JPH0730199U - 空中曳航スリーブ体の切離し装置 - Google Patents
空中曳航スリーブ体の切離し装置Info
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- JPH0730199U JPH0730199U JP6616893U JP6616893U JPH0730199U JP H0730199 U JPH0730199 U JP H0730199U JP 6616893 U JP6616893 U JP 6616893U JP 6616893 U JP6616893 U JP 6616893U JP H0730199 U JPH0730199 U JP H0730199U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 収納した状態で離陸し所望の地点で開傘した
空中曳航スリーブ体を簡単に切り離すことができる装置
を提供する。 【構成】 曳航体1に曳航される空中曳航スリーブ体
3の切離し装置は、(a)曳航体1の後方に突出する前後
動自在な滑走シリンダー13と、(b) 滑走シリンダー13の
後端部に枢動自在に取り付けられた複数のアーム12と、
(c) アーム12の拡開程度を規定するケーブル14と、(d)
滑走シリンダー13を前後に移動させる駆動機構とを有
し、スリーブ体3の曳航中では拡開したアーム12の先端
部にスリーブ体3の冠状金具19が係合した状態にある
が、滑走シリンダー13を曳航体1内に引き込むと、アー
ム12は後方に回動し、もって冠状金具19がアーム12から
脱離することによりスリーブ体3が曳航体1から分離す
る。
空中曳航スリーブ体を簡単に切り離すことができる装置
を提供する。 【構成】 曳航体1に曳航される空中曳航スリーブ体
3の切離し装置は、(a)曳航体1の後方に突出する前後
動自在な滑走シリンダー13と、(b) 滑走シリンダー13の
後端部に枢動自在に取り付けられた複数のアーム12と、
(c) アーム12の拡開程度を規定するケーブル14と、(d)
滑走シリンダー13を前後に移動させる駆動機構とを有
し、スリーブ体3の曳航中では拡開したアーム12の先端
部にスリーブ体3の冠状金具19が係合した状態にある
が、滑走シリンダー13を曳航体1内に引き込むと、アー
ム12は後方に回動し、もって冠状金具19がアーム12から
脱離することによりスリーブ体3が曳航体1から分離す
る。
Description
【0001】
本考案は、地上、海上又は空中の第3者又は器材施設に対する広告宣伝表示又 は軍用機による射撃訓練用標的等として用いる曳航スリーブ体の空中切離し投下 を可能とする曳航体装置に関する。
【0002】
広告宣伝又は標的用の曳航体又はスリーブ体を曳航する方法として、今までに 種々のものが実用化されているが、中でも代表的なものとして次の2つの方法が ある。
【0003】 A.曳航航空機に予め曳航索を介してスリーブ体を装着しておき、飛行場の滑走 路上に曳航索及びスリーブ体を弛まないように航空機の後方に配置してそのまま 離陸し、飛行場に戻ったあと曳航索を切り離す方法。
【0004】 B.曳航体の曳航索を航空機のリール装置に巻き付けた状態で離陸し、目的地に 着いたらリール装置から曳航索を繰り出して曳航体を曳航し、標的として使用し た後リール装置に曳航索を巻き取ることにより曳航体を航空機に戻す方法。
【0005】 上記Aの方法はスリーブ体を広告宣伝用に使用する場合に特に好適であり、ま た標的用としても使用できるが、以下の問題点がある。
【0006】 (1) 飛行前に滑走路上で曳航索及び曳航体を展開するという手作業が必要である 。
【0007】 (2) 曳航索及び曳航体を滑走路上に展開した状態で離陸しなければならないので 、曳航索及びスリーブ体が離陸中に滑走路面と摩擦して摩耗が生じるとともに、 離陸中に曳航索に振動、回転及びよじれ等が生じる場合があり、航空機の離陸中 の安全性に難がある。
【0008】 (3) 離陸地点からスリーブ表示を求められている地点まで、空気抵抗を起こす曳 航索及びスリーブ体を展開させたまま曳航飛行する必要があるので、抵抗が大き く効率的でない。
【0009】 (4) 曳航索は標的用の場合には600〜800mと長く、また広告宣伝用の場合 にも100〜150m程度の長さがあるので、その曳航索の先にスリーブ体を付 けたまま曳航索を切り離すと、回収及び片付けが困難であるとともに(地上に散 乱した長い曳航索を巻き取らなければならない)、切り離されたスリーブ体が空 中を流されて飛行場外に落下するおそれもある。
【0010】 一方、上記Bの方法は、離陸時に上記問題がないので標的用に広く実用化され ているが、以下の問題点がある。
【0011】 (1) 曳航索を繰入れることにより標的用の比較的大型の曳航体を航空機近傍まで 引き寄せると、航空機近傍で起こる乱気流により曳航体及び曳航索の飛行安定性 が悪くなる危険性がある。
【0012】 (2) 空中で繰り出された曳航索に取り付けられている曳航体に着弾すると、曳航 体に回転や揺れじ生じるために、引き寄せられた曳航体が航空機に衝突するおそ れがある。
【0013】 以上の方法の他に、流線状の筒の中に空中曳航スリーブ体を畳み込んでおき、 該筒の尾端部を割開して、ここに生じる局部真空により筒内の空中曳航スリーブ 体を放流させる方法が提案されたが(特公昭7−2006号)、この方法では適 時かつ円滑なスリーブ体の開傘を図ることができない。そのため、この方法はこ れまで採用されたことがない。
【0014】 従って、本考案の目的は、収納した状態で離陸し所望の地点で開傘した空中曳 航スリーブ体を簡単に切離すことができる装置を提供することである。
【0015】
上記課題に鑑み鋭意研究の結果、本考案者は、曳航体に設けた前後動自在な滑 走シリンダーに折り畳み自在のアームを取り付け、その先端部にスリーブ体の紐 を着脱自在に係合させれば、滑走シリンダーの引込みによりアームが後方に回転 して簡単かつ確実にスリーブ体の切離しを行うことができることを発見し、本考 案に想到した。
【0016】 すなわち、本考案の空中曳航スリーブ体3の切離し装置は、(a) 前記曳航体1 の後方に突出するとともに、前後動自在な滑走シリンダー13と、(b) 前記滑走 シリンダー13の後端部に枢動自在に取り付けられた複数のアーム12であって 、前記スリーブ体3の開口端に取り付けられた複数の冠状金具19を先端部に着 脱自在に掛止めするアーム12と、(c) 前記スリーブ体3の曳航状態において前 記アーム12の拡開程度を規定する手段14と、(d) 前記滑走シリンダー13を 前後に移動させる駆動機構とを有し、前記スリーブ体3の曳航中では拡開したア ーム12の先端部に前記スリーブ体3の冠状金具19が係合した状態にあるが、 前記駆動機構により前記滑走シリンダー13を前記曳航体1内に引き込むと、前 記アーム12は後方に回動し、もって前記冠状金具19が前記アーム12から脱 離することにより、前記スリーブ体3が前記曳航体1から分離することを特徴と する。
【0017】
本考案を添付図面を参照して、以下詳細に説明する。 図1は、スリーブ体を収納した袋体2を後部に装着した曳航体1が航空機に装 着された状態を示す。図2は、航空機側からの指令により、スリーブ体3を収納 した袋体2を本考案の機構により切離し、スリーブ体3を開傘させた状態を示す 。図3は、スリーブ体3が完全に開傘された後、航空機の機体側ランチャー4よ り、曳航体1の曳航索5が繰出された状態を示す。図4は、曳航体1の曳航索5 がランチャー4内に繰入れられた後、本考案の切離し機構によりアーム12から スリーブ体3が切離された状態を示す。
【0018】 本考案のスリーブ体切離し機構を説明する前に、まず袋体2の切離し及びスリ ーブ体3の開傘について説明する。図5は、アーム12が拡開してスリーブ体3 が開傘している状態を示し、図6は、スリーブ体3を収納する袋体2が曳航体1 に装着された状態を示す。各アーム12の先端には冠状金具19が被せられてい る。各冠状金具19は外側に係止用突起19aを具備する。また、各アーム12 の先端には、溝12aがあって二又状になっており(図7参照)、また冠状金具 19の両側壁に貫通孔19bが設けられている。
【0019】 冠状金具19の貫通孔19bにはスリーブ体3の開口部に設けられた紐3aが 貫通している。そこで、冠状金具19がアーム12の先端部に被さると、紐3a はアーム12の溝部12a内に入り、紐3aを介してスリーブ体3がアーム12 により支持されることになる。なお、紐3aは、アーム12が完全に拡がった状 態(滑走シリンダー13に対して90°に拡開した状態)になった時に、アーム 12の先端部にぴったり係合するような長さとする。
【0020】 航空機の離陸時には、スリーブ体3は袋体2の中に収容されている。この場合 、冠状金具19の係止用突起19aには袋体2の開口部に設けられた紐11が掛 けられる。係止用突起19aは外側を向いており、かつスリーブ体3が袋体2内 に収納されている状態(図6)では、アーム12は前方に傾斜しているので、紐 11は係止用突起19aから脱着することはない。また紐11は、アーム12が 前方に折り畳まれた状態を保持し得る程度の長さを有するので、アーム12は航 行中拡くことはない。さらにその状態では、冠状金具19もアーム12の先端部 から抜けることはない。
【0021】 アーム12は滑走シリンダー13の末端に枢動自在に取り付けられており、後 方への回転はケーブル14により規制されている。なお、図5には、アーム12 は2本示されているが、これは、説明の簡単化のために2本のみ示しただけで、 3本以上あってもよい。
【0022】 袋体2を切離す機構は、航空機の機体側に装着されているランチャー4のピス トン7と、曳航体1に取り付けられ、かつピストン7と連結しているペダル8と 、ペダル8に回転軸6を介して枢着されたリンク8aと、リンク8aに回転軸6 を介して枢着されたロッド9と、曳航体1に回転軸6により枢動自在に取り付け られ、中間の位置にロッド9の末端が枢動自在に取り付けられたカッター10と からなる。なお、リンク8aは中央部が回転軸6により回転自在に曳航体1に支 持されており、また、ロッド9は、圧縮ばね9aにより常時後方に偏圧されてい る。カッター10は、先端領域に切刃を有し、切刃は紐11を保持する溝を備え た保持部材10aの後方に位置する。
【0023】 このような構成の袋体切離し機構において、航空機の機体側に装着されている ランチャー4のピストン7が曳航体1のペダル8を押すと、リンク8aを介して ロッド9は前方に移動し、ロッド9に取り付けられているカッター10は前方に 回転して、保持部材10a内に保持された止め紐11を切断する。すると、風圧 により袋体2が抜け去り、これによってアーム12が飛行方向の後方へ開き、ス リーブ体3が開傘展開される。図5はアーム12が開傘された状態を示す。スリ ーブ体3の開傘飛行中の抗力は、アーム12と滑走シリンダー13及びケーブル 14により支えられる。
【0024】 次に、スリーブ体3の切離し装置について説明する。スリーブ体3の切離しは 、滑走シリンダー13を前方に移動することにより行う。この滑走シリンダー1 3の駆動機構において、ペダル16は縁端下部にノブ15を有し、ノブ15は滑 走シリンダー13のフランジ17と係合し、滑走シリンダー13の飛行方向への 動きを止めている。また、ノブ15の背面側に圧縮ばね15aが設けられている 。
【0025】 図7は、スリーブ体3が切り離される状態を示す詳細図である。図8に示すよ うに、滑走シリンダー13は内部のスプリング装置(引張りばね)21により、 飛行方向へ偏圧されている。航空機の機体側ランチャー4のピストン18がペダ ル16を押すと、ペダル16は回転軸6を中心に回転してノブ15がフランジ1 7から離脱する。すると、引張りばね21の偏圧力により、滑走シリンダー13 は飛行方向へ滑走する。同時にアーム12が飛行方向後方へ閉じることにより、 掛止めされていたスリーブ体3の冠状金具19が風圧でアームの先端部より抜け 、スリーブ体3は後方へ投下される。同時に折り畳み自在のアーム12の回転軸 部20は曳航体1内部へ引き込まれ、スリーブ体3の切離しは完了する。なお、 図9及び図10に示すように、掛止具22を曳航体1の後部に設ければ、曳航体 1に引き込まれた折り畳み自在のアーム12をより確実に収納固定することがで きる。
【0026】
以上に詳述したように、本考案の空中曳航スリーブ体の切離し装置は、単にス リーブ体を支持するアームを回動するだけでスリーブ体を切離すことができるの で、切離し不良による事故のおそれが全く無い。さらに、スリーブ体とともに曳 航体を切り離す必要がないので、経済的である。
【図1】スリーブ体を収納した袋体を後部に装着した曳
航体が航空機に装着された状態を示す概略図である。
航体が航空機に装着された状態を示す概略図である。
【図2】スリーブ体を収納した袋体を切離してスリーブ
体を開傘させた状態を示す部分概略図である。
体を開傘させた状態を示す部分概略図である。
【図3】スリーブ体が完全に開傘された後、ランチャー
より曳航索が繰出された状態を示す部分概略図である。
より曳航索が繰出された状態を示す部分概略図である。
【図4】曳航索がランチャー内に繰入れられた後、アー
ムからスリーブ体が切離された状態を示す部分概略図で
ある。
ムからスリーブ体が切離された状態を示す部分概略図で
ある。
【図5】アームが拡開してスリーブ体が開傘している状
態を示す詳細図である。
態を示す詳細図である。
【図6】スリーブ体を収納する袋体が曳航体1に装着さ
れている状態を示す詳細図である。
れている状態を示す詳細図である。
【図7】スリーブ体が切り離される状態を示す詳細図で
ある。
ある。
【図8】滑走シリンダー内のスプリング装置を示す部分
破断図である。
破断図である。
【図9】曳航体内にアームが収容される状態を示す部分
破断図である。
破断図である。
【図10】滑走シリンダーの末端に枢動自在に取り付け
られたアームの根元部分の拡大図である。
られたアームの根元部分の拡大図である。
1・・・曳航体 2・・・袋体 3・・・スリーブ体 3a・・・紐 4・・・ランチャー 5・・・曳航索 6・・・回転軸 7・・・ピストン 8・・・ペダル 8a・・・リンク 9・・・ロッド 9a・・・圧縮ばね 10・・・カッター 10a・・・保持部材 11・・・紐 12・・・アーム 12a・・・溝部 13・・・滑走シリンダー 14・・・ケーブル 15・・・ノブ 15a・・・圧縮ばね 16・・・ペダル 17・・・フランジ 18・・・ピストン 19・・・冠状金具 19a・・・係止用突起 19b・・・貫通孔 20・・・軸部 21・・・スプリング装置 22・・・掛止具
Claims (2)
- 【請求項1】 曳航体1に曳航される空中曳航スリーブ
体3の切離し装置において、 (a) 前記曳航体1の後方に突出するとともに、前後動自
在な滑走シリンダー13と、 (b) 前記滑走シリンダー13の後端部に枢動自在に取り
付けられた複数のアーム12であって、前記スリーブ体
3の開口端に取り付けられた複数の冠状金具19を先端
部に着脱自在に掛止めするアーム12と、 (c) 前記スリーブ体3の曳航状態において前記アーム1
2の拡開程度を規定する手段14と、 (d) 前記滑走シリンダー13を前後に移動させる駆動機
構とを有し、前記スリーブ体3の曳航中では拡開したア
ーム12の先端部に前記スリーブ体3の冠状金具19が
係合した状態にあるが、前記駆動機構により前記滑走シ
リンダー13を前記曳航体1内に引き込むと、前記アー
ム12は後方に回動し、もって前記冠状金具19が前記
アーム12から脱離することにより、前記スリーブ体3
が前記曳航体1から分離することを特徴とする装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の空中曳航スリーブ体の
切離し装置において、前記滑走シリンダー13を常時前
方に偏圧するスプリンク機構と、前記滑走シリンダー1
3の前方への移動を阻止するラッチ機構とを有し、前記
ラッチ機構を脱離させることにより、前記滑走シリンダ
ー13を前方に移動させ、もって前記アーム12を後方
に回動させることを特徴とする装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6616893U JP2528489Y2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 空中曳航スリーブ体の切離し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6616893U JP2528489Y2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 空中曳航スリーブ体の切離し装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0730199U true JPH0730199U (ja) | 1995-06-06 |
| JP2528489Y2 JP2528489Y2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=13308061
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6616893U Expired - Lifetime JP2528489Y2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 空中曳航スリーブ体の切離し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2528489Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-18 JP JP6616893U patent/JP2528489Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2528489Y2 (ja) | 1997-03-12 |
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