JPH07295472A - 高精度の立体地形図及びその立体地形図の作製方法 - Google Patents

高精度の立体地形図及びその立体地形図の作製方法

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JPH07295472A
JPH07295472A JP12294394A JP12294394A JPH07295472A JP H07295472 A JPH07295472 A JP H07295472A JP 12294394 A JP12294394 A JP 12294394A JP 12294394 A JP12294394 A JP 12294394A JP H07295472 A JPH07295472 A JP H07295472A
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topographic map
map
vinyl chloride
dimensional
topographic
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Eiichi Hoshika
栄一 星加
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Abstract

(57)【要約】 【目的】平面で表現されている現在の地形図を精度を保
ち立体にすることにより、地形図の起伏の判読を容易に
し、地形図の新しい利用方法を提供するものである。 【構成】地形図に記載されている情報ごとに乾式の彩色
手段で着色し、等高線間の高さが地形図の縮尺に合致す
る厚さの軟質の透明な塩化ビニールに、着色した地形図
をスプレー式接着剤で貼り付け等高線に沿って回転式カ
ッターナイフでカットし切り抜きパーツを作成した後、
地形図を剥ぎ取り同じ作業を繰り返しすべての等高線ご
との切り抜きパーツを作成し、スプレー式接着剤で重ね
合わせて貼り付け立体に組み立て、地形図の凡例、方
位、縮尺、また使用した地形図の作成年月日を注記とし
て表示し、基礎材の上に固定し保護ケースで覆って完成
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明に係る立体地形図の作製方
法によって作製された高精度の立体地形図は、地形図が
立体的に見える事によっていろいろな利用分野が考えら
れその利用分野を以下にいくつかを記載すれば、一般の
人々に自分達の町の姿をわかりやすく見てもらうような
資料館などの展示物として利用できるものである。教育
関係においては社会科等の資料として利用できるもので
あり、上下水道、地区計画、道路計画等の開発計画の資
料として、また台風、がけ崩れ、火災、地すべり、高
波、津波対策等の防災計画の資料になる。農林漁業関係
においては地形の高低と自然現象の関係を調査すること
により殖栽培計画の資料として、また商工観光施設の案
内に使用したり、送電、通信網の整備計画の資料や、遭
難救助の対策資料に利用できる。21世紀に向けて変貌
著しい町の姿を残す文化的資料や環境保全資料としても
利用できるものである。
【0002】
【従来の技術】地形図を模型として作製する従来の技術
を記載すれば、地形図にトレーシングペーパーをのせ、
鉛筆で等高線や主な道路、鉄道、河川等を書き写し、そ
のトレーシングペーパーをボール紙に貼り付け間にカー
ボン紙をはさみ鉄筆で2本の等高線をなぞり、2本の等
高線を一枚のボール紙に写し取る。全部写し終わったら
外側の線に沿ってボール紙をカッターナイフで切り抜
き、内側の線は次のボール紙を貼り付ける位置の目印と
して切り抜いたボール紙を内側の線に重ね合わせて糊で
貼り付け立体に組み立てていく。組み立てが終われば絵
の具などで色を変えて高さを塗り分け、鉄道、道路、河
川も書き込み、最後に別の白い紙に町名、山名、河川
名、海名などをボールペンで書き貼り付ける。このよう
な従来の技術による作製方法においては、地形図の等高
線を書き写す作業時間が多くかかり、地形図に入ってい
る全ての情報を模型に記載しようとすれば模型が汚れた
り作製により多くの時間を要することになる。また等高
線を書き写す時とカーボン紙を使用して鉄筆でなぞって
いく時に誤差が生じる可能性が高かったし、さらにボー
ル紙が固いので細かい箇所の作業が困難であった。関連
すると考えられる先行技術としては特開昭59−161
896(積層組立キット)、実開昭63−180880
(立体地図)、特開平3−269481(立体地形図作
製器)などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの欠点を有する
従来の技術で作製された地形図の模型は模型として展示
物などの利用はできても地形図としての精度が必要とさ
れる計画などには利用できない欠点があったので、本発
明においてはその地形図の模型を精度を高め、地形図と
しての利用ができるように改良しようとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】地形図に記載されている
記号や注記などが判読できる様に乾式の彩色手段で着色
し、等高線間の高さが地形図の縮尺に合致した厚みで軟
質の透明な塩化ビニールの上にスプレー式接着剤を裏面
から付着させた地形図を直接貼り付け、細かい曲線部の
作業が可能となるよう回転式のカッターナイフを使用し
て標高の一番高い等高線に沿って地形図と塩化ビニール
を同時にカットし切り抜いてパーツを作り、切り抜きが
終わった地形図を塩化ビニールから剥ぎ取る。スプレー
式接着剤の持つ特徴として接着力が弱くなるまでは、た
びたび噴射する必要がなく貼り付けたり剥ぎ取ったりす
ることが何度でも可能である。このため作業する着色し
た地形図と同じ地形図を塩化ビニールの下に敷いて、そ
の塩化ビニールの上に下の地形図を透視して位置合わせ
を行いながら誤差が生じないようパーツを切り抜いた残
りの着色した地形図を貼りつけていくことが可能とな
る。誤差が生じないよう新しい塩化ビニールに貼り付け
た地形図を最初に切り抜いた等高線の次に低い等高線に
沿ってカットし切り抜いてパーツを作る。順に地形図の
貼り付けと切り抜きを繰り返し地形図全体を等高線ごと
の切り抜きパーツにし、作成したパーツを組み立てる時
には標高の一番低い等高線のパーツの上に次に高い等高
線のパーツを裏面の塩化ビニール側にスプレー式接着剤
を付着させ等高線を合致させながら重ね合わせ貼り付け
る。順に標高の高い等高線のパーツを重ね貼り付けて立
体にしていく。立体になった地形図は地形図としての精
度を保っているので地形図には欠かせない要素である凡
例や方位、縮尺、使用した地形図の作成年月日を作製し
た立体地形図の横に表示しておく。
【0005】
【作用】地形図を直接塩化ビニールに貼り付けて地形図
と塩化ビニールを同時にカットし切り抜いて等高線ごと
のパーツを作成することにより地形図に記載されている
情報がすべて生かされ立体でとらえることが可能とな
り、乾式の彩色手段で薄く着色することで地形図に記載
されている記号や注記などの情報が判読できるものであ
る。また使用するスプレー式接着剤はその特徴として着
脱が容易なので着色した地形図の裏面にスプレー式接着
剤を付着させ塩化ビニールの上に直接貼り付け、地形図
と塩化ビニールを同時にカットし切り抜いてパーツを作
成したのち剥ぎ取り、同じ作業を繰り返すことが可能で
あるため、一枚の地形図でその立体地形図を作成するこ
とができ材料費が少なくてすむ。パーツの組み立てにお
いてもスプレー式接着剤の着脱が容易な特徴を利用し、
かつパーツが柔軟な塩化ビニールであるため誤差を矯正
しながら重ね合わせ貼り付けることが可能となり精度を
保ちながら立体にしていけ、また接着剤の塗布も短時間
で行える。地形図の模型の作製方法に比べ本発明では地
形図の情報を書き写す作業時間は皆無となり、材料は従
来の技術ではボール紙を使用するのに比べ軟質の塩化ビ
ニールを使用することにより細かい曲線部などの作業が
容易で迅速かつ正確に行える。
【0006】本発明による作製方法によって作製された
立体地形図は使用する地形図の縮尺に合った精度で立体
化されたものであるため、平面でしかとらえられなかっ
た地形図に比べ起伏の状態が容易に判読できるものであ
る。
【0007】
【実施例】添付図面は本発明に係る高精度の立体地形図
及びその立体地形図の作製方法の実施例を作製手順に沿
って図示したものであり、「図1」は作製フローチャー
ト。「図2」は地形図に記載されている情報ごとに乾式
の彩色手段で着色した地形図の裏面にスプレー式接着剤
を付着させ、等高線間の高さが地形図の縮尺に合致した
厚みで軟質の透明な塩化ビニールの下に作業する着色し
た地形図と同じ地形図を敷いて、その塩化ビニールの上
に下の地形図を透視して位置合わせを行いながら誤差が
生じないよう着色した地形図を貼り付ける作業を平面図
で表現したものである。建設省国土地理院や自治体で作
製されている地形図にはさまざまな情報が記載されてお
り、例えば田や畑などの植生の表現は記号によってなさ
れているが、植生の種類によって表示色を変えてより判
読しやすく親しみやすくし、乾式の彩色手段には色鉛筆
を使用し薄く着色することにより、使用する地形図に記
載されている記号や注記が判読できるものであり、また
使用する地形図は紙であるため湿式の彩色手段では紙の
特性で水分を含むことにより地形図の伸縮が発生するの
で地形図自体が誤差を生じてしまい、着色した地形図と
同じ地形図を塩化ビニールの下に敷いて透視して位置合
わせをして貼り付けようとしても合致しなくなる。また
軟質の透明な塩化ビニールの厚さについて説明すれば、
作製しようとする立体地形図に使用する地形図の縮尺が
例えば2万5千分の1であれば地形図中の等高線は10
mおきに表現されているので等高線間の高さに合致する
塩化ビニールの厚みは10mを2万5千分の1で換算す
ると0.4mmとなる。「図3」は標高の一番高い等高
線に沿って回転式のカッターナイフを使用して着色した
地形図と塩化ビニールを同時にカットし切り抜いてパー
ツを作成し、切り抜いた残りの着色した地形図を塩化ビ
ニールから剥ぎ取り新しい塩化ビニールの下に作業する
着色した地形図と同じ地形図を敷いてその塩化ビニール
の上に下の地形図を透視して位置合わせを行いながら貼
り付け、最初に切り抜いた等高線の次に低い等高線に沿
ってカットし切り抜いて二番目に標高の高いパーツを作
成し、順に作成してすべての等高線がパーツになったも
のを斜視図で表現したものである。切り抜いたパーツの
数が多くなる場合は、使用する地形図と同じ地形図上に
10cm間隔の方眼線を記入してその方眼ごとに連続の
番号を符しておき、その番号ごとに切り抜いたパーツを
整理しておくと立体地形図を組み立てる時にパーツを捜
す時間がなくなる。「図4」は切り抜いたパーツの裏面
にスプレー式接着剤を付着させ標高の一番低いパーツの
上に誤差が生じないよう等高線を合致させながら次に標
高の高いパーツを重ね合わせ貼り付け、順にすべてのパ
ーツを重ねて立体に組み立てる作業を斜視図で表現した
ものである。貼り付けるパーツが大きい時はスプレー式
接着剤を付着させずに等高線を合致させて重ね合わせて
おき、パーツが動かないよう文鎮で固定し重ねた上のパ
ーツを部分的にめくりパーツの裏面にスプレー式接着剤
を付着させ貼り付け、残りの部分も同じ方法で貼り付け
ることにより貼り付けるパーツ同志の等高線の合致が容
易となる。「図5」は組み立てた立体地形図を土台とな
る基礎材の上に固定させ透明の保護ケースで覆ったもの
を断面図で表現したものである。透明の保護ケースを着
脱が容易なようにしておくことにより、展示物として利
用する時は保護ケースを使用し、計画等の検討資料とし
て使用する時は保護ケースを使用しないようにすれば利
用分野が広がると思われる。「図6」は作製した立体地
形図が模型ではなく地形図としての精度を保っているこ
とを強調するために地形図に欠かせない要素である凡例
や方位、縮尺、また使用した地形図の作成年月日を注記
として表示したものを平面図で表現したものである。
【0008】
【発明の効果】平面でしか見えなかった地形図が本発明
による高精度の立体地形図で立体的に見ることが可能と
なることにより今までにない地形図の利用価値が生まれ
るものと思われ、地形図を模型としてしか作製できなか
った技術を作業効率を上げかつ精度を保ったまま立体に
する作製方法の発明によりすべての地形図を立体にする
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】作製手順を示すフローチャート
【図2】塩化ビニールの上に貼り付けた地形図の平面図
【図3】切り抜いたパーツの斜視図
【図4】パーツの組み立て手順を図示する斜視図
【図5】組み立てた立体地形図を保護ケースで覆った断
面図
【図6】整飾を施し完成した立体地形図の平面図
【符号の説明】
1…作業する着色した地形図 2…軟質の透明な塩化ビニール 3…位置合わせのための着色した地形図と同じ地形図 4…土台となる基礎材 5…透明の保護ケース 6…使用した地形図の凡例の表示 7…使用した地形図の棒縮尺の表示 8…使用した地形図の方位の表示 9…使用した地形図の作成年月日の表示

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建設省国土地理院や自治体で作成している
    地形図の記載されている情報ごとに乾式の彩色手段で着
    色し、地形図の裏面にスプレー式接着剤を付着させ、地
    形図の等高線間の高さが地形図の縮尺に合致した厚みで
    軟質の透明な塩化ビニールに貼り付け、標高の一番高い
    等高線に沿って地形図と塩化ビニールを同時にカットし
    切り抜いてパーツを作り、切り抜いた後、残りの地形図
    を塩化ビニールから剥ぎ取り新しい塩化ビニールに着色
    した地形図と同じ地形図を塩化ビニールの下に敷き精度
    を保つために下の地形図を透視して着色した地形図の位
    置合わせを行いながら残りの地形図を貼り付け、最初に
    切り抜いた等高線の次に低い等高線に沿って地形図と塩
    化ビニールを同時にカットし切り抜いてパーツを作り、
    順に地形図の貼り付けとカット切り抜きを繰り返し地形
    図全体を等高線ごとの切り抜きパーツを作成し、標高の
    一番低い等高線のパーツの上に次に高い等高線のパーツ
    を裏面の塩化ビニール側からスプレー式接着剤を付着さ
    せ等高線を合致させながら重ね合わせ貼り付け、順にす
    べてのパーツを重ね合わせ貼り付け立体にし、立体にな
    った地形図の横に凡例とスケール、方位、使用した地形
    図の作成年月日を注記として整飾することにより、高精
    度の立体地形図を作製することを特徴とする高精度の立
    体地形図の作製方法。
  2. 【請求項2】「請求項1」に記載の高精度の立体地形図
    の作製方法により作製することを特徴とする高精度の立
    体地形図。
JP12294394A 1994-04-25 1994-04-25 高精度の立体地形図及びその立体地形図の作製方法 Pending JPH07295472A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006011333A (ja) * 2004-03-24 2006-01-12 ▲吉▼良 雅貴 立体模型
JP2015052691A (ja) * 2013-09-06 2015-03-19 独立行政法人産業技術総合研究所 立体地質模型システム
WO2021002455A1 (ja) * 2019-07-03 2021-01-07 修三 坂手 立体造形物、平面画像の立体化法、立体プレートの製造方法、及びメス型の製造方法

Cited By (4)

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