JPH07299675A - 自動ねじ締め機 - Google Patents
自動ねじ締め機Info
- Publication number
- JPH07299675A JPH07299675A JP9161794A JP9161794A JPH07299675A JP H07299675 A JPH07299675 A JP H07299675A JP 9161794 A JP9161794 A JP 9161794A JP 9161794 A JP9161794 A JP 9161794A JP H07299675 A JPH07299675 A JP H07299675A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw tightening
- screw
- work
- tightening head
- carrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Manipulator (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 産業用ロボット等のキャリア部にねじ締めド
ライバを持たせた自動ねじ締め機に関し、キャリア部の
位置決め完了後、ねじ締めヘッド下降動作に要する時間
を抑え、ねじ締め作業時間を短くし、またキャリア部の
位置保持を解除させる機能を持たせ、ねじ締め作業能率
を向上させた自動ねじ締め機を提供することである。 【構成】 自動ねじ締め機30は、ねじ16をワーク1
7に締めるねじ締めヘッド20と、ねじ締めヘッド20
あるいはワーク17を移動するキャリア部15と、キャ
リア部15を所定の教示位置へ位置決めする以前にねじ
締めヘッド20を動作させ、また、位置決め完了後キャ
リア部15の位置保持を解除させることができる制御装
置14から構成される。
ライバを持たせた自動ねじ締め機に関し、キャリア部の
位置決め完了後、ねじ締めヘッド下降動作に要する時間
を抑え、ねじ締め作業時間を短くし、またキャリア部の
位置保持を解除させる機能を持たせ、ねじ締め作業能率
を向上させた自動ねじ締め機を提供することである。 【構成】 自動ねじ締め機30は、ねじ16をワーク1
7に締めるねじ締めヘッド20と、ねじ締めヘッド20
あるいはワーク17を移動するキャリア部15と、キャ
リア部15を所定の教示位置へ位置決めする以前にねじ
締めヘッド20を動作させ、また、位置決め完了後キャ
リア部15の位置保持を解除させることができる制御装
置14から構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は産業用ロボット等のキャ
リア部にねじ締めドライバを持たせた自動ねじ締め機に
関するもので、作業時間を短縮できるようにするもので
ある。
リア部にねじ締めドライバを持たせた自動ねじ締め機に
関するもので、作業時間を短縮できるようにするもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の自動ねじ締め機は、ねじをワーク
に締めるねじ締めヘッドと、ねじ締めヘッドへねじを供
給するフィーダと、ねじ締めヘッドあるいはワークを移
動するキャリア部と、キャリア部を所定の教示位置へ位
置決めしねじ締めヘッドを動作させる制御装置から構成
される。ねじ締めヘッドは、ねじをワークに締めるため
のねじ締めドライバとこのねじ締めドライバを昇降動さ
せるスライド部からなる。キャリア部は、ロータリエン
コーダ付きモータに直結されたボールネジを介してモー
タの回転角分だけ移動する。
に締めるねじ締めヘッドと、ねじ締めヘッドへねじを供
給するフィーダと、ねじ締めヘッドあるいはワークを移
動するキャリア部と、キャリア部を所定の教示位置へ位
置決めしねじ締めヘッドを動作させる制御装置から構成
される。ねじ締めヘッドは、ねじをワークに締めるため
のねじ締めドライバとこのねじ締めドライバを昇降動さ
せるスライド部からなる。キャリア部は、ロータリエン
コーダ付きモータに直結されたボールネジを介してモー
タの回転角分だけ移動する。
【0003】上記のように構成された従来の自動ねじ締
め機は、制御装置がモータを駆動しキャリア部を所定の
教示位置へ位置決めし、位置決め完了後、キャリア部の
位置をいわゆるサーボロック動作により位置決め点に保
持したままねじ締めドライバを回転させると共にスライ
ド部を駆動し、ねじをワークに押し付けながらねじ締め
作業を行い、ねじ締めが完了すると、フィーダからねじ
締めヘッドへねじが送られ、制御装置は次のねじ締め位
置へキャリア部を移動し、ねじをワークに締めるという
一連の動作を繰り返してねじ締め作業を行うものであっ
た。
め機は、制御装置がモータを駆動しキャリア部を所定の
教示位置へ位置決めし、位置決め完了後、キャリア部の
位置をいわゆるサーボロック動作により位置決め点に保
持したままねじ締めドライバを回転させると共にスライ
ド部を駆動し、ねじをワークに押し付けながらねじ締め
作業を行い、ねじ締めが完了すると、フィーダからねじ
締めヘッドへねじが送られ、制御装置は次のねじ締め位
置へキャリア部を移動し、ねじをワークに締めるという
一連の動作を繰り返してねじ締め作業を行うものであっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動ねじ締め機
は、上記のようにねじ締めヘッドあるいはワークを移動
するキャリア部を一旦位置決めした後、ねじ締めヘッド
を動作させる制御方法であったため、ねじ締めヘッドの
下降時間が全てねじ締め作業時間に加わり、ねじ締め作
業に時間がかかるという欠点があった。
は、上記のようにねじ締めヘッドあるいはワークを移動
するキャリア部を一旦位置決めした後、ねじ締めヘッド
を動作させる制御方法であったため、ねじ締めヘッドの
下降時間が全てねじ締め作業時間に加わり、ねじ締め作
業に時間がかかるという欠点があった。
【0005】また従来の自動ねじ締め機は、ワークのね
じ下穴精度が悪い場合、位置決め完了後ねじ締めドライ
バのビットの中心とワークのねじ下穴の中心が多少ずれ
ていても、キャリア部の位置が保持されたままでねじ締
め作業を行う。このようなねじ締め作業の場合、制御装
置はねじ締めドライバ及びワークを固定したキャリア部
の各々の位置を保持するように動作し、ねじ締めドライ
バ用モータへ流れる電流が増大し過電流遮断用に設けた
ヒューズが切れるという問題があった。更に、キャリア
部の位置を保持したままで強引にねじ締め作業を行うの
でねじ浮き等のねじ締め不良が起き易く、信頼性が高く
安定した自動ねじ締め動作が得られず、作業能率が悪か
った。
じ下穴精度が悪い場合、位置決め完了後ねじ締めドライ
バのビットの中心とワークのねじ下穴の中心が多少ずれ
ていても、キャリア部の位置が保持されたままでねじ締
め作業を行う。このようなねじ締め作業の場合、制御装
置はねじ締めドライバ及びワークを固定したキャリア部
の各々の位置を保持するように動作し、ねじ締めドライ
バ用モータへ流れる電流が増大し過電流遮断用に設けた
ヒューズが切れるという問題があった。更に、キャリア
部の位置を保持したままで強引にねじ締め作業を行うの
でねじ浮き等のねじ締め不良が起き易く、信頼性が高く
安定した自動ねじ締め動作が得られず、作業能率が悪か
った。
【0006】本発明の一つの目的は、上記した従来技術
の欠点に鑑み、位置決め完了後にねじ締めヘッドが下降
動作を開始する無駄を排除し、ねじ締め作業時間を短縮
した自動ねじ締め機を提供することにある。本発明の他
の目的は、キャリア部の位置の保持を解除させる機能を
持たせ、ねじ下穴の位置精度が悪いワークに対してもね
じ締め不良をなくし、ねじ締めの信頼性を向上させた自
動ねじ締め機を提供することである。
の欠点に鑑み、位置決め完了後にねじ締めヘッドが下降
動作を開始する無駄を排除し、ねじ締め作業時間を短縮
した自動ねじ締め機を提供することにある。本発明の他
の目的は、キャリア部の位置の保持を解除させる機能を
持たせ、ねじ下穴の位置精度が悪いワークに対してもね
じ締め不良をなくし、ねじ締めの信頼性を向上させた自
動ねじ締め機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、キャリア部
を所定の教示位置へ位置決めする以前にねじ締めヘッド
を動作させ、ねじ締めヘッド動作条件を設定変更できる
操作部を備えた制御装置を設けることにより達成され
る。また上記の他の目的は、キャリア部の位置の保持と
位置保持の解除を作業プログラムで選択設定できる制御
装置を設けることにより達成される。
を所定の教示位置へ位置決めする以前にねじ締めヘッド
を動作させ、ねじ締めヘッド動作条件を設定変更できる
操作部を備えた制御装置を設けることにより達成され
る。また上記の他の目的は、キャリア部の位置の保持と
位置保持の解除を作業プログラムで選択設定できる制御
装置を設けることにより達成される。
【0008】
【作用】上記のように構成された制御装置は、ねじ締め
ヘッドを移動するキャリア部の位置と所定の教示位置と
の差がねじ締めヘッド動作許可範囲以内になった時、ね
じ締めヘッドを動作開始させる。また上記のように構成
された制御装置はキャリア部が所定の教示位置に停止す
るまでの時間を所定の速度パターンからサンプリング周
期毎に計算し、この時間がねじ締めヘッド動作許可時間
以内になった時ねじ締めヘッドを動作させる。また上記
の制御装置は、作業プログラムにより教示したステップ
内容に対応して動作し、ステップの教示内容が位置保持
有の場合は位置決め完了後位置決め点でキャリア部の位
置保持動作を行い、ステップの教示内容が保持解除の場
合はキャリア部の位置保持を解除させる。
ヘッドを移動するキャリア部の位置と所定の教示位置と
の差がねじ締めヘッド動作許可範囲以内になった時、ね
じ締めヘッドを動作開始させる。また上記のように構成
された制御装置はキャリア部が所定の教示位置に停止す
るまでの時間を所定の速度パターンからサンプリング周
期毎に計算し、この時間がねじ締めヘッド動作許可時間
以内になった時ねじ締めヘッドを動作させる。また上記
の制御装置は、作業プログラムにより教示したステップ
内容に対応して動作し、ステップの教示内容が位置保持
有の場合は位置決め完了後位置決め点でキャリア部の位
置保持動作を行い、ステップの教示内容が保持解除の場
合はキャリア部の位置保持を解除させる。
【0009】
【実施例】本発明の具体的な実施例を以下図面に基づい
て詳細に説明する。図1は本発明の実施例に好適な自動
ねじ締め機30の斜視図を示したものである。自動ねじ
締め機30は、ねじ16をワーク17に締めるねじ締め
ヘッド20と、ねじ圧送ホ−ス19を介してねじ16を
ねじ締めヘッド20へ供給するフィーダ12と、ねじ締
めヘッド20を図示のX軸方向に移動するキャリア部1
5Xと、ワーク17を図示のY軸方向に移動するキャリ
ア部15Yと、キャリア部15X、15Y(以下キャリ
ア部15Xと15Yをキャリア部15と総称する)を所
定の教示位置へ位置決めしねじ締めヘッド20を動作さ
せる制御装置14から構成される。ねじ締めヘッド20
は、ねじ16をワーク17に締めるためのねじ締めドラ
イバ10とこのねじ締めドライバ10を図示のZ軸方向
に内蔵のエアシリンダまたはモータ等により昇降させる
スライド部9からなる。キャリア部15は、夫々キャリ
ア部15X用及びキャリア部15Y用のDCモータ3、
6(以下モータという)に直結されたボールネジを介し
てモータ3、6の回転角分だけ移動する。13は自動ね
じ締め機30にねじ締め作業の教示や制御動作の設定を
行うためのキーボード、表示部等から成る操作部であ
る。自動ねじ締め機30の制御装置14のブロック図を
示す図2において、図1と同一の機能の部分には同一の
番号が付してあり、制御装置14は、モータ3、6を夫
々駆動するモータドライブ回路2、5と、モータドライ
ブ回路2、5によるモータ3、6の駆動、非駆動を制御
する制御線(以下SD信号という)31と、モータ3、
6に夫々直結されたエンコーダ50、51から出力され
るパルスをカウントするカウンタ4、7と、ねじ締めド
ライバ10を駆動するドライバ駆動部11と、作業プロ
グラム等を入力する操作部13と、ROM29、RAM
28、I/OポートP1、P2、P3、P4、P5及び
P10とパラレルI/OポートPD1、PD2及びPD
3をワンチップ化し前記モータ3、6とねじ締めヘッド
20等の制御処理を時分割によるマルチ処理を実行する
CPU1から構成される。CPU1のポートP5はフィ
ーダ12に圧送指令を出力する出力端子であり、ポート
P3は、スライド部9がエアシリンダにより動作する場
合はエアシリンダに圧縮空気の供給・排気を制御するエ
アバルブの制御線となり、スライド部9が電気モータに
より動作する場合は電気モータ駆動用サーボドライバの
制御線となる。また、スライド部9がエアシリンダによ
り上昇端の位置から下降動作を行う場合、CPU1はポ
ートP3よりエアバルブへ下降指令を出力し、エアバル
ブはバルブを切り換えてエアシリンダ内の圧縮空気を排
気させ、エアシリンダに圧縮空気を供給しエアシリンダ
の下降動作を開始するが、エアシリンダ内の圧縮空気を
排気させるには時間がかかるため、ポートP3から下降
指令を出力した時点から実際にエアシリンダが下方へ動
き始めるまでには遅れ時間が有り、またスライド部9が
電気モータにより動作する場合についてもエアシリンダ
の場合と同様、ポートP3から下降指令を出力した時点
から実際にスライド部9が下方へ動き始めるまでには遅
れ時間が有る。
て詳細に説明する。図1は本発明の実施例に好適な自動
ねじ締め機30の斜視図を示したものである。自動ねじ
締め機30は、ねじ16をワーク17に締めるねじ締め
ヘッド20と、ねじ圧送ホ−ス19を介してねじ16を
ねじ締めヘッド20へ供給するフィーダ12と、ねじ締
めヘッド20を図示のX軸方向に移動するキャリア部1
5Xと、ワーク17を図示のY軸方向に移動するキャリ
ア部15Yと、キャリア部15X、15Y(以下キャリ
ア部15Xと15Yをキャリア部15と総称する)を所
定の教示位置へ位置決めしねじ締めヘッド20を動作さ
せる制御装置14から構成される。ねじ締めヘッド20
は、ねじ16をワーク17に締めるためのねじ締めドラ
イバ10とこのねじ締めドライバ10を図示のZ軸方向
に内蔵のエアシリンダまたはモータ等により昇降させる
スライド部9からなる。キャリア部15は、夫々キャリ
ア部15X用及びキャリア部15Y用のDCモータ3、
6(以下モータという)に直結されたボールネジを介し
てモータ3、6の回転角分だけ移動する。13は自動ね
じ締め機30にねじ締め作業の教示や制御動作の設定を
行うためのキーボード、表示部等から成る操作部であ
る。自動ねじ締め機30の制御装置14のブロック図を
示す図2において、図1と同一の機能の部分には同一の
番号が付してあり、制御装置14は、モータ3、6を夫
々駆動するモータドライブ回路2、5と、モータドライ
ブ回路2、5によるモータ3、6の駆動、非駆動を制御
する制御線(以下SD信号という)31と、モータ3、
6に夫々直結されたエンコーダ50、51から出力され
るパルスをカウントするカウンタ4、7と、ねじ締めド
ライバ10を駆動するドライバ駆動部11と、作業プロ
グラム等を入力する操作部13と、ROM29、RAM
28、I/OポートP1、P2、P3、P4、P5及び
P10とパラレルI/OポートPD1、PD2及びPD
3をワンチップ化し前記モータ3、6とねじ締めヘッド
20等の制御処理を時分割によるマルチ処理を実行する
CPU1から構成される。CPU1のポートP5はフィ
ーダ12に圧送指令を出力する出力端子であり、ポート
P3は、スライド部9がエアシリンダにより動作する場
合はエアシリンダに圧縮空気の供給・排気を制御するエ
アバルブの制御線となり、スライド部9が電気モータに
より動作する場合は電気モータ駆動用サーボドライバの
制御線となる。また、スライド部9がエアシリンダによ
り上昇端の位置から下降動作を行う場合、CPU1はポ
ートP3よりエアバルブへ下降指令を出力し、エアバル
ブはバルブを切り換えてエアシリンダ内の圧縮空気を排
気させ、エアシリンダに圧縮空気を供給しエアシリンダ
の下降動作を開始するが、エアシリンダ内の圧縮空気を
排気させるには時間がかかるため、ポートP3から下降
指令を出力した時点から実際にエアシリンダが下方へ動
き始めるまでには遅れ時間が有り、またスライド部9が
電気モータにより動作する場合についてもエアシリンダ
の場合と同様、ポートP3から下降指令を出力した時点
から実際にスライド部9が下方へ動き始めるまでには遅
れ時間が有る。
【0010】上記のように構成された自動ねじ締め機3
0の動作について更に図3〜図7を参照しながら説明す
る。まず自動ねじ締め機30を教示データに基づく自動
ねじ締め動作をさせる前に、キャリア部15の加速度、
最高速度、減速度等の速度パターンと、ねじ締めヘッド
動作許可範囲となる第一のねじ締めヘッド動作許可範囲
Dと、図8に示すような例えば2個所のねじ締め作業を
行う場合の作業プログラム等を操作部13より入力教示
する。ここでねじ締めヘッド動作許可範囲とは、キャリ
ア部15が位置決め途上の状態においてねじ締めヘッド
20を動作開始させても、位置決め完了時には正常なね
じ締め作業が可能なキャリア部15の位置とねじ締め教
示位置との差の範囲であり、また第一のねじ締めヘッド
動作許可範囲Dとは、図4のDに示すようにキャリア部
15が位置決め完了前の位置決め途上の状態において、
キャリア部15が所定のねじ締め教示位置に位置決め完
了した時にスライド部9が下方へ動き始めるような、前
述の遅れ時間を無くしたキャリア部15の位置とねじ締
め教示位置との差の範囲である。なお、キャリア部15
X、15Yで位置決め時間が異なる場合は、夫々のキャ
リア部15X、15Yにねじ締めヘッド動作許可範囲を
設け、夫々が上記の動作許可範囲に入った状態に於てね
じ締めヘッド20の動作を開始する。CPU1はこれら
の教示データをポートPD3より読み込みRAM28に
記憶する。ここで2番目のねじ締め位置は、ワーク17
のねじ下穴精度が悪い場合に対応させるもので、位置決
め点で位置の保持を解除しねじ締め作業を実行する。こ
の作業プログラムを実行するCPU1の処理の流れをフ
ローチャート図3に示す。以下図3を参照しながら説明
する。
0の動作について更に図3〜図7を参照しながら説明す
る。まず自動ねじ締め機30を教示データに基づく自動
ねじ締め動作をさせる前に、キャリア部15の加速度、
最高速度、減速度等の速度パターンと、ねじ締めヘッド
動作許可範囲となる第一のねじ締めヘッド動作許可範囲
Dと、図8に示すような例えば2個所のねじ締め作業を
行う場合の作業プログラム等を操作部13より入力教示
する。ここでねじ締めヘッド動作許可範囲とは、キャリ
ア部15が位置決め途上の状態においてねじ締めヘッド
20を動作開始させても、位置決め完了時には正常なね
じ締め作業が可能なキャリア部15の位置とねじ締め教
示位置との差の範囲であり、また第一のねじ締めヘッド
動作許可範囲Dとは、図4のDに示すようにキャリア部
15が位置決め完了前の位置決め途上の状態において、
キャリア部15が所定のねじ締め教示位置に位置決め完
了した時にスライド部9が下方へ動き始めるような、前
述の遅れ時間を無くしたキャリア部15の位置とねじ締
め教示位置との差の範囲である。なお、キャリア部15
X、15Yで位置決め時間が異なる場合は、夫々のキャ
リア部15X、15Yにねじ締めヘッド動作許可範囲を
設け、夫々が上記の動作許可範囲に入った状態に於てね
じ締めヘッド20の動作を開始する。CPU1はこれら
の教示データをポートPD3より読み込みRAM28に
記憶する。ここで2番目のねじ締め位置は、ワーク17
のねじ下穴精度が悪い場合に対応させるもので、位置決
め点で位置の保持を解除しねじ締め作業を実行する。こ
の作業プログラムを実行するCPU1の処理の流れをフ
ローチャート図3に示す。以下図3を参照しながら説明
する。
【0011】CPU1はまず作業プログラムのステップ
0を読み出し(112)、その作業内容を解読する(1
00)。いまステップ0の作業プログラムは移動ねじ締
めなので次の位置決め開始処理(101)へ移行し、絶
対座標で与えられた第1の教示位置へ向けてキャリア部
15の移動を開始する。制御装置14の位置決め処理
は、マルチ処理によりねじ締めヘッド20とワーク17
を移動する2つのキャリア部15Xと15Yを同時に制
御する。
0を読み出し(112)、その作業内容を解読する(1
00)。いまステップ0の作業プログラムは移動ねじ締
めなので次の位置決め開始処理(101)へ移行し、絶
対座標で与えられた第1の教示位置へ向けてキャリア部
15の移動を開始する。制御装置14の位置決め処理
は、マルチ処理によりねじ締めヘッド20とワーク17
を移動する2つのキャリア部15Xと15Yを同時に制
御する。
【0012】ここで一つの軸の位置決め制御方法につい
て図2を用いて説明すると、CPU1には、所定の速度
パターンに従いかつキャリア部15Xの位置と教示位置
との差つまり位置偏差が0になるように速度指令を出力
する位置制御系と位置制御系から出力された速度指令に
キャリア部15Xの速度が合うように制御する速度制御
系のプログラムが組まれている。速度制御系では、速度
指令とキャリア部15Xの速度の差から比例、積分、微
分の3要素からなるPID演算を行って、パルス幅変調
方式によるPWMパルスをP1より出力し、モータドラ
イブ回路2を介してモータ3を駆動し、カウンタ4がモ
ータ3に直結されたエンコーダ50から出力されるエン
コーダパルスをカウントし、モータ3の回転角すなわち
キャリア部15Xの位置を一定時間毎にPD1より読み
取り、キャリア部15Xの速度を算出し、キャリア部1
5Xの速度が速度指令に合うように制御する。また位置
制御系では、上記したように位置偏差が0になるように
速度指令を出力しキャリア部15Xの位置制御を実行す
る。キャリア部15Yの位置制御も上記と同様に同時に
時分割制御により実行され、キャリア部15の位置決め
制御が行われる。
て図2を用いて説明すると、CPU1には、所定の速度
パターンに従いかつキャリア部15Xの位置と教示位置
との差つまり位置偏差が0になるように速度指令を出力
する位置制御系と位置制御系から出力された速度指令に
キャリア部15Xの速度が合うように制御する速度制御
系のプログラムが組まれている。速度制御系では、速度
指令とキャリア部15Xの速度の差から比例、積分、微
分の3要素からなるPID演算を行って、パルス幅変調
方式によるPWMパルスをP1より出力し、モータドラ
イブ回路2を介してモータ3を駆動し、カウンタ4がモ
ータ3に直結されたエンコーダ50から出力されるエン
コーダパルスをカウントし、モータ3の回転角すなわち
キャリア部15Xの位置を一定時間毎にPD1より読み
取り、キャリア部15Xの速度を算出し、キャリア部1
5Xの速度が速度指令に合うように制御する。また位置
制御系では、上記したように位置偏差が0になるように
速度指令を出力しキャリア部15Xの位置制御を実行す
る。キャリア部15Yの位置制御も上記と同様に同時に
時分割制御により実行され、キャリア部15の位置決め
制御が行われる。
【0013】位置決め処理を開始したCPU1はキャリ
ア部15の位置と教示位置との差が第一のねじ締めヘッ
ド動作許可範囲D内に入るまで待つ(102)。その位
置偏差が第一のねじ締めヘッド動作許可範囲D内に入る
と、CPU1はポートP3、P4よりスライド部9を動
作させると共にねじ締めドライバ10の回転及び下降を
開始し(103)、一方この状態に於てキャリア部15
はまだ位置決め途上にある。次にCPU1は位置決め完
了後の位置の保持が必要であるか否かの判断を保持解除
フラグによって判断する(104)。いま保持解除フラ
グは設定されていないので次のねじ締め完了判断処理
(105)へ移行する。この時キャリア部15の位置は
外力が加わっても教示位置に戻るような、いわゆるサー
ボロック動作により保持されたままの状態でねじ締め作
業が実行される。ねじ締め完了判断処理(105)では
ねじ締めドライバ10が所定のトルクでワーク17にね
じ16を締め付けたか否か、ねじ浮きの有無等の判断処
理を実行する。またねじ締めドライバ10が所定のトル
クでワーク17にねじ16を締め付けると、ドライバ駆
動部11はねじ締めドライバ10の回転を停止する。ね
じ締め作業が完了すると、CPU1はポートP3よりス
ライド部9を動作させねじ締めドライバ10の上昇を開
始する(106)。またポートP5よりフィーダ12に
圧送指令を出力し、次のねじ締め作業に備えて、ねじ1
6は空気圧によりフィーダ12からねじ圧送ホ−ス19
を通してねじ締めヘッド20へ供給される。
ア部15の位置と教示位置との差が第一のねじ締めヘッ
ド動作許可範囲D内に入るまで待つ(102)。その位
置偏差が第一のねじ締めヘッド動作許可範囲D内に入る
と、CPU1はポートP3、P4よりスライド部9を動
作させると共にねじ締めドライバ10の回転及び下降を
開始し(103)、一方この状態に於てキャリア部15
はまだ位置決め途上にある。次にCPU1は位置決め完
了後の位置の保持が必要であるか否かの判断を保持解除
フラグによって判断する(104)。いま保持解除フラ
グは設定されていないので次のねじ締め完了判断処理
(105)へ移行する。この時キャリア部15の位置は
外力が加わっても教示位置に戻るような、いわゆるサー
ボロック動作により保持されたままの状態でねじ締め作
業が実行される。ねじ締め完了判断処理(105)では
ねじ締めドライバ10が所定のトルクでワーク17にね
じ16を締め付けたか否か、ねじ浮きの有無等の判断処
理を実行する。またねじ締めドライバ10が所定のトル
クでワーク17にねじ16を締め付けると、ドライバ駆
動部11はねじ締めドライバ10の回転を停止する。ね
じ締め作業が完了すると、CPU1はポートP3よりス
ライド部9を動作させねじ締めドライバ10の上昇を開
始する(106)。またポートP5よりフィーダ12に
圧送指令を出力し、次のねじ締め作業に備えて、ねじ1
6は空気圧によりフィーダ12からねじ圧送ホ−ス19
を通してねじ締めヘッド20へ供給される。
【0014】上記した制御方法によると、キャリア部1
5の位置偏差と各処理のタイミングチャートを示す図4
に於て、縦軸は位置偏差、横軸は時間を表示したもので
あり、従来の自動ねじ締め機のねじ締めタイミングチャ
ートAに比べ、第一のねじ締めヘッド動作許可範囲Dに
よるねじ締めタイミングチャートBに示すようにT1時
間分、ねじ締め作業時間を短縮でき、n本締めのワーク
の場合1ワーク当たりn×T1時間のねじ締め作業時間
が短縮できる。
5の位置偏差と各処理のタイミングチャートを示す図4
に於て、縦軸は位置偏差、横軸は時間を表示したもので
あり、従来の自動ねじ締め機のねじ締めタイミングチャ
ートAに比べ、第一のねじ締めヘッド動作許可範囲Dに
よるねじ締めタイミングチャートBに示すようにT1時
間分、ねじ締め作業時間を短縮でき、n本締めのワーク
の場合1ワーク当たりn×T1時間のねじ締め作業時間
が短縮できる。
【0015】上記のようにステップ0の第1のねじ締め
作業が終了するとCPU1はステップを更新し(10
7)、次ステップであるステップ1の保持解除を読み出
し(112)、処理(100)の判定で処理(108)
へ移行し、ステップの内容は保持解除なので保持解除フ
ラグを設定する(109)。CPU1は再びステップ更
新処理を実行し(107)、次ステップであるステップ
2の移動ねじ締めを読み出し(112)、ステップ内容
を解読して(100)位置決め開始へ移行し(10
1)、第2のねじ締め位置へ向けてキャリア部15の移
動を開始する。キャリア部15の位置と教示位置との差
が第一のねじ締めヘッド動作許可範囲D内に入ると(1
02)、ねじ締めドライバ10の回転及び下降を開始す
る(103)。ステップ1の処理で保持解除フラグは設
定されているため処理(110)へ移行し、キャリア部
15の位置が所定の許容停止精度F内に入ると位置決め
処理を終了し、CPU1はSD信号31を論理”Lo”
状態から論理”Hi”状態に反転し、キャリア部15の
位置の保持を解除する処理を行う(111)。キャリア
部15の位置の保持を解除するその他の方法としては、
リレ−等を用いてモータ3、6へ流す電流を遮断する処
理等があるが、本実施例に於ては、モータドライブ回路
2、5において、図7に示すように電界効果トランジス
タ(以下FETという)Q1からQ4の4つのFETを
用いてモータの正転及び逆転を行うコンデンサ回生方式
によるモータ3、6のドライブ回路において、SD信号
31を論理”Hi”状態にすることにより、前段のCM
OSロジック素子IC1、IC2、IC3、IC4の出
力をハイインピ−ダンス状態にして、FETQ1、Q
2、Q3、Q4の4素子とも全てオフさせモータ3、6
へ流す電流を遮断する例を示す。
作業が終了するとCPU1はステップを更新し(10
7)、次ステップであるステップ1の保持解除を読み出
し(112)、処理(100)の判定で処理(108)
へ移行し、ステップの内容は保持解除なので保持解除フ
ラグを設定する(109)。CPU1は再びステップ更
新処理を実行し(107)、次ステップであるステップ
2の移動ねじ締めを読み出し(112)、ステップ内容
を解読して(100)位置決め開始へ移行し(10
1)、第2のねじ締め位置へ向けてキャリア部15の移
動を開始する。キャリア部15の位置と教示位置との差
が第一のねじ締めヘッド動作許可範囲D内に入ると(1
02)、ねじ締めドライバ10の回転及び下降を開始す
る(103)。ステップ1の処理で保持解除フラグは設
定されているため処理(110)へ移行し、キャリア部
15の位置が所定の許容停止精度F内に入ると位置決め
処理を終了し、CPU1はSD信号31を論理”Lo”
状態から論理”Hi”状態に反転し、キャリア部15の
位置の保持を解除する処理を行う(111)。キャリア
部15の位置の保持を解除するその他の方法としては、
リレ−等を用いてモータ3、6へ流す電流を遮断する処
理等があるが、本実施例に於ては、モータドライブ回路
2、5において、図7に示すように電界効果トランジス
タ(以下FETという)Q1からQ4の4つのFETを
用いてモータの正転及び逆転を行うコンデンサ回生方式
によるモータ3、6のドライブ回路において、SD信号
31を論理”Hi”状態にすることにより、前段のCM
OSロジック素子IC1、IC2、IC3、IC4の出
力をハイインピ−ダンス状態にして、FETQ1、Q
2、Q3、Q4の4素子とも全てオフさせモータ3、6
へ流す電流を遮断する例を示す。
【0016】ここでモータドライブ回路2について図7
を用いて説明すると、モータドライブ回路2は、FET
Q1、FETQ2、FETQ3およびFETQ4と、こ
れらFETQ1〜Q4をH状に回路を組み、FETQ1
とFETQ2の接続点とFETQ3とFETQ4の接続
点にモータ3を接続してある。FETQ1〜Q4のゲ−
ト部には、FETQ1をオンさせるための電荷を供給す
るコンデンサC1と、FETQ3をオンさせるための電
荷を供給するコンデンサC2と、コンデンサC1に蓄え
られた電荷が電源+7V側へ逆流するのを防止するダイ
オ−ドD1と、コンデンサC2に蓄えられた電荷が電源
+7V側へ逆流するのを防止するダイオ−ドD2と、F
ETQ1をオン・オフさせFETQ1のソ−ス端子と同
電位のグランドレベルを持つホトカプラPH1と、FE
TQ3をオン・オフさせFETQ3のソ−ス端子と同電
位のグランドレベルを持つホトカプラPH2と、ホトカ
プラPH1をオン・オフするIC1と、ホトカプラPH
2をオン・オフするIC3が設けられている。更にFE
TQ2をオン・オフするIC2と、FETQ4をオン・
オフするIC4と、デッドタイム回路27が設けられ、
デッドタイム回路27からは、IC1、IC4にはパル
ス幅制御信号PWM1と、IC2、IC3にはパルス幅
制御信号PWM2が出力される。デッドタイム回路27
はCPU1のP1出力端子より出力されたPWMパルス
からパルス幅制御信号PWM1、PWM2に変換し、F
ETQ1とFETQ2あるいはFETQ3とFETQ4
が同時にオンするのを防止する。CPU1のP10出力
端子からは、IC1、IC2、IC3およびIC4の出
力端子を、論理レベルを出力するイネーブル状態あるい
はハイインピーダンス状態に制御するSD信号31が出
力されている。SD信号31が論理”Hi”状態になる
と、FETQ1〜Q4は全てオフし、モータ3による位
置の保持は解除される。更にFETQ1、Q2、Q3、
Q4のゲートには夫々ゲート電流制限用の抵抗器54、
55、56、57が接続され、下アームのFETQ2、
Q4のゲート・ソース間にはゲート電荷放電用の抵抗器
58、59が並列に接続されている。52、53は夫々
ホトカプラPH1、PH2の発光素子に電源+5Vから
流れる電流を制限する抵抗器であり、60は電源+38
VとGNDの間に設けられたモータ3の電流帰還用コン
デンサであり、61はHブリッジ回路に流れる電流の立
上りを抑制するチョークコイル、62はチョークコイル
61のフライバック用ダイオードである。なお、FET
Q1、Q2、Q3、Q4には図示のように逆並列に電流
還流用のダイオードが設けられている。また、電源+5
V、+7Vは共にGNDで示す点を基準電位としてい
る。なお、モータドライブ回路5はモータドライブ回路
2と同一の構成になる。
を用いて説明すると、モータドライブ回路2は、FET
Q1、FETQ2、FETQ3およびFETQ4と、こ
れらFETQ1〜Q4をH状に回路を組み、FETQ1
とFETQ2の接続点とFETQ3とFETQ4の接続
点にモータ3を接続してある。FETQ1〜Q4のゲ−
ト部には、FETQ1をオンさせるための電荷を供給す
るコンデンサC1と、FETQ3をオンさせるための電
荷を供給するコンデンサC2と、コンデンサC1に蓄え
られた電荷が電源+7V側へ逆流するのを防止するダイ
オ−ドD1と、コンデンサC2に蓄えられた電荷が電源
+7V側へ逆流するのを防止するダイオ−ドD2と、F
ETQ1をオン・オフさせFETQ1のソ−ス端子と同
電位のグランドレベルを持つホトカプラPH1と、FE
TQ3をオン・オフさせFETQ3のソ−ス端子と同電
位のグランドレベルを持つホトカプラPH2と、ホトカ
プラPH1をオン・オフするIC1と、ホトカプラPH
2をオン・オフするIC3が設けられている。更にFE
TQ2をオン・オフするIC2と、FETQ4をオン・
オフするIC4と、デッドタイム回路27が設けられ、
デッドタイム回路27からは、IC1、IC4にはパル
ス幅制御信号PWM1と、IC2、IC3にはパルス幅
制御信号PWM2が出力される。デッドタイム回路27
はCPU1のP1出力端子より出力されたPWMパルス
からパルス幅制御信号PWM1、PWM2に変換し、F
ETQ1とFETQ2あるいはFETQ3とFETQ4
が同時にオンするのを防止する。CPU1のP10出力
端子からは、IC1、IC2、IC3およびIC4の出
力端子を、論理レベルを出力するイネーブル状態あるい
はハイインピーダンス状態に制御するSD信号31が出
力されている。SD信号31が論理”Hi”状態になる
と、FETQ1〜Q4は全てオフし、モータ3による位
置の保持は解除される。更にFETQ1、Q2、Q3、
Q4のゲートには夫々ゲート電流制限用の抵抗器54、
55、56、57が接続され、下アームのFETQ2、
Q4のゲート・ソース間にはゲート電荷放電用の抵抗器
58、59が並列に接続されている。52、53は夫々
ホトカプラPH1、PH2の発光素子に電源+5Vから
流れる電流を制限する抵抗器であり、60は電源+38
VとGNDの間に設けられたモータ3の電流帰還用コン
デンサであり、61はHブリッジ回路に流れる電流の立
上りを抑制するチョークコイル、62はチョークコイル
61のフライバック用ダイオードである。なお、FET
Q1、Q2、Q3、Q4には図示のように逆並列に電流
還流用のダイオードが設けられている。また、電源+5
V、+7Vは共にGNDで示す点を基準電位としてい
る。なお、モータドライブ回路5はモータドライブ回路
2と同一の構成になる。
【0017】上記のように構成されたモータドライブ回
路2における上アームのFETQ1、Q3を駆動させモ
ータ3に電流を流す方法について説明する。CPU1の
P1出力端子から出力されたPWMパルスは同一アーム
のFETQ1とQ2或いはFETQ3とQ4が同時にオ
ンするのを防止するデッドタイム回路27を通って2本
のパルス幅制御信号PWM1、PWM2を作る。パルス
幅制御信号PWM1とPWM2は一周期のうち、デッド
タイム期間は論理”Lo”状態であり、その他の期間は
互いに反対の論理を取る。いま、FETQ1、Q4のオ
ン・オフに関与する信号PWM1が論理”Hi”状態
で、FETQ2、Q3のオン・オフに関与する信号PW
M2が論理”Lo”状態で、SD信号31が論理”L
o”状態の場合は、IC4は論理”Hi”状態を出力し
FETQ4をオンさせ、ダイオードD2からコンデンサ
C2を通りFETQ4へ流れる電流はコンデンサC2を
蓄電する。続いて信号PWM1が論理”Lo”状態で信
号PWM2が論理”Hi”状態になると、IC2は論
理”Hi”状態を出力しFETQ2をオンさせ、ダイオ
ードD1からコンデンサC1を通りFETQ2へ流れる
電流はコンデンサC1を蓄電する。最初のPWMパルス
一周期の後、蓄電されたコンデンサC1、C2の電荷を
ホトカプラPH1、PH2を使ってFETQ1、Q3を
オンさせるが、その動作は、信号PWM1が論理”H
i”状態で信号PWM2が論理”Lo”状態の時、IC
4は論理”Hi”状態を出力しFETQ4をオンさせ、
IC1は論理”Lo”状態を出力しホトカプラPH1は
オンしコンデンサC1に蓄えられた電荷をFETQ1へ
供給してFETQ1をオンさせ、またIC2は論理”L
o”状態を出力しFETQ2をオフさせ、IC3は論
理”Hi”状態を出力しホトカプラPH2はオフのため
FETQ3はオフする。この時モータ3へ流れる電流は
図示のi1のル−トで流れ、さらに信号PWM1が論
理”Lo”状態で信号PWM2が論理”Hi”状態に反
転すると、前記各素子は逆の動作を行ってFETQ2、
Q3がオンしFETQ1、Q4がオフし、電源+7Vか
らダイオードD1、コンデンサC1を通りFETQ2へ
流れる電流はコンデンサC1を蓄電し、同時にFETQ
2とFETQ3の電流還流用ダイオードを流れる回生電
流i2と、電源+38VからFETQ3とFETQ2を
流れる電源電流i3がモータ3に流れる。この動作を繰
り返して行うことにより、FETQ1とFETQ4がオ
ンでFETQ2とFETQ3がオフの場合は回生電流i
4と電源電流i1が流れ、またFETQ2とFETQ3
がオンでFETQ1とFETQ4がオフの場合は回生電
流i2と電源電流i3が流れ、モータ3を駆動する。な
お、モータドライブ回路5はモータドライブ回路2と同
様に動作する。
路2における上アームのFETQ1、Q3を駆動させモ
ータ3に電流を流す方法について説明する。CPU1の
P1出力端子から出力されたPWMパルスは同一アーム
のFETQ1とQ2或いはFETQ3とQ4が同時にオ
ンするのを防止するデッドタイム回路27を通って2本
のパルス幅制御信号PWM1、PWM2を作る。パルス
幅制御信号PWM1とPWM2は一周期のうち、デッド
タイム期間は論理”Lo”状態であり、その他の期間は
互いに反対の論理を取る。いま、FETQ1、Q4のオ
ン・オフに関与する信号PWM1が論理”Hi”状態
で、FETQ2、Q3のオン・オフに関与する信号PW
M2が論理”Lo”状態で、SD信号31が論理”L
o”状態の場合は、IC4は論理”Hi”状態を出力し
FETQ4をオンさせ、ダイオードD2からコンデンサ
C2を通りFETQ4へ流れる電流はコンデンサC2を
蓄電する。続いて信号PWM1が論理”Lo”状態で信
号PWM2が論理”Hi”状態になると、IC2は論
理”Hi”状態を出力しFETQ2をオンさせ、ダイオ
ードD1からコンデンサC1を通りFETQ2へ流れる
電流はコンデンサC1を蓄電する。最初のPWMパルス
一周期の後、蓄電されたコンデンサC1、C2の電荷を
ホトカプラPH1、PH2を使ってFETQ1、Q3を
オンさせるが、その動作は、信号PWM1が論理”H
i”状態で信号PWM2が論理”Lo”状態の時、IC
4は論理”Hi”状態を出力しFETQ4をオンさせ、
IC1は論理”Lo”状態を出力しホトカプラPH1は
オンしコンデンサC1に蓄えられた電荷をFETQ1へ
供給してFETQ1をオンさせ、またIC2は論理”L
o”状態を出力しFETQ2をオフさせ、IC3は論
理”Hi”状態を出力しホトカプラPH2はオフのため
FETQ3はオフする。この時モータ3へ流れる電流は
図示のi1のル−トで流れ、さらに信号PWM1が論
理”Lo”状態で信号PWM2が論理”Hi”状態に反
転すると、前記各素子は逆の動作を行ってFETQ2、
Q3がオンしFETQ1、Q4がオフし、電源+7Vか
らダイオードD1、コンデンサC1を通りFETQ2へ
流れる電流はコンデンサC1を蓄電し、同時にFETQ
2とFETQ3の電流還流用ダイオードを流れる回生電
流i2と、電源+38VからFETQ3とFETQ2を
流れる電源電流i3がモータ3に流れる。この動作を繰
り返して行うことにより、FETQ1とFETQ4がオ
ンでFETQ2とFETQ3がオフの場合は回生電流i
4と電源電流i1が流れ、またFETQ2とFETQ3
がオンでFETQ1とFETQ4がオフの場合は回生電
流i2と電源電流i3が流れ、モータ3を駆動する。な
お、モータドライブ回路5はモータドライブ回路2と同
様に動作する。
【0018】上記の方法でキャリア部15の位置保持を
解除した時のねじ締め過程について説明する。図6に示
すように殆どのねじ16のねじ先端部16aはねじ締め
やすくするため円錐状になっている。ねじ締めドライバ
10がそのまま回転及び下降を続けるとワーク17のね
じ下穴中心とビット21の中心にズレ量aがあっても互
いの中心を合わせようとする力が生まれ、ねじ締めドラ
イバ10およびワーク17を固定したキャリア部15が
ワーク17のねじ下穴中心とビット21の中心が合う方
向へ倣い、正常なねじ締め作業が行われる。
解除した時のねじ締め過程について説明する。図6に示
すように殆どのねじ16のねじ先端部16aはねじ締め
やすくするため円錐状になっている。ねじ締めドライバ
10がそのまま回転及び下降を続けるとワーク17のね
じ下穴中心とビット21の中心にズレ量aがあっても互
いの中心を合わせようとする力が生まれ、ねじ締めドラ
イバ10およびワーク17を固定したキャリア部15が
ワーク17のねじ下穴中心とビット21の中心が合う方
向へ倣い、正常なねじ締め作業が行われる。
【0019】処理(105)においてねじ締め作業が完
了すると、CPU1はポートP3よりスライド部9を動
作させねじ締めドライバ10の上昇を開始し(10
6)、またポートP5よりフィーダ12に圧送指令を出
力し、次のねじ締め作業に備えてねじ16をねじ締めヘ
ッド20へ供給し、ステップ更新を行って(107)、
次ステップは作業プログラムが入力されていないことか
らワーク17のねじ締め作業が終了したことを認識し、
ワーク17を搬出及び搬入する待機位置へ移動し、ねじ
締め作業を終了する。
了すると、CPU1はポートP3よりスライド部9を動
作させねじ締めドライバ10の上昇を開始し(10
6)、またポートP5よりフィーダ12に圧送指令を出
力し、次のねじ締め作業に備えてねじ16をねじ締めヘ
ッド20へ供給し、ステップ更新を行って(107)、
次ステップは作業プログラムが入力されていないことか
らワーク17のねじ締め作業が終了したことを認識し、
ワーク17を搬出及び搬入する待機位置へ移動し、ねじ
締め作業を終了する。
【0020】上記したねじ締めヘッド20の動作開始条
件は、キャリア部15の位置と教示位置との差が第一の
ねじ締めヘッド動作許可範囲Dであったが、更にねじ締
め作業時間を短縮するためねじ締めヘッド動作許可範囲
を拡げ、第二のねじ締めヘッド動作許可範囲Eを設定す
る。ここでねじ締めヘッド動作許可範囲となる第二のね
じ締めヘッド動作許可範囲Eとは、図4のEに示すよう
にキャリア部15が位置決め完了前の位置決め途上の状
態において、ねじ締めヘッド20を動作開始させてもね
じ締めヘッド20とワーク17が衝突せず、かつねじ締
めヘッド20がワーク17にねじ締め動作を実行する時
には、図4に示す許容停止精度F内に位置決めが完了す
るような、ねじ締めヘッド20を動作開始させる時のキ
ャリア部15の位置と教示位置との差の範囲であり、例
えばキャリア部15の位置が許容停止精度F内になった
時、図6に示すようにねじ締めドライバのビット21先
端部で保持されたねじ16の先端部16aがワーク面1
7aよりも少し上方にあり当接しないように設定すれば
良い。なお、キャリア部15X、15Yで位置決め時間
が異なる場合は、それぞれのキャリア部15X、15Y
にねじ締めヘッド動作許可範囲を設け、それぞれが上記
の動作許可範囲Eに入った状態においてねじ締めヘッド
20の動作を開始する。この第二のねじ締めヘッド動作
許可範囲Eは第一のねじ締めヘッド動作許可範囲Dと同
様、操作部13によりCPU1のRAM28上に記憶設
定される範囲を示す数値データが書き換えられるように
なっている。この第二のねじ締めヘッド動作許可範囲E
を用いて前述した制御方法でねじ締め作業を実行する
と、ねじ締めヘッド20の下端部の軌跡を例示する図5
において、同図において図1、図6と同一の機能の部分
には同一に番号が符してあり、ねじ締めヘッド下端部は
図5に示すような軌跡が描かれ、図4のCに示すように
第一のねじ締めヘッド動作許可範囲Dを用いた場合に比
べ、(T2−T1)時間分ねじ締め作業を短縮できる。
件は、キャリア部15の位置と教示位置との差が第一の
ねじ締めヘッド動作許可範囲Dであったが、更にねじ締
め作業時間を短縮するためねじ締めヘッド動作許可範囲
を拡げ、第二のねじ締めヘッド動作許可範囲Eを設定す
る。ここでねじ締めヘッド動作許可範囲となる第二のね
じ締めヘッド動作許可範囲Eとは、図4のEに示すよう
にキャリア部15が位置決め完了前の位置決め途上の状
態において、ねじ締めヘッド20を動作開始させてもね
じ締めヘッド20とワーク17が衝突せず、かつねじ締
めヘッド20がワーク17にねじ締め動作を実行する時
には、図4に示す許容停止精度F内に位置決めが完了す
るような、ねじ締めヘッド20を動作開始させる時のキ
ャリア部15の位置と教示位置との差の範囲であり、例
えばキャリア部15の位置が許容停止精度F内になった
時、図6に示すようにねじ締めドライバのビット21先
端部で保持されたねじ16の先端部16aがワーク面1
7aよりも少し上方にあり当接しないように設定すれば
良い。なお、キャリア部15X、15Yで位置決め時間
が異なる場合は、それぞれのキャリア部15X、15Y
にねじ締めヘッド動作許可範囲を設け、それぞれが上記
の動作許可範囲Eに入った状態においてねじ締めヘッド
20の動作を開始する。この第二のねじ締めヘッド動作
許可範囲Eは第一のねじ締めヘッド動作許可範囲Dと同
様、操作部13によりCPU1のRAM28上に記憶設
定される範囲を示す数値データが書き換えられるように
なっている。この第二のねじ締めヘッド動作許可範囲E
を用いて前述した制御方法でねじ締め作業を実行する
と、ねじ締めヘッド20の下端部の軌跡を例示する図5
において、同図において図1、図6と同一の機能の部分
には同一に番号が符してあり、ねじ締めヘッド下端部は
図5に示すような軌跡が描かれ、図4のCに示すように
第一のねじ締めヘッド動作許可範囲Dを用いた場合に比
べ、(T2−T1)時間分ねじ締め作業を短縮できる。
【0021】更に上記したねじ締めヘッド20の動作開
始条件は、キャリア部15の位置と教示位置との差がね
じ締めヘッド動作許可範囲内に入るとねじ締めヘッド2
0を動作させるものであったが、キャリア部15が位置
決め途上の状態においてねじ締めヘッド20を動作開始
させても、位置決め完了時には正常なねじ締め作業がで
きるような、キャリア部15が教示位置に停止するまで
の時間であるねじ締めヘッド動作許可時間を操作部13
より設定する。CPU1は、キャリア部15が所定の教
示位置に停止するまでの時間tをサンプリング周期毎に
計算し、この時間tがねじ締めヘッド動作許可時間以内
になった時ねじ締めヘッド20を動作させる。この時間
tの計算方法は、キャリア部15の位置と教示位置との
差Lと、キャリア部15の速度vと、所定の速度パター
ンの所定減速度α(α<0)から周知の式であるL=v
t+αt2/2を用いて計算するが、この2次方程式か
ら得られる二つのtの解のうち、正であるものを用い
る。上記したようにねじ締めヘッド20の動作開始条件
を、ねじ締めヘッド動作許可範囲ではなくねじ締めヘッ
ド動作許可時間とし、前述した制御方法によりねじ締め
作業時間を短縮できることは明らかである。またねじ締
めヘッド動作許可時間は、ねじ締めヘッド動作許可範囲
と同様、操作部13より設定変更可能である。
始条件は、キャリア部15の位置と教示位置との差がね
じ締めヘッド動作許可範囲内に入るとねじ締めヘッド2
0を動作させるものであったが、キャリア部15が位置
決め途上の状態においてねじ締めヘッド20を動作開始
させても、位置決め完了時には正常なねじ締め作業がで
きるような、キャリア部15が教示位置に停止するまで
の時間であるねじ締めヘッド動作許可時間を操作部13
より設定する。CPU1は、キャリア部15が所定の教
示位置に停止するまでの時間tをサンプリング周期毎に
計算し、この時間tがねじ締めヘッド動作許可時間以内
になった時ねじ締めヘッド20を動作させる。この時間
tの計算方法は、キャリア部15の位置と教示位置との
差Lと、キャリア部15の速度vと、所定の速度パター
ンの所定減速度α(α<0)から周知の式であるL=v
t+αt2/2を用いて計算するが、この2次方程式か
ら得られる二つのtの解のうち、正であるものを用い
る。上記したようにねじ締めヘッド20の動作開始条件
を、ねじ締めヘッド動作許可範囲ではなくねじ締めヘッ
ド動作許可時間とし、前述した制御方法によりねじ締め
作業時間を短縮できることは明らかである。またねじ締
めヘッド動作許可時間は、ねじ締めヘッド動作許可範囲
と同様、操作部13より設定変更可能である。
【0022】上記した制御方法では、キャリア部15が
位置決め途上の状態においてスライド部9を下方へ動作
させる場合について説明したが、逆にねじ締め作業完了
後、スライド部9が上方へ移動中に次のねじ締め教示位
置へ向けてキャリア部15を移動させる制御方法につい
て説明する。まず、スライド部9が上昇時、ねじ締めヘ
ッド20の下端部がワーク17に衝突しないような位置
を検知するセンサをねじ締めヘッド20に設ける。上記
構成において、CPU1は、例えば電動ドライバのトル
クアップ信号を検知してねじ締め作業が完了するとポー
トP3よりスライド部9を上方へ移動開始させる。ねじ
締めヘッド20に設けたセンサはねじ締めヘッド20の
下端部がワーク17に衝突しない位置までスライド部9
が上昇するとONし、CPU1は、スライド部9がねじ
締めヘッド20下端部とワーク17は衝突しない位置ま
で上昇したことを認識し、次のねじ締め教示位置へ向け
てキャリア部15を移動させる。または、上記のように
ねじ締めヘッド20の下端部がワーク17に衝突しない
ような位置を検出するセンサを設けず、電動ドライバの
トルクアップ信号を検知した後、タイマ手段によりスラ
イド部9が上昇中に次のねじ締め教示位置へ向けてキャ
リア15を移動させることによっても良い。上記制御方
法によると、ねじ締め作業完了後、スライド部9を上端
まで移動させずにキャリア部15を次のねじ締め教示位
置へ向けて移動させることができるため、ねじ締め作業
全体の作業時間を短縮できる。
位置決め途上の状態においてスライド部9を下方へ動作
させる場合について説明したが、逆にねじ締め作業完了
後、スライド部9が上方へ移動中に次のねじ締め教示位
置へ向けてキャリア部15を移動させる制御方法につい
て説明する。まず、スライド部9が上昇時、ねじ締めヘ
ッド20の下端部がワーク17に衝突しないような位置
を検知するセンサをねじ締めヘッド20に設ける。上記
構成において、CPU1は、例えば電動ドライバのトル
クアップ信号を検知してねじ締め作業が完了するとポー
トP3よりスライド部9を上方へ移動開始させる。ねじ
締めヘッド20に設けたセンサはねじ締めヘッド20の
下端部がワーク17に衝突しない位置までスライド部9
が上昇するとONし、CPU1は、スライド部9がねじ
締めヘッド20下端部とワーク17は衝突しない位置ま
で上昇したことを認識し、次のねじ締め教示位置へ向け
てキャリア部15を移動させる。または、上記のように
ねじ締めヘッド20の下端部がワーク17に衝突しない
ような位置を検出するセンサを設けず、電動ドライバの
トルクアップ信号を検知した後、タイマ手段によりスラ
イド部9が上昇中に次のねじ締め教示位置へ向けてキャ
リア15を移動させることによっても良い。上記制御方
法によると、ねじ締め作業完了後、スライド部9を上端
まで移動させずにキャリア部15を次のねじ締め教示位
置へ向けて移動させることができるため、ねじ締め作業
全体の作業時間を短縮できる。
【0023】なお、図9の作業プログラム例に示すよう
に、ステップ0の第一の移動ねじ締め作業とステップ2
の第二の移動ねじ締め作業の間に、キャリア部15の移
動によるねじ締めヘッド20とワーク17の衝突を回避
するため、ステップ1にパスポイント移動をプログラム
することがあるが、この場合にも、第一またいは第二の
ねじ締めヘッド動作許可範囲D、Eの設定に従って、ね
じ締めヘッド20及びワーク17をキャリア部15によ
り移動させると、図4に示す許容停止精度Fの位置決め
をする必要がないため、パスポイントの位置決め完了が
短時間で実行され、ねじ締め作業全体の高速化が行え
る。
に、ステップ0の第一の移動ねじ締め作業とステップ2
の第二の移動ねじ締め作業の間に、キャリア部15の移
動によるねじ締めヘッド20とワーク17の衝突を回避
するため、ステップ1にパスポイント移動をプログラム
することがあるが、この場合にも、第一またいは第二の
ねじ締めヘッド動作許可範囲D、Eの設定に従って、ね
じ締めヘッド20及びワーク17をキャリア部15によ
り移動させると、図4に示す許容停止精度Fの位置決め
をする必要がないため、パスポイントの位置決め完了が
短時間で実行され、ねじ締め作業全体の高速化が行え
る。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、自動ねじ締め機にキャ
リア部を所定の教示位置へ位置決めする以前にねじ締め
ヘッドを動作させる制御装置を備えたので、1本のねじ
締め作業につきねじ締めヘッド動作開始から位置決めが
完了するまでの時間分ねじ締め作業時間を短縮すること
ができる。
リア部を所定の教示位置へ位置決めする以前にねじ締め
ヘッドを動作させる制御装置を備えたので、1本のねじ
締め作業につきねじ締めヘッド動作開始から位置決めが
完了するまでの時間分ねじ締め作業時間を短縮すること
ができる。
【0025】また本発明によれば、自動ねじ締め機にキ
ャリア部の位置保持を解除させる機能を持たせたので、
ビットの中心とワークのねじ下穴の中心がずれている場
合でも正常なねじ締めを行い、ねじ締め作業能率を向上
させることができる。
ャリア部の位置保持を解除させる機能を持たせたので、
ビットの中心とワークのねじ下穴の中心がずれている場
合でも正常なねじ締めを行い、ねじ締め作業能率を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す自動ねじ締め機の斜視
図。
図。
【図2】自動ねじ締め機の制御装置のブロック図。
【図3】CPUの処理を表すフローチャート。
【図4】キャリア部の位置偏差と各処理のタイミングチ
ャート。
ャート。
【図5】ねじ締めヘッド下端部の軌跡を例示する側面
図。
図。
【図6】ビット中心とワークのねじ下穴中心がずれてい
る場合を示す側面図。
る場合を示す側面図。
【図7】モータドライブ回路図。
【図8】作業プログラムを示す図。
【図9】他の作業プログラムを示す図。
1はCPU、9はスライド部、10はねじ締めドライ
バ、13は操作部、14は制御装置、15はキャリア
部、16はねじ、17はワーク、20はねじ締めヘッ
ド、21はビット、30は自動ねじ締め機、31はSD
信号である。
バ、13は操作部、14は制御装置、15はキャリア
部、16はねじ、17はワーク、20はねじ締めヘッ
ド、21はビット、30は自動ねじ締め機、31はSD
信号である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 干場 英城 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機株式 会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 ねじをワークに締めるねじ締めヘッド
と、前記ねじ締めヘッドを前記ワークのねじ締め位置に
移動するキャリア部と、前記キャリア部を所定のねじ締
め教示位置へ位置決めする以前に前記ねじ締めヘッドを
動作させる制御装置を備えたことを特徴とする自動ねじ
締め機。 - 【請求項2】 前記制御装置は、ねじ締めヘッド動作許
可範囲を有し、前記キャリア部の位置と所定のねじ締め
教示位置との差が前記ねじ締めヘッド動作許可範囲以内
になったとき前記ねじ締めヘッドを動作させる手段を有
したことを特徴とする請求項1記載の自動ねじ締め機。 - 【請求項3】 前記制御装置は、前記ねじ締めヘッド動
作許可範囲を設定変更可能な手段を有したことを特徴と
する請求項2記載の自動ねじ締め機。 - 【請求項4】 前記制御装置は、位置決め完了後前記キ
ャリア部の位置の保持を解除させる手段を有したことを
特徴とする請求項1記載の自動ねじ締め機。 - 【請求項5】 前記制御装置は、前記キャリア部の位置
の保持と保持解除を作業プログラム内で選択設定できる
手段を有したことを特徴とする請求項4記載の自動ねじ
締め機。 - 【請求項6】 前記制御装置は、ねじ締めヘッド動作許
可時間を有し、前記キャリア部が所定の教示位置に停止
するまでの時間を所定の速度パタ−ンからサンプリング
周期毎に計算し、該時間が前記ねじ締めヘッド動作許可
時間以内になったとき前記ねじ締めヘッドを動作させる
手段を有したことを特徴とする請求項1記載の自動ねじ
締め機。 - 【請求項7】 前記制御装置は、前記ねじ締めヘッド動
作許可時間を設定変更可能な手段を有したことを特徴と
する請求項6記載の自動ねじ締め機。 - 【請求項8】 前記制御装置は、ねじ締め作業完了後前
記ねじ締めヘッドを所定の待機位置へ退避移動中前記キ
ャリア部を次の教示位置へ移動させる手段を有したこと
を特徴とする請求項1記載の自動ねじ締め機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9161794A JPH07299675A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 自動ねじ締め機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9161794A JPH07299675A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 自動ねじ締め機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07299675A true JPH07299675A (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=14031541
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9161794A Withdrawn JPH07299675A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 自動ねじ締め機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07299675A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102601610A (zh) * | 2012-03-23 | 2012-07-25 | 上海坤孚企业(集团)有限公司 | 锁螺钉装置 |
| US20150370238A1 (en) * | 2014-06-24 | 2015-12-24 | Western Digital Technologies, Inc. | Moveable slider for use in a device assembly process |
| CN106002211A (zh) * | 2016-05-10 | 2016-10-12 | 芜湖莫森泰克汽车科技股份有限公司 | 一种玻璃升降器安装控制方法 |
| CN118180863A (zh) * | 2024-04-23 | 2024-06-14 | 苏州鑫富力劲自动化设备有限公司 | 一种变频器总成组装锁附设备 |
-
1994
- 1994-04-28 JP JP9161794A patent/JPH07299675A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102601610A (zh) * | 2012-03-23 | 2012-07-25 | 上海坤孚企业(集团)有限公司 | 锁螺钉装置 |
| US20150370238A1 (en) * | 2014-06-24 | 2015-12-24 | Western Digital Technologies, Inc. | Moveable slider for use in a device assembly process |
| US9996071B2 (en) * | 2014-06-24 | 2018-06-12 | Western Digital Technologies, Inc. | Moveable slider for use in a device assembly process |
| CN106002211A (zh) * | 2016-05-10 | 2016-10-12 | 芜湖莫森泰克汽车科技股份有限公司 | 一种玻璃升降器安装控制方法 |
| CN118180863A (zh) * | 2024-04-23 | 2024-06-14 | 苏州鑫富力劲自动化设备有限公司 | 一种变频器总成组装锁附设备 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4894598A (en) | Digital robot control having an improved pulse width modulator | |
| EP0034927B1 (en) | Spindle orientation control apparatus | |
| JPS5968003A (ja) | 数値制御工作機械の非常機械原点復帰装置 | |
| US4859920A (en) | Interface system for servo controller | |
| JPH07299675A (ja) | 自動ねじ締め機 | |
| JP2003225837A (ja) | 自動ねじ締め装置 | |
| JPH07328871A (ja) | 自動ねじ締め機 | |
| JPH07299676A (ja) | 自動ねじ締め機 | |
| JP2953727B2 (ja) | 仮締め機 | |
| KR100221491B1 (ko) | 다수의 로보트 제어방법 | |
| JPS61285503A (ja) | デイジタル制御方法 | |
| KR200395081Y1 (ko) | 웨이퍼 이송용 로봇 제어장치 | |
| KR890001947Y1 (ko) | 로보트의 동작영역 제어회로 | |
| CN215010088U (zh) | 一种基于stm32单片机的无刷直流电机控制系统 | |
| JP2570445B2 (ja) | Nc切削装置 | |
| JPH01222679A (ja) | モータの速度制御方法 | |
| JPH0666042B2 (ja) | 工業用ロボット制御装置 | |
| JP2810044B2 (ja) | Nc機械の制御装置 | |
| JP3183662B2 (ja) | 位置決め装置の原点設定装置 | |
| JPH05192885A (ja) | ロボットアームの制御装置 | |
| JPS6315098B2 (ja) | ||
| KR20000015332U (ko) | 겐츄리 로더의 충돌 방지장치 | |
| EP0371146A1 (en) | Numerical controller | |
| JPS6144555A (ja) | 数値制御装置の原点検出方式 | |
| JPH07314066A (ja) | プレス用フィーダ装置の加減速制御装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010703 |