JPH07297627A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

Info

Publication number
JPH07297627A
JPH07297627A JP6091578A JP9157894A JPH07297627A JP H07297627 A JPH07297627 A JP H07297627A JP 6091578 A JP6091578 A JP 6091578A JP 9157894 A JP9157894 A JP 9157894A JP H07297627 A JPH07297627 A JP H07297627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitance
antenna
diode
antenna device
capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6091578A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruhisa Tsuru
輝久 鶴
Harufumi Bandai
治文 萬代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP6091578A priority Critical patent/JPH07297627A/ja
Publication of JPH07297627A publication Critical patent/JPH07297627A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Waveguide Aerials (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 帯域幅が比較的狭い小型のアンテナを用いな
がら、該アンテナの共振周波数を切り換え得る構造を備
えたアンテナ装置を提供する。 【構成】 共振周波数を切り換え得るアンテナ装置であ
って、分布インダクタンス成分L1 、インピーダンス調
整用インダクタンス成分L2 及びグランド電位との間に
有する容量C1 を有するアンテナ本体11に、上記容量
1 に対して並列に、かつ互いに直列にコンデンサC2
及びD1 が接続されており、コンデンサC2 とダイオー
ドD1 との間の接続点16にダイオードD1 をオン状態
またはオフ状態とする電圧を印加するように構成されて
おり、ダイオードD1 のオン状態及びオフ状態間の切り
換えにより共振周波数が切り換えられるアンテナ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高周波用アンテナ装置
に関し、特に、複数の周波数帯域において用いることが
できるように、共振周波数が切替えられ得る構成を備え
たアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】移動体通信機では、より小型のアンテナ
装置が求められている。この種の用途に用いられる小型
のアンテナ装置としては、逆F型アンテナ装置が知られ
ている。
【0003】逆F型アンテナ装置の一例は、K. Fujimot
o 、A. Henderson、K. Hirasawa 及び J.R. James 著
「 Small Aentennas」( Research Studies Press Lt
d.,England )に記載されている。この逆F型アンテナ
装置の一例を、図1を参照して説明する。逆F型アンテ
ナ装置1は、放射部として機能する矩形の金属板2を有
する。金属板2の1つの側縁からは、金属板2に直交す
るよう折り曲げられて形成されたグランド端子3が設け
られている。また、金属板2の他の側縁から同じく金属
板の一部を折り曲げることにより給電端子4が形成され
ている。
【0004】逆F型アンテナ装置1は、上記のような構
造を有するため、プリント回路基板に設けられた貫通孔
(複数)にグランド端子3及び給電端子4を挿入するこ
とにより、プリント回路基板に実装することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記逆
F型アンテナ装置を含む従来の小型アンテナでは、帯域
幅が十分には広くなく、従って、移動体通信機に用いら
れた場合、送信側及び受信側の片方の周波数帯域しかカ
バーすることができなかった。すなわち、携帯型の移動
体通信機において、図2に示すように、送信側の周波数
帯域Txと、受信側の周波数帯域Rxとが図2にAで示
す周波数だけ離れている場合、1つのアンテナで送信及
び受信を可能とするには、図2にBで示す帯域幅がアン
テナ装置に要求される。しかしながら、従来の小型のア
ンテナ装置では、このような帯域幅Bを満たすことがで
きなかった。
【0006】よって、PHP(パーソナルハンディホ
ン)のように、送信側及び受信側の周波数が同一である
システムの場合には、従来の移動体通信機用の小型のア
ンテナ装置を用いて送信周波数及び受信周波数をカバー
することができたが、送信周波数及び受信周波数が異な
るシステムにおいて送信側及び受信側の双方の周波数帯
域をカバーし得る小型のアンテナ装置は存在しなかっ
た。
【0007】よって、小型であり、かつアンテナの共振
周波数を切り換え可能とした機能を持つアンテナ装置の
登場が望まれていた。本発明の目的は、上述した要望を
満たし、帯域幅が比較的狭い小型のアンテナを用いなが
ら、該アンテナの共振周波数を切り換え得る構造を備え
たアンテナ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の広い局面によれ
ば、給電部と、グランド電位に接続される部分とを有す
るアンテナ本体と、アンテナ本体がグランド電位との間
に有する静電容量に対し並列となるように、アンテナ本
体とグランド電位との間に接続されておりかつ前記静電
容量に並列に容量を付加するための容量手段と、アンテ
ナ装置の共振周波数を切り換えるために、前記容量手段
に接続されており、前記容量手段の静電容量の値を変更
することを可能とする切り替え手段とを備えるアンテナ
装置が提供される。
【0009】本発明のアンテナ装置のある特定的な局面
では、上記容量手段は、互いに直列に接続されたコンデ
ンサと、それ自身の容量が変化される素子とを有し、上
記容量が変化される素子の容量を変化させるように、上
記切り換え手段が、該容量が変化される素子に接続され
ている。この場合、上記コンデンサは、切り換え手段か
ら与えられる電流が、アンテナ本体側に流れることを防
止するように機能する。
【0010】また、本発明のより特定的な局面によれ
ば、上記容量が変化される素子がダイオードで構成さ
れ、上記切り換え手段が、上記コンデンサとダイオード
との間の接続点に、上記ダイオードをオン状態またはオ
フ状態とする第1または第2の電圧を与える電圧供給回
路により構成される。この構造では、ダイオードがオン
状態とされたときには、ダイオードが導通状態となるた
め、アンテナ装置全体の容量成分は、アンテナ本体のグ
ランド電位との間に有する静電容量と、上記コンデンサ
の容量とを並列接続した容量により決定される。他方、
上記ダイオードがオフ状態とされた場合には、ダイオー
ド自身の静電容量が上記コンデンサに直列に付加され
る。従って、アンテナ装置全体の容量は、アンテナ本体
がグランド電位との間に有する静電容量と、上記コンデ
ンサ及びダイオードの直列容量とが並列に接続された容
量により決定される。このように、ダイオードをオン状
態またはオフ状態とすることにより、アンテナ装置の共
振周波数が切り換えられる。
【0011】本発明のさらに別の特定的な局面によれ
ば、上記容量手段は、第1のコンデンサと、第1のコン
デンサに直列に接続されたダイオードと、該ダイオード
に直列に接続された第2のコンデンサとを有し、上記切
り換え手段は、上記第1のコンデンサとダイオードとの
間の第1の接続点と、上記ダイオードと第2のコンデン
サとの間の第2の接続点とに互いに異なる極性の電圧を
与え、かつ第1,第2の接続点に与える電圧の極性を反
転し得るように構成されている電圧供給回路により構成
されている。ここでは、上記第1,第2の接続点に与え
る電圧の極性を反転させることにより、上記ダイオード
がオン状態またはオフ状態とされ、それによってアンテ
ナ装置の共振周波数が切り換えられる。
【0012】本発明のアンテナ装置に用いられるアンテ
ナ装置としては、従来より公知のロッドアンテナや逆F
型アンテナ等を使用することができるが、好ましくは、
誘電体基板と、上記誘電体基板の側面及び底面の少なく
とも一方に形成されたグランド電極と、一方主面が上記
誘電体基板の上面に対向するように誘電体基板に対して
固定された低導体損の材料よりなる放射体と、上記誘電
体基板と放射体とにより構成された積層体の側面及び底
面の少なくとも一方の面に設けられた給電部とを備える
アンテナ本体が用いられる。
【0013】
【発明の作用及び効果】本発明では、上記容量手段の容
量が上記切り換え手段により変更される。従って、アン
テナ本体がグランド電位との間に有する上記静電容量に
対し並列に付加される容量手段の容量が切り換えられ
る。他方、アンテナ装置の共振周波数は、アンテナ本体
のインダクタンス成分のインダクタンス値と、アンテナ
本体とグランド電位との間の容量値とにより決定され
る。本発明のアンテナ装置では、上記容量手段の容量が
切り換え手段により変更されるため、それによってアン
テナ装置の共振周波数が切り換えられる。
【0014】よって、帯域幅が狭い小型のアンテナを用
いてアンテナ本体を構成した場合であっても、共振周波
数を切り換え得るため、送信周波数及び受信周波数の異
なるシステムに好適に用いることができる。
【0015】従って、本発明によれば、例えば携帯電話
機のように、送信周波数及び受信周波数の異なるシステ
ムに最適な小型のアンテナ装置を提供することが可能と
なる。
【0016】
【実施例の説明】図3は、本発明のアンテナ装置の概略
ブロック図である。このアンテナ装置では、給電端子F
を有するアンテナ本体11と、アンテナ本体11に接続
された容量手段12と、容量手段12の容量を切り換え
る切り換え手段13とを有する。アンテナ本体11は、
給電部14と、グランド電位に接続される部分15とを
有する。また、図3において破線で示すように、アンテ
ナ本体11は、グランド電位との間に容量C1 を有す
る。容量C1 は、後述の具体的な実施例で示すアンテナ
本体に内蔵されているコンデンサ素子及び/またはアン
テナ本体11がグランド電位との間に有する分布容量に
より構成される。
【0017】容量手段12は、アンテナ本体11とグラ
ンド電位との間に接続されており、従って、上記容量C
1 に対して並列に接続されている。容量手段12は、容
量C 1 に対して並列に容量を付加するように機能し、か
つそれ自身の容量が切り換え手段13により切り換えら
れるように構成されている。従って、本実施例のアンテ
ナ装置におけるアンテナ本体11とグランド電位との間
のトータルの静電容量は、切り換え手段13により容量
手段12の容量を切り換えることにより切り換えられ
る。
【0018】よって、本実施例のアンテナ装置では、上
記切り換え手段13により容量手段12の容量を切り換
えることにより、共振周波数を切り換えることができ、
それによって複数の帯域で使用し得るアンテナ装置を構
成することができる。
【0019】図4は、図3に示した本発明のアンテナ装
置の具体的な実施例を示す回路図である。本実施例で
は、アンテナ本体11は、電磁波を放射する部分の分布
インダクタンス成分L1 と、インピーダンス調整用分布
インダクタンス成分L2 と、静電容量C1 とを有する。
なお、容量C1 とは、アンテナ本体11がグランド電位
との間に有する容量を示す。なお、アンテナ本体11内
には、共振周波数を調整するために、アース電位との間
に接続されるコンデンサ素子を設けてもよく、その場合
には、該コンデンサ素子の容量もまた、上記容量C1
構成する。もっとも、上記のようなコンデンサ素子がア
ンテナ本体11内に設けられていない場合には、アンテ
ナ本体11と、アース電位との間の分布容量により、容
量C1 が構成される。
【0020】アンテナ本体11とアース電位との間に
は、コンデンサC2 と、ダイオードD 1 とが直列に接続
されている。このコンデンサC2 及びダイオードD
1 が、上述した容量手段12を構成している。図4から
明らかなように、コンデンサC2 及びダイオードD1
構成される容量は、上述したアンテナ本体11内の容量
1と並列に接続されている。
【0021】コンデンサ素子C2 とダイオードD1 との
間の接続点16と、入力端子17との間には、抵抗R1
が接続されている。また、抵抗R1 の入力端子17とは
反対側の端部と、アース電位との間に抵抗R2 が接続さ
れている。抵抗R1 及び抵抗R2 は、入力端子17から
与えられるパルス電圧を分圧し、接続点16に適当な大
きさのパルス電圧を与えるために接続されている。
【0022】上記接続点16に与えられるパルス電圧
は、「ハイ」の場合に、ダイオードD 1 がオン状態とな
るように、「ロー」の電圧の場合に、ダイオードD1
オフ状態となるように、ダイオードD1 のしきい値電圧
を基準に設定される。また、上記抵抗R1 及び抵抗R2
は、上記のように、ダイオードD1 をオン状態あるいは
オフ状態とするようなパルス電圧を接続点16に与える
ように、両者の抵抗値が選ばれる。
【0023】入力端子17には、図示しないトリガーパ
ルス電源が接続され、該電源からパルス電圧が与えられ
る。次に、図4に示した実施例のアンテナ装置における
共振周波数の切り換え動作につき説明する。
【0024】上記インダクタンス成分L1 ,L2 及び容
量C1 を有するアンテナ本体11の共振周波数f0 は、
インダクタンス成分L1 ,L2 のインダクタンス値をL
1 及びL2 で表し、容量C1 の容量を同じくC1 で表し
た場合、
【0025】
【数1】
【0026】により表わされる。従って、容量C1 を調
整することにより、共振周波数f0 を移動させ得ること
がわかる。他方、本実施例では、上記アンテナ本体11
に上述したコンデンサC2 及びダイオードD1 が接続さ
れている。また、上記コンデンサC2 及びダイオードD
1で構成される容量手段に抵抗R1 ,R2 を介してパル
ス電圧が印加されるように構成されている。従って、入
力端子17から「ハイ」の電圧が与えられた場合にはダ
イオードD1 がオン状態とされ、ダイオードD1 は導通
状態となる。そのため、ダイオードがオン状態のアンテ
ナ装置の共振周波数fONは、コンデンサC2 の容量をC
2 で表すと、
【0027】
【数2】
【0028】となる。他方、入力端子17から「ロー」
の電圧が印加された場合には、ダイオードD 1 がオフ状
態となる。そのため、容量手段12を構成している部分
の容量Cx は、ダイオードD1 の非導通状態における静
電容量をCD としたときに、
【0029】
【数3】
【0030】となる。従って、ダイオードD1 がオフ状
態の場合のアンテナ装置の共振周波数fOFF は、
【0031】
【数4】
【0032】となる。すなわち、上記ダイオードD1
オン状態とされたときには、容量C1 に並列にコンデン
サC2 のみが接続されることになる。従って、容量C1
に並列に接続される容量手段の静電容量全体が大きくな
り、全体としての共振周波数が低下する。
【0033】他方、入力端子17からローの電圧を与え
た場合、ダイオードD1 がオフ状態とされ、容量C1
並列に接続される容量は、Cx となる。従って、コンデ
ンサC1 に並列に接続される容量手段の容量が小さくな
り、アンテナ装置の共振周波数が高められる。
【0034】よって、本実施例のアンテナ装置では、入
力端子17から上記「ハイ」または「ロー」の電圧を印
加することにより、アンテナ装置の共振周波数が切り換
えられることになる。
【0035】通常、送信周波数と受信周波数とが異なる
システムでは、送信周波数が受信周波数よりも低い周波
数領域に設定される。これは、送信に必要な出力を得る
ための増幅器の設計が、高い周波数側に比べて低い周波
数側の方が容易だからである。従って、本実施例のアン
テナ装置では、好ましくは、送信時に「ハイ」の電圧が
入力端子17から与えられてダイオードD1 がオン状態
とされる。また、受信時には「ロー」の電圧が入力端子
17に与えられ、ダイオードD1 がオフ状態とされる。
【0036】上述したように、本実施例のアンテナ装置
では、上記入力端子17から与えるパルス電圧を切り換
えることにより、アンテナ装置の受信周波数を切り換え
ることができる。従って、アンテナ本体11は、送信周
波数及び受信周波数が異なるシステムに好適に用いるこ
とができる。この場合、アンテナ本体としては、従来よ
り公知のロッドアンテナ、逆F型アンテナ等、任意のア
ンテナを使用することができる。従って、小型であり、
かつ共振周波数を切り換え得るアンテナ装置を容易に提
供することができる。
【0037】次に、本実施例のアンテナ装置の具体的な
構造例を、図5〜図8を参照して説明する。図5は、本
実施例のアンテナ装置に用いられる放射体を示す斜視図
である。放射体21は、銅または銅合金のような金属材
料からなる板状部材を図示のように折り曲げ加工するこ
とにより構成されている。なお、放射体21としては、
上記金属のような低導体損の材料であれば、他の材料で
構成することも可能である。
【0038】放射体21は、平面形状が長方形の放射部
22を有する。放射部22の一方の短辺側からは、後述
の誘電体基板側に延びるように、第1の固定部23が形
成されている。また、放射部22の他方短辺側からは、
第2の固定部24が折り曲げられて形成されている。第
1の固定部23の先端には、給電端子25とグランド端
子26とが固定部23と一体に形成されている。また、
第2の固定部24の先端側には、容量接続端子27が固
定部24と一体に形成されている。
【0039】さらに、固定部23の両側には、係止片2
8,29が、固定部24の両側には、係止片30,31
が、それぞれ、放射部22の短辺側の側縁から垂下され
ている。
【0040】他方、放射部22の長辺側の両側縁から
は、機械的強度を高めるために、補強片32,33が折
り曲げられて形成されている。図6は、上記放射体21
と組み合わされる誘電体基板41及び誘電体基板41上
に実装される部品を説明するための斜視図である。誘電
体基板41は、図示のように略直方体の形状を有する。
この誘電体基板41は、誘電体セラミックスあるいは合
成樹脂等の適宜の誘電体材料により構成され得る。本実
施例では、誘電体基板41は、セラミックス一体焼成技
術を用いて構成されている。
【0041】誘電体基板41の長辺側の一方の側面41
aには、グランド電極42aと端子電極43とが形成さ
れている。端子電極43は、前述した電圧入力端子17
に相当する。側面41aと対向している他方の側面41
bには、グランド電極42bが形成されている。
【0042】また、誘電体基板41の短辺側の一方の側
面41cには、給電電極44及びグランド電極45が所
定距離を隔てて形成されている。また、誘電体基板41
の短辺側の他方の側面41dには、接続電極46が形成
されている。
【0043】誘電体基板41上には、回路パターン47
が導電膜を形成することにより構成されている。また、
図4に示したダイオードD1 及び抵抗R1 ,R2 を構成
する各チップ型電子部品が実装されており、上記回路パ
ターン47で電気的に接続されている。図6では、上記
ダイオードD1 、抵抗R1 及びR2 を示すチップ型電子
部品を、それぞれ同一の参照記号を用いて示すことにす
る。
【0044】また、誘電体基板41の上面においては、
コンデンサを構成するための容量取り出し電極48が形
成されている。なお、側面41dに形成された接続電極
46は、容量取り出し電極48とは電気的接続されない
ように形成されている。すなわち、図7に容量取り出し
電極48が形成されている部分を断面図で示すように、
容量取り出し電極48と、上記接続電極46とは、電気
的に接続されないように、容量取り出し電極48は誘電
体基板41の端縁には至らないように形成されている。
【0045】誘電体基板41内には、中間高さ位置に、
容量取り出し電極48と誘電体基板層を介して重なり合
うように、容量取り出し電極49が形成されており、該
容量取り出し電極49よりも下方の位置に、グランド電
極50が形成されている。また、容量取り出し電極49
は、前述した接続電極46に電気的に接続されるよう
に、側面41dに引き出されている。他方、グランド電
極50は、誘電体基板41の下方部分において、誘電体
基板41の平面のほぼ全域に至るような大きさに形成さ
れており、前述したグランド電極42a,42bに電気
的に接続されている。
【0046】従って、図7に示されるように、容量取り
出し電極48と、容量取り出し電極49とにより、図4
に示したコンデンサC2 が構成される。また、容量取り
出し電極49とグランド電極50とにより構成されるコ
ンデンサは、図4に示した実施例におけるアンテナ本体
11内の容量C1 の一部を構成する。
【0047】本実施例のアンテナ装置では、上記放射体
21が、上述した誘電体基板41に固定される。固定に
際しては、第1,第2の固定部23,24間に、誘電体
基板41を挿入し、グランド端子26及び接続端子27
を、誘電体基板41に設けられたグランド電極45及び
接続電極46にはんだ付けすることにより行われる。こ
のようにして得られた本実施例のアンテナ装置の外観を
図8に斜視図で示す。
【0048】なお、図5に示した放射体21の第1,第
2の固定部23,24の先端には、スリット26a,2
4aが形成されている。このスリット24a,26a
は、はんだペースト注入部として機能する。すなわち、
スリット24a,26aから、はんだペースト塗布のた
めのディスペンサーの先端を挿入し、はんだペーストを
誘電体基板41のグランド電極45及び接続電極46に
確実に付着させることができる。従って、固定部23,
24を誘電体基板41に接合するに際し、はんだペース
トが確実に固定部23,24と誘電体基板41の側面と
の間の空間において加熱により展延されるため、両者の
接合面積を大きくすることができる。
【0049】なお、スリット24a,26aの代わり
に、はんだディスペンサーの先端が挿入され得る貫通孔
を形成してもよい。図8に示すように、本実施例のアン
テナ装置51では、係止片28,29,31の先端が誘
電体基板41の上面に当接され、放射体21の放射部2
2と誘電体基板41の上面との間に、所定の厚みの空間
層Xが構成されている。
【0050】従って、上記空間層Xにより、放射電波の
損失が抑制され、それによってアンテナの利得が高めら
れる。図8に示した本実施例のアンテナ装置では、上記
のように、誘電体基板41に放射体32を固定した構造
の側面に、給電部としての給電端子25、グランド端子
26及び容量手段の容量を切り換えるための端子電極4
3が形成されているため、誘電体基板41の底面を利用
してプリント回路基板に表面実装することができる。
【0051】従って、プリント回路基板に表面実装し得
る小型のアンテナ装置51でありながら、上記端子電極
43から「ハイ」または「ロー」の電圧を印加すること
により、周波数帯域を切り換え得るアンテナ装置を提供
することができる。
【0052】上記アンテナ装置51の反射損失−周波数
特性を、図9に示す。図9に示す反射損失−周波数特性
では、矢印Aで示す周波数位置、すなわち1.670G
Hzの位置と、破線の矢印Bで示す周波数位置、すなわ
ち1.770GHzの位置とに共振点が示されている。
この矢印A及び矢印Bで示す共振点は、上記端子電極4
3(図4に示す回路図では入力端子17)から、それぞ
れ、「ハイ」または「ロー」の電圧を印加することによ
り表れる。なお、図9に示した特性は、上記「ハイ」の
電圧として、+3V、「ロー」の電圧として−3Vを印
加した場合を示し、図4における抵抗R1 =3.3k
Ω、抵抗R2 =47kΩ、容量C1 =1.0pF、コン
デンサC2 の容量=0.5pF、ダイオードD1 のオフ
状態の静電容量Cx =1.02pF、インダクタンスL
1 とインダクタンスL2 の合計=6.055mHとした
場合の特性である。
【0053】図9から明らかなように、このアンテナ装
置51では、端子電極43から「ハイ」の電圧を印加し
た際には、共振周波数が1.670GHzとなり、端子
電極43から「ロー」の電圧を印加したときには、1.
770GHzに共振周波数が切り換えられることにな
る。従って、このアンテナ装置51は、送信周波数が
1.670GHz、受信周波数が1.770GHzの移
動体通信機器に好適に用いることができる。
【0054】図10は、本発明の第2の実施例に係るア
ンテナ装置の回路図である。第2の実施例では、アンテ
ナ本体11の容量C1 に対して並列に、グランド電位と
の間に第1のコンデンサC2 及びダイオードD1 だけで
なく、第2のコンデンサC3が接続されている。すなわ
ち、容量手段は、互いに直列に接続された第1のコンデ
ンサC2 、ダイオードD1 及び第2のコンデンサC3
構成されている。そして、第1のコンデンサC2 とダイ
オードD1 との間の接続点61と、ダイオードD1 と第
2のコンデンサC3 との間の接続点62との間におい
て、ダイオードD 1 に並列に抵抗R2 が接続されてお
り、第1の接続点61と、パルス電圧供給端子63との
間に抵抗R1 が接続されている。また、第2の接続点6
2は、パルス電圧を印加するための第2の入力端子64
に接続されている。
【0055】第2の実施例のアンテナ装置では、上記パ
ルス電圧入力端子63,64に、互いに異なる極性の電
圧が印加される。また、入力端子63に+の電圧が、入
力端子64に−の電圧が印加された場合には、ダイオー
ドD1 がオン状態となるように、上記異なる極性の電圧
が選択されている。従って、上記のように入力端子63
から+の電圧を、入力端子64から−の電圧を印加する
ことによりダイオードD1 がオン状態とされ、その場合
には、容量手段の容量は、第1のコンデンサC 2 の容量
と、第2のコンデンサC3 の容量により決定されること
になる。
【0056】他方、アンテナの共振周波数を高めるよう
に切り換える際には、入力端子63,64に印加される
電圧の極性が反転される。すなわち、入力端子64に+
の電圧が、入力端子63に−の電圧が印加され、それに
よってダイオードD1 がオフ状態とされる。この場合に
は、容量手段の容量は、第1のコンデンサC2 及び第2
のコンデンサC3 だけでなく、ダイオードD1 の非導通
状態の容量も加わる。よって、第1の実施例の場合と同
様に、入力端子63,64から印加する電圧の極性を反
転させることにより、第1の実施例と同様に、アンテナ
装置の共振周波数を切り換えることができる。
【0057】上記のように、第1,第2の入力端子6
3,64を有する第2の実施例では、異なる極性の電圧
を第1,第2の入力端子63,64に入力するが、この
ような入力電圧としては、アンテナ装置を制御するコン
トロールユニットの出力を好適に利用することができ
る。
【0058】なお、第2の実施例における第2のコンデ
ンサC3 は、上記のように極性の異なる電圧を印加する
に際し、ダイオードD1 をグランド電位から分離するた
めに設けられている。
【0059】第1,第2の実施例のアンテナ装置では、
アンテナ装置の共振周波数を2段階に切り換える構成に
ついて説明したが、本発明のアンテナ装置は、3段以上
の多段階に共振周波数が切り換えられるように構成する
ことができる。例えば、図11に示す第3の実施例で
は、アンテナ本体11に対し、第1の実施例で示した容
量手段及び共振周波数切り換え回路が複数接続されてお
り、それによって共振周波数が3以上の複数段階に切り
換えられるように構成されている。なお、第3の実施例
における各段の容量手段及び共振周波数切り換え回路に
ついては、第1の実施例と同様であるため、同一部分に
ついては、同一の参照符号及び参照番号を付することに
より、第1の実施例で行った説明を援用することによ
り、その詳細な説明は省略する。
【0060】図11から明らかなように、アンテナ本体
11に対して複数の容量手段及び周波数切り換え回路を
接続した構成では、接続されている容量手段の容量を多
段階に切り換えることができ、従って、テレビジョン受
像機のチャンネルのように、多数の受信周波数を有する
通信機器に好適に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の逆F型アンテナを示す斜視図。
【図2】送信周波数と受信周波数とが異なるシステムに
おけるアンテナに要求される帯域幅を説明するための模
式図。
【図3】本発明のアンテナ装置の概略ブロック図。
【図4】本発明の一実施例に係るアンテナ装置の回路
図。
【図5】本発明の一実施例において用いられる放射体を
示す斜視図。
【図6】本発明の一実施例において用いられるアンテナ
装置の要部を示す斜視図。
【図7】図6の誘電体基板内に構成されたコンデンサを
説明するための部分切欠断面図。
【図8】本発明の一実施例のアンテナ装置の外観を示す
斜視図。
【図9】本発明の一実施例のアンテナ装置の反射損失−
周波数特性を示す図。
【図10】本発明の第2の実施例のアンテナ装置の回路
図。
【図11】本発明の第3の実施例のアンテナ装置の回路
図。
【符号の説明】
11…アンテナ本体 12…容量手段 13…切り換え手段 C1 …アンテナ本体のグランド電極との間に有する容量 C2 …容量手段を構成するためのコンデンサ D1 …容量手段を構成するためのダイオード C3 …第2のコンデンサ L1 ,L2 …アンテナ本体のインダクタンス成分

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給電部と、グランド電位に接続される部
    分とを有するアンテナ本体と、 前記アンテナ本体がグランド電位との間に有する静電容
    量に対し並列となるように、アンテナ本体とグランド電
    位との間に接続されており、かつ容量を付加するための
    容量手段と、 アンテナ装置の共振周波数を変化させるために、前記容
    量手段の容量の値を切り換えるための切り換え手段とを
    備える、アンテナ装置。
  2. 【請求項2】 前記容量手段が、互いに直列に接続され
    たコンデンサと、それ自身の容量が変化される素子とを
    有し、 前記容量が変化される素子の容量を変化させるように、
    前記切り換え手段が、該容量が変化される素子に接続さ
    れている、請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 前記容量が変化される素子がダイオード
    であり、 前記切り換え手段が、コンデンサとダイオードとの間の
    接続点にダイオードをオン状態またはオフ状態とする第
    1または第2の電圧を与える電圧供給回路である、請求
    項2に記載のアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 前記容量手段が、第1のコンデンサと、
    第1のコンデンサに直列に接続されたダイオードと、前
    記ダイオードに直列に接続された第2のコンデンサとを
    有し、 前記切り換え手段が、前記第1のコンデンサとダイオー
    ドとの間の第1の接続点と、前記ダイオードと前記第2
    のコンデンサとの間の第2の接続点とに、互いに異なる
    極性の電圧を与え、かつ第1,第2の接続点に与える電
    圧の極性を反転し得るように構成された電圧供給回路で
    ある、請求項1に記載のアンテナ装置。
JP6091578A 1994-04-28 1994-04-28 アンテナ装置 Pending JPH07297627A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6091578A JPH07297627A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 アンテナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6091578A JPH07297627A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 アンテナ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07297627A true JPH07297627A (ja) 1995-11-10

Family

ID=14030429

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6091578A Pending JPH07297627A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 アンテナ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07297627A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6597315B2 (en) 2000-08-04 2003-07-22 Mitsubishi Materials Corporation Antenna
US6600459B2 (en) 2000-10-27 2003-07-29 Mitsubishi Materials Corporation Antenna
US6642904B2 (en) 2000-10-31 2003-11-04 Mitsubishi Materials Corporation Antenna
US6680713B2 (en) 2000-10-31 2004-01-20 Mitsubishi Materials Corporation Antenna and radio wave receiving/transmitting apparatus therewith and method of manufacturing the antenna
JP2004520746A (ja) * 2001-02-13 2004-07-08 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 無線通信機能を含む装置
JP2005045758A (ja) * 2003-07-10 2005-02-17 Toto Ltd 高周波センサ、アンテナ装置、及びアンテナ装置の製造方法
JP2005197782A (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Toto Ltd アンテナ装置及び高周波センサ
US7136020B2 (en) 2003-11-12 2006-11-14 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna structure and communication device using the same
US10267921B2 (en) 2015-12-25 2019-04-23 Seiko Epson Corporation Electronic device
US10607785B2 (en) 2016-01-29 2020-03-31 Seiko Epson Corporation Electronic component and electronic device

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6597315B2 (en) 2000-08-04 2003-07-22 Mitsubishi Materials Corporation Antenna
US6600459B2 (en) 2000-10-27 2003-07-29 Mitsubishi Materials Corporation Antenna
US6642904B2 (en) 2000-10-31 2003-11-04 Mitsubishi Materials Corporation Antenna
US6680713B2 (en) 2000-10-31 2004-01-20 Mitsubishi Materials Corporation Antenna and radio wave receiving/transmitting apparatus therewith and method of manufacturing the antenna
JP2004520746A (ja) * 2001-02-13 2004-07-08 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 無線通信機能を含む装置
JP2005045758A (ja) * 2003-07-10 2005-02-17 Toto Ltd 高周波センサ、アンテナ装置、及びアンテナ装置の製造方法
US7136020B2 (en) 2003-11-12 2006-11-14 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna structure and communication device using the same
JP2005197782A (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Toto Ltd アンテナ装置及び高周波センサ
US10267921B2 (en) 2015-12-25 2019-04-23 Seiko Epson Corporation Electronic device
US10607785B2 (en) 2016-01-29 2020-03-31 Seiko Epson Corporation Electronic component and electronic device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0687030B1 (en) Antenna unit
US5537123A (en) Antennas and antenna units
US5510802A (en) Surface-mountable antenna unit
US5874926A (en) Matching circuit and antenna apparatus
US5530919A (en) Mobile communicator with means for attenuating transmitted output toward the user
US6034640A (en) Antenna device
JP3185607B2 (ja) 表面実装型アンテナおよびこれを用いた通信機
JPH0998015A (ja) 表面実装型アンテナおよびこれを用いた通信機
US5969680A (en) Antenna device having a radiating portion provided between a wiring substrate and a case
JPH0955618A (ja) チップアンテナ
US6262682B1 (en) Micro-strip antenna
JPH0851313A (ja) 表面実装型アンテナ及びその周波数調整方法
JPH05259724A (ja) プリントアンテナ
JPH07297627A (ja) アンテナ装置
JP3116763B2 (ja) 表面実装型アンテナおよびこれを用いた通信機
EP0707355B1 (en) Antenna device
JP3189565B2 (ja) 表面実装型アンテナ装置
CN201060933Y (zh) 平衡式双枝平面倒置f型天线
JPH1098405A (ja) アンテナ装置
JPH0787130B2 (ja) 高周波用終端抵抗器
JPH0993016A (ja) 表面実装型アンテナおよびこれを用いた通信機
JP3887805B2 (ja) ダイオードスイッチ
JP2003046322A (ja) 表面実装用アンテナおよびこれを用いた無線装置
JP2003046314A (ja) アンテナ
EP1251584B1 (en) End-fed Antenna for a mobile terminal