JPH07300996A - 止水装置 - Google Patents

止水装置

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JPH07300996A
JPH07300996A JP11335894A JP11335894A JPH07300996A JP H07300996 A JPH07300996 A JP H07300996A JP 11335894 A JP11335894 A JP 11335894A JP 11335894 A JP11335894 A JP 11335894A JP H07300996 A JPH07300996 A JP H07300996A
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water
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JP11335894A
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Masato Sugano
征人 菅野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 止水部材がセパレータの軸方向に動くのを防
ぐ。 【構成】 非加硫ブチルゴム製の止水部材12を、補強
部材13内に固定する。補強部材13の背面側に、取付
片14aと連結片14bとストッパ片14cとから構成
される止め金具14を取付ける。ストッパ片14cに係
止用凹部19を設ける。この係止用凹部19を、先端の
開口端側がセパレータ1の直径よりも大形で、基端の底
端側がセパレータ1の直径よりも小形となるような形状
にする。ストッパ片14cを矢印P方向に押すと、係止
用凹部19の底端側がセパレータ1に接近し、係止用凹
部19の両側縁がセパレータ1に喰い込む。このため、
止水部材12がセパレータ1に固定される。この状態
で、工具20を止水部材12に押付けて回転させると、
止水部材12が工具20により捩られ、筒部17内に押
し込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート型枠保持
装置のセパレータ等に適用される止水装置に係り、特に
軸部材にそって浸入してくる雨水を完全に止めることが
できる止水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図7に示すように、セパレータ1
の両端の雄ねじ部2にピーコン3をそれぞれ螺装連結
し、このピーコン3でコンクリート型枠4を内側から支
持するようにしたコンクリート型枠保持装置10は一般
に知られている。
【0003】前記従来のコンクリート型枠保持装置10
においては、セパレータ1の途中にドーナツ円板状をな
す例えばゴム製の止水板5を装着して止水を行なってい
るが、この止水板5はセパレータ1に単に装着されてい
るだけであるので、完全な止水効果は期待できず、ま
た、長いセパレータ1の途中位置まで、止水板5を押込
んで装着しなければならないため、装着が容易でないと
いう問題がある。
【0004】そこで、本発明者は先に、特願平5−30
7258号において、セパレータ等の途中位置に装着し
た場合でも確実な止水効果が得られ、しかも装着が容易
な止水装置を提案した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者が先に提案し
た止水装置において、補強部材に固定された止水部材に
よりセパレータの中間位置を止水する場合には、筒状部
材を止水部材に圧接させるとともに、両者を逆方向に相
対回転させるようにしており、これにより完全な止水効
果が得られる。
【0006】ところが、補強部材および筒状部材の位置
保持を、止水部材が有する非加硫ブチルゴムの粘着性の
みにより行なっているため、補強部材等に外力が加わっ
た場合には、比較的簡単に止水部材がセパレータにそっ
て移動してしまい、移動後は、移動前よりも止水効果が
低下するという問題がある。
【0007】また、止水前の状態では、補強部材も筒状
部材もセパレータにそって自由に移動するため、止水作
業の際には、両者を把持して作業を行なわなければなら
ず、作業が容易でないという問題がある。
【0008】さらに、止水部材およびその補強部材に加
え、筒状部材がこれらと同数必要になるため、筒状部材
の分だけコスト高となるという問題もある。
【0009】本発明は、かかる現況に鑑みなされたもの
で、補強部材および止水部材を確実に固定して充分な止
水効果を得ることができ、しかも装着が容易な止水装置
を提供することを目的とする。
【0010】本発明の他の目的は、止水部材を工具に対
し相対回転させる際の操作が容易で、しかも確実に相対
回転させることができる止水装置を提供するにある。
【0011】本発明の他の目的は、止水部材の軸部材へ
のからみ付きをより確実なものとすることができる止水
装置を提供するにある。
【0012】本発明の他の目的は、簡単な構造でしかも
容易に補強部材を位置固定することができ、固定解除も
容易な止水装置を提供するにある。
【0013】本発明の他の目的は、止め金具と補強部材
との連結が容易でコストダウンを図ることができる止水
装置を提供するにある。
【0014】本発明のさらに他の目的は、構造をより簡
素化することができる止水装置を提供するにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に係る発明は、中心部を軸部材が
貫通し、少なくとも一部が非加硫ブチルゴムで形成され
ている止水部材と;この止水部材の一側面側に配置され
て止水部材を補強する補強部材と;この補強部材に取付
けられ、補強部材の前記軸部材にそった移動を阻止する
止め金具と;を設け、前記止水部材を、工具の止水部材
への押圧と、止水部材の軸部材廻りの回転または工具と
の軸部材廻りの相対回転とにより、軸部材との間を密閉
できるように構成したことを特徴とする。
【0016】また、本発明請求項2に係る発明は、補強
部材を、中心部に軸部材が貫通する挿通孔を有する浅底
の皿状に形成し、止水部材をこの皿内に固定するように
したことを特徴とする。
【0017】また、本発明の請求項3に係る発明は、挿
通孔の周縁近傍位置に、止水部材に向かって内面が次第
に拡大するテーパ部を設けるようにしたことを特徴とす
る。
【0018】また、本発明の請求項4に係る発明は、止
め金具に、補強部材が取付けられる取付片と、この取付
片から軸部材の軸方向に延びる連結片と、この連結片か
ら軸部材に交差する方向に延びるストッパ片とを設け、
前記ストッパ片に、その先端に開口する開口端が軸部材
よりも大形でかつ底端が軸部材よりも小形の係止用凹部
を設けるようにしたことを特徴とする。
【0019】また、本発明の請求項5に係る発明は、止
め金具に、補強部材が取付けられる取付片と、この取付
片から軸部材の軸方向に延びる連結片と、この連結片か
ら軸部材に交差する方向に延びるストッパ片とを設け、
ストッパ片に、軸部材が貫通する係止孔を設け、この係
止孔には、軸部材よりも大形の移動部と軸部材よりも小
形の係止部とを設けるようにしたことを特徴とする。
【0020】また、本発明の請求項6に係る発明は、ス
トッパ片を、止め金具が有するばね性により、係止部を
軸部材に押圧する方向に付勢するようにしたことを特徴
とする。
【0021】また、本発明の請求項7に係る発明は、取
付片に、補強部材の挿通孔に挿入される筒部を設け、筒
部の先端を、挿通孔に挿入した後に加絞め加工するよう
にしたことを特徴とする。
【0022】さらに、本発明の請求項8に係る発明は、
筒部の先端をラッパ状に加絞め加工し、このラッパ状の
部分によりテーパ部を構成するようにしたことを特徴と
する。
【0023】
【作用】本発明の請求項1に係る発明においては、工具
を止水部材に押圧した状態で、止水部材を軸部材廻りに
回転させたり、止水部材と工具とを軸部材廻りに相対回
転させることにより、止水部材の非加硫ブチルゴム部分
が、軸部材あるいは工具に付着して捩られ、軸部材との
間に送り込まれる。このため、送り込まれた非加硫ブチ
ルゴムにより、軸部材との間が密閉され、充分な止水効
果が得られる。
【0024】ところで、この状態で止水部材が移動する
と、軸部材との付着状態が悪化して、止水効果が低下す
ることになるが、止水部材の移動は、補強部材を介し止
め金具により阻止されるので、止水効果の低下がない。
【0025】また、本発明の請求項2に係る発明におい
ては、浅底の皿状をなす補強部材の内部に、止水部材が
固定されている。このため、止水部材の腰を強くして、
生コンクリート打設時等に生じる止水部材の座屈を防止
することが可能となるとともに、工具を止水部材に押圧
した際にも、これを充分支持することができ、取扱いを
容易なものとすることが可能となる。
【0026】また、本発明の請求項3に係る発明におい
ては、挿通孔の周縁近傍位置にテーパ部が形成されてい
る。このため、工具を止水部材に押圧して軸部材廻りに
回転させた際に、止水部材の非加硫ブチルゴム部分が、
テーパ部に案内されて軸部材に付着し易くなるととも
に、テーパ部に幅広く付着して付着力が増大し、非加硫
ブチルゴムの軸部材へのからみ付き状態を、より安定さ
せることが可能となる。
【0027】また、本発明の請求項4に係る発明におい
ては、止め金具が、取付片と連結片とストッパ片とから
構成され、ストッパ片には、係止用凹部が設けられてい
る。このため、補強部材を所定位置まで移動させた後、
ストッパ片を軸部材側に押付ければ、係止用凹部の底端
側が軸部材に喰い込み、補強部材を容易に固定すること
が可能となる。
【0028】また、本発明の請求項5に係る発明におい
ては、止め金具が、取付片と連結片とストッパ片とから
構成され、ストッパ片には係止孔が設けられ、この係止
孔には、移動部と係止部とが設けられている。このた
め、軸部材を移動部に位置させることにより、補強部材
を自由に移動させることが可能となり、また軸部材を係
止部に位置させることにより、係止部が軸部材に喰い込
んで補強部材を容易に固定することが可能になる。
【0029】また、本発明の請求項6に係る発明におい
ては、ストッパ片が、係止部を軸部材に押圧する方向に
付勢されている。このため、ストッパ片を軸部材に押付
けなくても、補強部材を容易に固定することが可能とな
る。
【0030】また、本発明の請求項7に係る発明におい
ては、取付片に設けられている筒部を補強部材の挿通孔
に挿入した後、筒部の先端が加絞め加工される。このた
め、加工が容易で強固な連結が得られる。
【0031】さらに、本発明の請求項8に係る発明にお
いては、筒部の先端がラッパ状に加絞め加工されたテー
パ部を構成している。このため、取付片と補強部材とを
連結することでテーパ部が形成され、コストダウンを図
ることが可能となる。
【0032】
【実施例】以下、本発明を図面を参照して説明する。図
1および図2は、本発明の第1実施例に係る止水装置を
示すもので、この止水装置11は、止水部材12,補強
部材13,および止め金具14を備えている。
【0033】前記止水部材12は、図1ないし図3に示
すように、弾性および粘着性を有する非加硫ブチルゴム
を用いてドーナツ円板状に形成されており、この止水部
材12は、後述する補強部材13内に固定され、その外
面には、使用時には剥離除去される保護紙15が貼着さ
れている。
【0034】前記補強部材13は、図1ないし図3に示
すように、中心部にセパレータ1が貫通する挿通孔16
を有する浅底の皿状に形成されており、その皿部の深さ
は、皿部内に止水部材12を挿入固定した際に、皿部の
開口端面が止水部材12の外面よりも稍突出する程度に
設定されている。
【0035】また、前記止め金具14は、図1ないし図
3に示すように、前記補強部材13の背面側に取付けら
れる取付片14aと、この取付片14aの一端からセパ
レータ1の軸方向に延びる連結片14bと、この連結片
14bの先端からセパレータ1に交差する方向に延びる
ストッパ片14cとから、概略門形状に形成されてお
り、前記取付片14aには、バーリング加工等により筒
部17が形成され、この筒部17の先端部は、前記補強
部材13の挿通孔16に挿入した後、ラッパ状に加絞め
加工されるようになっている。そしてこの加絞め加工に
より、挿通孔16の周縁部に、止水部材12に向かって
内面が次第に拡大するテーパ部18が形成されるように
なっている。
【0036】一方、前記ストッパ片14cには、図1な
いし図4に示すように、ストッパ片14cの先端側に開
口する係止用凹部19が設けられており、この係止用凹
部19は、開口端側がセパレータ1の直径よりも大形
で、かつ底端側がセパレータ1の直径よりも小形の概略
V形状をなしている。そして通常は、セパレータ1は図
4に実線で示すように、係止用凹部19の開口端側に位
置していて係止用凹部19と非接触となっているが、ス
トッパ片14cを図2に矢印Pで示すように、人力ある
いはハンマ等で押圧することにより、セパレータ1は図
4に鎖線で示すように、係止用凹部19の底端側に相対
移動して係止用凹部19の両縁部が喰い込み、止水部材
12を固定できるようになっている。
【0037】次に、本実施例の作用について説明する。
組立に際しては、図3に示すように、まず取付片14a
に形成されている筒部17を、補強部材13の挿通孔1
6に挿入し、その先端をラッパ状に加絞め加工してテー
パ部18を形成する。これにより、補強部材13と止め
金具14とが一体に連結固定される。
【0038】次いで、ドーナツ円板状の止水部材12
を、保護紙15を貼着したままの状態で補強部材13内
に挿入し、その底部に向かって押圧する。ここで、止水
部材12を構成している非加硫ブチルゴムは、鳥もちの
ように軟質で粘着性を有しているので、前記押圧によ
り、止水部材12内にテーパ部18が埋没した状態で、
止水部材12が補強部材13の内部に粘着固定されるこ
とになる。そしてこれにより、止水部材12,補強部材
13および止め金具14が一体構造となる。
【0039】使用に際しては、図3に示す保護紙15を
剥離除去した後、一体化されている止水部材12,補強
部材13および止め金具14をセパレータ1に装着し、
予め決められた止水位置まで移動させる。この際、係止
用凹部19とセパレータ1とは非接触となっているの
で、何等支障なく簡単に止水位置まで移動させることが
できる。
【0040】止水位置まで移動させたならば、図2に矢
印Pで示すように、ストッパ片14cを人力あるいはハ
ンマ等を用いて押圧する。すると、図4に鎖線で示すよ
うに、係止用凹部19の底端側の両側縁がセパレータ1
に喰い込み、止水部材12,補強部材13および止め金
具14がセパレータ1の軸方向に動かなくなる。また、
ストッパ片14cがセパレータ1に対し非直角(斜め)
の状態で交差しているので、止水部材12をセパレータ
1廻りに回転させようとする力に対しても充分な耐力が
得られる。すなわち、止め金具14により止水部材12
の廻り止めもなされる。
【0041】このようにして、止水部材12の位置固定
および廻り止めを行なったならば、図1に示すように、
筒状をなす工具20をセパレータ1に装着し、その先端
を止水部材12に押し当てる。そして、この押し当てた
ままの状態で、工具20をセパレータ1廻りに回転させ
る。すると、止水部材12の工具20と接触している部
分が工具20とともに回転して捩られるとともに、工具
20の押圧力によりテーパ部18にそってセパレータ1
側に移動し、図2に示すように、筒部17とセパレータ
1との間および工具20とセパレータ1との間に送り込
まれる。そして、これらの間を完全に密閉する。
【0042】この作業が終了したならば、工具20を引
き抜き、引き抜いた工具20は、他のセパレータ1の止
水作業の際に再度使用される。
【0043】しかして、止水部材12を補強部材13と
止め金具14とによって強固にセパレータ1の任意位置
に固定でき、かつ廻り止めもなされるので、止水作業の
際に、補強部材13を片手で持って作業を行なう必要が
なく、工具20側だけで作業を行なうことができる。こ
のため、セパレータ1の端部から止水部材12までの距
離が長く、作業員の手が届かないような場合であって
も、工具20を長くするだけで対応できる。
【0044】なお、前記第1実施例においては、ストッ
パ片14cに係止用凹部19を設ける場合について説明
したが、セパレータ1は、図4に示すように、実線位置
と鎖線位置との間でしか相対移動しないので、係止用凹
部19を、その開口端を閉止して孔状に形成してもよ
い。
【0045】図5および図6は、本発明の第2実施例を
示すもので、前記第1実施例における止め金具14およ
びテーパ部18に代え、止め金具24およびテーパ部2
8を用いるようにしたものである。
【0046】すなわち、テーパ部28は、図5に示すよ
うに、補強部材13の挿通孔16にバルジング加工等を
施すことにより、補強部材13の内部に一体に形成され
ており、止め金具24は、この補強部材13の背面側に
スポット溶接等により固定されている。
【0047】この止め金具24は、図5に示すように、
前記挿通孔16に対応する孔25を有して補強部材13
に固定される取付片24aと、この取付片24aの一端
からセパレータ1の軸方向に延びる連結片24bと、連
結片24bの先端からセパレータ1に交差する方向に延
びるストッパ片24cとから、U形のばね板状に形成さ
れており、ストッパ片24cには、セパレータ1が貫通
する係止孔26が設けられている。
【0048】この係止孔26は、図6に示すように、セ
パレータ1の直径よりも大形の移動部26aとセパレー
タ1の直径よりも小形の係止部26bとから概略水滴状
に形成されており、ストッパ片24cは、止め金具24
自体が有するばね性,特に連結片24bが有するばね性
により、係止部26bの両側縁がセパレータ1に喰い込
む方向に常時付勢されている。なお、その他の点につい
ては、前記第1実施例と同一構成となっており、作用も
同一である。
【0049】しかして、図5に鎖線で示すように、止め
金具24を弾性変形させてストッパ片24cを補強部材
13に接近させることにより、係止部26bのセパレー
タ1への喰い込みが解除されて、止水部材12の自由な
移動が許容され、一方止め金具24を弾性復帰させて係
止部26bをセパレータ1に喰い込ませることにより、
止水部材12をセパレータ1に固定でき、作業が容易と
なる。
【0050】なお、前記両実施例においては、止水部材
12がすべて、粘着性を有する軟質の非加硫ブチルゴム
で形成されている場合について説明したが、工具20を
用いて充分な止水効果が得られるのであれば、止水部材
12の一部が非加硫ブチルゴムで形成されている場合で
あっても、同様の効果が得られる。
【0051】また、前記両実施例においては、補強部材
13の挿通孔16周縁部にテーパ部18,28を設ける
場合について説明したが、必要に応じテーパ部18,2
8は省略してもよい。
【0052】また、前記両実施例においては、工具20
が完全な筒状である場合について説明したが、Cリング
筒状あるいは渦巻筒状であっても同様の効果が得られ
る。
【0053】また、前記両実施例においては、止め金具
14,24により、止水部材12の移動阻止と廻り止め
との両方を行なう場合について説明したが、廻り止めは
できなくても移動を阻止できれば作業はかなり容易とな
るので、移動阻止機能さえ備えていれば所期の効果は期
待できる。また、止め金具14,24は前記各実施例の
構造のものに限らず、例えば紙ばさみのようにセパレー
タ1を径方向両側から挾持するような構造のものでもよ
い。
【0054】さらに、前記両実施例においては、セパレ
ータ1に適用する場合について説明したが、セパレータ
1以外の軸部材にも当然適用することができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る発明は、工具を止水部材に押圧した状態で、止水
部材を軸部材廻りに回転させたり、あるいは工具と止水
部材とを軸部材廻りに相対回転させることにより、止水
部材の非加硫ブチルゴム部分が、軸部材との間を密閉す
るようになっているので、充分な止水効果が得られる。
そして、止水部材の移動は、補強部材を介し止め金具に
より阻止されるので、止水効果が低下するおそれがな
い。
【0056】また、本発明の請求項2に係る発明は、浅
底の皿状をなす補強部材の内部に止水部材を固定するよ
うにしているので、止水部材の腰を強くして、生コンク
リート打設時等に生じる止水部材の座屈を防止すること
ができるとともに、工具を止水部材に押圧した際にも、
これを充分に支持することができ、取扱いを容易なもの
とすることができる。
【0057】また、本発明の請求項3に係る発明は、挿
通孔の周縁近傍位置にテーパ部を形成するようにしてい
るので、工具を止水部材に押圧して軸部材廻りに回転さ
せた際に、止水部材の非加硫ブチルゴム部分がテーパ部
に案内されて軸部材に付着し易くなるとともに、テーパ
部に幅広く付着して付着力が増大し、非加硫ブチルゴム
の軸部材へのからみ付き状態を、より安定させることが
できる。
【0058】また、本発明の請求項4に係る発明は、止
め金具を、取付片と連結片とストッパ片とから構成し、
ストッパ片には係止用凹部を設けるようにしているの
で、止水部材を所定位置まで移動させた後、ストッパ片
を軸部材に押し付けるだけで、補強部材を介し止水部材
を容易に固定することができる。
【0059】また、本発明の請求項5に係る発明は、止
め金具を、取付片と連結片とストッパ片とから構成し、
ストッパ片には、移動部と係止部とを有する係止孔を設
けるようにしているので、軸部材を移動部に位置させる
ことにより、止水部材を自由に移動させることができる
とともに、軸部材を係止部に位置させることにより、止
水部材を容易に固定することができる。
【0060】また、本発明の請求項6に係る発明は、ス
トッパ片を、係止部が軸部材に押圧される方向に付勢す
るようにしているので、ストッパ片を軸部材に押し付け
なくても、止水部材を固定することができる。
【0061】また、本発明の請求項7に係る発明は、取
付片に設けられている筒部を補強部材の挿通孔に挿入し
た後、筒部の先端を加絞め加工するようにしているの
で、加工が容易で強固な連結が得られる。
【0062】さらに、本発明の請求項8に係る発明は、
筒部の先端をラッパ状に加絞め加工してテーパ部を構成
するようにしているので、取付片と補強部材とを連結す
ることでテーパ部が形成され、コストダウンを図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る止水装置を示す断面
構成図である。
【図2】止水作業完了後の状態を示す図1相当図であ
る。
【図3】止水部材,補強部材および止め金具の組立前の
状態を示す断面図である。
【図4】ストッパ片に設けられている係止用凹部を示す
構成図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す図1相当図である。
【図6】ストッパ片に設けられている係止孔を示す構成
図である。
【図7】従来の止水装置を有するコンクリート型枠保持
装置を示す構成図である。
【符号の説明】
1 セパレータ 11 止水装置 12 止水部材 13 補強部材 14,24 止め金具 14a,24a 取付片 14b,24b 連結片 14c,24c ストッパ片 16 挿通孔 17 筒部 18,28 テーパ部 19 係止用凹部 20 工具 26 係止孔 26a 移動部 26b 係止部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心部を軸部材が貫通し、少なくとも一
    部が非加硫ブチルゴムで形成されている止水部材と;こ
    の止水部材の一面側に配置されて止水部材を補強する補
    強部材と;この補強部材に取付けられ、補強部材の前記
    軸部材にそった移動を阻止する止め金具と;を備え、前
    記止水部材は、工具の止水部材への押圧と、止水部材の
    軸部材廻りの回転または工具との軸部材廻りの相対回転
    とにより、軸部材との間を密閉するようになっているこ
    とを特徴とする止水装置。
  2. 【請求項2】 補強部材は、中心部に軸部材が貫通する
    挿通孔を有する浅底の皿状に形成され、止水部材は、こ
    の皿内に固定されていることを特徴とする請求項1記載
    の止水装置。
  3. 【請求項3】 挿通孔の周縁近傍位置には、止水部材に
    向かって内面が次第に拡大するテーパ部が設けられてい
    ることを特徴とする請求項2記載の止水装置。
  4. 【請求項4】 止め金具は、補強部材が取付けられる取
    付け片と、この取付け片から軸部材の軸方向に延びる連
    結片と、この連結片から軸部材に交差する方向に延びる
    ストッパ片とを備え、前記ストッパ片は、その先端に開
    口する開口端が軸部材よりも大形でかつ底端が軸部材よ
    りも小形の係止用凹部を有していることを特徴とする請
    求項1,2または3記載の止水装置。
  5. 【請求項5】 止め金具は、補強部材が取付けられる取
    付片と、この取付片から軸部材の軸方向に延びる連結片
    と、この連結片から軸部材に交差する方向に延びるスト
    ッパ片とを備え、ストッパ片は、軸部材が貫通する係止
    孔を有し、この係止孔には、軸部材よりも大形の移動部
    と軸部材よりも小形の係止部とが設けられていることを
    特徴とする請求項1,2または3記載の止水装置。
  6. 【請求項6】 ストッパ片は、止め金具が有するばね性
    により、係止部を軸部材に押圧する方向に付勢されてい
    ることを特徴とする請求項5記載の止水装置。
  7. 【請求項7】 取付片は、補強部材の挿通孔に挿入され
    る筒部を備え、筒部の先端は、挿通孔に挿入した後に加
    絞め加工されることを特徴とする請求項4,5または6
    記載の止水装置。
  8. 【請求項8】 筒部の先端は、ラッパ状に加絞め加工さ
    れてテーパ部を構成していることを特徴とする請求項7
    記載の止水装置。
JP11335894A 1994-05-02 1994-05-02 止水装置 Pending JPH07300996A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102791939A (zh) * 2010-02-18 2012-11-21 Peri有限公司 混凝土壁模板的锚定系统

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CN102791939A (zh) * 2010-02-18 2012-11-21 Peri有限公司 混凝土壁模板的锚定系统

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