JPH07295608A - 入力回路 - Google Patents

入力回路

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JPH07295608A
JPH07295608A JP10590794A JP10590794A JPH07295608A JP H07295608 A JPH07295608 A JP H07295608A JP 10590794 A JP10590794 A JP 10590794A JP 10590794 A JP10590794 A JP 10590794A JP H07295608 A JPH07295608 A JP H07295608A
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coupling means
switch
input
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JP10590794A
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Kengo Ueki
健五 植木
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Keyence Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 消費電力および発熱量が少なく、有接点スイ
ッチおよび無接点スイッチを接続することができる入力
回路を提供することである。 【構成】 外部電源端子POWと外部入力端子INとの
間にスイッチングトランジスタ3、インダクタ14、電
流検出抵抗16およびフォトカプラ1が直列に接続さ
れ、外部共通端子COMとインダクタ14との間にフラ
イホイールダイオード13が接続される。スイッチング
トランジスタ3のオン時には入力用電源21からスイッ
チングトランジスタ3、インダクタ14、電流検出抵抗
16およびフォトカプラ1を介して検出スイッチ20に
電流が流れ、オフ時にはインダクタ14の自己誘導作用
により外部共通端子COMからフライホイールダイオー
ド13、インダクタ14、電流検出抵抗16およびフォ
トカプラ1を介して検出スイッチ20に電流が流れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部スイッチの状態を
内部回路に入力する入力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】被制御機器の動作をシーケンシャルに制
御するためにプログラマブルコントローラが用いられ
る。このプログラマブルコントローラは、被制御機器の
動作状況、入力操作などを示す外部スイッチの状態を内
部回路に入力する入力回路を有している。
【0003】図4は従来のプログラマブルコントローラ
の入力回路の一例を示す回路図である。実際のプログラ
マブルコントローラには複数の外部スイッチに対応して
複数の入力回路が設けられているが、図4には1つの入
力回路300のみを示す。
【0004】入力回路300において、外部入力端子I
Nと外部共通端子COMとの間に直列抵抗31およびフ
ォトカプラ30の発光素子30aが直列に接続され、フ
ォトカプラ30に並列に並列抵抗32が接続されてい
る。フォトカプラ30の受光素子30bのコレクタは内
部回路の入力読み取り回路へ接続され、かつプルアップ
抵抗33を介して内部電源端子に接続されている。この
入力回路300の外部入力端子INと外部共通端子CO
Mとの間には検出スイッチ34および入力用電源35が
直列に接続されている。
【0005】検出スイッチ34の接点が閉じると、電流
が入力用電源35からフォトダイオード30および並列
抵抗32に分流し、さらに直列抵抗31に流れる。この
場合、フォトカプラ30の発光素子30aに十分な電流
が流れて発光素子30aが発光する。それにより、フォ
トカプラ30の受光素子30bがオンし、プルアップ抵
抗33に電流が流れる。このようにして、検出スイッチ
34と電気的に絶縁された内部回路で入力信号を読み取
ることができる。
【0006】ここで、直列抵抗31の抵抗値をR1と
し、並列抵抗32の抵抗値をR2とすると、抵抗値R1
および抵抗値R2は次のことを考慮して決定される。
【0007】まず、入力用電源35の電圧Eは通常24
Vであるが、その電圧には公差範囲がある。この公差範
囲の最大値をEMAX とし、最小値をEMIN とする。次
に、検出スイッチ34としては、リミットスイッチ等の
有接点スイッチ、および高周波近接スイッチ等の無接点
スイッチが用いられる。
【0008】有接点スイッチおよび無接点スイッチの共
通の性質は、オン時に規定された最低電流IND以上の電
流を供給しなければ正常に動作しないことである。検出
スイッチ34に必要な最低電流INDは通常5〜10mA
である。一方、異なった性質としては、有接点スイッチ
ではオフ時漏れ電流IMIN およびオン時残留電圧VMIN
を実質的にゼロとみなすことができるが、無接点スイッ
チ特に二線式近接スイッチではオフ時漏れ電流IMIN
よびオン時残留電圧VMIN を無視することができない。
【0009】すなわち、入力用電源35の電圧が最小値
MIN の場合、二線式近接スイッチのオン時に、入力回
路300に印加される電圧がその二線式近接スイッチに
よりオン時残留電圧VMIN だけ減少しても、入力回路3
00がオン状態を正しく検出できる必要がある。そのた
め、入力回路300に十分な電流が流れるように、直列
抵抗31の抵抗値R1はある値以下に制限される。直列
抵抗31の抵抗値R1は、例えば4.3KΩに設定され
る。
【0010】また、二線式近接スイッチのオフ時には、
オフ時漏れ電流IMIN が流れていても、入力回路300
がオフ状態を検出しなければならない。そのため、並列
抵抗32の電圧降下がフォトカプラ30の発光素子30
aに電流が流れ始める電圧よりも低くなるように、並列
抵抗32の抵抗値R2はある値以下制限される。フォト
カプラ30の発光素子30aに電流が流れ始める電圧は
1V程度であり、並列抵抗32の抵抗値R2は例えば4
30Ωに設定される。
【0011】上記のように、入力用電源35の電圧Eは
通常24Vであり、検出スイッチ34に必要な最低電流
NDは通常5〜10mAであるので、図4の入力回路3
00の内部で発生する電力損失は約120〜240mW
である。この状態でも検出スイッチ34のオン時にある
程度の熱が発生している。一方、検出スイッチ34とし
て有接点スイッチが用いられ、かつ入力用電源35の電
圧が最大値EMAX の場合に、有接点スイッチがオンして
いると、直列抵抗31および並列抵抗32に最大の電圧
が印加されることになり、上記の状態よりも多くの熱が
発生する。
【0012】通常、プログラマブルコントローラは多数
個の入力回路を持っているので、従来の入力回路では発
熱量が多いにもかかわらず、低コスト化等のために、自
然空冷を採用し、樹脂成形品を用いたケースに収納され
る。そのため、抵抗素子からの発熱を拡散して密度を低
下させることにより温度上昇を許容範囲内に収めるだけ
のケース容量を確保しなければならない。したがって、
装置の小型化の要求が多いにもかかわらず、それには限
界があった。
【0013】そこで、入力回路の内部消費電力および発
熱量を抑制するために、次のような種々の技術が提案さ
れている。
【0014】特開昭59−68007号には、電源と外
部共通端子との間に給電スイッチ回路を設け、この給電
スイッチ回路を一定時間だけ導通させるようにした入力
装置が開示されている。特開昭59−68009号に
は、電源と外部共通端子との間に給電スイッチ回路を設
け、この給電スイッチ回路を一定時間ずつ間欠的に導通
させるようにした入力装置が開示されている。実開昭6
1−159884号には、入力回路に動作を保証する電
圧を常時印加し、スイッチに接触を保証する電圧を断続
的に印加するシーケンサの入力専用電源回路が開示され
ている。
【0015】実開昭63−81421号には、入力電流
を高速で断続するように構成された入力回路が開示され
ている。実開昭63−147701号には、スイッチン
グ素子を用いて入力取込みタイミングのみ入力電流を供
給するように構成された入力回路が開示されている。特
開平5−173611号には、直流電源の供給を断続的
に行わせる開閉手段を電源供給路に設けた入力回路が開
示されている。
【0016】上記の技術の共通点は、入力回路への電力
供給を断続的にすることにより、入力回路に流れる電流
を定格電流値と0または低い電流値との2段階に切り替
えることである。これにより、入力回路における時間当
たりの平均電力損失および発熱量が低減され、あるい
は、同時にオン状態にしてもよい入力点数が増加する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術のいずれにおいても、入力回路に接続される検
出スイッチとしては有接点スイッチのみが用いられてお
り、二線式近接スイッチ等の無接点スイッチは考慮され
ていない。
【0018】無接点スイッチは、検出回路等の電子回路
で構成されており、この電子回路には所定の電流および
電圧を供給する必要がある。三線式無接点スイッチは、
電子回路に電力を供給するための専用の電源端子を有し
ており、電子回路は入力回路に接続される入力用電源と
は別の直流電源により動作する。しかし、二線式無接点
スイッチは、電子回路に電源を供給するための専用の電
源端子を有さないので、電子回路は入力回路に接続され
る入力用電源により動作することになる。そのため、上
記の従来技術において検出スイッチとして二線式無接点
スイッチを用いた場合、供給される電流および電圧が断
続的になるので、電子回路に所定の電流および電圧が供
給されなくなって誤動作する可能性がある。
【0019】また、無接点スイッチにおいては、電源投
入時に電子回路の各部がしばらくの間不安定な状態にあ
る。そのため、この不安定な状態の間には、本来検出状
態でないのに検出出力が導出されることがある。そこ
で、検出状態でないにもかかわらず検出出力が導出され
ることを防止するために、電源投入リセット回路を装備
した無接点スイッチがある。この電源投入リセット回路
を有する無接点スイッチでは、電源投入後の一定時間は
検出不能となる。
【0020】電源投入リセット回路を有する二線式無接
点スイッチを検出スイッチとして用いた場合、従来技術
のように入力回路への電力供給を断続すると、その断続
ごとに電源投入リセット回路が動作することになる。そ
のため、プログラマブルコントローラが高速に入力状態
を読み取ることができない。
【0021】したがって、上記の従来技術では、二線式
近接スイッチ等の二線式無接点スイッチの状態を入力す
ることができる実用的なプログラマブルコントローラを
構成することは不可能である。
【0022】それゆえに、本発明の目的は、消費電力お
よび発熱量が少なく、しかも有接点スイッチおよび無接
点スイッチの状態を入力することができる入力回路を提
供することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】
(1)第1の発明 第1の発明に係る入力回路は、外部スイッチの状態を結
合手段を介して内部回路に入力する入力回路において、
電源から結合手段を経由して外部スイッチに至る電流経
路にスイッチング手段および誘導素子を介挿するととも
に、結合手段に流れる電流を検出する電流検出手段およ
び電流検出手段により検出された電流に基づいてスイッ
チング手段をオンオフ制御する制御手段を設けたもので
ある。
【0024】(2)第2の発明 第2の発明に係る入力回路は、第1の発明に係る入力回
路の構成において、結合手段が、電流経路に接続される
発光部および内部回路に接続される受光部からなる光結
合手段であり、誘導素子が、インダクタであることを特
徴とする。
【0025】(3)第3の発明 第3の発明に係る入力回路は、第1の発明に係る入力回
路の構成において、結合手段が、電流経路に接続される
一次巻線および内部回路に接続される二次巻線からなる
誘導結合手段であり、誘導素子が、誘導結合手段の一次
巻線であることを特徴とする。
【0026】(4)第4の発明 第4の発明に係る入力回路は、外部スイッチの状態を内
部回路に入力する入力回路であって、結合手段、スイッ
チング手段、制御手段および電力蓄積手段を備える。
【0027】結合手段は、電源から供給される電流に基
づいて外部スイッチの状態を内部回路に伝達する。スイ
ッチング手段は、電源から結合手段を経由して外部スイ
ッチに至る電流経路を接続および遮断する。制御手段
は、結合手段に供給される電流の値が所定の値となるよ
うにスイッチング手段をオンオフ制御する。電力蓄積手
段は、スイッチング手段のオン時に、電源から供給され
る電力を蓄積し、スイッチング手段のオフ時に、蓄積し
た電力により結合手段に電流を供給する。
【0028】好ましい例として、結合手段は、電流経路
に介挿される発光部および内部回路に接続される受光部
からなる光結合手段であり、電力蓄積手段は、電流経路
に介挿される誘導素子である。別の好ましい例として、
結合手段は、電流経路に介挿される一次巻線および内部
回路に接続される二次巻線からなる誘導結合手段であ
り、電力蓄積手段は、誘導結合手段の一次巻線である。
【0029】(5)第5の発明 第5の発明に係る入力回路は、第4の発明に係る入力回
路の構成において、スイッチング手段のオフ時に、外部
スイッチ、電力蓄積手段および結合手段を含む電流経路
を形成する電流経路形成手段をさらに備えたものであ
る。
【0030】
【作用】第1〜第3の発明に係る入力回路においては、
スイッチング手段のオン時には、電源から誘導素子を介
して結合手段に電流が供給され、スイッチング手段のオ
フ時には、誘導素子の自己誘導作用により結合手段に引
続き電流が流される。それにより、結合手段および外部
スイッチにほぼ一定の直流電流が流れる。
【0031】第2の発明に係る入力回路においては、ス
イッチング手段のオン時には、電源からインダクタを介
して光結合手段の発光部に電流が供給され、スイッチン
グ手段のオフ時には、インダクタの自己誘導作用により
光結合手段の発光部に引続き電流が流される。それによ
り、光結合手段の発光部にほぼ一定の直流電流が流れて
発光部が発光し、光結合手段の受光部にもほぼ一定の直
流電流が流れる。
【0032】第3の発明に係る入力回路においては、ス
イッチング手段のオン時には、電源から誘導結合手段の
一次巻線に電流が供給され、スイッチング手段のオフ時
には、誘導結合手段の一次巻線の自己誘導作用によりそ
の一次巻線に引続き電流が流される。そして、誘導結合
手段の相互誘導作用により二次巻線にも電流が流れる。
【0033】第4および第5の発明に係る入力回路にお
いては、外部スイッチのオン状態では、スイッチング手
段がオンし、電源から結合手段に電流が供給される。こ
のとき、電力蓄積手段には、電源からの電力の一部が蓄
積される。結合手段に流れる電流が増加して所定の値に
なると、制御手段によりスイッチング手段がオフにされ
る。それにより、電源から結合手段への電流経路が遮断
されるとともに、電力蓄積手段に蓄積された電力により
結合手段へ電流が供給される。結合手段に供給される電
流が減少して所定の値よりも低下すると、制御手段によ
りスイッチング手段がオンにされる。上記の動作を繰り
返すことにより、結合手段および外部スイッチに直流電
流が供給される。
【0034】このように、スイッチング手段のオン時に
は、電源から結合手段に電流が供給されると同時に電力
の一部が電力蓄積手段に蓄積され、スイッチング手段の
オフ時には、電力蓄積手段に蓄積された電力により結合
手段に電流が供給されるので、電源から供給される電力
のほとんどが結合手段に電流を供給するために有効に用
いられ、電力がほとんど熱に変換されない。したがっ
て、入力回路の内部消費電力および発熱量が少なくな
る。しかも、外部スイッチには一定の直流電流が供給さ
れるので、外部スイッチとして、有接点スイッチのみな
らず、無接点スイッチを用いることができる。
【0035】特に、第5の発明に係る入力回路において
は、スイッチング手段のオフ時に、外部スイッチ、電力
蓄積手段および結合手段を含む電流経路が形成されるの
で、外部スイッチに供給される電流が一定の直流とな
る。
【0036】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。図1は本発明の一実施例における入力
回路の構成を示す回路図である。
【0037】図1の入力回路100において、外部入力
端子INとノードN1との間にフォトカプラ1の発光素
子1aが接続され、発光素子1aに並列に並列抵抗2が
接続されている。フォトカプラ1の受光素子1bのコレ
クタは、内部回路の入力読み取り回路に接続され、かつ
プルアップ抵抗19を介して内部電源端子に接続されて
いる。
【0038】一方、外部電源端子POWとノードN2と
の間にスイッチングトランジスタ3が接続され、スイッ
チングトランジスタ3にはベース・エミッタ抵抗4およ
びベース抵抗5が接続されている。ベース抵抗5はトラ
ンジスタ6を介して外部共通端子COMに接続されてい
る。外部入力端子POWと外部共通端子COMとの間に
は平滑コンデンサ7が接続されている。
【0039】また、外部電源端子POWとトランジスタ
6のベースとの間に起動用抵抗8が接続され、そのベー
スと外部共通端子COMとの間にトランジスタ9が接続
され、トランジスタ9のベースとトランジスタ6のコレ
クタとの間に帰還抵抗10が接続されている。トランジ
スタ9には、ベース・エミッタ抵抗11およびベース抵
抗12が接続されている。
【0040】ノードN2と外部共通端子COMとの間に
フライホイールダイオード13が接続され、ノードN2
とノードN3との間にインダクタ14が接続され、ノー
ドN3と外部共通端子COMとの間に平滑コンデンサ1
5が接続されている。ノードN3は、電流検出トランジ
スタ17のエミッタに接続され、かつ電流検出抵抗16
を介してノードN1に接続されている。電流検出トラン
ジスタ17のベースはベース抵抗18を介してノードN
1に接続され、コレクタはトランジスタ9のベース抵抗
12に接続されている。
【0041】外部入力端子INと外部共通端子COMと
の間に、リミットスイッチ等の有接点スイッチまたは二
線式近接スイッチ等の無接点スイッチからなる検出スイ
ッチ20が接続され、外部電源端子POWと外部共通端
子COMとの間に入力用電源21が接続される。
【0042】この実施例においては、フォトカプラ1が
結合手段として働き、電流検出抵抗16および電流検出
トランジスタ18が制御手段として働く。また、インダ
クタ14が電力蓄積手段として働き、フライホイールダ
イオード13が電流経路形成手段として働く。
【0043】次に、図1の入力回路100の動作を図2
の波形図を参照しながら説明する。図2において、IC
はスイッチングトランジスタ3に流れる電流を表し、I
D はフライホイールダイオード13に流れる電流を表わ
す。VR は電流検出抵抗16の両端の電圧を表わし、V
B はスイッチングトランジスタ3のベース電圧を表わ
し、VN はノードN2の電圧を表わす。IS は検出スイ
ッチ20に流れる電流を表わす。
【0044】まず、入力用電源21から起動用抵抗8を
介してトランジスタ6のベースに電流が流れる。それに
より、トランジスタ6がオンし、スイッチングトランジ
スタ3もオンする。その結果、スイッチングトランジス
タ3のエミッタからコレクタへ電流IC が流れ、インダ
クタ14を通して平滑コンデンサ15を充電する。それ
により、平滑コンデンサ15の電圧が上昇していく。
【0045】このとき、検出スイッチ20がオンしてい
ると、スイッチングトランジスタ3に流れる電流IC
インダクタ14、電流検出抵抗16およびフォトカプラ
1の発光素子1aを通って検出スイッチ20に流れる。
電流検出抵抗16の電圧降下によりその両端の電圧VR
が電流検出トランジスタ17のベース・エミッタ間電圧
BE 以上になると、電流検出トランジスタ17のエミ
ッタからコレクタへ電流が流れ、トランジスタ9がオン
する。それにより、トランジスタ6がオフし、スイッチ
ングトランジスタ3もオフする。
【0046】スイッチングトランジスタ3がオフして
も、インダクタ14は自己誘導作用によりそれまで流れ
ていた電流を維持しようとする。この場合、ノードN2
の電圧VN が接地電圧よりも低下し、外部共通端子CO
Mからフライホイールダイオード13を通してインダク
タ14に電流ID が減少しながら流れる。この電流ID
は電流検出抵抗16およびフォトカプラ1の発光素子1
aを通して検出スイッチ20に流れる。
【0047】電流検出スイッチ16に流れる電流が減少
することにより電流検出抵抗16の両端の電圧VR が電
流検出トランジスタ17のベース・エミッタ間電圧VBE
以下になると、電流検出トランジスタ17がオフする。
【0048】上記の動作を繰り返すことにより、電流検
出抵抗16の両端にスイッチングトランジスタ17のベ
ース・エミッタ間電圧VBE程度の電圧降下が発生するよ
うに、電流検出抵抗16にほぼ一定の電流が流れる。そ
れにより、検出スイッチ20にもほぼ一定の電流IS
流れる。
【0049】次に、検出スイッチ20がオフのときに
は、検出スイッチ20のオフ時漏れ電流により入力回路
100に小さな値の電流が流れる。それにより、並列抵
抗2にわずかな電圧降下が生ずるが、フォトカプラ1の
発光素子1aの両端の電圧は発光素子1aをオンさせる
だけの電圧に至らない。また、電流検出抵抗16による
電圧降下も小さな値になり、電流検出トランジスタ17
はオフしている。そのため、トランジスタ9もオフし、
トランジスタ6およびスイッチングトランジスタ3はオ
ンしている。したがって、平滑コンデンサ15の電圧は
入力用電源21の電圧にほぼ等しくなっている。
【0050】次に、図1の入力回路100における内部
電力損失を算出する。ここでは、入力用電源21の電圧
は24Vとする。
【0051】検出スイッチ20がオン状態のときの入力
回路100の内部電力損失は、フォトカプラ1の発光素
子1aの順電圧と電流検出トランジスタ17のベース・
エミッタ電圧VBEとの和に検出スイッチ20に流れる電
流IS を乗じた値となる。
【0052】フォトカプラ1の発光素子1aの順電圧は
通常1.1V程度であり、電流検出トランジスタ17の
ベース・エミッタ間電圧VBEは通常0.6V程度である
ので、それらの和は1.7V程度である。また、検出ス
イッチ20に流れる電流ISは通常5〜10mAに設定
される。したがって、図1の入力回路100において発
生する電力損失は、8.5〜17mW程度となる。ただ
し、スイッチングトランジスタ等からなるスイッチング
回路の効率は通常70〜85%であるので、最悪の場
合、電力損失が約1.5倍に増大し、13〜26mW程
度となる。
【0053】したがって、この実施例の入力回路100
の内部電力損失は、図4の従来の入力回路300の内部
電力損失120〜240mWと比較して、最悪の場合で
も1/9に低減し、それに伴って発熱量も低減される。
【0054】また、検出スイッチ20として二線式近接
スイッチを用いた場合には、オフ時漏れ電流は通常1m
A以下である。並列抵抗2の抵抗値を例えば430Ωと
し、電流検出抵抗16の抵抗値を例えば120Ωとする
と、電力損失は0.55mW以下となる。したがって、
検出スイッチ20がオフしているときには、入力回路1
00の内部電力損失は1mW以下の小さな値となる。
【0055】上記のように、この実施例の入力回路10
0では、入力用電源21から供給される電力がほとんど
抵抗で消費されないので、図4の従来の入力回路300
と比較して発熱量がかなり少なくなる。そのため、同じ
数の入力回路を設ける場合でも、この実施例の入力回路
100を用いるとケースを小型化することが可能とな
る。また、入力回路100から検出スイッチ20に供給
される電流がほぼ完全な直流になるので、検出スイッチ
20として二線式近接スイッチ等の二線式無接点スイッ
チを接続することができる。
【0056】なお、入力回路100を構成するための素
子の数は図4の入力回路300と比較して増加している
が、フォトカプラ1、インダクタ14および平滑コンデ
ンサ15以外の素子はバイポーラモノリシックIC等の
技術により容易に集積回路化できる。それにより、部品
点数の削減も可能となり、低価格でかつ高信頼性を有す
る入力回路が得られる。
【0057】図3は本発明の他の実施例における入力回
路の構成を示す回路図である。図3の入力回路200が
図1の入力回路100と異なるのは次の点である。
【0058】結合手段としてフォトカプラ1の代わりに
トランス22が設けられ、電力蓄積手段としてインダク
タ14の代わりにトランス22の一次巻線22aが用い
られる。トランス22の一次巻線22aはノードN2と
ノードN3との間に接続され、トランス22の二次巻線
22bはダイオード23、コンデンサ24および抵抗2
5からなる整流平滑回路26に接続されている。また、
ノードN1は外部入力端子INに直接接続されている。
その他の部分の構成は、図1に示される構成と同様であ
る。
【0059】図3の入力回路200においては、スイッ
チングトランジスタ3のオン時には、入力用電源21か
らスイッチングトランジスタ3、トランス22の一次巻
線22aおよび電流検出抵抗16を通して検出スイッチ
20に電流が流れる。スイッチングトランジスタ3のオ
フ時には、トランス22の一次巻線22aの自己誘導作
用により外部共通端子COMからフライホイールダイオ
ード13、トランス22の一次巻線22aおよび電流検
出抵抗16を通して検出スイッチ20に電流が流れる。
【0060】平滑コンデンサ15により電流が平滑化さ
れ、検出スイッチ20にはほぼ一定の直流電流が流れ
る。この場合、トランス22の一次巻線22aの電圧
は、スイッチングトランジスタ3のオンオフにより断続
的な矩形波となるので、トランス22の相互誘導作用に
よりトランス22の二次巻線22bに前記電圧と相似な
電圧が現れ、その電圧は整流平滑回路26により一定の
直流電圧に平滑化される。
【0061】図2の入力回路200においても、図1の
入力回路100と同様に、入力用電源21から供給され
る電力がほとんど抵抗で消費されないので、図4の従来
の入力回路300と比較して発熱量がかなり少なくな
る。また、入力回路100から検出スイッチ20に直流
電流が供給されるので、検出スイッチ20として二線式
近接スイッチ等の二線式無接点スイッチを接続すること
ができる。
【0062】なお、本発明はプログラマブルコントロー
ラの入力回路に限らず、外部スイッチの状態を内部回路
に入力するための種々の入力回路に適用することができ
る。特に、本発明は、多点入力端子を有する入力回路に
適用すれば有効である。
【0063】
【発明の効果】第1〜第5の発明によれば、内部電力損
失および発熱量が低減され、しかも外部スイッチにほぼ
一定の直流電流が供給されるので、ケースの小型化が図
られるとともに、外部スイッチとして有接点スイッチお
よび無接点スイッチを用いることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における入力回路の構成を示
す回路図である。
【図2】図1の入力回路の各部の電流および電圧波形図
である。
【図3】本発明の他の実施例における入力回路の構成を
示す回路図である。
【図4】従来の入力回路の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 フォトカプラ 1a 発光素子 1b 受光素子 2 並列抵抗 3 スイッチングトランジスタ 13 フライホイールダイオード 14 インダクタ 16 電流検出抵抗 17 電流検出トランジスタ 20 検出スイッチ 21 入力用電源 22 トランス 22a 一次巻線 22b 二次巻線 100,200 入力回路 IN 外部入力端子 COM 外部共通端子 POW 外部電源端子 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部スイッチの状態を結合手段を介して
    内部回路に入力する入力回路において、 電源から結合手段を経由して外部スイッチに至る電流経
    路にスイッチング手段および誘導素子を介挿するととも
    に、前記結合手段に流れる電流を検出する電流検出手段
    および前記電流検出手段により検出された電流に基づい
    て前記スイッチング手段をオンオフ制御する制御手段を
    設けたことを特徴とする入力回路。
  2. 【請求項2】 前記結合手段は、前記電流経路に接続さ
    れる発光部および前記内部回路に接続される受光部から
    なる光結合手段であり、前記誘導素子は、インダクタで
    あることを特徴とする請求項1記載の入力回路。
  3. 【請求項3】 前記結合手段は、前記電流経路に接続さ
    れる一次巻線および前記内部回路に接続される二次巻線
    からなる誘導結合手段であり、前記誘導素子は、前記誘
    導結合手段の前記一次巻線であることを特徴とする請求
    項1記載の入力回路。
  4. 【請求項4】 外部スイッチの状態を内部回路に入力す
    る入力回路であって、 電源から供給される電流に基づいて前記外部スイッチの
    状態を前記内部回路に伝達する結合手段と、 前記電源から前記結合手段を経由して前記外部スイッチ
    に至る電流経路を接続および遮断するスイッチング手段
    と、 前記結合手段に供給される電流の値が所定の値となるよ
    うに前記スイッチング手段をオンオフ制御する制御手段
    と、 前記スイッチング手段のオン時に、前記電源から供給さ
    れる電力を蓄積し、前記スイッチング手段のオフ時に、
    前記蓄積した電力により前記結合手段に電流を供給する
    電力蓄積手段とを備えた入力回路。
  5. 【請求項5】 前記スイッチング手段のオフ時に、前記
    外部スイッチ、前記電力蓄積手段および前記結合手段を
    含む電流経路を形成する電流経路形成手段をさらに備え
    た請求項4記載の入力回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7141814B2 (en) * 2003-11-10 2006-11-28 Smc Kabushiki Kaisha Input circuit
CN109391255A (zh) * 2018-12-28 2019-02-26 宁波皓晶电子有限公司 常开常闭一体式两线接近开关电路

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