻る(図31の(d))。
【0094】上記レジストローラクラッチのONによ
り、レジストローラ40が回転し、レジストローラ40
に保持されていた用紙が感光体ドラム27aと転写器2
7dとの間に送られる。次に、感光体ドラム27aの表
面のトナー像が転写器27dにより上記用紙に転写さ
れ、この用紙が剥離器27eにより感光体ドラム27a
の表面から剥離される。その後、上記用紙は、定着器3
2に送られて定着処理された後、切換えゲート36によ
り搬送路35に案内され、入紙路51に搬送される。
【0095】一方、上記剥離器27eを通過した用紙の
先端部が上記剥離部用紙センサにて検出されると(図3
1の(b))、切換えゲート36が用紙を搬送路35方
向へ案内するように切り換えられる(図31の
(c))。
【0096】次に、図22に示すように、入紙路51へ
の用紙の入紙が入紙路用紙センサ121にて検出される
と(S1)、LDUコントローラ131は、この用紙の
搬送に上表裏反転搬送路54を使用するか否か、即ち上
記用紙の搬送に上表裏反転搬送路54と下表裏反転搬送
路55との何れを使用するかを判定する(S2)。この
判定においては、本LDU28が用紙を上表裏反転搬送
路54と下表裏反転搬送路55とで交互に搬送するよう
になっているので、この順序に従う。
【0097】この場合、使用する搬送路が上表裏反転搬
送路54であれば、LDUコントローラ131は、用紙
案内装置56のゲート駆動ソレノイド92cをOFFに
して切換えゲート91を上入紙−下出紙位置に切り換
え、離間駆動装置78の上離間ソレノイド78cをOF
Fにして正逆転ローラ71に上離接ローラ72を圧接さ
せ、正転クラッチ137をONにして正逆転ローラ71
を正転させる(S3)。
【0098】一方、S2の判定において、使用する搬送
路が下表裏反転搬送路55であれば、LDUコントロー
ラ131は、ゲート駆動ソレノイド92cをONにして
切換えゲート91を下入紙−上出紙位置に切り換え、下
離間ソレノイド79cをOFFにして正逆転ローラ71
に下離接ローラ73を圧接させ、逆転クラッチ138を
ONにして正逆転ローラ71を逆転させる(S4)。
【0099】その後、上記用紙が通過して入紙路用紙セ
ンサ121がOFFになると(S5)、LDUコントロ
ーラ131は、内部に備えているタイマに、上記用紙が
用紙搬入位置61に入紙し、かつその後端部が正逆転ロ
ーラ71と上離接ローラ72との間に挟み込まれている
状態、即ち図10に示した状態となるのに要する時間を
セットする(S6)。そして、LDUコントローラ13
1は、これがタイムアップすると(S7)、上表裏反転
搬送路54を使用している場合(S8)、上離間ソレノ
イド78cをONして上離接ローラ72を正逆転ローラ
71から離間させるとともに、正転クラッチ137をO
FFにして正逆転ローラ71を停止させる(S9)。
【0100】一方、LDUコントローラ131は、下表
裏反転搬送路55を使用している場合(S8)、下離間
ソレノイド79cをONして下離接ローラ73を正逆転
ローラ71から離間させるとともに、逆転クラッチ13
8をOFFにして正逆転ローラ71を停止させる(S1
0)。
【0101】次に、LDUコントローラ131は、S9
またはS10の動作が完了するのに要する時間をタイマ
にセットする(S11)。これがタイムアップしたと
き、例えば図11または図16に示したように、用紙に
対する固定が解除される。
【0102】上記タイマがタイムアップすると(S1
2)、LDUコントローラ131は、整合モータ142
を回転させて、整合板141を整合位置へ移動させる
(S13)。この整合位置は、各サイズの用紙毎に設定
された位置である。
【0103】次に、図23に示すように、整合位置への
整合板141の移動が終了すると(S14)、LDUコ
ントローラ131は、上表裏反転搬送路54を使用して
いる場合(S15)、直ちに上離間ソレノイド78cを
OFFにする一方(S16)、下表裏反転搬送路55を
使用している場合(S15)、直ちに下離間ソレノイド
79cをOFFにする(S17)。
【0104】次に、LDUコントローラ131は、S1
7またはS18の動作により上または下離接ローラ72
・73が正逆転ローラ71に圧接されるまでの所定時間
をタイマにセットする(S18)。これがタイムアップ
したとき、図12または図17に示すように、用紙搬入
位置61の用紙は、所定位置に整合された状態で固定さ
れる。
【0105】上記タイマがタイムアップすると(S1
9)、上表裏反転搬送路54を使用している場合(S2
0)、LDUコントローラ131は、下離間ソレノイド
79cをONにして下離接ローラ73を正逆転ローラ7
1から離間させ、ゲート駆動ソレノイド92cをONに
して切換えゲート91を下入紙−上出紙位置に切り換
え、逆転クラッチ138をONにして正逆転ローラ71
を逆転させ、上第1クラッチ133をONにして上第1
ないし上第3搬送ローラ107〜109を回転させ、さ
らにシフトモードをセットする(S21)。
【0106】一方、下表裏反転搬送路55を使用してい
る場合、LDUコントローラ131は、上離間ソレノイ
ド78cをONにして上離接ローラ72を正逆転ローラ
71から離間させ、ゲート駆動ソレノイド92cをOF
Fにして切換えゲート91を上入紙−下出紙位置に切り
換え、正転クラッチ137をONにして正逆転ローラ7
1を正転させ、下第1クラッチ135をONにして下第
1ないし下第3搬送ローラ112〜114を回転させ、
さらにシフトモードをセットする(S22)。上記S2
1またはS22の動作により、用紙搬入位置61の用紙
は、上表裏反転搬送路54または下表裏反転搬送路55
に送り出される。
【0107】尚、S21またはS22の動作において、
出紙に使用する上または下離接ローラ72・73とは異
なる下または上離接ローラ73・72を正逆転ローラ7
1から離間させるのは、上記出紙側とは異なる下または
上離接ローラ73・72と正逆転ローラ71との間に出
紙待ち状態の用紙が挟み込まれている場合に、この用紙
の移動を防止するためである。
【0108】また、このときの切換えゲート91の位置
および正逆転ローラ71の回転方向は、出紙に使用する
上または下用紙通路82・83とは異なる下または上用
紙通路83・82を通じての用紙搬入位置61への入紙
を可能とするものである。従って、この入紙を上記出紙
と同時に行う場合には、入紙側となる下または上離接ロ
ーラ72・73を正逆転ローラ71に圧接させればよ
い。
【0109】上記シフトモードは、上記搬送中の用紙の
後から上表裏反転搬送路54に入紙する用紙がある場
合、この用紙を上第1搬送ローラ107に挟み込む位置
まで搬送するために、上記搬送中の用紙を、後から入紙
する用紙との重なり合いを防止し得る分、例えば30mm
程度、前方へシフトさせる制御である。
【0110】次に、LDUコントローラ131は、用紙
搬入位置61から出紙される用紙が、この出紙開始時か
ら上第1搬送ローラ107または下第1搬送ローラ11
2に十分に挟み込まれるまでの時間をタイマにセットし
(S23)、整合板141・141を待機位置に移動さ
せる(S24)。その後、上記タイマがタイムアップす
ると(S25)、図24に示すように、上表裏反転搬送
路54を使用している場合(S26)、LDUコントロ
ーラ131は、上離間ソレノイド78cをONにして上
離接ローラ72を正逆転ローラ71から離間させる(S
27)。この状態において、上記用紙は上第1搬送ロー
ラ107に挟み込まれており、正逆転ローラ71を回転
させても用紙は搬送されない。従って、次の用紙を下用
紙通路84を通じて正逆転ローラ71と下離接ローラ7
3とにより用紙搬入位置61へ搬入することが可能とな
る。
【0111】次に、上表裏反転搬送路54において、用
紙を搬送すべき前方に用紙が既にある場合、用紙同士が
重なり合うのを避けるために用紙の搬送を停止すべき状
態であるので、即ち停止モードであるので(S28)、
LDUコントローラ131は、上第1クラッチ133を
OFFにして上第1ないし上第3搬送ローラ107〜1
09を停止させ、さらにシフトモードをクリアする(S
29)。上記した、用紙を搬送すべき前方に用紙が既に
ある場合とは、例えば上表裏反転搬送路54が用紙を3
枚保持可能な場合において上表裏反転搬送路54に搬入
しようとする用紙が3枚目の用紙である場合である。ま
た、この場合の検出は、上中間部用紙センサ123およ
び上後部用紙センサ124により行われる。尚、このと
きにも、逆転する正逆転ローラ71とこれに圧接される
下離接ローラ73とによる下用紙通路84を通じての用
紙搬入位置61への入紙は可能である。
【0112】一方、S28において、上表裏反転搬送路
54の用紙を搬送すべき前方に用紙が無い場合、用紙を
停止すべき状態ではないので、即ち停止モードではない
ので、LDUコントローラ131は上第1クラッチ13
3をONとして、用紙の搬送を継続する(S30)。
【0113】その後、図25に示すように、用紙の先端
部が上中間部用紙センサ123にて検出されると(S3
1)、LDUコントローラ131は、上中間部用紙セン
サモニタをセットするとともに、タイマに所定時間をセ
ットする(S32)。
【0114】上記の上中間部用紙センサモニタは、図2
9(a)に示す制御である。即ち、上中間部用紙センサ
123がOFFになると(S101)、即ち用紙が上中
間部用紙センサ123を通過すると、タイマに所定時
間、例えばこの時点の位置よりも用紙が適当な位置にさ
らに搬送される時間をセットし(S102)、これがタ
イムアップすると(S103)、上第1クラッチ133
をOFFにして用紙の搬送が終了した上第1ないし上第
3搬送ローラ107〜109を停止させ(S104)、
上中間部用紙センサモニタをクリアする(S105)。
【0115】次に、S32で設定したタイマがタイムア
ップすると、LDUコントローラ131は、一旦、上第
1クラッチ133をOFFにして上第1ないし上第3搬
送ローラ107〜109を停止させる。
【0116】次に、上表裏反転搬送路54の用紙を搬送
すべき前方に用紙が既にある場合、LDUコントローラ
131は、停止モードを設定する(S35)。このと
き、さらにシフトモードを設定すべきであれば、LDU
コントローラ131は、これを設定し(S36)、上第
1クラッチ133をONにして上第1ないし上第3搬送
ローラ107〜109を回転させる(S37)。これと
同時に、LDUコントローラ131は、タイマに用紙の
シフトに要する所定時間をセットし(S38)、これが
タイムアップすると(S39)、上第1クラッチ133
をOFFにして上第1ないし上第3搬送ローラ107〜
109を停止させる(S40)。
【0117】その後、停止モードを継続していれば(S
41)、LDUコントローラ131は、用紙を前方に搬
送すべきとき、即ち停止モードを解除すべきときまで待
機し、前の用紙が搬送されてこの停止モードを解除すれ
ば、S42に進む。また、上記S36において、シフト
モードを設定すべきでなければ、即ち後から別の用紙が
入紙して来ない場合には、同様に停止モードの解除を待
って、S42へ進む。
【0118】一方、S35において用紙の搬送方向前方
に他の用紙がなくて停止モードではない場合、またはS
35あるいはS41において停止モードを解除した場
合、LDUコントローラ131は、上第1クラッチ13
3をONにして上第1ないし上第3搬送ローラ107〜
109を回転させるとともに、上第2クラッチ134を
ONにして上第4および上第5搬送ローラ110・11
1を回転させる(S42)。
【0119】その後、図26に示すように、用紙の先端
部が上後部用紙センサ124にて検出されると(S4
3)、LDUコントローラ131は、上後部用紙センサ
モニタをセットする(S44)。
【0120】上記の上後部用紙センサモニタは、図29
(b)に示すように、前記上中間部用紙センサモニタの
制御と同様、上後部用紙センサ124がOFFになると
(S111)、タイマに所定時間をセットし(S11
2)、これがタイムアップすると(S113)、上第2
クラッチ134をOFFにして用紙の搬送が終了した上
第4および上第5搬送ローラ110・111を停止させ
(S114)、上後部用紙センサモニタをクリアするも
のである(S115)。
【0121】次に、用紙の搬送方向の長さが例えばA4
版の横送りを越える長寸であれば、LDUコントローラ
131は、上第2クラッチ134をOFFにして上第4
および上第5搬送ローラ110・111を停止させる
(S48)。
【0122】一方、用紙の搬送方向の長さが例えばA4
版横送り以下の短寸であれば(S45)、LDUコント
ローラ131は、タイマに所定時間を設定し(S4
6)、これがタイムアップすると(S47)、上第2ク
ラッチ134を停止させる(S48)。これは、上記短
寸の用紙を後のシフトモード設定の有無に関わらず、予
めシフトさせておく制御であり、このシフト量に相当す
る移動時間だけ、レーザプリンタ部12を制御する本体
部コントローラ161からの出紙要求に対する応答性を
高めるものである。
【0123】また、上記上第2クラッチ134のOFF
に伴い、LDUコントローラ131は、用紙が上記長寸
であれば(S49)、上第1クラッチ133をOFFに
して上第3搬送ローラ109も停止させる(S50)。
これは、用紙が上記長寸である場合に、その後端部が上
第3搬送ローラ109に挟み込まれているので、このロ
ーラ109による搬送動作も停止させるものである。こ
れにより、用紙は、上表裏反転搬送路54における搬送
路後部103と搬送路中間部102の後部とに渡って配
された状態で停止する。
【0124】次に、シフトモードを設定した場合(S5
1)、LDUコントローラ131は、上第1および上第
2クラッチ133・134をONにして上第1ないし上
第5搬送ローラ107〜111を回転させる(S5
2)。これと同時にLDUコントローラ131は、タイ
マに所定時間を設定し(S53)、これがタイムアップ
すると(S54)、上第1および上第2クラッチ133
・134をOFFにして上第1ないし上第5搬送ローラ
107〜111を停止させる(S55)。
【0125】その後、本体部コントローラ161より上
表裏反転搬送路54からの出紙要求があれば(S5
6)、LDUコントローラ131は、上第1クラッチ1
33をONにして上第3搬送ローラ109を回転させる
とともに(S57)、上第2クラッチ134をONにし
て上第4および上第5搬送ローラ110・111を回転
させる(S59)。これにより、上表裏反転搬送路54
から最前部の上記長寸の用紙が1枚、出紙路52に送り
出され、搬送路43を通じてレーザプリンタ部12に供
給される。尚、上記の上第1および上第2クラッチ13
3・134は、それぞれ、図29(a)および同図
(b)に示した上中間部用紙センサモニタおよび上後部
用紙センサモニタの制御により、その後OFFにされ
る。
【0126】また、LDUコントローラ131は、S5
1においてシフトモードを設定しなければ、S56で上
記本体部コントローラ161からの出紙要求を待って、
S57・S59により出紙を行う。尚、S56で上記出
紙要求が無い場合、S51に戻るものの、S51〜S5
5の動作が一度行われた場合には、これらが繰り返され
ることはない。
【0127】一方、S49において、用紙が上記短寸で
ある場合、LDUコントローラ131は、上記本体部コ
ントローラ161からの出紙要求があるまで待機し(S
58)、出紙要求があれば、上第2クラッチ134をO
Nにして上第4および上第5搬送ローラ110・111
を回転させる(S59)。これにより、上表裏反転搬送
路54から最前部の上記短寸の用紙が1枚、レーザプリ
ンタ部12に供給される。
【0128】また、前記S26において、下表裏反転搬
送路55を使用している場合、図24に示すS60から
図27に示す動作を経て、図28に示すS92までの動
作が行われる。この動作は、前記S27〜S59に対応
するものである。
【0129】S26において下表裏反転搬送路55を使
用している場合、下離間ソレノイド79cをONにして
下離接ローラ73を正逆転ローラ71から離間させる
(S60)。
【0130】次に、下表裏反転搬送路55において、用
紙を搬送すべき前方に用紙が既にあるため、停止モード
であれば(S61)、LDUコントローラ131は、下
第1クラッチ135をOFFにして下第1ないし下第3
搬送ローラ112〜114を停止させ、さらにシフトモ
ードをクリアする(S62)。尚、この場合には、正逆
転ローラ71とこれに圧接される上離接ローラ72とに
よる上用紙通路82を通じての用紙搬入位置61への入
紙は可能である。
【0131】一方、S61において停止モードでなけれ
ば、LDUコントローラ131は下第1クラッチ135
をONとして、用紙の搬送を継続する(S63)。
【0132】その後、図27に示すように、用紙の先端
部が下中間部用紙センサ125にて検出されると(S6
4)、LDUコントローラ131は、下中間部用紙セン
サモニタをセットするとともに、タイマに所定時間をセ
ットする(S65)。
【0133】上記の下中間部用紙センサモニタは、図3
0(a)に示す制御である。即ち、下中間部用紙センサ
125がOFFになると(S121)、タイマに所定時
間をセットし(S122)、これがタイムアップすると
(S123)、下第1クラッチ135をOFFにして用
紙の搬送が終了した下第1ないし下第3搬送ローラ11
2〜114を停止させ(S124)、下中間部用紙セン
サモニタをクリアする(S125)。
【0134】次に、S65で設定したタイマがタイムア
ップすると、LDUコントローラ131は、一旦、下第
1クラッチ135をOFFにして下第1ないし下第3搬
送ローラ112〜114を停止させる。
【0135】次に、下表裏反転搬送路55の用紙を搬送
すべき前方に用紙が既にある場合、LDUコントローラ
131は、停止モードを設定する(S68)。このと
き、さらにシフトモードを設定すべきであれば、LDU
コントローラ131は、これを設定し(S69)、下第
1クラッチ135をONにして下第1ないし下第3搬送
ローラ112〜114を回転させる(S70)。これと
同時に、LDUコントローラ131は、タイマに所定時
間をセットし(S71)、これがタイムアップすると
(S72)、下第1クラッチ135をOFFにして下第
1ないし下第3搬送ローラ112〜114を停止させる
(S73)。
【0136】その後、停止モードを継続していれば(S
74)、LDUコントローラ131は、用紙を前方に搬
送すべきとき、即ち停止モードを解除すべきときまで待
機し、この停止モードを解除すれば、S75に進む。ま
た、上記S69において、シフトモードを設定すべきで
なければ、同様に停止モードの解除を待って、S75へ
進む。
【0137】一方、S68において用紙の搬送方向前方
に他の用紙がなくて停止モードではない場合、またはS
68あるいはS74において停止モードを解除した場
合、LDUコントローラ131は、下第1クラッチ13
5をONにして下第1ないし下第3搬送ローラ112〜
114を回転させるとともに、下第2クラッチ136を
ONにして下第4および下第5搬送ローラ115・11
6を回転させる(S75)。
【0138】その後、図28に示すように、用紙の先端
部が下後部用紙センサ126にて検出されると(S7
6)、LDUコントローラ131は、下後部用紙センサ
モニタをセットする(S77)。
【0139】上記の下後部用紙センサモニタは、図30
(b)に示すように、前記下中間部用紙センサモニタの
制御と同様、下後部用紙センサ126がOFFになると
(S131)、タイマに所定時間をセットし(S13
2)、これがタイムアップすると(S133)、下第2
クラッチ136をOFFにして用紙の搬送が終了した下
第4および下第5搬送ローラ115・116を停止させ
(S134)、下後部用紙センサモニタをクリアするも
のである(S135)。
【0140】次に、用紙の搬送方向の長さが例えばA4
版の横送りを越える長寸であれば、LDUコントローラ
131は、下第2クラッチ136をOFFにして下第4
および下第5搬送ローラ115・116を停止させる
(S81)。
【0141】一方、用紙の搬送方向の長さが例えばA4
版横送り以下の短寸であれば(S78)、LDUコント
ローラ131は、タイマに所定時間を設定し(S7
9)、これがタイムアップすると(S80)、下第2ク
ラッチ136を停止させる(S81)。この処理の目的
は、前記S46・S47の説明で述べた通りである。
【0142】また、上記下第2クラッチ136のOFF
に伴い、LDUコントローラ131は、用紙が上記長寸
であれば(S82)、下第1クラッチ135をOFFに
して下第3搬送ローラ114も停止させる(S83)。
これは、用紙が上記長寸である場合に、その後端部が下
第3搬送ローラ114に挟み込まれているので、このロ
ーラ114による搬送動作も停止させるものである。こ
れにより、用紙は、下表裏反転搬送路55における搬送
路後部106と搬送路中間部105の後部とに渡って配
された状態で停止する。
【0143】次に、シフトモードを設定した場合(S8
4)、LDUコントローラ131は、下第1および下第
2クラッチ135・136をONにして下第1ないし下
第5搬送ローラ112〜116を回転させる(S8
5)。これと同時にLDUコントローラ131は、タイ
マに所定時間を設定し(S86)、これがタイムアップ
すると(S87)、下第1および下第2クラッチ135
・136をOFFにして下第1ないし下第5搬送ローラ
112〜116を停止させる(S88)。
【0144】その後、本体部コントローラ161より下
表裏反転搬送路55からの出紙要求があれば(S8
9)、LDUコントローラ131は、下第1クラッチ1
35をONにして下第3搬送ローラ114を回転させる
とともに(S90)、下第2クラッチ136をONにし
て下第4および下第5搬送ローラ115・116を回転
させる(S92)。これにより、下表裏反転搬送路55
から最前部の上記長寸の用紙が1枚、出紙路52に送り
出され、搬送路43を通じてレーザプリンタ部12に供
給される。尚、上記の下第1および下第2クラッチ13
5・136は、それぞれ、図30(a)および同図
(b)に示した下中間部用紙センサモニタおよび下後部
用紙センサモニタの制御により、その後OFFにされ
る。
【0145】また、LDUコントローラ131は、S8
4においてシフトモードを設定しなければ、S89で上
記本体部コントローラ161からの出紙要求を待って、
S90・S92により出紙を行う。尚、S89で上記出
紙要求が無い場合、S84に戻るものの、S84〜S8
8の動作が一度行われた場合には、これらが繰り返され
ることはない。
【0146】一方、S82において、用紙が上記短寸で
ある場合、LDUコントローラ131は、上記本体部コ
ントローラ161からの出紙要求があるまで待機し(S
91)、出紙要求があれば、下第2クラッチ136をO
Nにして下第4および下第5搬送ローラ115・116
を回転させる(S92)。これにより、下表裏反転搬送
路55から最前部の上記短寸の用紙が1枚、レーザプリ
ンタ部12に供給される。
【0147】次に、上記LDU28とレーザプリンタ部
12による画像形成動作との連携動作を図35ないし図
38に基づいて説明する。尚、LDU28以外のディジ
タル複写機10の本体側での処理は、この本体側が備え
る本体部コントローラ161によって行われ、この本体
側とLDU28との連携動作を行うため、両コントロー
ラ131・161同士は情報のやり取りを行っている。
【0148】本LDU28は、前述した用紙に対する前
後反転動作により、搬送方向の長さがA4版横送り以下
のサイズの用紙については、図35(a)に示すよう
に、上表裏反転搬送路54側と下表裏反転搬送路55と
でそれぞれ3枚ずつ、合計6枚の用紙を保持可能であ
る。また、A4版横送りを越えるサイズ、例えばB4版
縦送りの用紙については、同図(b)に示すように、上
表裏反転搬送路54側と下表裏反転搬送路55とでそれ
ぞれ2枚ずつ、合計4枚の用紙を保持可能である。ここ
では、A4版の12枚の片面原稿を、A4版の用紙への
両面複写により1部複写するものとする。
【0149】上記の複写を行う際には、先ず、12枚の
片面原稿を図1に示すRDF16にセットし、その後、
コピースタートスイッチをONする。これにより、上記
原稿は最終頁よりスキャナユニット17にて順次読み取
られて行き、得られた12枚の原稿の画像データM1〜M
12 が、図示しない画像処理部の画像メモリに記憶され
る(S151・S152)。
【0150】次に、第1〜第3カセット29〜31また
は手差し給紙トレイ25の何れかよりA4版の横送りの
用紙がレーザプリンタ部12へ給紙される。このとき、
LDU28が保持する用紙をレーザプリンタ部12へ給
紙するタイミングを指定するための給紙タイマをセット
する(S153)。レーザプリンタ部12では、上記画
像メモリより先ず最終頁の原稿であって両面複写した場
合に用紙の裏面の画像となる画像データM12 が読み出さ
れ(S154)、この画像データM12 についての画像形
成が上記用紙に対して行われる(S155)。
【0151】次に、上記の用紙に対して後処理が行われ
る(S156)。この後処理では、図38に示すよう
に、上記用紙に対して定着器32による前記定着処理を
行う(S171)。その後、この後処理では、LDU2
8を経由してレーザプリンタ部12への再給紙を行う場
合(S172)、用紙をLDU28に入紙させる(S1
73)。この場合、用紙は、切換えゲート36および搬
送路35、さらにLDU28の入紙路51および前後反
転部53を経て、上または下表裏反転搬送路54・55
に送り込まれる。一方、用紙をLDU28へ入紙させな
い場合には(S172)、切換えゲート36およびソー
タ14を経て用紙を機外へ排出させる(S174)。
【0152】また、用紙をLDU28に給紙させる場合
において、用紙が送り込まれる反転搬送路は、前回行わ
れた両面複写の際に、最後に使用された反転搬送路とは
異なるものである。このような搬送路の選択を行うため
に、前回の処理データがLDUコントローラ131の備
えるメモリに保持されており、LDUコントローラ13
1はこのデータに基づいて、切換えゲート91を制御す
る。
【0153】その後、用紙が順次レーザプリンタ部12
に供給され、用紙の裏面の画像となるべき画像データM
10 、M8、M6、M4、M2についての画像形成が、同様にし
て順次各用紙に対して行われる。そして、これら各用紙
は、上記後処理においてLDU28に入紙される場合、
先に画像形成された用紙が送り込まれた反転搬送路とは
異なる反転搬送路に、即ち上表裏反転搬送路54と下表
裏反転搬送路55とに対して交互に送り込まれる。
【0154】ここで、上記のように、A4版横送りの用
紙についてLDU28により保持可能な用紙枚数は6枚
であるから、6枚の用紙がLDU28に入紙されたとき
(S157)、あるいは裏面の画像となる画像データに
ついての画像形成が6枚以内で終了したときには(S1
58)、レーザプリンタ部12への給紙、即ち画像形成
動作が一時停止される。
【0155】この状態では、裏表反転された用紙を上表
裏反転搬送路54および下表裏反転搬送路55より出紙
路52を通じてレーザプリンタ部12へ供給可能となっ
ている。その後、S153で設定したLDU給紙タイマ
がタイムアップすると(S159)、LDU28からの
給紙が開始される(S160)。このときには、LDU
28へ入紙した順序で用紙が再給紙され、レーザプリン
タ部12では、これら用紙に対して用紙の表面となる画
像の画像データM11 、M9、M7、M5、M3、M1がメモリから
順次読み出され(S161)、これらデータについての
画像形成が行われる(S162)。これら用紙は、前記
後処理を経た後(S163)、ソータ14を経て機外に
排出される。
【0156】その後、LDU28内の用紙が全て送りだ
されると(S164)、上記メモリに記憶されている全
ての画像データについての画像形成が終了したか否かを
判定し(S165)、これが終了していれば、複写動作
を終了する。一方、上記画像形成が終了していなれば、
S153以降の動作を繰り返す。
【0157】上記のように、A4版の12枚の片面原稿
をA4サイズの用紙への両面複写により1部複写する場
合の上記画像データM1〜M12 についての画像形成の順序
は、 となる。尚、上記/は、この/より前の画像データが第
1〜第3カセット29〜31または手差し給紙トレイ2
5の何れかより供給された用紙に対して画像形成され、
/より後の画像データがLDU28より供給された用紙
に対して画像形成されることを示している。
【0158】また、原稿枚数や複写部数に応じた画像形
成の順序のその他の幾つかの例(〜)は、下記のよ
うになる。下記のTの部分は前記LDU給紙タイマのタ
イムアップ待ちの時間を示している。即ち、下記の例で
は、用紙6枚単位で、第1〜第3カセット29〜31ま
たは手差し給紙トレイ25の何れかと、LDU28から
の給紙が行われ、LDU28からの給紙の開始は、第1
〜第3カセット29〜31または手差し給紙トレイ25
から供給すべき用紙枚数が6枚に満たない場合であって
も、LDU給紙タイマのタイムアップ後となる。
【0159】片面原稿2枚、部数1の場合 片面原稿2枚、部数3の場合 片面原稿2枚、部数8の場合 片面原稿10枚、部数2の場合 片面原稿14枚、部数1の場0 上記のように、本ディジタル複写機10では、LDU2
8において複数の表裏反転搬送路、即ち上および下表裏
反転搬送路54・55を備えているので、同じ用紙枚数
を保持可能な表裏反転搬送路が一本設けられている場合
と比較して、上および下表裏反転搬送路54・55を直
線的に形成することができる。従って、これら上および
下表裏反転搬送路54・55の湾曲部が少なくなり、L
DU28、即ちディジタル複写機10は構造を簡略化か
つ小型化することができる。
【0160】また、本ディジタル複写機10では、上表
裏反転搬送路54と下表裏反転搬送路55とが前後反転
部53の上下に設けられているので、上および下表裏反
転搬送路54・55における上第1ないし上第5搬送ロ
ーラ107〜111と下第1ないし下第5搬送ローラ1
12〜116、およびそれらの駆動機構が一か所に集中
することがなく、スペースの有効利用が可能となり、構
造の簡略化が容易となる。
【0161】また、本ディジタル複写機10では、入出
紙装置60により用紙搬入位置61へ用紙が搬入された
ときに、この用紙の後端部が正逆転ローラ71と上また
は下離接ローラ72・73とにより挟み込まれている状
態で正逆転ローラ71が停止し、上または下離接ローラ
72・73が正逆転ローラ71から離間した後、整合装
置59による整合動作が行われ、その後、上または下離
接ローラ72・73が正逆転ローラ71に圧接されてい
る。従って、正逆転ローラ71および上または下離接ロ
ーラ72・73にて用紙搬入位置61に対する入出紙動
作を行う構成、即ち用紙搬入位置61からの出紙のため
のピックアップローラを不要とした簡単な構成におい
て、用紙の送り不良を防止する整合装置59による整合
動作が可能となる。また、整合後における用紙の位置ず
れを防止することができる。
【0162】尚、本実施例においては、用紙搬入位置6
1からの用紙搬出のための正逆転ローラ71に対する上
または下離接ローラ72・73の圧接動作後に、待機位
置への整合板141・141の復帰動作を開始している
が、正逆転ローラ71に対する上または下離接ローラ7
2・73の圧接動作開始後であって、次の用紙が用紙搬
入位置61へ入紙して来る前に、待機位置への整合板1
41・141の復帰動作が開始されるようにすればよ
い。後者の場合には、さらに、用紙搬入位置61からの
出紙時における用紙の斜め送り等の送り不良を防止する
ことができる。
【0163】また、LDU28は、入紙路51から前後
反転部53への入紙、および前後反転部53から上また
は下表裏反転搬送路54・55への出紙を同時に行うこ
とができるので、用紙を反転させて給紙する際の処理速
度を高めることができる。さらに、LDU28は、用紙
に対する上記入出紙の案内を1個の切換えゲート91に
より行う構成であるから、構造が簡単になっている。
【0164】また、LDU28では、入出紙装置60に
より用紙を送り込むべき上または下表裏反転搬送路54
・55の前方に他の用紙が存在しているとき、この搬出
すべき用紙が上または下表裏反転搬送路54・55の上
または下第1搬送ローラ107・112により挟みこま
れた状態で、正逆転ローラ71と共に用紙を搬出してい
る上または下離接ローラ72・73が下離接ローラ73
から離間されるようになっている。これにより、用紙を
送り込むべき上または下表裏反転搬送路54・55の前
方に他の用紙が存在しているために、前後反転部53の
用紙搬入位置61から上または下表裏反転搬送路54・
55への用紙の搬出を停止すべき場合であっても、正逆
転ローラ71の回転を継続させて、離間させた上または
下離接ローラ72・73とは別の離接ローラと正逆転ロ
ーラ71とにより、用紙搬入位置61への用紙の搬入を
継続して行うことができる。従って、用紙を反転させて
給紙する際の処理速度を高めることができる。
【0165】また、LDU28においては、前後反転部
53からの用紙1枚の出紙毎に用紙が異なる上または下
表裏反転搬送路54・55に案内されるので、即ち前後
反転部53からの用紙1枚の出紙毎に異なる表裏反転搬
送路が使用されるので、上および下表裏反転搬送路54
・55同士において、各搬送ローラ等における摩耗状態
が異なる事態を防止することができる。これにより、上
および下表裏反転搬送路54・55において均一な状態
での用紙搬送が可能となる。
【0166】また、LDU28では、上表裏反転搬送路
54の上第1ないし上第5搬送ローラ107〜111
と、これらに対応する下表裏反転搬送路55の下第1な
いし下第5搬送ローラ112〜116、並びに上表裏反
転搬送路54の上中間部用紙センサ123および上後部
用紙センサ124と、これらに対応する下表裏反転搬送
路55の下中間部用紙センサ125および下後部用紙セ
ンサ126は、対応するもの同士が上および下表裏反転
搬送路54・55の始端部から同一の路長位置に設けら
れているので、両表裏反転搬送路54・55の各搬送ロ
ーラ等についての制御を同様に行うことができ、LDU
コントローラ131による両表裏反転搬送路54・55
の制御が容易になっている。
【0167】また、ディジタル複写機10は、上記LD
U28に代えて、図39に示すLDU171を備えた構
成としてもよい。このLDU171は、上表裏反転搬送
路172と下表裏反転搬送路173とが、搬送路前部1
01・104同士と搬送路中間部102・105同士と
に加えて搬送路後部174・175同士も線対称形とな
ったもの、即ち上表裏反転搬送路54と下表裏反転搬送
路55とが完全に線対称形となったものである。このよ
うな構成では、さらに、上および下表裏反転搬送路17
2・173の製造に共通の部材を使用することができ、
コストダウンを図ることができる。
【0168】また、LDU28では、上および下表裏反
転搬送路54・55において、上第2ないし上第4搬送
ローラ108〜110の駆動ローラ108a〜110a
が、前後反転部53側の固定部材である中間部下前部用
紙ガイド102bと中間部下後部用紙ガイド102cに
設けられ、従動ローラ108b〜110bが、開閉可能
な中間部上用紙ガイド102aに設けられている。同様
に、下第2ないし下第4搬送ローラ113〜115の駆
動ローラ113a〜115aが、前後反転部53側の固
定部材である中間部上前部用紙ガイド105bと中間部
上後部用紙ガイド105cに設けられ、従動ローラ11
3b〜115bが、開閉可能な中間部下用紙ガイド10
5aに設けられている。従って、上および下表裏反転搬
送路54・55での紙詰まり処理のために上および下表
裏反転搬送路54・55の開放が必要な構造において、
上および下表裏反転搬送路54・55の周りの構造を簡
素化し得るとともに、紙詰まり処理を容易に行うことが
できる。
【0169】即ち、画像形成面を保護するという一般的
な考え方からすれば、上記の各駆動ローラ108a〜1
10a・113a〜115aを上および下表裏反転搬送
路54・55を形成する下側の部材に設け、駆動ローラ
108a〜110a・113a〜115aが用紙の画像
形成面と接しないようにするのが良い。しかしながら、
このような構造をLDU28に適用した場合、下表裏反
転搬送路55において、駆動ローラ113a〜115a
が開閉可能な中間部下用紙ガイド105aに設けられる
ことになり、駆動ローラ113a〜115aへの駆動力
伝達機構が複雑になってしまうとともに、中間部下用紙
ガイド105a側が大幅な重量増となって、開閉を行い
難くなる。そこで、LDU28では、構造の簡略化およ
び紙詰まり処理の容易さを優先し、上記の構成を採用し
ている。
【0170】また、LDU28では、上および下表裏反
転搬送路54・55で保持可能な最終枚目の用紙が入紙
するときに、少なくともこの最終枚目の用紙の前部を搬
送可能な状態で保持するのに必要な量だけ、上記用紙の
前部が上または下第1搬送ローラ107・112に挟み
込まれるのに必要な量だけ、先に上または下表裏反転搬
送路54・55に保持されている用紙が搬送方向に送り
出される。従って、上および下表裏反転搬送路54・5
5は、保持可能枚数の用紙を完全に内部に収容可能な長
さよりも短く設定されていても、入紙した保持可能枚数
の用紙を搬送可能な状態で保持することができる。これ
により、LDU28は小型化が可能である。
【0171】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明の両面画
像形成装置は、用紙面に画像を形成する画像形成部と、
この画像形成部を通過後の用紙の搬送方向における前端
部と後端部とを反転させる前後反転部と、この前後反転
部と画像形成部との間に各々並列に設けられ、前後反転
部から送出された用紙の表裏面を反転させて上記画像形
成部に搬送する複数の表裏反転搬送路と、上記前後反転
部から送出された用紙を、上記の各表裏反転搬送路に案
内する用紙案内手段と、複数枚の用紙の片面に対して画
像形成部による画像形成が行われ、これら各用紙が各表
裏反転搬送路に順次保持された後、各表裏反転搬送路か
ら用紙が画像形成部に順次供給されて、用紙の反対面に
対しての画像形成が行われるように上記画像形成部、前
後反転部、表裏反転搬送路および用紙案内手段を制御す
る制御手段とを備えている構成である。
【0172】これにより、本発明の両面画像形成装置
は、同じ用紙枚数を保持可能な表裏反転搬送路が一本設
けられている場合と比較して、表裏反転搬送路を直線的
に形成することができる。従って、表裏反転搬送路の湾
曲部が少なくなり、両面画像形成装置は構造を簡略化、
かつ小型化することができるという効果を奏する。
【0173】また、請求項2の発明の両面画像形成装置
は、請求項1の発明の両面画像形成装置において、上記
表裏反転搬送路が、上記前後反転部の上方に設けられた
1本の上表裏反転搬送路と、前後反転部の下方に設けら
れた一本の下表裏反転搬送路とからなる構成である。
【0174】これにより、本発明の両面画像形成装置
は、請求項1の発明の効果に加えて、各表裏反転搬送路
における搬送ローラ等の付帯機構が集中せず、スペース
の有効利用が可能となり、構造の簡略化が容易であると
いう効果を奏する。
【0175】また、請求項3の発明の両面画像形成装置
は、請求項1または2の発明の両面画像形成装置におい
て、上記前後反転部が、正逆転駆動される正逆転ロー
ラ、およびこの正逆転ローラに対する圧接動作および離
間動作が可能な離接ローラからなり、これら正逆転ロー
ラおよびこれに圧接された離接ローラにより用紙搬入位
置への用紙の搬入と用紙搬入位置からの用紙の搬出とを
行う入出紙手段と、用紙搬入位置に搬入された用紙を用
紙搬入位置の所定位置に整合させる整合手段とを有する
一方、上記入出紙手段により用紙搬入位置へ用紙が搬入
されたときに、この用紙の後端部が正逆転ローラと離接
ローラとにより挟み込まれている状態で正逆転ローラが
停止し、離接ローラが正逆転ローラから離間した後、上
記整合手段による整合動作が行われ、その後、離接ロー
ラが正逆転ローラに圧接されるように、上記整合手段と
入出紙手段とを制御する前後反転部制御手段を備えてい
る構成である。
【0176】これにより、本発明の両面画像形成装置
は、請求項1または2の発明の効果に加えて、正逆転ロ
ーラおよび離接ローラにて用紙搬入位置に対する入出紙
動作を行う構成、即ち用紙搬入位置からの出紙のための
ピックアップローラを不要とした簡単な構成において、
用紙の送り不良を防止する整合手段による整合動作が可
能となる。また、整合後における用紙の位置ずれを防止
することができるという効果を奏する。
【0177】また、請求項4の発明の両面画像形成装置
は、請求項1または2の発明の両面画像形成装置におい
て、上記前後反転部が、正逆転駆動される正逆転ロー
ラ、およびこの正逆転ローラに対する圧接動作および離
間動作が可能な離接ローラからなり、これら正逆転ロー
ラおよびこれに圧接された離接ローラにより用紙搬入位
置への用紙の搬入と用紙搬入位置からの用紙の搬出とを
行う入出紙手段と、用紙搬入位置に搬入された用紙を用
紙搬入位置の所定位置に整合させる整合手段とを有する
一方、上記入出紙手段により用紙搬入位置へ用紙が搬入
されたときに、この用紙の後端部が正逆転ローラと離接
ローラとにより挟み込まれている状態で正逆転ローラが
停止し、次に離接ローラが正逆転ローラから離間し、次
に上記整合手段が上記整合動作を行ってこの整合動作状
態で停止し、次に離接ローラが正逆転ローラに圧接さ
れ、次に入出紙手段による用紙搬入位置からの出紙動作
が開始され、その後、整合手段が整合動作状態を解除す
るように、上記整合手段と入出紙手段とを制御する前後
反転部制御手段を備えている構成である。
【0178】これにより、本発明の両面画像形成装置
は、請求項1または2の発明の効果に加えて、正逆転ロ
ーラおよび離接ローラにて用紙搬入位置に対する入出紙
動作を行う構成、即ち用紙搬入位置からの出紙のための
ピックアップローラを不要とした簡単な構成において、
用紙の送り不良を防止する整合手段による整合動作が可
能となる。また、前後反転部からの出紙時における用紙
の斜め送り等の送り不良を防止することができるという
効果を奏する。
【0179】また、請求項5の発明の反転給紙装置は、
正逆転駆動される正逆転ローラおよびこの正逆転ローラ
の上下位置に設けられた上下補助ローラからなるととも
に、これら正逆転ローラおよび上下補助ローラにより、
正逆転ローラの一方側の入出紙位置から正逆転ローラの
他方側の用紙搬入位置への用紙の搬入とこの用紙搬入位
置から上記入出紙位置への用紙の搬出とを行う入出紙手
段を有し、用紙の搬送方向における前端部と後端部とを
反転させる前後反転部と、この前後反転部の上記入出紙
位置に配された始端部から互いに上下に分岐されて、そ
れぞれ前後反転部の上方位置と下方位置とに設けられ、
前後反転部から送出された用紙を保持するとともに、そ
の表裏面を反転させて搬送する各1本の上表裏反転搬送
路および下表裏反転搬送路と、これら上表裏反転搬送路
と下表裏反転搬送路との上記分岐部分の間に終端部が設
けられ、上記前後反転部の入出紙位置に用紙を供給する
入紙路と、上記上および下表裏反転搬送路の始端部並び
に入紙路の終端部と上記入出紙手段との間に設けられ、
上記入紙路からの上記上補助ローラと正逆転ローラとの
間への入紙、および下補助ローラと正逆転ローラとの間
からの下表裏反転搬送路への出紙を案内する第1案内状
態、並びに上記入紙路からの下補助ローラと正逆転ロー
ラとの間への入紙、および上補助ローラと正逆転ローラ
との間からの上表裏反転搬送路への出紙を案内する第2
案内状態とに設定可能な用紙案内手段とを備えている構
成である。
【0180】これにより、本発明の反転給紙装置は、入
紙路から前後反転部への入紙、および前後反転部から上
または下表裏反転搬送路への出紙を同時に行うことがで
きるので、用紙を反転させて給紙する際の処理速度を高
めることができるという効果を奏する。
【0181】また、請求項6の発明の反転給紙装置は、
正逆転駆動される正逆転ローラおよびこの正逆転ローラ
の上下位置に設けられた上下補助ローラからなるととも
に、これら正逆転ローラおよび上下補助ローラにより正
逆転ローラの一方側の入出紙位置から正逆転ローラの他
方側の用紙搬入位置への用紙の搬入とこの用紙搬入位置
から上記入出紙位置への用紙の搬出とを行う入出紙手段
を有し、用紙の搬送方向における前端部と後端部とを反
転させる前後反転部と、この前後反転部の上記入出紙位
置に配された始端部から互いに上下に分岐されて、それ
ぞれ前後反転部の上方位置と下方位置とに設けられ、前
後反転部から送出された用紙を保持するとともに、その
表裏面を反転させて搬送する各1本の上表裏反転搬送路
および下表裏反転搬送路と、これら上表裏反転搬送路と
下表裏反転搬送路との上記分岐部分の間に終端部が設け
られ、上記前後反転部の入出紙位置に用紙を供給する入
紙路と、上記上および下表裏反転搬送路の始端部並びに
入紙路の終端部と上記入出紙手段との間に設けられ、正
逆転ローラ側の位置を支点として回動する1個の案内部
材を有し、この案内部材が、上記入紙路からの上記上補
助ローラと正逆転ローラとの間への入紙、および下補助
ローラと正逆転ローラとの間からの下表裏反転搬送路へ
の出紙を案内する第1案内位置、並びに上記入紙路から
の下補助ローラと正逆転ローラとの間への入紙、および
上補助ローラと正逆転ローラとの間からの上表裏反転搬
送路への出紙を案内する第2案内位置とに回動可能であ
る用紙案内手段とを備えている構成である。
【0182】これにより、本発明の反転給紙装置は、入
紙路から前後反転部への入紙、および前後反転部から上
または下表裏反転搬送路への出紙を同時に行うことがで
きるので、用紙を反転させて給紙する際の処理速度を高
めることができる。さらに、用紙に対する上記入出紙の
案内を1個の用紙案内部材の回転により行う構成である
から、構造が簡単であるという効果を奏する。
【0183】また、請求項7の発明の反転給紙装置は、
請求項5または6の発明の反転給紙装置において、上記
上および下表裏反転搬送路が用紙を挟持して搬送する搬
送手段を有し、上記上および下補助ローラが正逆転ロー
ラに対する圧接動作および離間動作が可能な離接ローラ
からなる一方、上記入出紙手段により用紙を送り込むべ
き上または下表裏反転搬送路の前方に他の用紙が存在し
ているとき、搬出すべき上記用紙が上記搬送手段により
挟持された状態で、正逆転ローラと共に用紙を搬出して
いる離接ローラが正逆転ローラから離間されるように入
出紙手段を制御する制御手段を備えている構成である。
【0184】これにより、本発明の反転給紙装置は、用
紙を送り込むべき表裏反転搬送路の前方に他の用紙が存
在しているために、前後反転部の用紙搬入位置から表裏
反転搬送路への用紙の搬出を停止すべき場合であって
も、正逆転ローラの回転を継続させて、離間させた上記
離接ローラとは別の離接ローラと正逆転ローラとによ
り、用紙搬入位置への用紙の搬入を継続して行うことが
できる。従って、請求項5または6の発明の効果に加え
て、用紙を反転させて給紙する際の処理速度を高めるこ
とができるという効果を奏する。
【0185】また、請求項8の発明の両面画像形成装置
は、請求項1、2、3または4の発明の両面画像形成装
置において、上記案内手段が、前後反転部からの用紙1
枚の出紙毎に用紙を異なる表裏反転搬送路に案内する構
成である。
【0186】これにより、本発明の両面画像形成装置
は、請求項1、2、3または4の発明の効果に加えて、
各表裏反転搬送路同士において、搬送ローラ等の搬送手
段における摩耗状態が異なる事態を防止することができ
る。従って、各表裏反転搬送路同士において、用紙の均
一な搬送が可能であるという効果を奏する。
【0187】また、請求項9の発明の両面画像形成装置
は、請求項1、2、3、4または8の発明の両面画像形
成装置において、上記の各表裏反転搬送路が同一長さに
設定され、各表裏反転搬送路には、それらの始端部から
同一の路長位置に用紙搬送手段、および用紙検出手段が
設けられている構成である。
【0188】これにより、本発明の両面画像形成装置
は、請求項1、2、3、4または8の発明の効果に加え
て、各表裏反転搬送路の搬送ローラ等の搬送手段につい
ての制御を同様に行うことができ、各表裏反転搬送路の
制御が容易になるという効果を奏する。
【0189】また、請求項10の発明の両面画像形成装
置は、請求項1、2、3、4、8または9の発明の両面
画像形成装置において、上記上および下表裏反転搬送路
が対称形状となっている構成である。
【0190】これにより、本発明の両面画像形成装置
は、請求項1、2、3、4、8または9の発明の効果に
加えて、上および下表裏反転搬送路の製造に共通の部材
を使用することができ、コストダウンを図り得るという
効果を奏する。
【0191】また、請求項11の発明の両面画像形成装
置は、請求項1、2、3、4、8、9または10の発明
の両面画像形成装置において、上記上および下表裏反転
搬送路が、前後反転部側に位置する固定部材、およびこ
の固定部材と対向するとともに、固定部材に対して開閉
可能な開閉部材を有する一方、上記上および下表裏反転
搬送路における用紙搬送手段が駆動ローラと従動ローラ
とのローラ対からなり、上記駆動ローラが上記固定部材
側に設けられ、上記従動ローラが上記開閉部材側に設け
られている構成である。
【0192】これにより、本発明の両面画像形成装置
は、請求項1、2、3、4、8、9または10の発明の
効果に加えて、表裏反転搬送路での紙詰まり処理のため
に上および下表裏反転搬送路の開放が必要な構造におい
て、表裏反転搬送路周りの構造を簡素化し得るととも
に、紙詰まり処理を容易に行うことができるという効果
を奏する。
【0193】また、請求項12の発明の両面画像形成装
置は、請求項1、2、3、4、8、9、10または11
の発明の両面画像形成装置において、上記各表裏反転搬
送路が、保持可能枚数の用紙を完全に内部に収容可能な
長さよりも短く設定される一方、上記の制御手段が、各
表裏反転搬送路で保持可能な最終枚目の用紙が入紙する
ときに、少なくともこの最終枚目の用紙の前部を搬送可
能な状態で保持するのに必要な量だけ、先に表裏反転搬
送路に保持されている用紙が搬送方向に送り出されるよ
うに各表裏反転搬送路を制御する構成である。
【0194】これにより、本両面画像形成装置は、請求
項1、2、3、4、8、9、10または11の発明の効
果に加えて、小型化が可能であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の両面画像形成装置であるデ
ィジタル複写機の全体構成を示す概略の正面図である。
【図2】図1に示したLDUの構成を示す正面図であ
る。
【図3】上記LDUの前部の拡大図である。
【図4】図2に示した整合装置の要部を示す斜視図であ
る。
【図5】上記LDUの前部の構造を示す斜視図である。
【図6】上記LDUの上表裏反転搬送路における紙詰ま
り処理の際の開放動作を示す説明図である。
【図7】上記上表裏反転搬送路に設けられている搬送ロ
ーラの取り付け構造を示す斜視図である。
【図8】上記LDUが備える制御系の構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】上記LDUにおいて、前後反転部の上用紙通路
を通じて用紙搬入位置に入紙される途中の状態を示す説
明図である。
【図10】図9の状態後の用紙搬入位置への入紙完了状
態を示す説明図である。
【図11】図10の状態後の用紙の整合状態を示す説明
図である。
【図12】図11の状態後の用紙搬入位置からの出紙前
の状態を示す説明図である。
【図13】図12の状態後の用紙搬入位置から上表裏反
転搬送路への出紙途中の状態を示す説明図である。
【図14】図13に示した状態後において、前後反転部
の下用紙通路を通じて用紙搬入位置に用紙が入紙される
途中の状態を示す説明図である。
【図15】図14の状態後の用紙搬入位置への入紙完了
状態を示す説明図である。
【図16】図15の状態後の用紙の整合状態を示す説明
図である。
【図17】図16の状態後の用紙搬入位置からの出紙前
の状態を示す説明図である。
【図18】図17の状態後の用紙搬入位置から下表裏反
転搬送路への出紙途中の状態を示す説明図である。
【図19】図18に示した状態後において、前後反転部
の上用紙通路を通じて用紙搬入位置に用紙が入紙される
途中の状態を示す説明図である。
【図20】上記整合装置の動作を説明するフローチャー
トである。
【図21】上記整合装置の動作を説明するタイミングチ
ャートである。
【図22】図2に示したLDUの動作を示すフローチャ
ートである。
【図23】図22の動作に続くLDUの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図24】図23の動作に続くLDUの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図25】図24の動作に続くLDUの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図26】図25の動作に続くLDUの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図27】図24の動作に続くLDUの他の動作を示す
フローチャートである。
【図28】図27の動作に続くLDUの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図29】同図(a)は図25のS32の動作を説明す
るフローチャート、同図(b)は図26のS44の動作
を説明するフローチャートである。
【図30】同図(a)は図27のS65の動作を説明す
るフローチャート、同図(b)は図28のS77の動作
を説明するフローチャートである。
【図31】上記LDUの各部の動作を示すタイミングチ
ャートである。
【図32】図31に続くLDU各部の動作を示すタイミ
ングチャートである。
【図33】図32に続くLDU各部の動作を示すタイミ
ングチャートである。
【図34】図33に続くLDU各部の動作を示すタイミ
ングチャートである。
【図35】同図(a)はLDUがA4版横送りの用紙を
6枚保持している状態を示す説明図、同図(b)はLD
UがB4版縦送りの用紙を4枚保持している状態を示す
説明図である。
【図36】上記LDUとディジタル複写機本体との連携
動作を示すフローチャートである。
【図37】図36の動作に続くLDUとディジタル複写
機本体との連携動作を示すフローチャートである。
【図38】図36のS156の動作および図37のS1
63の動作を説明するフローチャートである。
【図39】上記LDUの他の例を示す正面図である。
【符号の説明】
10 ディジタル複写機(両面画像形成装置) 12 レーザプリンタ部(画像形成部) 28 ループデュープレックスユニット(反転給紙装
置) 51 入紙路 52 出紙路 53 前後反転部 54 上表裏反転搬送路 55 下表裏反転搬送路 56 用紙案内装置(用紙案内手段) 59 整合装置 60 入出紙装置 61 用紙搬入位置 71 正逆転ローラ 72 上離接ローラ(上補助ローラ) 73 下離接ローラ(下補助ローラ) 91 切換えゲート(用紙案内部材) 102a 中間部上用紙ガイド(開閉部材) 102b 中間部下前部用紙ガイド(固定部材) 102c 中間部下後部用紙ガイド(固定部材) 105a 中間部下用紙ガイド(開閉部材) 105b 中間部上前部用紙ガイド(固定部材) 105c 中間部上後部用紙ガイド(固定部材) 107 上第1搬送ローラ(搬送手段) 108 上第2搬送ローラ(搬送手段) 108a 駆動ローラ 108b 従動ローラ 109 上第3搬送ローラ(搬送手段) 109a 駆動ローラ 109b 従動ローラ 110 上第4搬送ローラ(搬送手段) 110a 駆動ローラ 110b 従動ローラ 111 上第5搬送ローラ(搬送手段) 112 下第1搬送ローラ(搬送手段) 113 下第2搬送ローラ(搬送手段) 113a 駆動ローラ 113b 従動ローラ 114 下第3搬送ローラ(搬送手段) 114a 駆動ローラ 114b 従動ローラ 115 下第4搬送ローラ(搬送手段) 115a 駆動ローラ 115b 従動ローラ 116 下第5搬送ローラ(搬送手段) 123 上中間部用紙センサ 124 上後部用紙センサ 125 下中間部用紙センサ 126 下後部用紙センサ 131 LDUコントローラ(制御手段) 161 本体部コントローラ(制御手段)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙面に画像を形成する画像形成部と、 この画像形成部を通過後の用紙の搬送方向における前端
    部と後端部とを反転させる前後反転部と、 この前後反転部と画像形成部との間に各々並列に設けら
    れ、前後反転部から送出された用紙の表裏面を反転させ
    て上記画像形成部に搬送する複数の表裏反転搬送路と、 上記前後反転部から送出された用紙を、上記の各表裏反
    転搬送路に案内する用紙案内手段と、 複数枚の用紙の片面に対して画像形成部による画像形成
    が行われ、これら各用紙が各表裏反転搬送路に順次保持
    された後、各表裏反転搬送路から用紙が画像形成部に順
    次供給されて、用紙の反対面に対しての画像形成が行わ
    れるように上記画像形成部、前後反転部、表裏反転搬送
    路および用紙案内手段を制御する制御手段とを備えてい
    ることを特徴とする両面画像形成装置。
  2. 【請求項2】上記複数の表裏反転搬送路は、上記前後反
    転部の上方に設けられた1本の上表裏反転搬送路と、前
    後反転部の下方に設けられた一本の下表裏反転搬送路と
    からなることを特徴とする請求項1に記載の両面画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】上記前後反転部が、正逆転駆動される正逆
    転ローラ、およびこの正逆転ローラに対する圧接動作お
    よび離間動作が可能な離接ローラからなり、これら正逆
    転ローラおよびこれに圧接された離接ローラにより用紙
    搬入位置への用紙の搬入と用紙搬入位置からの用紙の搬
    出とを行う入出紙手段と、用紙搬入位置に搬入された用
    紙を用紙搬入位置の所定位置に整合させる整合手段とを
    有する一方、 上記入出紙手段により用紙搬入位置へ用紙が搬入された
    ときに、この用紙の後端部が正逆転ローラと離接ローラ
    とにより挟み込まれている状態で正逆転ローラが停止
    し、離接ローラが正逆転ローラから離間した後、上記整
    合手段による整合動作が行われ、その後、離接ローラが
    正逆転ローラに圧接されるように、上記整合手段と入出
    紙手段とを制御する前後反転部制御手段を備えているこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の両面画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】上記前後反転部が、正逆転駆動される正逆
    転ローラ、およびこの正逆転ローラに対する圧接動作お
    よび離間動作が可能な離接ローラからなり、これら正逆
    転ローラおよびこれに圧接された離接ローラにより用紙
    搬入位置への用紙の搬入と用紙搬入位置からの用紙の搬
    出とを行う入出紙手段と、用紙搬入位置に搬入された用
    紙を用紙搬入位置の所定位置に整合させる整合手段とを
    有する一方、 上記入出紙手段により用紙搬入位置へ用紙が搬入された
    ときに、この用紙の後端部が正逆転ローラと離接ローラ
    とにより挟み込まれている状態で正逆転ローラが停止
    し、次に離接ローラが正逆転ローラから離間し、次に上
    記整合手段が上記整合動作を行ってこの整合動作状態で
    停止し、次に離接ローラが正逆転ローラに圧接され、次
    に入出紙手段による用紙搬入位置からの出紙動作が開始
    され、その後、整合手段が整合動作状態を解除するよう
    に、上記整合手段と入出紙手段とを制御する前後反転部
    制御手段を備えていることを特徴とする請求項1または
    2に記載の両面画像形成装置。
  5. 【請求項5】正逆転駆動される正逆転ローラおよびこの
    正逆転ローラの上下位置に設けられた上下補助ローラか
    らなるとともに、これら正逆転ローラおよび上下補助ロ
    ーラにより、正逆転ローラの一方側の入出紙位置から正
    逆転ローラの他方側の用紙搬入位置への用紙の搬入とこ
    の用紙搬入位置から上記入出紙位置への用紙の搬出とを
    行う入出紙手段を有し、用紙の搬送方向における前端部
    と後端部とを反転させる前後反転部と、 この前後反転部の上記入出紙位置に配された始端部から
    互いに上下に分岐されて、それぞれ前後反転部の上方位
    置と下方位置とに設けられ、前後反転部から送出された
    用紙を保持するとともに、その表裏面を反転させて搬送
    する各1本の上表裏反転搬送路および下表裏反転搬送路
    と、 これら上表裏反転搬送路と下表裏反転搬送路との上記分
    岐部分の間に終端部が設けられ、上記前後反転部の入出
    紙位置に用紙を供給する入紙路と、 上記上および下表裏反転搬送路の始端部並びに入紙路の
    終端部と上記入出紙手段との間に設けられ、上記入紙路
    からの上記上補助ローラと正逆転ローラとの間への入
    紙、および下補助ローラと正逆転ローラとの間からの下
    表裏反転搬送路への出紙を案内する第1案内状態、並び
    に上記入紙路からの下補助ローラと正逆転ローラとの間
    への入紙、および上補助ローラと正逆転ローラとの間か
    らの上表裏反転搬送路への出紙を案内する第2案内状態
    とに設定可能な用紙案内手段とを備えていることを特徴
    とする反転給紙装置。
  6. 【請求項6】正逆転駆動される正逆転ローラおよびこの
    正逆転ローラの上下位置に設けられた上下補助ローラか
    らなるとともに、これら正逆転ローラおよび上下補助ロ
    ーラにより正逆転ローラの一方側の入出紙位置から正逆
    転ローラの他方側の用紙搬入位置への用紙の搬入とこの
    用紙搬入位置から上記入出紙位置への用紙の搬出とを行
    う入出紙手段を有し、用紙の搬送方向における前端部と
    後端部とを反転させる前後反転部と、 この前後反転部の上記入出紙位置に配された始端部から
    互いに上下に分岐されて、それぞれ前後反転部の上方位
    置と下方位置とに設けられ、前後反転部から送出された
    用紙を保持するとともに、その表裏面を反転させて搬送
    する各1本の上表裏反転搬送路および下表裏反転搬送路
    と、 これら上表裏反転搬送路と下表裏反転搬送路との上記分
    岐部分の間に終端部が設けられ、上記前後反転部の入出
    紙位置に用紙を供給する入紙路と、 上記上および下表裏反転搬送路の始端部並びに入紙路の
    終端部と上記入出紙手段との間に設けられ、正逆転ロー
    ラ側の位置を支点として回動する1個の案内部材を有
    し、この案内部材が、上記入紙路からの上記上補助ロー
    ラと正逆転ローラとの間への入紙、および下補助ローラ
    と正逆転ローラとの間からの下表裏反転搬送路への出紙
    を案内する第1案内位置、並びに上記入紙路からの下補
    助ローラと正逆転ローラとの間への入紙、および上補助
    ローラと正逆転ローラとの間からの上表裏反転搬送路へ
    の出紙を案内する第2案内位置とに回動可能である用紙
    案内手段とを備えていることを特徴とする反転給紙装
    置。
  7. 【請求項7】上記上および下表裏反転搬送路を挟持して
    搬送する搬送手段を有し、 上記上および下補助ローラが正逆転ローラに対する圧接
    動作および離間動作が可能な離接ローラからなる一方、 上記入出紙手段により用紙を送り込むべき上または下表
    裏反転搬送路の前方に他の用紙が存在しているとき、搬
    出すべき上記用紙が上記搬送手段により挟持された状態
    で、正逆転ローラと共に用紙を搬出している離接ローラ
    が正逆転ローラから離間されるように入出紙手段を制御
    する制御手段を備えていることを特徴とする請求項5ま
    たは6に記載の反転給紙装置。
  8. 【請求項8】上記案内手段が、前後反転部からの用紙1
    枚の出紙毎に用紙を異なる表裏反転搬送路に案内するも
    のであることを特徴とする請求項1、2、3または4に
    記載の両面画像形成装置。
  9. 【請求項9】上記の各表裏反転搬送路が同一長さに設定
    され、各表裏反転搬送路には、それらの始端部から同一
    の路長位置に用紙搬送手段、および用紙検出手段が設け
    られていることを特徴とする請求項1、2、3、4また
    は8に記載の両面画像形成装置。
  10. 【請求項10】上記上および下表裏反転搬送路が対称形
    状となっていることを特徴とする請求項2、3、4、8
    または9に記載の両面画像形成装置。
  11. 【請求項11】上記上および下表裏反転搬送路が、前後
    反転部側に位置する固定部材、およびこの固定部材と対
    向するとともに、固定部材に対して開閉可能な開閉部材
    を有する一方、 上記上および下表裏反転搬送路における用紙搬送手段が
    駆動ローラと従動ローラとのローラ対からなり、上記駆
    動ローラが上記固定部材側に設けられ、上記従動ローラ
    が上記開閉部材側に設けられていることを特徴とする請
    求項2、3、4、8、9または10に記載の両面画像形
    成装置。
  12. 【請求項12】上記各表裏反転搬送路は、保持可能枚数
    の用紙を完全に内部に収容可能な長さよりも短く設定さ
    れる一方、 上記の制御手段は、各表裏反転搬送路で保持可能な最終
    枚目の用紙が入紙するときに、少なくともこの最終枚目
    の用紙の前部を搬送可能な状態で保持するのに必要な量
    だけ、先に表裏反転搬送路に保持されている用紙が搬送
    方向に送り出されるように各表裏反転搬送路を制御する
    ものであることを特徴とする請求項1、2、3、4、
    8、9、10または11に記載の両面画像形成装置。
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