JPH0729554Y2 - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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JPH0729554Y2
JPH0729554Y2 JP3172889U JP3172889U JPH0729554Y2 JP H0729554 Y2 JPH0729554 Y2 JP H0729554Y2 JP 3172889 U JP3172889 U JP 3172889U JP 3172889 U JP3172889 U JP 3172889U JP H0729554 Y2 JPH0729554 Y2 JP H0729554Y2
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movable
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正一 美川
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はヒンジ支持した可動鉄片を電磁石ブロックの励
磁,無励磁により揺動可能に設けたヒンジ形の電磁継電
器に関するものである。
(従来の技術) この種の電磁継電器では、一定の動作電圧で確実に動作
するように、動作特性の安定化,接触信頼性の向上を図
ることが必要である。このため、従来、例えば第6図,
第8図に示すように、可動鉄片を復帰状態で安定させる
構造が採用されている。
第6図に示すものは、電磁石ブロック60をベース61にそ
のヨーク62を上にして組み付け、第7図に示すように、
ヨーク62の先端の両側に突設した突片63a,63bに可動鉄
片64の一端両側に形成した切欠き部65a,65bを係合させ
ることにより、可動鉄片64をヒンジ支持するとともにコ
イルばね66で復帰側に付勢する一方、前記可動鉄片64に
固着した可動接触片67とベース61に固着した固定接点端
子68とで接点機構を構成したものである。このもので
は、復帰時の可動接触片67の受け部となるストッパー端
子68aが、ベース61に固着されている。なお、このスト
ッパー端子68aの代わりに、第6図,第7図中2点鎖線
で示すように、可動鉄片64が復帰したときに当接するス
トッパー68bをベース61に突設したものもある。
第8図に示すものは、前記第6図に示すものと実質的に
同一の電磁石ブロック60をベース61にそのヨーク62を立
てるようにして組み付け、第9図に示すように、略L字
形に折曲した可動鉄片69をその折曲部内面がヨーク62の
先端角部62aに当接するように載置して、ヨーク62に固
着したヒンジばね70で可動鉄片69の折曲外面を押圧する
ことにより、可動鉄片69をヒンジ支持する一方、ベース
61に固定接点端子71及び可動接触片72を立設して接点機
構を構成し、可動接触片72と可動鉄片69の間にカード73
を介在させたものである。このものでは、可動接触片72
の復帰時の受け部となるストッパー端子71aが、ベース6
1に突設されている。なお、このストッパー端子71aの代
わりに、第8図中2点鎖線で示すように、可動接触片72
が復帰したときに当接するストッパー71bをベース61に
突設したものもある。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、第6図,第8図に示すように、ストッパ
ー端子68a,71aで復帰時の可動接触片67,72を受けるもの
では、ストッパー端子68a,71aを固定接点端子68,71とほ
ぼ同様の構成にしてベース61に固定しなければならず、
組付性が悪く、高価であるという問題があった。
また、第6図中2点鎖線で示すように、可動鉄片64をベ
ース61と一体のストッパー68bで受けるものでは、金属
と成形樹脂が局部的に衝突するため、頻繁な動作により
摩耗粉が発生し、接点の接触信頼性を低下させるという
問題があった。そこで、受け部を面や線状にして、可動
鉄片64の背面全面を全面的に受けたり、長手方向に線状
に受けることも考えられるが、ベースと受け部とを一体
に樹脂成形する際に離型の抜きテーパや抜き方向等の問
題がある関係上、成形が困難であるという欠点がある。
さらに、第8図中2点鎖線で示すように、可動接触型72
をストッパー71bで受けるものでも、前記同様、摩耗粉
の発生や成形が困難である等の問題があった。
本考案はかかる問題点に鑑みてなされたもので、成形が
容易で、摩耗粉の発生がなく、安定した動作特性と高い
接触信頼性を有する電磁継電器を提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため、本考案は、ベースの上面近傍
で、かつ、ベース面に平行なヒンジ支軸を有する可動鉄
片を、電磁石ブロックの励磁,無励磁により動作,復帰
させて、接点機構を駆動させるようにした電磁継電器に
おいて、ベースに可動鉄片の復帰時の傾斜角と同一角度
の傾斜面を有する受け部を設けて、復帰時の可動鉄片の
背面が前記受け部の傾斜面の全面に当接可能に形成した
ものである。
(作用) 前記構成によれば、復帰時において、受け部の傾斜面
は、可動鉄片の背面を全面的に又は長手方向に線状に受
ける。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を図面に従って説明する。
第1図〜第5図は、本考案に係る電磁継電器を示し、こ
の電磁継電器は、大略、ベース1、電磁石ブロック2、
可動鉄片3、接点機構4、カード5からなっている。
ベース1は、第1図に示すように、上面の中央よりやや
端寄りの位置に立設した絶縁壁10により同図中左側の電
磁石側と右側の接点側とに仕切られている。
このベース1の電磁石側には、後述する電磁石ブロック
2のヨーク23が埋設される凹部11が形成されるととも
に、該凹部11に隣接する位置で、かつ、絶縁壁10の基部
近傍には、絶縁壁10に沿って溝状のヒンジ穴12が形成さ
れている。このヒンジ穴12は、凹部11にヨーク23が埋設
された際に、第3図,第4図に示すように、ヨーク23の
先端面がその一壁面をなすようになっている。
絶縁壁10の電磁石側壁面の中央長手方向には、第1図に
示すように、後述する可動鉄片3が当接する傾斜端面13
aを有するストッパー13が突設されている。このストッ
パー13の傾斜端面13aはベース1に対して復帰時の可動
鉄片3と同一角度で傾斜している。この傾斜ため、樹脂
成形時にこの傾斜端面13aの部分を形成するための離型
の抜きテーパを設けるまでもないため、成形が容易であ
る。また、このストッパー13は、樹脂成形時に絶縁壁10
を補強して、絶縁壁10が成形倒れするのを防止するよう
になっている。
一方、ベース1の接点側には、第2図,第3図に示すよ
うに、後述する固定接点端子41a,41bが互いに対向する
側に傾くのを防止する接点用ストッパー14が立設されて
いる。また、前記絶縁壁10と直角方向に接点用絶縁壁15
が突設され、この接点用絶縁壁15により可動接触片43と
固定接点端子41a,41bとの絶縁距離が確保されている。
なお、ベース1の両端面には、図示しないケースを固定
するための係止爪16a,16bが突設されている。
電磁石ブロック2は、第1図に示すように、コイル20を
巻回したスプール21に鉄心22を挿通して、鉄心22の一端
に略L字形のヨーク23をカシメて固着し、第3図に示す
ように、ヨーク23の先端面と鉄心22の磁極面22aとを同
一平面上に形成したものである。この電磁石ブロック2
のスプール21の一方の鍔部には、コイル端子24a,24bが
インサート成形により設けられている。また、スプール
21の他方の鍔部の下端両側には、前記ヒンジ穴12を覆う
突部25a,25b(他方は図示せず。)が突設され、上端に
は後述するカード5の水平方向の振れを防止するための
突片26が突設されている。
可動鉄片3は、第1図に示すように、平板状のもので、
下端の両側端には突出部30a,30bが突設され、上端には
後述するカード5の係合部50a,50bに係止する一対の係
止爪31a,31bが形成され、さらに電磁石ブロック2の鉄
心22と対向する面には当接面32が突設されている。
接点機構4は、固定接点40aを有する固定接点端子41a
と、固定接点40bを有する固定接点端子41bと、可動接点
42を有する可動接触片43とからなり、可動接点42が固定
接点40a,40b間に位置するように、ベース1の接点側に
それぞれ圧入固定されている。そして、可動接触片43
は、第3図に示すように、その可動接点42が固定接点40
aに圧接するように、固定接点端子41a側に付勢されてい
る。また、可動接触片43の上端の両側端には、第1図に
示すように、後述するカード5の係合部51a,51bと係合
する切欠き部44a,44bが形成されている。
カード5は、平面略C字形の板状のもので、両端には前
記可動鉄片3の係止爪31a,31bが係止する係合部50a,50b
が形成され、中間部内側には前記可動接触片43の切欠き
部44a,44bと係合する係合部51a,51bが形成されている。
以上の構成からなる電磁継電器は、まず可動鉄片3の下
端をベース1のヒンジ穴12に嵌入した後、電磁石ブロッ
ク2のコイル端子24a,24bをベース1に圧入しつつ、ヨ
ーク23をベース1の凹部11に埋設する。これにより、第
3図に示すように、ヨーク23の先端面がヒンジ穴12の一
壁面を形成すると同時に、スプール21の突部25a,25bが
可動鉄片3の突出部30a,30bを上方から覆う結果、突出
部30a,30bがヒンジ穴12と突出部25a,25bとで形成する4
つの面で囲まれてヒンジ支持される。したがって、可動
鉄片3はその突出部30a,30bを中心に揺動可能に組み付
けられる。
次に、固定接点端子41a,41b及び可動接触片43をベース
1の所定の位置に圧入した後、カード5を接点機構4の
上方に載置して、その係合部51a,51bと可動接触片43の
切欠き部44a,44bを係合させるとともに、その両端を開
くようにして係合部50a,50bに可動鉄片3の係止爪31a,3
1bを係止させる。これにより、可動鉄片3は、カード5
を介して可動接触片43と連結されるとともに、第3図に
示すように、可動接触片43の付勢力によりストッパー13
の傾斜端面13aに圧接する方向に付勢される。
そして、図示しないケースを被せてベース1の係止爪16
a,16bと係合させた後、適宜、シール剤を塗布してシー
ルする。
以上のように組み立てられた電磁継電器の無励磁時に
は、第3図中左方向に付勢された可動接触片43により、
可動接点42は固定接点40bから開離して固定接点40aと閉
成し、可動鉄片3は鉄心22の磁極面22aから離間してス
トッパー13側に傾いて復帰している。ここで、ストッパ
ー13がその傾斜端面13aで可動鉄片3の背面を長手方向
(上下方向)に線状に受けているため、可動鉄片3は安
定した状態となっている。
この状態で、コイル20に通電して電磁石ブロック2を励
磁すると、可動鉄片3は鉄心22の磁極面22aに吸引され
て、突出部30a,30bを中心に第3図中時計回り方向に回
動し、カード5を介して可動接触片43を同図中右方向に
その付勢力に抗して引き寄せる結果、可動接点42が固定
接点40aから開離して固定接点40bに閉成し、接点が切り
換えられる。
なお、この動作時には、絶縁壁10により電磁石側と接点
側との絶縁距離が十分に確保されているため、耐電圧特
性が向上する。
そして、コイル20への通電を断つと、電磁石ブロック2
の吸引力が無くなり、可動接触片43がその付勢力によ
り、第3図において左方向に復帰すると同時に、可動鉄
片3がその突出部30a,30bを中心に反時計回り方向に回
動する。このとき、ストッパー13の傾斜端面13aが可動
鉄片3の背面を長手方向に線状に受けるため、局部的な
衝突とはならず、摩耗粉の発生が押さえられるうえ、復
帰状態が安定する。摩耗粉が発生したとしても、絶縁壁
10により接点側への拡散が防止される。
なお、前記実施例では、絶縁壁10に突設したストッパー
13の傾斜端面13aを、可動鉄片3の背面を受ける受け部
としたが、絶縁壁10の全面を傾斜面として、この傾斜面
で可動鉄片3の背面を全面的に受けるようにしてもよ
い。これにより、摩耗粉の発生がさらに防止される。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれば、復帰
状態の可動鉄片の背面を受け部で全面的に又は長手方向
に線状に受けるようにしているため、復帰状態の可動鉄
片が安定し、また摩耗粉の発生が押さえられ、動作特
性,接触信頼性が向上する。また、受け部は傾斜面で形
成されているため、成形時の抜きテーパ等を考慮する必
要がなく成形が容易である等の効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図,第3図は本考案に係る電磁継電器のそ
れぞれ分解斜視図,平面図,正面図、第4図は第3図の
右側面半断面図、第5図は第3図の左側面図、第6図は
従来の電磁継電器の正面図、第7図は第6図に示す可動
鉄片のヒンジ部の分解斜視図、第8図に従来の他の電磁
継電器の正面図、第9図は第8図に示す可動鉄片のヒン
ジ部の斜視図である。 1……ベース、2……電磁石ブロック、3……可動鉄
片、4……接点機構、13……ストッパー(受け部)、13
……傾斜端面(傾斜面)、30a,30b……突出部(ヒンジ
支軸)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースの上面近傍で、かつ、ベース面に平
    行なヒンジ支軸を有する可動鉄片を、電磁石ブロックの
    励磁,無励磁により動作,復帰させて、接点機構を駆動
    させるようにした電磁継電器において、ベースに可動鉄
    片の復帰時の傾斜角と同一角度の傾斜面を有する受け部
    を設けて、復帰時の可動鉄片の背面が前記受け部の傾斜
    面の全面に当接可能に形成したことを特徴とする電磁継
    電器。
JP3172889U 1989-03-20 1989-03-20 電磁継電器 Expired - Lifetime JPH0729554Y2 (ja)

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JPH02123045U JPH02123045U (ja) 1990-10-09
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JP2004119391A (ja) * 2003-11-25 2004-04-15 Jidosha Denki Kogyo Co Ltd 電磁継電器
CN111463071B (zh) * 2020-04-15 2025-06-24 漳州宏发电声有限公司 一种电磁继电器

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