JPH0729603Y2 - 高圧用可変抵抗器 - Google Patents
高圧用可変抵抗器Info
- Publication number
- JPH0729603Y2 JPH0729603Y2 JP1989039243U JP3924389U JPH0729603Y2 JP H0729603 Y2 JPH0729603 Y2 JP H0729603Y2 JP 1989039243 U JP1989039243 U JP 1989039243U JP 3924389 U JP3924389 U JP 3924389U JP H0729603 Y2 JPH0729603 Y2 JP H0729603Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistor
- slider
- electrode
- terminal
- high voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Adjustable Resistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えばカラーテレビの電子ビームの水平バラ
ンスを調整する電流制御用ボリユームなどとして使用さ
れ、数千〜数万ボルトの高電圧が印加される高圧用可変
抵抗器に関する。
ンスを調整する電流制御用ボリユームなどとして使用さ
れ、数千〜数万ボルトの高電圧が印加される高圧用可変
抵抗器に関する。
第3図は従来の高圧用可変抵抗器の内部構造を示す平面
図である。同図において、セラミツク基板1の表面に
は、カーボン等からなる略馬蹄形の抵抗体2が形成され
ていて、この抵抗体2の一端部には銀電極3が、他端部
には銀電極4が、それぞれ形成されている。そして、抵
抗体2に覆われていない銀電極3の末端部には活電用端
子5がはんだ6付けされており、また抵抗体2に覆われ
ていない銀電極4の末端部にはアース端子7がはんだ8
付けされていて、これらの端子5,7はセラミツク基板1
の両側に突出している。つまみ9aを突設した摺動子受9
はセラミツク基板1に対して回動自在であり、この摺動
子受9に固定されている摺動子10の下側の摺動接点10a
が抵抗体2上を摺動するようになつていて、摺動子10の
上側の摺動接点10bは図示せぬ金属製のリード板に常時
弾接し、このリード板はアース端子7に接続されてい
る。したがつて、摺動子10はアース端子7と同電位に保
たれている。
図である。同図において、セラミツク基板1の表面に
は、カーボン等からなる略馬蹄形の抵抗体2が形成され
ていて、この抵抗体2の一端部には銀電極3が、他端部
には銀電極4が、それぞれ形成されている。そして、抵
抗体2に覆われていない銀電極3の末端部には活電用端
子5がはんだ6付けされており、また抵抗体2に覆われ
ていない銀電極4の末端部にはアース端子7がはんだ8
付けされていて、これらの端子5,7はセラミツク基板1
の両側に突出している。つまみ9aを突設した摺動子受9
はセラミツク基板1に対して回動自在であり、この摺動
子受9に固定されている摺動子10の下側の摺動接点10a
が抵抗体2上を摺動するようになつていて、摺動子10の
上側の摺動接点10bは図示せぬ金属製のリード板に常時
弾接し、このリード板はアース端子7に接続されてい
る。したがつて、摺動子10はアース端子7と同電位に保
たれている。
上記したセラミツク基板1や摺動子受9は図示せぬケー
シングの内部に収納され、活電用端子5とアース端子7
との間に例えば4000ボルトの高電圧が印加される。そし
て、抵抗値を調整する際には、ケーシングの外部に突出
せしめたつまみ9aを回転操作して摺動接点10aと抵抗体
2との接触位置を変化させ、これにより電流制御が行え
るようになつている。
シングの内部に収納され、活電用端子5とアース端子7
との間に例えば4000ボルトの高電圧が印加される。そし
て、抵抗値を調整する際には、ケーシングの外部に突出
せしめたつまみ9aを回転操作して摺動接点10aと抵抗体
2との接触位置を変化させ、これにより電流制御が行え
るようになつている。
ところで、この種高圧用可変抵抗器は抵抗体2が100MΩ
程度と高抵抗なため、摺動接点10aを銀電極3の近傍に
位置させて使用することが多いが、両者を近接させた状
態で異常電圧が印加されると、第4図に示すように、抵
抗体2に覆われている銀電極3の下地電極部3aの先端か
ら摺動子10に向かつてアーク放電Aが起こり、アーク熱
により下地電極部3aや抵抗体2が焼損して設定抵抗値が
変化してしまうという不具合があつた。
程度と高抵抗なため、摺動接点10aを銀電極3の近傍に
位置させて使用することが多いが、両者を近接させた状
態で異常電圧が印加されると、第4図に示すように、抵
抗体2に覆われている銀電極3の下地電極部3aの先端か
ら摺動子10に向かつてアーク放電Aが起こり、アーク熱
により下地電極部3aや抵抗体2が焼損して設定抵抗値が
変化してしまうという不具合があつた。
したがつて本考案の目的とするところは、上記従来技術
の課題を解消し、アーク放電に起因する設定抵抗値の変
動を防止した高信頼性の高圧用可変抵抗器を提供するこ
とにある。
の課題を解消し、アーク放電に起因する設定抵抗値の変
動を防止した高信頼性の高圧用可変抵抗器を提供するこ
とにある。
上記目的を達成するために、本考案は、帯状の抵抗体の
両端部に第1の電極と第2の電極とが形成されている抵
抗基板と、上記第1の電極にはんだ付けされて上記抵抗
基板から突出する第1の端子と、上記第2の電極にはん
だ付けされて上記抵抗基板から突出する第2の端子と、
上記抵抗体上を摺動し上記第2の端子に導通されている
摺動子と、該摺動子を固定して回動自在な摺動子受とを
備え、上記第1の端子と上記第2の端子との間に高電圧
が印加される高圧用可変抵抗器において、上記抵抗体の
一端部を該抵抗体に比して抵抗が小さい低抵抗域を介し
て上記第1の電極に接続し、該低抵抗域を除く上記抵抗
体上に上記摺動子を位置させる構成とした。
両端部に第1の電極と第2の電極とが形成されている抵
抗基板と、上記第1の電極にはんだ付けされて上記抵抗
基板から突出する第1の端子と、上記第2の電極にはん
だ付けされて上記抵抗基板から突出する第2の端子と、
上記抵抗体上を摺動し上記第2の端子に導通されている
摺動子と、該摺動子を固定して回動自在な摺動子受とを
備え、上記第1の端子と上記第2の端子との間に高電圧
が印加される高圧用可変抵抗器において、上記抵抗体の
一端部を該抵抗体に比して抵抗が小さい低抵抗域を介し
て上記第1の電極に接続し、該低抵抗域を除く上記抵抗
体上に上記摺動子を位置させる構成とした。
上記の如くに構成すると、摺動子は常に高抵抗域に位置
され、異常電圧が印加されても高抵抗域と第1の電極と
を連結する低抵抗域が保護抵抗として機能することか
ら、その高電圧は減衰されてアーク放電が起こりにくく
なり、また、低抵抗域の存在により第1の電極と摺動子
との距離が大きくなるので、第1の電極に付着せしめた
はんだと摺動子間や第1の端子と第2の端子間で優先的
にアーク放電を起こさせることができ、第1の電極と摺
動子間でアーク放電が起こる可能性は極めて小さくな
る。
され、異常電圧が印加されても高抵抗域と第1の電極と
を連結する低抵抗域が保護抵抗として機能することか
ら、その高電圧は減衰されてアーク放電が起こりにくく
なり、また、低抵抗域の存在により第1の電極と摺動子
との距離が大きくなるので、第1の電極に付着せしめた
はんだと摺動子間や第1の端子と第2の端子間で優先的
にアーク放電を起こさせることができ、第1の電極と摺
動子間でアーク放電が起こる可能性は極めて小さくな
る。
以下、本考案の実施例を図に基づいて説明する。
第1図および第2図は本考案の一実施例に係る高圧用可
変抵抗器を示すもので、第1図は要部説明図、第2図は
抵抗基板の平面図であり、第3,4図と対応する部分には
同一符号が付してある。
変抵抗器を示すもので、第1図は要部説明図、第2図は
抵抗基板の平面図であり、第3,4図と対応する部分には
同一符号が付してある。
第1,2図に示す高圧用可変抵抗器は、略馬蹄形の抵抗体
2のうち銀電極3側の端部を50kΩ程度の低抵抗域2aと
なし、この低抵抗域2aの末端部を銀電極3に接触させて
ある点に特徴があり、活電用端子5をはんだ6付けして
いるこの銀電極3にほとんど下地電極部がないことか
ら、ほぼ低抵抗域2aの長さ分だけ銀電極3と高抵抗域2b
とは離間している。そして、100MΩ程度の高抵抗域2bに
比べて低抵抗域2aの抵抗は大幅に小さいので、摺動子10
の摺動接点10aは常に高抵抗域2bとの接触を保ち、通常
の使用形態では低抵抗域2a近傍の高抵抗域2b上に摺動接
点10aを位置させる。
2のうち銀電極3側の端部を50kΩ程度の低抵抗域2aと
なし、この低抵抗域2aの末端部を銀電極3に接触させて
ある点に特徴があり、活電用端子5をはんだ6付けして
いるこの銀電極3にほとんど下地電極部がないことか
ら、ほぼ低抵抗域2aの長さ分だけ銀電極3と高抵抗域2b
とは離間している。そして、100MΩ程度の高抵抗域2bに
比べて低抵抗域2aの抵抗は大幅に小さいので、摺動子10
の摺動接点10aは常に高抵抗域2bとの接触を保ち、通常
の使用形態では低抵抗域2a近傍の高抵抗域2b上に摺動接
点10aを位置させる。
したがって、摺動接点10aを第1図に示すように低抵抗
域2a近傍の高抵抗域2b上に位置させた状態で、活電用端
子5とアース端子7との間に異常電圧が印加されたとし
ても、低抵抗域2aが保護抵抗として機能するのでその高
電圧は減衰され、アーク放電が起こりにくくなつてい
る。また、ほぼ低抵抗域2aの長さ分だけ銀電極3と高抵
抗域2bとが離間しているので、通常の使用形態でも銀電
極3と摺動子10との距離は大きく、そのためアーク放電
が起こりうるのは、第1図に示すようにはんだ6と摺動
子10間か、あるいははんだ6,8間か、あるいはセラミッ
ク基板1の裏面側での活電用端子5とアース端子7間で
あり、これらの個所で優先的にアーク放電を起こさせる
ことにより、銀電極3と摺動子10間のアーク放電を回避
することができる。よつて銀電極3や抵抗体2がアーク
熱により焼損する危険性が少なくなり、設定抵抗値を安
定に保つことができる。
域2a近傍の高抵抗域2b上に位置させた状態で、活電用端
子5とアース端子7との間に異常電圧が印加されたとし
ても、低抵抗域2aが保護抵抗として機能するのでその高
電圧は減衰され、アーク放電が起こりにくくなつてい
る。また、ほぼ低抵抗域2aの長さ分だけ銀電極3と高抵
抗域2bとが離間しているので、通常の使用形態でも銀電
極3と摺動子10との距離は大きく、そのためアーク放電
が起こりうるのは、第1図に示すようにはんだ6と摺動
子10間か、あるいははんだ6,8間か、あるいはセラミッ
ク基板1の裏面側での活電用端子5とアース端子7間で
あり、これらの個所で優先的にアーク放電を起こさせる
ことにより、銀電極3と摺動子10間のアーク放電を回避
することができる。よつて銀電極3や抵抗体2がアーク
熱により焼損する危険性が少なくなり、設定抵抗値を安
定に保つことができる。
その他、特に説明しない部分の構成ならびに動作は、第
3図に示した従来品と同等である。
3図に示した従来品と同等である。
なお、上記実施例では摺動子10がアース端子7に導通さ
せてある高圧用可変抵抗器について説明してあるが、摺
動子10が活電用端子5に導通させてある高圧用可変抵抗
器の場合は、銀電極4と摺動子10との間のアーク放電を
回避する必要がある。したがつてこのような場合は、抵
抗体2のうち銀電極4側の端部を低抵抗域となし、この
低抵抗域の末端部を銀電圧4に接触させればよい。
せてある高圧用可変抵抗器について説明してあるが、摺
動子10が活電用端子5に導通させてある高圧用可変抵抗
器の場合は、銀電極4と摺動子10との間のアーク放電を
回避する必要がある。したがつてこのような場合は、抵
抗体2のうち銀電極4側の端部を低抵抗域となし、この
低抵抗域の末端部を銀電圧4に接触させればよい。
以上説明したように、本考案は、摺動子との間に高電圧
が印加される電極と、該摺動子の摺動接点が位置される
抵抗体の高抵抗域との間に、保護抵抗としての低抵抗域
が形成してあるので、異常電圧が印加された場合にも、
その高電圧は低抵抗域により減衰されてアーク放電が起
こりにくく、またアーク放電が起こるとしても、大きく
離間した上記電極と摺動子間以外の個所であつて、該電
極や抵抗体がアーク熱により焼損する危険性が少なく、
設定抵抗値の安定化が図れて高信頼性の高圧用可変抵抗
器を提供することができる。
が印加される電極と、該摺動子の摺動接点が位置される
抵抗体の高抵抗域との間に、保護抵抗としての低抵抗域
が形成してあるので、異常電圧が印加された場合にも、
その高電圧は低抵抗域により減衰されてアーク放電が起
こりにくく、またアーク放電が起こるとしても、大きく
離間した上記電極と摺動子間以外の個所であつて、該電
極や抵抗体がアーク熱により焼損する危険性が少なく、
設定抵抗値の安定化が図れて高信頼性の高圧用可変抵抗
器を提供することができる。
第1図および第2図は本考案の一実施例に係る高圧用可
変抵抗器を示すもので、第1図は要部説明図、第2図は
抵抗基板の平面図、第3図は従来例に係る高圧用可変抵
抗器の内部構造を示す平面図、第4図はその要部説明図
である。 1……セラミツク基板、2……抵抗体、2a……低抵抗
域、2b……高抵抗域、3……銀電極、5……活電用端
子、6……はんだ、7……アース端子、10……摺動接
点。
変抵抗器を示すもので、第1図は要部説明図、第2図は
抵抗基板の平面図、第3図は従来例に係る高圧用可変抵
抗器の内部構造を示す平面図、第4図はその要部説明図
である。 1……セラミツク基板、2……抵抗体、2a……低抵抗
域、2b……高抵抗域、3……銀電極、5……活電用端
子、6……はんだ、7……アース端子、10……摺動接
点。
Claims (1)
- 【請求項1】帯状の抵抗体の両端部に第1の電極と第2
の電極とが形成されている抵抗基板と、上記第1の電極
にはんだ付けされて上記抵抗基板から突出する第1の端
子と、上記第2の電極にはんだ付けされて上記抵抗基板
から突出する第2の端子と、上記抵抗体上を摺動し上記
第2の端子に導通されている摺動子と、該摺動子を固定
して回動自在な摺動子受けとを備え、上記第1の端子と
上記第2の端子との間に高電圧が印加される高圧用可変
抵抗器において、上記抵抗体の一端部を該抵抗体に比し
て抵抗が小さい低抵抗域を介して上記第1の電極に接続
し、該低抵抗域を除く上記抵抗体上に上記摺動子を位置
させたことを特徴とする高圧用可変抵抗器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989039243U JPH0729603Y2 (ja) | 1989-04-04 | 1989-04-04 | 高圧用可変抵抗器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989039243U JPH0729603Y2 (ja) | 1989-04-04 | 1989-04-04 | 高圧用可変抵抗器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02131303U JPH02131303U (ja) | 1990-10-31 |
| JPH0729603Y2 true JPH0729603Y2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=31547980
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989039243U Expired - Lifetime JPH0729603Y2 (ja) | 1989-04-04 | 1989-04-04 | 高圧用可変抵抗器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0729603Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5852645Y2 (ja) * | 1979-01-11 | 1983-12-01 | ミツミ電機株式会社 | 可変抵抗器 |
-
1989
- 1989-04-04 JP JP1989039243U patent/JPH0729603Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02131303U (ja) | 1990-10-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |