JPH0730177U - 車両の幌構造 - Google Patents
車両の幌構造Info
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- JPH0730177U JPH0730177U JP6096393U JP6096393U JPH0730177U JP H0730177 U JPH0730177 U JP H0730177U JP 6096393 U JP6096393 U JP 6096393U JP 6096393 U JP6096393 U JP 6096393U JP H0730177 U JPH0730177 U JP H0730177U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 車体間の空気抵抗を低減し、通路の美感を向
上する。 【構成】 高速走行時の空気抵抗を低減するために、2
つの隣接する車体24,25間の空間26には、幌27
を緊張して設け、この幌27は、車体24,25の外表
面に沿って滑らかな外表面を有し、弾発性を有する伸縮
可能な材料から成る。こうして高速走行時の空気抵抗を
減少することができるようになる。さらに本考案によれ
ば、車体の外表面よりも内方寄りで、車両24,25間
の通路を覆う幌を緊張して設け、この幌は弾発性を有す
る伸縮可能な材料から成り、その内表面は滑らかであ
り、したがって美感の向上が図られる。
上する。 【構成】 高速走行時の空気抵抗を低減するために、2
つの隣接する車体24,25間の空間26には、幌27
を緊張して設け、この幌27は、車体24,25の外表
面に沿って滑らかな外表面を有し、弾発性を有する伸縮
可能な材料から成る。こうして高速走行時の空気抵抗を
減少することができるようになる。さらに本考案によれ
ば、車体の外表面よりも内方寄りで、車両24,25間
の通路を覆う幌を緊張して設け、この幌は弾発性を有す
る伸縮可能な材料から成り、その内表面は滑らかであ
り、したがって美感の向上が図られる。
Description
【0001】
本考案は、たとえばリニアモータカーなどのような2つの車両の間の幌を用い た連結構造に関する。
【0002】
典型的な先行技術は図6に示されている(特開平3−45466号)。2つの 車体1,2の外表面に沿って妻面3,4にはカバー部材5,6がそれぞれ立設さ れて固定される。カバー部材5,6は、たとえばスポンジ状またはスポンジ状で ない合成ゴム成型品などから成る。
【0003】 このような図6に示される先行技術では、車体1,2が左右に、すなわち図6 の上下に相互にずれたときには、カバー部材5,6もまたずれ、したがって段差 が生じることになる。高速度で走行するたとえばリニアモータカーなどでは、編 成車両の外表面を全体にわたって滑らかにして空気抵抗を小さくすることが望ま れる。したがって図6のような構成を、高速走行する車体にそのまま実施するこ とができない。
【0004】 他の先行技術は図7に示されている。車両7,8には、伸縮性を有するたわみ 可能な布状幌9が設けられる。この幌9は、波形に形成されている。したがって 特に高速走行時の空気抵抗が大きいという問題があり、高速走行車両に実施する ことはできない。
【0005】 他の先行技術は図8に示されている。この他の先行技術では車両10,11間 の通路12を、伸縮自在のたわみ可能な布状幌13で覆う。幌13は波形に形成 されている。したがって通路12を通る人は、この波形の幌13が視野内に入り 、美感が劣る。
【0006】 さらに他の先行技術は図9に示されている。車体14,15間の通路16を覆 って弾発性を有する波形に形成された気密性を有する幌17が外側で覆われ、そ の内側には、鉛直軸線まわりに角変位可能な対を成す左右のカバー18,19が 鉛直軸線まわりに角変位可能に設けられ、捩りばねによってこれらのカバー18 ,19は、それらのカバー18,19の先端部が車体14,15の外方となるよ うにばね力が与えられ、これらのカバー18,19の先端部は、逆U字状に形成 されてぶら下げられた中間カバー20に当接する。このような構成によれば、通 路16側のカバー18,19,20はほぼ平坦に滑らかに連なる。
【0007】 このような図9に示される先行技術は、構成が複雑であり、重量は大きくなる という問題がある。
【0008】
本考案の目的は、空気抵抗を減少することができるようにした車両の幌構造を 提供することである。
【0009】 本考案の他の目的は、車体間の通路などの空間の内面を滑らかにした車両の幌 構造を提供することである。
【0010】
本考案は、隣接する各車両の車体間の空間に、車体の外表面に沿って滑らかな 外表面を有しかつ弾発性を有する伸縮可能な幌を、緊張して設けることを特徴と する車両の幌構造である。
【0011】 また本考案は、隣接する各車両の車体間の空間に、車体の外表面よりも内方寄 りで、車両間の通路を覆いかつ滑らかな内表面を有しかつ弾発性を有する伸縮可 能な幌を、緊張して設けることを特徴とする車両の幌構造である。
【0012】
【作用】 以上のように本考案によれば、隣接する各車両の車体間の通路などの空間には 、幌を緊張して設け、この幌は、車体の外表面に沿って滑らかな外表面を有して おり、しかもその幌は、弾発性を有する伸縮可能な材料から成るので、高速走行 時においても、空気抵抗を小さくすることができ、また、騒音の発生がなくなる 。
【0013】 さらに本考案によれば、車体の外表面よりも内方寄りで、車体間の空間には、 幌を緊張して設け、この幌は、車両間の通路を覆い、かつ滑らかな内表面を有し ており、さらに弾発性を有する伸縮可能な材料から成り、これによって通路内か ら見える幌の前記内周面は平滑であり、美感が向上されることになる。
【0014】
図1は本考案の一実施例の水平断面図である。リニアモータカーなどの編成車 両の隣接する各車両22,23の車体24,25間の空間26には、本考案に従 う幌27が設けられる。
【0015】 図2は、図1に示される幌27が設けられた車両の一部の側面図である。この 編成車両は、連接車であり、車体24,25の間に台車28が設けられる。台車 28には、車上コイルが設けられ、地上には地上コイルが設けられ、これらの車 上コイルと地上コイルとの間の電磁力によって推進力が発生されて、車体24, 25が浮上して、走行することができる。車体24,25と台車28との間の空 間にもまた、前述の幌27と同様な幌29が設けられる。この図2における切断 面線A−Aから見た断面は、前述の図1に示されている。
【0016】 車体24,25の妻面31,32には、幌27の両端部が、取付部材33,3 4の取付片33a,34aによって挟まれてボルト35,36を用いて固定され る。取付部材33は、取付片33aに連なる案内部33bを有する。この案内部 33bの先端部33cは、車体24の幅方向内方(図1の下方)に延びる。もう 1つの取付部材34に関してもまた同様な構成となっており、取付片34aと案 内部34bと先端部34cとを有する。
【0017】 幌27は弾発性を有する伸縮可能な材料から成り、たとえば合成ゴムから成っ てもよい。この幌27は気密性を有していてもよいけれども、気密性を有してい なくてもよい。
【0018】 図3は取付部材33付近の断面図である。車体24,25が左右にずれても、 それに応じて幌27は緊張状態で変形する。したがって走行時の空気抵抗が増大 することはない。
【0019】 車体24,25の外表面に沿って、幌27は、滑らかな外表面を有している。 取付部材33の案内部33bの先端部33cが湾曲しているので、幌27が円滑 に変形することができ、その幌27の損傷を防ぐことができる。
【0020】 図4は、本考案の他の実施例の図1に対応する断面図である。車体24,25 の外表面に沿って、剛性の幌35,36が固定される。これらの幌35,36の 先端部35a,36aは、幅方向内方に傾斜している。車体24,25の妻面3 1,32に取付けられたブラケット37,38には、アーム39,40が鉛直軸 線まわりに角変位可能にピン41,42によって取付けられる。アーム39はば ね43,44によって、その先端部45,46が、妻面31,32に近付く方向 に、ばね力が与えられている。先端部45,46には、幌47の両端部が巻付け られて固定される。幌47は、弾発性を有する伸縮可能な材料から成り、ばね4 3,44のばね力によって緊張して設けられる。この幌47は、幌35,36の 端部35a,36aに当接し、こうして幌35,36,47は、車体24,25 の外表面に沿って、滑らかに延びる。その他の構成は前述の実施例と同様である 。このような実施例によってもまた、高速走行時の空気抵抗の減少を図ることが できる。
【0021】 図5は、本考案の他の実施例の水平断面図である。この実施例では、隣接する 車両の車体24,25間の連絡通路などの空間51を形成するために、妻面31 ,32には、剛性の幌52,53が固定される。この幌52,53の内表面(図 5の下面)は滑らかであり、この実施例では平面状である。幌52,53の端部 間にわたって、幌54が固定される。この幌54は、弾発性を有する伸縮可能な 材料から成る。この幌54は、たとえば一対の布地の間に、合成ゴムなどのスポ ンジを挟んでサンドイッチした構成を有していてもよく、気密性を有する。幌5 4の内面(図5の下面)もまた、滑らかであり、この実施例では平面である。取 付部材55,56は、幌52,53の端部に固定され、車体24,25の外側方 に突出して設けられる。取付部材55,56間には、外側方に凸にU字状に湾曲 された幌57の両端部が固定される。幌57は気密性であり、前述の幌54と同 様な材料から成ってもよい。この幌57は、弾発性を有しており、伸縮可能であ る。幌52,53もまた気密性を有する。したがって空間51は気密に保たれる 。幌52,53,54の内表面が滑らかに連なっているので、美感が向上される 。幌54は緊張して設けられる。
【0022】
以上のように本考案によれば、隣接する各車両の車体間の空間には、車体の外 表面に沿って滑らかな外表面を有する幌を緊張して設け、この幌は弾発性を有し 、伸縮可能な材料から成り、したがって高速走行時における空気抵抗を小さくす ることができるようになる。
【0023】 また本考案によれば、車体の外表面よりも内方寄りで、車体間の空間に幌を設 け、この幌は、車両間の通路を覆う滑らかな内表面を有し、弾発性を有する伸縮 可能な材料から成り、緊張して設けられているので、その通路内から見える幌の 内周面が上述のように常に滑らかであり、美感が向上されることになる。
【図1】本考案の一実施例の一部の水平断面図である。
【図2】図1に示される実施例の編成車両の側面図であ
る。
る。
【図3】取付部材33とその付近の断面図である。
【図4】本考案の他の実施例の一部の水平断面図であ
る。
る。
【図5】本考案のさらに他の実施例の一部の水平断面図
である。
である。
【図6】先行技術の簡略化した水平断面図である。
【図7】他の先行技術の簡略化した水平断面図である。
【図8】さらに他の先行技術の簡略化した断面図であ
る。
る。
【図9】さらに他の先行技術の簡略化した水平断面図で
ある。
ある。
22,23 車両 24,25 車体 26,51 空間 27 幌 33,34 取付部材 35,36,47 幌 39,40 アーム 43,44 ばね 52,53,54,57 幌
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000147198 株式会社成田製作所 愛知県名古屋市瑞穂区田光町1丁目12番地 (72)考案者 佐々木 拓二 東京都国分寺市光町二丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内 (72)考案者 加川 正裕 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)考案者 五十嵐 一弘 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)考案者 保坂 史郎 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)考案者 庄司 孝雄 兵庫県神戸市兵庫区和田山通2丁目1番18 号 川崎重工業株式会社兵庫工場内 (72)考案者 稗方 功 兵庫県神戸市兵庫区和田山通2丁目1番18 号 川崎重工業株式会社兵庫工場内 (72)考案者 安藤 六郎 愛知県名古屋市熱田区花表町20番12号 株 式会社成田製作所内 (72)考案者 石川 實 愛知県名古屋市熱田区花表町20番12号 株 式会社成田製作所内 (72)考案者 岩室 憲秋 愛知県名古屋市熱田区花表町20番12号 株 式会社成田製作所内
Claims (2)
- 【請求項1】 隣接する各車両の車体間の空間に、車体
の外表面に沿って滑らかな外表面を有しかつ弾発性を有
する伸縮可能な幌を、緊張して設けることを特徴とする
車両の幌構造。 - 【請求項2】 隣接する各車両の車体間の空間に、車体
の外表面よりも内方寄りで、車両間の通路を覆いかつ滑
らかな内表面を有しかつ弾発性を有する伸縮可能な幌
を、緊張して設けることを特徴とする車両の幌構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993060963U JP2606427Y2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 車両の幌構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993060963U JP2606427Y2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 車両の幌構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0730177U true JPH0730177U (ja) | 1995-06-06 |
| JP2606427Y2 JP2606427Y2 (ja) | 2000-11-06 |
Family
ID=13157582
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993060963U Expired - Fee Related JP2606427Y2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 車両の幌構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2606427Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3908149B2 (ja) * | 2002-11-06 | 2007-04-25 | 川崎重工業株式会社 | 高速走行用の鉄道先頭車両 |
-
1993
- 1993-11-12 JP JP1993060963U patent/JP2606427Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2606427Y2 (ja) | 2000-11-06 |
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