JPH07299619A - ボール盤の切削屑裁断機構 - Google Patents

ボール盤の切削屑裁断機構

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JPH07299619A
JPH07299619A JP11352194A JP11352194A JPH07299619A JP H07299619 A JPH07299619 A JP H07299619A JP 11352194 A JP11352194 A JP 11352194A JP 11352194 A JP11352194 A JP 11352194A JP H07299619 A JPH07299619 A JP H07299619A
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JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
steel ball
worm
quill
drilling machine
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Pending
Application number
JP11352194A
Other languages
English (en)
Inventor
Eisaku Oka
栄作 岡
Mitsumasa Yokoyama
光聖 横山
Tatsuo Innami
龍夫 印南
Shinji Takano
晋二 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Koki Haramachi Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Haramachi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動送りによる穴あけ作業時、スピンドルを
上昇させ、切削屑を適当な長さに裁断後、スピンドルの
再切込み時の回転負荷を小さくし、確実に送り動力を伝
達し、かつ、振動の発生を少なくする。 【構成】 回転側スリーブ24をウォーム軸22に摺動
自在に枢着させ、スチールボール26を有する固定側ス
リーブ25をウォーム軸受部4aに固着させ、回転側ス
リーブ24のスチールボール26当接面に凹部27を設
け、凹部27のスチールボール26が入る側の斜面角に
対し、出る側の斜面角を緩やかに形成させる。ウォーム
軸22が回転し、回転側スリーブ24の凹部27からス
チールボール26が出るとき、緩やかに形成された斜面
を案内に移動するため、ウォーム軸22の回転負荷を少
なくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被削材を穴あけ作業し
たときに生じる切削屑を裁断する機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、スピンドルの下降を自動で行う自
動送り装置付ボール盤で、スピンドルが周期的に上下動
し切削屑を裁断する機構として先に出願人が出願した特
願平5−344354号がある。図1を用いて説明する
と、スチールボール26を挾持する2つのスリーブ2
4,25間のいずれかに凹部を設け、自動送りの最中ス
チールボール26を凹部に入出させ、スリーブ24,2
5間の距離を周期的に増減することによりスピンドル7
を周期的に上昇させて切削屑を裁断している。スピンド
ル7はある程度のスピードで上昇させる必要があり、図
9に示すようにスチールボール26の入る側となる凹部
42の斜面42aは急な角度で、同じく出る側の斜面4
2bも同一角度であったため、図8に示すように凹部4
2は円形で形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、図9に示す
ようにスチールボール26が凹部42に入り、切削屑裁
断後凹部42から出るとき、スピンドル7を下降させる
動力伝達部の負荷が大きくなり、ベルト等の動力伝達部
がスリップを起こしていた。よって、スリップによるベ
ルトの摩耗で、動力伝達部の寿命を低下させていた。ま
た、負荷変動が大きくなると本体が振動するため、ドリ
ルの振れが大きくなり穴あけ精度を低下させていた。
【0004】本発明の目的は、上記した従来技術の欠点
を解消し、スピンドル送り動力の負荷変動を少なくし、
動力伝達部でのスリップをなくして確実な動力伝達を行
うとともに、本体の振動を小さくして穴あけ精度を向上
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、モートルに
より回転駆動するスピンドルをクウイル内に軸支し、該
クウイルのラック部と噛合うピニオン軸に嵌合するウォ
ームホイルと、該ウォームホイルと噛合うウォームを有
し、ウォーム及びウォームホイルの回転に連動してピニ
オン軸が回転し、前記モートルによりスピンドル及びク
ウイルを自動で下降させるボール盤において、前記ウォ
ームの反クウイル側に隣接する回転側スリーブをウォー
ム軸に摺動自在に枢着し、該回転側スリーブに対向する
ウォーム軸受部に固定側スリーブを固着し、該スチール
ボールは対向する回転側スリーブに当接し、該回転側ス
リーブのスチールボール当接面に前記スチールボールの
配設間隔と同間隔に複数の凹部を設けるとともに、前記
ウォーム軸の回転により、スチールボールが前記凹部に
入出する際、前記凹部のスチールボールが入る側の斜面
角に対し、出る側の斜面角を緩やかに形成したことによ
り達成される。
【0006】または、クウイル内に軸支されたスピンド
ルに回転側スリーブを設け、該回転側スリーブに対向し
クウイル内適所に固定側スリーブを固着し、前記回転側
スリーブ,固定側スリーブ間に複数個のスチールボール
を配置し、回転側スリーブ,固定側スリーブいずれか一
方のスチールボール当接面に複数の凹部を設け、スチー
ルボールが凹部に入出する際、前記凹部のスチールボー
ルが入る側の斜面角に対し、出る側の斜面角を緩やかに
形成したことにより達成される。
【0007】
【作用】上記したような構成により、ウォーム軸の回転
により、スチールボールが凹部に入出する際、前記凹部
のスチールボールが入る側の斜面角に対し、出る側の斜
面角を緩やかに形成したため、スチールボールが凹部か
ら出る際、大きな負荷にならず負荷の変動が少なく安定
した送り動力伝達ができる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図5により説明す
る。図1は本発明の一実施例を示すウォーム軸周辺の縦
断面図、図4はヘッド部を断面したボール盤の全体側面
図である。
【0009】図4において、ベース1上にコラム2を立
設し、コラム2の中央部には図示しない被削材を載せる
テーブル3を上下移動自在に嵌合させる。コラム2の上
端にはモートル5を備えたヘッド4を設け、ヘッド4内
部にドリル又はタップを装着するスピンドル7を内蔵し
たクウイル6が垂直方向へ摺動可能に嵌合され、スピン
ドル7はモートル5からベルト8、プーリ9、ファース
トギヤ10、移動ギヤ11、サードギヤ12、ファイナ
ルギヤ13を介して回転駆動する。
【0010】図1において、クウイル6の外周に形成し
たラック6aにはピニオン軸14が噛み合い、ピニオン
軸14はヘッド4に軸支され、かつウォームホイル15
を回転自在に嵌合させている。ウォームホイル15に噛
み合うウォーム16は、モートル5の回転駆動によりサ
ードギヤ12、プーリ17,ベルト18、プーリ19、
ウォーム20、ウォームホイル21を介し回転するウォ
ーム軸22にキー23で軸方向へ摺動自在に枢着させて
いる。
【0011】ウォーム16の反クウイル6側(図1にお
いてウォーム16に対し右側)には回転側スリーブ24
がウォーム16同様ウォーム軸22にキー23で軸方向
へ摺動自在に枢着されている。ウォーム軸22を支持す
るヘッド4内の適所に設けられた軸受部4aに回転側ス
リーブ24と対向するように固定側スリーブ25を固着
し、固定側スリーブ25には円周方向に対して定間隔に
穿設された複数個(本実施例は3個)のボール支持穴2
5aにそれぞれスチールボール26が収納され、それぞ
れのスチールボール26は固定側スリーブ25より所定
量回転側スリーブ24側に出張らせ、回転側スリーブ2
4の側面24aに当接している。側面24aにはスチー
ルボール26の配設間隔と同間隔に凹部27が形成され
ている。ウォーム16の反回転側スリーブ24側には回
転側スリーブ24をスチールボール26方向に付勢する
弾器となるスプリング28がウォーム軸22に装着され
ている。
【0012】図5はハンドル部周辺の正面断面図であ
る。図5において、ウォームホイル15の右側面にはツ
メクラッチ29が設けられ、ツメクラッチ29と噛み合
うツメクラッチ30がピニオン軸14にキー31により
摺動自在に枢着され、ハンドル32はナット33よりピ
ニオン軸14に固定されている。ハンドル32を2点鎖
線の位置に倒すと、スライドボス34が左方向に移動し
ツメクラッチ30がツメクラッチ29側に押圧され、ツ
メクラッチ29と噛み合うことで、ウォームホイル15
まで伝わってきた動力はツメクラッチ29、ツメクラッ
チ30、ピニオン軸14を介してクウイル6が自動送り
で下降される。ハンドル32を戻すと、スライドボス3
4が右方向に移動するとともにツメクラッチ30も連動
し、ツメクラッチ29,30の噛み合いが解除されるた
め、ウォームホイル15の動力がピニオン軸14へ伝わ
らなくなる。よって、ハンドル32で直接ピニオン軸1
4を回転させてクウイル6を下降させる手動送り状態と
なる。
【0013】図2は図1のA方向から見た回転側スリー
ブの矢視図、図3は図2のB−B線拡大断面図を示す。
図2,図3のように回転側スリーブ24の凹部27は、
ウォーム軸22の回転によってスチールボール26が入
る側の斜面27aに対し、出る側の斜面27bは緩やか
に形成されている。なお、本実施例においては斜面27
a側の角度は約15度、斜面27b側は約1.5度で形
成している。
【0014】上記構成において、図示しないスイッチを
ONして、モートル5でスピンドル7を回転駆動させた
あと、ハンドル32を倒しツメクラッチ29,30を噛
み合わせ自動送りでクウイル6とともにスピンドル7を
下降させ穴あけ作業を行なうと、被削材に与える推力が
発生すると同時に反力によりピニオン軸14、ウォーム
ホイル15、ウォーム16を介し、回転側スリーブ24
がスチールボール26を押圧し、ウォーム軸22が回転
するとスチールボール26は回転側スリーブ24の凹部
27を入出する。
【0015】ウォーム16の回転によりウォームホイル
15、ピニオン軸14を介しスピンドル7は自動的に一
定速度で下降するが、凹部27にスチールボール26が
入ると、凹量δだけ回転側スリーブ24とともにウォー
ム16が回転側スリーブ24側(図1において右方向)
へ移動するため、ウォームホイル15、ピニオン軸14
が一瞬逆回転され、スピンドル7の下降が一時的に後退
(上昇)し、このとき、穴あけ作業時に連なって生じる
切削屑が裁断される。ウォーム軸22に装着されたスプ
リング28はスピンドル7が上昇したときに回転側スリ
ーブ24の押圧力が減少するため、これを補う働きをし
ている。さらに、ウォーム軸22が回転し、回転側スリ
ーブ24の凹部27からスチールボール26が出ると
き、緩やかに形成された斜面27bを案内に移動するた
め、ウォーム軸22の回転負荷を少なくすることができ
る。よって、凹部27からスチールボール26が出ると
き、ベルト18がスリップすることはなく、確実に動力
が伝達されるとともに、本体の振動が少なくなるので、
ドリルの振れを減少させ精度の良い穴あけを行うことが
できる。
【0016】また、図6に示すようにスチールボール2
6を回転側スリーブ24に収納し、固定側スリーブ25
のスチールボール26が当接する側面25bに前記した
凹部27を設けても同様な効果を得ることができる。
【0017】本発明の他の実施例として、図7に示すク
ウイル6内に切削屑を裁断する機構を設けた例を説明す
る。スピンドル7はクウイル6にベアリング35,36
により上下方向へ摺動自在に軸支され、ベアリング35
上部にスリーブ38がキー37でスピンドル7に結合さ
れ、スリーブ38の上部にはスリーブ39がクウイル6
内に固着されている。スリーブ38には円周方向に対し
て定間隔に穿設された複数個のボール支持穴38aにそ
れぞれスチールボール40がスリーブ39側へ一定量出
張り、スリーブ39に当接するように支持されている。
スリーブ39のスチールボール40の当接面39aに
は、スチールボール40の配設間隔と同間隔に凹部41
が形成され、スピンドル7の回転により図3と同様、ス
チールボール39が入る側の斜面39aに対し、出る側
の斜面39bを緩やかに形成されている。
【0018】この状態でスピンドル7が回転すると、上
記実施例と同様スチールボール40が凹部に入ると、ス
ピンドル7は一瞬上昇し連なった切削屑が裁断され、ス
チールボール40が凹部から出るとき、緩やかに形成さ
れた斜面39bをスチールボール40が移動するため、
回転負荷を少なくすることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、自動送りによる穴あけ
作業の際、切削屑裁断機構により切削屑を適当な長さに
裁断する際、裁断後の再切込み時の負荷を小さくするこ
とができる。よって、動力伝達部のスリップをなくすこ
とで確実に動力を伝達し、また、本体の振動の発生を少
なくなるので、ドリルの振れが減少し精度の良い穴あけ
作業ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すウォーム軸周辺の縦断
面図である。
【図2】図1のA方向から見た回転側スリーブの矢視図
である。
【図3】図2のB−B線拡大断面図である。
【図4】ボール盤のヘッド部を断面した全体側面図であ
る。
【図5】ハンドル部周辺の正面断面図である。
【図6】本発明の他の実施例を示すウォーム軸周辺の縦
断面図である。
【図7】クウイル内に切削屑裁断機構を設けた他の実施
例を示すクウイル部の縦断面図である。
【図8】図1のA方向から見た従来の回転側スリーブの
正面図である。
【図9】図8のC−C線断面図である。
【符号の説明】
7…スピンドル、14…ピニオン軸、16…ウォーム、
22…ウォーム軸、24,38…回転側スリーブ、24
a…回転側スリーブの側面、25,39…固定側スリー
ブ、25a,38a…ボール支持穴、26,40…スチ
ールボール、27,41…凹部、27a,27b,41
a,41b…凹部の斜面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高野 晋二 福島県原町市北長野字南原田70番地 株式 会社日立工機原町内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モートルにより回転駆動するスピンドル
    をクウイル内に軸支し、該クウイルのラック部と噛合う
    ピニオン軸に嵌合するウォームホイルと、該ウォームホ
    イルと噛合うウォームを有し、ウォーム及びウォームホ
    イルの回転に連動してピニオン軸が回転し、前記モート
    ルによりスピンドル及びクウイルを自動で下降させるボ
    ール盤において、前記ウォームの反クウイル側に隣接す
    る回転側スリーブをウォーム軸に摺動自在に枢着し、該
    回転側スリーブに対向するウォーム軸受部に固定側スリ
    ーブを固着し、該スチールボールは対向する回転側スリ
    ーブに当接し、該回転側スリーブのスチールボール当接
    面に前記スチールボールの配設間隔と同間隔に複数の凹
    部を設けるとともに、前記ウォーム軸の回転により、ス
    チールボールが前記凹部に入出する際、前記凹部のス
    ねチールボールが入る側の斜面角に対し、スチールボー
    ルが出る側の斜面角を緩やかに形成したことを特徴とす
    るボール盤の切削屑裁断機構。
  2. 【請求項2】 前記スチールボールを前記固定側スリー
    ブに代えて回転側スリーブに形成した穴部に収納し、前
    記回転側スリーブに代え固定側スリーブのスチールボー
    ル当接面に前記凹部を設けたことを特徴とする請求項1
    記載のボール盤の切削屑裁断機構。
  3. 【請求項3】 前記ウォームの反回転側スリーブ側に回
    転側スリーブを介しスチールボールを押圧する弾器を設
    けたことを特徴とする請求項1又は2記載のボール盤の
    切削屑裁断機構。
  4. 【請求項4】 モートルにより回転駆動するスピンドル
    をクウイル内に軸支したボール盤において、前記クウイ
    ル内に軸支されたスピンドルに回転側スリーブを設け、
    該回転側スリーブに対向しクウイル内適所に固定側スリ
    ーブを固着し、前記回転側スリーブに複数個のスチール
    ボールを配置し、固定側スリーブのスチールボール当接
    面に前記スチールボールの配設間隔と同間隔に複数の凹
    部を設け、スチールボールが凹部に入出する際、前記凹
    部のスチールボールが入る側の斜面角に対し、出る側の
    斜面角を緩やかに形成したことを特徴とするボール盤の
    切削屑裁断機構。
  5. 【請求項5】 前記スチールボールを前記回転側スリー
    ブに代えて固定側スリーブに形成した穴部に収納し、前
    記固定側スリーブに代え回転側スリーブのスチールボー
    ル当接面に前記凹部を設けたことを特徴とする請求項4
    記載のボール盤の切削屑裁断機構。
JP11352194A 1994-04-28 1994-04-28 ボール盤の切削屑裁断機構 Pending JPH07299619A (ja)

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