JPH07297023A - コイル - Google Patents
コイルInfo
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- JPH07297023A JPH07297023A JP11207794A JP11207794A JPH07297023A JP H07297023 A JPH07297023 A JP H07297023A JP 11207794 A JP11207794 A JP 11207794A JP 11207794 A JP11207794 A JP 11207794A JP H07297023 A JPH07297023 A JP H07297023A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- air
- core coil
- coil
- partition plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F5/00—Coils
- H01F5/04—Arrangements of electric connections to coils, e.g. leads
- H01F2005/046—Details of formers and pin terminals related to mounting on printed circuits
Landscapes
- Insulating Of Coils (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な組立て作業で、安価に供給できる構造
のボビンを提供し、特性の安定した安価なコイルを供す
る。 【構成】 コイルを構成する空芯コイル中間組立体3,
4のボビン1,2の両側の鍔5,6部や仕切り板27を
用いて、ボビン1,2の鍔5,6及び仕切り板27のそ
れぞれの接合面21に切り欠き状の係止段部22と、こ
れに組み合わせられる舌片状の係止片17を設け、この
係止段部22と係止片17に、組み合わせられたとき、
互いに向かい合う面の中央にそれぞれ係止用の係止突起
か係止凹部13を設け、この係止段部22に係止片17
を組み付けることにより、係止凹部13に係止突起を圧
入し、接着剤を用いる事なく2個の空芯コイル中間組立
体3,4と仕切り板27を一体に組立接合できる構造の
ボビンに改善し、空芯コイルを簡単で確実に組立固定の
出来る構造とし、特性を安定できるコイルを提供する。
のボビンを提供し、特性の安定した安価なコイルを供す
る。 【構成】 コイルを構成する空芯コイル中間組立体3,
4のボビン1,2の両側の鍔5,6部や仕切り板27を
用いて、ボビン1,2の鍔5,6及び仕切り板27のそ
れぞれの接合面21に切り欠き状の係止段部22と、こ
れに組み合わせられる舌片状の係止片17を設け、この
係止段部22と係止片17に、組み合わせられたとき、
互いに向かい合う面の中央にそれぞれ係止用の係止突起
か係止凹部13を設け、この係止段部22に係止片17
を組み付けることにより、係止凹部13に係止突起を圧
入し、接着剤を用いる事なく2個の空芯コイル中間組立
体3,4と仕切り板27を一体に組立接合できる構造の
ボビンに改善し、空芯コイルを簡単で確実に組立固定の
出来る構造とし、特性を安定できるコイルを提供する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気回路に用いるコイ
ルに関係し、特にコイルを構成する、ボビンと仕切り板
の構造に関係する。
ルに関係し、特にコイルを構成する、ボビンと仕切り板
の構造に関係する。
【0002】
【従来の技術】一般に、環状の磁路を形成した磁芯の周
囲に2個の導体線を巻いてコイルとして使用する場合、
磁路の内側を通して巻線することは作業が煩雑で、自動
化がむずかしく高価なものになる傾向があり、特に2つ
の巻線をそれぞれにコモンモードに使用する場合は、各
コイル間の絶縁が必要となる。その対策として、環状の
磁路の磁芯を分割し、筒状の巻軸の両端に鍔をつけたボ
ビンを設け、外部に向かって開いた形のボビンの上に巻
線を施し、巻線の端末を鍔に設けた接続用ピンなどに終
端し、空芯コイル中間組立体を形成し、この空芯コイル
中間組立体2個を鍔部で接続固定する際に、巻線間を絶
縁するため仕切り板を間に挟んで接続固定して空芯コイ
ルを作製し、この空芯コイルの巻軸の中空部分に、前記
の分割された磁芯の一部を挿入し、環状の磁路を形成し
てコイルを組立てていた。図4は、2個の空芯コイル中
間組立体3,4の間を絶縁性の板から成る仕切り板27
で隔てて、一体に接続固定した空芯コイル7を用いて組
立てたコイルを示す斜視図である。このように、一つの
環状体を構成する磁芯10の上に2つのコイルを形成し
て用いるコモンモードチョークコイルの場合などは、2
つのコイルが同じ特性を要求され、2つの巻線8間に所
定の絶縁距離が必要となる。このため、この2つの巻線
8間と磁芯10との相対位置が変わらない様にすること
と、小型でも絶縁距離が十分確保できるようにするため
に、2つの巻線間に絶縁性の仕切り板が必要となる。さ
らに、1つのコイルに組み込まれた2個の空芯コイル中
間組立体3,4を基板に実装することがあるが、それぞ
れ中間組立体3,4のピン端子9を各々挿入すること
は、煩雑である。そのため、図4に示すように、2つの
ボビン1,2にそれぞれ巻線8を施した空芯コイル中間
組立体3,4を2つ並べて、その間に仕切り板27を挟
んで接着固定して、空芯コイル7を組み立て、この空芯
コイル7の巻軸15の内側の空間に磁芯10を挿入固定
し、環状の磁路を形成させてコイルを作製していた。こ
の一体に固定された空芯コイルを用いて、基板などの貫
通孔にピン端子9を一回で通して使用していた。このよ
うにして、巻線時は磁路に対して開かれた状態のボビン
に巻線することで、空芯コイル7の製作を簡単にしてい
た。しかし、個々の空芯コイル中間組立体3,4を一体
に接続して使用するには、図4に示すような形状に仮固
定し、その接合面11に、接着剤を塗布し接着固定して
いた。従って、従来のこの構造では、予備作業の仮固定
が必要であり、また、接着剤を使用するため接着剤によ
る作業環境の汚染や、接着剤が固化するまでの時間が必
要となる。また、図5に示すように、余分な接着剤16
が接合面11の側方に押し出されて溜るので、接着剤1
6が盛り上がり、そのため基板にコイルを装着する際に
不安定になるという問題があった。その対策として、ボ
ビンの基板側に、ボビンと基板の間に空間を取るための
スタンドオフ12などを設ける必要があり、コイルの薄
型化を阻害し、ボビン作製用の金型を複雑にしていた。
囲に2個の導体線を巻いてコイルとして使用する場合、
磁路の内側を通して巻線することは作業が煩雑で、自動
化がむずかしく高価なものになる傾向があり、特に2つ
の巻線をそれぞれにコモンモードに使用する場合は、各
コイル間の絶縁が必要となる。その対策として、環状の
磁路の磁芯を分割し、筒状の巻軸の両端に鍔をつけたボ
ビンを設け、外部に向かって開いた形のボビンの上に巻
線を施し、巻線の端末を鍔に設けた接続用ピンなどに終
端し、空芯コイル中間組立体を形成し、この空芯コイル
中間組立体2個を鍔部で接続固定する際に、巻線間を絶
縁するため仕切り板を間に挟んで接続固定して空芯コイ
ルを作製し、この空芯コイルの巻軸の中空部分に、前記
の分割された磁芯の一部を挿入し、環状の磁路を形成し
てコイルを組立てていた。図4は、2個の空芯コイル中
間組立体3,4の間を絶縁性の板から成る仕切り板27
で隔てて、一体に接続固定した空芯コイル7を用いて組
立てたコイルを示す斜視図である。このように、一つの
環状体を構成する磁芯10の上に2つのコイルを形成し
て用いるコモンモードチョークコイルの場合などは、2
つのコイルが同じ特性を要求され、2つの巻線8間に所
定の絶縁距離が必要となる。このため、この2つの巻線
8間と磁芯10との相対位置が変わらない様にすること
と、小型でも絶縁距離が十分確保できるようにするため
に、2つの巻線間に絶縁性の仕切り板が必要となる。さ
らに、1つのコイルに組み込まれた2個の空芯コイル中
間組立体3,4を基板に実装することがあるが、それぞ
れ中間組立体3,4のピン端子9を各々挿入すること
は、煩雑である。そのため、図4に示すように、2つの
ボビン1,2にそれぞれ巻線8を施した空芯コイル中間
組立体3,4を2つ並べて、その間に仕切り板27を挟
んで接着固定して、空芯コイル7を組み立て、この空芯
コイル7の巻軸15の内側の空間に磁芯10を挿入固定
し、環状の磁路を形成させてコイルを作製していた。こ
の一体に固定された空芯コイルを用いて、基板などの貫
通孔にピン端子9を一回で通して使用していた。このよ
うにして、巻線時は磁路に対して開かれた状態のボビン
に巻線することで、空芯コイル7の製作を簡単にしてい
た。しかし、個々の空芯コイル中間組立体3,4を一体
に接続して使用するには、図4に示すような形状に仮固
定し、その接合面11に、接着剤を塗布し接着固定して
いた。従って、従来のこの構造では、予備作業の仮固定
が必要であり、また、接着剤を使用するため接着剤によ
る作業環境の汚染や、接着剤が固化するまでの時間が必
要となる。また、図5に示すように、余分な接着剤16
が接合面11の側方に押し出されて溜るので、接着剤1
6が盛り上がり、そのため基板にコイルを装着する際に
不安定になるという問題があった。その対策として、ボ
ビンの基板側に、ボビンと基板の間に空間を取るための
スタンドオフ12などを設ける必要があり、コイルの薄
型化を阻害し、ボビン作製用の金型を複雑にしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
の問題を解消した、複数の巻線上がりの空芯コイル中間
組立体と仕切り板を組合せて空芯コイルを構成し、この
空芯コイルに磁芯を装着して構成したコイルにおいて、
簡単な組立て作業で、安価に供給できる構造の空芯コイ
ルを提供し、特性の安定した安価なコイルを供する事に
ある。
の問題を解消した、複数の巻線上がりの空芯コイル中間
組立体と仕切り板を組合せて空芯コイルを構成し、この
空芯コイルに磁芯を装着して構成したコイルにおいて、
簡単な組立て作業で、安価に供給できる構造の空芯コイ
ルを提供し、特性の安定した安価なコイルを供する事に
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、コイルを構成
する空芯コイル中間組立体のボビンの両側の鍔部や仕切
り板を用いて、ボビンの鍔及び仕切り板のそれぞれの接
合面に切り欠き状の段差部(以下係止段部と記す)と、
これに組み合わせられる舌片状の突起(以下係止片と記
す)を設け、この係止段部と係止片に、組み合わせられ
たとき、互いに向かい合う面の中央にそれぞれ係止用の
突起(以下係止突起と記す)か凹部(以下係止凹部と記
す)を設け、この係止段部に係止片を組み付けることに
より係止凹部に係止突起を圧入し、接着剤を用いる事な
く2個の空芯コイル中間組立体と仕切り板を一体に組立
接合できる構造のボビンに改善し、空芯コイルを簡単で
確実に組立固定の出来る構造とし、特性を安定できるコ
イルを提供する。
する空芯コイル中間組立体のボビンの両側の鍔部や仕切
り板を用いて、ボビンの鍔及び仕切り板のそれぞれの接
合面に切り欠き状の段差部(以下係止段部と記す)と、
これに組み合わせられる舌片状の突起(以下係止片と記
す)を設け、この係止段部と係止片に、組み合わせられ
たとき、互いに向かい合う面の中央にそれぞれ係止用の
突起(以下係止突起と記す)か凹部(以下係止凹部と記
す)を設け、この係止段部に係止片を組み付けることに
より係止凹部に係止突起を圧入し、接着剤を用いる事な
く2個の空芯コイル中間組立体と仕切り板を一体に組立
接合できる構造のボビンに改善し、空芯コイルを簡単で
確実に組立固定の出来る構造とし、特性を安定できるコ
イルを提供する。
【0005】即ち、本発明は、絶縁性材料からなる中空
の巻軸の両端に絶縁性材料からなる鍔が取り付けられた
ボビンの巻軸に巻線を施し、空芯コイル中間組立体を形
成し、2個のこの空芯コイル中間組立体の鍔の側方の接
合面と接合面の間に、前記2個の空芯コイル中間組立体
上の巻線を絶縁するための絶縁性材料からなる仕切り板
の端部の接合面を挟んで、空心コイル中間組立体と仕切
り板を接合し、2個の巻線の中間に絶縁板を備えた2個
の空心コイル中間組立体が一体に固定された空芯コイル
を形成し、この空芯コイルの巻軸の内側に、磁芯を挿入
して、2個の空芯コイル中間組立体をつなぐ磁路を形成
したコイルにおいて、2個の空芯コイル中間組立体の鍔
の外周部の接合面の一部分を切り欠いた段差状の係止段
部を設け、組み合わせられる仕切り板の両端の接合面の
前記係止段部に対応する位置に、前記係止段部に嵌め合
いとなる大きさの舌片状の係止片を仕切り板の厚み方向
に延在させ、この係止段部に係止片が組み付けられたと
き互いに向かい合う面である組合せ面の中央部に、互い
に嵌め合いとなる大きさの係止用の突起(係止突起)ま
たは凹部(係止凹部)をそれぞれに設け、前記係止段部
に前記係止片を組み付ける事により、係止凹部に係止突
起を圧入され、仕切り板の両側に空芯コイル中間組立体
を一体に接続固定する構造の空芯コイルを用いたことを
特徴とするコイルである。
の巻軸の両端に絶縁性材料からなる鍔が取り付けられた
ボビンの巻軸に巻線を施し、空芯コイル中間組立体を形
成し、2個のこの空芯コイル中間組立体の鍔の側方の接
合面と接合面の間に、前記2個の空芯コイル中間組立体
上の巻線を絶縁するための絶縁性材料からなる仕切り板
の端部の接合面を挟んで、空心コイル中間組立体と仕切
り板を接合し、2個の巻線の中間に絶縁板を備えた2個
の空心コイル中間組立体が一体に固定された空芯コイル
を形成し、この空芯コイルの巻軸の内側に、磁芯を挿入
して、2個の空芯コイル中間組立体をつなぐ磁路を形成
したコイルにおいて、2個の空芯コイル中間組立体の鍔
の外周部の接合面の一部分を切り欠いた段差状の係止段
部を設け、組み合わせられる仕切り板の両端の接合面の
前記係止段部に対応する位置に、前記係止段部に嵌め合
いとなる大きさの舌片状の係止片を仕切り板の厚み方向
に延在させ、この係止段部に係止片が組み付けられたと
き互いに向かい合う面である組合せ面の中央部に、互い
に嵌め合いとなる大きさの係止用の突起(係止突起)ま
たは凹部(係止凹部)をそれぞれに設け、前記係止段部
に前記係止片を組み付ける事により、係止凹部に係止突
起を圧入され、仕切り板の両側に空芯コイル中間組立体
を一体に接続固定する構造の空芯コイルを用いたことを
特徴とするコイルである。
【0006】
【作用】本発明は、コイルを構成する空芯コイルの中間
組立体に用いるボビンと絶縁用仕切り板の接続固定を、
各々の接合面に設けた係止片と係止段部を組み合わせ
て、それぞれの組合せ面の中央に設けた係止凹部に係止
突起を圧入して接続固定できるので、接着剤を使用する
必要がなく、仮固定などの中間作業も不要となり、接続
固定時間も短縮でき、また、接着剤による作業環境の悪
化を防止でき、更に接着剤のボビン端面への漏れ出しに
よる凹凸の心配もないので、よりよい環境で製造でき、
信頼性がある安価な製品を供給できる。
組立体に用いるボビンと絶縁用仕切り板の接続固定を、
各々の接合面に設けた係止片と係止段部を組み合わせ
て、それぞれの組合せ面の中央に設けた係止凹部に係止
突起を圧入して接続固定できるので、接着剤を使用する
必要がなく、仮固定などの中間作業も不要となり、接続
固定時間も短縮でき、また、接着剤による作業環境の悪
化を防止でき、更に接着剤のボビン端面への漏れ出しに
よる凹凸の心配もないので、よりよい環境で製造でき、
信頼性がある安価な製品を供給できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。図1は、本発明の一実施例のコイルの外観斜
視図、図2は、図1に示す実施例の接合部分を拡大して
示す分解斜視図、図3は、本発明の他の実施例で、仕切
り板とボビンの鍔部の接合部分での断面を示す部分断面
図で、図3(a)は係止突起が楔状で、係止凹部が貫通
孔の例、図3(b)は係止突起が半球状で、係止凹部が
貫通孔の例、図3(c)は係止突起が角錐状で、係止凹
部が袋穴の例である。図6は、本発明の他の実施例で、
ボビンの仕切り板と鍔の接合面の同一箇所に係止片と係
止段部を設けた場合の分解斜視図、図7は、本発明の他
の実施例で、組み合わせれる鍔と仕切り板の接合面の巻
軸側にそれぞれ係止段部と係止片を設けた例を示す分解
斜視図である。本発明の実施例は、図4に示す角筒状の
巻軸15の両端に角板状の鍔5,6が付いたボビン1,
2に巻線8が施された2個の空芯コイル中間組立体3,
4の間に板状で方形の絶縁性樹脂からなる仕切り板27
を挟んで接続固定した従来の空芯コイル7とほぼ同じ形
状の空芯コイルを用いて組み立てたコイルの例について
説明する。
説明する。図1は、本発明の一実施例のコイルの外観斜
視図、図2は、図1に示す実施例の接合部分を拡大して
示す分解斜視図、図3は、本発明の他の実施例で、仕切
り板とボビンの鍔部の接合部分での断面を示す部分断面
図で、図3(a)は係止突起が楔状で、係止凹部が貫通
孔の例、図3(b)は係止突起が半球状で、係止凹部が
貫通孔の例、図3(c)は係止突起が角錐状で、係止凹
部が袋穴の例である。図6は、本発明の他の実施例で、
ボビンの仕切り板と鍔の接合面の同一箇所に係止片と係
止段部を設けた場合の分解斜視図、図7は、本発明の他
の実施例で、組み合わせれる鍔と仕切り板の接合面の巻
軸側にそれぞれ係止段部と係止片を設けた例を示す分解
斜視図である。本発明の実施例は、図4に示す角筒状の
巻軸15の両端に角板状の鍔5,6が付いたボビン1,
2に巻線8が施された2個の空芯コイル中間組立体3,
4の間に板状で方形の絶縁性樹脂からなる仕切り板27
を挟んで接続固定した従来の空芯コイル7とほぼ同じ形
状の空芯コイルを用いて組み立てたコイルの例について
説明する。
【0008】本発明の第1の実施例のコイルは、図1及
び図4に示すように、鍔5,6部の大きさが約18ミリ
×20ミリで、厚さが3ミリ、巻軸15部の外径が6ミ
リ×8ミリ、長さが20ミリのボビン1,2に巻線され
た空芯コイル中間組立体3,4を2個と、厚さが約2.
5ミリでボビンの鍔の大きさと同じ15ミリの幅で、長
さが20ミリの仕切り板7とを接合した空芯コイルを作
製し、これに磁芯10を装着して組み立てられたもので
ある。ボビン1,2及び仕切り板27は、絶縁性樹脂に
より成形されている。図1、図2に示すように、2個の
ボビン1,2のそれぞれの両側の鍔5,6の接合面21
の上部と下部の2カ所に、矩形状の切り欠きが係止段部
22として、鍔5,6の接合面21の半分の厚さで切り
欠かれて設けられている。他方の仕切り板27の接合面
21の前記係止段部22に対応する位置に、前記係止段
部と22と嵌め合いとなる大きさの舌片状の係止片17
が接合面から厚み方向に延在している。係止段部22に
係止片を組み付けたとき向かい合う面を組合せ面25,
26とすると、係止段部22の組合せ面26の中央に
は、三角柱状の係止突起14が設けられている。他方の
仕切り板27の係止片17の組合せ面25には、組み合
わせられたとき係止突起14と対応する位置に、貫通孔
状の係止凹部13が設けられている。図2に係止片17
と係止段部22の周辺を拡大して分解斜視図で示す。図
1において、空芯コイル7を組み立てるとき、2つの空
芯コイル中間組立体3,4の鍔5,6の接合面21と、
仕切り板27の接合面21を向い合わせ、係止段部22
に係止片17をはめ込み、このとき、この部分の弾性に
より、係止片17の係止凹部13に係止段部22の係止
突起14を押し込み、2つの空芯コイル中間組立体3,
4と仕切り板27を一体に接続固定して空芯コイル7を
作製した。この空芯コイル7の巻軸15の中空部分に磁
芯10を挿入固定して、コイルを完成した。この結果、
ボビンの組立時間と組立工数は、従来の構造のボビンの
接着工程に対して、半分以下に低減でき、作業性もよく
単純な操作で出来るので自動機による組立も可能とな
り、特性のばらつきの少ない製品が得られ、作業環境も
良好な状態に維持できた。
び図4に示すように、鍔5,6部の大きさが約18ミリ
×20ミリで、厚さが3ミリ、巻軸15部の外径が6ミ
リ×8ミリ、長さが20ミリのボビン1,2に巻線され
た空芯コイル中間組立体3,4を2個と、厚さが約2.
5ミリでボビンの鍔の大きさと同じ15ミリの幅で、長
さが20ミリの仕切り板7とを接合した空芯コイルを作
製し、これに磁芯10を装着して組み立てられたもので
ある。ボビン1,2及び仕切り板27は、絶縁性樹脂に
より成形されている。図1、図2に示すように、2個の
ボビン1,2のそれぞれの両側の鍔5,6の接合面21
の上部と下部の2カ所に、矩形状の切り欠きが係止段部
22として、鍔5,6の接合面21の半分の厚さで切り
欠かれて設けられている。他方の仕切り板27の接合面
21の前記係止段部22に対応する位置に、前記係止段
部と22と嵌め合いとなる大きさの舌片状の係止片17
が接合面から厚み方向に延在している。係止段部22に
係止片を組み付けたとき向かい合う面を組合せ面25,
26とすると、係止段部22の組合せ面26の中央に
は、三角柱状の係止突起14が設けられている。他方の
仕切り板27の係止片17の組合せ面25には、組み合
わせられたとき係止突起14と対応する位置に、貫通孔
状の係止凹部13が設けられている。図2に係止片17
と係止段部22の周辺を拡大して分解斜視図で示す。図
1において、空芯コイル7を組み立てるとき、2つの空
芯コイル中間組立体3,4の鍔5,6の接合面21と、
仕切り板27の接合面21を向い合わせ、係止段部22
に係止片17をはめ込み、このとき、この部分の弾性に
より、係止片17の係止凹部13に係止段部22の係止
突起14を押し込み、2つの空芯コイル中間組立体3,
4と仕切り板27を一体に接続固定して空芯コイル7を
作製した。この空芯コイル7の巻軸15の中空部分に磁
芯10を挿入固定して、コイルを完成した。この結果、
ボビンの組立時間と組立工数は、従来の構造のボビンの
接着工程に対して、半分以下に低減でき、作業性もよく
単純な操作で出来るので自動機による組立も可能とな
り、特性のばらつきの少ない製品が得られ、作業環境も
良好な状態に維持できた。
【0009】以上のように、図1、図2により、角筒状
の巻軸15の両端に角板状の鍔5,6が付いたボビン
1,2に巻線8が施した空芯コイル中間組立体3,4と
角板状の仕切り板27を一体に接続固定した空芯コイル
7を用いた例に付いて説明したが、円筒状の巻軸でも、
また接合面が加工されていれば円板状の鍔でも本発明の
効果は得られる。また、係止片と係止段部を設ける位置
は、図6及び図7の鍔部に示すように、鍔部5,6の内
側に係止段部22を設けた例のように、鍔の内側でも外
側でもよく、また、図3(a)、図3(b)、図3
(c)に示すように、係止凹部13と係止突起14の形
状も、係止凹部13が貫通孔でなくとも、突起が入る大
きさであれば凹状の溝や袋穴の様な係止凹部18でもよ
く、係止突起14も半球状や角錐状の係止突起19,2
0でも実施例と同様な効果が得られる。さらに、本実施
例では、鍔5,6の上下端に係止段部22を設けた例に
付いて説明したが、鍔5,6及び仕切り板27の接合面
21の一部でなく、接合面21全幅にわたって係止段部
22や、係止片17が設けられても本発明の効果は変わ
らない。
の巻軸15の両端に角板状の鍔5,6が付いたボビン
1,2に巻線8が施した空芯コイル中間組立体3,4と
角板状の仕切り板27を一体に接続固定した空芯コイル
7を用いた例に付いて説明したが、円筒状の巻軸でも、
また接合面が加工されていれば円板状の鍔でも本発明の
効果は得られる。また、係止片と係止段部を設ける位置
は、図6及び図7の鍔部に示すように、鍔部5,6の内
側に係止段部22を設けた例のように、鍔の内側でも外
側でもよく、また、図3(a)、図3(b)、図3
(c)に示すように、係止凹部13と係止突起14の形
状も、係止凹部13が貫通孔でなくとも、突起が入る大
きさであれば凹状の溝や袋穴の様な係止凹部18でもよ
く、係止突起14も半球状や角錐状の係止突起19,2
0でも実施例と同様な効果が得られる。さらに、本実施
例では、鍔5,6の上下端に係止段部22を設けた例に
付いて説明したが、鍔5,6及び仕切り板27の接合面
21の一部でなく、接合面21全幅にわたって係止段部
22や、係止片17が設けられても本発明の効果は変わ
らない。
【0010】更に、図6は本発明の他の実施例で、図6
に示すように、空芯コイル中間組立体3のボビンの鍔5
の接合面21の厚み方向の片側(この例では内側)を外
周方向に延在させて係止片17を形成し、厚み方向の他
の側を切り欠き状の係止段部22に加工し、仕切り板2
7の接合面21に、前記空芯コイル中間組立体の係止片
17と係止段部22に嵌め合いとなる位置に嵌め合いと
なる大きさの係止段部22と係止片17を設け、組合せ
面の同じ位置に係止突起と係止凹部を一緒に設けたもの
である。本実施例も前記の第一の実施例と同じ効果が得
られた。
に示すように、空芯コイル中間組立体3のボビンの鍔5
の接合面21の厚み方向の片側(この例では内側)を外
周方向に延在させて係止片17を形成し、厚み方向の他
の側を切り欠き状の係止段部22に加工し、仕切り板2
7の接合面21に、前記空芯コイル中間組立体の係止片
17と係止段部22に嵌め合いとなる位置に嵌め合いと
なる大きさの係止段部22と係止片17を設け、組合せ
面の同じ位置に係止突起と係止凹部を一緒に設けたもの
である。本実施例も前記の第一の実施例と同じ効果が得
られた。
【0011】また、本発明によれば、空芯コイルの取り
付け面に接着剤の溜りの心配がないので、図6に示すよ
うに、ピン端子9の一部を空芯コイルの側方に引出し、
これに巻線8の終端を行うなどして、取付面側の巻線の
からげ部24を側方などの他の場所へ移すことのみで、
ボビンのスタンドオフが省略でき、薄型のコイルの提供
が可能となる。
付け面に接着剤の溜りの心配がないので、図6に示すよ
うに、ピン端子9の一部を空芯コイルの側方に引出し、
これに巻線8の終端を行うなどして、取付面側の巻線の
からげ部24を側方などの他の場所へ移すことのみで、
ボビンのスタンドオフが省略でき、薄型のコイルの提供
が可能となる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
組立て作業性がよい空芯コイルの提供が可能となり、特
性の安定した、安価なコイルが提供できる。
組立て作業性がよい空芯コイルの提供が可能となり、特
性の安定した、安価なコイルが提供できる。
【図1】本発明の一実施例のコイルの外観斜視図。
【図2】図1に示す実施例の接合部分を拡大して示す分
解斜視図。
解斜視図。
【図3】本発明の他の実施例で、仕切り板とボビンの鍔
部の接合部分での断面を示す部分断面図で、図3(a)
は係止突起が楔状で、係止凹部が貫通孔の例を示す図、
図3(b)は係止突起が半球状で、係止凹部が貫通孔の
例を示す図、図3(c)は係止突起が角錐状で、係止凹
部が袋穴の例を示す図。
部の接合部分での断面を示す部分断面図で、図3(a)
は係止突起が楔状で、係止凹部が貫通孔の例を示す図、
図3(b)は係止突起が半球状で、係止凹部が貫通孔の
例を示す図、図3(c)は係止突起が角錐状で、係止凹
部が袋穴の例を示す図。
【図4】2個の空芯コイル中間組立体と仕切り板を接着
して構成した従来のコイルの外観斜視図。
して構成した従来のコイルの外観斜視図。
【図5】図4に示すコイルを、従来の方法で組み立てた
場合の接着剤の接合面への盛り上がりを示すボビン鍔部
の中央部分を示す断面図。
場合の接着剤の接合面への盛り上がりを示すボビン鍔部
の中央部分を示す断面図。
【図6】本発明の他の実施例で、ボビンの仕切り板と鍔
の接合面の同一箇所に係止片と係止段部を設けた場合の
分解斜視図。
の接合面の同一箇所に係止片と係止段部を設けた場合の
分解斜視図。
【図7】本発明の他の実施例で、組み合わせられる鍔と
仕切り板の接合面の巻軸側にそれぞれ係止段部と係止片
を設けた例を示す分解斜視図。
仕切り板の接合面の巻軸側にそれぞれ係止段部と係止片
を設けた例を示す分解斜視図。
1,2 ボビン 3,4 (空芯コイル)中間組立体 5,6 鍔 7 空心コイル 8 巻線 9 ピン端子 10 磁芯 11,21 接合面 12 スタンドオフ 13,18 係止凹部 14,19,20 係止突起 15 巻軸 16 接着剤 17 係止片 22 係止段部 23 磁芯用貫通孔 24 からげ部 25,26 組合せ面 27 仕切り板
Claims (1)
- 【請求項1】 絶縁性材料からなる中空の巻軸の両端に
絶縁性材料からなる鍔が取り付けられたボビンの巻軸に
巻線を施し、空芯コイル中間組立体を形成し、2個のこ
の空芯コイル中間組立体の鍔の側方の接合面と接合面の
間に、前記2個の空芯コイル中間組立体上の巻線を絶縁
するための絶縁性材料からなる仕切り板の端部の接合面
を挟んで、空心コイル中間組立体と仕切り板を接合し、
2個の巻線の中間に絶縁板を備えた2個の空心コイル中
間組立体が一体に固定された空芯コイルを形成し、この
空芯コイルの巻軸の内側に、磁芯を挿入して、2個の空
芯コイル中間組立体をつなぐ磁路を形成したコイルにお
いて、2個の空芯コイル中間組立体の鍔の外周部の接合
面の一部分を切り欠いた段差状の係止段部を設け、組み
合わせられる仕切り板の両端の接合面の前記係止段部に
対応する位置に、前記係止段部に嵌め合いとなる大きさ
の舌片状の係止片を仕切り板の厚み方向に延在させ、こ
の係止段部に係止片が組み付けられたとき互いに向かい
合う面である組合せ面の中央部に、互いに嵌め合いとな
る大きさの係止用の突起(係止突起)または凹部(係止
凹部)をそれぞれに設け、前記係止段部に前記係止片を
組み付ける事により、係止凹部に係止突起を圧入され、
仕切り板の両側に空芯コイル中間組立体を一体に接続固
定する構造の空芯コイルを用いたことを特徴とするコイ
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11207794A JPH07297023A (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | コイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11207794A JPH07297023A (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | コイル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07297023A true JPH07297023A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=14577505
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11207794A Pending JPH07297023A (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | コイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07297023A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007029651A1 (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-15 | Minebea Co., Ltd. | インバータトランス |
| EP3026681A1 (en) * | 2014-11-07 | 2016-06-01 | Yujing Technology Co., Ltd. | Compact twin-shaft bobbin structure |
-
1994
- 1994-04-26 JP JP11207794A patent/JPH07297023A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007029651A1 (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-15 | Minebea Co., Ltd. | インバータトランス |
| US7456719B2 (en) | 2005-09-05 | 2008-11-25 | Minebea Co., Ltd. | Inverter transformer |
| EP3026681A1 (en) * | 2014-11-07 | 2016-06-01 | Yujing Technology Co., Ltd. | Compact twin-shaft bobbin structure |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040525 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20041005 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |