JPH0729735A - 強磁性磁気抵抗効果合金膜 - Google Patents
強磁性磁気抵抗効果合金膜Info
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- JPH0729735A JPH0729735A JP5193033A JP19303393A JPH0729735A JP H0729735 A JPH0729735 A JP H0729735A JP 5193033 A JP5193033 A JP 5193033A JP 19303393 A JP19303393 A JP 19303393A JP H0729735 A JPH0729735 A JP H0729735A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 記憶型磁気センサに用いられる強磁性磁気抵
抗効果合金膜において、残留電圧が大きく、かつ残留電
圧を安定に保持するために必要な大きさの保磁力を有
し、異方性磁気抵抗効果(△ρ/ρ)の大きなNi−F
e−Co三元合金からなる強磁性磁気抵抗効果合金膜を
提供すること。 【構成】 Ni−Fe−Co三元合金からなる強磁性磁
気抵抗効果合金膜は、図1に示すNi−Fe−Co三元
合金状態図において、Ni含有量が70重量%、Co含
有量が25.5重量%及びFe含有量が4.5重量%の
組成のA点、Ni含有量が45重量%、Co含有量が5
0.5重量%及びFe含有量が4.5重量%の組成のB
点、Ni含有量が39.99重量%、Co含有量が60
重量%及びFe含有量が0.01重量%の組成のC点並
びにNi含有量が65重量%、Co含有量が34.99
重量%及びFe含有量が0.01重量%の組成のD点に
よって囲まれた範囲内のNi、Fe及びCo並びに0.
1重量%以下の不純物よりなるものである。
抗効果合金膜において、残留電圧が大きく、かつ残留電
圧を安定に保持するために必要な大きさの保磁力を有
し、異方性磁気抵抗効果(△ρ/ρ)の大きなNi−F
e−Co三元合金からなる強磁性磁気抵抗効果合金膜を
提供すること。 【構成】 Ni−Fe−Co三元合金からなる強磁性磁
気抵抗効果合金膜は、図1に示すNi−Fe−Co三元
合金状態図において、Ni含有量が70重量%、Co含
有量が25.5重量%及びFe含有量が4.5重量%の
組成のA点、Ni含有量が45重量%、Co含有量が5
0.5重量%及びFe含有量が4.5重量%の組成のB
点、Ni含有量が39.99重量%、Co含有量が60
重量%及びFe含有量が0.01重量%の組成のC点並
びにNi含有量が65重量%、Co含有量が34.99
重量%及びFe含有量が0.01重量%の組成のD点に
よって囲まれた範囲内のNi、Fe及びCo並びに0.
1重量%以下の不純物よりなるものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、Ni−Fe−Co三元
合金からなる強磁性磁気抵抗効果合金膜に関し、特に記
憶型磁気センサ素子の用途に好適なNi−Fe−Co三
元合金からなる強磁性磁気抵抗効果合金膜に関する。
合金からなる強磁性磁気抵抗効果合金膜に関し、特に記
憶型磁気センサ素子の用途に好適なNi−Fe−Co三
元合金からなる強磁性磁気抵抗効果合金膜に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、強磁性磁気抵抗効果合金膜を用い
た磁気センサや磁気ヘッド、および磁気バブル検出素子
等の開発が急速に進展し、磁気センサはサーボモータや
ロータリーエンコーダの磁界センサ、また流量計等にす
でに実用化されている。その中でも記憶型磁気センサ
は、センサ素子に対して印加される外部磁界が消失して
も、最終的にセンサ素子に印加された磁界の方向を検出
することができる点に特徴があり、流量計等に好適であ
る。
た磁気センサや磁気ヘッド、および磁気バブル検出素子
等の開発が急速に進展し、磁気センサはサーボモータや
ロータリーエンコーダの磁界センサ、また流量計等にす
でに実用化されている。その中でも記憶型磁気センサ
は、センサ素子に対して印加される外部磁界が消失して
も、最終的にセンサ素子に印加された磁界の方向を検出
することができる点に特徴があり、流量計等に好適であ
る。
【0003】従来の記憶型磁気センサにおいては、磁石
がセンサ素子に対して移動することによってセンサ素子
に印加される磁界の方向が変化する。これにともなって
センサ素子の電気抵抗が変化し、出力電圧が変化する。
センサ素子は互いに直交する二組の強磁性磁気抵抗効果
合金膜がブリッジ状にパターニングされているため、磁
石とセンサ素子が水平に並んだ状態が出力電圧特性にお
ける原点である。出力電圧特性については、横軸を磁石
の位置をとり、縦軸を出力電圧をとって、磁石がセンサ
素子より上へ移動した場合に出力電圧を正とし、また下
へ移動した場合に出力電圧を負とすると、磁石がセンサ
素子より上へ移動した場合には、出力電圧は、磁石が遠
ざかるにつれて増加し、やがて飽和する。また磁石がセ
ンサ素子より下へ移動した場合には、出力電圧は磁石が
遠ざかるにつれて減少し、やがて飽和する。磁石の移動
によりセンサ素子に印加される磁界が消失しても、セン
サ素子は、正又は負の出力電圧を残留した状態なので、
この残留電圧の極性により、センサ素子に対して、磁石
が上下何れかの側に位置するかを判定することができ
る。
がセンサ素子に対して移動することによってセンサ素子
に印加される磁界の方向が変化する。これにともなって
センサ素子の電気抵抗が変化し、出力電圧が変化する。
センサ素子は互いに直交する二組の強磁性磁気抵抗効果
合金膜がブリッジ状にパターニングされているため、磁
石とセンサ素子が水平に並んだ状態が出力電圧特性にお
ける原点である。出力電圧特性については、横軸を磁石
の位置をとり、縦軸を出力電圧をとって、磁石がセンサ
素子より上へ移動した場合に出力電圧を正とし、また下
へ移動した場合に出力電圧を負とすると、磁石がセンサ
素子より上へ移動した場合には、出力電圧は、磁石が遠
ざかるにつれて増加し、やがて飽和する。また磁石がセ
ンサ素子より下へ移動した場合には、出力電圧は磁石が
遠ざかるにつれて減少し、やがて飽和する。磁石の移動
によりセンサ素子に印加される磁界が消失しても、セン
サ素子は、正又は負の出力電圧を残留した状態なので、
この残留電圧の極性により、センサ素子に対して、磁石
が上下何れかの側に位置するかを判定することができ
る。
【0004】このような記憶型磁気センサに用いられる
強磁性磁気抵抗効果合金膜の特性は、通常の磁気センサ
に用いられる強磁性磁気抵抗効果合金膜の特性と異なる
ものであり、つまり、通常の磁気センサに用いられる強
磁性磁気抵抗効果合金膜の特性は、異方性磁気抵抗効果
(△ρ/ρ)が大きく、磁界に対するヒステリシスが小
さいことが要求されるのに対し、記憶型磁気センサに用
いられる強磁性磁気抵抗効果合金膜の特性は、異方性磁
気抵抗効果△ρ/ρは通常の磁気センサと同様に大きい
方が望ましいが、磁界に対するヒステリシスは逆に大き
いことが要求される。また、記憶型磁気センサにおいて
は、大きな残留電圧を示すことが必要であり、残留電圧
を安定して保持するためには、ある値以上に保磁力が大
きいことが必要とされている。
強磁性磁気抵抗効果合金膜の特性は、通常の磁気センサ
に用いられる強磁性磁気抵抗効果合金膜の特性と異なる
ものであり、つまり、通常の磁気センサに用いられる強
磁性磁気抵抗効果合金膜の特性は、異方性磁気抵抗効果
(△ρ/ρ)が大きく、磁界に対するヒステリシスが小
さいことが要求されるのに対し、記憶型磁気センサに用
いられる強磁性磁気抵抗効果合金膜の特性は、異方性磁
気抵抗効果△ρ/ρは通常の磁気センサと同様に大きい
方が望ましいが、磁界に対するヒステリシスは逆に大き
いことが要求される。また、記憶型磁気センサにおいて
は、大きな残留電圧を示すことが必要であり、残留電圧
を安定して保持するためには、ある値以上に保磁力が大
きいことが必要とされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】異方性磁気抵抗効果
(△ρ/ρ)は、消磁状態における比抵抗をρとし、飽
和磁化が電流方向に対して垂直なときの比抵抗と飽和磁
化が電流方向に対して平行なときの比抵抗の差を△ρと
したとき、ρに対する△ρの比△ρ/ρによって示され
る。従来から広範に用いられている強磁性磁気抵抗効果
合金膜としては、ニッケル(Ni)含有量が82重量
%、鉄(Fe)含有量が18重量%の組成のNi−Fe
合金であるパーマロイがある。パーマロイ膜は、膜厚が
40nmのときに、異方性磁性磁気抵抗効果(△ρ/
ρ)が、2.75%であり、また、膜厚が250nmの
ときに、異方性磁性磁気抵抗効果(△ρ/ρ)が、3.
43%であり、さらに、保磁力は数エルステッド(0
e)以下と非常に小さい。したがって、パーマロイ膜
は、残留電圧が小さく、また外乱磁界の影響を受け易い
ものである。
(△ρ/ρ)は、消磁状態における比抵抗をρとし、飽
和磁化が電流方向に対して垂直なときの比抵抗と飽和磁
化が電流方向に対して平行なときの比抵抗の差を△ρと
したとき、ρに対する△ρの比△ρ/ρによって示され
る。従来から広範に用いられている強磁性磁気抵抗効果
合金膜としては、ニッケル(Ni)含有量が82重量
%、鉄(Fe)含有量が18重量%の組成のNi−Fe
合金であるパーマロイがある。パーマロイ膜は、膜厚が
40nmのときに、異方性磁性磁気抵抗効果(△ρ/
ρ)が、2.75%であり、また、膜厚が250nmの
ときに、異方性磁性磁気抵抗効果(△ρ/ρ)が、3.
43%であり、さらに、保磁力は数エルステッド(0
e)以下と非常に小さい。したがって、パーマロイ膜
は、残留電圧が小さく、また外乱磁界の影響を受け易い
ものである。
【0006】パーマロイより異方性磁気抵抗効果の大き
い合金膜材料として、Ni−Co−Fe合金がある。例
えば、Niが76乃至86重量%、Coが10乃至20
重量%Feが0乃至7重量%の組成を有するNi−Co
−Fe合金の場合、異方性磁気抵抗効果(△ρ/ρ)
は、最大値で4乃至5%に達する(「日本応用磁気学会
学術講演概要集」第13回、1989年発行、第493
頁)。しかし、この組成近傍のNi−Fe−Co三元合
金膜は、飽和磁歪λsが大きいため、外部応力の印加に
よって異方性が誘起され、残留電圧が小さくなったり、
保磁力が増大して感度が低下するなどの欠点がある。
い合金膜材料として、Ni−Co−Fe合金がある。例
えば、Niが76乃至86重量%、Coが10乃至20
重量%Feが0乃至7重量%の組成を有するNi−Co
−Fe合金の場合、異方性磁気抵抗効果(△ρ/ρ)
は、最大値で4乃至5%に達する(「日本応用磁気学会
学術講演概要集」第13回、1989年発行、第493
頁)。しかし、この組成近傍のNi−Fe−Co三元合
金膜は、飽和磁歪λsが大きいため、外部応力の印加に
よって異方性が誘起され、残留電圧が小さくなったり、
保磁力が増大して感度が低下するなどの欠点がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は記憶型磁気セン
サに用いられる強磁性磁気抵抗効果合金膜において、残
留電圧が大きく、かつ残留電圧を安定に保持するために
必要な大きさの保磁力を有し、異方性磁気抵抗効果(△
ρ/ρ)の大きなNi−Fe−Co三元合金膜を提供す
ることを目的としている。
サに用いられる強磁性磁気抵抗効果合金膜において、残
留電圧が大きく、かつ残留電圧を安定に保持するために
必要な大きさの保磁力を有し、異方性磁気抵抗効果(△
ρ/ρ)の大きなNi−Fe−Co三元合金膜を提供す
ることを目的としている。
【0008】記憶型磁気センサに用いられる強磁性磁気
抵抗効果合金膜において、残留電圧の大きさは、飽和時
の出力電圧の値で規格化した残留電圧VR/VSが50%
以上であることが必要であり、大きな残留電圧を得るに
は、保磁力を大きくすることにより強磁性磁気抵抗効果
の磁界に対するヒステリシスを大きくすれば良いという
考え方がある。しかし、本発明者らは、残留電圧を大き
くするためには単に保磁力を大きくするだけでは不十分
であり、一軸異方性の付いていない、磁化が等方的な膜
にすることが重要であることを見出した。
抵抗効果合金膜において、残留電圧の大きさは、飽和時
の出力電圧の値で規格化した残留電圧VR/VSが50%
以上であることが必要であり、大きな残留電圧を得るに
は、保磁力を大きくすることにより強磁性磁気抵抗効果
の磁界に対するヒステリシスを大きくすれば良いという
考え方がある。しかし、本発明者らは、残留電圧を大き
くするためには単に保磁力を大きくするだけでは不十分
であり、一軸異方性の付いていない、磁化が等方的な膜
にすることが重要であることを見出した。
【0009】ところで、一軸異方性の付いていない、磁
化が等方的な膜にすることは、成膜時のみならず、セン
サを実装する際にも、外部からの応力によって異方性が
誘起されることなく、磁化が等方的な状態を保っていな
ければならないため、飽和磁歪λSの小さい組成を選ぶ
必要があり、これによって外部応力による感度の低下を
防ぐことができる。このような考えに基づいて、本発明
者らは、種々の組成のNi−Fe−Co三元合金膜につ
いて蒸着条件を変えて等方的な膜を作成し、残留電圧、
保磁力、異方性磁気抵抗効果およびそれらの応力依存性
を調査した。
化が等方的な膜にすることは、成膜時のみならず、セン
サを実装する際にも、外部からの応力によって異方性が
誘起されることなく、磁化が等方的な状態を保っていな
ければならないため、飽和磁歪λSの小さい組成を選ぶ
必要があり、これによって外部応力による感度の低下を
防ぐことができる。このような考えに基づいて、本発明
者らは、種々の組成のNi−Fe−Co三元合金膜につ
いて蒸着条件を変えて等方的な膜を作成し、残留電圧、
保磁力、異方性磁気抵抗効果およびそれらの応力依存性
を調査した。
【0010】その結果、Ni−Fe−Co三元合金から
なる強磁性磁気抵抗効果合金膜において、Ni−Fe−
Co三元合金は、Ni含有量が39.9重量%乃至70
重量%、Co含有量が25.5重量%乃至60重量%並
びにFe含有量が0.01重量%乃至4.5重量%並び
に不純物含有量が0.01重量%以下の組成であり、特
に、該Ni−Fe−Co三元合金は、図1に示すNi−
Fe−Co三元合金状態図において、Ni含有量が70
重量%、Co含有量が25.5重量%及びFe含有量が
4.5重量%の組成のA点、Ni含有量が45重量%、
Co含有量が50.5重量%及びFe含有量が4.5重
量%の組成のB点、Ni含有量が39.99重量%、C
o含有量が60重量%及びFe含有量が0.01重量%
の組成のC点並びにNi含有量が65重量%、Co含有
量が34.99重量%及びFe含有量が0.01重量%
の組成のD点によって囲まれた範囲内のNi、Fe及び
Co並びに0.1重量%以下の不純物よりなるものにつ
いて、磁化が等方的となる条件で成膜することにより、
残留電圧が大きく、また、保磁力が25乃至80Oe
で、さらに異方性磁気抵抗効果の大きいNi−Fe−C
o三元合金からなる強磁性磁気抵抗効果合金膜を実現で
きることを実験的に見出し、本発明に到達した。
なる強磁性磁気抵抗効果合金膜において、Ni−Fe−
Co三元合金は、Ni含有量が39.9重量%乃至70
重量%、Co含有量が25.5重量%乃至60重量%並
びにFe含有量が0.01重量%乃至4.5重量%並び
に不純物含有量が0.01重量%以下の組成であり、特
に、該Ni−Fe−Co三元合金は、図1に示すNi−
Fe−Co三元合金状態図において、Ni含有量が70
重量%、Co含有量が25.5重量%及びFe含有量が
4.5重量%の組成のA点、Ni含有量が45重量%、
Co含有量が50.5重量%及びFe含有量が4.5重
量%の組成のB点、Ni含有量が39.99重量%、C
o含有量が60重量%及びFe含有量が0.01重量%
の組成のC点並びにNi含有量が65重量%、Co含有
量が34.99重量%及びFe含有量が0.01重量%
の組成のD点によって囲まれた範囲内のNi、Fe及び
Co並びに0.1重量%以下の不純物よりなるものにつ
いて、磁化が等方的となる条件で成膜することにより、
残留電圧が大きく、また、保磁力が25乃至80Oe
で、さらに異方性磁気抵抗効果の大きいNi−Fe−C
o三元合金からなる強磁性磁気抵抗効果合金膜を実現で
きることを実験的に見出し、本発明に到達した。
【0011】即ち、本発明の要旨は、Ni−Fe−Co
三元合金からなる強磁性磁気抵抗効果合金膜において、
Ni−Fe−Co三元合金は、図1に示すNi−Fe−
Co三元合金状態図において、Ni含有量が70重量
%、Co含有量が25.5重量%及びFe含有量が4.
5重量%の組成のA点、Ni含有量が45重量%、Co
含有量が50.5重量%及びFe含有量が4.5重量%
の組成のB点、Ni含有量が39.99重量%、Co含
有量が60重量%及びFe含有量が0.01重量%の組
成のC点並びにNi含有量が65重量%、Co含有量が
34.99重量%及びFe含有量が0.01重量%の組
成を示すD点によって囲まれた範囲内のNi、Fe及び
Co並びに0.1重量%以下の不純物よりなるものであ
ることを特徴とする強磁性磁気抵抗効果合金膜にある。
三元合金からなる強磁性磁気抵抗効果合金膜において、
Ni−Fe−Co三元合金は、図1に示すNi−Fe−
Co三元合金状態図において、Ni含有量が70重量
%、Co含有量が25.5重量%及びFe含有量が4.
5重量%の組成のA点、Ni含有量が45重量%、Co
含有量が50.5重量%及びFe含有量が4.5重量%
の組成のB点、Ni含有量が39.99重量%、Co含
有量が60重量%及びFe含有量が0.01重量%の組
成のC点並びにNi含有量が65重量%、Co含有量が
34.99重量%及びFe含有量が0.01重量%の組
成を示すD点によって囲まれた範囲内のNi、Fe及び
Co並びに0.1重量%以下の不純物よりなるものであ
ることを特徴とする強磁性磁気抵抗効果合金膜にある。
【0012】本発明において、残留電圧への外乱磁界に
よる影響を防ぐためには保磁力は25乃至80エルステ
ッドが良く、特に40エルステッド前後が最適である。
また感度を上げるためには異方性磁気抵抗効果(△ρ/
ρ)が3.5%以上となるものが望ましい。
よる影響を防ぐためには保磁力は25乃至80エルステ
ッドが良く、特に40エルステッド前後が最適である。
また感度を上げるためには異方性磁気抵抗効果(△ρ/
ρ)が3.5%以上となるものが望ましい。
【0013】本発明において、前述のように優れた特性
を有するNi−Fe−Co三元合金の強磁性磁気抵抗効
果合金膜は、20乃至400nmの膜厚を有しており、
その形状は、幅に比して長さが十分に長い形状、例えば
ストリップ状又はストライプ状にでき、例えばパターニ
ング等により容易に作製することができる。
を有するNi−Fe−Co三元合金の強磁性磁気抵抗効
果合金膜は、20乃至400nmの膜厚を有しており、
その形状は、幅に比して長さが十分に長い形状、例えば
ストリップ状又はストライプ状にでき、例えばパターニ
ング等により容易に作製することができる。
【0014】本発明において、Ni、Fe及びCoの組
成範囲は、種々の組成を有するNi−Fe−Co三元合
金を実験的に作製し、それらのNi−Fe−Co三元合
金についてそれぞれ、無負荷状態と圧縮応力を印加した
状態における異方性磁気抵抗効果△ρ/ρ(%)、異方
性の有無、飽和時の出力電圧の値で規格化した残留電圧
VR/VS、保磁力を測定することにより求めた。その結
果、本発明のNi−Fe−Co三元合金は、図1におい
て、組成A点(Ni含有量:70重量%、Co含有量:
25.5重量%及びFe含有量:4.5重量%)と組成
B点(Ni含有量:45重量%、Co含有量:50.5
重量%及びFe含有量:4.5重量%)とを結ぶ線A
B、組成B点と組成C点(Ni含有量:39.99重量
%、Co含有量:60重量%及びFe含有量:0.01
重量%)とを結ぶ線BC、組成C点と組成D(Ni含有
量:65重量%、Co含有量:34.99重量%及びF
e含有量:0.01重量%)点とを結ぶ線CD、及び組
成D点と組成A点とを結ぶ線DAにより囲まれた範囲内
のNi、Fe及びCo並びに0.1重量%以下の不純物
を有するものである。
成範囲は、種々の組成を有するNi−Fe−Co三元合
金を実験的に作製し、それらのNi−Fe−Co三元合
金についてそれぞれ、無負荷状態と圧縮応力を印加した
状態における異方性磁気抵抗効果△ρ/ρ(%)、異方
性の有無、飽和時の出力電圧の値で規格化した残留電圧
VR/VS、保磁力を測定することにより求めた。その結
果、本発明のNi−Fe−Co三元合金は、図1におい
て、組成A点(Ni含有量:70重量%、Co含有量:
25.5重量%及びFe含有量:4.5重量%)と組成
B点(Ni含有量:45重量%、Co含有量:50.5
重量%及びFe含有量:4.5重量%)とを結ぶ線A
B、組成B点と組成C点(Ni含有量:39.99重量
%、Co含有量:60重量%及びFe含有量:0.01
重量%)とを結ぶ線BC、組成C点と組成D(Ni含有
量:65重量%、Co含有量:34.99重量%及びF
e含有量:0.01重量%)点とを結ぶ線CD、及び組
成D点と組成A点とを結ぶ線DAにより囲まれた範囲内
のNi、Fe及びCo並びに0.1重量%以下の不純物
を有するものである。
【0015】本発明のNi−Fe−Co三元合金の強磁
性磁気抵抗効果合金膜においては、Feの含有量が増加
するとその保磁力が小さくなるので、25乃至80エル
ステッドの保磁力を得るために、例えば第1表より、F
eの含有量を4.5重量%以下とすることが必要であ
る。つまり、図1における直線AB直線CDによって挟
まれた領域である。また本発明のNi−Fe−Co三元
合金の強磁性磁気抵抗効果合金膜において、Coの含有
量は増加すると合金膜の異方性磁気抵抗効果が大きくな
り、Coの組成比が15重量%以上とすることによりパ
ーマロイ合金膜よりも大きな異方性磁気抵抗効果を示す
ものとすることができる。
性磁気抵抗効果合金膜においては、Feの含有量が増加
するとその保磁力が小さくなるので、25乃至80エル
ステッドの保磁力を得るために、例えば第1表より、F
eの含有量を4.5重量%以下とすることが必要であ
る。つまり、図1における直線AB直線CDによって挟
まれた領域である。また本発明のNi−Fe−Co三元
合金の強磁性磁気抵抗効果合金膜において、Coの含有
量は増加すると合金膜の異方性磁気抵抗効果が大きくな
り、Coの組成比が15重量%以上とすることによりパ
ーマロイ合金膜よりも大きな異方性磁気抵抗効果を示す
ものとすることができる。
【0016】しかし、Feの含有量が4.5重量%の場
合においては、Coの含有量が25.5重量%未満の範
囲及びFeを殆ど含まない場合におけるCoの含有量が
35重量%未満の範囲、つまり図1の組成A(Ni:7
0wt%,Fe:4.5wt%,Co:25.5wt
%)と組成D(Ni:65wt%,Fe:0.01wt
%,Co:34.99wt%)を結ぶ直線ADよりCo
の少ない範囲の組成を有するNi−Fe−Co三元合金
の強磁性磁気抵抗効果合金膜においては、圧縮応力の印
加により異方性が誘起され、印加磁界を0に戻したとき
の残留電圧が小さくなってしまう。また、Feの含有量
が4.5重量%の場合におけるCoの含有量が50.5
重量%を超える範囲及びFeを殆ど含まない場合におけ
るCoの含有量が60%を超える範囲、つまり、図1の
組成B(Ni:45wt%,Fe:4.5wt%,C
o:50.5wt%)と組成C(Ni:39.99wt
%,Fe:0.01wt%,Co:60wt%)を結ぶ
直線BCよりCoの多い範囲の組成を有するNi−Fe
−Co三元合金の強磁性磁気抵抗効果合金膜において
も、前記と同様に圧縮応力の印加により残留電圧が低下
する。
合においては、Coの含有量が25.5重量%未満の範
囲及びFeを殆ど含まない場合におけるCoの含有量が
35重量%未満の範囲、つまり図1の組成A(Ni:7
0wt%,Fe:4.5wt%,Co:25.5wt
%)と組成D(Ni:65wt%,Fe:0.01wt
%,Co:34.99wt%)を結ぶ直線ADよりCo
の少ない範囲の組成を有するNi−Fe−Co三元合金
の強磁性磁気抵抗効果合金膜においては、圧縮応力の印
加により異方性が誘起され、印加磁界を0に戻したとき
の残留電圧が小さくなってしまう。また、Feの含有量
が4.5重量%の場合におけるCoの含有量が50.5
重量%を超える範囲及びFeを殆ど含まない場合におけ
るCoの含有量が60%を超える範囲、つまり、図1の
組成B(Ni:45wt%,Fe:4.5wt%,C
o:50.5wt%)と組成C(Ni:39.99wt
%,Fe:0.01wt%,Co:60wt%)を結ぶ
直線BCよりCoの多い範囲の組成を有するNi−Fe
−Co三元合金の強磁性磁気抵抗効果合金膜において
も、前記と同様に圧縮応力の印加により残留電圧が低下
する。
【0017】したがって、本発明のNi−Fe−Co三
元合金からなる強磁性磁気抵抗効果合金膜は、図1にお
いて、直線AB、直線BC、直線CD及び直線DAによ
って囲まれ、斜線が描かれている領域内の組成であり、
圧縮応力を印加した状態における、異方性磁気抵抗効果
△ρ/ρが3.5%以上で、かつVR/VSが50%以上
を示す。
元合金からなる強磁性磁気抵抗効果合金膜は、図1にお
いて、直線AB、直線BC、直線CD及び直線DAによ
って囲まれ、斜線が描かれている領域内の組成であり、
圧縮応力を印加した状態における、異方性磁気抵抗効果
△ρ/ρが3.5%以上で、かつVR/VSが50%以上
を示す。
【0018】
【作用】本発明によるNi−Fe−Co三元合金からな
る強磁性磁気抵抗効果合金膜は、図1に示すように、N
i−Fe−Co状態図において、組成Aの点、組成Bの
点、組成Cの点及び組成Dの点によって囲まれた範囲内
のNi、Fe及びCo並びに0.1重量%以下の不純物
よりなるので、通常実用に供される薄膜ストリップ状、
もしくはストライプ状にパターニングされた形状におい
て、残留電圧を大きくでき、また比較的保磁力を大きく
できて、さらに同種合金と比較して異方性磁気抵抗効果
を大きくすることができる。
る強磁性磁気抵抗効果合金膜は、図1に示すように、N
i−Fe−Co状態図において、組成Aの点、組成Bの
点、組成Cの点及び組成Dの点によって囲まれた範囲内
のNi、Fe及びCo並びに0.1重量%以下の不純物
よりなるので、通常実用に供される薄膜ストリップ状、
もしくはストライプ状にパターニングされた形状におい
て、残留電圧を大きくでき、また比較的保磁力を大きく
できて、さらに同種合金と比較して異方性磁気抵抗効果
を大きくすることができる。
【0019】
【実施例】以下に、本発明の実施の態様について、例を
あげて説明するが、本発明は、これらの例及び説明によ
り、何ら限定されるものではない。本発明のNi−Fe
−Co三元合金の強磁性磁気抵抗効果合金膜(例1乃至
例6)実施例について、夫々、無負荷状態と圧縮応力を
印加した状態における異方性磁気抵抗効果△ρ/ρ
(%)、異方性の有無、飽和時の出力電圧の値で規格化
した残留電圧VR/VS、保磁力を測定することにより求
めた。その測定結果を次の第1表に示す。
あげて説明するが、本発明は、これらの例及び説明によ
り、何ら限定されるものではない。本発明のNi−Fe
−Co三元合金の強磁性磁気抵抗効果合金膜(例1乃至
例6)実施例について、夫々、無負荷状態と圧縮応力を
印加した状態における異方性磁気抵抗効果△ρ/ρ
(%)、異方性の有無、飽和時の出力電圧の値で規格化
した残留電圧VR/VS、保磁力を測定することにより求
めた。その測定結果を次の第1表に示す。
【0020】第1表において、比較例(例7乃至例1
1)には、前記刊行物(「日本応用磁気学会学術講演概
要集」第13回、1989年発行、第493頁)に開示
されたNi含有量が80重量%、Fe含有量が5重量
%、Co含有量が15重量%の組成を有する公知のNi
−Fe−Co三元合金の磁気抵抗効果合金膜を、例7と
した。なお、第1表中の異方性において、異方性磁化容
易方向が圧縮応力を印加した方向である場合、これを異
方性有り(平行)と表示し、磁化容易方向が圧縮応力を
印加した方向と垂直である場合、これを異方性有り(垂
直)と表示した。
1)には、前記刊行物(「日本応用磁気学会学術講演概
要集」第13回、1989年発行、第493頁)に開示
されたNi含有量が80重量%、Fe含有量が5重量
%、Co含有量が15重量%の組成を有する公知のNi
−Fe−Co三元合金の磁気抵抗効果合金膜を、例7と
した。なお、第1表中の異方性において、異方性磁化容
易方向が圧縮応力を印加した方向である場合、これを異
方性有り(平行)と表示し、磁化容易方向が圧縮応力を
印加した方向と垂直である場合、これを異方性有り(垂
直)と表示した。
【0021】 第1表 試 料 組成 圧縮応力 △ρ/ρ 異方性 (重量%) の印加 (%) No. Ni Fe Co 1 65.95 4.00 29.98 無し 4.7 無し 有り 4.3 有り(平行) 2 64.97 1.00 33.98 無し 4.9 無し 有り 4.6 有り(平行) 3 55.97 4.00 39.98 無し 4.8 無し 有り 4.8 無し 4 52.93 0.03 46.97 無し 4.8 無し 有り 4.8 無し 5 44.97 5.00 49.97 無し 3.8 無し 有り 3.8 有り(垂直) 6 40.98 1.00 57.97 無し 3.9 無し 有り 3.9 有り(垂直) 7 79.95 5.00 14.99 無し 4.6 無し 有り 3.6 有り(平行) 8 34.98 9.99 54.97 無し 3.0 無し 有り 3.0 有り(垂直) 9 78.45 18.99 2.50 無し 3.3 有り 有り 3.3 有り(平行) 10 65.97 18.99 14.99 無し 2.9 有り 有り 2.8 有り(垂直) 11 61.96 11.99 25.98 無し 3.8 有り 有り 3.7 有り
【0021】 第1表(続き) 試 料 VR/VS 保磁力 合 否No. (%) (Oe) 1 81 33 合 62 45 合 2 83 42 合 68 45 合 3 75 30 合 75 30 合 4 84 38 合 84 38 合 5 78 32 合 70 42 合 6 84 63 合 80 68 合 7 83 27 否 0.9 53 否 8 64 20 否 26 40 否 9 37 3 否 27 6 否 10 12 7 否 10 14 否 11 21 17 否 20 17 否 表1において、試料1乃至6は本発明の実施例であり、
試料7乃至11は比較例である。
試料7乃至11は比較例である。
【0022】なお、表1に示される例において、Ni−
Fe−Co三元合金の強磁性磁気抵抗効果膜の試料は、
夫々、第1表の組成欄に示されるNi、Fe及びCoの
配合組成を有する一つの蒸着源から電子ビーム真空蒸着
法により蒸着して得たものである。この蒸着時の基板温
度は、磁化が等方的でかつ異方性磁気抵抗効果の大きい
膜を得るために、400℃の温度に保持された。基板は
パイレックスガラスを用い、試料の形状は3.0×15
mmの短冊形であり、試料の膜厚は約50nmであっ
た。Niが80重量%、Feが5重量%、Coが15重
量%の組成を有する公知のNi−Fe−Co三元合金膜
(前記の刊行物に開示された公知材料)を、比較例とし
た。
Fe−Co三元合金の強磁性磁気抵抗効果膜の試料は、
夫々、第1表の組成欄に示されるNi、Fe及びCoの
配合組成を有する一つの蒸着源から電子ビーム真空蒸着
法により蒸着して得たものである。この蒸着時の基板温
度は、磁化が等方的でかつ異方性磁気抵抗効果の大きい
膜を得るために、400℃の温度に保持された。基板は
パイレックスガラスを用い、試料の形状は3.0×15
mmの短冊形であり、試料の膜厚は約50nmであっ
た。Niが80重量%、Feが5重量%、Coが15重
量%の組成を有する公知のNi−Fe−Co三元合金膜
(前記の刊行物に開示された公知材料)を、比較例とし
た。
【0023】本発明のNi−Fe−Co三元合金強磁性
磁気抵抗効果膜においては、比較例に比して、保磁力が
大きく、また、異方性磁気抵抗効果も大きくでき、さら
に、残留電圧を大きくすることができる。本発明のNi
−Fe−Co三元合金の強磁性磁気抵抗効果合金膜は、
圧縮応力を印加した状態における、異方性磁気抵抗効果
△ρ/ρが3.5%以上で、かつVR/VSが50%以上
を示す。
磁気抵抗効果膜においては、比較例に比して、保磁力が
大きく、また、異方性磁気抵抗効果も大きくでき、さら
に、残留電圧を大きくすることができる。本発明のNi
−Fe−Co三元合金の強磁性磁気抵抗効果合金膜は、
圧縮応力を印加した状態における、異方性磁気抵抗効果
△ρ/ρが3.5%以上で、かつVR/VSが50%以上
を示す。
【0024】
【発明の効果】本発明によるNi−Fe−Co三元合金
からなる強磁性磁気抵抗効果合金膜は、そのNi−Fe
−Co三元合金が、図1に示すように、Ni−Fe−C
o状態図において、組成Aの点、組成Bの点、組成Cの
点及び組成Dの点によって囲まれた範囲内のNi、Fe
及びCo並びに0.1重量%以下の不純物よりなるの
で、通常実用に供される薄膜ストリップ状、もしくはス
トライプ状にパターニングされた形状において、残留電
圧が大きくて、また比較的保磁力が大きく、さらに同種
合金と比較して異方性磁気抵抗効果が大きいため、流量
計等に用いられる記憶型磁気センサとして極めて好適で
ある。本発明のNi−Fe−Co系三元合金からなる強
磁性磁気抵抗効果合金膜は、構成元素であるNi、Fe
及びCoの蒸気圧が比較的近いため、工業的に再現性良
く得ることができるという利点も有している。
からなる強磁性磁気抵抗効果合金膜は、そのNi−Fe
−Co三元合金が、図1に示すように、Ni−Fe−C
o状態図において、組成Aの点、組成Bの点、組成Cの
点及び組成Dの点によって囲まれた範囲内のNi、Fe
及びCo並びに0.1重量%以下の不純物よりなるの
で、通常実用に供される薄膜ストリップ状、もしくはス
トライプ状にパターニングされた形状において、残留電
圧が大きくて、また比較的保磁力が大きく、さらに同種
合金と比較して異方性磁気抵抗効果が大きいため、流量
計等に用いられる記憶型磁気センサとして極めて好適で
ある。本発明のNi−Fe−Co系三元合金からなる強
磁性磁気抵抗効果合金膜は、構成元素であるNi、Fe
及びCoの蒸気圧が比較的近いため、工業的に再現性良
く得ることができるという利点も有している。
【図1】本発明のNi−Fe−Co三元合金強磁性磁気
抵抗効果膜の組成を示すNi−Fe−Co三元合金状態
図である。
抵抗効果膜の組成を示すNi−Fe−Co三元合金状態
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 Ni−Fe−Co三元合金からなる強磁
性磁気抵抗効果合金膜において、Ni−Fe−Co三元
合金は、図1に示すNi−Fe−Co三元合金状態図に
おいて、Ni含有量が70重量%、Co含有量が25.
5重量%及びFe含有量が4.5重量%の組成のA点、
Ni含有量が45重量%、Co含有量が50.5重量%
及びFe含有量が4.5重量%の組成のB点、Ni含有
量が39.99重量%、Co含有量が60重量%及びF
e含有量が0.01重量%の組成のC点並びにNi含有
量が65重量%、Co含有量が34.99重量%及びF
e含有量が0.01重量%の組成を示すD点によって囲
まれた範囲内のNi、Fe及びCo並びに0.1重量%
以下の不純物よりなるものであることを特徴とする強磁
性磁気抵抗効果合金膜。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5193033A JPH0729735A (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 強磁性磁気抵抗効果合金膜 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5193033A JPH0729735A (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 強磁性磁気抵抗効果合金膜 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0729735A true JPH0729735A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=16301053
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5193033A Pending JPH0729735A (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 強磁性磁気抵抗効果合金膜 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0729735A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7292415B2 (en) | 2001-12-25 | 2007-11-06 | Fujitsu Limited | Ferromagnetic layered material having reliable uniaxial anisotropy |
| US7830143B2 (en) | 2006-03-10 | 2010-11-09 | Nec Corporation | Magnetic sensor, method of manufacturing the same, and electronic device |
-
1993
- 1993-07-09 JP JP5193033A patent/JPH0729735A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7292415B2 (en) | 2001-12-25 | 2007-11-06 | Fujitsu Limited | Ferromagnetic layered material having reliable uniaxial anisotropy |
| US7830143B2 (en) | 2006-03-10 | 2010-11-09 | Nec Corporation | Magnetic sensor, method of manufacturing the same, and electronic device |
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