JPH07302128A - 電流制御装置 - Google Patents
電流制御装置Info
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- JPH07302128A JPH07302128A JP6096625A JP9662594A JPH07302128A JP H07302128 A JPH07302128 A JP H07302128A JP 6096625 A JP6096625 A JP 6096625A JP 9662594 A JP9662594 A JP 9662594A JP H07302128 A JPH07302128 A JP H07302128A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ノイズに影響されることなく常に適正な電流
を付与することができる電流制御装置を提供すること。 【構成】 付与する電流の特性を電流指令として発する
電流指令発生器1と、出力された電流を検出する電流セ
ンサ8と、前記電流指令と検出された出力電流との差を
求める偏差処理器2と、この偏差処理器2の出力を増幅
する電流アンプ3と、三角波信号を発生する三角波信号
発生器4と、前記電流アンプ3の出力信号と前記三角波
信号とを比較する比較器5と、この比較器5の出力信号
の立上りを所定時間だけ遅らせたデッドタイム回路出力
を出力するデッドタイム回路6と、このデッドタイム回
路出力に応じた電流を外部に出力するパワーアンプ7と
を有する電流制御装置において、前記デッドタイム回路
6の出力信号を強制的に遅らせる遅延回路10を設けた
ことを特徴とする。
を付与することができる電流制御装置を提供すること。 【構成】 付与する電流の特性を電流指令として発する
電流指令発生器1と、出力された電流を検出する電流セ
ンサ8と、前記電流指令と検出された出力電流との差を
求める偏差処理器2と、この偏差処理器2の出力を増幅
する電流アンプ3と、三角波信号を発生する三角波信号
発生器4と、前記電流アンプ3の出力信号と前記三角波
信号とを比較する比較器5と、この比較器5の出力信号
の立上りを所定時間だけ遅らせたデッドタイム回路出力
を出力するデッドタイム回路6と、このデッドタイム回
路出力に応じた電流を外部に出力するパワーアンプ7と
を有する電流制御装置において、前記デッドタイム回路
6の出力信号を強制的に遅らせる遅延回路10を設けた
ことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の産業機器の駆動
源として利用されているモータ等に付与される電流を制
御する電流制御装置に関する。
源として利用されているモータ等に付与される電流を制
御する電流制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来の電流制御装置は例えば図
5に示すように形成されている。この図5はモータに付
与する電流を制御するように形成されている。
5に示すように形成されている。この図5はモータに付
与する電流を制御するように形成されている。
【0003】この図5に示す従来の電流制御装置の構成
と作用とを、図6を用いて以下に説明する。
と作用とを、図6を用いて以下に説明する。
【0004】従来の電流制御装置においては、図5の最
左部の電流指令発生器1よりモータ9に付与すべき電流
の特性を示す電流指令を偏差処理器2に出力する。この
偏差処理器2においては、電流センサ8で検出したモー
タ9に付与されるモータ電流と前記電流指令との差を演
算し、その差を電流アンプ3に向けて出力する。この電
流アンプ3においては、偏差処理器2の出力信号を増幅
して、図6の(1)で示す電流アンプ出力を比較器5の
2つの比較器5a、5bの−側入力端子と+側入力端子
とに向けて出力する。これらの2つの比較器5a、5b
の+側入力端子、−側入力端子には、それぞれ三角波信
号発生器4から、図6の(2)で示す三角波信号出力が
入力される。そして、比較器5の2つの比較器5a、5
bにおいては、電流アンプ3の出力信号と三角波信号発
生器4の出力信号とを比較し、図6の(3)および
(4)で示すPWM(パルス幅変調)信号をデッドタイ
ム回路6に向けて出力する。このデッドタイム回路6に
おいては、パワーアンプ7内のパワーデバイスの上下短
絡防止のため、図6の(3)および(4)で示す比較器
5の出力信号の立上り(パワーアンプ7内のパワーデバ
イスをOFFからONにする箇所)をtd時間だけ遅ら
せて、図6の(5)および(6)で示すデッドタイム回
路出力をパワーアンプ7に向けて出力する。このパワー
アンプ7においては、デッドタイム回路6の前記出力信
号を受けてモータ9に電力を供給する。この時のモータ
9に流れる電流値が電流センサ8により検出されて前記
偏差処理器2にフィードバックされる。
左部の電流指令発生器1よりモータ9に付与すべき電流
の特性を示す電流指令を偏差処理器2に出力する。この
偏差処理器2においては、電流センサ8で検出したモー
タ9に付与されるモータ電流と前記電流指令との差を演
算し、その差を電流アンプ3に向けて出力する。この電
流アンプ3においては、偏差処理器2の出力信号を増幅
して、図6の(1)で示す電流アンプ出力を比較器5の
2つの比較器5a、5bの−側入力端子と+側入力端子
とに向けて出力する。これらの2つの比較器5a、5b
の+側入力端子、−側入力端子には、それぞれ三角波信
号発生器4から、図6の(2)で示す三角波信号出力が
入力される。そして、比較器5の2つの比較器5a、5
bにおいては、電流アンプ3の出力信号と三角波信号発
生器4の出力信号とを比較し、図6の(3)および
(4)で示すPWM(パルス幅変調)信号をデッドタイ
ム回路6に向けて出力する。このデッドタイム回路6に
おいては、パワーアンプ7内のパワーデバイスの上下短
絡防止のため、図6の(3)および(4)で示す比較器
5の出力信号の立上り(パワーアンプ7内のパワーデバ
イスをOFFからONにする箇所)をtd時間だけ遅ら
せて、図6の(5)および(6)で示すデッドタイム回
路出力をパワーアンプ7に向けて出力する。このパワー
アンプ7においては、デッドタイム回路6の前記出力信
号を受けてモータ9に電力を供給する。この時のモータ
9に流れる電流値が電流センサ8により検出されて前記
偏差処理器2にフィードバックされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の電流制御装置においては、ノイズによる影響を受け
て適正な電流制御を行なうことができないという問題点
があった。
来の電流制御装置においては、ノイズによる影響を受け
て適正な電流制御を行なうことができないという問題点
があった。
【0006】この従来の問題点をノイズが発生した時の
各出力波形を図6と同様にして示す図7により説明す
る。
各出力波形を図6と同様にして示す図7により説明す
る。
【0007】大電力を図5に示すような従来の電流制御
装置のようにスイッチングで制御する場合、パワーアン
プ7部においてはスイッチングに同期して比較的レベル
の大きなノイズが発生し、そのノイズがパワーアンプ7
の近くに置かれる電流センサ8に検出されることがしば
しばある。この電流センサ8の出力信号は電流アンプ3
によって増幅されるため、ノイズレベルも増幅され、図
7の(1)′に示す電流アンプ3の出力にピーク部a、
bとして現われる。この電流アンプ出力信号が図7の
(2)′に示す三角波信号出力と比較器5の2つの比較
器5a、5bにおいて比較され、その比較結果に基づい
てスイッチング信号が作られる。この時、デッドタイム
回路6における遅れおよびパワーアンプ7における遅れ
を含めても、ノイズレベルが三角波信号出力を越える程
度に大きな場合には、図7の(3)′および(4)′に
示す比較器出力のc部分並びに同図(5)′および
(6)′に示すデッドタイム回路出力のd部分のような
チャタリングが発生することになり、電流制御性能の劣
化や急激なトルク変動による異音発生等の問題が発生す
る。
装置のようにスイッチングで制御する場合、パワーアン
プ7部においてはスイッチングに同期して比較的レベル
の大きなノイズが発生し、そのノイズがパワーアンプ7
の近くに置かれる電流センサ8に検出されることがしば
しばある。この電流センサ8の出力信号は電流アンプ3
によって増幅されるため、ノイズレベルも増幅され、図
7の(1)′に示す電流アンプ3の出力にピーク部a、
bとして現われる。この電流アンプ出力信号が図7の
(2)′に示す三角波信号出力と比較器5の2つの比較
器5a、5bにおいて比較され、その比較結果に基づい
てスイッチング信号が作られる。この時、デッドタイム
回路6における遅れおよびパワーアンプ7における遅れ
を含めても、ノイズレベルが三角波信号出力を越える程
度に大きな場合には、図7の(3)′および(4)′に
示す比較器出力のc部分並びに同図(5)′および
(6)′に示すデッドタイム回路出力のd部分のような
チャタリングが発生することになり、電流制御性能の劣
化や急激なトルク変動による異音発生等の問題が発生す
る。
【0008】一方、ノイズを低減するためにローパスフ
ィルタ等を付加することが考えられるが応答性の劣化を
招いてしまうという問題点がある。
ィルタ等を付加することが考えられるが応答性の劣化を
招いてしまうという問題点がある。
【0009】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、ノイズに影響されることなく常に適正な電流を
付与することができ、ノイズの発生するタイミングを三
角波信号に対してずらさせ、三角波信号にノイズがかか
ることを防止して、チャッタリングの発生を皆無とさせ
て電流制御性を向上させることができ、トルクの急激な
変動を防止して異音等の発生をなくすることができ、ロ
ーパスフィルタ等を付加することなくノイズに対する影
響を低減させて応答性の劣化を招くことのない電流制御
装置を提供することを目的とする。
であり、ノイズに影響されることなく常に適正な電流を
付与することができ、ノイズの発生するタイミングを三
角波信号に対してずらさせ、三角波信号にノイズがかか
ることを防止して、チャッタリングの発生を皆無とさせ
て電流制御性を向上させることができ、トルクの急激な
変動を防止して異音等の発生をなくすることができ、ロ
ーパスフィルタ等を付加することなくノイズに対する影
響を低減させて応答性の劣化を招くことのない電流制御
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の電流制御装置は、付与する電流の特性を電
流指令として発する電流指令発生器と、出力された電流
を検出する電流センサと、前記電流指令と検出された出
力電流との差を求める偏差処理器と、この偏差処理器の
出力を増幅する電流アンプと、三角波信号を発生する三
角波信号発生器と、前記電流アンプの出力信号と前記三
角波信号とを比較する比較器と、この比較器の出力信号
の立上りを所定時間だけ遅らせたデッドタイム回路出力
を出力するデッドタイム回路と、このデッドタイム回路
出力に応じた電流を外部に出力するパワーアンプとを有
する電流制御装置において、前記パワーアンプの動作に
伴って発生し、前記電流センサにより検出されるノイズ
の影響を受けないように前記デッドタイム回路の出力信
号を強制的に遅らせる遅延回路を設けたことを特徴とす
る。
に、本発明の電流制御装置は、付与する電流の特性を電
流指令として発する電流指令発生器と、出力された電流
を検出する電流センサと、前記電流指令と検出された出
力電流との差を求める偏差処理器と、この偏差処理器の
出力を増幅する電流アンプと、三角波信号を発生する三
角波信号発生器と、前記電流アンプの出力信号と前記三
角波信号とを比較する比較器と、この比較器の出力信号
の立上りを所定時間だけ遅らせたデッドタイム回路出力
を出力するデッドタイム回路と、このデッドタイム回路
出力に応じた電流を外部に出力するパワーアンプとを有
する電流制御装置において、前記パワーアンプの動作に
伴って発生し、前記電流センサにより検出されるノイズ
の影響を受けないように前記デッドタイム回路の出力信
号を強制的に遅らせる遅延回路を設けたことを特徴とす
る。
【0011】また、前記遅延回路をデッドタイム回路の
機能をも発揮するように形成してもよい。
機能をも発揮するように形成してもよい。
【0012】
【作用】本発明によれば、パワーアンプの動作に伴って
発生し、電流センサにより検出されるノイズの影響を受
けないように遅延回路がデッドタイム回路の出力信号を
強制的に遅らせるので、ノイズの発生するタイミングが
三角波信号に対してずれることとなり、三角波信号にノ
イズがかからなくなり、比較器出力およびデッドタイム
回路出力にチャッタリングが発生することがなくなり、
電流指令発生器の電流指令に忠実に対応した適正な電流
を外部に出力することができ、電流制御性を大きく向上
させることができる。
発生し、電流センサにより検出されるノイズの影響を受
けないように遅延回路がデッドタイム回路の出力信号を
強制的に遅らせるので、ノイズの発生するタイミングが
三角波信号に対してずれることとなり、三角波信号にノ
イズがかからなくなり、比較器出力およびデッドタイム
回路出力にチャッタリングが発生することがなくなり、
電流指令発生器の電流指令に忠実に対応した適正な電流
を外部に出力することができ、電流制御性を大きく向上
させることができる。
【0013】また、前記遅延回路をデッドタイム回路の
機能をも発揮するように形成すれば、構成をコンパクト
にすることができる。
機能をも発揮するように形成すれば、構成をコンパクト
にすることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1から図4につい
て説明する。
て説明する。
【0015】図1は本発明の1実施例を示す電流制御装
置の構成図である。図1において従来例と同一部分には
同一符号を付してある。
置の構成図である。図1において従来例と同一部分には
同一符号を付してある。
【0016】本実施例の電流制御装置は、図5に示す従
来の電流制御装置のデッドタイム回路6とパワーアンプ
7との間に、パワーアンプ7の動作に伴って発生し、電
流センサ8により検出されるノイズの影響を受けないよ
うに前記デッドタイム回路6の出力信号を強制的に遅ら
せる遅延回路10を設けたものであり、その他の構成は
従来例と同様に形成されている。
来の電流制御装置のデッドタイム回路6とパワーアンプ
7との間に、パワーアンプ7の動作に伴って発生し、電
流センサ8により検出されるノイズの影響を受けないよ
うに前記デッドタイム回路6の出力信号を強制的に遅ら
せる遅延回路10を設けたものであり、その他の構成は
従来例と同様に形成されている。
【0017】次に、本実施例の作用を図2を用いて説明
する。
する。
【0018】この図2の各波形は本実施例装置の構成各
部の出力信号を示し、(1)″は電流アンプ3の出力波
形、(2)″は三角波信号発生器4の出力波形、
(3)″および(4)″は2つの比較器5a、5bの出
力波形、(5)″および(6)″はデッドタイム回路6
の出力波形、(7)″および(8)″は遅延回路10の
出力波形を示している。
部の出力信号を示し、(1)″は電流アンプ3の出力波
形、(2)″は三角波信号発生器4の出力波形、
(3)″および(4)″は2つの比較器5a、5bの出
力波形、(5)″および(6)″はデッドタイム回路6
の出力波形、(7)″および(8)″は遅延回路10の
出力波形を示している。
【0019】本実施例の電流制御装置においては、図1
の最左部の電流指令発生器1よりモータ9に付与すべき
電流の特性を示す電流指令を偏差処理器2に出力する。
この偏差処理器2においては、電流センサ8で検出した
モータ9に付与されるモータ電流と前記電流指令との差
を演算し、その差を電流アンプ3に向けて出力する。こ
の電流アンプ3においては、偏差処理器2の出力信号を
増幅して、図2の(1)″で示す電流アンプ出力を比較
器5の2つの比較器5a、5bの−側入力端子と+側入
力端子とに向けて出力する。これらの2つの比較器5
a、5bの+側入力端子、−側入力端子には、それぞれ
三角波信号発生器4から、図2の(2)″で示す三角波
信号出力が入力される。そして、比較器5の2つの比較
器5a、5bにおいては、電流アンプ3の出力信号と三
角波信号発生器4の出力信号とを比較し、図2の
(3)″および(4)″で示すPWM(パルス幅変調)
信号をデッドタイム回路6に向けて出力する。このデッ
ドタイム回路6においては、パワーアンプ7内のパワー
デバイスの上下短絡防止のため、図2の(3)″および
(4)″で示す比較器5の出力信号の立上り(パワーア
ンプ7内のパワーデバイスをOFFからONにする箇
所)を所定のtd時間だけ遅らせて、図2の(5)″お
よび(6)″で示すデッドタイム回路出力を遅延回路1
0に向けて出力する。この遅延回路10においては、デ
ッドタイム回路出力信号を所定のtL時間だけ遅らせ
て、図2の(7)″および(8)″で示す遅延回路出力
をパワーアンプ7に向けて出力する。この所定のtL時
間は、パワーアンプ7の動作に伴って発生し、電流セン
サ8により検出されるモータ9の電流中に含まれるノイ
ズによりチャッタリングを起こす等の影響を受けないと
ころまでデッドタイム回路6の出力信号を強制的に遅ら
せるに必要な長さに設定されている。そして、パワーア
ンプ7においては、遅延回路10の前記出力信号を受け
てモータ9に電力を供給する。この時のモータ9に流れ
る電流値が電流センサ8により検出されて前記偏差処理
器2にフィードバックされる。本実施例においては、パ
ワーアンプ7の動作に伴って発生するノイズが、図2の
(1)″で示す電流アンプ出力にピーク部分a″、b″
として現れるが、図7の従来例と比較して、遅延回路1
0によりデッドタイム回路出力信号をtL時間だけ遅ら
せている分だけ当該ピーク部分a″、b″も遅れ、三角
波信号にノイズがかからなくなる。従って、図2の
(3)″および(4)″で示す比較器出力信号並びに同
図の(5)″および(6)″で示すデッドタイム回路出
力にチャッタリングが発生することがなくなり、電流指
令発生器1の電流指令に忠実に対応した適正な電流をパ
ワーアンプ7からモータ9に付与することができる。
の最左部の電流指令発生器1よりモータ9に付与すべき
電流の特性を示す電流指令を偏差処理器2に出力する。
この偏差処理器2においては、電流センサ8で検出した
モータ9に付与されるモータ電流と前記電流指令との差
を演算し、その差を電流アンプ3に向けて出力する。こ
の電流アンプ3においては、偏差処理器2の出力信号を
増幅して、図2の(1)″で示す電流アンプ出力を比較
器5の2つの比較器5a、5bの−側入力端子と+側入
力端子とに向けて出力する。これらの2つの比較器5
a、5bの+側入力端子、−側入力端子には、それぞれ
三角波信号発生器4から、図2の(2)″で示す三角波
信号出力が入力される。そして、比較器5の2つの比較
器5a、5bにおいては、電流アンプ3の出力信号と三
角波信号発生器4の出力信号とを比較し、図2の
(3)″および(4)″で示すPWM(パルス幅変調)
信号をデッドタイム回路6に向けて出力する。このデッ
ドタイム回路6においては、パワーアンプ7内のパワー
デバイスの上下短絡防止のため、図2の(3)″および
(4)″で示す比較器5の出力信号の立上り(パワーア
ンプ7内のパワーデバイスをOFFからONにする箇
所)を所定のtd時間だけ遅らせて、図2の(5)″お
よび(6)″で示すデッドタイム回路出力を遅延回路1
0に向けて出力する。この遅延回路10においては、デ
ッドタイム回路出力信号を所定のtL時間だけ遅らせ
て、図2の(7)″および(8)″で示す遅延回路出力
をパワーアンプ7に向けて出力する。この所定のtL時
間は、パワーアンプ7の動作に伴って発生し、電流セン
サ8により検出されるモータ9の電流中に含まれるノイ
ズによりチャッタリングを起こす等の影響を受けないと
ころまでデッドタイム回路6の出力信号を強制的に遅ら
せるに必要な長さに設定されている。そして、パワーア
ンプ7においては、遅延回路10の前記出力信号を受け
てモータ9に電力を供給する。この時のモータ9に流れ
る電流値が電流センサ8により検出されて前記偏差処理
器2にフィードバックされる。本実施例においては、パ
ワーアンプ7の動作に伴って発生するノイズが、図2の
(1)″で示す電流アンプ出力にピーク部分a″、b″
として現れるが、図7の従来例と比較して、遅延回路1
0によりデッドタイム回路出力信号をtL時間だけ遅ら
せている分だけ当該ピーク部分a″、b″も遅れ、三角
波信号にノイズがかからなくなる。従って、図2の
(3)″および(4)″で示す比較器出力信号並びに同
図の(5)″および(6)″で示すデッドタイム回路出
力にチャッタリングが発生することがなくなり、電流指
令発生器1の電流指令に忠実に対応した適正な電流をパ
ワーアンプ7からモータ9に付与することができる。
【0020】図3は遅延回路10の具体的な実施例を示
す。
す。
【0021】本実施例の遅延回路10はデッドタイム回
路6の機能も発揮できるように形成されている。
路6の機能も発揮できるように形成されている。
【0022】図3において、最左部の比較器5の2つの
比較器5a、5bの各出力端子は、遅延回路10の2つ
の比較器10a、10bの+側入力端子にそれぞれ抵抗
R1、R2 およびコンデンサCを介して接続されてい
る。各比較器10a、10bの−側入力端子は接地され
ている。
比較器5a、5bの各出力端子は、遅延回路10の2つ
の比較器10a、10bの+側入力端子にそれぞれ抵抗
R1、R2 およびコンデンサCを介して接続されてい
る。各比較器10a、10bの−側入力端子は接地され
ている。
【0023】次に、本実施例の遅延回路10の作用を図
4を用いて説明する。
4を用いて説明する。
【0024】この図4の各波形は本実施例装置の構成各
部の出力信号を示し、(a)および(b)は各比較器5
a、5bの出力波形、(c)および(d)は抵抗R1 、
R2およびコンデンサCにより構成される回路の出力波
形(比較器10a、10bへの入力波形である)、
(e)および(f)は各比較器10a、10bの出力波
形を示している。
部の出力信号を示し、(a)および(b)は各比較器5
a、5bの出力波形、(c)および(d)は抵抗R1 、
R2およびコンデンサCにより構成される回路の出力波
形(比較器10a、10bへの入力波形である)、
(e)および(f)は各比較器10a、10bの出力波
形を示している。
【0025】比較器5を形成する各比較器5a、5bの
出力波形(a)および(b)の電圧は、比較器5の電源
電圧を例えば±15Vとすると、約±15Vの値とな
る。これらの比較器5a、5bの出力は、それぞれ抵抗
R1 、R2 およびコンデンサCにより構成される回路を
通ることにより、図4の(c)および(d)で示すよう
に、立上り、立下りの波形が抵抗R1 、R2 およびコン
デンサCで決定される遅れを有するようになる。これら
の立上り、立下りに遅れを有する前記信号(c)および
(d)は、次に比較器10a、10bにおいてGNDレ
ベルと比較される。そして、各比較器10a、10bか
ら、図4の(e)および(f)に示すように、前記各比
較器5a、5bの出力波形(a)および(b)の立上り
および立下りをt1 時間もしくはt2 時間遅延させた波
形の出力信号がパワーアンプ8に向けて出力される。
出力波形(a)および(b)の電圧は、比較器5の電源
電圧を例えば±15Vとすると、約±15Vの値とな
る。これらの比較器5a、5bの出力は、それぞれ抵抗
R1 、R2 およびコンデンサCにより構成される回路を
通ることにより、図4の(c)および(d)で示すよう
に、立上り、立下りの波形が抵抗R1 、R2 およびコン
デンサCで決定される遅れを有するようになる。これら
の立上り、立下りに遅れを有する前記信号(c)および
(d)は、次に比較器10a、10bにおいてGNDレ
ベルと比較される。そして、各比較器10a、10bか
ら、図4の(e)および(f)に示すように、前記各比
較器5a、5bの出力波形(a)および(b)の立上り
および立下りをt1 時間もしくはt2 時間遅延させた波
形の出力信号がパワーアンプ8に向けて出力される。
【0026】この時の遅延時間t1 およびt2 は下式 t1 =(R1 +R2 )C・ln(1/2) t2 =R1 C・ln(1/2) によって得られる。
【0027】本実施例においては、立上りと立下りで遅
延時間をt1 −t2 =tdの関係にすることにより、遅
延回路10がデッドタイム回路6の機能も発揮できるよ
うに形成されている。
延時間をt1 −t2 =tdの関係にすることにより、遅
延回路10がデッドタイム回路6の機能も発揮できるよ
うに形成されている。
【0028】なお、本実施例においては、抵抗R1 、R
2 およびコンデンサCを利用し、アナログ的に遅延時間
t1 およびt2 を作り出したが、ワンショット等の素子
を利用し、デジタル式に遅延時間を作り出しても同効果
が得られることはいうまでもない。
2 およびコンデンサCを利用し、アナログ的に遅延時間
t1 およびt2 を作り出したが、ワンショット等の素子
を利用し、デジタル式に遅延時間を作り出しても同効果
が得られることはいうまでもない。
【0029】また、遅延時間t1 およびt2 は固定でも
効果はあるが、これらをt1 −t2=tdの関係を保ち
つつ、例えば電流アンプ3の出力レベルに応じて可変と
するようなものに形成すると、より適正な電流制御を行
なうことができる。
効果はあるが、これらをt1 −t2=tdの関係を保ち
つつ、例えば電流アンプ3の出力レベルに応じて可変と
するようなものに形成すると、より適正な電流制御を行
なうことができる。
【0030】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、必要に応じて変更することができる。
のではなく、必要に応じて変更することができる。
【0031】
【発明の効果】このように本発明の電流制御装置は構成
され作用するものであるから、(1) ノイズに影響さ
れることなく常に適正な電流を付与することができ、
(2) ノイズの発生するタイミングを三角波信号に対
してずらさせ、三角波信号にノイズがかかることを防止
して、チャッタリングの発生を皆無とさせて電流制御性
を向上させることができ、(3) トルクの急激な変動
を防止して異音等の発生をなくすることができ、(4)
ローパスフィルタ等を付加することなくノイズに対す
る影響を低減させて応答性の劣化を招くことがない等の
効果を奏する。
され作用するものであるから、(1) ノイズに影響さ
れることなく常に適正な電流を付与することができ、
(2) ノイズの発生するタイミングを三角波信号に対
してずらさせ、三角波信号にノイズがかかることを防止
して、チャッタリングの発生を皆無とさせて電流制御性
を向上させることができ、(3) トルクの急激な変動
を防止して異音等の発生をなくすることができ、(4)
ローパスフィルタ等を付加することなくノイズに対す
る影響を低減させて応答性の劣化を招くことがない等の
効果を奏する。
【図1】本発明の電流制御装置の1実施例を示すブロッ
ク図
ク図
【図2】本発明装置の構成各部の出力信号を示す波形図
【図3】本発明の遅延回路の1実施例を示す回路図
【図4】図3の遅延回路の構成各部の出力信号を示す波
形図
形図
【図5】従来の電流制御装置の1例を示すブロック図
【図6】従来装置の構成各部の出力信号を示す波形図
【図7】ノイズが発生した時の従来装置の構成各部の出
力信号を示す波形図
力信号を示す波形図
1 電流指令発生器 2 偏差処理器 3 電流アンプ 4 三角波発生器 5、5a、5b、10a、10b 比較器 6 デッドタイム回路 7 パワーアンプ 8 電流センサ 9 モータ 10 遅延回路
Claims (1)
- 【請求項1】 付与する電流の特性を電流指令として発
する電流指令発生器と、出力された電流を検出する電流
センサと、前記電流指令と検出された出力電流との差を
求める偏差処理器と、この偏差処理器の出力を増幅する
電流アンプと、三角波信号を発生する三角波信号発生器
と、前記電流アンプの出力信号と前記三角波信号とを比
較する比較器と、この比較器の出力信号の立上りを所定
時間だけ遅らせたデッドタイム回路出力を出力するデッ
ドタイム回路と、このデッドタイム回路出力に応じた電
流を外部に出力するパワーアンプとを有する電流制御装
置において、前記デッドタイム回路の出力信号を強制的
に遅らせる遅延回路を設けたことを特徴とする電流制御
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6096625A JPH07302128A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | 電流制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6096625A JPH07302128A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | 電流制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07302128A true JPH07302128A (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=14170028
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6096625A Pending JPH07302128A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | 電流制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07302128A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006352741A (ja) * | 2005-06-20 | 2006-12-28 | Nec Electronics Corp | デッドタイム制御回路 |
| CN108964622A (zh) * | 2018-06-26 | 2018-12-07 | 合肥市汤诚集成电路设计有限公司 | 一种基于bcd高压工艺f类音频功率放大器 |
-
1994
- 1994-05-10 JP JP6096625A patent/JPH07302128A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006352741A (ja) * | 2005-06-20 | 2006-12-28 | Nec Electronics Corp | デッドタイム制御回路 |
| CN108964622A (zh) * | 2018-06-26 | 2018-12-07 | 合肥市汤诚集成电路设计有限公司 | 一种基于bcd高压工艺f类音频功率放大器 |
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