JPH07301829A - 光スイッチ - Google Patents
光スイッチInfo
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- JPH07301829A JPH07301829A JP4806895A JP4806895A JPH07301829A JP H07301829 A JPH07301829 A JP H07301829A JP 4806895 A JP4806895 A JP 4806895A JP 4806895 A JP4806895 A JP 4806895A JP H07301829 A JPH07301829 A JP H07301829A
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Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 TTLレベルでの低電圧駆動が可能となり、
光の散乱による光損失を減少させ、消光比の低下を抑制
し得る光スイッチを提供すること。 【構成】 互いに対向する一対の主表面を有するガラス
基板1と、一対の主表面の一方に形成された第1の透明
電極4´と、第1の透明電極4´に対向して配置された
マトリックスを形成する第2の透明電極4と、第1及び
第2の透明電極4´及び4間に封止された液晶8とを備
え、ガラス基板1に入射された光iを一対の主表面間で
交互に反射させてガラス基板1内を伝搬する第1のモー
ドと、ガラス基板1に入射された光iを、第1の透明電
極4´及び液晶8を順次介して、第2の透明電極4から
出射させる第2のモードとの内の一方を、第1及び第2
の透明電極4´及び4間の電場を変化させることによっ
て選択できる光スイッチ。
光の散乱による光損失を減少させ、消光比の低下を抑制
し得る光スイッチを提供すること。 【構成】 互いに対向する一対の主表面を有するガラス
基板1と、一対の主表面の一方に形成された第1の透明
電極4´と、第1の透明電極4´に対向して配置された
マトリックスを形成する第2の透明電極4と、第1及び
第2の透明電極4´及び4間に封止された液晶8とを備
え、ガラス基板1に入射された光iを一対の主表面間で
交互に反射させてガラス基板1内を伝搬する第1のモー
ドと、ガラス基板1に入射された光iを、第1の透明電
極4´及び液晶8を順次介して、第2の透明電極4から
出射させる第2のモードとの内の一方を、第1及び第2
の透明電極4´及び4間の電場を変化させることによっ
て選択できる光スイッチ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信、光情報処理に
おいて用いられる光スイッチに関し、特に液晶を用い
て、光の進行方向を切り替える多次元光マトリックスス
イッチに関するものである。
おいて用いられる光スイッチに関し、特に液晶を用い
て、光の進行方向を切り替える多次元光マトリックスス
イッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光スイッチは、光通信、光情報処理に対
し、欠かせない光制御素子である。この光スイッチは、
光ファイバや導波路の光伝送路を伝搬する光信号のま
ま、オン・オフするまたは切り替えるもので、光多重通
信、光情報処理の大容量化、高密度化、高速度化の要求
によって光マトリックススイッチ素子が必要とされてき
ている。
し、欠かせない光制御素子である。この光スイッチは、
光ファイバや導波路の光伝送路を伝搬する光信号のま
ま、オン・オフするまたは切り替えるもので、光多重通
信、光情報処理の大容量化、高密度化、高速度化の要求
によって光マトリックススイッチ素子が必要とされてき
ている。
【0003】近年、光マトリックススイッチ素子の開発
が盛んになり、それらの内の一つとして、コア層の屈折
率と外側層の屈折率を制御することによって、コア層内
に入射された光は、全反射によってコア層内に前進する
か、あるいは外側層を透過し、外部に出てゆく(すなわ
ち、スイッチングされる)光スイッチ素子が知られてい
る(特開平5−2157号公報)。この光スイッチ素子
の構造及び原理を図9及び図10を用いて説明する。
が盛んになり、それらの内の一つとして、コア層の屈折
率と外側層の屈折率を制御することによって、コア層内
に入射された光は、全反射によってコア層内に前進する
か、あるいは外側層を透過し、外部に出てゆく(すなわ
ち、スイッチングされる)光スイッチ素子が知られてい
る(特開平5−2157号公報)。この光スイッチ素子
の構造及び原理を図9及び図10を用いて説明する。
【0004】図9において、常誘電性液晶層Bからなる
コア層は、強誘電性液晶層Aからなる外側層により挟ま
れ、更には配向膜16及び17と透明電極14及び15
によって挟まれている。尚、図9において、12及び1
3は透明基板であり、22は透明電極である。
コア層は、強誘電性液晶層Aからなる外側層により挟ま
れ、更には配向膜16及び17と透明電極14及び15
によって挟まれている。尚、図9において、12及び1
3は透明基板であり、22は透明電極である。
【0005】コア層と外側層は下述のように形成され
る。常誘電性液晶層Bと強誘電性液晶層Aとからなる液
晶層18として、ある特定の液晶材料および液晶分子配
向膜を用いた場合には、基板界面近辺では液晶分子が垂
直配向をなし、それが強誘電性液晶層A(外側層)であ
り、一方、液晶層中間部では水平配向をなすような分子
配向をとり、それが常誘電性液晶層(コア層)Bであ
る。その二層A及びBの屈折率の差異により、常誘電性
液晶層Bに光21を入射させると、強誘電性液晶層Aと
常誘電性液晶層Bとの界面(詳細には強誘電性液晶層A
内)で全反射を繰り返しながら液晶層18の中を伝搬し
ていく。
る。常誘電性液晶層Bと強誘電性液晶層Aとからなる液
晶層18として、ある特定の液晶材料および液晶分子配
向膜を用いた場合には、基板界面近辺では液晶分子が垂
直配向をなし、それが強誘電性液晶層A(外側層)であ
り、一方、液晶層中間部では水平配向をなすような分子
配向をとり、それが常誘電性液晶層(コア層)Bであ
る。その二層A及びBの屈折率の差異により、常誘電性
液晶層Bに光21を入射させると、強誘電性液晶層Aと
常誘電性液晶層Bとの界面(詳細には強誘電性液晶層A
内)で全反射を繰り返しながら液晶層18の中を伝搬し
ていく。
【0006】図10において、電源スイッチ20を閉じ
て電源19から電圧を透明電極14及び15に印加する
と、強誘電性液晶層(外側層)Aの屈折率が透明電極1
4、15への印加電圧により、電気光学的効果で変化す
る。よって、入射した光21は図9のように全反射せず
に強誘電性液晶層(外側層)Aを通過し、透明基板12
の外に出射していく。
て電源19から電圧を透明電極14及び15に印加する
と、強誘電性液晶層(外側層)Aの屈折率が透明電極1
4、15への印加電圧により、電気光学的効果で変化す
る。よって、入射した光21は図9のように全反射せず
に強誘電性液晶層(外側層)Aを通過し、透明基板12
の外に出射していく。
【0007】このように、電圧制御により、常誘電性液
晶層(コア層)Bの入力端に入力された光をそのまま常
誘電性液晶層(コア層)Bの出力端に出力させる場合
(図9の場合)と、強誘電性液晶層(外側層)Aの主面
の外方向に出射させる場合(図10の場合)との間でス
イッチング動作をさせる。
晶層(コア層)Bの入力端に入力された光をそのまま常
誘電性液晶層(コア層)Bの出力端に出力させる場合
(図9の場合)と、強誘電性液晶層(外側層)Aの主面
の外方向に出射させる場合(図10の場合)との間でス
イッチング動作をさせる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この光スイッ
チ素子では、液晶層18を導波路として使っており、光
が液晶層18を伝搬するとき、液晶分子のゆらぎなどに
より、光の散乱が大きいため、光損失が多くなる。
チ素子では、液晶層18を導波路として使っており、光
が液晶層18を伝搬するとき、液晶分子のゆらぎなどに
より、光の散乱が大きいため、光損失が多くなる。
【0009】従って本発明の技術的課題は、光の散乱に
よる光損失を減少させた光スイッチを提供することにあ
る。
よる光損失を減少させた光スイッチを提供することにあ
る。
【0010】本発明のもう一つの技術的課題は、TTL
(トランジスタ・トランジスタ・ロジック)レベルでの
低電圧駆動が可能となるような良好な制御性を持つと共
に、光の散乱による光損失を減少させ、消光比の低下を
抑制した2次元光マトリックススイッチを提供すること
にある。
(トランジスタ・トランジスタ・ロジック)レベルでの
低電圧駆動が可能となるような良好な制御性を持つと共
に、光の散乱による光損失を減少させ、消光比の低下を
抑制した2次元光マトリックススイッチを提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、互いに
対向する一対の主表面を有し、透光性固体材料からなる
導光手段と、一対の主表面の一方に形成された第1の透
明電極と、第1の透明電極に対向して配置された第2の
透明電極と、第1及び第2の透明電極間に封止された液
晶とを備え、導光手段に入射された光を一対の主表面間
で交互に反射させて導光手段内を伝搬する第1のモード
と、導光手段に入射された光を第1の透明電極及び液晶
を順次介して第2の透明電極側から出射させる第2のモ
ードとの内の一方のモードを、該第1及び第2の透明電
極間の電場を変化させることによって選択できる光スイ
ッチが得られる。この光スイッチにおいて、導光手段が
板状体であることは好ましい。
対向する一対の主表面を有し、透光性固体材料からなる
導光手段と、一対の主表面の一方に形成された第1の透
明電極と、第1の透明電極に対向して配置された第2の
透明電極と、第1及び第2の透明電極間に封止された液
晶とを備え、導光手段に入射された光を一対の主表面間
で交互に反射させて導光手段内を伝搬する第1のモード
と、導光手段に入射された光を第1の透明電極及び液晶
を順次介して第2の透明電極側から出射させる第2のモ
ードとの内の一方のモードを、該第1及び第2の透明電
極間の電場を変化させることによって選択できる光スイ
ッチが得られる。この光スイッチにおいて、導光手段が
板状体であることは好ましい。
【0012】又、本発明によれば、上記光スイッチにお
いて、第1の透明電極が一対の主表面の一方の全域に形
成され、第2の透明電極はマトリックスを形成している
光スイッチが得られる。
いて、第1の透明電極が一対の主表面の一方の全域に形
成され、第2の透明電極はマトリックスを形成している
光スイッチが得られる。
【0013】更に、本発明によれば、上記何れかの光ス
イッチにおいて、第1のモードにおける導光手段の一対
の主表面間での光の反射が全反射となるように、該光の
該一対の主表面に対する入射角と該導光手段及び液晶の
屈折率とが選定された光スイッチが得られる。
イッチにおいて、第1のモードにおける導光手段の一対
の主表面間での光の反射が全反射となるように、該光の
該一対の主表面に対する入射角と該導光手段及び液晶の
屈折率とが選定された光スイッチが得られる。
【0014】加えて、本発明によれば、上記何れかの光
スイッチを、光の進行方向に沿って複数個配置した光ス
イッチが得られる。
スイッチを、光の進行方向に沿って複数個配置した光ス
イッチが得られる。
【0015】
【実施例】以下に実施例を挙げ、本発明の光スイッチに
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の実施例1に係る光スイッチ
の基本構成を示した縦断面図であり、図2及び図3はこ
の光スイッチの異なる動作状態を説明するための図であ
り、図4はこの光スイッチの外観全体を示した斜視図で
ある。因みに、図1は図4のX−X線における断面図に
相当する。
の基本構成を示した縦断面図であり、図2及び図3はこ
の光スイッチの異なる動作状態を説明するための図であ
り、図4はこの光スイッチの外観全体を示した斜視図で
ある。因みに、図1は図4のX−X線における断面図に
相当する。
【0017】図1において、本実施例による光スイッチ
は、ガラス基板1、2、及び3、液晶8及び9、透明電
極4、4′、6、及び6′、配向膜5、5′、7、及び
7′を有する。
は、ガラス基板1、2、及び3、液晶8及び9、透明電
極4、4′、6、及び6′、配向膜5、5′、7、及び
7′を有する。
【0018】ガラス基板2の一表面上にマトリックスを
形成するように、選択的に透明電極4を設け、透明電極
4上及びガラス基板2の一表面の残りの部分上に配向膜
5を塗布してラビングする。同様に、ガラス基板3の一
表面上にマトリックスを形成するように、選択的に透明
電極6を設け、透明電極6上及びガラス基板3の一表面
の残りの部分上に配向膜7を塗布してラビングする。
形成するように、選択的に透明電極4を設け、透明電極
4上及びガラス基板2の一表面の残りの部分上に配向膜
5を塗布してラビングする。同様に、ガラス基板3の一
表面上にマトリックスを形成するように、選択的に透明
電極6を設け、透明電極6上及びガラス基板3の一表面
の残りの部分上に配向膜7を塗布してラビングする。
【0019】又、ガラス基板1の対向する一対の表面上
に透明電極4′及び6´をそれぞれ設け、透明電極4′
及び6´上に配向膜5′及び7′を塗布し、ラビングす
る。その後、三枚のガラス基板1、2、及び3を図示の
ように組み立て、三枚のガラス基板1、2、及び3間の
二つのギャップに液晶8及び9を注入する。ガラス基板
1、2、及び3間のギャップを適当なスペーサ(図示せ
ず)を選択することによって制御し、適正な液晶8及び
9の厚みを得る。更に、液晶セルLC1及びLC2の周
囲にシール材(図示せず)を塗布することによって、液
晶8及び9を封止する。液晶セルLC1及びLC2に
は、交流又は直流の電圧が透明電極4及び4´及び透明
電極6及び6´を介して印加されており、この電圧のオ
ン・オフによって、光路を切り換える。液晶8及び9
は、液晶分子の初期配向が、図1に示すように配向膜
5、5′、7、及び7′とガラス基板1、2、及び3の
延在方向に対して図1の紙面に平行になるように配向処
理を行う。電場をかけると液晶分子の配向はガラス基板
1、2、及び3に垂直となるようにする。この際、液晶
分子の配向がガラス基板1、2、及び3に平行になって
いる時の誘電率をε[平行]とし、液晶分子の配向がガ
ラス基板1、2、及び3に垂直となっている時の誘電率
をε[垂直]とし、この液晶分子の誘電率の異方性をΔ
εとし、Δεが{ε[平行]−ε[垂直]}で表される
とすると、この液晶分子を{ε[平行]−ε[垂直]}
>0となるように設定する。
に透明電極4′及び6´をそれぞれ設け、透明電極4′
及び6´上に配向膜5′及び7′を塗布し、ラビングす
る。その後、三枚のガラス基板1、2、及び3を図示の
ように組み立て、三枚のガラス基板1、2、及び3間の
二つのギャップに液晶8及び9を注入する。ガラス基板
1、2、及び3間のギャップを適当なスペーサ(図示せ
ず)を選択することによって制御し、適正な液晶8及び
9の厚みを得る。更に、液晶セルLC1及びLC2の周
囲にシール材(図示せず)を塗布することによって、液
晶8及び9を封止する。液晶セルLC1及びLC2に
は、交流又は直流の電圧が透明電極4及び4´及び透明
電極6及び6´を介して印加されており、この電圧のオ
ン・オフによって、光路を切り換える。液晶8及び9
は、液晶分子の初期配向が、図1に示すように配向膜
5、5′、7、及び7′とガラス基板1、2、及び3の
延在方向に対して図1の紙面に平行になるように配向処
理を行う。電場をかけると液晶分子の配向はガラス基板
1、2、及び3に垂直となるようにする。この際、液晶
分子の配向がガラス基板1、2、及び3に平行になって
いる時の誘電率をε[平行]とし、液晶分子の配向がガ
ラス基板1、2、及び3に垂直となっている時の誘電率
をε[垂直]とし、この液晶分子の誘電率の異方性をΔ
εとし、Δεが{ε[平行]−ε[垂直]}で表される
とすると、この液晶分子を{ε[平行]−ε[垂直]}
>0となるように設定する。
【0020】本実施例において、導光手段として使われ
ているガラス基板1は、TaFD30(屈折率nD =
1.87853)であり、厚み0.2mmである。ガラ
ス基板2及び3には特に制限はない。
ているガラス基板1は、TaFD30(屈折率nD =
1.87853)であり、厚み0.2mmである。ガラ
ス基板2及び3には特に制限はない。
【0021】大きな消光比を得るためには、液晶8及び
9の異常光線屈折率ne と常光線屈折率no との差Δn
=ne −no が大きければ大きいほど良い。この光スイ
ッチの応答速度については、液晶8及び9として粘性の
小さい液晶材料を選定するとともに液晶8及び9の厚み
をできる限り薄くすることにより、10ms以下の応答
速度が得られた。この実験においてはメルク社のネマチ
ック液晶ZLI−5049−100を使い、この液晶の
屈折率はne =1.7092、no =1.5065であ
った。
9の異常光線屈折率ne と常光線屈折率no との差Δn
=ne −no が大きければ大きいほど良い。この光スイ
ッチの応答速度については、液晶8及び9として粘性の
小さい液晶材料を選定するとともに液晶8及び9の厚み
をできる限り薄くすることにより、10ms以下の応答
速度が得られた。この実験においてはメルク社のネマチ
ック液晶ZLI−5049−100を使い、この液晶の
屈折率はne =1.7092、no =1.5065であ
った。
【0022】図1の実施例では、透明電極4、4´、
6、及び6´として酸化インジウム(ITO)膜を用い
る。ガラス基板1の両表面に全面的にITO膜4′、
6′を蒸着する。光の出口のガラス基板2の内表面に
は、透明電極4を図4に示すようにマトリックスを形成
するように設け、その透明電極4のパターンはそれぞれ
の光路を独立にスイッチング制御することができるよう
にする。透明電極4のサイズは2mm×2mmで、透明
電極4間の間隔は2mmである。同様に、光の出口のガ
ラス基板3の内表面には、透明電極6をマトリックスを
形成するように設け、その透明電極6のパターンはそれ
ぞれの光路を独立にスイッチング制御することができる
ようにする。透明電極6のサイズは2mm×2mmで、
透明電極6間の間隔は2mmである。
6、及び6´として酸化インジウム(ITO)膜を用い
る。ガラス基板1の両表面に全面的にITO膜4′、
6′を蒸着する。光の出口のガラス基板2の内表面に
は、透明電極4を図4に示すようにマトリックスを形成
するように設け、その透明電極4のパターンはそれぞれ
の光路を独立にスイッチング制御することができるよう
にする。透明電極4のサイズは2mm×2mmで、透明
電極4間の間隔は2mmである。同様に、光の出口のガ
ラス基板3の内表面には、透明電極6をマトリックスを
形成するように設け、その透明電極6のパターンはそれ
ぞれの光路を独立にスイッチング制御することができる
ようにする。透明電極6のサイズは2mm×2mmで、
透明電極6間の間隔は2mmである。
【0023】図1において、配向膜5、5′、7、及び
7′はガラス基板1、2、及び3の液晶セルLC1及び
LC2に対向する表面にそれぞれ形成されており、それ
ら配向膜5、5′、7、及び7′はポリイミドからな
る。配向膜5、5′、7、及び7′を形成する際には、
ポリイミドを回転塗布法によってガラス基板1、2、及
び3の所定の表面に薄膜状に形成し、硬化する。その
後、ラビング法で液晶8及び、9の液晶分子の初期配向
方向を図1に示すようにホモジニアス(ガラス基板1、
2、及び3に平行)に配向する。
7′はガラス基板1、2、及び3の液晶セルLC1及び
LC2に対向する表面にそれぞれ形成されており、それ
ら配向膜5、5′、7、及び7′はポリイミドからな
る。配向膜5、5′、7、及び7′を形成する際には、
ポリイミドを回転塗布法によってガラス基板1、2、及
び3の所定の表面に薄膜状に形成し、硬化する。その
後、ラビング法で液晶8及び、9の液晶分子の初期配向
方向を図1に示すようにホモジニアス(ガラス基板1、
2、及び3に平行)に配向する。
【0024】図2において、ガラス基板1は液晶8及び
9に挟まれているので、ガラス基板1に入射される光i
は、ガラス基板1の屈折率と液晶8及び9の屈折率との
関係及び光iの入射角度により、ガラス基板1と液晶8
及び9との界面(詳細には、配向膜5´と液晶8との界
面及び配向膜7´と液晶9との界面)で全反射されなが
らガラス基板1内を伝搬する。
9に挟まれているので、ガラス基板1に入射される光i
は、ガラス基板1の屈折率と液晶8及び9の屈折率との
関係及び光iの入射角度により、ガラス基板1と液晶8
及び9との界面(詳細には、配向膜5´と液晶8との界
面及び配向膜7´と液晶9との界面)で全反射されなが
らガラス基板1内を伝搬する。
【0025】又は、図3に実線で示すように、光iは、
ガラス基板1(配向膜5´)と液晶8との界面で屈折さ
れ、液晶8及び透明電極4aを通り、光i1として出射
する。他の例としては図3に破線で示すように、光i
は、ガラス基板1(配向膜7´)と液晶9との界面で屈
折され、液晶9及び透明電極6aを通り、光i2として
出射する。
ガラス基板1(配向膜5´)と液晶8との界面で屈折さ
れ、液晶8及び透明電極4aを通り、光i1として出射
する。他の例としては図3に破線で示すように、光i
は、ガラス基板1(配向膜7´)と液晶9との界面で屈
折され、液晶9及び透明電極6aを通り、光i2として
出射する。
【0026】図2及び図3において、ガラス基板1の絶
対屈折率nD が液晶8及び9の絶対屈折率nLCより大き
い場合、光iの入射角度がガラス基板1と液晶8及び9
との界面の全反射臨界角度θc =arcsin(nLC/
nD )より大きいと、光iはガラス基板1内の界面で全
反射され、入射角度が全反射臨界角度θc より小さい
と、界面で全反射されずに透過される。
対屈折率nD が液晶8及び9の絶対屈折率nLCより大き
い場合、光iの入射角度がガラス基板1と液晶8及び9
との界面の全反射臨界角度θc =arcsin(nLC/
nD )より大きいと、光iはガラス基板1内の界面で全
反射され、入射角度が全反射臨界角度θc より小さい
と、界面で全反射されずに透過される。
【0027】液晶8及び9は電場をかけたときの分子配
向と電場をかけないときの分子配向が異なることによ
り、屈折率が異なってくる。よって、全反射臨界角度も
異なる。図2及び図3の実施例1においては、入射光の
電気ベクトルの振幅方向はEで示されており、ガラス基
板1から、液晶8及び9に対し、光iは入射角度が59
°で入射している。この場合、電圧を印加しない時、液
晶分子の配向は、図2に示すようにガラス基板1、2、
及び3に平行しており、その時の液晶8及び9の屈折率
をnLC[off]とすると、nLC[off]=1.55
32であり、それに対応する全反射臨界角度θc [of
f]は約56°である。よって、59°で入射された光
iは界面で全反射され、ガラス基板1内を伝搬する。
向と電場をかけないときの分子配向が異なることによ
り、屈折率が異なってくる。よって、全反射臨界角度も
異なる。図2及び図3の実施例1においては、入射光の
電気ベクトルの振幅方向はEで示されており、ガラス基
板1から、液晶8及び9に対し、光iは入射角度が59
°で入射している。この場合、電圧を印加しない時、液
晶分子の配向は、図2に示すようにガラス基板1、2、
及び3に平行しており、その時の液晶8及び9の屈折率
をnLC[off]とすると、nLC[off]=1.55
32であり、それに対応する全反射臨界角度θc [of
f]は約56°である。よって、59°で入射された光
iは界面で全反射され、ガラス基板1内を伝搬する。
【0028】一方、例えば図3に示すように、透明電極
4a及び6aに電圧を印加する時、液晶分子の配向はガ
ラス基板1に垂直になっており、その時の電圧を印加さ
れた部分の液晶8及び9の屈折率をnLC[on]とする
と、nLC[on]=1.6476であり、それに対応す
る全反射臨界角度θc [on]は約61°である。
4a及び6aに電圧を印加する時、液晶分子の配向はガ
ラス基板1に垂直になっており、その時の電圧を印加さ
れた部分の液晶8及び9の屈折率をnLC[on]とする
と、nLC[on]=1.6476であり、それに対応す
る全反射臨界角度θc [on]は約61°である。
【0029】よって、59°で入射された光iはその界
面で全反射されず、液晶8及び9を通り、ガラス基板2
及び3の外に光i1や光i2として放射される。上述か
らわかるように、光iの入射角度を二つの全反射臨界角
度であるθc [off]とθc [on]との間の角度と
すると、電場をかけるか否かにより光の前進方向を制御
できる。即ち、電場をかけない場合、光は界面で全反射
しながらガラス基板1内を伝搬するが、電場をかけた場
合、光は界面で全反射せずに透過する。このようにし
て、伝搬する光がスイッチングされることになる。
面で全反射されず、液晶8及び9を通り、ガラス基板2
及び3の外に光i1や光i2として放射される。上述か
らわかるように、光iの入射角度を二つの全反射臨界角
度であるθc [off]とθc [on]との間の角度と
すると、電場をかけるか否かにより光の前進方向を制御
できる。即ち、電場をかけない場合、光は界面で全反射
しながらガラス基板1内を伝搬するが、電場をかけた場
合、光は界面で全反射せずに透過する。このようにし
て、伝搬する光がスイッチングされることになる。
【0030】図4に示された例では、光スイッチはガラ
ス基板1の入射面10に入射した光iaをガラス基板1
の出射面11から光ia´として出射し、入射した光i
bを光ib´として出射し、入射した光icを光ic´
として出射し、入射した光idを光id´として出射す
る。
ス基板1の入射面10に入射した光iaをガラス基板1
の出射面11から光ia´として出射し、入射した光i
bを光ib´として出射し、入射した光icを光ic´
として出射し、入射した光idを光id´として出射す
る。
【0031】尚、出射する光i1及びi2(図3)や光
ia´、ib´、ic´、及びid´(図4)の反射損
失を減少するため、液晶屈折率ne と同じかあるいはそ
れに近い屈折率のガラス基板を用いるか、あるいはガラ
ス基板2及び3の外側に反射防止膜を設けるのが好まし
い。しかし、ガラス基板2及び3の屈折率により、出射
角度を変えるので、適当な選択が必要である。
ia´、ib´、ic´、及びid´(図4)の反射損
失を減少するため、液晶屈折率ne と同じかあるいはそ
れに近い屈折率のガラス基板を用いるか、あるいはガラ
ス基板2及び3の外側に反射防止膜を設けるのが好まし
い。しかし、ガラス基板2及び3の屈折率により、出射
角度を変えるので、適当な選択が必要である。
【0032】図5は本発明の実施例2に係る光スイッチ
の基本構成を示した縦断面図であり、図6及び図7はこ
の光スイッチにおける異なる動作状態を説明するために
示したものである。この光スイッチは、液晶分子の初期
配向の状況を除いて、他の部分は実施例1と同じであ
る。即ち、この光スイッチにおいて、液晶8及び9は、
液晶分子の初期配向が、配向膜5、5´、7、7´とガ
ラス基板1、2、及び3の延在方向に対して平行、且つ
紙面に垂直になるように処理する。電場をかけると液晶
分子の配向はガラス基板1、2、及び3の延在方向に垂
直となるように処理する。
の基本構成を示した縦断面図であり、図6及び図7はこ
の光スイッチにおける異なる動作状態を説明するために
示したものである。この光スイッチは、液晶分子の初期
配向の状況を除いて、他の部分は実施例1と同じであ
る。即ち、この光スイッチにおいて、液晶8及び9は、
液晶分子の初期配向が、配向膜5、5´、7、7´とガ
ラス基板1、2、及び3の延在方向に対して平行、且つ
紙面に垂直になるように処理する。電場をかけると液晶
分子の配向はガラス基板1、2、及び3の延在方向に垂
直となるように処理する。
【0033】図6及び図7に示す実施例2の光スイッチ
においては、入射光の電気ベクトルの振幅方向はEで示
されており、ガラス基板1から、液晶8及び9に対し光
iは入射角度が57°で入射している。この場合、電圧
を印加しない時、液晶分子の配向は、図6に示すように
ガラス基板1、2、及び3の延在方向に対し平行、且つ
図6の紙面に垂直となるようにしており、そのときの液
晶8及び9の屈折率nLC[off]=1.5065であ
り、それに対応する全反射臨界角度θc [off]は約
53°である。よって、57°で入射された光iは界面
で全反射され、ガラス基板1内を伝搬する。
においては、入射光の電気ベクトルの振幅方向はEで示
されており、ガラス基板1から、液晶8及び9に対し光
iは入射角度が57°で入射している。この場合、電圧
を印加しない時、液晶分子の配向は、図6に示すように
ガラス基板1、2、及び3の延在方向に対し平行、且つ
図6の紙面に垂直となるようにしており、そのときの液
晶8及び9の屈折率nLC[off]=1.5065であ
り、それに対応する全反射臨界角度θc [off]は約
53°である。よって、57°で入射された光iは界面
で全反射され、ガラス基板1内を伝搬する。
【0034】一方、例えば図7に示すように、透明電極
4a及び6aに電圧を印加する時、液晶分子の配向はガ
ラス基板1に垂直になっており、その時の電圧を印加さ
れた部分の液晶8及び9の屈折率nLC[on]=1.6
407であり、それに対応する全反射臨界角度θc [o
n]は約60°である。よって、57°で入射された光
iは界面で全反射させず、液晶8及び9を通り、ガラス
基板2及び3の外に光i1や光i2として放射される。
4a及び6aに電圧を印加する時、液晶分子の配向はガ
ラス基板1に垂直になっており、その時の電圧を印加さ
れた部分の液晶8及び9の屈折率nLC[on]=1.6
407であり、それに対応する全反射臨界角度θc [o
n]は約60°である。よって、57°で入射された光
iは界面で全反射させず、液晶8及び9を通り、ガラス
基板2及び3の外に光i1や光i2として放射される。
【0035】図8は、実施例1及び2に示す光スイッチ
における各動作状態(各配向状態)の入射角度に対する
全反射臨界角度の関係を示した特性図である。但し、こ
こで直線S1は入射される光の入射角度を示すものであ
り、線S2は図3の透明電極4a及び6aに電圧を印加
し、液晶分子の配向をガラス基板1に垂直にした状態で
の入射角と全反射臨界角度の関係を示すものである。
又、線S3は図2に示すように実施例1において透明電
極4及び6に電圧を印加しないときの入射角と全反射臨
界角度の関係を示し、線S4は図6に示すように実施例
2において透明電極4及び6に電圧を印加しないときの
入射角と全反射臨界角度の関係を示す。
における各動作状態(各配向状態)の入射角度に対する
全反射臨界角度の関係を示した特性図である。但し、こ
こで直線S1は入射される光の入射角度を示すものであ
り、線S2は図3の透明電極4a及び6aに電圧を印加
し、液晶分子の配向をガラス基板1に垂直にした状態で
の入射角と全反射臨界角度の関係を示すものである。
又、線S3は図2に示すように実施例1において透明電
極4及び6に電圧を印加しないときの入射角と全反射臨
界角度の関係を示し、線S4は図6に示すように実施例
2において透明電極4及び6に電圧を印加しないときの
入射角と全反射臨界角度の関係を示す。
【0036】図8からは、スイッチング動作できる光入
射角度の許容範囲は、実施例2の光スイッチの場合は実
施例1の光スイッチの場合より大きい。よって、光路の
調整をし易くなり、かつ、スイッチ素子の消光比が高く
なるということが判る。
射角度の許容範囲は、実施例2の光スイッチの場合は実
施例1の光スイッチの場合より大きい。よって、光路の
調整をし易くなり、かつ、スイッチ素子の消光比が高く
なるということが判る。
【0037】このようにして、各実施例1及び2の光ス
イッチでは、5Vで液晶セルの駆動すること(すなわ
ち、TTLレベルの低電圧駆動)ができると共に、光を
全反射させているので、光の減衰を極めて抑制できる。
又、各実施例1及び2の光スイッチでは、ガラス基板1
を0.2mm程度の薄板としたので、ガラス基板1の主
表面における反射部分を数多く形成することができ、こ
の結果として光スイッチの多チャンネル化を実現するこ
とができた。更に、このようにガラス基板1を薄板にし
た場合、ガラス基板1の両表面の透明導電膜をフォトリ
ソグラフィによりパターンニングすることが困難となる
ので、透明導電膜をガラス基板1の両表面の全域に透明
電極4´及び6´として形成することによって、フォト
リソグラフィを用いないで済むようにした。加えて、マ
トリックス透明電極4及び6の配置により液晶8及び9
のある部分のみ屈折率を変化させ、光をその部分から出
射させる。よって、電場のかけ方によりマトリックスス
イッチ素子ができる。
イッチでは、5Vで液晶セルの駆動すること(すなわ
ち、TTLレベルの低電圧駆動)ができると共に、光を
全反射させているので、光の減衰を極めて抑制できる。
又、各実施例1及び2の光スイッチでは、ガラス基板1
を0.2mm程度の薄板としたので、ガラス基板1の主
表面における反射部分を数多く形成することができ、こ
の結果として光スイッチの多チャンネル化を実現するこ
とができた。更に、このようにガラス基板1を薄板にし
た場合、ガラス基板1の両表面の透明導電膜をフォトリ
ソグラフィによりパターンニングすることが困難となる
ので、透明導電膜をガラス基板1の両表面の全域に透明
電極4´及び6´として形成することによって、フォト
リソグラフィを用いないで済むようにした。加えて、マ
トリックス透明電極4及び6の配置により液晶8及び9
のある部分のみ屈折率を変化させ、光をその部分から出
射させる。よって、電場のかけ方によりマトリックスス
イッチ素子ができる。
【0038】尚、上述した各実施例1、2の光スイッチ
において、液晶材料とその配向性、電極材料、電極パタ
ーンおよびガラス材料、サイズなどは上記したものに限
定されない。例えば、ガラス基板1はTaFD30ガラ
スに限らず、ガラス基板1の屈折率nD が液晶8及び9
の屈折率ne 及びno の小さい方より大きいならば良
い。ガラス基板1の厚みも種々の厚みに変えられる。光
の入出力端面に光の反射損失を小さくするため、ガラス
基板1の両端側に入出光に対しブリュースター角度或い
は垂直になるように斜めでカットし、研磨しても良い。
同様に、ガラス基板2、3の出射側も出射光に対しブリ
ュースター角度或いは垂直になるようにした方が良い。
又、ガラス材料の変わりに透明なプラスチック材料を用
いることもできる。更に、図1及び図5のガラス基板1
と透明電極4´、ガラス基板1と透明電極6´、ガラス
基板2と透明電極4、ガラス基板3と透明電極6、透明
電極4´と配向膜5´、透明電極6´と配向膜7´、透
明電極4と配向膜5、透明電極6と配向膜7、ガラス基
板1と大気、ガラス基板2と大気、ガラス基板3と大気
の界面に反射防止膜を設けることにより、それらの界面
における反射損失を低減させることが可能である。
において、液晶材料とその配向性、電極材料、電極パタ
ーンおよびガラス材料、サイズなどは上記したものに限
定されない。例えば、ガラス基板1はTaFD30ガラ
スに限らず、ガラス基板1の屈折率nD が液晶8及び9
の屈折率ne 及びno の小さい方より大きいならば良
い。ガラス基板1の厚みも種々の厚みに変えられる。光
の入出力端面に光の反射損失を小さくするため、ガラス
基板1の両端側に入出光に対しブリュースター角度或い
は垂直になるように斜めでカットし、研磨しても良い。
同様に、ガラス基板2、3の出射側も出射光に対しブリ
ュースター角度或いは垂直になるようにした方が良い。
又、ガラス材料の変わりに透明なプラスチック材料を用
いることもできる。更に、図1及び図5のガラス基板1
と透明電極4´、ガラス基板1と透明電極6´、ガラス
基板2と透明電極4、ガラス基板3と透明電極6、透明
電極4´と配向膜5´、透明電極6´と配向膜7´、透
明電極4と配向膜5、透明電極6と配向膜7、ガラス基
板1と大気、ガラス基板2と大気、ガラス基板3と大気
の界面に反射防止膜を設けることにより、それらの界面
における反射損失を低減させることが可能である。
【0039】又、液晶8及び9は、ネマチック液晶に限
らず、強誘電性液晶などを使っても良い。強誘電性液晶
では、極性の異なるパルス(+電位のパルス、−電位の
パルス)を印加することにより、液晶分子の配向を変化
し、よって、液晶8及び9の屈折率を変え、光をスイッ
チングできる。特に強誘電率液晶を用いる場合には、そ
のメモリ性を利用して、切り替えのための電圧印加は一
時的なパルスで良く、自己保持型スイッチとすることが
できる。
らず、強誘電性液晶などを使っても良い。強誘電性液晶
では、極性の異なるパルス(+電位のパルス、−電位の
パルス)を印加することにより、液晶分子の配向を変化
し、よって、液晶8及び9の屈折率を変え、光をスイッ
チングできる。特に強誘電率液晶を用いる場合には、そ
のメモリ性を利用して、切り替えのための電圧印加は一
時的なパルスで良く、自己保持型スイッチとすることが
できる。
【0040】更に、透明電極4、4´、6、及び6´の
他の電極材料として、酸化錫(SnO2 )膜、In2 O
3 −SnO2 膜なども使える。電極のパターンとして電
極4′及び6′をそれぞれ電極4及び6と同じようなパ
ターンにしても良いし、或いはマトリックス電極を使っ
ても良い。又、ここで電極のサイズを適当に変えても良
い。
他の電極材料として、酸化錫(SnO2 )膜、In2 O
3 −SnO2 膜なども使える。電極のパターンとして電
極4′及び6′をそれぞれ電極4及び6と同じようなパ
ターンにしても良いし、或いはマトリックス電極を使っ
ても良い。又、ここで電極のサイズを適当に変えても良
い。
【0041】加えて、配向膜5、5´、7、及び7´と
して、他の有機配向膜(ポリアミドを含む)や、SiO
などの無機配向膜を用いても良い。
して、他の有機配向膜(ポリアミドを含む)や、SiO
などの無機配向膜を用いても良い。
【0042】その他として、導光手段による導光原理は
全反射ではなくても良い。導光手段は、上述した板状体
の代わりに円柱状体を用いても良い。又、液晶8及び9
は、ガラス基板1の両側に配置したが、片側だけに液晶
を設け、他方はガラス基板1の主表面で光が全反射する
ような光学的条件を付与しておいても良い。更に、入射
光は赤外光や可視光であっても良い。加えて、液晶分子
の初期配向は実施例1及び2に限定されるものではな
く、図1〜3、及び図5〜7のガラス基板1の延在方向
に平行となるようにすれば良い。
全反射ではなくても良い。導光手段は、上述した板状体
の代わりに円柱状体を用いても良い。又、液晶8及び9
は、ガラス基板1の両側に配置したが、片側だけに液晶
を設け、他方はガラス基板1の主表面で光が全反射する
ような光学的条件を付与しておいても良い。更に、入射
光は赤外光や可視光であっても良い。加えて、液晶分子
の初期配向は実施例1及び2に限定されるものではな
く、図1〜3、及び図5〜7のガラス基板1の延在方向
に平行となるようにすれば良い。
【0043】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、導光手段として透光性固体材料を用いて、導光手段
の光の散乱による光損失を減少させた光スイッチが得ら
れる。更に、本発明によれば、TTLレベルでの低電圧
駆動が可能で良好で、光の散乱による光損失を減少させ
得ると共に、消光比の低下を抑制し得る構造が簡単で低
価格な2次元光マトリックススイッチが得られる。
ば、導光手段として透光性固体材料を用いて、導光手段
の光の散乱による光損失を減少させた光スイッチが得ら
れる。更に、本発明によれば、TTLレベルでの低電圧
駆動が可能で良好で、光の散乱による光損失を減少させ
得ると共に、消光比の低下を抑制し得る構造が簡単で低
価格な2次元光マトリックススイッチが得られる。
【図1】本発明の実施例1に係る光スイッチの基本構成
を示した縦断面図。
を示した縦断面図。
【図2】図1に示す光スイッチの一動作状態を説明する
ために示した縦断面図。
ために示した縦断面図。
【図3】図1に示す光スイッチの他の動作状態を説明す
るために示した縦断面図。
るために示した縦断面図。
【図4】図1に示す光スイッチの外観全体を示した斜視
図。
図。
【図5】本発明の実施例2に係る光スイッチの基本構成
を示した縦断面図。
を示した縦断面図。
【図6】図5に示す光スイッチの一動作状態を説明する
ために示した縦断面図。
ために示した縦断面図。
【図7】図5に示す光スイッチの他の動作状態を説明す
るために示した縦断面図。
るために示した縦断面図。
【図8】図1又は図5に示す光スイッチにおける各動作
状態(各配向状態)の全反射臨界角度と入射角度との関
係を示した特性図。
状態(各配向状態)の全反射臨界角度と入射角度との関
係を示した特性図。
【図9】従来の光スイッチ素子の基本構成及びその一動
作状態を説明するために示した断面図。
作状態を説明するために示した断面図。
【図10】図9に示す光スイッチ素子の他の動作状態を
説明するために示した断面図。
説明するために示した断面図。
1、2、3 ガラス基板 4、4′、6、6′ 透明電極 5、5′、7、7′ 配向膜 8、9 液晶 10 入射面 11 出射面 12、13 透明基板 14、15 透明電極 16、17 配向膜 18 液晶 19 電源 20 電源スイッチ A 強誘電体液晶層 B 常誘電体液晶層 LC1、LC2 液晶セル
Claims (5)
- 【請求項1】 互いに対向する一対の主表面を有し、透
光性固体材料からなる導光手段と、前記一対の主表面の
一方に形成された第1の透明電極と、前記第1の透明電
極に対向して配置された第2の透明電極と、前記第1及
び第2の透明電極間に封止された液晶とを備え、前記導
光手段に入射された光を前記一対の主表面間で交互に反
射させて前記導光手段内を伝搬する第1のモードと、前
記導光手段に入射された光を前記第1の透明電極及び前
記液晶を順次介して前記第2の透明電極側から出射させ
る第2のモードとの内の一方のモードを、該第1及び第
2の透明電極間の電場を変化させることによって選択で
きることを特徴とする光スイッチ。 - 【請求項2】 請求項1記載の光スイッチにおいて、前
記導光手段が板状体であることを特徴とする光スイッ
チ。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の光スイッチにおい
て、前記第1の透明電極が前記一対の主表面の前記一方
の全域に形成され、前記第2の透明電極はマトリックス
を形成していることを特徴とする光スイッチ。 - 【請求項4】 請求項1〜3の何れか一つに記載の光ス
イッチにおいて、前記第1のモードにおける前記導光手
段の前記一対の主表面間での前記光の反射が全反射とな
るように、該光の該一対の主表面に対する入射角と該導
光手段及び前記液晶の屈折率とが選定されていることを
特徴とする光スイッチ。 - 【請求項5】 請求項1〜4の何れか一つに記載の光ス
イッチを、光の進行方向に沿って複数個配置したことを
特徴とする光スイッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4806895A JPH07301829A (ja) | 1994-03-11 | 1995-03-08 | 光スイッチ |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6-40957 | 1994-03-11 | ||
| JP4095794 | 1994-03-11 | ||
| JP4806895A JPH07301829A (ja) | 1994-03-11 | 1995-03-08 | 光スイッチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07301829A true JPH07301829A (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=26380466
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4806895A Pending JPH07301829A (ja) | 1994-03-11 | 1995-03-08 | 光スイッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07301829A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8049840B2 (en) | 2004-08-17 | 2011-11-01 | Citizen Holdings Co., Ltd. | Double-sided display apparatus |
-
1995
- 1995-03-08 JP JP4806895A patent/JPH07301829A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8049840B2 (en) | 2004-08-17 | 2011-11-01 | Citizen Holdings Co., Ltd. | Double-sided display apparatus |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040421 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041006 |