JPH07300023A - 四輪駆動型作業車 - Google Patents
四輪駆動型作業車Info
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- JPH07300023A JPH07300023A JP9279694A JP9279694A JPH07300023A JP H07300023 A JPH07300023 A JP H07300023A JP 9279694 A JP9279694 A JP 9279694A JP 9279694 A JP9279694 A JP 9279694A JP H07300023 A JPH07300023 A JP H07300023A
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- Japan
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- clutch
- shift
- claw
- standard
- speed
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- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 標準及び増速咬合クラッチを備えた前輪変速
装置を装備する四輪駆動型作業車において、シフト部材
が増速咬合クラッチ側にスライド操作された場合に、シ
フト部材の爪部の先端が増速咬合クラッチの爪部の底部
に接当しないようにする。 【構成】 シフト軸25の先端の突部25b及び固定部
33の突部33aに亘って、シフト軸25を標準咬合ク
ラッチ17側に付勢するコイルバネ26を外嵌して、シ
フト部材21の爪部21bの先端が増速咬合クラッチ1
8の爪部18aの底部に接当する手前の位置で、シフト
軸25の突部25bが固定部33の突部33aに接当し
て、シフト軸25が止められるようにする。
装置を装備する四輪駆動型作業車において、シフト部材
が増速咬合クラッチ側にスライド操作された場合に、シ
フト部材の爪部の先端が増速咬合クラッチの爪部の底部
に接当しないようにする。 【構成】 シフト軸25の先端の突部25b及び固定部
33の突部33aに亘って、シフト軸25を標準咬合ク
ラッチ17側に付勢するコイルバネ26を外嵌して、シ
フト部材21の爪部21bの先端が増速咬合クラッチ1
8の爪部18aの底部に接当する手前の位置で、シフト
軸25の突部25bが固定部33の突部33aに接当し
て、シフト軸25が止められるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用型田植機や農用ト
ラクタ等の四輪駆動型作業車における前輪変速装置の構
成に関する。
ラクタ等の四輪駆動型作業車における前輪変速装置の構
成に関する。
【0002】
【従来の技術】四輪駆動型作業車の一例である農用トラ
クタにおいては、例えば特公平3‐62570号公報に
開示されているような前輪変速装置を備えたものがあ
る。この構造では、前輪と後輪とが略同じ速度で駆動さ
れる標準状態で動力を前輪に伝達する標準咬合クラッチ
(前記公報の第3図中の16,19)、及び前輪が後輪
よりも高速で駆動される増速状態で動力を前輪に伝達す
る増速咬合クラッチ(前記公報の第3図中の17,2
0)を並設している。
クタにおいては、例えば特公平3‐62570号公報に
開示されているような前輪変速装置を備えたものがあ
る。この構造では、前輪と後輪とが略同じ速度で駆動さ
れる標準状態で動力を前輪に伝達する標準咬合クラッチ
(前記公報の第3図中の16,19)、及び前輪が後輪
よりも高速で駆動される増速状態で動力を前輪に伝達す
る増速咬合クラッチ(前記公報の第3図中の17,2
0)を並設している。
【0003】そして、標準咬合クラッチと増速咬合クラ
ッチの間に、標準咬合クラッチの爪部(前記公報の第3
図中の16a)及び増速咬合クラッチの爪部(前記公報
の第3図中の17a)に咬合可能な爪部(前記公報の第
3図中の18a,18b)を前後に備えたシフト部材
(前記公報の第3図中の18)を、スライド操作自在に
配置し、シフト部材をスライド操作するシフト軸(前記
公報の第1図中の28)を備えており、シフト部材が標
準咬合クラッチに咬合する側にシフト軸を付勢するバネ
(前記公報の第1図中の25)を備えている。
ッチの間に、標準咬合クラッチの爪部(前記公報の第3
図中の16a)及び増速咬合クラッチの爪部(前記公報
の第3図中の17a)に咬合可能な爪部(前記公報の第
3図中の18a,18b)を前後に備えたシフト部材
(前記公報の第3図中の18)を、スライド操作自在に
配置し、シフト部材をスライド操作するシフト軸(前記
公報の第1図中の28)を備えており、シフト部材が標
準咬合クラッチに咬合する側にシフト軸を付勢するバネ
(前記公報の第1図中の25)を備えている。
【0004】以上のような前輪変速装置において、左右
に操向操作自在な前輪と前輪変速装置のシフト軸とを連
係したものがある。これにより、畦際での旋回時等に前
輪を直進位置から設定角度以上に操向操作すると、シフ
ト軸がスライド操作されて、シフト部材の一方の爪部が
標準咬合クラッチの爪部に咬合する位置から離れ、シフ
ト部材の他方の爪部が増速咬合クラッチの爪部に咬合し
て、前輪が後輪よりも高速で駆動される(増速状態)。
そして、前輪を直進位置側に戻すと、バネ(前記公報の
第1図中の25)の付勢力でシフト軸がスライド操作さ
れて、シフト部材の一方の爪部が標準咬合クラッチの爪
部に咬合して、前輪と後輪が略同じ速度で駆動される標
準状態に戻る。
に操向操作自在な前輪と前輪変速装置のシフト軸とを連
係したものがある。これにより、畦際での旋回時等に前
輪を直進位置から設定角度以上に操向操作すると、シフ
ト軸がスライド操作されて、シフト部材の一方の爪部が
標準咬合クラッチの爪部に咬合する位置から離れ、シフ
ト部材の他方の爪部が増速咬合クラッチの爪部に咬合し
て、前輪が後輪よりも高速で駆動される(増速状態)。
そして、前輪を直進位置側に戻すと、バネ(前記公報の
第1図中の25)の付勢力でシフト軸がスライド操作さ
れて、シフト部材の一方の爪部が標準咬合クラッチの爪
部に咬合して、前輪と後輪が略同じ速度で駆動される標
準状態に戻る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のような前輪変速
装置において、標準咬合クラッチの爪部にシフト部材の
一方の爪部が咬合している状態からシフト部材がスライ
ド操作されて、シフト部材の他方の爪部が増速咬合クラ
ッチの爪部に咬合する場合、シフト部材の他方の爪部の
先端が増速咬合クラッチの爪部の底部に接当する場合が
ある。
装置において、標準咬合クラッチの爪部にシフト部材の
一方の爪部が咬合している状態からシフト部材がスライ
ド操作されて、シフト部材の他方の爪部が増速咬合クラ
ッチの爪部に咬合する場合、シフト部材の他方の爪部の
先端が増速咬合クラッチの爪部の底部に接当する場合が
ある。
【0006】この場合、シフト部材に対して増速咬合ク
ラッチは高速で回転しているので、前述のようにシフト
部材の他方の爪部の先端が増速咬合クラッチの爪部の底
部に接当すると、増速咬合クラッチの爪部の底部がシフ
ト部材の他方の爪部の先端に高速で擦り付けられなが
ら、両爪部の側面が当たって両爪部が咬合する状態とな
り、増速咬合クラッチの爪部の底部に割れ等の発生する
おそれがある。本発明は標準及び増速咬合クラッチを備
えた前輪変速装置を装備する四輪駆動型作業車におい
て、増速咬合クラッチの爪部の底部に割れ等が発生する
のを防止することを目的としている。
ラッチは高速で回転しているので、前述のようにシフト
部材の他方の爪部の先端が増速咬合クラッチの爪部の底
部に接当すると、増速咬合クラッチの爪部の底部がシフ
ト部材の他方の爪部の先端に高速で擦り付けられなが
ら、両爪部の側面が当たって両爪部が咬合する状態とな
り、増速咬合クラッチの爪部の底部に割れ等の発生する
おそれがある。本発明は標準及び増速咬合クラッチを備
えた前輪変速装置を装備する四輪駆動型作業車におい
て、増速咬合クラッチの爪部の底部に割れ等が発生する
のを防止することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は以上のよ
うな四輪駆動型作業車において、次のように構成するこ
とにある。つまり、前輪と後輪とが略同じ速度で駆動さ
れる標準状態で動力を前輪に伝達する標準咬合クラッチ
と、前輪が後輪よりも高速で駆動される増速状態で動力
を前輪に伝達する増速咬合クラッチとを並設して、標準
咬合クラッチと増速咬合クラッチとの間に、標準咬合ク
ラッチの爪部及び増速咬合クラッチの爪部に咬合可能な
爪部を前後に備えたシフト部材をスライド操作自在に配
置し、シフト部材をスライド操作するシフト軸を備え
て、前輪が直進位置から設定角度以上に操向操作される
と、シフト軸がスライド操作されて、シフト部材の一方
の爪部が標準咬合クラッチの爪部に咬合する位置から離
れ、シフト部材の他方の爪部が増速咬合クラッチの爪部
に咬合するように、前輪とシフト軸とを連係すると共
に、シフト軸における増速咬合クラッチ側の先端に突部
を備え、突部に対向する固定部に突部を備えて、シフト
軸の突部と固定部の突部とに亘り、シフト軸を標準咬合
クラッチ側に付勢するコイルバネを外嵌して、シフト部
材の他方の爪部の先端が増速咬合クラッチの爪部の底部
に接当する手前の位置において、シフト軸の突部が固定
部の突部に接当してシフト軸が止められるように構成し
てある。
うな四輪駆動型作業車において、次のように構成するこ
とにある。つまり、前輪と後輪とが略同じ速度で駆動さ
れる標準状態で動力を前輪に伝達する標準咬合クラッチ
と、前輪が後輪よりも高速で駆動される増速状態で動力
を前輪に伝達する増速咬合クラッチとを並設して、標準
咬合クラッチと増速咬合クラッチとの間に、標準咬合ク
ラッチの爪部及び増速咬合クラッチの爪部に咬合可能な
爪部を前後に備えたシフト部材をスライド操作自在に配
置し、シフト部材をスライド操作するシフト軸を備え
て、前輪が直進位置から設定角度以上に操向操作される
と、シフト軸がスライド操作されて、シフト部材の一方
の爪部が標準咬合クラッチの爪部に咬合する位置から離
れ、シフト部材の他方の爪部が増速咬合クラッチの爪部
に咬合するように、前輪とシフト軸とを連係すると共
に、シフト軸における増速咬合クラッチ側の先端に突部
を備え、突部に対向する固定部に突部を備えて、シフト
軸の突部と固定部の突部とに亘り、シフト軸を標準咬合
クラッチ側に付勢するコイルバネを外嵌して、シフト部
材の他方の爪部の先端が増速咬合クラッチの爪部の底部
に接当する手前の位置において、シフト軸の突部が固定
部の突部に接当してシフト軸が止められるように構成し
てある。
【0008】
【作用】本発明のように構成すると例えば図3に示すよ
うに通常の状態において、コイルバネ26の付勢力でシ
フト軸25が紙面右方にスライド操作されて、シフト部
材21の爪部21aが標準咬合クラッチ17の爪部17
aに咬合しており、前輪と後輪が略同じ速度で駆動され
ている(標準状態)。次に前輪が直進位置から設定角度
以上に操向操作されると、シフト軸25がコイルバネ2
6の付勢力に抗して紙面左方にスライド操作されて、シ
フト部材21の一方の爪部21aが標準咬合クラッチ1
7の爪部17aから離れ、シフト部材21の他方の爪部
21bが増速咬合クラッチ18の爪部18aに咬合し
て、前輪が後輪よりも高速で駆動される(増速状態)。
うに通常の状態において、コイルバネ26の付勢力でシ
フト軸25が紙面右方にスライド操作されて、シフト部
材21の爪部21aが標準咬合クラッチ17の爪部17
aに咬合しており、前輪と後輪が略同じ速度で駆動され
ている(標準状態)。次に前輪が直進位置から設定角度
以上に操向操作されると、シフト軸25がコイルバネ2
6の付勢力に抗して紙面左方にスライド操作されて、シ
フト部材21の一方の爪部21aが標準咬合クラッチ1
7の爪部17aから離れ、シフト部材21の他方の爪部
21bが増速咬合クラッチ18の爪部18aに咬合し
て、前輪が後輪よりも高速で駆動される(増速状態)。
【0009】この場合、例えば図4に示すようにシフト
部材21の他方の爪部21bの先端が増速咬合クラッチ
18の爪部18aの底部に接当する手前の位置におい
て、シフト軸25の突部25bが固定部33の突部33
aに接当してシフト軸25が止められ、シフト部材21
の他方の爪部21bの先端が増速咬合クラッチ18の爪
部18aの底部に接当しない。以上のようにしてシフト
軸25を止める場合、ストッパーとしてのシフト軸25
の突部25b及び固定部33の突部33aにコイルバネ
26が外嵌支持されるので、この両突部25b,33a
をコイルバネ26の支持部材に兼用することができる。
部材21の他方の爪部21bの先端が増速咬合クラッチ
18の爪部18aの底部に接当する手前の位置におい
て、シフト軸25の突部25bが固定部33の突部33
aに接当してシフト軸25が止められ、シフト部材21
の他方の爪部21bの先端が増速咬合クラッチ18の爪
部18aの底部に接当しない。以上のようにしてシフト
軸25を止める場合、ストッパーとしてのシフト軸25
の突部25b及び固定部33の突部33aにコイルバネ
26が外嵌支持されるので、この両突部25b,33a
をコイルバネ26の支持部材に兼用することができる。
【0010】
【発明の効果】以上のように、標準及び増速咬合クラッ
チを備えた前輪変速装置を装備する四輪駆動型作業車に
おいて、シフト部材の爪部の先端が増速咬合クラッチの
爪部の底部に接当しないように構成することにより、増
速咬合クラッチの爪部の底部に割れ等の発生するのを未
然に防止して、四輪駆動型作業車の前輪変速装置の耐久
性を向上させることができた。そして、シフト部材の爪
部の先端が増速咬合クラッチの爪部の底部に接当する手
前でシフト軸を止める突部を、標準咬合クラッチ側に付
勢するコイルバネの支持部材に兼用しているので、この
コイルバネの専用の支持部材を省略することができて、
構造の簡素化の面でも有利なものとなる。
チを備えた前輪変速装置を装備する四輪駆動型作業車に
おいて、シフト部材の爪部の先端が増速咬合クラッチの
爪部の底部に接当しないように構成することにより、増
速咬合クラッチの爪部の底部に割れ等の発生するのを未
然に防止して、四輪駆動型作業車の前輪変速装置の耐久
性を向上させることができた。そして、シフト部材の爪
部の先端が増速咬合クラッチの爪部の底部に接当する手
前でシフト軸を止める突部を、標準咬合クラッチ側に付
勢するコイルバネの支持部材に兼用しているので、この
コイルバネの専用の支持部材を省略することができて、
構造の簡素化の面でも有利なものとなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に示すように、左右一対の操向操作自在な前
輪1及び左右一対の後輪2で支持された機体の前部にエ
ンジン3、機体の中央部に操縦部4を備えて、機体の後
部にリンク機構5を昇降操作自在に連結し、リンク機構
5に苗植付装置6を連結して、四輪駆動型作業車の一例
である四輪駆動型の乗用型田植機を構成している。
する。図1に示すように、左右一対の操向操作自在な前
輪1及び左右一対の後輪2で支持された機体の前部にエ
ンジン3、機体の中央部に操縦部4を備えて、機体の後
部にリンク機構5を昇降操作自在に連結し、リンク機構
5に苗植付装置6を連結して、四輪駆動型作業車の一例
である四輪駆動型の乗用型田植機を構成している。
【0012】次に、走行用の伝動系について説明する。
図2及び図1に示すように、エンジン3からの動力が一
対のゴムカップリング7及び伝動軸8を介して多板式の
主クラッチ9に伝達され、主クラッチ9からの動力が伝
動軸10を介して後部の静油圧式無段変速装置11に伝
達される。静油圧式無段変速装置11からの動力が並列
的に分岐して、分岐した一方の動力が苗植付装置6に伝
達され、分岐した他方の動力がギヤ変速装置35を介し
て後輪2に伝達される。そして、後輪2の直前から分岐
した動力が伝動軸12を介して、前車軸ケース13に連
結された前輪変速装置14に伝達されて左右の前輪1に
伝達される。
図2及び図1に示すように、エンジン3からの動力が一
対のゴムカップリング7及び伝動軸8を介して多板式の
主クラッチ9に伝達され、主クラッチ9からの動力が伝
動軸10を介して後部の静油圧式無段変速装置11に伝
達される。静油圧式無段変速装置11からの動力が並列
的に分岐して、分岐した一方の動力が苗植付装置6に伝
達され、分岐した他方の動力がギヤ変速装置35を介し
て後輪2に伝達される。そして、後輪2の直前から分岐
した動力が伝動軸12を介して、前車軸ケース13に連
結された前輪変速装置14に伝達されて左右の前輪1に
伝達される。
【0013】次に、前輪変速装置14について説明す
る。図3に示すように、前車軸ケース13内のデフ機構
36を駆動するピニオン軸15の上側に変速軸16が平
行に配置され、静油圧式無段変速装置11からの伝動軸
12(図2参照)が、変速軸16に連結されている。変
速軸16に第1標準ギヤ17(標準咬合クラッチに相
当)、及び第1増速ギヤ18(増速咬合クラッチに相
当)が相対回転自在に外嵌されて、ピニオン軸15に固
定された第2標準ギヤ19及び第2増速ギヤ20が、変
速軸16の第1標準ギヤ17及び第1増速ギヤ18に咬
合している。そして、変速軸16にシフト部材21がス
プライン構造にて、変速軸16と一体回転及びスライド
自在に外嵌されている。
る。図3に示すように、前車軸ケース13内のデフ機構
36を駆動するピニオン軸15の上側に変速軸16が平
行に配置され、静油圧式無段変速装置11からの伝動軸
12(図2参照)が、変速軸16に連結されている。変
速軸16に第1標準ギヤ17(標準咬合クラッチに相
当)、及び第1増速ギヤ18(増速咬合クラッチに相
当)が相対回転自在に外嵌されて、ピニオン軸15に固
定された第2標準ギヤ19及び第2増速ギヤ20が、変
速軸16の第1標準ギヤ17及び第1増速ギヤ18に咬
合している。そして、変速軸16にシフト部材21がス
プライン構造にて、変速軸16と一体回転及びスライド
自在に外嵌されている。
【0014】以上の構造により、シフト部材21を紙面
右方にスライド操作して、シフト部材21の一方の爪部
21aを第1標準ギヤ17の爪部17aに咬合させる
と、前輪1と後輪2とが略同じ速度で駆動される標準状
態で、動力が前輪1に伝達される。逆に、シフト部材2
1を紙面左方にスライド操作して、シフト部材21の他
方の爪部21bを第1増速ギヤ18の爪部18aに咬合
させると、前輪1が後輪2よりも高速で駆動される増速
状態で、前輪1に動力が伝達される。
右方にスライド操作して、シフト部材21の一方の爪部
21aを第1標準ギヤ17の爪部17aに咬合させる
と、前輪1と後輪2とが略同じ速度で駆動される標準状
態で、動力が前輪1に伝達される。逆に、シフト部材2
1を紙面左方にスライド操作して、シフト部材21の他
方の爪部21bを第1増速ギヤ18の爪部18aに咬合
させると、前輪1が後輪2よりも高速で駆動される増速
状態で、前輪1に動力が伝達される。
【0015】次に、前輪1の操向操作用のピットマンア
ーム22と前輪変速装置14との連係について説明す
る。図3及び図5に示すように、前輪変速装置14のシ
フト部材21をスライド操作するシフトフォーク25a
を固定したシフト軸25が、スライド操作自在に支持さ
れている。シフト軸25における第1増速ギヤ18側の
先端に突部25bを形成し、この突部25bに対向する
ケース33(固定部に相当)の部分に突部33aを形成
しており、シフト軸25の突部25bとケース33の突
部33aとに亘りコイルバネ26を外嵌して、このコイ
ルバネ26によりシフト部材21が第1標準ギヤ17に
咬合する側(標準状態側)にシフト軸25を付勢してい
る。
ーム22と前輪変速装置14との連係について説明す
る。図3及び図5に示すように、前輪変速装置14のシ
フト部材21をスライド操作するシフトフォーク25a
を固定したシフト軸25が、スライド操作自在に支持さ
れている。シフト軸25における第1増速ギヤ18側の
先端に突部25bを形成し、この突部25bに対向する
ケース33(固定部に相当)の部分に突部33aを形成
しており、シフト軸25の突部25bとケース33の突
部33aとに亘りコイルバネ26を外嵌して、このコイ
ルバネ26によりシフト部材21が第1標準ギヤ17に
咬合する側(標準状態側)にシフト軸25を付勢してい
る。
【0016】図5及び図6に示すように、機体の前部中
央にピットマンアーム22が縦軸芯P1周りに揺動操作
自在に配置されて、左右の前輪1とピットマンアーム2
2とがタイロッド24を介して連係されている。図4及
び図5に示すように前輪変速装置14のシフト軸25の
端部にボス部23がスライド自在に外嵌され、ボス部2
3とシフト軸25との間にコイルバネ32が設けられて
おり、ボス部23に係合しコイルバネ32を介してシフ
ト軸25をスライド操作するベルクランク28が備えら
れている。ピットマンアーム22の左右に、一対の操作
アーム27が縦軸芯P2周りに揺動自在に支持されて、
ベルクランク28と一対の操作アーム27とがワイヤ2
9により各々接続されている。
央にピットマンアーム22が縦軸芯P1周りに揺動操作
自在に配置されて、左右の前輪1とピットマンアーム2
2とがタイロッド24を介して連係されている。図4及
び図5に示すように前輪変速装置14のシフト軸25の
端部にボス部23がスライド自在に外嵌され、ボス部2
3とシフト軸25との間にコイルバネ32が設けられて
おり、ボス部23に係合しコイルバネ32を介してシフ
ト軸25をスライド操作するベルクランク28が備えら
れている。ピットマンアーム22の左右に、一対の操作
アーム27が縦軸芯P2周りに揺動自在に支持されて、
ベルクランク28と一対の操作アーム27とがワイヤ2
9により各々接続されている。
【0017】以上の構造により、通常の状態において図
3のコイルバネ26の付勢力でシフト部材21の爪部2
1aが第1標準ギヤ17の爪部17aに咬合しており、
前輪1と後輪2が略同じ速度で駆動されている(標準状
態)。次に図5に示すように前輪1の操向範囲Aにおい
て、操向範囲Aの右及び左の操向限度AR,AL(設定
角度に相当)にまで、操縦部4の操縦ハンドル30(図
1参照)によりピットマンアーム22を操向操作する
と、ピットマンアーム22のタイロッド24との連結ピ
ン31が一方の操作アーム27に接当して、操作アーム
27を揺動操作する。
3のコイルバネ26の付勢力でシフト部材21の爪部2
1aが第1標準ギヤ17の爪部17aに咬合しており、
前輪1と後輪2が略同じ速度で駆動されている(標準状
態)。次に図5に示すように前輪1の操向範囲Aにおい
て、操向範囲Aの右及び左の操向限度AR,AL(設定
角度に相当)にまで、操縦部4の操縦ハンドル30(図
1参照)によりピットマンアーム22を操向操作する
と、ピットマンアーム22のタイロッド24との連結ピ
ン31が一方の操作アーム27に接当して、操作アーム
27を揺動操作する。
【0018】これによって、一方のワイヤ29が引き操
作されベルクランク28によりシフト軸25が図3の紙
面左方にスライド操作されて、シフト部材21の一方の
爪部21aが第1標準ギヤ17の爪部17aから離れ、
図4に示すようにシフト部材21の他方の爪部21bが
第1増速ギヤ18の爪部18aに咬合して、前輪1が後
輪2よりも高速で駆動される(増速状態)。
作されベルクランク28によりシフト軸25が図3の紙
面左方にスライド操作されて、シフト部材21の一方の
爪部21aが第1標準ギヤ17の爪部17aから離れ、
図4に示すようにシフト部材21の他方の爪部21bが
第1増速ギヤ18の爪部18aに咬合して、前輪1が後
輪2よりも高速で駆動される(増速状態)。
【0019】この場合、図4に示すようにシフト部材2
1の他方の爪部21bの先端が第1増速ギヤ18の爪部
18aの底部に接当する手前の位置において、シフト軸
25の突部25bがケース33の突部33aに接当して
シフト軸25が止められて、シフト部材21の他方の爪
部21bの先端が第1増速ギヤ18の爪部18aの底部
に接当しないようにしている。この状態において、両爪
部21b,18aの側面は互いに接当し合えて、シフト
部材21の他方の爪部21bが第1増速ギヤ18の爪部
18aに咬合した状態となっている。以上のように、シ
フト軸25の突部25bがケース33の突部33aに接
当してシフト軸25が止められた状態において、図5の
ベルクランク28がシフト軸25をさらに第1増速ギヤ
18側にスライド操作しようとしても、この動作が図4
のコイルバネ32及びボス部23によって吸収される。
1の他方の爪部21bの先端が第1増速ギヤ18の爪部
18aの底部に接当する手前の位置において、シフト軸
25の突部25bがケース33の突部33aに接当して
シフト軸25が止められて、シフト部材21の他方の爪
部21bの先端が第1増速ギヤ18の爪部18aの底部
に接当しないようにしている。この状態において、両爪
部21b,18aの側面は互いに接当し合えて、シフト
部材21の他方の爪部21bが第1増速ギヤ18の爪部
18aに咬合した状態となっている。以上のように、シ
フト軸25の突部25bがケース33の突部33aに接
当してシフト軸25が止められた状態において、図5の
ベルクランク28がシフト軸25をさらに第1増速ギヤ
18側にスライド操作しようとしても、この動作が図4
のコイルバネ32及びボス部23によって吸収される。
【0020】〔別実施例〕図5の構造では前輪1の操向
範囲Aの右及び左の操向限度AR,ALにまで前輪1を
操向操作すると、前輪変速装置14のシフト軸25が第
1増速ギヤ18側にスライド操作されるように構成して
いるが、右及び左の操向限度AR,ALの手前の角度
(設定角度に相当)まで前輪1を操向操作すると、前輪
変速装置14のシフト軸25が第1増速ギヤ18側にス
ライド操作されるように構成してもよい。本発明は乗用
型田植機ばかりでなく、四輪駆動型の農用トラクタにも
適用できる。
範囲Aの右及び左の操向限度AR,ALにまで前輪1を
操向操作すると、前輪変速装置14のシフト軸25が第
1増速ギヤ18側にスライド操作されるように構成して
いるが、右及び左の操向限度AR,ALの手前の角度
(設定角度に相当)まで前輪1を操向操作すると、前輪
変速装置14のシフト軸25が第1増速ギヤ18側にス
ライド操作されるように構成してもよい。本発明は乗用
型田植機ばかりでなく、四輪駆動型の農用トラクタにも
適用できる。
【0021】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】乗用型田植機の全体側面図
【図2】エンジンから静油圧式無段変速装置及び前輪変
速装置への伝動系を示す図
速装置への伝動系を示す図
【図3】シフト部材の一方の爪部が第1標準ギヤの爪部
に咬合している状態での前輪変速装置の縦断側面図
に咬合している状態での前輪変速装置の縦断側面図
【図4】シフト部材の他方の爪部が第1増速ギヤの爪部
に咬合している状態での前輪変速装置の縦断側面図
に咬合している状態での前輪変速装置の縦断側面図
【図5】ピットマンアーム付近の平面及びピットマンア
ームと前輪変速装置との連係を示す図
ームと前輪変速装置との連係を示す図
【図6】ピットマンアーム付近の背面図
1 前輪 2 後輪 17 標準咬合クラッチ 17a 標準咬合クラッチの爪部 18 増速咬合クラッチ 18a 増速咬合クラッチの爪部 21 シフト部材 21a,21b シフト部材の爪部 25 シフト軸 25b シフト軸の突部 26 コイルバネ 33 固定部 33a 固定部の突部 AR,AL 設定角度
Claims (1)
- 【請求項1】 前輪(1)と後輪(2)とが略同じ速度
で駆動される標準状態で動力を前輪(1)に伝達する標
準咬合クラッチ(17)と、前輪(1)が後輪(2)よ
りも高速で駆動される増速状態で動力を前輪に伝達する
増速咬合クラッチ(18)とを並設して、 前記標準咬合クラッチ(17)と増速咬合クラッチ(1
8)との間に、前記標準咬合クラッチ(17)の爪部
(17a)及び前記増速咬合クラッチ(18)の爪部
(18a)に咬合可能な爪部(21a),(21b)を
前後に備えたシフト部材(21)をスライド操作自在に
配置し、前記シフト部材(21)をスライド操作するシ
フト軸(25)を備えて、 前輪(1)が直進位置から設定角度(AR),(AL)
以上に操向操作されると、前記シフト軸(25)がスラ
イド操作されて、前記シフト部材(21)の一方の爪部
(21a)が前記標準咬合クラッチ(17)の爪部(1
7a)に咬合する位置から離れ、前記シフト部材(2
1)の他方の爪部(21b)が前記増速咬合クラッチ
(18)の爪部(18a)に咬合するように、前記前輪
(1)とシフト軸(25)とを連係すると共に、 前記シフト軸(25)における増速咬合クラッチ(1
8)側の先端に突部(25b)を備え、前記突部(25
b)に対向する固定部(33)に突部(33a)を備え
て、前記シフト軸(25)の突部(25b)と前記固定
部(33)の突部(33a)とに亘り、前記シフト軸
(25)を標準咬合クラッチ(17)側に付勢するコイ
ルバネ(26)を外嵌して、 前記シフト部材(21)の他方の爪部(21b)の先端
が前記増速咬合クラッチ(18)の爪部(18a)の底
部に接当する手前の位置において、前記シフト軸(2
5)の突部(25b)が固定部(33)の突部(33
a)に接当して前記シフト軸(25)が止められるよう
に構成してある四輪駆動型作業車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9279694A JPH07300023A (ja) | 1994-05-02 | 1994-05-02 | 四輪駆動型作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9279694A JPH07300023A (ja) | 1994-05-02 | 1994-05-02 | 四輪駆動型作業車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07300023A true JPH07300023A (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=14064391
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9279694A Pending JPH07300023A (ja) | 1994-05-02 | 1994-05-02 | 四輪駆動型作業車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07300023A (ja) |
-
1994
- 1994-05-02 JP JP9279694A patent/JPH07300023A/ja active Pending
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