JPH07297771A - 車載用受信機 - Google Patents

車載用受信機

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JPH07297771A
JPH07297771A JP6089893A JP8989394A JPH07297771A JP H07297771 A JPH07297771 A JP H07297771A JP 6089893 A JP6089893 A JP 6089893A JP 8989394 A JP8989394 A JP 8989394A JP H07297771 A JPH07297771 A JP H07297771A
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antenna
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sub
voltage
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Minoru Take
稔 武
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Alpine Electronics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信信号の電界強度が微弱電界強度または最
強電界強度であっても、常時、最適な受信状態の受信信
号の入力を可能にした車載用受信機を提供する。 【構成】 メインアンテナ1及びサブアンテナ2の受信
信号の電界強度を求め、求めた電界強度が、弱電界強度
であるときはメインアンテナ1の受信信号を選択し、中
間の電界強度であるときはメインアンテナ1またはサブ
アンテナ2の受信信号の中の妨害の少ない受信信号を選
択し、強電界強度であるときはサブアンテナ2の受信信
号を選択し、フロントエンド4に供給する車載用受信機
において、求めた電界強度が、弱電界強度よりも小さい
微弱電界強度であるときはメインアンテナ1及びサブア
ンテナ2の受信信号を同時選択してフロントエンド4に
供給し、強電界強度よりも大きい最強電界強度であると
きはメインアンテナ1及びサブアンテナ2の受信信号を
フロントエンド4に供給するのを停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車載用受信機に係わ
り、特に、2つ以上のアンテナの受信信号の電界強度を
求め、求めた電界強度の強さに応じて2つ以上のアンテ
ナの受信信号を選択してフロントエンドに供給する車載
用受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、2つ以上のアンテナで受信した受
信信号の電界強度を求め、求めた電界強度の強さに応じ
て2つ以上のアンテナの受信信号を選択してフロントエ
ンドに供給させる型の車載用受信機としては、ダイバー
シテイ受信機が知られている。
【0003】このダイバーシテイ受信機は、1つのメイ
ンアンテナ(例えば、車のボデイに取付けられたロッド
アンテナ等)と1つ以上のサブアンテナ(例えば、車の
窓ガラスに埋め込まれたループアンテナ等)が選択的に
フロントエンドに接続され、常時、メインアンテナまた
はサブアンテナで受信した受信信号の電界強度を求めて
いて、求めた電界強度が弱電界強度以下のものであると
きには、メインアンテナの受信信号が選択されてフロン
トエンドに供給され、また、求めた電界強度が中間の電
界強度のものであるときには、メインアンテナの受信信
号及びサブアンテナの受信信号の中で、妨害成分の含ま
れ方の少ない方の受信信号が選択されてフロントエンド
に供給され、さらに、求めた電界強度が強電界強度以上
のものであるときには、サブアンテナの受信信号が選択
されてフロントエンドに供給されるものである。このよ
うに、ダイバーシテイ受信機は、複数のアンテナの受信
信号の中から種々の点で良好な受信状態の受信信号が選
択され、フロントエンドに供給されるものである。そし
て、このダイバーシテイ受信機は、車載用受信機のよう
に、車の走行移動に応じて、受信信号の電界強度が常時
大きく変動するような個所で用いたとき、特に好適なも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記既知の
ダイバーシテイ受信機は、受信信号の電界強度の強さが
大きく変動したとしても、変動した各時点において最適
な受信状態の受信信号が選択されるという利点を有して
はいるものの、受信信号の電界強度の強さが、弱電界強
度よりも小さい微弱電界強度または強電界強度よりも大
きい最強電界強度になると、もはや、最適な受信状態の
受信信号が得られないという問題がある。
【0005】即ち、前記既知のダイバーシテイ受信機に
おいて、受信信号の電界強度が微弱電界強度(例えば、
入力換算電界強度で10μV以下)になった場合には、
比較的受信感度の良好なメインアンテナの受信信号が選
択されたとしても、フロントエンドに供給される受信信
号は、ノイズを多く含んだ悪い受信状態のものであり、
一方、受信信号の電界強度が最強電界強度(例えば、入
力換算電界強度で100mV以上)になった場合には、
フロントエンド等がこの最強電界強度の受信信号によっ
て飽和し、自動利得制御(AGC)によっても前記飽和
を解除することができなくなり、結果的に、悪い受信状
態の受信信号が入力されたものと等価になるという問題
がある。
【0006】本発明は、これらの問題点を除去するもの
で、その目的は、受信信号の電界強度が微弱電界強度ま
たは最強電界強度であっても、常時、最適な受信状態の
受信信号を入力させることが可能な車載用受信機を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、メインアンテナ及びサブアンテナの受信
信号の電界強度を求め、求めた電界強度が、弱電界強度
であるときはメインアンテナの受信信号を選択し、中間
の電界強度であるときはメインアンテナまたはサブアン
テナの受信信号の中の妨害の少ない方の受信信号を選択
し、強電界強度であるときはサブアンテナの受信信号を
選択し、それぞれフロントエンドに供給する車載用受信
機において、前記求めた電界強度が、弱電界強度よりも
小さい微弱電界強度であるときはメインアンテナ及びサ
ブアンテナの受信信号を同時選択してフロントエンドに
供給し、強電界強度よりも大きい最強電界強度であると
きはメインアンテナ及びサブアンテナの受信信号をフロ
ントエンドに供給するのを停止させる手段を備える。
【0008】
【作用】前記手段においては、車載用受信機から導出さ
れるシグナルメーター(Sメーター)出力電圧及び自動
利得制御(AGC)電圧に基づいて、メインアンテナ及
びサブアンテナの受信信号の電界強度を求め、求めた電
界強度が、弱電界強度であるときはメインアンテナの受
信信号を選択し、中間の電界強度であるときはメインア
ンテナまたはサブアンテナの受信信号の中の妨害の少な
い方の受信信号を選択し、強電界強度であるときはサブ
アンテナの受信信号を選択してそれぞれフロントエンド
に供給する際に、求めた電界強度が、弱電界強度よりも
小さい微弱電界強度のものであったときはメインアンテ
ナ及びサブアンテナの受信信号を同時選択してフロント
エンドに供給し、また、強電界強度よりも大きい最強電
界強度のものであったときはメインアンテナ及びサブア
ンテナの受信信号の選択を止め、受信信号をフロントエ
ンドに供給するのを停止させている。
【0009】このように、前記手段によれば、求めた電
界強度が弱電界強度領域から強電界強度領域までの範囲
内にあるときは、既知の車載用受信機(ダイバーシテイ
受信機)と同様に、受信信号の電界強度の強さが変動し
ても、変動した各時点において最適な受信状態の受信信
号を選択することができるものであり、また、求めた電
界強度が微弱電界強度の領域まで低下し、メインアンテ
ナから良好な受信状態の受信信号が得られなくなったと
きは、メインアンテナ及びサブアンテナの受信信号を電
力合成して、比較的良好な受信状態の受信信号を得るよ
うにしており、求めた電界強度が最強電界強度の領域ま
で増大し、受信信号の増幅レベルを自動利得制御(AG
C)によって低下させても、なおフロントエンド等が飽
和するようになったときは、メインアンテナ及びサブア
ンテナをフロントエンドから隔離させ、受信信号がフロ
ントエンドに供給されるのを停止させることにより、フ
ロントエンド等の飽和に基づく受信状態の悪化を防い
で、比較的良好な受信状態を維持させるようにしてい
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0011】図1は、本発明に係わる車載用受信機の一
実施例の構成を示すブロック構成図である。
【0012】図1において、1はメインアンテナ(例え
ば、車のボデイに取付けられたロッドアンテナ等)、2
はサブアンテナ(例えば、車の窓ガラスに埋め込まれた
ループアンテナ等)、3はアンテナ切換回路、4はFM
フロントエンド(FM F/E)、5は中間周波増幅及
びFM復調回路(IF DET)、6はノイズキャンセ
ラー及びステレオ復調回路(NC MPX)、7は音声
信号増幅回路(AFAMP)、8L、8Rは左及び右ス
ピーカ、9はマルチパスノイズ検出回路、10はマルチ
パスノイズ増幅及び自動利得制御(AGC)回路、11
は波形整形及び計数回路、12は第1の受信モード選択
回路、13はフリップフロップ(F/F)、14は第2
の受信モード選択回路、15、16はダイオード、1
7、18は結合コンデンサ、19、20はバイアス抵
抗、21は高周波インダクタ、22、23、24、25
はNANDゲート、26、27はトランジスタ、28、
29は抵抗、30、31は比較器、32、33は電源で
ある。
【0013】そして、メインアンテナ1及びサブアンテ
ナ2からアンテナ切換回路3、FMフロントエンド4、
中間周波増幅及びFM復調回路5、ノイズキャンセラー
及びステレオ復調回路6、音声信号増幅回路7、左及び
右スピーカ8L、8Rに至る受信信号の再生回路部分
は、既知の車載用受信機(ダイバーシテイ受信機)の構
成と同じであり、また、中間周波増幅及びFM復調回路
5からマルチパスノイズ検出回路9、マルチパスノイズ
増幅及び自動利得制御回路10、波形整形及び計数回路
11、第1の受信モード選択回路12、フリップフロッ
プ13に至るアンテナ切換電圧の発生回路部分も、既知
の車載用受信機(ダイバーシテイ受信機)の構成と同じ
である。ただし、既知の車載用受信機(ダイバーシテイ
受信機)においては、フリップフロップ13の出力に得
られた2つのアンテナ切換電圧(メインアンテナ1の選
択電圧、サブアンテナ2の選択電圧)を直接アンテナ切
換回路3に供給する構成を用いているのに対し、本実施
例においては、これら2つのアンテナ切換電圧(メイン
アンテナ1の選択電圧、サブアンテナ2の選択電圧)、
及び、シグナルメーター(Sメーター)出力電圧及び自
動利得制御(AGC)電圧を後述する第2の受信モード
選択回路14に供給し、第2の受信モード選択回路14
の出力に得られた2つのアンテナ選択電圧をアンテナ切
換回路3に供給する構成を採用している。
【0014】ところで、アンテナ切換回路3は、メイン
アンテナ1とFMフロントエンド4の入力との間に直列
接続された結合コンデンサ17及びダイオード15と、
サブアンテナ2とFMフロントエンド4の入力との間に
直列接続された結合コンデンサ18及びダイオード16
と、結合コンデンサ17びダイオード15の接続点に分
路接続されたバイアス抵抗19と、結合コンデンサ18
とダイオード16の接続点に分路接続されたバイアス抵
抗20と、ダイオード15、16の出力側に分路接続さ
れた高周波インダクタ21とからなる。
【0015】また、第2の受信モード選択回路14は、
一方の入力がフリップフロップ13の一方の出力に接続
されたNANDゲート22と、一方の入力がフリップフ
ロップ13の他方の出力に接続されたNANDゲート2
3と、一方の入力がNANDゲート22の出力に接続さ
れたNANDゲート24と、一方の入力がNANDゲー
ト23の出力に接続されたNANDゲート25と、コレ
クタがNANDゲート22、23の他方の入力に接続さ
れ、エミッタが接地されたトランジスタ26と、コレク
タがNANDゲート24、25の他方の入力に接続さ
れ、エミッタが接地されたトランジスタ27と、電源V
ccとトランジスタ26のコレクタ間に接続された抵抗
28と、電源Vccとトランジスタ27のコレクタ間に
接続された抵抗29と、反転入力(−)にAGC電圧が
供給され、出力がトランジスタ26のベースに接続され
た比較器30と、反転入力(−)にSメーター出力電圧
が供給され、出力がトランジスタ27のベースに接続さ
れた比較器31と、比較器30の非反転入力(+)と接
地間に接続された電源32と、比較器31の非反転入力
(+)と接地間に接続された電源33とからなる。
【0016】この場合、電源32は最強電界強度領域の
受信信号が受信された際のAGC電圧VAGC(S)に相当す
る直流電圧VAGC(S)を発生し、電源33は微弱電界強度
領域の受信信号が受信された際のSメーター出力電圧V
(W) に相当する直流電圧V(W) を発生するものである。
また、第2の受信モード選択回路14に供給されるAG
C電圧は、FMフロントエンド4の高周波増幅回路の増
幅素子、例えば、2重絶縁ゲート電界効果トランジスタ
の一方の絶縁ゲート電極に供給されるもので、後述する
ように、受信信号の電界強度の強さに応じて順次または
急激に減少し、強電界強度以上の受信信号が高周波増幅
回路で増幅される際に、その増幅利得を低下させてFM
フロントエンド4から出力される中間周波信号のレベル
を低下させる働きを有するものである。さらに、FMフ
ロントエンド4においては、前記AGC電圧によって高
周波増幅回路の増幅素子の利得制御を行う他に、高周波
増幅回路の増幅素子の入力回路に電圧制御可変抵抗素
子、例えば、PINダイオードを分路接続し、第2のA
GC電圧をこのPINダイオードに供給して、高周波増
幅回路の増幅素子に入力される信号レベルを調整するよ
う構成してもよい。ただし、この第2のAGC電圧は、
受信信号の電界強度の強さが一定値に達するまではほぼ
ゼロ値であり、その一定値を超えるとゼロ値からある有
限値に上昇するものである。
【0017】前記構成による本実施例の車載用受信機
は、次のように動作する。
【0018】始めに、この車載用受信機における再生回
路部分の動作について説明する。ただし、説明の便宜
上、アンテナ切換回路3は、メインアンテナ1側に切換
えられている状態、即ち、ダイオード15だけが導通状
態にあるものとする。
【0019】いま、FM放送信号がメインアンテナ1で
受信されると、この受信信号は、メインアンテナ1から
アンテナ切換回路3内の導通中のダイオード15を経て
FMフロントエンド4に供給される。FMフロントエン
ド4は、この受信信号を高周波増幅し、次いで、周波数
変換して中間周波信号に変換し、次続の中間周波増幅及
びFM復調回路5に供給する。中間周波増幅及びFM復
調回路5は、中間周波信号を中間周波増幅し、次いで、
雑音成分の除去を行った後でFM復調して復調信号と
し、次続のノイズキャンセラー及びステレオ復調回路6
に供給する。続いて、ノイズキャンセラー及びステレオ
復調回路6は、復調信号のノイズ消去を行った後、ステ
レオ音声信号に復調し、次続の音声信号増幅回路7に供
給する。さらに、音声信号増幅回路7は、ステレオ音声
信号を増幅し、それぞれ右及び左スピーカ8L、8Rに
供給し、ステレオ音声信号を再生させる。このとき、中
間周波増幅及びFM復調回路5からは受信信号の電界強
度の強さを表わすSメーター出力電圧が導出され、FM
フロントエンド4からは高周波増幅段の利得を制御して
いるAGC電圧が導出され、ともに、第1の受信モード
選択回路12に供給される。
【0020】次に、この車載用受信機におけるアンテナ
切換電圧の発生回路部分の動作について説明する。ただ
し、この場合においても、説明の便宜上、当初、アンテ
ナ切換回路3は、メインアンテナ1側に切換えられてい
る状態、即ち、ダイオード15だけが導通状態にあるも
のとする。
【0021】まず、FMフロントエンド4にメインアン
テナ1からの受信信号が供給されると、その受信信号
は、中間周波信号に変換された後、中間周波増幅及びF
M復調回路5に供給される。中間周波増幅及びFM復調
回路5は、この中間周波信号を中間周波増幅及びFM復
調してFM復調信号を発生させ、このFM復調信号を次
続のマルチパスノイズ検出回路9に供給する。マルチパ
スノイズ検出回路9は、入力されたFM復調信号の中か
らマルチパスノイズを抽出し、次続のマルチパスノイズ
増幅及び自動利得制御回路10に供給する。マルチパス
ノイズ増幅及び自動利得制御回路10は、マルチパスノ
イズを自動利得制御(AGC)付きで増幅し、増幅した
マルチパスノイズを次続の波形整形及び計数回路11に
供給する。波形整形及び計数回路11は、マルチパスノ
イズを波形整形してパルス波形にした後、パルス数の計
数を行う。この場合、波形整形及び計数回路11は、こ
のパルス計数時に、単位時間内の計数値が所定値を超え
ると、ノイズ有り信号を発生し、次続の第1の受信モー
ド選択回路12に供給する。第1の受信モード選択回路
12は、FMフロントエンド4から供給されたAGC電
圧及び中間周波増幅及びFM復調回路5から供給された
Sメーター出力電圧に基づいて、常時、受信信号の電界
強度の強さを求めており、ここで求めた電界強度の強さ
が、弱電界強度またはそれ以下の領域であったときはメ
インアンテナ1の選択信号を発生してフリップフロップ
13に供給し、強電界強度またはそれ以上の領域であっ
たときはサブアンテナ2の選択信号を発生してフリップ
フロップ13に供給し、中間の電界強度領域であったと
きは、現在受信中のメインアンテナ1の選択信号を継続
して発生してフリップフロップ13に供給する。そし
て、第1の受信モード選択回路12は、メインアンテナ
1の受信信号を受信しているとき、波形整形及び計数回
路11からノイズ有り信号が供給されると、現在受信中
のメインアンテナ1の受信信号に妨害成分が多く含まれ
るようになったものと判断し、直ちにサブアンテナ2の
選択信号を発生してフリップフロップ13に供給する。
また、フリップフロップ13は、第1の受信モード選択
回路12からメインアンテナ1の選択信号が供給される
と、非反転出力にメインアンテナ1の選択電圧(論理
1)、反転出力にサブアンテナ2の非選択電圧(論理
0)を発生して次続の第2の受信モード選択回路14に
供給し、一方、第1の受信モード選択回路12からサブ
アンテナ2の選択信号が供給されると、非反転出力にメ
インアンテナ1の非選択電圧(論理0)、反転出力にサ
ブアンテナ2の選択電圧(論理1)を発生し、同じく次
続の第2の受信モード選択回路14に供給する。
【0022】続いて、第2の受信モード選択回路14で
は、以下の動作が実行される。
【0023】最初に、トランジスタ26、27及び比較
器30、31においては、比較器30の反転入力(−)
に供給されるAGC電圧が非反転入力(+)に供給され
る電源32の直流電圧VAGC(S)以下のものであるとき、
即ち、受信信号の電界強度が強電界強度よりも大きい最
強電界強度であるときに限って、比較器30の出力に正
電圧が得られ、この正電圧がトランジスタ26をオンに
する。これに対し、比較器30の反転入力(−)に供給
されるAGC電圧が、非反転入力(+)に供給される前
記直流電圧VAGC(S)以上のものであるとき、即ち、受信
信号の電界強度が強電界強度またはそれよりも小さい電
界強度であるとき、比較器30の出力に負電圧が得ら
れ、この負電圧がトランジスタ26をオフにする。一
方、比較器31の反転入力(−)に供給されるSメータ
ー出力電圧が非反転入力(+)に供給される電源33か
らの直流電圧V(W) 以下のものであるとき、即ち、受信
信号の電界強度が弱電界強度よりも小さい微弱電界強度
であるときに限って、比較器30の出力に正電圧が得ら
れ、この正電圧がトランジスタ27をオンにする。これ
に対し、比較器31の反転入力(−)に供給されるSメ
ーター出力電圧が非反転入力(+)に供給される電源3
3からの直流電圧V(W) 以上のものであるとき、即ち、
受信信号の電界強度が弱電界強度またはそれよりも大き
い電界強度であるとき、比較器31の出力に負電圧が得
られ、この負電圧がトランジスタ27をオフにする。
【0024】次いで、NANDゲート22、23、2
4、25においては、現在受信中の受信信号の電界強度
の強さに応じて、それぞれ次のように動作する。ただ
し、ここでは、説明の便宜のため、図1に示すように、
NANDゲート22の一方の入力及び他方の入力をそれ
ぞれイ点及びロ点、NANDゲート23の一方の入力及
び他方の入力をそれぞれハ点及びニ点、NANDゲート
24の一方の入力(NANDゲート22の出力)をホ
点、NANDゲート24の他方の入力をヘ点、NAND
ゲート25の一方の入力(NANDゲート23の出力)
をト点、NANDゲート25の他方の入力をチ点、NA
NDゲート24の出力をリ点、NANDゲート25の出
力をヌ点と呼ぶことにする。
【0025】始めに、受信信号の電界強度が弱電界強度
領域であるとき、NANDゲート22、23において
は、イ点にフリップフロップ13の非反転出力からメイ
ンアンテナ1の選択電圧(論理1)が供給され、ハ点に
フリップフロップ13の反転出力からサブアンテナ2の
非選択電圧(論理0)が供給される。このとき、トラン
ジスタ26はオフしているので、ロ点及びニ点にそれぞ
れ抵抗28を通して電圧Vcc(論理1)が供給され
る。この結果、ホ点に低電圧(論理0)が得られ、ト点
に高電圧(論理1)が得られる。また、NANDゲート
24、25においては、ホ点に前記低電圧(論理0)が
供給され、ト点に前記高電圧(論理1)が供給される。
このとき、トランジスタ27はオフしているので、ヘ点
及びチ点にそれぞれ抵抗29を通して電圧Vcc(論理
1)が供給される。この結果、リ点に高電圧(論理1)
が、ヌ点に低電圧(論理0)がそれぞれ得られ、この高
電圧(論理1)がアンテナ切換回路3のダイオード15
を導通させ、メインアンテナ1の受信信号をFMフロン
トエンド4に結合させる。
【0026】次に、受信信号の電界強度が強電界強度領
域であるとき、NANDゲート22、23においては、
イ点にフリップフロップ13の非反転出力からメインア
ンテナ1の非選択電圧(論理0)が供給され、ハ点にフ
リップフロップ13の反転出力からサブアンテナ2の選
択電圧(論理1)が供給される。このとき、トランジス
タ26はオフしているので、ロ点及びニ点に電圧Vcc
(論理1)が供給される。この結果、ホ点に高電圧(論
理1)が得られ、ト点に低電圧(論理0)が得られる。
また、NANDゲート24、25においては、ホ点に前
記高電圧(論理1)が供給され、ト点に前記低電圧(論
理0)が供給される。このとき、トランジスタ27はオ
フしているので、ヘ点及びチ点に電圧Vcc(論理1)
が供給される。この結果、リ点に低電圧(論理0)が、
ヌ点に高電圧(論理1)がそれぞれ得られ、この高電圧
(論理1)がアンテナ切換回路3のダイオード16を導
通させ、サブアンテナ2の受信信号をFMフロントエン
ド4に結合させる。
【0027】続いて、受信信号の電界強度が中間の電界
強度であるとき、NANDゲート22、23において
は、メインアンテナ1を選択しているかまたはサブアン
テナ2を選択しているかに応じて、イ点にフリップフロ
ップ13の非反転出力からメインアンテナ1の選択電圧
(論理1)またはメインアンテナ1の非選択電圧(論理
0)が供給され、ハ点にフリップフロップ13の反転出
力からサブアンテナ2の非選択電圧(論理0)またはサ
ブアンテナ2の選択電圧(論理1)が供給される。この
ときも、トランジスタ26はオフしているので、ロ点及
びニ点に電圧Vcc(論理1)が供給される。この結
果、ホ点に低電圧(論理0)または高電圧(論理1)が
得られ、ト点に高電圧(論理1)または低電圧(論理
0)が得られる。また、NANDゲート24、25にお
いては、ホ点に前記低電圧(論理0)または高電圧(論
理1)が供給され、ト点に前記高電圧(論理1)または
低電圧(論理0)が供給される。このときも、トランジ
スタ27はオフしているので、ヘ点及びチ点に電圧Vc
c(論理1)が供給される。この結果、リ点に高電圧
(論理1)または低電圧(論理0)が、ヌ点に低電圧
(論理0)または高電圧(論理1)がそれぞれ得られ、
このとき得られた高電圧(論理1)がアンテナ切換回路
3のダイオード15またはダイオード16を導通させ、
メインアンテナ1の受信信号またはサブアンテナ2の受
信信号をFMフロントエンド4に結合させる。
【0028】ここで、受信信号の電界強度が弱電界強度
よりも弱い微弱電界強度になると、NANDゲート2
2、23においては、イ点にフリップフロップ13の非
反転出力からメインアンテナ1の選択電圧(論理1)が
供給され、ハ点にフリップフロップ13の反転出力から
サブアンテナ2の非選択電圧(論理0)が供給される。
このとき、トランジスタ26は依然としてオフであるの
で、ロ点及びニ点に抵抗28を通して電圧Vcc(論理
1)が供給される。この結果、ホ点に低電圧(論理0)
が得られ、ト点に高電圧(論理1)が得られる。また、
NANDゲート24、25においては、ホ点に前記低電
圧(論理0)が供給され、ト点に前記高電圧(論理1)
が供給される。この状態のときには、トランジスタ27
がオンになるので、ヘ点及びチ点に接地電圧(論理0)
が供給される。この結果、リ点及びヌ点にそれぞれ高電
圧(論理1)が得られ、これらの高電圧(論理1)がア
ンテナ切換回路3のダイオード15、16をそれぞれ導
通させ、メインアンテナ1の受信信号及びサブアンテナ
2の受信信号をFMフロントエンド4に結合させる。
【0029】また、受信信号の電界強度が強電界強度よ
りも大きな最強電界強度になったとき、NANDゲート
22、23においては、イ点にフリップフロップ13の
非反転出力からメインアンテナ1の非選択電圧(論理
0)が供給され、ハ点にフリップフロップ13の反転出
力からサブアンテナ2の選択電圧(論理1)が供給され
る。この状態のときには、トランジスタ26がオンにな
るので、ロ点及びニ点に接地電圧(論理0)が供給され
る。この結果、ホ点及びト点にそれぞれ高電圧(論理
1)が得られる。また、NANDゲート24、25にお
いては、ホ点及びト点にそれぞれ前記高電圧(論理1)
が供給されるが、このとき、トランジスタ27はオフに
なっているので、ヘ点及びチ点にも抵抗29を介して電
圧Vcc(論理1)が供給される。この結果、リ点及び
ヌ点にそれぞれ低電圧(論理0)が得られ、これらの低
電圧(論理0)はアンテナ切換回路3のダイオード1
5、16をそれぞれ非導通にして、メインアンテナ1の
受信信号及びサブアンテナ2の受信信号はそれぞれFM
フロントエンド4に結合されなくなる。
【0030】ここで、図2は、受信信号の電界強度の強
さの変動に応じて、第2の受信モード選択回路14にお
けるトランジスタ26、27の動作状態及びイ点乃至ヌ
点に生じる電圧の論理状態を示す説明図であって、第2
の受信モード選択回路14における前述の動作を集約的
に表わしたものである。
【0031】図2から明らかなように、第2の受信モー
ド選択回路14は、受信信号の電界強度が弱電界強度領
域から強電界強度領域の範囲内にあるとき、フリップフ
ロップ13の非反転出力から供給されるメインアンテナ
1の選択電圧(論理1)に対応して、メインアンテナ1
を選択する高電圧(論理1)を発生するとともに、フリ
ップフロップ13の反転出力から供給されるサブアンテ
ナ2の選択電圧(論理1)に対応して、サブアンテナ2
を選択する高電圧(論理1)を発生するもので、この第
2の受信モード選択回路14が存在しないときの状態と
同じになる。しかるに、受信信号の電界強度が弱電界強
度よりも弱い微弱電界強度領域または強電界強度よりも
大きい最強電界強度領域になると、第2の受信モード選
択回路14は、フリップフロップ13からそれぞれ供給
される前記メインアンテナ1の選択電圧(論理1)やサ
ブアンテナ2の選択電圧(論理1)に係わりなく、メイ
ンアンテナ1及びサブアンテナ2の双方を選択する高電
圧(論理1)またはメインアンテナ1及びサブアンテナ
2の双方を選択しない低電圧(論理0)を発生するもの
で、この点において、既知のこの種の車載用受信機で行
われていたアンテナの選択状態と異なる選択状態を実現
させている。
【0032】続いて、図3は、図1に図示の車載用受信
機における受信信号の電界強度と、Sメーター出力電圧
やAGC電圧(及び第2のAGC電圧)それにアンテナ
の選択状態との関係の一例を示す動作特性図である。
【0033】図3において、横軸はアンテナ入力(dB
μ)で表わされた受信信号の電界強度であり、縦軸は直
流電圧(V)で表わされたSメーター出力電圧及びAG
C電圧(及び第2のAGC電圧)である。
【0034】図3に示されるように、この車載用受信機
で受信信号が受信された際に、アンテナ入力が0dBμ
から約20dBμまでの範囲内のときは、微弱電界強度
領域であって、このときメインアンテナ1及びサブアン
テナ2の双方が選択される。アンテナ入力が約20dB
μから約35dBμまでの範囲内のときは、弱電界強度
領域であって、このときメインアンテナ1だけが固定的
に選択される。アンテナ入力が約35dBμから約85
dBμまでの範囲内のときは、中間の電界強度領域であ
って、このときダイバーシテイ動作が行われ、メインア
ンテナ1またはサブアンテナ2のいずれかが選択され
る。アンテナ入力が約85dBμから約105dBμま
での範囲内のときは、強電界強度領域であって、このと
きサブアンテナ2だけが固定的に選択される。アンテナ
入力が約105dBμを超えるような範囲のときは、最
強電界強度領域であって、このときメインアンテナ1及
びサブアンテナ2の双方の選択が行われない。
【0035】次に、Sメーター出力電圧については、ア
ンテナ入力が0dBμから約60dBμの範囲内のと
き、即ち、微弱電界強度領域から中間の電界強度領域の
中程に達するまではアンテナ入力の増大に比例して直線
的に増大し、アンテナ入力が約60dBμを超える範囲
のとき、即ち、中間の電界強度領域の中程から最強電界
強度領域まではアンテナ入力に係わりなくほぼ一定にな
る特性になる。さらに、AGC電圧については、アンテ
ナ入力が0dBμから約60dBμの範囲内のとき、即
ち、微弱電界強度領域から中間の電界強度領域の中程に
達するまではアンテナ入力に係わりなくほぼ一定にな
り、アンテナ入力が約60dBμから約85dBμの範
囲内のとき、即ち、中間の電界強度領域の中程から強電
界強度領域の最初に達するまではアンテナ入力の増大に
応じて僅かに減少し、アンテナ入力が約85dBμから
約105dBμの範囲内のとき、即ち、強電界強度領域
のときは、アンテナ入力の増大に応じて急減し、アンテ
ナ入力が約105dBμを超える範囲のとき、即ち、最
強電界強度領域のときは、アンテナ入力にの増大に比例
して順次減少する特性になる。この他に、前述の第2の
AGC電圧については、アンテナ入力が0dBμから約
60dBμの範囲内のとき、即ち、微弱電界強度領域か
ら中間の電界強度領域の中程に達するまではアンテナ入
力に係わりなくほぼゼロ値になり、アンテナ入力が約6
0dBμをから約85dBμの範囲内のとき、即ち、中
間の電界強度領域の中程から強電界強度領域の最初に達
するまではアンテナ入力に係わりなくほぼ一定値にな
り、アンテナ入力が約85dBμを超える範囲のとき、
即ち、強電界強度領域及び最強強度領域のときは、前記
一定値よりもやや大きな他の一定値になる特性になる。
【0036】さらに、図4は、図1に図示の車載用受信
機に、時間的に電界強度が順次変動する受信信号が入力
された場合にメインアンテナ1とサブアンテナ2が選択
される状態を示すタイミングチャートである。
【0037】図4において、横軸は秒(S)で表わされ
た時間であり、縦軸はアンテナ入力(dBμ)で表わさ
れた電界強度である。
【0038】図4に示されるように、始めに、この車載
用受信機の受信信号の電界強度が中間の電界強度領域
(ダイバーシテイ動作領域)にあるとき、即ち、時間t
0 から時間t5 までの期間には、メインアンテナ1また
はサブアンテナ2のいずれか一方が選択され、選択され
たアンテナの受信信号が車載用受信機に供給されるもの
であるが、時間t1 、時間t2 、時間t3 、時間t4
示されているように、受信信号の中に単位時間当たり所
定数以上のマルチパスノイズが検出されると、その時点
に選択されているアンテナに代わって他のアンテナが選
択される。例えば、時間t0 から時間t1 の間はメイン
アンテナ1が選択されているが、時間t1にマルチパス
ノイズが検出されたので、時間t1 から時間t2 の間は
サブアンテナ2が選択される。そして、時間t2 になる
と、再びマルチパスノイズが検出されたので、時間t2
から時間t3 の間は再度メインアンテナ1が選択される
というように、中間の電界強度領域(ダイバーシテイ動
作領域)においては、マルチパスノイズが検出される度
ごとに、メインアンテナ1とサブアンテナ2とが交互に
選択される。
【0039】次に、受信信号の電界強度が中間の電界強
度領域から弱電界強度領域に低下したとき、即ち、時間
5 から時間t6 までの期間には、メインアンテナ1だ
けが固定的に選択され、メインアンテナ1で高感度に受
信された受信信号が車載用受信機に供給される。
【0040】続いて、受信信号の電界強度が弱電界強度
領域から微弱電界強度領域にまで低下したとき、即ち、
時間t6 から時間t7 までの期間には、メインアンテナ
1及びサブアンテナ2の双方が選択され、これらアンテ
ナ1、2で選択された受信信号が電力合成され、車載用
受信機に供給される。
【0041】次いで、受信信号の電界強度が微弱電界強
度領域から弱電界強度領域に上昇したとき、即ち、時間
7 から時間t8 までの期間には、前述のように、メイ
ンアンテナ1だけが固定的に選択され、メインアンテナ
1で高感度に受信された受信信号が車載用受信機に供給
される。
【0042】さらに、受信信号の電界強度が弱電界強度
領域から中間の電界強度領域(ダイバーシテイ動作領
域)に上昇したとき、即ち、時間8 から時間t10までの
期間には、メインアンテナ1またはサブアンテナ2のい
ずれか一方が選択され、選択されたアンテナの受信信号
が車載用受信機に供給されるが、このとき、時間t9
マルチパスノイズが検出されたので、それまでのメイン
アンテナ1の選択からサブアンテナ2の選択に移行され
る点は、前述の場合と同じである。
【0043】続いて、受信信号の電界強度が中間の電界
強度領域(ダイバーシテイ動作領域)から強電界強度領
域まで上昇したとき、即ち、時間t10から時間t11まで
の期間には、サブアンテナ2だけが固定的に選択され、
サブアンテナ2で低感度に受信された受信信号が車載用
受信機に供給される。
【0044】次いで、受信信号の電界強度が強電界強度
領域から最強電界強度領域にまで上昇したとき、即ち、
時間t11以降の期間には、メインアンテナ1及びサブア
ンテナ2の双方の選択が中止され、最強電界強度の受信
信号が直接車載用受信機に供給され、FMフロントエン
ド4等が飽和するのを防いでいる。
【0045】このように、本実施例によれば、受信信号
の電界強度が弱電界強度より小さい微弱電界強度に低下
しても、メインアンテナ1及びサブアンテナ2の受信信
号を電力合成することによって比較的良好な受信状態の
受信信号を得ることができるとともに、受信信号の電界
強度が強電界強度より大きい最強電界強度に増大して
も、メインアンテナ1及びサブアンテナ2をフロントエ
ンド3から隔離し、受信信号がフロントエンド4に供給
されるのを停止させることにより、フロントエンド4等
の飽和に基づく受信状態の悪化を防ぎ、比較的良好な受
信状態を維持できるものである。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受信信号の電界強度が弱電界強度領域から強電界強度領
域までの範囲内のときは、既知の車載用受信機と同様
に、受信信号の電界強度の強さが変動しても、変動した
各時点において最適な受信状態の受信信号を選択するこ
とが可能であるとともに、受信信号の電界強度が弱電界
強度よりも小さい微弱電界強度領域まで低下し、メイン
アンテナから良好な受信状態の受信信号が得られなくな
ったときは、メインアンテナ及びサブアンテナの受信信
号を電力合成することによって比較的良好な受信状態の
受信信号を得ることができるという効果があり、その上
に、受信信号の電界強度が強電界強度よりも大きい最強
電界強度領域まで増大し、フロントエンド等が飽和する
ようになったときは、メインアンテナ及びサブアンテナ
をフロントエンドから隔離させ、受信信号がフロントエ
ンドに供給されるのを停止させることによって、フロン
トエンド等の飽和に基づく受信状態の悪化を防ぎ、比較
的良好な受信状態を維持させることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる車載用受信機の一実施例の構成
を示すブロック構成図である。
【図2】受信信号の電界強度の強さの変動に応じて、第
2の受信モード選択回路のトランジスタの動作状態及び
各点に生じる電圧の論理状態を示す説明図である。
【図3】図1に図示の車載用受信機における受信信号の
電界強度と、Sメーター出力電圧、AGC電圧、アンテ
ナの選択状態との関係の一例を示す動作特性図である。
【図4】図1に図示の車載用受信機に電界強度の変動す
る受信信号が入力された場合、メインアンテナとサブア
ンテナの選択状態を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 メインアンテナ 2 サブアンテナ 3 アンテナ切換回路 4 FMフロントエンド(FM F/E) 5 中間周波増幅及びFM復調回路(IF DET) 6 ノイズキャンセラー及びステレオ復調回路(NC
MPX) 7 音声信号増幅回路(AF AMP) 8L、8R 左及び右スピーカ 9 マルチパスノイズ検出回路 10 マルチパスノイズ増幅及び自動利得制御(AG
C)回路 11 波形整形及び計数回路 12 第1の受信モード選択回路 13 フリップフロップ(F/F) 14 第2の受信モード選択回路 15、16 ダイオード 17、18 結合コンデンサ 19、20 バイアス抵抗 21 高周波インダクタ 22、23、24、25 NANDゲート 26、27 トランジスタ 28、29 抵抗 30、31 比較器 32、33 電源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインアンテナ及びサブアンテナの受信
    信号の電界強度を求め、求めた電界強度が、弱電界強度
    であるときはメインアンテナの受信信号を選択し、中間
    の電界強度であるときはメインアンテナまたはサブアン
    テナの受信信号の中の妨害の少ない方の受信信号を選択
    し、強電界強度であるときはサブアンテナの受信信号を
    選択し、それぞれフロントエンドに供給する車載用受信
    機において、前記求めた電界強度が、弱電界強度よりも
    小さい微弱電界強度であるときはメインアンテナ及びサ
    ブアンテナの受信信号を同時選択してフロントエンドに
    供給し、強電界強度よりも大きい最強電界強度であると
    きはメインアンテナ及びサブアンテナの受信信号をフロ
    ントエンドに供給するのを停止させることを特徴とする
    車載用受信機。
  2. 【請求項2】 前記メインアンテナ及びサブアンテナの
    受信信号の選択は、メインアンテナ及びサブアンテナと
    フロントエンドとの間に接続されたPINダイオードを
    含むアンテナ切換回路と、シグナルメーター出力電圧及
    び自動利得制御電圧によって動作状態が制御され、前記
    PINダイオードを選択的に導通及び/または非導通に
    するアンテナ選択電圧を発生する受信モード選択回路と
    によって行われることを特徴とする請求項1に記載の車
    載用受信機。
  3. 【請求項3】 前記微弱電界強度は入力換算電界強度が
    約10μV以下のものであり、前記最強電界強度は入力
    換算電界強度が約100mV以上のものであることを特
    徴とする請求項1に記載の車載用受信機。
JP6089893A 1994-04-27 1994-04-27 車載用受信機 Withdrawn JPH07297771A (ja)

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