JPH07296823A - 圧電点火具を備えた熱電池 - Google Patents
圧電点火具を備えた熱電池Info
- Publication number
- JPH07296823A JPH07296823A JP6086757A JP8675794A JPH07296823A JP H07296823 A JPH07296823 A JP H07296823A JP 6086757 A JP6086757 A JP 6086757A JP 8675794 A JP8675794 A JP 8675794A JP H07296823 A JPH07296823 A JP H07296823A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric
- thermal battery
- ignition
- piezoelectric igniter
- bridge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Primary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧電点火式熱電池に用いる圧電点火具の構造
の安定化を図り、点火の信頼性を高めると共に、点火具
の絶縁処理作業を簡素化する。 【構成】 圧電点火式熱電池に用いる圧電点火プラグの
構造に関する発明で、一対の電橋または電橋リード線1
7を並行部分を設けることなく、発火薬容器を兼ねた電
橋保持体16に適切な極間距離を保って固定し、電橋保
持体16凹部に発火薬18を充填して構成された圧電点
火具を備えたものである。
の安定化を図り、点火の信頼性を高めると共に、点火具
の絶縁処理作業を簡素化する。 【構成】 圧電点火式熱電池に用いる圧電点火プラグの
構造に関する発明で、一対の電橋または電橋リード線1
7を並行部分を設けることなく、発火薬容器を兼ねた電
橋保持体16に適切な極間距離を保って固定し、電橋保
持体16凹部に発火薬18を充填して構成された圧電点
火具を備えたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱電池に用いる圧電点火
具の構造に関するものである。
具の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱電池は、KCl−LiClなどの共融
塩を電解質とする電池で、常温では電解質が非電導性の
固体であるため、電池としては不活性な状態にあるが高
温に加熱すると電解質が良好なイオン電導性の溶融塩と
なり、電池として活性な状態となって外部に電力を供給
し得るような性質の電池である。
塩を電解質とする電池で、常温では電解質が非電導性の
固体であるため、電池としては不活性な状態にあるが高
温に加熱すると電解質が良好なイオン電導性の溶融塩と
なり、電池として活性な状態となって外部に電力を供給
し得るような性質の電池である。
【0003】この種の電池には貯蔵中の自己放電が実用
上皆無で、長期保存後においても製造直後と同様の特性
を発揮する。製造時に素電池加熱用の発熱剤を組み込
み、電池使用に際して発熱剤を作用させ、瞬時に電池を
活性化できるので緊急の用途に便利である。水溶液電解
液では用いることができないCaやLiを負極に用いる
ことができるので素電池当たりの電圧を高め得る。高温
で作動させるため電極反応が進み易く、高出力特性を有
する。などの特徴があることから、各種飛翔体、誘導機
器といった分野の電源として実用化されている。
上皆無で、長期保存後においても製造直後と同様の特性
を発揮する。製造時に素電池加熱用の発熱剤を組み込
み、電池使用に際して発熱剤を作用させ、瞬時に電池を
活性化できるので緊急の用途に便利である。水溶液電解
液では用いることができないCaやLiを負極に用いる
ことができるので素電池当たりの電圧を高め得る。高温
で作動させるため電極反応が進み易く、高出力特性を有
する。などの特徴があることから、各種飛翔体、誘導機
器といった分野の電源として実用化されている。
【0004】従来の圧電点火具を用いた熱電池について
図1を用いて説明する。図1において1はLiを負極、
KCl−LiClを電解質、FeS2を正極とする素電
池、2はFeとKClO4の混合物を成形した発熱剤で
これらを積層した発電部を構成している。8は断熱層で
無機質ペーパー等からなり発電部の保温と熱電池周辺器
材の熱損傷を防ぐために配置されている。10は金属製
外装容器でケースと蓋からなり、嵌め合い部で溶接密閉
されている。
図1を用いて説明する。図1において1はLiを負極、
KCl−LiClを電解質、FeS2を正極とする素電
池、2はFeとKClO4の混合物を成形した発熱剤で
これらを積層した発電部を構成している。8は断熱層で
無機質ペーパー等からなり発電部の保温と熱電池周辺器
材の熱損傷を防ぐために配置されている。10は金属製
外装容器でケースと蓋からなり、嵌め合い部で溶接密閉
されている。
【0005】3は圧電点火具で、電池外部に装着されて
いる圧電式起動装置11に外圧を加えることにより発生
する高電圧を点火具端子4に導くことにより、その高電
圧エネルギーで圧電点火具3の発火薬が発火し、9の着
火パッドに燃え移りさらに発電部側部に配置されている
導火帯を通じて加熱剤2が燃焼し、素電池1が活性化さ
れ出力端子6、7を通じて外部に電力が供給される。
いる圧電式起動装置11に外圧を加えることにより発生
する高電圧を点火具端子4に導くことにより、その高電
圧エネルギーで圧電点火具3の発火薬が発火し、9の着
火パッドに燃え移りさらに発電部側部に配置されている
導火帯を通じて加熱剤2が燃焼し、素電池1が活性化さ
れ出力端子6、7を通じて外部に電力が供給される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、起動の
ために設けられている圧電点火具は図2に細部を示す如
く電橋を兼ねる電橋リード線13がプラスチックまたは
ガラスからなる電橋リード線保持体12を介して並行に
配置されている。通常電橋の火花放電部の極間距離は
0.6〜0.8mmに対し、電橋リード線は1.0mm前後
に固定されており絶縁距離が十分確保されてたいない。
そのため高電圧エネルギーが漏洩し発火の信頼性が乏し
く、Zrを主剤とする発火薬14の20〜30%が発火
しない問題があった。
ために設けられている圧電点火具は図2に細部を示す如
く電橋を兼ねる電橋リード線13がプラスチックまたは
ガラスからなる電橋リード線保持体12を介して並行に
配置されている。通常電橋の火花放電部の極間距離は
0.6〜0.8mmに対し、電橋リード線は1.0mm前後
に固定されており絶縁距離が十分確保されてたいない。
そのため高電圧エネルギーが漏洩し発火の信頼性が乏し
く、Zrを主剤とする発火薬14の20〜30%が発火
しない問題があった。
【0007】その問題を解決する手段として図2の15
に示す如く電橋リード線13露出部をエポキシ樹脂等で
絶縁処理を施したが、それでも1〜5%の不発火を解消
できなかったうえに絶縁処理には一個あたり10〜15
分の時間を要するなど満足すべき結果が得られなかっ
た。
に示す如く電橋リード線13露出部をエポキシ樹脂等で
絶縁処理を施したが、それでも1〜5%の不発火を解消
できなかったうえに絶縁処理には一個あたり10〜15
分の時間を要するなど満足すべき結果が得られなかっ
た。
【0008】また圧電点火具の外径寸法を大きく、例え
ば10mm以上にすれば電橋リード線間の間隔は確保でき
るが、小形・高出力を要求される熱電池の性格上好まし
い手段ではない。
ば10mm以上にすれば電橋リード線間の間隔は確保でき
るが、小形・高出力を要求される熱電池の性格上好まし
い手段ではない。
【0009】本発明は、上記のような課題を解決するも
ので、発火の信頼性が乏しくなく、製造工程が簡略化で
きる熱電池用圧電点火具を提供することを目的とする。
ので、発火の信頼性が乏しくなく、製造工程が簡略化で
きる熱電池用圧電点火具を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明はこの問題を解決
するために圧電点火具の電橋リード線保持方法に工夫を
加え、夫々電橋を水平状態で対向させて配置固定するこ
とにより絶縁距離を確保する手段によって解決をはか
る。
するために圧電点火具の電橋リード線保持方法に工夫を
加え、夫々電橋を水平状態で対向させて配置固定するこ
とにより絶縁距離を確保する手段によって解決をはか
る。
【0011】
【作用】この様に、高電圧エネルギーの漏洩を防止し発
火の信頼性を向上させ、そのうえ従来の如き電橋リード
線露出の絶縁処理時間も不要としたものである。
火の信頼性を向上させ、そのうえ従来の如き電橋リード
線露出の絶縁処理時間も不要としたものである。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例を図3を用いて説明す
る。
る。
【0013】図3は本発明の実施例である圧電点火具の
断面図である。17は電橋を兼ねた電橋リード線で、図
に示す如く夫々の電橋を対向させて電橋の極間距離を
0.4〜0.8mmに保ち、プラスチック製電橋保持体1
6にて保持固定されている。また電橋保持体16の凹部
にはジルコニウムを主体とする発火薬18が充填されて
いる。このように構成された圧電点火具を従来例で説明
した図1の圧電点火具3の部分にとりつけて従来同様
に、電池外部に装着されている圧電式起動装置11に外
圧を加えることにより発生する高電圧を点火具端子4に
導くことにより、その高電圧エネルギーで圧電点火具の
発火薬が発火し、9のパッドに燃え移りさらに発電部側
部に配置されている導火帯を通じて加熱剤2が燃焼し、
素電池1が活性化され出力端子6,7を通じて外部に電
力が供給される。
断面図である。17は電橋を兼ねた電橋リード線で、図
に示す如く夫々の電橋を対向させて電橋の極間距離を
0.4〜0.8mmに保ち、プラスチック製電橋保持体1
6にて保持固定されている。また電橋保持体16の凹部
にはジルコニウムを主体とする発火薬18が充填されて
いる。このように構成された圧電点火具を従来例で説明
した図1の圧電点火具3の部分にとりつけて従来同様
に、電池外部に装着されている圧電式起動装置11に外
圧を加えることにより発生する高電圧を点火具端子4に
導くことにより、その高電圧エネルギーで圧電点火具の
発火薬が発火し、9のパッドに燃え移りさらに発電部側
部に配置されている導火帯を通じて加熱剤2が燃焼し、
素電池1が活性化され出力端子6,7を通じて外部に電
力が供給される。
【0014】本発明の圧電点火具を備えた熱電池、10
0個について活性化試験を実施したところ、圧電点火具
は全て発火し、電池は正常に活性化した。
0個について活性化試験を実施したところ、圧電点火具
は全て発火し、電池は正常に活性化した。
【0015】
【発明の効果】以上の様に本発明の圧電点火具は発火の
信頼性が高く、しかも電橋リード部の絶縁処理も不要と
なり製造工数の低減を実現するなど極めて有用な発明で
ある。
信頼性が高く、しかも電橋リード部の絶縁処理も不要と
なり製造工数の低減を実現するなど極めて有用な発明で
ある。
【図1】圧電点火具を備えた熱電池の全体構造断面図
【図2】従来の圧電点火具を示す断面図
【図3】本発明の圧電点火具を示す断面図
1 素電池 2 発熱剤 3 圧電点火具 4 点火具端子 6 出力端子 7 出力端子 8 断熱層 9 着火パッド 10 外装容器 11 圧電式起動装置 12 電橋リード線保持体 13 電橋リード線 14 発火薬 15 エポキシ樹脂等(絶縁処理) 16 電橋保持体 17 電橋リード線 18 発火薬
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 和弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】素電池と発熱剤を交互に積層した発電体と
発熱剤に着火するための着火パッドと圧電起動装置によ
り発火する圧電点火具を有する熱電池であって、前期圧
電点火具は一対の電橋または電橋リード線を並行部分を
設けることなく、発火薬容器を兼ねた絶縁性電橋保持体
に相対して適切な極間距離を保持して固定し、絶縁性電
橋保持体凹部に発火薬を充填したことを特徴とする圧電
点火具を備えた熱電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6086757A JPH07296823A (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | 圧電点火具を備えた熱電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6086757A JPH07296823A (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | 圧電点火具を備えた熱電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07296823A true JPH07296823A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=13895632
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6086757A Pending JPH07296823A (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | 圧電点火具を備えた熱電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07296823A (ja) |
-
1994
- 1994-04-25 JP JP6086757A patent/JPH07296823A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH07296823A (ja) | 圧電点火具を備えた熱電池 | |
| JP3178234B2 (ja) | 圧電点火具を備えた熱電池 | |
| JP3283395B2 (ja) | 飛翔体用電源システム | |
| JP3290604B2 (ja) | 熱電池 | |
| JP2964768B2 (ja) | 熱電池 | |
| JPS61171065A (ja) | 熱電池 | |
| JP2808652B2 (ja) | 熱電池 | |
| JP3178222B2 (ja) | 熱電池 | |
| JPH08106912A (ja) | 熱電池 | |
| JP3293417B2 (ja) | 熱電池 | |
| JP2004055465A (ja) | 熱電池 | |
| JP2502741B2 (ja) | 熱電池 | |
| JP2970185B2 (ja) | 熱電池 | |
| JP4167026B2 (ja) | 熱電池用複合蓋の製造方法 | |
| JPH07335229A (ja) | 熱電池 | |
| JPH05314998A (ja) | 熱電池 | |
| JPH0747799Y2 (ja) | 熱電池 | |
| JP3289555B2 (ja) | 圧電点火栓を備えた熱電池 | |
| JP3136896B2 (ja) | 熱電池 | |
| JPH0541502Y2 (ja) | ||
| JP2000012045A (ja) | 熱電池 | |
| JPS6039768A (ja) | 熱電池 | |
| JP4380995B2 (ja) | 熱電池 | |
| JP3185303B2 (ja) | 熱電池 | |
| JPH10106589A (ja) | 熱電池 |