JPH07301341A - 密封装置および密封装置の製造方法 - Google Patents
密封装置および密封装置の製造方法Info
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Abstract
からない安価な密封装置を製造できる密封装置の製造方
法を提供する。 【構成】 金属板を帯状に切り取り、この帯状の金属板
21の両端部を接続し環状部材20を形成させ、成形型
にてこの環状部材20とゴム状弾性体であるシールリッ
プ部10とを一体成形した。
Description
帯状,径の異なる環状等さまざまな形状の密封装置に関
し、特にその製造方法に関する。
ば図5に示すようなものが知られている。
の環状の密封装置101を示しており、ハウジング10
2にある装着溝103に密封装置101の突起部111
が接着されている。
程度で、径はΦ500mm程度である。
101の剛性が乏しいため、ハウジング102にある装
着溝103全周に接着剤を塗り、密封装置101の突起
部111の1か所を接着させ、手作業にて徐々に接着さ
せて全周を接着させることで装着し、旋回駆動部、往復
摺動部等をシールしていた。
来の密封装置においては、密封装置101の装着の際、
装着溝103全周に接着剤を塗り、1か所を接着させ、
手作業にて徐々に接着させて全周を接着させるという多
大な手間と時間をかけている。また、密封装置101は
合成ゴム製のため剛性に乏しく非常に取扱いにくい。さ
らに、使用時の軸の回転、逆回転等がある場合、装着さ
れた密封装置101の一部がはずれることもあり、装着
溝103からはずれて、徐々に長くはずれが生じ、密封
装置101の切断等の破損につながることになる。この
はずれを防止するために装着溝103の深さ103aを
深くしているが、この装着溝103の深さ103aを深
くすると加工に工数がかかると共に、接着剤の塗布につ
いても、さらに作業性を悪くしてしまう。
誤って違う位置に接着させてしまった場合、取りはずし
に手間がかかり、密封装置101を破損させてしまうこ
ともある。
性を持たせる補強環としての芯金を合成ゴムと一体成形
して製造することもできるが、この製造方法では環状の
芯金を得るためにプレス金型が密封装置の径それぞれに
ついて必要となり、そのために、密封装置が極めて高い
価格となってしまう。
状の金属環を形成し、合成ゴムと一体成形して製造する
こともできるが、この製造方法(この従来例はピアノ線
を使用している。)では、図6(a),(b)に示すよ
うに密封装置101の各断面(a),(b)におけるピ
アノ線(芯金)121の位置がバラつき安定しておら
ず、密封装置装着時におけるシールリップ部の位置精度
が悪くなり、使用することができない。
位置を安定させるために、押し出し成形にて製造するこ
ともできるが、この製造方法では成形速度のバラつき等
により、合成ゴム製のシールリップ部の大きさ(幅,厚
さ等)が安定せず寸法精度が悪く、これも使用すること
ができない。
めになされたもので、その目的とするところは、剛性が
あり取扱いやすく、装着等に手間がかからない安価な密
封装置を製造できる密封装置の製造方法を提供すること
にある。
に本発明にあっては、金属板を帯状に切り取り、この帯
状金属板の両端部を接続し環状部材を形成させ、成形型
にて該環状部材とゴム状弾性体とを一体成形してなるこ
とを特徴とする。
後、該帯状金属板の両端部を接続し環状部材を形成させ
るとよい。
状金属板とゴム状弾性体とを一体成形し、帯状に一体成
形された密封装置本体を所望の長さに切断してなること
を特徴とする。
続し、環状とするとよい。
形型にて該帯状金属板とゴム状弾性体とを一体成形する
とよい。
属板を帯状に切り取り、この帯状金属板の両端部を接続
し環状部材を形成させ、成形型にて該環状部材とゴム状
弾性体とを一体成形することで、剛性のある環状の密封
装置が提供される。
帯状金属板の両端部を接続し環状部材を形成させたこと
で、さらに剛性のある環状の密封装置が提供される。
状金属板とゴム状弾性体とを一体成形し、帯状に一体成
形された密封装置本体を所望の長さに切断することで、
所望の長さの帯状となった剛性のある密封装置が提供さ
れる。
し、環状とすることで、所望の径を有する剛性のある密
封装置が提供される。
にて該帯状金属板とゴム状弾性体とを一体成形すること
で、さらに剛性の強い密封装置が提供される。
する。
装置の製造方法の第1実施例にて製造された環状の密封
装置を示している。図1において、密封装置1は、帯状
に切断された金属板21にて形成された環状部材20
と、合成ゴムにて成形されたシールリップ部10とから
なる。なお、(a)は溶接部22のある位置の断面図、
(b)は溶接部22以外の断面図、(c)は全体斜視図
である。
属板21を所望の長さにして、その両端部を重ねて、重
なった2枚の金属板21をスポット溶接等にて溶接し、
溶接部22を形成することで製造される。この実施例で
は金属板21を1回転させてあるが、2回転、3回転等
用途に応じて複数回転させることもでき、1回転させた
環状部材20を複数重ねてシールリップ部10を一体成
形することもできる。
に製造された環状部材20に対応する成形金型に入れ、
合成ゴムを環状部材20と一体成形することで製造さ
れ、この実施例では、装着溝に装着される突起11と、
2つのリップ12,13を有している。環状部材20に
より剛性が得られたので、この突起11の装着時におい
ては、従来のように接着剤にて装着溝に接着する必要は
なく、接着剤を用いることなく簡単に装着できる。この
実施例でリップ12,13はそれぞれ、シールリップ,
ダストリップであるが、もちろん、使用用途に対応する
ように、成形金型により、リップの種類、形状、個数等
を変えることができる。
プ部10に埋設されることで、リップ12,13のある
径方向には可撓性を有し、装着時においてリップ12,
13の接触する部材に対する追随性はよいものとなる。
プを設けているが、成形金型により、外周側をリップと
することもできる。
置が各断面とも安定しているのは、この環状部材20の
断面形状が略矩形であり、合成ゴムを環状部材20と一
体成形する際、成形圧力により角に押されるためであ
る。従来のピアノ線では断面形状が円形であるため、成
形圧力が作用しにくいことが考えられ、各断面における
位置が不安定となってしまう。
環状部材20を、プレス金型を使用しないで製造でき、
しかも、環状部材20の径,幅等のサイズの変更にも容
易に対応でき、安価な密封装置を提供できる。
部材20を製造した後、この環状部材20にシールリッ
プ部10を一体成形して密封装置1を得ているが、この
第2実施例では、図2に示す金型50のように溝51が
始点51aから終点51bまでうず巻き状に刻まれてお
り、長い帯状の密封装置本体が小型の金型50から成形
できる。この溝51の中に帯状のままの金属板21を挿
入し、この金型50にて合成ゴムを帯状の金属板21と
一体成形することで長い帯状の密封装置本体を製造し、
環状の密封装置1を製造する場合は、必要に応じて所望
の長さに切断し、切断された両端部を接着等にて接続す
ればよい。また、特に接続しないで環状となった装着部
分に環状となるように装着することもできる。
置における断面が図1(b)に示す断面図と同様であ
り、環状部材20を形成していないので溶接部22はな
い。ただし、複数枚の帯状の金属板21を溶接して成形
することもでき、帯状の金属板21を2枚溶接してシー
ルリップ部10と一体成形した場合はすべての位置にお
ける断面が図1(a)に示すような断面図となる。もち
ろん、環状にせず帯状の状態でも使用可能である。この
実施例も第1実施例と同様に帯状の金属板21がシール
リップ部10に埋設されることで、リップ12,13の
ある径方向には可撓性を有し、装着時においてリップ1
2,13の接触する部材に対する追随性はよいものとな
る。
を製造するため、径のサイズ、環状,帯状等の形状、内
周,外周のリップの方向等に対応でき、より安価な密封
装置を提供できることになる。
された金属板21を合成ゴムと一体成形する前に、図3
(a)に示すように螺旋状にねじって、この螺旋状にね
じられた金属板21を用い、上記第1,第2実施例と同
様に密封装置を製造する方法である。図3(b),
(c)に第3実施例による密封装置1の断面を示す。
変えることが可能である。
とで、より剛性が大きくなると共に、金属板21とシー
ルリップ部10との接合性が向上する。
図4(a),(b),(c),(d)は、例えば、直動
ベアリング等のレール状の溝に装着され、使用するスト
レート状(帯状)の密封装置の実施例で、図2に示す金
型50と同種の金型にて製造可能な密封装置である。
2を有するタイプで、(b)は2つのリップ12,13
を有するタイプ、(C)は金属板21の一側面から1つ
のリップ12を設けたタイプ、(d)は(a)のタイプ
の斜視図である。もちろん、シールリップ部10の形状
はこれに限るものではなく用途に応じて成形すればよ
い。このタイプの密封装置も帯状の金属板21が可撓性
を有しているので、曲率のある部分にも容易に対応でき
る。
密封装置本体は、所望の長さに切断できることで、例え
ば装着されるレールの長さ(一般に15〜800mm)
に容易に対応できる。よって、従来、レールの長さに応
じて多種の成形金型を用意していたが、この必要はなく
コストダウンとなる。
aは通常1.5〜3.5mm程度であるが、この幅に対
応できるように上記図2に示す金型50と同種の金型の
溝にスペーサを入れて幅21aの調節をすることもでき
る。このように構成することで、それぞれの幅21aに
ついて金型を多種用意する必要はなく、さらにコストダ
ウンを図れる。
1が溝部に装着されるもの、装着される部材とスポット
溶接等で溶接され装着されるもの、金属板21に孔を設
けボルト,リベット等にて装着されるもの等があるが、
幅21aの調節が容易にできるため、装着方法について
も自由度が大きくなり効果的である。
帯状等の形状、シールリップ部の形状、寸法等が使用用
途に容易に対応可能であり、安価な密封装置が製造でき
る。
般に径の大きさがΦ500mm程度以下であれば、金属
板21にて予め環状部材20を形成して、後で合成ゴム
を一体成形する第1実施例の製造方法とするが、それ以
上の径の場合、成形金型が大きくなってしまうため、帯
状のまま成形した後、所望の長さに切断して製造する第
2実施例としている。
もので、金属板を帯状に切り取り、この帯状金属板の両
端部を接続し環状部材を形成させ、成形型にて該環状部
材とゴム状弾性体とを一体成形することで、剛性のある
環状の密封装置となり、装着等に手間がかからず取扱い
が容易となり、プレス金型が必要なく環状部材を形成で
きるので安価な密封装置を提供できる。
帯状金属板の両端部を接続し環状部材を形成させたこと
で、さらに剛性のある環状の密封装置が提供できる。
状金属板とゴム状弾性体とを一体成形し、帯状に一体成
形された密封装置本体を所望の長さに切断することで、
所望の長さの紐状となった剛性のある密封装置となり、
装着等に手間がかからず取扱いが容易となり、長さの異
なる密封装置の成形型もそれぞれ設ける必要はなく、安
価な密封装置を提供できる。
し、環状とすることで、径の異なる密封装置の成形型も
それぞれ設ける必要はなく、所望の径を有する剛性のあ
る密封装置が提供できる。
にて該帯状金属板とゴム状弾性体とを一体成形すること
で、さらに剛性の強い密封装置が提供できる。
封装置の製造方法の第1実施例にて製造された環状の密
封装置を示す断面図、(c)は全体斜視図である。
実施例に使用される成形金型を示す平面図である。
の第3実施例の金属板21単体の斜視図、(b),
(c)は(a)の金属板21を用いた密封装置の断面図
である。
封装置の製造方法の第4実施例による密封装置の断面
図、(d)は(a)のタイプの斜視図である。
従来の密封装置を示す断面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 金属板を帯状に切り取り、この帯状金属
板の両端部を接続し環状部材を形成させ、成形型にて該
環状部材とゴム状弾性体とを一体成形してなることを特
徴とする密封装置の製造方法。 - 【請求項2】 前記帯状金属板本体を螺旋状にねじった
後、該帯状金属板の両端部を接続し環状部材を形成させ
た請求項1に記載の密封装置の製造方法。 - 【請求項3】 金属板を帯状に切り取り、成形型にて該
帯状金属板とゴム状弾性体とを一体成形し、帯状に一体
成形された密封装置本体を所望の長さに切断してなるこ
とを特徴とする密封装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記切断された密封装置本体の両端部を
接続し、環状としてなる請求項3に記載の密封装置の製
造方法。 - 【請求項5】 前記帯状金属板を螺旋状にねじった後、
成形型にて該帯状金属板とゴム状弾性体とを一体成形し
たことを特徴とする請求項3または4に記載の密封装置
の製造方法。 - 【請求項6】 ゴム状弾性体製の環状のシールリップ部
と、該シールリップ部に一体成形された環状部材と、を
有し、該環状部材は帯状の金属板を全周的に回転させて
なることを特徴とする密封装置。 - 【請求項7】 ゴム状弾性体製のシールリップ部と、該
シールリップ部と一体成形された帯状の金属板と、を有
し、該帯状の金属板が可撓性を有することを特徴とする
密封装置。 - 【請求項8】 前記帯状の金属板を螺旋状にねじったこ
とを特徴とする請求項6または7に記載の密封装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6116033A JP2764374B2 (ja) | 1994-05-06 | 1994-05-06 | 密封装置および密封装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6116033A JP2764374B2 (ja) | 1994-05-06 | 1994-05-06 | 密封装置および密封装置の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07301341A true JPH07301341A (ja) | 1995-11-14 |
| JP2764374B2 JP2764374B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=14677089
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6116033A Expired - Fee Related JP2764374B2 (ja) | 1994-05-06 | 1994-05-06 | 密封装置および密封装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2764374B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008064242A (ja) * | 2006-09-08 | 2008-03-21 | Toyo Seal Kogyo Kk | 軸受用密封板の芯金製造方法、芯金、及び軸受用密封板 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60108856U (ja) * | 1983-12-27 | 1985-07-24 | エヌオーケー株式会社 | 密封装置 |
| JPH04232007A (ja) * | 1990-12-28 | 1992-08-20 | Kiipaa Kk | オイルシールの製造方法 |
-
1994
- 1994-05-06 JP JP6116033A patent/JP2764374B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60108856U (ja) * | 1983-12-27 | 1985-07-24 | エヌオーケー株式会社 | 密封装置 |
| JPH04232007A (ja) * | 1990-12-28 | 1992-08-20 | Kiipaa Kk | オイルシールの製造方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008064242A (ja) * | 2006-09-08 | 2008-03-21 | Toyo Seal Kogyo Kk | 軸受用密封板の芯金製造方法、芯金、及び軸受用密封板 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2764374B2 (ja) | 1998-06-11 |
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