JPH07296732A - 画像表示装置の製造方法および画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置の製造方法および画像表示装置

Info

Publication number
JPH07296732A
JPH07296732A JP9079494A JP9079494A JPH07296732A JP H07296732 A JPH07296732 A JP H07296732A JP 9079494 A JP9079494 A JP 9079494A JP 9079494 A JP9079494 A JP 9079494A JP H07296732 A JPH07296732 A JP H07296732A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image display
display device
getter material
getter
exhaust pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9079494A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3056942B2 (ja
Inventor
Shinichi Kawate
信一 河手
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP6090794A priority Critical patent/JP3056942B2/ja
Publication of JPH07296732A publication Critical patent/JPH07296732A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3056942B2 publication Critical patent/JP3056942B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画質が安定し、耐久性を向上することのでき
る画像表示装置の製造方法を実現すること。 【構成】 画像表示部材と排気管と複数のゲッタ材とが
設けられた画像表示装置の製造方法であって、前記画像
表示装置を前記排気管を介して真空排気しながら前記複
数のゲッタ材をガス吸着力を有するゲッタ材とする第1
の工程と、内部の真空を維持するために前記排気管を封
止する第2の工程とを備え、前記第1の工程における、
複数のゲッタ材をガス吸着力を有するゲッタ材とするこ
とを、排気管取り付け部分からの距離が長いゲッタ材か
ら順番に行うことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のゲッタを設置し
た画像表示装置の製造方法および画像表示装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像表示装置として蛍光表示
管、電界放出型および表面伝導型の電子放出素子を用い
た表示装置など、主に電子源からの電子ビームにより蛍
光体を励起して発光させる画像表示装置は、平面でかつ
明るく見やすいなどの利点を有しており、産業上積極的
に応用または期待されている。
【0003】電子源として、表面伝導型電子放出素子を
用い、電子ビームを加速し蛍光体に照射し発光させ画像
を表示させる薄型の画像表示装置の斜視図を図5に、そ
の断面図を図6にそれぞれ示す。
【0004】図5、図6において、500は画像表示装
置内部を排気するための排気管で、501は電子放出素
子を構成した青板ガラスからなるバックプレート、50
2と503は一定の間隔を隔て設置された電極、504
は電子放出部を含む薄膜、506は電子通過孔、507
はグリッド、508はメタルバック509および蛍光体
510を形成した青板ガラスからなるフェースプレー
ト、511は外枠であり、514A,514B,514
C,514Dはゲッタ材を内包したゲッタ材コンテナで
ある。各ゲッタ材コンテナ514A〜514Dは、それ
ぞれ通電用のデュメット線515と溶接され、デュメッ
ト線515は外枠511の孔加工部を通して外部に引き
出されている。513はゲッタ材飛散防止板である。
【0005】図5および図6を参照して画像表示装置の
製造方法を説明する。
【0006】気密容器内は排気管500を通して真空排
気され、さらにベーキングにより画像表示装置の内壁等
のアウトガス、および各ゲッタ材コンテナ514A〜5
14Dを予備加熱(プレヒート:通電加熱によって蒸着
前まで加熱)して、各ゲッタ材コンテナ514A〜51
4Dおよびデュメット線515等のアウトガスを行った
後、各ゲッタ材コンテナ514A〜514Dを加熱して
内部に収納した蒸発型ゲッタ材を蒸着する。最後に排気
管515の一部を加熱して融解させ、該部を封じ切る
(閉塞、切断)ことによって、画像表示装置を完成させ
る。この際に蒸発型ゲッタ材を蒸着する順番は定められ
ていない。
【0007】一般にゲッタには蒸発型ゲッタと非蒸発型
ゲッタがある。一般に蒸発型ゲッタの場合、そのコンテ
ナは、一部が解放された金属管の内部にBaを主成分と
する蒸発型ゲッタ材を収納したもので、形状として直
線、リング状のものがある。蒸発型ゲッタ材は誘導加熱
あるいは通電加熱によってフラッシュされることにより
画像表示装置内面に付着され、これによりガスが吸着さ
れてパネル内の真空維持作用が生じる。
【0008】一方、一般に非蒸発型ゲッタはV,Feあ
るいはそれらの合金等から成り、真空中で、300℃程
度に加熱されると、ガス吸着能力を持ち、パネル内真空
維持作用を持つ。
【0009】ここで、表面伝導型電子放出素子について
述べる。図7は、表面伝導型電子放出素子の該略上面図
および断面図を示す。同図において701は青板ガラス
等の絶縁材で構成されるバックプレート、702と70
3は一定の間隔を隔て設置された電極、704は電子放
出部を含む薄膜、705は電子放出部である。この場合
は、電子放出部を含む薄膜704として有機Pd(CC
P4230 奥野製薬株式会社製)を塗布、焼成後、電
極702,703間に電圧を印加し通電処理を行い、電
子放出部705を形成した。素子電極間隔L1は3μm
とし、素子電極の幅W1を500μm、その厚さdを1
000Åとした。
【0010】電子放出部を含む薄膜704の材質はPd
のみに制限されず、Ru,Ag,Au,Ti,In,C
u,Cr,Fe,Zn,Sn,Ta,W,Pb等の金
属、PdO,SnO2,In2O3,PdO,Sb2O3等
の酸化物、HfB2,ZrB2,LaB6,CeB6,YB
4,GdB4等の硼化物、TiC,ZrC,HfC,Si
C,WC等の炭化物、TiN,ZrN,HfN等の窒化
物、Si,Ge等の半導体、カーボン、AgMg,Ni
Cu,Pb,Sn等でも良い。さらに電子放出部を含む
薄膜704の形成法は真空蒸着法、スパッタ法、化学気
相堆積法、ディッピング法、スピナー法等が適用可能
で、要するに薄膜が形成できれば特に問わない。
【0011】この他表面伝導型電子放出素子として薄膜
としてSnO2膜を用いたもの、Au薄膜によるもの
[G.Dittmer:“Thin Solid Fi
lms”9,317(1972)]、In2O3/SnO
2薄膜によるもの[M.Hartwell and
C.G.Fonstad:“IEEE Trans.E
DConf.”、519(1975)]、カーボン薄膜
によるもの[荒木久 他:真空、第26巻、第1号、2
2頁(1983)]等が報告されている。尚電子源とし
て表面伝導型電子放出素子のほか熱カソードを用いた熱
電子源、電界放出型電子放出素子(W.P.Dyke
& W.W.Dolan、“Fieldemissio
n”、Advance in Elecron Phy
sics、8、89(1956)やC.A.Spind
t、“Physical properties of
thin−film field emission
cathodes with molybdenum
cones”、J.Appl.Phys.、47、52
48(1976)等)、金属/絶縁層/金属型電子放出
素子(C.A.Mead、“The tunnel−e
missionamplifier、J.Appl.P
hys.、32、646(1961)等)が知られてい
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例の画像表示装置の製造方法では以下のような問題点が
あった。
【0013】一般に、上記従来例では、蒸発型ゲッタ材
を蒸着する前に、予備加熱(プレヒート)と呼ばれるゲ
ッタ材コンテナ等のアウトガスを行う。この予備加熱で
は、誘導加熱あるいは通電加熱によって蒸発型ゲッタ材
を蒸着する直前まで加熱するが、蒸発型ゲッタ材は、こ
の後のフラッシュ時にはさらに高温とされるので、新た
なアウトガスが生じてしまう。
【0014】画像表示装置内に複数の蒸発型ゲッタ材が
設けられ、画像表示装置内面に予め蒸着されたゲッタ材
がある場合、新たに蒸発型ゲッタ材をフラッシュすると
その際に発生した新たなアウトガスが、蒸着されたゲッ
タ材に吸着するためにその吸着分だけ、蒸着されたゲッ
タ材のガス吸着能力が劣化してしまい、内部の真空度を
維持する能力が低下し、真空度も低下してしまう。
【0015】また、非蒸発型ゲッタ材もその表面のアウ
トガスを目的として予備加熱(プレヒート)を行う。こ
の後のガス吸着能力を持たせる加熱時には、さらに高温
とされるために、その分新たなアウトガスが生じてしま
う。
【0016】画像表示装置内に複数の非蒸発型ゲッタ材
が設けられ、画像表示装置内面に予めゲッタ材がある場
合、新たな蒸発型ゲッタ材に対してガス吸着能力を持た
せる加熱するとその際に発生した新たなアウトガスが、
ガス吸着能力を持たせたゲッタ材に吸着するために、そ
の吸着分だけゲッタ材のガス吸着能力が劣化してしま
い、内部の真空度を維持する能力が低下し、真空度も低
下してしまう。
【0017】上記のようにいずれの場合においても内部
の真空度が低下するために、以下に掲げる欠点があっ
た。
【0018】(1)画像表示装置の真空度が低下するこ
とからフェースプレートとリアプレートとの間に印加さ
れた高電圧の耐圧が低下して内部で放電等が発生し、装
置が劣化し、最悪の場合には破壊されてしまう。特にフ
ェースプレートとリアプレートとの距離を近くした極め
て薄い平面型の画像表示装置や高電圧を印加して高輝度
発光部を形成させる画像表示装置においてこのような問
題が顕著であった。
【0019】(2)画像表示装置内部の雰囲気が変化す
ることから、装置の駆動開始電圧が変化して画質が安定
せず、また、耐久性が劣化してしまう。
【0020】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、画質が安定
し、耐久性を向上することのできる画像表示装置の製造
方法を実現することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、従来の画
像表示装置の製造方法における上述の諸問題を解決して
本発明の目的を達成すべく、鋭意研究を重ねた結果完成
に至ったものであり、本発明によって提供される画像表
示装置の製造方法および画像表示装置は以下のものであ
る。
【0022】本発明の画像表示装置の製造方法は、画像
表示部材と排気管と複数のゲッタ材とが設けられた画像
表示装置の製造方法であって、前記画像表示装置を前記
排気管を介して真空排気しながら前記複数のゲッタ材を
ガス吸着力を有するゲッタ材とする第1の工程と、内部
の真空を維持するために前記排気管を封止する第2の工
程とを備え、前記第1の工程における、複数のゲッタ材
をガス吸着力を有するゲッタ材とすることを、排気管取
り付け部分からの距離が長いゲッタ材から順番に行うこ
とを特徴とする。
【0023】この場合、複数のゲッタ材がゲッタ材コン
テナにそれぞれ収容された蒸発型ゲッタ材であり、ガス
吸着力を有するゲッタ材の形成が、蒸発型ゲッタ材を収
納したゲッタ材コンテナの加熱により行われてもよい。
【0024】また、複数のゲッタ材が非蒸発型ゲッタ材
であり、ガス吸着力を有するゲッタ材の形成が、非蒸発
型ゲッタ材の加熱により行われてもよい。
【0025】本発明の画像表示装置は、画像表示部材と
排気管と複数のゲッタ材とを有し、該排気管の封止によ
り内部の真空維持が図られる画像表示装置において、上
述した製造方法のいずれかを用いて製造されたことを特
徴とする。
【0026】
【作用】上記のように、ゲッタ材を蒸着する際に、該排
気管取り付け部分からの距離がより長いゲッタ材から順
番にガス吸着力を有するゲッタ材とすることによって、
かかる前述課題を解決した画像表示装置を提供すること
ができる。すなわち、蒸着型ゲッタ材の場合には、前記
距離がより長いゲッタ材コンテナから順番にゲッタ材を
蒸着することによって、第1番目に蒸着するゲッタから
生じる新たなアウトガスは排気管から排気され、第2番
目に蒸着するゲッタから生じる新たなアウトガスは、気
体の流れは排気管の方向に向いているために、それ以前
に蒸着された第1番目のゲッタ材にほとんど吸着される
ことなく、排気管から排気される。以下同様に、引き続
き生じるゲッタ材蒸着時の新たなアウトガスは、それ以
前に蒸着されたゲッタ材にほとんど吸着されることな
く、排気管から排気される。
【0027】一方、非蒸着型ゲッタ材の場合も前記距離
がより長いゲッタ材から順番にゲッタ材に活性化を行う
ことにより、引き続き生じるゲッタ材からのアウトガス
は、それ以前に活性化されたゲッタ材にほとんど吸着さ
れることなく、排気管から排気される。このようにし
て、全てのゲッタ材形成を行い、排気管を封じ切り、画
像表示装置を完成させれば、かかる装置内部の真空度が
低下することがないため、上記従来技術の欠点を解決す
ることができる。
【0028】以下に、蛍光表示管および表面伝導型の電
子放出素子を用いた表示装置に、本発明を用いた実施例
を説明するが、本発明を用いた画像表示装置は、排気管
と、複数のゲッタ材とを有するものであれば、これらの
画像表示装置に限定されるものではない。
【0029】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0030】[実施例1]本発明の第1の実施例とし
て、表面伝導型電子放出素子を用い、電子ビームを加速
し、蛍光体に照射して発光させ、画像を表示させる薄型
の画像表示装置に適用した例について説明する。
【0031】図1は本発明の第1の実施例の構成を示す
斜視図、図2はその断面図である。
【0032】本実施例は図5および図6に示した従来例
と同様の構成を有するものであり、ゲッタ材を蒸着する
際の順番を規定したものである。図1および図2中の、
排気管100、バックプレート101、電極102,1
03、薄膜104、電子通過孔106、グリッド10
7、フェースプレート108、メタルバック109、蛍
光体110、外枠111、ゲッタ材飛散防止板113、
ゲッタ材コンテナ114A〜114D、デュメット線1
15のそれぞれは、図5および図6中の、排気管50
0、バックプレート501、電極502,503、薄膜
504、電子通過孔506、グリッド507、フェース
プレート508、メタルバック509、蛍光体510、
外枠511、ゲッタ材飛散防止板513、ゲッタ材コン
テナ514A〜514D、デュメット線515と同じも
のであるために説明は省略する。本実施例における画像
表示部材は電極102,103、薄膜104、電子通過
孔106、グリッド107、フェースプレート108、
メタルバック109、蛍光体110より構成されてい
る。
【0033】図1および図2を参照して、本実施例にお
ける画像表示装置の製造方法を説明する。
【0034】気密容器内は排気管100を通して真空排
気し、さらにベーキングおよびゲッタ予熱加熱によりア
ウトガスを行った後、排気を行いつつ、ゲッタ材コンテ
ナ114に収納されたゲッタ材の蒸着を行った。
【0035】上記のゲッタ材の蒸着においては、排気管
100の取り付け部分からの距離がより長いゲッタ材コ
ンテナから順番に、すなわち、ゲッタ材コンテナ114
B,114A,114C,114Dの順番に行った。最
後に、排気管100の一部を加熱して融解させ、該部分
を封じ切る(閉塞、切断)ことによって、画像表示装置
を完成させた。
【0036】上記のように、本実施例によれば、ゲッタ
材を蒸着する際に、排気管100の取り付け部分からの
距離がより長いゲッタ材コンテナから順番にゲッタ材が
蒸着されるため、引き続き行われる他のゲッタ材蒸着時
に生じる新たなアウトガスは、それ以前に蒸着されたゲ
ッタ材に吸着されることがほとんどなくなる。これによ
り、画像表示装置内部の真空度が低下することがないた
め、バックプレート101とフェースプレート108と
の間に高電圧を印加して、駆動、動作させても放電が発
生することなく、また、耐久性の優れたものとなった。
【0037】比較例として、ゲッタ材コンテナ114A
〜114Dに収納された各ゲッタ材の蒸着を、ゲッタ材
コンテナ114D,114C,114B,114Aの順
番に行った他は、実施例1と同様にして画像表示装置を
作製したところ、特に、ゲッタ材コンテナ114Dから
蒸着したゲッタ材に、ゲッタ材コンテナ114C,11
4B,114Aからのゲッタ材蒸着時のアウトガスが吸
着して、劣化してしまった。このため、バックプレート
101とフェースプレート108との間に高電圧を印加
して、長時間、駆動、動作させたところ画像の劣化がみ
られるようになった。
【0038】[実施例2]本発明の第2の実施例とし
て、本発明を用いた蛍光表示管について説明する。
【0039】図3(a),(b)のそれぞれは、本実施
例の蛍光表示管の一例を示す上面図および断面図であ
る。
【0040】図3において、300は蛍光表示管内部を
排気するための排気管であり、301は表示面となるガ
ラス板などの透明な基板であるフェースプレート、30
2はこのフェースプレートの周縁部において互いに接着
されたカップ状のバックプレートである。フェースプレ
ート301には陽極パターン304、コントロールグリ
ッド305、およびフィラメント306から構成された
複数の表示部が並置されており、誘導加熱用リング状ゲ
ッタ材コンテナ314がゲッタ材飛散防止板313に固
定されている。
【0041】上記のように構成された本実施例におい
て、ゲッタ材の蒸着は、排気管300が取り付けられた
部分からの距離がより長いゲッタ材コンテナから順番に
ゲッタ材が蒸着される。これにより、引き続き行われる
他のゲッタ材蒸着時に生じる新たなアウトガスは、それ
以前に蒸着されたゲッタ材に吸着されることがほとんど
なくなる。これにより、画像表示装置内部の真空度が低
下することがないため、実施例1と同様に画像表示装置
内部の真空度が低下することのない画像表示装置を作製
することができた。
【0042】[実施例3]本発明の第1の実施例とし
て、表面伝導型電子放出素子を用い、電子ビームを加速
し、蛍光体に照射して発光させ、画像を表示させる薄型
の画像表示装置に適用した例について説明する。図1お
よび図2に示した第1の実施例においては、蒸発型のゲ
ッタ材を用いたが、本実施例においては非蒸発型のゲッ
タ材を用いている。
【0043】図4を参照して本実施例の画像表示装置の
製造方法を説明する。
【0044】本実施例は、図1および図2に示した蒸発
型のゲッタ材を収容するゲッタ材コンテナ114A〜1
14Dの代わりに非蒸発型のゲッタ材416A,416
B,416C,416Dを配置したものである。この他
の排気管400、バックプレート401、電極402,
403、薄膜404、電子通過孔406、グリッド40
7、フェースプレート408、メタルバック409、蛍
光体410、外枠411、ゲッタ材飛散防止板413の
それぞれは、図1および図2中の、排気管100、バッ
クプレート101、電極102,103、薄膜104、
電子通過孔106、グリッド107、フェースプレート
108、メタルバック109、蛍光体110、外枠11
1、ゲッタ材飛散防止板113、ゲッタ材コンテナ11
4A〜114Dと同様であるために説明は省略する。
【0045】本実施例において、ゲッタ材416A〜4
16Dは予め形成したZr,V,Fe三合金から成る非
蒸発型のゲッタ材である。気密容器内に排気管400を
通して真空排気され、さらにベーキングおよびゲッタ予
熱加熱によりアウトガスを行った後、排気を行いつつ、
非蒸発型ゲッタ材416A〜416Dの活性化(真空中
で、300℃程度に15分間加熱して、ガス吸着力を持
たせる)を、排気管400の取り付け部分からの距離が
より長いゲッタ材から順番に、すなわちゲッタ材416
B,416A,416C,416Dの順番に行った。最
後に、排気管の一部を加熱して融解させ、該部を封じ切
る(閉塞、切断)ことによって、画像表示装置を完成さ
せた。
【0046】上記のように、本実施例によれば、非蒸発
型ゲッタ材の活性化を行う際に、排気管取り付け部分か
らの距離がより長いゲッタ材から順番に活性化を行うこ
とによって、引き続き行われる他のゲッタ材蒸着時に生
じる新たなアウトガスは、それ以前に蒸着されたゲッタ
材に吸着されることがほとんどなくなる。これにより、
画像表示装置内部の真空度が低下することがないため、
バックプレート401とフェースプレート408との間
に高電圧を印加して、駆動、動作させても放電が発生す
ることなく、また、耐久性の優れたものとなった。
【0047】比較例として、非蒸発型ゲッタ材416
A,416B,416C,416Dの活性化を、416
D,416C,416B,416Aの順番に行った他
は、実施例3と同様にして画像表示装置を作製したとこ
ろ、特に、ゲッタ材416Dが、ゲッタ材416C,4
16B,416Aからのゲッタ材活性化時のアウトガス
が吸着して、劣化してしまったために、バックプレート
401とフェースプレート408との間に高電圧を印加
して、長時間、駆動、動作させたところ画像の劣化がみ
られるようになった。
【0048】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0049】請求項1乃至請求項3に記載の方法におい
ては、蒸発型ゲッタ材を蒸着する際に、該排気管取り付
け部分からの距離がより長いゲッタ材コンテナから順番
にゲッタ材を蒸着することによって、あるいは予め具備
された非蒸発型ゲッタ材を該排気管取り付け部分からの
距離が蒸発型ゲッタ材から順番に活性化してガス吸着力
を持たせることによって、新たなアウトガスは、それ以
前にガス吸着力を持たせたゲッタ材にはほとんど吸着さ
れることがない。これにより、画像表示装置内部の真空
度が低下することがないために、放電を起こすことがな
く、耐久性に優れ、画質が安定した画像表示装置が作製
できる。
【0050】請求項4に記載のものにおいては、上記各
効果を奏する画像表示装置とすることができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施例の構成を示す断面図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施例の構成を示す上面図およ
び断面図である。
【図4】本発明の第3の実施例の構成を示す斜視図であ
る。
【図5】従来例の構成を示す斜視図である。
【図6】従来例の構成を示す断面図である。
【図7】(a),(b)のそれぞれは、本発明に用いら
れる電子線発生装置の上面図および正面図である。
【符号の説明】
100,300,400 排気管 101,302,401 バックプレート 102,103,402,403 電極 104,404 電子放出部を含む薄膜 106,406 電子通過孔 107,407 グリッド 108,301,408 フェースプレート 109,409 メタルバック 110,410 蛍光体 111,411 外枠 113,413 ゲッタ材飛散防止版 114,414 蒸発型ゲッタ材コンテナ 115 デュメット線 416 非蒸発型ゲッタ材 304 陽極パターン 305 コントロールグリッド 306 フィラメント

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像表示部材と排気管と複数のゲッタ材
    とが設けられた画像表示装置の製造方法であって、 前記画像表示装置を前記排気管を介して真空排気しなが
    ら前記複数のゲッタ材をガス吸着力を有するゲッタ材と
    する第1の工程と、 内部の真空を維持するために前記排気管を封止する第2
    の工程とを備え、 前記第1の工程における、複数のゲッタ材をガス吸着力
    を有するゲッタ材とすることを、排気管取り付け部分か
    らの距離が長いゲッタ材から順番に行うことを特徴とす
    る画像表示装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像表示装置の製造方法
    において、 複数のゲッタ材がゲッタ材コンテナにそれぞれ収容され
    た蒸発型ゲッタ材であり、 ガス吸着力を有するゲッタ材の形成が、蒸発型ゲッタ材
    を収納したゲッタ材コンテナの加熱により行われること
    を特徴とする画像表示装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像表示装置の製造方法
    において、 複数のゲッタ材が非蒸発型ゲッタ材であり、 ガス吸着力を有するゲッタ材の形成が、非蒸発型ゲッタ
    材の加熱により行われることを特徴とする画像表示装置
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 画像表示部材と排気管と複数のゲッタ材
    とを有し、該排気管の封止により内部の真空維持が図ら
    れる画像表示装置において、 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の製造方法を用
    いて製造されたことを特徴とする画像表示装置。
JP6090794A 1994-04-28 1994-04-28 画像表示装置の製造方法 Expired - Fee Related JP3056942B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6090794A JP3056942B2 (ja) 1994-04-28 1994-04-28 画像表示装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6090794A JP3056942B2 (ja) 1994-04-28 1994-04-28 画像表示装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07296732A true JPH07296732A (ja) 1995-11-10
JP3056942B2 JP3056942B2 (ja) 2000-06-26

Family

ID=14008498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6090794A Expired - Fee Related JP3056942B2 (ja) 1994-04-28 1994-04-28 画像表示装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3056942B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0780875A1 (en) * 1995-12-19 1997-06-25 Canon Kabushiki Kaisha Image display apparatus
KR100424301B1 (ko) * 2001-09-18 2004-03-24 엘지전자 주식회사 피디피 제조방법
US7959483B2 (en) 2008-05-22 2011-06-14 Canon Kabushiki Kaisha Airtight container manufacturing method involves irradiating an electron beam to a non-evaporable type getter so as not to activate it before a sealing process

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0780875A1 (en) * 1995-12-19 1997-06-25 Canon Kabushiki Kaisha Image display apparatus
US5925979A (en) * 1995-12-19 1999-07-20 Canon Kabushiki Kaisha Image display apparatus with getter scattering prevention
KR100242784B1 (ko) * 1995-12-19 2000-02-01 미다라이 후지오 화상 표시 장치
AU725774B2 (en) * 1995-12-19 2000-10-19 Canon Kabushiki Kaisha Image display apparatus
US6486600B1 (en) 1995-12-19 2002-11-26 Canon Kabushiki Kaisha Image display apparatus
KR100424301B1 (ko) * 2001-09-18 2004-03-24 엘지전자 주식회사 피디피 제조방법
US7959483B2 (en) 2008-05-22 2011-06-14 Canon Kabushiki Kaisha Airtight container manufacturing method involves irradiating an electron beam to a non-evaporable type getter so as not to activate it before a sealing process

Also Published As

Publication number Publication date
JP3056942B2 (ja) 2000-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7511425B2 (en) Image display apparatus having ion pump and electron-emitting devices in communication via mesh or stripe shaped member
JP4455229B2 (ja) 画像表示装置
JP3840147B2 (ja) 成膜装置、成膜方法およびそれを用いた電子放出素子、電子源、画像形成装置の製造方法
JP3056942B2 (ja) 画像表示装置の製造方法
JP3056941B2 (ja) 画像表示装置の製造方法
JP3285703B2 (ja) 画像形成装置
JP2000040469A (ja) 気密容器の製造方法および該気密容器を用いる画像形成装置の製造方法
JPH09245649A (ja) 平板型表示パネルの製造方法、平板型表示パネル及び平板型画像形成装置
JP3762032B2 (ja) 帯電防止膜の成膜方法及び画像表示装置の製造方法
JP2000260325A (ja) 画像表示装置の製造方法
JP3402780B2 (ja) 画像表示装置
JP3639732B2 (ja) スペーサの製造方法及び画像表示装置の製造方法
JP3174456B2 (ja) 画像表示装置の製造方法
JPH0794102A (ja) 画像形成装置の製造方法と、該方法にて製造された画像形成装置
JPH07140906A (ja) 画像表示装置
JP3121200B2 (ja) 画像表示装置の製造方法
JPH08167392A (ja) 画像表示装置およびその製造方法
JPH1021859A (ja) ゲッタ装置、およびこれを用いる真空容器および画像表示装置
JP3323606B2 (ja) 画像表示装置
JP3768697B2 (ja) 画像形成装置
JP3762031B2 (ja) 帯電防止膜と帯電防止基材及び表示装置
JPH07296746A (ja) 画像表示装置とその製造方法
JP2000311577A (ja) 冷陰極電子源および画像形成装置
JPH0969346A (ja) 画像表示装置および該装置の製造方法
JP2000251652A (ja) 画像表示装置及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees