JPH0729757B2 - 小型牽引巻上機 - Google Patents

小型牽引巻上機

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JPH0729757B2
JPH0729757B2 JP3321350A JP32135091A JPH0729757B2 JP H0729757 B2 JPH0729757 B2 JP H0729757B2 JP 3321350 A JP3321350 A JP 3321350A JP 32135091 A JP32135091 A JP 32135091A JP H0729757 B2 JPH0729757 B2 JP H0729757B2
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nut
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disc
spring
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太一 和田
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株式会社 ニッチ
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型牽引巻上機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の牽引巻上機として、特公
昭63−3838号記載のレバー式小型巻上兼牽引装置
における遊転装置があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記牽引装置に於て、
ブレーキの空転(遊転)状態から、制動状態に切換えて
チェーンを巻上げする操作は、チェーンに負荷を掛けな
がら、空転用ハンドルを意識的に操作して、ブレーキ機
構を作動させた制動状態とし、次に、切換レバーを巻上
げ状態(正回転位置)にしてチェーンを巻上げしなけれ
ばならず、スムースかつ迅速な作業ができなかった。
【0004】さらに、空転状態において、急激な負荷を
チェーンに掛けた場合、一時的に制動状態となるが、負
荷を取り除くと再び空転状態に復帰し、軽負荷時にチェ
ーンが落下する問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、ピニオンシャフトに固定したディスクハブ
と、該ピニオンシャフトのネジ部に螺進退自在に螺合し
たディスクナットと、該ディスクハブとディスクナット
の間に介装されたラチェットホイル及びブレーキライニ
ングと、を備えたブレーキ機構を構成し、空転切換部材
を上記ピニオンシャフトに一体回転状に取付けると共
に、該空転切換部材のバネ受け部を上記ディスクナット
の孔部に内有させ、該ディスクナットとバネ受け部の間
に、ねじり弾発力により該ディスクナットを螺進させて
上記ラチェットホイル及びブレーキライニングに押圧さ
せるねじりバネを、介装し、さらに、上記バネ受け部
に、上記 ディスクナットの孔部に形成された係合用ノッ
チに係脱自在な係止用ボールと、該ボールを弾発付勢し
てノッチとの係止状態を維持させるスプリングと、を設
けると共に、上記ねじり弾発力に抗して上記ディスクナ
ットを螺退させて上記ラチェットホイル及びブレーキラ
イニングから離間させた状態にて上記ノッチにボールが
係止するように、該ノッチとボールを配設し、該ノッチ
とボールの係止状態に於て上記ねじりバネのねじり弾発
力による該ノッチとボールを離脱させようとする力より
も該ノッチとボールの係止力を大きく設定したものであ
る。
【0006】
【作用】通常の状態では、ねじりバネの回転トルクによ
って、ブレーキ機構の作動方向へ進む力がディスクナッ
トに働いて、強制的にブレーキが締った制動状態となっ
ている。従って、ロードチェーンに軽負荷が掛っていて
も、確実に制動状態が維持できる。
【0007】さらに、ブレーキを緩めた空転状態から、
巻上げ(正回転)状態にしてロードチェーンに負荷を掛
け、操作レバーを揺動させれば、自動的に制動状態に復
元して直ちに巻上げ作業を行うことができる。
【0008】また、ノッチとボールの係止状態に於てね
じりバネのねじり弾発力によるノッチとボールを離脱さ
せようとする力よりもノッチとボールの係止力を大きく
設定してあるから、空転状態から勝手に制動状態に戻る
のを防止できる。
【0009】そして、空転状態で、ロードチェーン11
に、ノッチとボールの係止力を越える急激な負荷が掛か
れば、ボールがノッチより外れ、ねじりバネにたくわえ
られていたねじり弾発力で、ディスクナットが瞬時に螺
進して、制動状態に自動的に復元する。
【0010】
【実施例】以下、図示の実施例に基づき本発明を説明す
る。
【0011】図1に於て、1はピニオン2が一端に固着
されたピニオンシャフト、3はロードシーブでありシャ
フト1に回転自在に外嵌され、かつロードシーブ3はロ
ードメタル4,4を介してサイドプレート5,5に枢着
されている。
【0012】6はロードシーブ3に固着されたロードギ
ヤであり、減速歯車群7を介して前記ピニオン2に常時
連結されている。
【0013】8はギヤボックスであって、減速歯車群7
等を包囲して一方のサイドプレート5に固着される。9
はラチェットカバーであり他方のサイドプレート5に固
着される。
【0014】10は上フックであり、サイドプレート
5,5に回転揺動可能に取付けられている。
【0015】11はロードシーブ3に懸架されて吊下っ
たロードチェーンであり、図外下端には、ロードフック
が取付けられ負荷を掛ける。
【0016】12はディスクハブでありシャフト1に固
着され、小円筒部12aと外鍔部12bとから成る。
【0017】13はディスクナットであり、シャフト1
の(右ネジである)ネジ部14に、ディスクナット13
のねじ孔15を、螺進退自在に螺合してネジ結合してあ
る。
【0018】このディスクハブ12とディスクナット1
3の間にラチェットホイル16とブレーキライニング1
7,17が、挾圧自在に介装される。
【0019】図例では、ディスクハブ12の小円筒部1
2aに回動可能に連動リング18を外嵌し、該連動リン
グ18の外周面にセレーションやスプライン等を形成し
ておくと共に、貫孔内面にこれに対応するセレーション
やスプライン等を形成したラチェットホイル16及びブ
レーキライニング17,17を嵌合し、ラチェットホイ
ル16とブレーキライニング17の接触面に相対的回転
を生じないようにしている。
【0020】また、制動用爪片19,19がサイドプレ
ート5に設けられ、ラチェットホイル16の外周の凹凸
歯に係合する。
【0021】上述のディスクハブ12、ディスクナット
13、連動リング18、及びラチェットホイル16とブ
レーキライニング17,17と制動用爪片19等をもっ
て、ブレーキ機構20を構成する。
【0022】21はシャフト1の軸心L廻りに揺動自在
として取付けられた手動操作用のレバーである。
【0023】このレバー21は、ディスクナット13の
切換歯車部22に係脱する正回転・逆回転用爪片を備え
た切換片23が、その基端部に内蔵され、この切換片2
3は把手24の操作にて、正・逆・中立に切換ることが
できる。
【0024】さらに、図2に示すように、ハンドル操作
部25とバネ受け部27を一体として有する空転切換部
材28が、シャフト1の他端にセレーション26等を介
して(シャフト1と)一体回転状に取付けされる。
【0025】同時にバネ受け部27は、ディスクナット
13のねじ孔15に連設された円形状孔部29に、回転
自在に内有される。
【0026】また、図2と図3に示すように、ディスク
ナット13の孔部29と僅かな隙間をもって対面するバ
ネ受け部27の大径部34には、一対の円孔35,35
が径方向に夫々形成される。
【0027】そして、各円孔35に、夫々、係止用ボー
ル37と、該ボール37を弾発付勢して後述のノッチ3
8との係止状態を維持させるスプリング36と、が内設
される。
【0028】具体的には、円孔35内にスプリング36
及び係止用ボール37を挿入後、円孔35の周縁部35
aをカシメ等で図例の如く塑性変形させて、係止用ボー
ル37が周縁部35aより所定量だけ径外方へ突出可能
となるように、周縁部35aのみを円孔35の内径寸法
よりも僅かに小さくする。
【0029】この周縁部35aにより、ディスクナット
13の孔部29からバネ受け部27を抜き出す際に、係
止用ボール37及びスプリング36が飛び散るのを防止
する。
【0030】また、係止用ボール37,37は、ディス
クナット13の孔部29に対向状かつ軸方向に形成され
た一対の半円状係合用ノッチ38,38に、(図3と図
5の如く)係脱自在となっている。
【0031】30は、バネ受け部27の小径部33に外
嵌状に装着されるねじりバネであって、このバネ30の
一端はディスクナット13の(軸方向の)小孔31に挿
着され、他端はバネ受け部27の(軸方向の)小溝32
に挿着されている。
【0032】このようにして、ディスクナット13とバ
ネ受け部27の間に、ねじり弾発力によりディスクナッ
ト13を(図2に示す矢印T方向に)螺進させてラチェ
ットホイル16及びブレーキライニング17,17に押
圧させるねじりバネ30を、介装する。
【0033】このねじり弾発力に抗してディスクナット
13を(図4に示す矢印E方向に)螺退させてラチェッ
トホイル16及びブレーキライニング17,17から離
間さ せた状態にてノッチ38にボール37が係止するよ
うに、ノッチ38とボール37を配設する。
【0034】さらに、ノッチ38とボール37の係止状
態に於てねじりバネ30のねじり弾発力によるノッチ3
8とボール37を離脱させようとする力よりもノッチ3
8とボール37の係止力を大きく設定する。
【0035】39は送りハンドルであって、ディスクナ
ット13の凹溝40…に、送りハンドル39の凸歯41
…を噛合させて取付けられる。この送りハンドル39
で、ディスクナット13を回転させることができる。
【0036】また、送りハンドル39と空転切換部材2
8のハンドル操作部25との間に押しバネ55を介装
し、送りハンドル39のがたつきを防止する。押しバネ
55は、送りハンドル39と空転切換部材28が夫々独
立して回転可能なように介装される。
【0037】しかして、図1,図2及び図3はブレーキ
機構20の制動状態を示し、この状態では、バネ30の
ねじり弾発力により、ディスクナット13が、ネジ部1
4廻りに回転する力を受けて弾発付勢され、ディスクナ
ット13がブレーキライニング17を押付ける方向(矢
印T方向)へ移動する。
【0038】従って、図1〜図3に示す状態では、ブレ
ーキライニング17,17とラチェットホイル16を、
ディスクナット13が押圧して、制動状態を保持する。
【0039】また、ブレーキ機構20の制動状態では、
バネ受け部27のボール37,37は、ディスクナット
13のノッチ38,38と、直交状になる。
【0040】図4と図5は、ブレーキ機構20が非制動
となった空転状態を示している。この状態にするには、
図1〜図3の状態から、切換片23を逆回転(巻下げ)
状態とし、空転切換部材28のハンドル操作部25を手
で握って矢印Rのように右へ約90゜回転させる。
【0041】すると、空転切換部材28の回転と一体
に、シャフト1,スプリング36,36及びボール3
7,37が、矢印R方向に約90゜回転する。
【0042】そして、図4と図5の如く、スプリング3
6,36に弾発付勢されて各ボール37,37が、ノッ
チ38,38に当接乃至密接して係止すると共に、ディ
スクナット13が、シャフト1の回転によって、矢印E
方向に移動し、ブレーキライニング17から離れて、非
制動の空転状態となる。
【0043】この空転状態に於て、切換片23(図1参
照)を中立状態とすれば、ロードシーブ3(図1参照)
は自由に回転するから、ロードチェーン11(図1参
照)を自由に走行させることができる。
【0044】このとき、上記ロードチェーン11に、
(ボール37,スプリング36,ノッチ38及びバネ3
0等によって決まる空転切換部材28とディスクナット
13の係止力を越える)急激な負荷が掛かれば、ボール
37,37がノッチ38,38より外れ、ねじりバネ3
0にたくわえられていたねじり弾発力で、ディスクナッ
ト13が瞬時にE方向と逆方向に移動して、空転状態か
ら図1〜図3に示す制動状態に自動的に復元する。
【0045】そして、ロードチェーン11に掛かる負荷
を取り除いた場合でも、上述の如くバネ30にて、ディ
スクナット13がブレーキライニング17に強制的に押
圧されるので、再び空転状態に戻ることなく制動状態を
確実に維持でき、しかも、この状態で送りハンドル39
を手で回転させれば、無負荷のロードチェーン11を巻
上げ,巻下げできる。
【0046】また、(図4と図5の)空転状態に於て
は、上述の如く急激に負荷がロードチェーン11に掛か
らない限り、ボール37,37がノッチ38,38に係
止した状態を保つので、シャフト1がディスクナット1
3と一体に回転し、勝手に制動状態に戻ることがない。
【0047】しかして、空転状態から逆に制動状態とす
るには、切換片23を正回転(巻上げ)状態にして、ロ
ードチェーン11に適度な負荷を掛けて、レバー21を
揺動させるだけでよく、係止状態のボール37,37が
ノッチ38,38より外れて、直ちに図1〜図3の制動
状態となる。
【0048】次に、図6,図7及び図8は過負荷防止機
構42を付設した他の実施例であり、ディスクナット1
3として、ワンウェイクラッチハブを用いた場合を示
す。
【0049】過負荷防止機構42は、クラッチハブ(デ
ィスクナット)13,スリップギヤ47,ローラ49
…,固定ディスク51,皿バネ52及びナット部材53
等から構成される。
【0050】クラッチハブ(ディスクナット)13は、
ブレーキライニング17に接する外鍔部43と、ローラ
49が摺接する外周溝44と、セレーション45と、雄
ネジ部46を、外周面に有する。
【0051】スリップギヤ47の両端面には、クラッチ
ライニング48,48が焼付けて張設され、スリップギ
ヤ47の内周面には、ローラ49を周方向に移動自在に
保持するカム溝50が複数(図例では3箇所)形成され
る。
【0052】そして、クラッチハブ(ディスクナット)
13の外鍔部43に、スリップギヤ47の一方のクラッ
チライニング48を接触させ、ローラ49を、カム溝5
0と外周溝44の間に保持させ、スリップギヤ47をク
ラッチハブ(ディスクナット)13に外嵌させる。
【0053】このとき、カム溝50と外周溝44との間
隙部54は、一方がローラ49の外径寸法よりも幅狭
で、他方が幅広となる。
【0054】このスリップギヤ47の外周側の切換歯車
部22に、レバー21の基部の切換片23の正回転用爪
片及び逆回転用爪片が、選択的に係止する。
【0055】さらに、スリップギヤ47の他方のクラッ
チライニング48には、固定ディスク51が接触し、こ
の固定ディスク51は、クラッチハブ(ディスクナッ
ト)13のセレーション45を介して、軸方向へ移動自
在に取付けられる。
【0056】そして、皿バネ52を介して、ナット部材
53が弾発的に固定ディスク51をスリップギヤ47へ
押圧し、スリップギヤ47とクラッチハブ(ディスクナ
ット)13とを、クラッチライニング48等を介して摩
擦力にて一体回転可能とする。
【0057】レバー21操作によるロードチェーン11
巻上げの際、このロードチェーン11に過負荷がかかれ
ば、スリップギヤ47がクラッチハブ(ディスクナッ
ト)13に対してスリップする。
【0058】また、雄ねじ部46へのナット部材53の
螺着位置を回転調整することによって、皿バネ52の弾
発押圧力の強さ、つまり、スリップギヤ47が、クラッ
チハブ(ディスクナット)13に対してスリップする押
圧摩擦力の限界値(即ち過負荷防止機構42の作動設定
値)を調整出来る。
【0059】送りハンドル39は、ナット部材53を外
部から包囲するように設けられ、送りハンドル39とナ
ット部材53を一体に回転可能なように、相互に噛合乃
至係止させてある。具体的には、送りハンドル39は、
(図3と同様にして)凹溝40…と凸歯41…を噛合さ
せて、ナット部材53に取付けられる。
【0060】なお、送りハンドル39とナット部材53
を噛合乃至係止させるための構造は、種々設計変更自由
である。このように、クラッチハブ(ディスクナット)
13に送りハンドル39を、ナット部材53を介して、
一体回転可能に取付ける。
【0061】しかして、ロードチェーン11の巻上げ時
に於て、ローラ49とカム溝50等で構成されるワンウ
ェイクラッチは、(図8の如く)ローラ49が、間隙部
54の幅広側に移動して遊挿状態となって、レバー21
の操作によって与えられる回転力は、スリップギヤ47
のクラッチライニング48,48を介して、外鍔部43
及び固定ディスク51の部分からクラッチハブ(ディス
クナット)13に伝達される。
【0062】また、巻下げ時に於ては、ローラ49が間
隙部54の幅狭側に移動し、カム溝50と外周溝44の
間でくさび状となって、クラッチハブ(ディスクナッ
ト)13とスリップギヤ47が結合され、レバー21の
操作によって与えられる回転力は、ローラ49を介して
クラッチハブ(ディスクナット)13に伝達される。
【0063】そして、図例の過負荷防止機構42付の牽
引巻上機に於ても、(図1の)前実施例と同様に、矢印
R方向へ約90゜回転させれば、図9と図10の如く、
矢印E方向へクラッチハブ(ディスクナット)13が移
動して空転状態となる。
【0064】逆に図6〜図8の制動状態とするには、ロ
ードチェーン11に適度な負荷を掛けて、切換片23を
正回転(巻上げ)状態として、レバー21を揺動させる
だけよく、空転状態から直ちに制動状態となる。
【0065】また、図6〜図8の実施例によれば、小型
牽引巻上機の全部品を組立てた状態で、送りハンドル3
9に強く回転トルクを加えて、スナップリング等にて廻
り止めを施したナット部材53を微小回転させ、空転切
換部材28や送りハンドル39等を分解せずに、過負荷
防止機構42の作動設定値を簡単に微調整することがで
きる。
【0066】このように、送りハンドル39に強く回転
トルクを加えるには、例えば、図11に示すような調整
治具56を、送りハンドル39に外嵌して手等で回転さ
せればよい。この調整治具56は、送りハンドル39の
把持用凹部39a…に係止する凸部57…を内設した円
筒部58と、把持回転操作用の帯板状レバー部59と、
からなる。
【0067】なお、本発明によれば、過負荷防止機構4
2を構成するクラッチハブ(ディスクナット)13等の
部品以外、図5の実施例と図1の実施例の部品を共通化
できる利点がある。
【0068】
【発明の効果】本発明は次のような著大な効果を奏す
る。
【0069】一旦制動状態となれば、ねじりバネ30の
回転トルクによる、ブレーキ機構20の作動方向へ進む
力が、常にディスクナット13に作用して、勝手に空転
状態に戻ることがないので、軽負荷でも確実に制動状態
が維持できる。即ち、軽負荷にてロードチェーン11が
落下する事故を防止出来る。
【0070】制動状態と空転状態に容易かつ迅速に切換
操作でき、特に、空転状態から制動状態に切換えてチェ
ーンを巻上げする場合、従来のものと比べ、空転切換部
材28のハンドル操作部25を意識的に操作して制動状
態に復元させる手間が省けるので、容易かつ迅速に巻上
げ作業を行うことができ、作業の一層の効率化を図り得
る。
【0071】ブレーキを解放してノッチ38にボール3
7を係止させた空転状態では、ノッチ38とボール37
の係止力がねじり弾発力によるノッチ38とボール37
を離脱させようとする力よりも勝るので、勝手にブレー
キを締付けた制動状態に戻るのを有効防止でき、使い勝
手が良い。
【0072】ノッチ38にボール37を係止させた空転
状態に於て、急激な負荷によりボール37とノッチ38
の係止力を越える強いトルクがピニオンシャフト1に掛
かかると、ボール37とノッチ38が外れて、ねじりバ
ネ30の蓄えられていたねじり弾発力が解放され、この
ねじり弾発力によってディスクナット13が螺進してブ
レーキを締付けた制動状態に自動的に切り換えることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面正面図である。
【図2】制動状態の要部断面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】空転状態の要部断面図である。
【図5】図4のB−B線断面図である。
【図6】他の実施例を示す断面正面図である。
【図7】制動状態の要部断面図である。
【図8】図7のC−C線断面図である。
【図9】空転状態の要部断面図である。
【図10】図9のD−D線断面図である。
【図11】調整治具の使用状態を示す全体図である。
【符号の説明】
1 ピニオンシャフト 13 ディスクナット 20 ブレーキ機構 25 ハンドル操作部 27 バネ受け部 28 空転切換部材 29 孔部 30 ねじりバネ 36 スプリング 37 ボール 38 ノッチ 39 送りハンドル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピニオンシャフト1に固定したディスク
    ハブ12と、該ピニオンシャフト1のネジ部14に螺進
    退自在に螺合したディスクナット13と、該ディスクハ
    ブ12とディスクナット13の間に介装されたラチェッ
    トホイル16及びブレーキライニング17,17と、を
    備えたブレーキ機構20を構成し、空転切換部材28を
    上記ピニオンシャフト1に一体回転状に取付けると共
    に、該空転切換部材28のバネ受け部27を上記ディス
    クナット13の孔部29に内有させ、該ディスクナット
    13とバネ受け部27の間に、ねじり弾発力により該デ
    ィスクナット13を螺進させて上記ラチェットホイル1
    6及びブレーキライニング17,17に押圧させるねじ
    りバネ30を、介装し、さらに、上記バネ受け部27
    に、上記ディスクナット13の孔部29に形成された係
    合用ノッチ38に係脱自在な係止用ボール37と、該ボ
    ール37を弾発付勢してノッチ38との係止状態を維持
    させるスプリング36と、を設けると共に、上記ねじり
    弾発力に抗して上記ディスクナット13を螺退させて上
    記ラチェットホイル16及びブレーキライニング17,
    17から離間させた状態にて上記ノッチ38にボール3
    7が係止するように、該ノッチ38とボール37を配設
    し、該ノッチ38とボール37の係止状態に於て上記ね
    じりバネ30のねじり弾発力による該ノッチ38とボー
    ル37を離脱させようとする力よりも該ノッチ38とボ
    ール37の係止力を大きく設定したことを特徴とする小
    型牽引巻上機。
JP3321350A 1991-11-07 1991-11-07 小型牽引巻上機 Expired - Fee Related JPH0729757B2 (ja)

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